iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

アドベンチャー

スライドプリンセス - 姫様がかわいい丁寧な作りの脱出ゲーム

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かわいいお姫様と執事のヨウムがお城の地下を探険する、作りの良い脱出ゲームが公開されています。
脱出ゲーム スライドプリンセス」です。

無料の広告付き脱出ゲームは数多くありますが、この作品は丁寧に作られていて謎解きのバランスも良く、他よりも1ランク上の印象があります。
行き詰まっても動画広告を見ることで図解のヒントを貰えるなど、遊びやすい内容。
気になるストーリーもあり、高く評価されているのも頷けるアプリですね。

ただし広告は多めで、下部には常にバナー広告があり、ステージ選択時やクリア時にも大型の広告が表示されます。
もちろんこれらがあるから無料になっている訳ですが・・・
なお、課金やスタミナはありません。

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逆転裁判4 - 有名な法廷バトルアドベンチャー、賛否の4作目

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被告人の無実を勝ち取るため、弁護士の主人公が証人たちの発言のムジュンを指摘していく、コメディー法廷アドベンチャーゲーム「逆転裁判」。
有名なタイトルのため、ゲームに詳しくなくてもご存じの方が多いでしょう。
その4作目が iPhone / iPad で公開されました。
逆転裁判4」です。

この4作目は・・・ 逆転裁判の中では黒歴史のように言われることが多いです。
1~3、そしての主人公であったナルホドくんこと「成歩堂 龍一」は脇役になっており、おまけにドロップアウトした残念な若者のような風貌で、その変わりっぷりに批判が続発。
実際にはそれ自体が物語の核心になっており、私的には十分面白い内容だったと思うのですが・・・
まあ、巷の批判は酷かったですね。

iOS でも1~3の後は4を飛ばしてが公開されたため、このまま闇に葬られるのかと思っていたのですが、6月に 3DS で発売された逆転裁判6が、ナルホドくんと4の主人公オドロキくんこと「王泥喜 法介」のダブル主人公であったためか、ここに来て4の復活となったようです。

内容はいつもの逆転裁判。 法廷で争うゲームであるため難しい内容だと思う人もいるかもしれませんが、出てくるのはヘンな人ばかりで、ギャグ満載の笑えるゲームです。
もちろん推理が必要な場面も多く、案件はすべて殺人事件、ユーモアとサスペンスが同居した作りですね。

アプリ本体の価格は 120 円。 ただし 120 円では体験版に過ぎず、プレイできるのは1章の前半まで。
全話の一括購入には 2200 円かかります。 合計だと 2320 円ですね。
本体を 120 円にしたのは・・・ たぶんセールによる定期的な販促を考えてのことだと思います。
ちなみに 逆転裁判5 も 120 円になっています。

なお、iTunes ストアの評価がやたら低いですが、これは「120 円払ったのに途中で金払えって言われた! セコい!」「これは 120 円の買い切りだと勘違いさせる詐欺商法だ!」みたいな意見のためです。
・・・120 円で逆裁4が全部できる訳ねーだろ!!
暴言かも知れませんが、内容に言及しているならともかく、このアプリに関しては iTunes の評価は無視して良いと思います。

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Burly Men at Sea: 三人の海の男

NHK Eテレ(教育テレビ)のような絵柄、音楽、物語。
シュールでホノボノしたショートムービーを見るような、簡易アドベンチャーゲームが公開されています。
Burly Men at Sea: 三人の海の男」です。

iTunes のストアでもオススメに選ばれていた、とてもセンスの良い作品で、海外では数々のインディーズゲームの表彰を受けています。
ただ、ゲームと言うより、インタラクティブ絵本といった感じの内容。
途中の行動で展開が変わりますが、10 分ほどで終了になる短いストーリーです。

価格は 600 円。 いきなりこう言うのも何ですが、内容を考えると高く感じるのが本音・・・
こうした芸術的な作品に高い価値を見出せる人向け、といったアプリですね。
開発したのは各国を放浪している2人のご夫婦とのこと。 文章は日本語化されています。

Burly Men at Sea 三人の海の男

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Lifeline:ホワイトアウト / Lifeline:クライシス・ライン

スマホのテキストアドベンチャーゲームシリーズ「Lifeline」。
文字のみで進行する非常にシンプルなゲームですが、チャット形式のスタイルと、一周回って目新しいゲーム性がウケて、世界的なヒットになっている作品です。
Apple Watch で楽しめるゲームとして、Apple も猛プッシュしていました。

そんな Lifeline に4作目と5作目が登場しています。
Lifeline:ホワイトアウト」と、「Lifeline:クライシス・ライン」です。

どちらも過去3作との直接の繋がりはありません。
よって過去作をプレイしていなくても問題なく楽しめます。

4作目のホワイトアウトは、1作目や3作目と同じ「遭難」もの。
ゲーム進行も過去作を踏襲していて、従来通りの Lifeline と言えますね。
一方、5作目のクライシスラインは、過去作とはかなり雰囲気が変わっています。
題材も「殺人事件の推理サスペンス」で、アドベンチャーゲームとしては一般的ですが、Lifeline としては今までになかったタイプ。
ただ、どちらもプレイヤーは主人公にアドバイスをする、第三者的な立場なのは変わりません。

価格は(9/30 時点で)ホワイトアウトは 240 円、クライシスラインは 360 円
Lifeline 1~3 はすべて値段が 240 円に統一されたので、クライシスラインも旧作になったら 240 円に下がるかもしれません。
買い切りゲームなので課金・広告・スタミナ等はありません。

まずは4作目「Lifeline:ホワイトアウト」からご紹介します。

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見失い島(迷失島 ISOLAND)

独特なタッチの絵が魅力の、適度な歯応えのあるポイントクリック型アドベンチャーゲーム(脱出ゲーム)が公開されています。
見失い島」です。

中華圏で作られたゲームで、元の名前は「迷失島 ISOLAND」。
翻訳が微妙で、見失い島というのは機械翻訳で付けられてしまった名前のようです。
ただ、ゲーム中のメッセージは意味不明という程ではありません。

イラストに味があり、海外の絵本のような、日本ではあまり見ないデザインです。
画面にはノイズが走っていて古い映画のような雰囲気を出しており、ところどころにアニメーションする部分もある、丁寧に作られた謎解きゲームですね。
この系統としては難易度は高めですが、ヒントが各所に散りばめられていて、難しすぎる程ではありません。

価格は 120 円。 買い切りゲームですが、ヒントを見るには動画広告の視聴が必要です。
また、どうしても解らないシーンの解答を教えて貰う課金があります。

見失い島 迷失島 ISOLAND

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Samorost 3(サモロスト3)

NHK Eテレ(教育テレビ)のミニアニメーションのような、細密に描かれた不思議な世界を旅するアドベンチャーゲームが公開されています。
Samorost 3(サモロスト3)」です。

The RoomAgent A のような脱出ゲーム / ポイントクリック型アドベンチャーではなく、Lumino CityLove You To BitsTengami のような、主人公を移動させてアイテムやしかけなどを調査し、先に進む方法を探していくタイプのゲームです。

宇宙を漂う自然豊かな小惑星を訪問していく内容ですが、登場するキャラクターはヘンテコなものばかり、ストーリーもあって無きが如くのシュールで不思議な展開。
それでいてグラフィックは超緻密という、独特な世界観が特徴ですね。

価格は 600 円。 買い切りゲームなので課金、スタミナ、広告などは一切なし。
開発したのはチェコのメーカーで、文字はほとんど表示されないため、言語は気にする必要ありません。

ちなみに Samorost 1Samorost 2 はパソコンの Flash ゲームですが、公開されたのは 10 年以上前。
また、どちらもポイントクリック型のアドベンチャーで、今作とはプレイ感が異なります。
前作・前々作を知らなくてもゲーム的には全く問題ありません。

Samorost 3 サモロスト3

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Anodyne

ゼルダのゆめにっき。
無意識が生み出した不条理な世界を旅する、ファミコン風でゆめにっき風のゼルダライクな謎解きアクションゲームが公開されています。
Anodyne Mobile」です。(iOS 版の名称。原作は Anodyne

新作という訳ではなく、2013 年に公開されていたアプリです。
しかし先日見つけてプレイし、まったく先の読めない展開が気になって、最後まで一気に遊んでしまうほどハマっていたので、今回ご紹介しておきたいと思います。
まあ先が読めないのは、そもそも読めるように作られていないからなのですが・・・

価格は 600 円。 買い切りゲームであり、課金や広告は一切ありません。
アメリカのゲームですが、海外のゲームを日本語化しているグループ「架け橋ゲームズ」が翻訳を行っているため、文章は全て日本語になっています。

Anodyne

Anodyne

2D でドットグラフィックの、初代「ゼルダの伝説」スタイルのゲームです。
まずは村の長老から、クラヤミが邪悪な目的のために伝説のブライアを探しているため、ブライアを見つけて守って欲しいと告げられます。

しかし「クラヤミ」とは何なのか、「ブライア」とは何なのか、何の説明もありません。
そもそも村なんてないし、長老でもありません。
最初の世界は扉がたくさんあるだけの謎の空間で、その世界が何なのかも解りません。
BGM もアンビエントのような理解しがたい曲が延々と流れます。

まずは入れる扉から洞窟に行き、そこで武器となる「ほうき」を見つけます。
その後はほうきを振り回して敵を撃退しながら、様々な世界を旅します。

仮想十字キーで移動し、ボタンで攻撃。 ボタンの位置はオプションで調整可能です。
ただ、操作性は良くありません。 ハッキリ言って、悪いです・・・
移動が 360 度なのに攻撃が4方向のみなので、思うように攻撃し辛いし、まっすぐ移動したいのにナナメに入ってしまい、穴に落ちたりするのを連発してしまいます。

ただ、アクションの難易度自体は低く、敵を倒せば回復アイテムが頻繁に出るし、かなり小まめにチェックポイントも用意されています。
おまけに新しいチェックポイントでは体力が全快。
操作性の悪さでイライラすることがない訳ではありませんが、それを理由に行き詰まることはないでしょう。

世界は結構広く、どこに行けば良いか迷うかもしれませんが、マップが表示されているので、それを頼りに行っていない場所に向かえば自然と進行できるはず。
各所にダンジョンに相当する場所があり、その深部ではゼルダのようにボスも待ち構えています。
そしてマップも、ボスも、だんだん普通ではない感じになってきます・・・

マップの各所にはスイッチがあり、ゼルダのように敵を全滅させることで開く扉もあります。
また、ほうきは「ほこり」を取ることができ、取ったほこりは置くことが出来ます。
このほこりは万能で、ビームや突風を防ぐ盾になり、水に浮かべれば船になり、なぜか移動床のエネルギーにもなったりします。(ルンバ?)
これらを駆使し、ちょっとした謎解きをしながら進んでいきます。

Anodyne
※自転車で走り回る女の子。 どう考えても「ゆめにっき」のあの子がモデル。
他にもリンクのパロディーキャラなどが出て来ます。
「C」と書かれたパネルはチェックポイントですが、その上でボタンを押さないと実際にセーブされないので注意。
ゲームオーバー後はここから復帰できますが、コンティニュー画面で NO と答えると・・・


Anodyne
※ダンジョンボス登場! 湖の上にいるのが厄介ですが、隅にあるホコリを船にできます。
ボスは何やら意味深なセリフを喋りますが・・・?


このゲームの大きな特徴は、その陰鬱な雰囲気でしょう。
LIMBO のような明確なホラーではありません。 ゆめにっきほど不気味な訳でもありません。
「怖い」という感じではないのですが、ただなんとなく陰鬱で、そしてちょっとおかしいです。

見た目はそれほどヘンではないのですが、脈絡のなさとサウンドがそれを増幅させている感じでしょうか・・・

世界各地にはワープゲートがあり、扉がたくさんある「ネクサス」と呼ばれる空間と繋がっています。
このネクサスを通して各場所を行き来でき、そしていつでもダンジョンの入口、及びネクサスに戻れるようになっています。
このため迷子になったり、身動き取れなくなったりしても、簡単に復帰できます。

世界を旅していると、各所で「カード」が見つかります。
何ヶ所かに一定数のカードを持っていないと開かない扉があり、最終的には大半のカードを回収しなければなりません。
もし行ってない場所や、取っていない宝箱がある場合、そこにカードがあると後で困るので、マップはくまなく巡るようにしましょう。

Anodyne
※カードリストの1~3ページ目までは、ほぼ全て見つける必要があります。 取り忘れにご用心。 
ただ、イジワルな隠され方をしているものはないため、ちゃんとマップを巡っていればそろうはず。
リストの4ページ目はシークレットで、本編では1つしか見つかりません。


Anodyne
※扉の世界、ネクサス。 扉の上に付いている赤いランプは、その世界にあるカードを全て取得したことを現しています。
後にならないと取れないカードもあるので、まずは気にせずに進め、一通り巡ってもカードが足りない時はランプとマップを頼りに探しましょう。


このゲームは2人の(当時)大学生が開発したもので、確かに「若者の葛藤や屈折」を感じる内容です。
私は抽象的すぎる、投げっぱなしジャーマンでユーザーの考察任せなエヴァ的シナリオは好きではないのですが、このゲームは最後まで予測できないシーンを出して来るため、やめられない楽しさ・興味深さがあります。

こんな内容で英語のままだとサッパリ意味不明だったと思いますが、しっかりした日本語化のおかげで、世界観も楽しむことが出来ますね。
ゲームとしても、難しすぎないアクションと謎解きのバランスが良く、操作性以外はしっかり作られています。

まあ、アクションで操作性が悪いってのはかなり問題な訳ですが・・・
それを補って余り有るものがあります。

ちゃんとゲームになっている、アメリカ版のライトなゆめにっき、といったところでしょうか。
そんなゲームがやってみたい方にはオススメです。

Anodyne Mobile(iPhone 版、iTunes 起動)

Anodyne(Android 版、Google Play へ移動)
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