その名も「Spider-Man : Total Mayhem」。
開発・販売は Gameloft で、そのため日本語にも対応しています。
ある意味「ゲームロフトらしいゲーム」で、遊びやすくて解りやすい内容と言えますね。
スパイダーマンらしいアクロバチックなアクションと、いかにも「アメコミ」なセリフ回しのイベントシーンも展開されます。

仮想スティックと3つのボタンでプレイし、ボタンはそれぞれ攻撃・ジャンプ・特殊技となっています。
特殊技は飛び道具のようなものですが、攻撃中に押すとスパイダーネットを使った攻撃が出るなど、ボタンの組み合わせて色々な技が繰り出されます。
攻撃すると自動で敵の方に向かっていくため、適当に連打してても当たります。
攻撃中にジャンプボタンを押すと敵を打ち上げ、さらに自分もジャンプして空中連続攻撃などを繰り出すことも出来ます。
ボタンを連打しているだけでほぼ半自動にハデなアクションを繰り広げてくれるので、手軽にカッコイイ連続技を出す事が出来ますね。
また、相手が攻撃してくると「スパイダーセンス」という緊急回避ボタンが現れ、これを押すと一瞬スローになって特殊な回避アクションを行ってくれます。
よってスパイダーセンスのボタンが出たらすぐ押すようにすれば、相手の攻撃は食らいません。
この回避アクションもカッコイイので、本当に手軽に格好良く戦う事が出来ます。
ただ、あまりにもお手軽すぎて、攻撃も回避もテクニックでやっている感じではないので、やや物足りなさもあるかも?
また体力回復アイテム(緑の光)が割と頻繁に出るので、ハッキリ言ってザコ戦ではまず死にません。
まあ格闘アクションにおけるザコは簡単に倒されてプレイヤーのストレス解消になるための存在ですから(?)、これはこれでいいのかもしれませんが、ザコ戦での緊張感はあまりありませんね。
ただ、敵が多いと緊急回避をしても回避後に別の攻撃を食らうことも多いので、「ボタン連打と緊急回避だけで無敵」というほど簡単な訳ではありません。
スパイダーマンらしく、糸でビルの谷間を飛び移ったり、ビルをよじ登ったりするシーンもあります。
谷間を飛び移るのはマークが出たときにジャンプボタンを押しっぱなしにするだけなので、お手軽に飛んでいく事が出来ます。
戦闘中にジャンプボタンを押せば、糸を利用した二段ジャンプなども行い、スパイダーマンらしいアクションをしてくれます。

途中、ジャンプなどで足場を飛び移って行かなければならない場所もありますが、落ちても糸を使ってノーダメージでその場に復帰できたりするので、ジャンプが難しい場所でもそんなにストレスにはなりませんね。
そんな感じで、道中はサクサク進むゲームなのですが・・・
ザコとはうって変わって手強いのが「ボス戦」。
このゲームのボスは普通に殴っているだけでは攻撃が通用しないことが多く、1面のボスはまだしも2面以降のボスは(少なくとも難易度ノーマルだと)キチッとした「攻略」が解っていないと倒すことが出来ません。
道中の難易度との落差が激しく、普通に殴りに行っても全然倒せないので、「どうすりゃいいんだよコレ! 」となってしまう人も多いような気がします。
あと、もうちょっと「ダメージが通っていないこと」が解りやすい表現の方が良かった気がしますね・・・

まあ、このゲームはスパイダーマンだけでなく、原作に出てきた6体のボスが登場することもウリの1つのようなので、ボスが手強いのもそのためでしょう。
私的には格闘アクションなら、残機があって、トータルのスコアもあって、ステージを順番にクリアして行くモードも欲しかった気がしますが・・・
このゲームはデザイン的には、継続してプレイする「ファイナルファイト型」ではなく、各ステージを個別にクリアしていく「ロックマン型」と言えるのかもしれません。
と言う訳で「スパイダーマン」、この手の格闘アクションとしては完成度の高いゲームです。
お手軽操作で派手なアクションができ、1ステージが長めで、12ステージ用意されているため、ボリュームもかなりありますね。
スパイダーマンらしいシーンも十分にありますが、どちらかと言うと映画のスパイダーマンではなく、アメコミのスパイダーマンです。
価格は高めの 800 円で、ゲームの内容を考えるとそれだけの価値のあるゲームだとは思いますが・・・
ただ、やり込むタイプのゲームではないので、高く感じる人も多いかも。
いずれにせよゲームロフトのアプリなので、セールを狙う人が多そうですね。
割引されていれば、狙い目のアプリだと思います。
・Spider-Man : Total Mayhem(iTunes が起動します)










