iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

スポーツ

実況パワフルプロ野球

ファン待望の「サクセスモード付き」のパワプロが、ついにスマホでも発売されました。
実況パワフルプロ野球」です。

iPhone 版のパワプロの歴史は結構古く、2009 年から始まります。
当初はチームや選手は架空のもので、サクセスモードもなく、ただ普通に野球を楽しむアプリでした。
しかしそれでもスマホでパワプロが出来るインパクトは大きく、評判になります。

そして 2010 年、「パワフルプロ野球TOUCH 公式ライセンス版2010」(現在は非公開)においてチームと選手が実名になり、通信対戦も追加。
サクセスはありませんが、ペナントレースには試合を簡易的に終わらせる「高速試合」が追加され、本格的なプロ野球ゲームになりました。

さらに 2011 年版では試合シーンが強化され、高速試合での作戦指示も可能になり、ベストプレープロ野球のような楽しみ方も出来るようになります。
選手カードを引いてオリジナルチームを作り、高速試合で他のプレイヤーのチームと競う、ネット対戦モードも追加されています。

しかし 2012 年から「アイテム課金型」になり、急におかしくなります
再びチームと選手は架空のものになり、ペナントモードも削除。
相変わらずサクセスはなく、くじ引きと課金で選出を作る悪名高い「センシュクラッチ」が加えられ、さらにチームエディットをするには面倒な会員登録が必要。
おまけに実在のチームと選手を使うには課金が必要でした。

2013 年版は最初から実在選手とペナントを利用できましたが、やはりセンシュクラッチはそのままで、もうやる気になりませんでした。
家庭用ゲーム機で発売されたパワプロ 2013 も、課金型になって酷評されまくりましたね。
2014 年版はマシになったと聞きますが、もう試していません。

そして先日・・・ センシュクラッチではない、ちゃんとした「サクセスモード」が中心になった、パワプロらしいパワプロが公開されるに至りました。
名前も「パワフルプロ野球 TOUCH」ではなく、元祖の名称「実況パワフルプロ野球」に変わっています。

「強い選手を作るには 10 万円必要」と言われていた、ゲーム機版パワプロ 2013 のソシャゲシステム「イベントデッキ」が加えられたため、一抹の不安もありましたが・・・
結論から言ってしまうと、強い選手を作るのに課金が必要なのは間違いないのですが、ゲーム自体が面白いため、無理して最強選手を作ろうとしない限り問題はないという印象です。

実況パワフルプロ野球

前置きが長くなりましたが・・・ 今作は選手を育成する「サクセスモード」がメインのパワプロです。
高校野球編で、プロ野球の選手やチームは登場しないため、ペナントモードはありません。
ただ、育成の途中で野球をやるシーンは当然出てきます。

ゲームは筋力・走塁・守備など、6項目に分かれた練習コマンドを入力することで進んでいきます。
練習によって敏捷や技術などのポイントが増えていき、それを長打力や守備力に変換して選手を育てていきます。
獲得ポイントは「広角打法」や「チャンス○」などの特技の取得に使うことも出来ます。
ただし練習によって体力が低下し、「ケガ率」が上がっていくので、適度に休息を取らなければなりません。

練習は同じものを何度も実行することで強化されていきます。
よっていくつかの練習に集中した方が良いのですが、もう1つポイントになるのがチームメイトである「イベキャラ」の存在。
イベントキャラクターのことで、ガチャで入手し、ゲーム開始前に5つ(+助っ人1つ)までセットできます。

セットしたキャラは練習コマンドの横にランダムに現れ、その練習をすることで評価(友好度)が上昇、練習の効果が高まって、さらに様々なイベントを発生させます。 
そして友好度が高くなれば「スペシャルタッグトレーニング」が発生、練習効果にボーナスが付きます。

監督やマネージャーといったキャラもいて、監督が見ている練習を行って評価を上げないと、試合に出させて貰えません。
マネージャーの評価が高くなればラブラブなイベントが発生し、いずれ恋人になってくれるかも知れませんね。

練習はこれらを加味して選択しないといけないので、なかなか奥が深く、同じような展開にはなりません。
ランダムイベントが頻繁に発生するので、結果には運も絡みますが、それもゲームの楽しさでしょう。
イベキャラを変えれば発生イベントが変わるので、自分である程度イベントの展開を固定/変化させられるのも面白い部分です。

実況パワフルプロ野球
※練習画面の右に並んでいるのが、その練習を一緒にやるチームメイト。
まずは主力選手のいる練習を選んで友好度を上げ、スペシャルタッグトレーニングが発生するようにしたいところ。
ただ、スペ(略)トレーニングの効果はそのイベキャラのレベルに左右されるので、最初のうちは見た目ほど効果なかったりします。


実況パワフルプロ野球
※イベントの一例。 チームメイトごとにイベントが複数用意されているので、イベントの総数は膨大。
右の画像は彼女からバレンタインチョコを貰うシーン。 ただ今作は彼女候補の評価を上げるのが大変なので、最初のうちは彼女作りと選手育成の両立は困難ですね・・・


1回のプレイは約1時間。 短めですが、しかし相応のボリュームでもあります。
スマホでやるのに適度な、それでいてストーリーを楽しめて、達成感もあるぐらいの長さだと思います。
スタミナ制ですが、1回1時間ですからその点は気になりません。

作った選手は「マイチーム」に加えて、「スタジアム」のモードで試合に出すことが出来ます。
ここでは他プレイヤーのチームと試合になり、大部分は自動で進行しますが、ピンチやチャンスなど一部のシーンのみ自分で操作します。

試合後、結果に応じてポイント(スコア)が算出され、サクセスで使えるアイテムを購入するための「メダル」や、ガチャポイントを得られます。
今作の消費アイテムは、このメダルによってのみ購入できます。
ゲーム機版パワプロ 2013 のように、課金でアイテムが買えて、トラブルが起こっても現金でやり直せるようなゲームにはなっていないのでご安心下さい。

そしてスタジアムモードのランキングは、1試合で獲得した最高ポイントによって付けられます。
強いチームに勝利し、各選手の成績が良く、自分の操作するシーンで好成績なほどポイントは高くなります。
累計ポイントではないところがミソですね。

なお、サクセスモード中の試合シーンは「自分の打席や投球回のみプレイ」「ピンチとチャンスに全員操作」「8回以降を全員操作」の3タイプから選べます。

バッティングは画面をドラッグしてカーソルを動かし、指を離すとバットを振ります。 操作感は上々。
ピッチングは球種とコースを選択後、パワーメーターをタイミングよく止めて行います。
ナイスピッチゾーンでメーターを止められれば高確率で空振りを取れますが、ナイスピッチゾーンのすぐ後にはミスのゾーンがあり、そこで止めてしまうと失投します。

選手の仕草や演出が豊富で、球場も 3D で表現されており、もちろん実況もあります。
この部分の完成度はさすがパワプロですね。

実況パワフルプロ野球
※左はピッチング時のパワーメーター。 黄色で止めれば好投、白で止めればナイスピッチになりますが、画像では白い部分は1ドットのみ・・・
白や黄色の部分の幅は、相手との能力比やスタミナによって変化します。
右は負けたチームが甲子園の砂を持って帰ってるところ。 こういう演出が良いですね。


実況パワフルプロ野球
※作成した選手の一例。 最初のうちはこんなもんです。 強いキャラを作るには、イベキャラのレベルを上げないといけませんね。
もちろん特殊能力も獲得でき、ムード○や勝ち運、キャッチャー◎などは、確かにチームの戦力を底上げしてくれる気がします。


サクセスモードで甲子園に出場できても、最初のうちはオール E 止まりです。
そこそこイベキャラがそろっても、D や C がやっと。
これでオール B とか A とか、確かに課金して SR キャラをそろえないと厳しそうですね。

また、イベキャラにはレベルがあり、合成で高めないとたとえ SR でもそんなに効果は高くありません。
この辺はソーシャルゲームですから、じっくり続けていく必要がありそうです。
もちろん SR を並べても、育成や運が悪いとやっぱりダメです。

ただ、ログインボーナスや「チャレンジ」と呼ばれる条件の達成で、課金通貨は割と頻繁に貰えます。
また初期のマイチームのメンバーはオール G とかなので、序盤に作った選手でも、加入させればチームは着実に強化されていきます。
繰り返していればコツも解ってきますし、サクセスの面白さはしっかり存在しています。

最強を目指そうとすると大変な事になりそうですが、自分のペースで選手を作り、出来る範囲で高みを目指す、普通のプレイでゲームを楽しむのであれば、無理に課金は必要ありません。
そしてゲームが面白いので、無課金でも遊べる印象です。

プロ野球チームがないのが不満な方もいると思いますが、これなら NPB に権利料を払わなくて済みそうですし、サクセスで選手を作り、それを手軽な試合で活躍させられる今作は、「これこそパワプロ」だと思えます。
欲を言えば、作った選手を知人との対戦で使えるシステムは欲しいところですが。

実況パワフルプロ野球(iTunes が起動します)

Pixel Cup Soccer

ファミコン風のグラフィックとゲーム性、でも動きは滑らかで手軽に楽しめるサッカーゲームが登場しています。
Pixel Cup Soccer」です。

ワールドカップの開催まであとわずかとなりましたが、そんな折りに出た質の良いサッカーゲームということで、海外で人気アプリになっているようです。
PK もファールもない簡易化された内容ですが、それはそれで遊びやすくて良いですね。
ただ、なかなかシュートが入らないので、簡単という訳ではありません。

開発したのはブラジルの隣、ウルグアイの Batovi というメーカー。
ウルグアイは他にも Kingdom Rush など、秀作ゲームを多く出している国です。

Pixel Cup Soccer

移動キーと2ボタンという、いかにもファミコンっぽい操作スタイルです。
オフェンス時は○ボタンがシュート、×ボタンがパス。
ディフェンス時は○ボタンでスライディングタックル、×ボタンで操作する選手を変更。
違和感のないインターフェイスですね。

何より素晴らしいのは操作性で、プレイしていて「操作し辛い」「思った通りに動かない」と感じたことがありません。
タッチパネルなのを忘れてしまうほどの操作しやすさです

ルールはかなり簡略化されていて、背後からタックルしてもファールやイエローカードになることはなく、オフサイドも起こりません。
ボールを持っている相手にタックルし、ボールを奪ったらドリブルで持ち込んでシュートするという、シンプルな内容です。
だからこそ、余計なことをあれこれ気にしなくて良いですね。

多少アバウトな操作でも反応してくれて、ボールが浮いている時はヘディングになります。
シュートはボタンを長押しすれば強いシュートを放て、蹴った後にスティックでカーブをかけることも可能です。
ボタンを長く押しすぎても、ゴールの枠の外に飛んでいくようなことはありません。
難しい個人技を出すような操作はありませんが、相手のタックルを自動で回避する場合はあります。

レトロスタイル・アーケードサッカーゲーム」と自称していますが、実際にその言葉通りの内容と言えますね。

Pixel Cup Soccer
※ガンガン足元にスライディングしてもカードは出ないので、積極的にボールを取りに行きましょう。
ドットグラフィックと今風のグラフィックが混在したデザインは雰囲気がありますね。


Pixel Cup Soccer
※雨の試合もあります。 他のサッカーゲームよりも荒れたコートが多いのは、ちょっと南米ぽいというか、欧州のものとは違う印象を受けます。
ゲームも個人技とドリブルがメインで、この辺もお国柄なんでしょうか。


ゲームモードは1試合だけを行う「Quick Match」と、ワールドカップを模した大会を行う「CUP」の2つが用意されています。
また iPad でのプレイ時のみ、1つの画面にコントローラーが2つ表示される形式の2人対戦を行うことが出来ます。

登場チームはブラジル、アルゼンチン、スペイン、ドイツ、日本などの16ヶ国
もちろん国ごとにステータスが異なり、ブラジルやスペインは強いです。
ただウルグアイ視点なのか、それとも今回のブラジルワールドカップを対象にしているためか、南米チームが強く、欧州勢の評価は低めです。 日本はかなり高評価。

ゲームの難点というか、特徴と言えるのは、とにかく点が入らないこと
キーパーの反応が良く、シュートを打っても打っても決まりません。
ほんと、初めてプレイした時は「どーすりゃ良いんだコレ」と悩むレベル

ゲームに少し慣れて、中距離から強いシュートを放ち、隅の方にカーブをかけるようにすれば、相手のキーパーが弱ければ割と決められるようになります。
もちろんこぼれ球に詰めるのも重要。

ただ、それでも相手のキーパーの能力が高くなると、シュートはことごとくキャッチされ、こぼれ球も生じなくなるので、やはり途方に暮れるレベル。
しかも PK などはなく「引き分け=負け」なので、CUP モードの序盤に最強クラスのキーパーを誇る「カメルーン」が出てきたりすると、いきなり行き詰まりかねません。

まあ簡単に点が入って 10-0 とかになるのも興醒めだし、このぐらいの方がサッカーらしくはあるのですが、ちょっと初心者には辛いかな・・・

あと、これはワザとこういう調整にしているのだと思いますが、パスにほとんど意味がありません
パスのボールの速度が遅く、ドリブルで走った方が早いぐらいです。
だから互いにドリブルとタックルでボールを奪い合う、力押しのサッカーが続きます。
その方が遊びやすいという判断かもしれませんが、もうちょっとパス回しも出来るようにして欲しいですね。

Pixel Cup Soccer
※日本のステータス。 攻撃・中盤・防御の全てが★4。 これはほとんどの欧州チームより高めです。 キーパーは悲惨ですが。
欧州勢は、例えばイングランドは攻撃2、中盤3、防御2とかなり低評価。 ロシアなどもボロボロ。
これは気候の影響なども加味しているのでしょうか?


Pixel Cup Soccer
※このカメルーンのキーパーが鉄壁すぎる。 これが初戦に出て来たらリセットを推奨したいレベル。
至近距離まで持ち込んでもセンタリングを上げてもまず無理。
強いシュートが隅に飛んでいき、凄く運が良ければ入ることもある、みたいな感じ・・・


価格は 200 円。 手軽に試せる値段だと思います。
選手は実名ではなく、長期的な育成要素がある訳でもありませんが、ちょっとした空き時間に楽しむには良いですね。

1試合は5分ですが、オプションで3分や10分に変更可能です。
ゲームスピードも変更できるので、慣れないうちは SLOW でやった方が良いかも・・・
ちなみに高速化も可能です。 速すぎてまともに遊べませんが。

iPhone のサッカーゲームは「FIFA 14」の登場でそれ以外が淘汰された印象があり、しかしその FIFA 14 は(少なくとも公開当初は)課金ゲー化&不具合てんこ盛り&アクセス不良続発の問題作で(さらに日本リーグ不在&日本語環境でバグる)、結果的に「ソシャゲぐらいしかマシなものがない」という状況になっています。

そんな中、このゲームは久々に出たガチャやスタミナ制がない普通に遊べるサッカーなので、それだけでも価値があると思いますね。

Pixel Cup Soccer(iTunes が起動します)

Table Tennis Touch

驚くほど高精細なグラフィックのリアルな卓球ゲームが登場しています。
Table Tennis Touch」です。

ゲーム自体は普通の卓球なのですが、画面を一目見ただけで「おおっ」と思うぐらいの綺麗さで、内容もシンプルながら現実の卓球をよく再現しています。

ロンドンのメーカーが作ったアプリですが、ストックホルムで卓球の選手だった方が開発に加わっており、「卓球愛」を感じる内容と言えますね。
スポーツゲームとしてはかなりの高クオリティーです。

tabletennistouch

飛んで来るボールに合わせて、画面をフリックして打ち返します。
指をゆっくり動かせば手前に遅く、速く動かせば奧に高速で打ち返し、ボールに当たる瞬間に指をスライドさせることでスピンをかけることも出来ます。
指を動かす方向で左右の打ち分けが可能で、簡単操作で自在にラリーを行うことが出来ます

部屋やテーブルは 3D グラフィックで表現されており、球の位置に応じて視点が大きく動きます
側面から打ち返すような視点になる事もあり、なかなか臨場感のある動きを見られますね。
磨かれた床に反射する景色や、背景の壁の汚れなどもリアルで、書き込みの細かさはかなりのものです。

ゲームモードは一勝負を行う「クイックゲーム」の他に、様々なチャレンジを成功させて名声ポイントを貯め、上位の大会を目指す「キャリアモード」が用意されています。

キャリアモードにはトーナメントやリーグ戦の他に、ボーリングのピンを倒すミニゲームなども用意されていて、ステージの種類はかなり豊富。
インターナショナル、ナショナル、クラブの3クラスに分かれているのですが、最初のクラブ戦でも後半になるとかなり手強くなり、ただ打ち返しているだけでは勝てなくなります

速く打ち込むと速いリターンが返ってきて逆に辛くなるので、普段はゆっくり打ち返しつつ、ここぞと言う時にスマッシュを決める、緩急を付けた打ち方が攻略の1つですね。
相手にもスタミナがあるのか、長くラリーを続けていれば凡ミスしてくれることもあるので、とにかくラリーを続けることが大事です。

Table Tennis Touch
※キャリアモードは名声が貯まるごとに新チャレンジが出現し、全てのチャレンジでゴールドメダルを取ると招待選手が登場するチャンピオンシップトーナメントのチケットが現れます。
それに勝利できれば次のクラスに進むのに十分な名声が手に入りますが・・・ なかなか手強いですね。


Table Tennis Touch
※ミニゲームの1つ。 ダンボールのキーパーを避けて家の中にボールを放り込む。
背景の書き込みがすごく、いかにも「ガレージ卓球」という感じ。 卓球台の汚れもリアル。


キャリアモードを進めると新しいラケットをゲット出来ます
ラケットにはスピード・スピン・コントロールの3つの能力があり、最初のラケットはスピンが低いため、カーブを活用できるのは上位のラケットが手に入ってからでしょう。

ゲーム中に「Boost」というアイテムを使用すると、一時的に強力なスマッシュを打てるようになります。
ただ、この Boost は消費アイテムであり、なくなったら課金購入しなければなりません
これを使えば強敵にも比較的ラクに勝てますが、無駄使いはしないように。

ターゲットにボールを当てたり、ラリーの練習が出来たりするミニゲーム集「Arcade」も課金で購入できますが、これはキャリアモードを進めることでも1つずつアンロックしていくことが可能です。
課金しないとプレイ出来ない訳ではありません。

Table Tennis Touch
※ BOOST を使うとラバークリーナーの絵が出て来ます。
こんなところにも「卓球らしさ」を感じることが出来ますね。 昔やってたので懐かしい・・・


Table Tennis Touch
※ミニゲームが集まっているアーケード。 ユニークなものがそろっています。
こうしたメニュー画面の小物も細かく書き込まれています。


価格は 400 円。 卓球ゲームにこの金額を出せるかどうかと言ったところですが、クオリティーは本当に高いです。
私的には十分値段に見合ったアプリだと思いますね。

チャラチャラした感じのない、ストイックで本格的な卓球ゲームなので、人を選ぶとは思いますが、この手のスポーツゲームが好きな人や、卓球経験者にはお勧めです。
どちらかと言うとゲーマー向けではなく、一般向けのアプリだと思いますね。

Table Tennis Touch (iTunes が起動します)

iPhone ゴルフゲーム比較(青空いんぱくと、ダンジョンズ&ゴルフ、ゴルフスター、フライショットゴルフ)

2010年8月、「ゲームロフトの『みんなのGOLF』」とも言われた「レッツ!ゴルフ2」が発売されました。(現在は非公開)
それは前年に発売されて好評を博した「レッツ!ゴルフ」の続編で、Retina ディスプレイの美しい画面にいち早く対応したアプリであり、遊びやすいゲーム性と相まって大ヒットとなりました。

さらに2011年8月、リアルタイムのオンライン対戦に対応した「レッツ!ゴルフ3」が登場。
追加課金制になってしまいましたが、手軽に遊べるオンライン対戦と更なる高クオリティー化によって、こちらもスポーツゲームとしては異例のヒット作となり、現在でもアップデートが続いています。

こういうヒット作が出てくると・・・
こういう言い方をするのも何ですが、その二番煎じを狙おうとするアプリが出てきます。
2012 年の夏以降、DeNA(モバゲー)、アエリア、AppBank、Com2uS、KLab などのメーカーが次々と 3D グラフィックのゴルフゲームを発売させてきました。

という訳で今回は、2012 年夏~2013 年夏にかけて連発された 3D ゴルフのアプリを、比較しながらまとめて紹介しようと思います

どのゲームも基本料金は無料。
プレイごとにエネルギーが減っていき、なくなると時間経過か課金で回復しないとプレイ出来ない「フリーミアム」のアプリです。

(以下のタイトル名のリンクは iTunes が起動します)

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フレッシュ・ゴルフ 青空いんぱくと

販売メーカーはアエリア。 発売日は2012年7月18日。 今回ご紹介する中では最先発。 タイプとしては「パンヤ系」
古株ですが、iPhone 5s / 5c の発売に合わせて新コースを実装するなど、アップデートは継続中です。
キャラが可愛らしく、ゴルフギャルゲーという感じがありますが、一応男性キャラも用意されています。

青空いんぱくと

グラフィックは悪くはありませんが、後発のものと比べると見劣りします。
外観は「スカッとゴルフ パンヤ」(PC のオンラインゴルフゲーム)に似た感じですね。

ショットの方法はオリジナルで、スライドバーを任意のパワーの位置まで下げた後、上にフリックして打ちます。
下げる際に指を左右にズラしておくとフックやスライスがかかります。
また矢印が左右に動いていて、これが中央の時に打てば真っ直ぐ飛びますが、横にズレているとその方向に着弾地点がズレます。

ショットする位置は、これは今回紹介するゴルフゲームのほとんどに共通しているのですが、上空から見下ろしたコースを直接タップして指定する事ができます。

シングルプレイはパー以上で次のホールに進める形式。
パンヤを踏襲しているからかオンライン機能が充実しており、多くのプレイヤーがいるホールに自分も参加するものと、他プレイヤーと対戦するものの2種類が用意されています。
特定のコースでのスコアを競うオフラインの大会もあり、稼いだゴールドや課金通貨で様々な衣装やクラブの購入などを行えます。

キャラが萌えキャラというのが最大の特徴でしょう。 衣装もそっち系のものが多くアバター重視の内容です
このキャラが好きかどうかで、好みが分かれそうですね。
ゴルフ自体は操作が難しいこともなく、初心者でも手軽に楽しめます。


究極のゴルフ 〜ダンジョンズ & ゴルフ〜

販売メーカーは AppBank Games。 発売日は2012年12月3日。 タイプとしては「ゲーム」系?
このゲームは雰囲気がすごく「ゲームゲーム」していて、普通にゴルフがやりたいだけのプレイヤーだと間違いなく引きます。
ただ、グラフィックや演出、サウンドなどは今回紹介する中では NO.1 で、かなり気合いを入れて開発されているのが伺えます。

ダンジョン&ゴルフ

インターフェイスやコースの見た目、派手な演出など、全体のクオリティーは非常に高いですね。

ショットの方法は手前に引いてから指を離すという、スリングショット(パチンコ)のような感じです
引いている時にコースを上空から見下ろした画面になり、着弾地点が正確に表示されるため、ショットミスすることはまずありません。
ただ、指を離した後で「本体を傾けて」ボールの中心にインパクト(打点)を合わせます。
これが中心からズレているとボールが曲がったりスピンがかかったりします。

狙った場所に打ちやすく、パットも容易なため、難易度はかなり低めです
初心者でもバーディーを連発でき、上位レベルの人だとイーグルも容易に狙えます。
さらに打ち直しができたり飛距離が大きく上がったりする豊富なお助けアイテムがあるため、普通のゴルフではあり得ないスコアを狙えるのが特徴です。

豊富なオンライン機能もウリの1つで、地方大会や全国大会、特別イベントなどが数多く開催されており、同時にログインしているプレイヤーのボールの位置が画面に表示されたりもします。

ただ、いきなり女神やロボットのような騎士が出てきたり、マスコットキャラが飛び回るなど、見た目や雰囲気は完全に子供向け。
ユニークなお助けアイテムも強力すぎてマジメにゴルフがしたい人には微妙でしょうし、それらのアイテムが手に入るガチャや課金演出も満載で、全体的にゴチャゴチャ感が強いです
表現し辛いのですが、グラフィックや演出は綺麗だけど、オシャレさが無いというか、グリー的雰囲気というか・・・ そんな感じですね。

この雰囲気を敬遠しない人なら、ゲーム的には良く出来ているので楽しめると思います。
最後に、iTunes レビューでも散々ツッ込まれてますが、ここでもツッ込んでおきたいと思います。
「ダンジョンなんかねぇよ」


ゴルフスター

販売メーカーは Com2uS。 発売日は2013年4月11日。 タイプとしては「リアル系」
こういう表現はヘンですが、ちゃんとゴルフです。
地味と言えば地味ですが、効果音やゴルファーの仕草がリアルで、実際にゴルフをやっている人にとっては、このアプリが一番合っているのではないでしょうか

ゴルフスター

グラフィックは綺麗で、ややシンプルですが、十分に高いクオリティーだと言えます。
ただ今回取り上げたアプリの中では、コースの見た目はダンジョンズ&ゴルフやフライショットゴルフよりは下でしょうか。

ショットの方法は「任天堂のゴルフ」です
画面をタップするとパワーゲージが貯まっていき、任意のパワーの時にタップすると今度はゲージが減っていき、ベストのタイミングで再度タップするとボールが飛んでいきます。
タイミングがズレているとボールが曲がってしまいます。

iPhone の他のゴルフゲームの多くはショット後に画面をフリックすることでスピンをかけられるのですが、このゲームは出来ません。
よってミスショットをスピンで後からリカバーすることは出来ません。
また、スピンはこのゲームでは「スキル」になっていて、レベルが高まらないと習得できません。

ステージクリア制の1人用モードがメインですが、オンライン対戦やネットワーク大会もあり、稼いだゴールドでウェアやクラブを買う要素もあります。

難易度は(他と比べると)高めで、慣れないうちはボギーを連発してしまうかもしれません。
しかし最近のゴルフゲームは初心者でも簡単にプレイ出来るものばかりなので、むしろこの少しやり応えのある難易度の方が、ゴルフらしくて良い気もしますね。

プレイ中の音は鳥のさえずりなどの環境音とギャラリーの歓声のみで、メニュー画面の BGM も落ち着いた感じです。
やや大人向けのゴルフゲームと言えるでしょうか。


フライショットゴルフ

販売メーカーは KLab。 発売日は2013年5月13日。 今回紹介する中では最後発。
どちらかと言うとリアル系なのですが、「キャディモン」と呼ばれるお供モンスターがいて、必殺ショットなども存在します。
リアル系とゲーム系の中間と言えば聞こえは良いのですが、中途半端な印象も否めません。

フライショットゴルフ

Unity を使って開発されており、そのためかコースの凹凸などの 3D 表現がとてもリアルです
上空から見下ろした画面にすると、この凹凸のおかげでコースの見栄えがしますね。
ただキャラクターのグラフィックや動き、演出などは弱く、この点についてはダンジョンズ&ゴルフやゴルフスターに劣ります。

ショットの方法はゴルフスターと同じく「任天堂のゴルフ」と同じ
タップしてスイング開始 → パワーが貯まったらタップ → インパクトのタイミングでタップの3ボタン制ですね。
ただ、このゲームはショット後にボールをフリックすることでスピンをかけられるので、飛びすぎたと思っても後でバックスピンなどで調整できます。

このゲームの特徴は MP を消費して、飛距離を伸ばしたりスピンを強くかけたりできる「トリックショット」を発動させられること。
使えるトリックショットの種類はお供にしている「キャディモン」に応じて変わります。
ただ、それほど強力な訳ではなく、割と常識の範囲内の効果です

オンラインはなくシングルプレイのみで、パー以上で次のホールに進める形式。
ウェアやクラブを購入する要素はありませんが、条件の達成や課金通貨で新しいキャディモンを取得できます。

正直、他と比べて物足りない印象が否めません。
決して悪くはないのですが、ゲーム要素が他より少なく、演出が地味で、キャラの動きもイマイチ
突出した部分がなく、展開が淡々としていて、もうちょっとこう、何かで突き抜けておいて欲しかったのが本音。
Unity を使ったコースレイアウトで突き抜けているのかもしれませんが・・・ 伝わって来ないですね・・・


THEゴルフ2

これはまあ、オマケ紹介みたいなものです。
販売メーカーは DeNA(モバゲー)。 発売日は2012年10月10日。
まずは画面を見て下さい。

ザゴルフ2

はい、ありがとうございました。 また来週。

iOS / Android で「レッツ!ゴルフ3」が発売され、それから1年以上も経った後の発売なのに、この見た目で通用すると思ってしまう、それがモバゲークオリティー?
ちなみに開発メーカーは余命幾ばくもないインデックスで、DeNA+Index という時点でもう・・・
なお、2013年11月に運営終了予定です

ちなみにグリーはスマホ用の 3D のゴルフゲームは公開していません。
一応ゴルフアプリは出しているのですが、Flick Golf を模倣したもので、ゴルフと言うよりは「打ちっ放し」のゲームです。

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という訳で、現在運営されている 3D グラフィックの主なゴルフゲーム。
「同じようなゴルフゲームばっかり出やがって!」とか思っていたのですが、やってみたらそれぞれタイプが違いました。
まあやっぱり、「劣化レッツ!ゴルフ」では対抗できない訳で、それぞれ異なる特色を用意していますね。

どれが良いかは人によると思いますので、「コレが一番いい」というのは言わないでおきます。

え? お前はどれか1つやるとしたらどれを選ぶのかって?
・・・レッツ!ゴルフ3かな・・・

Stickman Tennis

簡単操作で思い通りの球を打ち返すことが出来る、非常に遊びやすいテニスゲームが登場しています。
Stickman Tennis」です。

キャラクターが棒人間なので、パッと見はショボそうなのですが、滑らかな動きと優れた操作性、リアルな効果音と音声で、シンプルな見た目とは裏腹にスピード感のある本格的なテニスを楽しめます
すでに世界的な人気作になっているようで、一度やってみればそれが頷ける作品ですね。

開発したのはオーストリアの少人数のメーカーで、ここは Line RunnerStick Stunt Biker など、過去にも棒人間が主人公の人気作を公開しているメーカーです。
ちなみに Android 版も公開されています。

Stickman Tennis

画面左にスティック、右に3つのボタンがありますが、スティックは移動に使うのではありません。
初期設定(Arcade)の場合、キャラクターは自動で移動します

スティックはボールを打つ方向を指示するためのもので、左上に入れながら打てば相手コートの左奧を、右下に入れながら打てば相手のコートの右手前を狙います。

3つのボタンで打球の打ち分けを行え、普通に速い球を打つドライブ(トップスピン)、低い弾道で遅めの球を打つスライス、高く打ち上げるロブを使うことが出来ます。
また、少し長めにドライブボタンを押してから離すと強い打球を打ち返せます。

ボタンを押す(離す)タイミングはかなり曖昧でも OK です
タイミングが良いと Good、早いと Too early 、遅いと Too late と表示されますが、多少早かったり遅かったりしても問題なく打ち返せます。
もちろん Good の方が打球が強くなり、タイミングが悪すぎるとネットにかかったりしますが、それでも移動が自動なことと相まって、初めてのプレイでも軽快にラリーを続けられます

ただ、この条件は相手も同じ。 ですから単に打ち返しているだけではなかなか点は入りません。
スティックを使って左右に揺さぶったり、ネット近くで手前に落とすなどして、うまく相手のスキを突く必要があります。
こうした打ち分けを簡単に行えるのがこのゲームの良い点ですね。

Stickman Tennis
※ちょっと解りにくいですが、前に出て来た相手に対し、後方にロブを返しているところ。
打球は自動で追ってくれるので、打ち返しに専念できるため、こうしたテクニックも駆使しやすいです。


ゲームに臨場感を与えているのが音声で、強い打球を撃った時の「うっ!」というかけ声や、点が入った時のスピーカーっぽいアナウンス、フォルトやアウトの時の線審の叫び声などが、すごくテニスらしいリアルな声です。
試合にもスピード感があり、やってみるとチープな印象は受けません

ゲームモードにはメインとなる「play TOUR」と、好きな設定で1戦だけ行う「quick GAME」があり、ツアーは3勝で優勝になる試合を勝ち抜いていきます。
優勝することで上位の試合がアンロックされ、ワールドランキングが上がっていき、これを1位にするのが当面の目標になります。

Stickman Tennis
※ツアーモードの試合選択画面。 コートの外観と相手選手の能力値が表示されています。
オプション画面で試合形式の選択も可能で、以下のような設定になります。
・Three short sets, start at 4:4 = 3セットマッチ。どのマッチも4対4の状態から始まる。
・Three full sets = 3セットをフルゲーム行う。
・One short last set, starts at 4:4 = 互いが1セットずつ取っていて、最終セットの4対4の状態から始まる。
なお、ゲームモードを Pro にすると方向スティックで自由に動けるようになりますが、さすがに難しいのでお勧めしません。


価格は 85 円。 気軽に試せる値段ですね。

特に欠点の見当たらない、文句の付け所がないゲームです
白熱した試合を手軽に行えるし、誰でも簡単に遊べる難易度と操作性だし、見た目や雰囲気もクールだし、1ゲームにあまり時間がかからないので遊びやすいし、コストパフォーマンスも良いです。

あまりにもそつなくまとまっているので、あまり書くことがありません・・・
ショートゲームと言えるので、ボリュームはそんなに期待すべきではありませんが、スマホで遊ぶスポーツゲームとしては非常に高い完成度と言えるのではないでしょうか。
万人にオススメできるゲームですね。

Stickman Tennis (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic

激闘が続く WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
台湾との激闘やオランダとのコールドゲームなどを経て、日本は遂に決勝トーナメントに進出しました。
そんな WBC の話題で持ち切りの中、コナミが「WBC 仕様のパワプロ」を公開しています。
パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic」です。

プロ野球の公式ライセンスを受けた iOS 版のパワプロは 2010 年から毎年発売されています。
しかし 2012 年のバージョンはソーシャルゲームの要素が加えられ、ゲームがワケの解らない方向に向いてしまい、ユーザーからの批判が続出。
そのためか 2011 年版で行われていた選手データの更新も放棄され、残念なことになっていました。
(現在 2011 年版以前のものは非公開となっています。 また 2012 年版の公開もこの3月で終了します)

現在のコナミはソーシャルゲームに注力しているため、このまま iOS 版のパワプロは消えるのではないかと心配していましたが・・・
今回、いきなりの WBC バージョンの発売。
2013 年版の公開も告知されており、今後もシリーズは継続していく模様です

今回発売された WBC バージョンはサクセスモードはありませんが、WBC のリーグ / トーナメントの形式で試合を行う事ができます。
登場するのはキューバやアメリカはもちろん、イタリアやプエルトリコなど別ブロックだったチームも含む16ヶ国
計 447 人の選手が登場し、WBC 特有の球数制限なども存在します。

パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic WBC

基本システムはこれまでの iOS 版のパワプロとほぼ同じです。

投球は球種を選んだ後、タップで投げる場所を指示する「タップ」と、投げる場所のカーソルを画面をスライドして動かす「スライド」の2種類が用意されています。
スライド操作のカーソル移動は「相対移動」です。(指の位置に関係なく、指を動かした方向にカーソルが動く)
ただしピッチャーの「コントロール」の能力に応じて、実際に球がいく位置にはズレが生じます

バッティングは3種類の操作があり、カーソルが自動で合わせられ、タップするだけで手軽にバッティングを行える「ロックオン」、カーソルをスライドして動かし(相対移動)、指を離した時にバットを振る「マニュアル」、タップでその場所にバッティングを行う「タップ」の3つです。

初期設定はロックオンですが、本格的なパワプロのプレイを iPhone / iPod touch でやりたい人はマニュアルがオススメでしょうか。
タップは打つ場所が指で隠れて見えない欠点があるので、画面が大きい iPad でないと勧められません。

守備は走塁は自動。 オプションで送球や進塁・帰塁のみマニュアルにする事ができます。

「実況パワフルプロ野球」だけあってよく喋る実況があり、プレイに臨場感を与えています
選手のキャラクターはいわゆるパワプロ君ですが、表情や仕草は豊かで、ゲームはちゃんと「パワプロ」していますね。

パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic WBC
※左が投球画面。 まずは球種をタップで選択。 ストレートは上、中央タップでスローボール。
ボールに書いてある数字はその変化球の曲がり具合です。
右の画像は顔面にボールが飛んできて目をつぶりながら避けているところ。 他にもきわどいボールだとバッターが審判を見たり、連打を浴びてピッチャーが目を回すなど、表情が面白いです。


ゲームには1試合だけを行う「エキシビジョン」と、WBC の日程で進行する「チャンピオンシップ」があり、エキシビジョンは3回で終わる簡易モードです。 球数制限はありません。

「チャンピオンシップ」にはピッチャーの球数制限があり、第1ラウンドは 65 球、第2ラウンドは 80 球、決勝トーナメントは 95 球投げたら、そのバッターの後にピッチャーは交代しなければなりません。
また7回以降に 10 点差、5回以降に 15 点差付いたらコールドゲームです。

もちろんチームは日本以外も選択可能で、予選リーグの組み合わせもシャッフル可能
どこが勝ち上がってくるかは毎回異なるので、常に違う展開を楽しめます。

チャンピオンシップの試合中にポーズ(タイム)して「高速試合」を選ぶことで、実際にプレイせず監督として采配を行うモードにすることも可能です。
パワプロ 2011 と同様、1打者ごとに守備体制やバッティング指示を行うことも出来ます。
これもこれで面白いモードで、ちゃんと投手交代や代打を行うことも出来ます。
(2011 は一旦通常モードに戻らないと投手交代や代打ができなかった)

また通常の試合でも、イニング終了時に「次のイニングをスキップ」して、攻撃や守りだけを行うことが可能です。

パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic WBC
※チャンピオンシップの日程&組み合わせ表。 シャッフルでバラバラの組み合わせにすることも出来ます。
右は第2ラウンドのトーナメント表ですが、今回の POOL B は史実とは全然違うチームが勝ち上がってますね。


パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic WBC
※左は高速試合での監督指示。「勝負だ!」は3回だけ使える気合いを入れるコマンド。
守備時のバントシフト、攻撃時のバントや盗塁は試合のポイントになります。
試合速度は「2倍速」だと指示が可能で、「4倍速」は指示なしで進行、「高速」はあっという間に終わります。
右は日本と台湾のスターティングメンバーの一例。 これから対戦するチームの能力とかを見るのも面白いかも。


難点は、やり込み要素に乏しいこと。
サクセスモードがないのはもちろん、基本的には1回1回のプレイを楽しむゲームなので、優勝したら何かの実績を獲得できるとか、そういった要素は何もありません。

そして最大の難点は、WBC の公式ルールであるピッチャーの登板制限がないこと。
WBC は 50 球以上投げたら中4日、30 球以上投げるか2試合連続登板した時は中1日の間隔をあけなければならないルールがあります。

しかしこのルールがないため、最初の試合でマエケンが先発して 65 球投げて、次の試合もマエケンが先発して、さらに次もマエケンが先発できるのです。
それは WBC のゲームとしてどうなんだと。
ここだけはホントに興醒めなので、何とかして欲しいですね。

※現在はアップデートで、ピッチャーの連続登板はできないようになっています。

パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic WBC
※左は試合中の守備位置変更画面。 画面下のボタンだけで簡単に変えられるので、バントシフトなどがラクに行えます。
1塁ランナーの所に「A」と書いてあるのは、そのランナーの足の速さ。
右はホームランを打った時の画面ですが、演出はあっさり気味。 まあ WBC はボンボン花火が上がるような事はないので、これはこれでそれらしいのかも。


価格は 450 円
野球ファンなら見逃せないアプリではないでしょうか。

育成要素のようなものはありませんが、2012 年版にあった課金で選手を作る「センシュクラッチ」はなく、不要なソーシャル要素や課金要素は消えていて、純粋な買い切りアプリになっているので、それはむしろ良くなったと思います。

球場が2種類しかないし、他のパワプロほどゲーム要素が豊富な訳でもなく、WBC に合わせて急ごしらえした印象は否めません。
ただ WBC が盛り上がっているこの時期に、それをテーマにしたパワプロが出たというのは嬉しいことですね。

パワフルプロ野球 2013 World Baseball Classic (iTunes が起動します)

Flick Golf / Flick Golf Extreme!

打った球をフリックでコントロール出来るのが特徴の、打ちっ放しのゴルフ練習を行うような、手軽に楽しめるショートゲームが世界的な人気になっています。
Flick Golf」です。

このタイプのゴルフ型ショートゲームはスマホには結構あるのですが、美しいグラフィックと遊びやすい内容で、その中でもトップクラスの完成度と言って良いでしょう。
昨年12月に iTunes の「今週のゲーム」に選ばれていたので、新作ゲームなのかと思っていたのですが、結構前からあったアプリのようです。

絶壁やビルの上など、トンでもないところでゴルフをする続編「Flick Golf Extreme!」も登場しているのですが、やはりゴルフ好きの方にはゴルフ場をテーマにしている方が好まれるようで、1作目の Flick Golf の方が iPhone 5 への対応など、アップデートも続いています。

Flick Golf

本格的なゴルフではなく、あくまで「打ちっ放し」なので、行うのは第一打のみ
打ち方は簡単、ただ画面をフリックするだけです。
フリックした方向と強さでボールが飛んでいきます。

しかしこのゲームの特徴は、打った後に画面をさらにフリックすることで、その方向にボールを曲げられること
打った後でも微調整を行う事ができるのです。
着地後もボールが止まるまでコントロール出来るので、バックスピンやトップスピンはもちろん、通常あり得ないようなボールの動きも可能です。

ゲームは制限時間制で、時間内なら何度打っても構いません。
グリーンには点数が書かれていて、カップに近いほど高く、もちろんカップイン(ホールインワン)すれば一番高得点が得られます。

また、カップに一番近いエリアにボールが止まれば3秒、カップインすれば 10 秒、時間が加算されます。
残り時間が0になっても、その時のショットで時間が増えれば継続できるので、正確には時間切れで終わりではなく、「時間切れになった後にミスショットしたら終わり」ですね。

Flick Golf
※行き過ぎたり手前に落ちても、うまくフリックで調整できれば何とかなります。
また、時間切れになってもナイスショットを継続できればゲームは延々続きます。
よって勝負は「ボールが着地してから」「時間切れになってから」ですね。
なお、ショットしたボールがどこにもバウンドせず、直接カップインすると「パーフェクトショット」となってスペシャルボーナスが入ります。
出来れば狙ってみたいところですが・・・

カップが大きめに作られていて、慣れると面白いようにホールインワンを連発できます
他のゴルフゲームではあり得ないスーパーショットを次々と繰り出せるのが、このゲームの楽しさであり、爽快なところですね。

各コースで規定スコアをクリアすると、次のコースが現れます。
オリジナルコース6つに加え、アップデートで追加されたボーナスコースが2つあり、また同じコースでも風向きとグリーンの位置は毎回変わります
たまに「そこ!?」と思うような場所にグリーンがあることも・・・

冒頭でも述べたようにグラフィックは美しく、水面に映る風景などもとても綺麗です。
また、物理シミュレートされたボールの動きも自然で、建物やピンに当たった場合もちゃんと反射します。
ショートゲームではありますが、その辺りの再現はしっかり作られていますね。

Flick Golf
※左の画像はバハマコース。 ティーショットはヨットの上。 砂浜はバンカー扱いで減点。
日本のコースも用意されていて、屋根の上に打ち込むとちゃんと斜面に沿って転がります。


ゲームモードはメインの「QUICKSHOT」の他に、「WORLD TOUR」と「QUICKSHOT PRO」が用意されています。

WORLD TOUR(ワールドツアー)は時間制ではなく球数制で、グリーンの位置はランダムではなく、球ごとに決まっています。
規定数を打ち終えた後で、一定以上のスコアならトロフィーを獲得できます。

QUICKSHOT PRO(クイックショット プロ)は上級者モードで、制限時間が短く、風も強いです。
普通のクイックショットは慣れると延々と続いたりするので、ある程度マスターした人はこちらで遊んだ方が良いでしょう。

派生作品の「Flick Golf Extreme!」は超絶コースばっかりで、ステージ1でいきなり軍用ヘリから空母に向かって打ち込みます。
その後も少年ゴルフ漫画も真っ青なコースが続くため、おバカ系が好きな人はこちらの方が楽しめるかも
ゲームの基本ルールは通常の Flick Golf と変わりません。

Flick Golf
※Flick Golf Extreme! のステージ1とステージ4。 「そこに打つの!?」と思うようなケースが連発されます。
それでもスーパーショット出来てしまうのがゲームの良いところ。


価格は Flick Golf、Flick Golf Extreme!、共に 85 円
手軽に試せる値段ですね。

※現在は定価 240 円になっています。

最近は少なくなりましたが、iPhone 初期に大人気となった Paper TossFlick Kick Football のような、秀作フリックゲームの雰囲気を持つ作品です。
確かに「投げて入れる」というゲームとしては、ゴルフは一番似合っているかもしれませんね。

スマホらしい手軽に楽しめるゲームで、ボリュームを求めている人には向きませんが、ゴルフファンはもちろん、あまりゲームをしない人にも勧められるアプリです。

Flick Golf(iTunes が起動します)
Flick Golf Extreme!(iTunes が起動します)

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