iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

レースゲーム

Drift'n'Drive

狭い道に何十台ものレーシングカーが突入してボコボコぶつかりまくる、メチャクチャな 2D レースゲームが登場しています。
Drift'n'Drive」です。

シンプルなゲームですが、ぶつかりまくってなかなか思うように走れないゲーム性と、手軽に繰り返せるテンポの良さ、マシンのパワーアップ要素のおかげで、思わずハマってしまうゲームです。
価格は 200 円で、買いやすい値段ですね。

Drift n Drive

レースゲームですがアクセルやブレーキはありません。
画面の左右をタップするとその方向に旋回します。

急旋回すると車が滑り、ドリフトするような挙動になるので、難しいという程ではありませんが、ややデリケートな操作です。
ゲームが進むと一時的に加速する「ブースト」も使えるようになります。

縦スクロールするコースをゴール目指して走っていきますが、とにかくライバルの数が多い
最初は8台で競いますが、次のレースは 16 台、そして4つ目のレースからは 32 台で争います。

おかげで急カーブに 10 台とか 30 台とかの車が突っ込むような状態となり、もはやイモ洗い状態
追突・衝突は当たり前で、それによってハンドルを取られたり、思わぬ方向に曲がってしまうことも頻発します。

よってレースはいかに走るかと言うより、いかに混雑に巻き込まれないか、いかにトラブルをリカバリーしていくかという感じになります。
他の車もコースアウトや追突しまくるので、もうハチャメチャですね。

このゲームのもう1つの特徴は、コースがランダム生成なこと。
プレイごとに変わるため、コースを覚えて事前に危険を回避するということが出来ません。
常にぶっつけで挑むため、ますますとっさの判断とリカバリーが重要になります。

Drift n Drive
※左は 32 台でのスタートシーン。 車多すぎ!
おかげで開始早々に急カーブが来ると右のような状態に。 文字通り団子状態。


ゴールすると賞金が貰え、それでパワーアップを購入できます。
賞金は上位入賞や条件のクリアで増えますが、さらに走行中に得られる「スタントスター」の数によってもボーナスが入ります。
これは追い抜きやジャンプ、ドリフトやクラッシュで増加するもので、よってぶつかりまくって最下位になっても、スターのボーナスだけは得られます

スター獲得時にはブーストゲージも貯まるので、ぶつかってもブーストで挽回できることもあります。
まあ実際にはミスを取り戻そうとして慌ててブーストし、余計に事故ることの方が多いのですが・・・

パワーアップは上位のエンジンやタイヤなどを購入して行います。
最高速や加速、ハンドリングが上がっていきますが、パーツによっては他の能力が下がるものも存在します。
順番に上げていく必要はないので、能力が下がるパーツはスルーしてお金を貯め、もっと上のパーツを狙うのも手ですね。

レースは全部で5つ。 3位以内に入れば次のレースに進めます。
最初はどのレースも最下位からスタートしますが、そのレースで5位になれば、次は5番目からスタートします
よっていきなり勝つのは難しくても、徐々に順位を上げていけば優勝の目もあります。
ミスって最下位になってしまうと、また後ろからやり直しになりますが・・・

Drift n Drive
※左はパワーアップ画面。 パーツをタップすると能力の増減を確認できます。
一番右は特殊パーツで、オフロードでの速度低下が軽減されたり、耐久力が増加するパーツがあります。
右は画面を4分割しての対戦モード。 iPhone でもこれが可能なところが正気じゃない。 iPad なら普通に楽しめそうです。


コースがランダム生成で展開がハチャメチャなため、運の要素も強く、どんなに必死でリカバリーしても木や壁にぶつかり、最下位に沈むことは良くあります。
でも運ゲーと言うほど理不尽ではないし、パワーアップで着実に上位を目指せるようになっていきます。

集中してやれば短時間で全レースを制覇することも可能で、ボリュームはそれほどなく、エンディングのようなものもありません。
ただテンポ良くゲームが進み、適度なところで一段落付くのもこのゲームの良さでしょう。

私的にはこういう、やり過ぎ感のあるゲームは好きですね。
手軽に楽しめますし、オススメ出来るアプリです。

Drift'n'Drive (iTunes が起動します)

Zombie Highway 2

車、銃、そしてゾンビ。 これ以上何が欲しいってんだ?
あまりにもアメリケンなセリフと共に公開された、飛び付いてくるゾンビを蹴散らしながら疾走する、奇妙なカーレース型ショートゲームが公開されています。
Zombie Highway 2」です。

前作は単調なミニゲームと言った感じで、面白いとは思わなかったのでスルーしたのですが、殺風景だったグラフィックが大幅に強化され、資金を稼いでマシンや武器をアップグレードする要素も加わり、かなり面白味が増しています。
短時間で終わるショートゲームであることは変わらないのですが、味付けが良いとだいぶ変わりますね

初期バージョンにはアプリが落ちたり、そのまま二度と起動しなくなる致命的な不具合があったのですが、先日のアップデートで修正されました。
現在はまともに遊べるようになっています。

Zombie Highway 2

レースゲームですがアクセルもブレーキもなし
ライバルや対向車もなく、ゾンビがうろつくハイウェイをひたすら走り続けます。
ハンドルはティルト操作(本体の傾き)で行い、操作性は良好です。

ゾンビは近付くとダッシュジャンプしてきて、車の側面に張り付きます。
プレイヤーは張り付いたゾンビを路上の障害物にひっかけてダメージを与え、はがし落としていきます

ゾンビに与えるダメージは車のスピードに応じており、障害物にぶつかると速度が落ちて威力が下がるので、スレスレをぶつからないように抜けていく必要があります。
もし正面からぶつかったら事故ってアウト。

張り付いたゾンビは車を傾かせようとし、それによりハンドルを取られ、いずれ横転してしまいます。
一方の側面にゾンビが2体張り付くと危険なので、そうなる前にどんどん落としていかなければなりません。

プレイヤーは銃を装備しており、これでゾンビを撃退することも出来ます。
右前方に張り付いたゾンビは画面右上、左後方に張り付いたゾンビは画面左下をタップして狙い撃ちます。
ただし銃には弾数があり、なくなると撃てなくなるので無駄使いは禁物です。

オプション設定に SHOOTING ASSIST という項目があり、ON にするとピンチ時に自動的に銃撃してくれるので、これを活用しても良いでしょう。

Zombie Highway 2
※ゾンビのせいで車が傾いてピンチ!
でも急ハンドルで持ち直せたりするので、最後まで諦めずにコントロールしましょう。


Zombie Highway 2
※トンネルのシーンもある。 ヘッドライトの部分しか見えないので慎重な運転が必要。
左右の端を走り、端を通れない時だけ反対側に移動するのが比較的安全。


事故るか転けるとゲーム終了。
倒したゾンビに応じてクレジットを得られ、それで武器のパワーアップを行えます。
また提示される条件をクリアすることで達成率が上がっていき、最大になると昇格して新しい車と武器がアンロックされます。

車はアンロックされれば無条件で乗り換えられますが、武器は購入しなければ使えません。
3つまで装備できるので、まずは数を増やしましょう。
購入した銃は3段階まで強化する事ができ、車は強化によりニトロ(ダッシュ)の使用回数が増えます。

なお、課金通貨のコインを使って車や武器を買うことも出来ますが、装備は全て昇格すれば普通のクレジットで購入できるようになります
課金しないと買えないような値段でもありません。
課金通貨での購入は、あくまで上位装備を早く使いたい人のためのものですね。

Zombie Highway 2
※車は昇格すれば無条件で手に入る。 慌てる必要はありません。
まずは条件(OBJECTIVES)を1つずつ達成していきましょう。


Zombie Highway 2
※資金は主に銃の購入とアップグレードに使います。
装備枠は3つありますが、1枠目はピストルなどの軽量武器(SIDEARM)しか装備できません。
AUTOMATIC は押しっぱなしで連射。 BIOLOGICAL の武器は回復力の強いレッドゾンビに有効なようです。


これといった難点はなく、スタミナ制も存在せず、シンプルながらハマれるゲームですが、やや気になるのがゲームオーバー時の動画広告。

事故ると Rewind(巻き戻し)という選択が出て、コイン(課金通貨)を2枚使うか、動画広告を見ることで、少し前から再開することが出来ます。
ミスった時に思わず選びたくなるのですが、ご存じのように日本のスマホは月々のデータ通信量に制限があるので、通信量が少なめのプランの人が動画広告を見まくると、残量がピンチになる可能性があります。

日本のローカルな事情ですし、勝手に動画広告を垂れ流すような仕様でもないのですが、気を付けないといけない部分ではあるでしょうね。
もちろん Wi-Fi 環境下なら問題ありませんが。

なお、巻き戻しを使って復活しても、すでにゾンビに取り付かれまくっていて、弾もない状況だと、すぐまた転倒してしまう場合が多いです。
巻き戻しがあっても無限に進めるようなゲームにはなっていません

Zombie Highway 2
※ REWIND 画面。 ここで WATCH を選ぶと動画を見た後に復帰します。
凡ミスした時にはありがたいのですが、ご利用は計画的に。
なお、ゲームオーバー時に武器を勧められることがありますが、それはセールではなく、単に「今の所持金でこれが買えますよー」という案内です。


アプリ本体は無料で、装備はゲームの進行を通してアンロックが可能。
つまり無料・無課金でも問題なく遊べます
収益は動画広告がメインだと思われますが、楽しんでいる人はカンパしても良いかも?

今のところ荒野とハイウェイ、トンネルの3種類しか風景がないので、もうちょっとボリュームが欲しいところですが、無料のショートゲームにそこまで言うのは贅沢でしょうか。
でも、もっと遊びたくなる、そういう要求をしたくなるゲームですね。

とりあえずタダなので、落ちる問題も解決していますし(iPhone 6 Plus + iOS 8.0.2 では問題なし)、一度試してみるのをオススメします。

Zombie Highway 2(iTunes が起動します)

Reckless Racing 3

細密に書き込まれたオフロードのコースをドリフトしながら疾走する、上空から見下ろした視点の 2D レースゲーム「Reckless Racing」。

1作目はその手軽さとハチャメチャさがウケて人気作となり、2作目はリアルさがアップした反面、手軽さとハチャメチャさがなくなって賛否両論。
そして先日、期待と不安の入り交じる中、最新作が公開されました。
Reckless Racing 3」です。

シンプルだった1作目がウケて、色々と追加された2作目の批判が多かったためか、3作目は再びシンプルに戻りました
ハチャメチャさも復活していて、トレーラーにぶっ飛ばされた車が横転しながら崖下に転がっていったりします。

ただ、車の挙動やスピードは2に準じていて、コントロールは簡単ではありません。
1作目ほど手軽なゲームではなく、慎重なコース取りとブレーキングが必要で、中盤からはマゾゲーに近いほどの高難度になります。
全体としては 1.5 ・・・ いや、1.7 ぐらいのゲーム性でしょうか。
1と2をやっている人にしか解らない説明ですが。

価格は 500 円で、前作・前々作より高くなっていますが、クオリティを考えると高過ぎない値段だと思います。

Reckless Racing 3

左右に曲がるボタンと、アクセル・ブレーキの4ボタン制のゲームです。
初期設定のままだと押しミスがよく起こりますが、ボタンのサイズと位置は自由に変えられます
物理コントローラー用の設定も用意されています。

カーブを曲がると車は土煙を上げながら、派手にドリフトしていきます。
このドリフトしまくり、滑りまくりの挙動がゲームの面白さで、もちろんライバルの車も滑りまくるので、カーブではボコボコぶつかり、事故る車も続発します。

逸れた車が道の脇のパイロンや標識にぶつかると、それらは物理演算に従ったリアルな動きで吹っ飛んでいき、タイヤバリアに突っ込めばタイヤが飛び散ります。
色々なものがリアルに飛んでいく様子もこのゲームの楽しさですね。

2はドリフト中の挙動がまさに「滑っている」という感じで、まるで物理シミュレーター的な動きであり、コントロールが難しかったのですが、今作はもうちょっと車体を調整しやすくなっています。
ただ、それでもどちらかと言うと物理シミュレートな挙動で、特にオフロードコースはちゃんと減速しないとアウトにズルズル滑っていきます。

最近は常にアクセル全開で曲がれる簡単なレースゲームも多いですが、これはそこまで手軽じゃないので悪しからず

メインとなるキャリア(Career)は複数のレースで構成されたグランプリを勝ち抜くモードで、結果に応じてドライバーズポイントを獲得でき、トータルで1位になれば優勝。
通常レースの RACING の他に、ドリフトのうまさを競う DRIFT、複雑なコースをいかにぶつからずに走り抜けるかを競う GYMKHANA も存在します。

Reckless Racing 3
※Reckless Racing と言えば、崖。 今回も落ちるし、落とせます。
とにかくよく滑るので、ブレーキしなかったらドリフトしても崖下一直線。
ただ落ちてもその場からすぐ復帰できます。


Reckless Racing 3
※クルクル回るジムカーナ。 青いポールの周囲をドリフトしながら回ります。
何かに触れたら即ペナルティなので、とにかく慎重に操らないといけません。


レースで上位になると賞金を貰えますが、前作にあったパーツを購入しての車のアップグレードはなくなりました。
今回買えるのは車のみで、やや解りにくいのですが、ガレージ画面で中央の車をタップすると購入メニューが表示されます。

車とレースは A~C までのランクに分かれていて、さらに通常レース用やドリフトコンテスト用などがあり、適合した車でなければ出場できません
強化がないので、パワーアップで勝ち進むものではなく、実力で勝負するゲームですね。
車の購入価格は普通のプレイで十分貯まる程度であり、課金しないと買えないようなものにはなっていません。

Reckless Racing 3
※ガレージ画面。 中央タップで売買メニューを開きます。
この車はクラシックカーですが、他にもトラクターとかレッカー車とかワゴンとか、レースに使う車とは思えないものが満載。


かなり高クオリティーなレースゲームであり、1や2をやったことがないゲーマーの方にはお勧めできます。
ただ1の経験者、及びライトゲーマーにとっては・・・ 微妙に思える部分もありますね。
その主な理由は、とにかく難易度が高い

難しい理由は、まずコース。
2が「1と比べてノーマル過ぎる」と言われたためか、今回は崖とか海とか壁とか穴とか、とにかくトリッキーなコースになりました。
おかげでライバルが事故りまくるユニークさはあるのですが、当然自分も事故りまくる。

初見では完走さえままならないレベルで、コースを完全に覚えないとまともに走れません
それでいて、1にあったジャンプ台やショートカットなどの遊び心のあるしかけは少ないです。

そのコースのトリッキーさに加え、前述したように車が滑りまくるため、油断したらすぐにコースアウトか激突。
2と同じようにカーブではきっちり減速することが必要で、ドリフト中の車体の向きと加減速に気を配らなければなりません。

さらに、他の車とぶつかりまくる。
他の車との接触は Reckless Racing の醍醐味で、ぶつかり合いに強いトレーラーのような車種も用意されているのですが、スタートがちょっと酷い。
あまりにも密集しすぎていて、前に出れるかどうかは運次第という感じです
2の時はここまで酷くありませんでしたが、これも2が普通になり過ぎたと言われたため、ワザと激突しまくるようにしたのでしょうか?

そして実力勝負のゲームであるためライバルも速く、スタートで出遅れたり、1度大きなミスをしたらすぐ下位に沈むので、死にゲーの如くリトライを繰り返すことになります

それでも C クラスのうちはマシで、むしろ適度な難易度なのですが、B クラスになったら急にベリーハード。
1の時はコースごとに3つの難易度があって、低い難易度をやっているうちにコースを覚えるから高難度でも勝負できたのですが、今作の中盤以降はコースがムズイ+ライバルも速いで大変です。

※後日追記
このゲームにはプレイヤーの腕前に応じて難易度が自動調整される「DYNAMIC DIFFICULTY」という設定があり、ライバルがやたら速かったのはこれが原因だったようです。
これを OFF にして難易度を調整すれば、そこまでライバルが速くなることはないようです。
コースが難しいのは慣れるしかありませんが。


新モードのドリフトコンテストとジムカーナも、自分の車1台だけで走るので面白味に欠けます
特にジムカーナは接触したらペナルティなので、すごく慎重なプレイを要求され、それはハチャメチャさとは正反対ですね。

全体として、おそらくみんな「1の遊びやすさ+2の拡張されたゲームシステム」を望んでいたと思うのですが、出て来たものは「1のシンプルさ+2の高難度」でした。 そっちじゃねぇ。

オンライン機能もなくなっており、1にあったリアルタイムに順位が表示されるラップタイムランキングや、2にあったマルチプレイは今回はありません。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



後半はネガティブな紹介になりましたが、前作と比較しての話は今作が初めての人には関係ないし、高い難易度もレース好きの人には「チャレンジ意欲が湧くから良い!」と思えるかもしれません。
最近はこういう実力勝負のゲームが減っているので、個人的にはこういうゲームも残って欲しいと思うのはありますね。

グラフィックの細かい書き込みや、土埃とタイヤの跡などの表現などは非常に良く、高い完成度であることは間違いありません

もし  や  が健在なら「1から試してみるのも良いでしょう」と言えるのですが、1は現在ダウンロード出来なくなっていて(前にも一度消えて、その後に復活したのですが、また消えています)、2は iPhone 6 の解像度に対応しておらず、機種によっては画像が乱れます。

※現在は 1 と 2 もアップデートで新しい OS や機種に対応しています。
1 は HD 版が iPhone / iPad 両対応のユニバーサルアプリになっています。


今の時点では Reckless Racing をやるなら3しかないしなんだかんだ言ってもスマホの 2D レーシングとしてはトップクラスのクオリティーなので、歯応えのあるゲームをやりたい人にはお勧めです。

Reckless Racing 3(iTunes が起動します)

Battle Riders

マシンガンやミサイルを装備した装甲マシンでライバルをぶっ飛ばしながらレースする、変わり種の 3D レーシングゲームが登場しています。
Battle Riders」です。

題材的にすっごくハチャメチャなのかと思いきや、レース自体は結構マジメで、攻撃も連発しまくれる訳ではありません。
ヘンな表現ですが、真面目に不真面目なレースを作っている感じです。
B級感はありますが、グラフィックやレースゲームとしてのクオリティは高い方ですね。

Battle Riders

アクセルは自動で、ハンドルは初期設定ではティルト(本体を傾けての操作)になっています。
ジョイスティックや方向ボタンに変更することもでき、どのタイプにしても操作性は良く、コントロールし辛さはありません。

コーナーはほぼブレーキなしで曲がることができ、簡単に走れます
マシンは装甲車なので、他の車にボコボコぶつかったり、壁をガリガリこすってもダメージは受けません。
スピードは少し下がりますが。

そして最大の特徴は、各マシンに装備されている2門の武装
マシンガン、誘導ミサイル、地雷、EMP(電磁波)、レールガンの5種類があり、異なるものを左右に装備することが出来ます。

ただしこれらを使うには、道に落ちている弾薬アイテムを拾わなければなりません。
拾ってもマシンガン以外は1度使うと弾切れになり、マシンガンもそんなに長時間は撃てません。
弾が切れたらまたアイテムを拾う必要があります。

ですからガンガン撃ちまくるようなゲームではなく、1発ずつ狙って当てていく感じですね。
各マシンの耐久力も高く、ミサイル1発や2発で破壊できるほどヤワではありません。
また距離があり過ぎると攻撃が届かないので、ちゃんとレースをして差を縮める必要があります。

しかしだからこそ、うまく破壊できると気持ちが良いです
またライバル同士でも撃ち合うので、自分が直接攻撃しなくても他の車が潰し合い、漁夫の利で前に出られる場合もあります。
もちろん自分も攻撃を受けますが、レース中に資金を使って耐久力を回復する事ができます。

Battle Riders
※ 左は弾薬アイテム、右は加速アイテム。 こんな風に横並びに出てくると、どちらか択一になります。
加速アイテムは取ると一定時間スピードアップ。
設定を変更すればストックしておくことも出来ますが、たくさん出てくるのでオート使用で良いと思います。


Battle Riders
※ライバルが落とした地雷を踏んで隣の車が吹っ飛んだシーン。
前に出ると後ろから攻撃をガンガン食らうので、時には出過ぎない方が良いことも。
このゲームのブレーキはカーブを曲がるためではなく、位置取りに使うことが多いです。
地雷は後方に落としますが、誰かが踏むとメッセージが表示されるので、ちゃんと効果を把握できます。


レースにはいくつか種類があり、基本ルールの Battle Race はクラッシュしても数秒後に復活します。
他に復活しない Survival、周回ごとに最下位が脱落する Elimination もあり、サバイバルは全滅させれば勝ちなので、ワザと攻撃しやすい最後尾に下がり、そこから前方の車を1つずつ潰していくのも戦法の1つです。

一方、攻撃が全くない Clean RaceTime Trial もあり、この辺はちゃんとレースしているこのゲームらしいですね。

レースを終えると賞金を獲得できます。
アイテムの取得や撃破ボーナスでも資金が増え、それを使って武器の購入やマシンの強化を行えます。

ただ難点なのは、強化の種類が少ないこと
武器は前述した5つのみで、そんなにバラエティーに富んでいる訳ではありません。
速度と耐久力の強化も2段階だけで、目に見えて変わるほどではないです。

レースに勝ち進めば上位のマシンが登場しますが、見た目以外はあまり変化ありません
上のクラスに昇格しても、ミサイルや地雷の弾数が増えますが、武器の種類自体は同じ。
また昇格するには 30 のレースに勝利する必要があり、ちょっと長すぎる印象です

ゲーム自体は楽しめますが、コースの種類も少ないので、マンネリ化するのは早いですね。

Battle Riders
※マシンのセットアップ画面。 武装、耐久、速度を強化できます。
ただ強化の段階が少なくて、パワーアップさせる楽しみは乏しいです。
そのぶん実力勝負ではありますが・・・


Battle Riders
※武器は一長一短。 ロックオン出来る誘導ミサイルが一番使いやすいですね。
EMP は揉まれている時は強いですが、射程がないため前方のライバルを追いかけるような展開になると使えません。
レールガンは当て辛いので難しい。 地雷は意外と便利です。


価格は 200 円。 追加課金や広告などは一切ありません。
値段とクオリティーを考えるとコストパフォーマンスの良いゲームで、その点でオススメできます。

まあレースゲームは価格破壊が進んでいて、非常にハイクオリティーな Real Racing 3アスファルト8 が、課金制ではありますが無料で公開されていますから、特別安いとは言えないかもしれません。

しかし武器があるレースの中では、一番楽しめるゲームだと思います。
(武器や攻撃のある 3D レースは結構出ているのですが、イマイチなものが多いです)
ちょっと変わり種のレースとして、こういうのも良いですね。

Battle Riders(iTunes が起動します)  


以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

Motorsport Manager

レーシングチームの監督となり、ワールドグランプリへの出場と優勝を目指す、リアル志向のレースチーム運営シミュレーションが公開されています。
Motorsport Manager」です。

レースチームの運営 SLG と言えば、カイロソフトの「開幕!!パドックGP」がありますが、そちらはカイロらしいコミカルなアレンジの、解りやすさ・遊びやすさを重視した内容でした。
一方 Motorsport Manager は、もっと現実のフォーミュラカーレースを再現した内容で、やや取っ付き辛い反面、リアルなレーシングチームらしさがあります。

取っ付き辛いと言っても、システムはかなりシンプルにまとめられているため、基本ルールさえ解ってしまえば難しいゲームではありません。
開発したのはイギリスのメーカーです。

Motorsport Manager

ゲームは「マネジメントシーン」と「レースシーン」を交互に繰り返します

マネジメントシーンでは、Drivers(ドライバーとの契約)、Young Drivers(若手ドライバーの育成)、Car Development(マシン開発)、Headquarters(本部の拡張)、Engineers(エンジニアとの契約)の5つのコマンドを主に実行します。

ただ、そんなに頻繁に命令を出すことはありません
ドライバーやエンジニアとの契約はたまにしか行わないし、若手ドライバーの育成や本部の拡張は資金に余裕がある時に実行するのみ。
マシン開発は「開発」と言うより、各分野のスタッフの増減を行うものです。
他に Sponsors(スポンサー契約)もありますが、これも満期になった時に次のスポンサーを選ぶぐらいですね。

マシン性能は各分野のスタッフの数に比例しており、スタッフの上限は本部の拡張でアップします
よって基本的には「お金を貯める」→「スタッフを増やす」→「上限まで来たら本部を拡張」の繰り返しでマシンを強化していきます。
前述したようにシステムはシンプルです。

ただ、画面右上に月額収支(Monthly Profit)が書かれており、施設を拡張したり人員を増やすと経費が増します。
もし収支がマイナスになってしまうと運営が立ち行かなくなるので、拡張は収支が許す範囲で行わなければなりません。

収入を増やすには好成績を上げ、より上位のレースに出場し、高額スポンサーと契約しなければならず、身の丈にあった拡張をしていくことが大切です。

Motorsport Manager
※左はドライバーやスタッフとの契約交渉。
年俸、契約期間、待遇があり、中央に相手が望んでいると「思われる」条件が書かれていますが、条件通りに選んでも蹴られることはあります。
途中解雇も可能ですが、その時は違約金を払わなければなりません。
右はたまに出てくるジレンマ(Dilemma)の選択。 この選択は択一で、選んだ方が上がり、選ばなかった方は下がってしまいます。
例えば、スポンサー人気を上げて良いスポンサーが来やすくするか、ドライバー人気を選んでドライバーが来やすくするか、2つに1つみたいな感じですね。


Motorsport Manager
※マシン開発のシーン。 と言っても能力=人員数。 ちょっとずつ数値が上がっていく、みたいなのはありません。
基本能力は設計(Design)で、加速やコーナリングは空力研究(Aerodynamics)で上がり、信頼性やタイヤ性能、ピットイン時間などは製造関連(Manufacturing)で上がります。


画面下のボタンでスケジュールを進め、レースの週になるとレースシーンに移行します。

まずは予選から行います
Send Out(発進)のボタンを押すと、Gear Ratio(ギア比)、Aerodynamics(空力)、タイヤの種類、周回ラップを選択する画面になります。

と言っても、ギア比は加速重視・中間・トップスピード重視の3つ、空力もストレート重視・中間・コーナリング重視の3つから選ぶだけで、開始前にオススメの設定も教えて貰えます。
タイヤはソフト・ハード・ウェットの3種類だけで、予選は(雨でない限り)ソフト一択。
周回は1か2で良く、そんなに悩むようなものではありません

出発させるとコースを上から見下ろした画面になりますが、車の位置は点で表示されているだけで、実際に車がデッドヒートする様子は描かれません。
ただ、コースは 3D で表現されており、相応にレースらしさはありますね
進行速度は2倍速・3倍速にすることも可能です。

予選が終わると本戦に移行。
Car Setup で予選の時と同じようにセッティングの選択を行い、Start Race を押せばレースが始まります。

本戦はタイヤの選択が重要になります
ソフトタイヤだと摩耗が早いので、頻繁なピットインとタイヤ交換が必要です。
ハードタイヤは摩耗が遅く、ピットインを減らせますが、グリップがないので走りはソフトタイヤより遅くなります。

そして途中で天候が変わる場合があり、天気予報も表示されます
もし 10 分後に天候が崩れるなら、ソフトタイヤで出て雨が降ってからウェットに変えるのが良いですが、15 分後だとソフトで1回変えた後、またウェットに変えるか、それともハードで雨が降るまで耐えるかの選択になります。
残り数周で雨が降った時も、そのまま粘るのか、早めに変えるかの判断が必要です。

また本戦ではドライバーに Conserve(無理しない)、Neutral(中間)、Push(攻める)の指示を出せ、これもラップタイムだけでなく、タイヤの摩耗に影響します
タイヤに余裕があるなら Push、出来るだけピットインを控えたいなら Conserve ですね。
レース中にドライバーが「攻めさせてくれ!」と言ってくる場合もあります。

Motorsport Manager
※まずは予選。 send out のボタンを押さないと、いつまで経っても出発しないので注意。
まず1周流して、それからタイムアタックを行い、その後にまた1周走って戻って来ます。
右は予選終了後のセットアップ画面。 予選のラップタイムが表示されるので、いくつかの設定で予選を走り、タイムの良い設定で本戦を行うことも可能です。


Motorsport Manager
※左は雨が降ってきたシーン。 お天気マークの横のビーカーは路面の濡れ具合を表しています。
右はウィングが壊れたからピットインさせてくれと、残り1周で言ってきたところ。
1周ぐらいはなんとか走って貰いたいですが・・・


最初は Tier 4 のグランプリから始まり、優勝できれば Tier 3 に昇格できます
ワールドグランプリは当然 Tier 1。
上位になるほどスポンサーや賞金も良くなっていきます。

ただ、上になるほど勝ち辛くなるし、同じクラスに複数のグランプリが用意されているので、優勝賞金のゲットも兼ねて、全制覇していくのも手ですね。

難点は、シンプルにまとめられているため、解りやすくある反面、早いうちに同じことの繰り返しになってしまうこと
パドック GP のように新型のマシンやパーツがどんどん出てくる訳ではないし、数値上げの楽しみも乏しく、もうちょっとアクセントやイベントが欲しいところです。

レースの結果に応じてファンやスタッフからメールが頻繁に来るので、それが読めれば楽しいと思うのですが、残念ながら全て英文
ここは海外のゲームだから、仕方のないところですが・・・

Motorsport Manager
※一番下のクラスは初年度でも優勝可能です。
すぐ上にあがると苦戦は必至ですが、スポンサーは良くなるので、初優勝後に昇格すべきかどうか悩みどころ。
2つ目のクラスにはアジアグランプリも存在します。


価格は 500 円。 ちょっと高く感じますが、買い切りゲームのおかげで広告は一切なく、追加課金もありません
安心して遊び続けられます。

レースシーンが少し長いので、ややテンポの悪さを感じますが、でもピットインを考慮した展開にすることを考えると、このぐらいは必要かな、とも思います。
3倍速で進行させれば、長すぎるほどではないですね。

長期的に遊べて、グランプリらしさもある、スマホの運営 SLG としては良く出来た作品だと思います
ある程度のレース知識がないと解り辛いので、F1 などを見たことがある方にお勧めします。

Motorsport Manager(iTunes が起動します)

アーバン トライアル フリースタイル(Urban Trial Freestyle)

PC、PS3、3DS などの各機種で発売され、全世界で 300 万ダウンロードを突破しているダイナミックなモトクロスバイクゲームが iOS でも公開されています。
アーバン トライアル フリースタイル」(Urban Trial Freestyle)です。

この手のモトクロスゲームは欧米で非常に人気で、iPhone にも同じタイプのものがたくさんあるのですが、これはその中でも特に有名な作品の1つですね。

iOS では XBOX で人気のモトクロスゲーム「Trials」の派生作品「Trials Go」も公開されていて、世界感やゲーム性など似た部分が多いのですが、Trials Go が長期的なシナリオのある基本無料ゲームであるのに対し、こちらは1つのステージをやり込むタイプの買い切りゲームになっています。

アーバン トライアル フリースタイル Urban Trial Freestyle

高速道路やビルの上、地下鉄や工場など、様々な場所の障害物を乗り越えていくモトクロスゲームです。

このゲームの最大の特徴はグラフィックと演出
3D で作られたコースは非常に高クオリティーで、背景のビルや散乱したガレキなどの作り込みは非常にリアルです。
奥行きさえ感じられる程で、それはスクリーンショットからも伝わると思います。

そしてカメラワークが素晴らしく、ジャンプすれば下から見上げ、落下すれば上から見下ろすなど、自然かつダイナミックに視点が動きます。
これがモトクロスの臨場感をさらに増しています。

バイクの挙動はかなりクセがあり、最初はただ走るだけでもコケたりするのですが、ハイパワーな後輪駆動車であるモトクロスバイクの特徴が再現されています。
この挙動はプロのモトクロスライダーの監修を受けているようで、物理的に納得できる挙動になってますね。
バイク以外に、ライダーやコース上の障害物も物理シミュレートされていて、リアルに転がります。

操作はボタンではなく、仮想スティックを左右にスライドして動かす形。
最初は違和感があるのですが、慣れればかなり素直に、思った感じで動いてくれますね。

難易度は思ったほど高くなく、リトライを繰り返しながらトラップの抜け方を探っていく「死にゲー」であることは確かなのですが、それほど「マゾゲー」ではありませんでした。
この手の欧米のモトクロスゲームは死にゲー・マゾゲーである場合が多いので、これも「余程のマゾゲーなんだろう」と勝手に思っていたのですが、意外にも数度プレイすれば抜けられるようなトラップばかりです。

転けても直前のチェックポイントから再開でき、思ったほどイライラせず、むしろ障害を抜けていくのが楽しいと思えるレベルですね。
最終エリアは高難度なようですが、全6エリア中の5エリアは、クリアするだけならそれほど難しい訳ではありません。

アーバン トライアル フリースタイル Urban Trial Freestyle
※高所から落下して下り坂に降りるシーン。 上から見下ろした感じになり、高さを感じられます。
背景の工場がしっかり作られているので、奥行きもありますね。

アーバン トライアル フリースタイル Urban Trial Freestyle
※こちらは大ジャンプでビルの上に登ろうとしているシーン。 ここは下から見上げます。
いかにも飛び移ろうとしている感じで、躍動感があって良いです。

ゲームモードは「スタントモード」「タイムアタックモード」の2種類があります。

スタントモードは制限時間内にゴールするモードで、何度コケても構いませんが、リトライしている間も時間は減り続けます。
ただ制限時間の約3分は、それほど厳しいタイムではありません。
このモードでは大ジャンプ時の飛距離や高さも計測され、その記録を競う要素があります。

タイムアタックモードはその名の通りゴールまでの時間を競うもので、トップの人のゴーストが現れます
1度コケたらタイムは期待できないので、こちらの方がシビアです。
でもやることは、どちらのモードもほとんど変わりません。

記録はオンラインでリアルタイムに更新されていきます
背景の看板には記録者の名前とプロフィール画像が表示されていて、「競っている」という感じがあって良いですね。
どの記録もワールドレコードばかりなので、越えられる気は全くしませんが。
なお、記録の更新と表示が行われなくなりますが、オフラインでも遊ぶことは可能です。

アーバン トライアル フリースタイル Urban Trial Freestyle
※前にいるオレンジ色のライダーがタイムトライアルモードのゴースト。
競走している感じがあって良いですが、1回転けたらもう追い付けません。

アーバン トライアル フリースタイル Urban Trial Freestyle
※ゴロゴロ転がってる木箱が邪魔・・・ 他にも体当たりして倒す壁や、乗ると崩れる足場など、物理シミュレートなしかけも多いです。

難点と言うか、人によって好みが分かれると思うのは、冒頭でも述べたように「1つのステージをやり込む」というストイックな遊び方のゲームであること。

1つのエリアは4ステージで構成されていて、アンロック条件の厳しい最終エリアを除くと5エリアなので、合計で 20 ステージ。 割と早く一通りクリア出来てしまいます。
最終エリアをプレイするには全ステージの全モードで最高評価を取らなければならないので、そこからは各ステージをやり込む形になります
しかしゲームは、どんどん新しいステージに挑戦していきたいもの・・・

このアプリにはステージの自作機能と、それをサーバーに送信して公開する機能があり、世界中のプレイヤーが作ったステージを遊ぶこともできます。
それを加味すればステージ数は ∞ なのですが、私的にはそれもちょっと違うような・・・

ワールドレコードを目指すという楽しみもありますが、ライバルが「世界一」だけだと到底敵わないので、もっと身近なランキングやフレンドの記録なども欲しかったところ。
バイクやライダーのカスタマイズもありますが、これもそんなに深いものではありません。
その分、同じ条件で競えるというのもありますが。

アーバン トライアル フリースタイル Urban Trial Freestyle
※看板に掲載されるプロフィール画像には本体に保存された写真の一部を使えるので、自分の顔写真以外に、アニメキャラにしたり、子供の写真にしたり、イラストを載せている人がいます。
こういうのはオンラインらしくて良いですね。


価格は 200 円このクオリティーでこの値段はかなり安いと思います
追加課金も一切なく、一見の価値のあるアプリです。 

ただ私的には、長期的なシナリオや進展がある「Trials Go」の方が好みですね。
日本人だと同様の人が多いのではないでしょうか。

しかしモトクロスのダイナミックさは「アーバン トライアル フリースタイル」の方が上です。
Trials Go にはスタミナ制やパワーアップ待ち時間などのソシャゲ的残念仕様があるので、どちらが良いかは一概には言えません。

いずれにせよ iOS のモトクロスゲームの、2トップの一角であることは確かでしょう。

アーバン トライアル フリースタイル(iTunes が起動します)
アーバン トライアル フリースタイル Lite(無料体験版です)

Trials Go

XBOX で人気のバイクゲーム「Trials」シリーズの派生作が iPhone で登場し、非常に高い評価を受けていて、1週間で 600 万ダウンロードを突破する世界的人気作になっています。
Trials Go」(海外名 Trials Frontier)です。

真横視点のモトクロスゲームで、スマホにはよくあるタイプのゲームですが、他と違うのは非常に遊びやすいこと

この手の欧米製のモトクロスゲームは Bike Baron に代表されるように、そのほとんどが「マゾゲー」「死にゲー」であり、超難解なトラップだらけのコースを延々とリトライを繰り返しながら進んでいくものが多いのですが、このゲームは初見でも普通にクリア出来るコースが多く、バイクのコントロールも容易で、万人が楽しめるバランスになっています

販売は Ubisoft、開発はフィンランドの RedLynx というメーカーで、ここはこの「Trials」シリーズで有名になり、2011 年に Ubisoft に買収された経緯があります。

Trials Go Trials Frontier

右ボタンで前進、左ボタンで後退、回転ボタンでバイクの体勢を変えるという、一般的な操作のモトクロスゲームです。
ジャンプ中に回転ボタンを押しっぱなしにすれば「フリップ」と呼ばれる宙返りも可能、地上で後方回転ボタンを押せばウィリーになります。

着地体勢が悪かったり、ドライバーが頭をぶつけたりすると転倒してしまいます。
この手のゲームは「物理シミュレートされたコケっぷり」を楽しむものも多いのですが、このゲームは割と現実的な挙動で、派手にぶっ飛んだり、タイヤがポンポン跳ね飛んだりすることはありません。

コケてもリトライボタンを押せばすぐ直前のチェックポイントから再開可能で、ミスってもあまり戻されません
バイクも重量感を感じるやや重めの挙動で、おかげで回転しすぎることがなく、コントロールのしやすさに繋がっています。

ステージクリア制のゲームで、ゴールまで行けばクリア。
タイムによってブロンズ・シルバー・ゴールドの評価が付けられます。
フリップなどの技は、それが要求されていない限り無理に行う必要はありません。

グラフィックは XBOX 版ほどではありませんが、3D で表現された見応えのあるコースになっていて、バイクが乗ると吊り橋がたわむなどの物理表現もリアルです。
滑車が転がって来たり、爆薬で吹っ飛ぶなど、ユニークなしかけも多いですね。

Trials Go Trials Frontier
※巨大な滑車が落ちてきて坂道を転がってくる! 他にも岩が崩れたりとか、色々なトラップが満載。
でも難しすぎず、マゾすぎないのが良いところ。


Trials Go Trials Frontier
※ライバルとレースするステージもある。 出来れば勝ちたいところですが、勝利が必須ではない場合もあるので、負けそうな時でもとりあえずゴールしてみましょう。
ただし設計図を探すステージの場合、負けるとルーレットを回せないので注意。


このゲームの大きな特徴の1つは、モトクロスゲームであるにも関わらずストーリーがあり、それに沿ってミッションが進むこと
この世界は近代文明が崩壊しており、そんな中で流れのライダーであるプレイヤーは、住民の要望に答えながら周辺を縄張りにするバイカーグループと対決します。

ステージをクリアするとルーレットを回すことができ、パーツやダイヤなどが手に入ります。
ミッションには「フリップを1回決めろ」「敵ライダーに勝て」などの他に「特定のパーツを集めろ」といったものもあり、これらを達成することでストーリーが進み、より多くの資金と経験値も獲得できます。

パーツはマシンのアップグレードにも必要で、なくても実行可能なのですが、必要な資金が割高になります。
ダイヤがあればそれを消費してパーツを調達することも可能で、このダイヤは課金通貨なのですが、ゲームの進行でも割と手に入ります。

Trials Go Trials Frontier
※こうやって町で住民の依頼をこなしながらゲームを進行していきます。
今までのモトクロスゲームにはない展開ですね。


Trials Go Trials Frontier
※ステージ選択画面は、ステージ選択と言うよりワールドマップになっています。
徐々に探索地を広げながら、敵バイカーのアジトを探っていきます。 ステージによって得られるパーツも異なります。


モトクロスゲームとしてのクオリティーの高さにストーリーを進める面白さも加わって、かなり楽しめるゲームになっています。
この完成度の高さなら約1週間で 600 万ダウンロードというのも頷けますね。

ただアイテム課金制のゲームであるため、それに伴う残念仕様も含まれています。
まず、プレイするごとにガソリンが減っていき、なくなると遊べなくなる「スタミナ制」であること。
さらに海外のソーシャルゲームによくある「パワーアップの待ち時間」も導入されています。

これらの待ち時間はダイヤで短縮することも出来ますが、ダイヤを課金購入する場合、最低課金額は 500 円からと割高
300 円でまとまった量のダイヤを購入できる限定セールもありますが、初回のみです。

ただ、ガソリンは3分で1回復し、1回のプレイで5消費。
最大値は徐々に上がっていきますが、30 だったとして全快までは1時間半。
待ち時間は(この手のゲームとしては)短い方ですね。

Trials Go Trials Frontier
※町の画面。 こういうシーンがあるのが既存のレースゲームとは一線を画しています。

Trials Go Trials Frontier
※アップグレード画面。 パーツがあれば費用が安くなるのを忘れずに。
アップグレード時の待ち時間は最初は数秒ですが、徐々に長くなっていき、数十分、数時間待たされるようになっていきます。
この欧米ソーシャルの悪しき習慣は何とかならないものか・・・ まあ向こうも日本のガチャに対して同じように思ってるんだろうけど。


本体価格は無料で、課金も必須という程ではなく、それでいてこのクオリティーなのでオススメできるアプリです。
ゲーム自体には目立った難点はありません。
オンライン機能を使うのに Facebook アカウント(もしくは専用アカウントの登録)が必要ですが、気になるのはそのぐらいです。

良い意味で「洋バイクゲー」らしくないゲームです
スマホのユーザー層を考慮し、カジュアルなシステムと難易度に調整したのだと思いますが、そのおかげで角が取れて、取っ付きやすくて長く楽しめる内容になっている印象です。
にしても相変わらず、北欧圏のスマホゲームはレベルが高いですね。

Trials Go(iTunes が起動します)

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