iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

オープンワールド

Radiation Island 日記風レビュー 前編

美しい風景が広がる謎の島で、自給自足の生活を行い、その島で行われていた恐るべき研究を解き明かしていく、オープンワールドのサバイバル・アクションアドベンチャーが公開されています。
Radiation Island」です。

Sky Gamblers シリーズや Battle Supremacy など、3D グラフィックに優れたゲームを公開している東欧のメーカー Atypical Games の新作です。
最新のグラフィックでマインクラフト系のような自給自足の生活を楽しめるゲームですね。

価格は 300 円で、このクオリティーでこの値段はかなり安いと言えるでしょう。

Radiation Island

Radiation Island

このゲームはオカルト好きには有名な「フィラデルフィア実験」を物語のベースにしています。
この実験は駆逐艦に強い磁場を発生させ、レーダーに映らないようにしようとしたもので、アメリカが 1943 年に行ったとされるものです。
しかしその結果、駆逐艦は遠く離れた土地に瞬間移動してしまい、さらに乗員に「壁と同化する」「燃え尽きる」「凍り付く」「透明化する」などの恐ろしい被害が発生、その結果を恐れた軍上層部が全てを隠蔽したと言われています。

サバイバル系のゲームは内容が複雑なため、今回も「プレイ日記風のレビュー」でお届けいたします。
ゲームの序盤の攻略も兼ねているので、プレイされる方は参考にして頂ければと思います。

----------

【 廃墟島サバイバル生活 一日目 】

私のサバイバル生活も、これで6世界目を迎える。
今回は謎の実験で謎の島に飛ばされたという、謎に満ちたサバイバルアドベンチャーだ。
だがこの島の風景は、そんな恐ろしい現実さえ忘れてしまうほど美しい。
カクカクした世界ばかり見てきた私にとって、この景色は新鮮だ。

Radiation Island

この世界のメッセージは完全に日本語化されている
チュートリアルも付いており、基本操作に関して悩むことはあまりない。
まずはガイドに従って、海岸で小枝や小石を拾い、それを組み合わせて石斧を作る。

道具作りは簡易化されていて、製作ボタンを押して道具のタブを選び、作りたいアイテムを選択するだけだ。
材料を並べたり、作業台の前に立つ必要はない。
家造りなどもないため、あくまでサバイバルアドベンチャーであって、マインクラフトではないと言ったところか。

Radiation Island

石斧を作ったら、それを手に持って木をガンガン叩く。
その度に木材が手に入り、程なくして木が倒れた。
石斧で木をなぎ倒せるパワーに驚くが、これもフィラデルフィア実験の影響だろうか。
まあ他の島ではマイクラ百裂拳で木を殴り倒したりもしているのだが。

そうこうしていると、目の前にウサギが一匹。
弱肉強食はサバイバルの基本。 可愛そうだが、今後のために肉や革が必要だ。
さっそく石斧を持って近づき、振りかぶって殴りかかる。
しかしウサギが速攻で逃げる! しかも速い!

Radiation Island

必死に海岸を走り、茂みを抜け、丘の上まで追いかけていくが、それでもなかなか追い付かない。
開始直後の狩りでここまで苦戦するのは初めてだ。
しかも森の中まで入っていくと、前方に犬(狼)が一匹。

ヤバイ、サバイバル系の犬はヤバイぞ。
すぐ脳裏に Survivalcraft など、他の島での惨劇が思い浮かぶ・・・

とか思っていると ワウワウ! ガジガジ!!
ほら襲われた! かじられた!

Radiation Island

すぐダッシュで逃げるのだが、犬がまた速いし、しつこい!
丘を下り、茂みを抜け、結局最初の海岸に。 しかしまだ追いかけて来る。
弱肉強食はサバイバルの基本だが、どうやら弱者はこちらの方らしい・・・

かなり距離を取り、なんとか安全を確保するが、いきなり大ダメージで「出血」もしている。
出血を止めなければならないが、方法が解らない。
さっそく手持ちのノートを開き、その方法を調べてみると・・・

「出血を止めるには包帯が要ります」
「包帯を作るには薬草が要ります」
「草と薬草を刈るにはマチェットが要ります」
「マチェットを作るにはが要ります」
「鉄を作るには溶鉱炉鉱石が要ります」

ねぇよ、そんなもん!
そうこうしている間にも出血で体力はどんどん削られていく。
なんだこれ、自然治癒はしないのか? 血小板はどうした? これもフィラデルフィア実験の悪影響なのか?

※後日解ったのですが、実は素手でも茂みから草と薬草を取ることが出来ます。
ただ、ノートには「マチェットかカタナで草を刈って手に入れる」と表記されており、この時はマチェット必須だと思っていました。

血がダラダラ流れる中、一縷の望みを抱いて海岸にある廃屋に向かう。
この島は完全な孤島ではなく、各所に人がいた痕跡が残されている。
廃屋に治療に役立つものがあるかもしれない。

Radiation Island

中に入ると、箱がいくつか見つかった。
これらは保管庫として使うことも出来るだろう。
だが、中に入っていたものは「放射能防護スーツ」や「毛製のパンツ」などだった。
いや、それらも要るんだろうけど、今はパンツより包帯がいる。

このパンツで止血とか出来ないのか?
あぁ、モウダメダ、体力がない・・・ 視界がセピア色に染まっていく・・・

Radiation Island


【 廃墟島サバイバル生活 二日目 】

気が付くと海岸に倒れていた。 初日からエライ目に遭ってしまった・・・
ただ、サバイバルゲームの初回というのは、操作方法も解ってないし、こんなものか。

とりあえず、初日に解ったことをまとめておく。

「出血したら包帯がないと死ぬしかない
「包帯を作るため、まずはマチェットを作る必要がある(実際には素手でも良かった)
「それには鉄を生産する必要がある」
「廃屋は拠点にできる」
「犬はコワイ」

こんなところか。 当面の目標は溶鉱炉の作製になるだろう。
まあ、サバイバルで最初に「ベッド」と「かまど」を作るのは、基本ではある。

さっそくノートをパラパラめくり、ベッドと溶鉱炉の作り方をチェックする。
どうやらベッドは「木」と「毛」から作るらしい。
毛は羊から取れるらしいが、どこにいるんだ羊って。 その辺を歩いてる訳はないし・・・

歩いてた。

Radiation Island

さっそく石斧を振りかざして殴りかかる!
例によってダッシュで逃げられるが、それはもう承知のこと。
こちらも追いかけながら攻撃を続け、なんとか倒すことに成功する。

倒した後、周囲をよく見てみると「毛」と「肉」が落ちていた。 さばく必要はないらしい。
さっそく手持ちの木材と組み合わせ、ベッドを作製する。

実は後で解ったことなのだが、廃屋の箱の中には「熊の毛皮」があり、これを「毛」や「皮」に加工することも可能で、本当はそれでベッドを作るのが本筋だったようだ

※廃屋にある初期アイテムは、プレイごとに変化するようです。
この時は「熊の毛皮」や「毛製のパンツ」があったのですが、代わりに銃や松明が入っていることもあります。
海岸の東側には最初からベッドのある家(トランジット)があるため、小さな家ですが、そちらを拠点にする手もあります。


ともあれ、ベッドは出来たので屋内に設置する。
これで夜が来ても安心だろう。

Radiation Island

まだ眠たくないのか、睡眠は夜しか取れないようなので、日が暮れるまで海岸で木の枝やココナッツの実などを拾う。

海の中に入ると、そのまま潜ることが出来る。
揺らめく水中の景色は本当に綺麗で、思わずそのまま沖まで泳いで行きたくなる。
無論、本当に泳いで行くと溺れてしまうのだが。

ちなみにこの海、ワニも生息していて、たまに陸に揚がってくる。
ワニがいる海ってどこだよと思ってしまうが、まあフィラデルフィア実験の副作用なら、どこに飛ばされていても不思議ではない。

Radiation Island

そうこうしていると日が暮れてきたので、廃屋に帰宅する。
当然だが無人島に街灯などない。 あまりにも暗すぎるので、明かりの確保も急務になりそうだ。
しかも何やら雪の結晶のマークが出ている。 どうやら寒いらしい。
暖を取る方法も探さなければならないようだ・・・

とりあえず外に出て、キャンプファイアーでも作ろうかと思ったのだが、何やら前方に明るいものが浮いている・・・

Radiation Island

なんだコレ? 何かの明かりなのか?
暖を取れるかもしれないと思い近寄ってみると・・・ ライフがどんどん減っていく!

近づき過ぎて熱いのか? いや、そんな感じじゃないぞ。
しかも何やら放射能マークが・・・ これって放射能汚染!?
そういえば廃屋に放射能防護スーツがあったが、最近の放射能って目に見えるのか?

まさかこんな風に放射能ゾーンが漂ってるとは思わなかったので驚いてしまった。
幸い、放射能の影響は時間の経過で消滅した。
しかしこの島、単なるサバイバル以上に、生きていくのは大変そうだ・・・


【 廃墟島サバイバル生活 三日目 】

海岸で拾える材料と食料には余裕があるので、本格的にサバイバルの体制を整えていくことにする。
まずは溶鉱炉の作製だ。 必要な材料は「」と「」。
海岸で拾えるのは小枝と小石(発火石)なので、これらでは代用できない。

さっそく周辺の木を石斧で殴り、木材を集めて行く。
石斧はすぐ壊れるが、小枝と小石で作れるのでいくらでも補充は可能だ。
小枝は木をパンチしても入手できる。

木が集まったら、今度は石。
小石(発火石)と木でツルハシを作り、その辺に落ちている岩を砕いて入手する。
ただ、岩がなかなか見つからない・・・
こればかりは、周辺を探し回るしかない。

Radiation Island

石を捜すついでに、近くの建物に立ち寄ってみることにした。
近くに犬が居たので避けていたのだが、かつては軍事施設だったようで、中では何冊かの日記を見つけることが出来た。
どうやらこの島で行われた実験について書かれているようだが、いつかその秘密を明かすことが出来るのだろうか?

建物の上部からは周囲の地形を一望できた。
見晴らしが良く、この島の美しさを改めて認識する。

Radiation Island

Radiation Island

フィラデルフィア実験は先日行われたばかりだが、この島はどう見ても放棄されて長い時間が経っている。
それらの謎も、探索を続けるうちに・・・

ワウワウワウ!

でたー! また犬だ!

しかし逃げてばかりもいられない。 今回は対抗する!
実は先ほど、廃墟内で弓矢を発見できたのだ。 これさえあれば遠距離射撃で・・・
って何匹来るんだ、おい!

Radiation Island

ガジガジガジ!

あっ、出血した。 もう治せない。 どーすんだよそれ!
っていうか、3対1はさすがに・・・ おふぅ~(断末魔)

----------

という訳で、犬に噛まれて毎度出血多量なサバイバル生活。

果たして安定した冒険に出れるのか? 以下、後編に続く

Radiation Island (iTunes が起動します)

アメイジング・スパイダーマン2

4月25日に上映が始まる映画「アメイジング・スパイダーマン2」のオフィシャルゲームにして、スパイダーマンになって映画さながらに町中を飛び回れることでヒットしたゲームロフトの人気作「アメイジング・スパイダーマン」の続編がいよいよ公開されました。
アメイジング・スパイダーマン2」です。

今回はグラフィックが大幅にパワーアップ!
前作は画質より描画速度を重視していたのか、グラフィックは粗めだったのですが、今回の街並みは滑らかで美しく、ビルのガラスに映る風景やニューヨークらしい広告塔もとても綺麗。
そしてその中を前作同様、ウェブスイングでブンブン飛び回ることができます。

内容としては前作の「正当進化」であり、悪く言えばあまり変わり映えしません。
前作が好評だったので、ヘタに大きく変えなかったのだと思われます。

アメイジング・スパイダーマン2

いわゆる「オープンワールド」のゲームで、3D グラフィックで再現された広大なニューヨークの中を自由に移動することが出来ます。

ここのニューヨークはやたら治安が悪いようで、マップの各所で誘拐や強盗、車泥棒が発生しており、また交通事故も多発しています。
画面左上のミニマップには事件の位置が表示されており、近くの現場の方向を示す矢印も現れます。
これを頼りに事件現場に向かい、片っ端から解決していきます。

敵がいる場合は戦闘になりますが、攻撃ボタンを連打していれば自動で華麗なスパイダーアクションが次々と繰り出され、敵をボコボコにしてくれます。
あまりテクニックが必要なものではないのですが、このゲームは「スパイダーマンになって町を飛び回ること」がメインなので、戦闘はこのぐらいでも良いような気もしますね。
アクションは前作よりも豊富で、動きも滑らかです。

戦闘時には「回避」と「スパイダーウェブ」のボタンも現れ、敵が攻撃しそうな時に回避ボタンを押すと、回避と同時に反撃技を食らわせます。
前作はこの回避のタイミングが解り辛く、素早く反応するため回避ボタンを凝視していないとダメだったのですが、今回は攻撃準備をしている敵の上に目立つマークが表示されるようになり、普通に画面を見てタイミングを判断できるようになりました

スパイダーウェブのボタンは攻撃に組み込むことで、敵をピヨらせたり放り投げたりする多彩な技に派生させられます。
普段はムリに使わなくても良いのですが、うまく使えば格好いいアクションが見られますし、強敵には有用ですね。

アメイジング・スパイダーマン2
※スパイダーマンのアクションはよりスピーディーになりました。 画面外から銃を撃たれるような解り辛いケースも減っています。
左の敵の上に出ている赤いギザギザが攻撃準備マーク。 これが出たら回避ボタンを押しましょう。
コンボは 50 を越えると攻撃がパワーアップします。


アメイジング・スパイダーマン2
※今回は空中戦もあり。 でも操作は簡単。
表示されるウェブボタンを押して敵を捕らえたら、後はボタンを連打していれば OK です。 スパイダーマンが勝手に格好いいアクションで撃破してくれます。
ゲーマーには物足りない点もありますが、このゲームは戦闘がウリではないですしね。


町の各所で発生する事件には「サブミッション」と「メインミッション」があり、今回はサブミッションをクリアする事で市民の支持率が上がるようになりました。

この支持率が一定数になるごとにメインミッションが発生し、それを全てクリアしたら再びサブミッションで支持率を高める、という形になっています。
そして支持率 100 %でボスが登場します。

つまりサブミッションのクリアが必須になったのですが、戦闘も移動もスピーディーに進行するため、あまり面倒な感じはありません。
戦闘はボタン連打で手軽に進むし、移動はウェブスイングでビルをひとっ飛びしながらショートカットで急行できるので、むしろサクサク感がありますね

ミッションのクリアによってお金も貯まっていき、パワーアップや回復アイテムを購入することが出来ます。
最近のゲームロフトは残念な課金制限がある場合が多かったのですが、今回は消費アイテムやパワーアップに必要な資金はゲームを通して入手していける印象です。
追加コスチュームなどは課金アイテムになっています。

アメイジング・スパイダーマン2
※スキルは6つのカテゴリに分かれていて、それぞれ低いものから順に取っていきます。
技のスキルを習得すると新しい攻撃が出来るようになりますが、操作はボタンを順番に押すだけの手軽なものなので、簡単に連続攻撃に組み込むことが出来ます。


アメイジング・スパイダーマン2
※車の下敷きになっている人の救出。 このあと担いで病院に運びます。
他にもサインしたりとか、窃盗車を追ったりとか、戦闘以外のミッションも色々ありますね。


まあこのゲームはシステムやら戦闘云々ではなく、スパイダーマンになって町を飛び回るのが楽しいゲームです。
ビルのすき間を高速で抜けていくのは気持ちがよく、はるか上空まで飛び上がってダイブするのも迫力あります。

スパイダーマンはビルの壁もまるで地面のように登ることができ、今回は壁面をダッシュすることも出来るようになりました。
あまりにも縦横無尽に動けるので、たまにどこに張り付いているのか解らなくなったりもしますが、それだけのアクションを広い町の中で自由に行えます。

地面にいる時に車が前方から迫って来ても、自動的に格好いいジャンプで回避してくれるなど、あらゆるアクションがスパイダーマンらしくて良いですね。

ミッションの中には爆弾を探したり、怪我人を病院に連れて行くなど、移動を要するものも多いのですが、そういったお使い系が苦にならない「移動の楽しさ」があります。

アメイジング・スパイダーマン2
※チャプター1のボス登場。 この電撃を操る敵は映画でも主要人物になっています。
ちなみにチャプター2のラストは、ボスを糸で固めながらザコを倒すシーンが難しい。
ボスが画面から消えないよう、前後に動きながら糸で固めましょう。 行けば意味が解ります。


アメイジング・スパイダーマン2
※高空から地上へダイブ! 目の眩むような高さからのダイブ感が病み付きに。
グラフィックが綺麗になって臨場感もさらにアップしました。
綺麗な湖のある公園や、銅像のある陸橋など、街並みもリアルですね。


価格は 500 円。 クオリティーを考えるとむしろ安いぐらいだと思います。

唯一難点だと思ったのは、オンラインゲームでもないのに通信環境が必須なこと。
通信できない状況だとエラーで起動さえ出来ません
また通信が繋がりにくい状況だと起動に時間がかかります。

ただ、ゲーム自体に目立った難点は見当たりませんね。
ゲームロフトなのでメッセージも全て日本語化されていて、翻訳におかしい部分もありません。

町中をウェブスイングで飛び回るシンプルな爽快感と、最新スマホのグラフィックの美しさを堪能できる内容で、万人が「すげー!」と感じるアプリだと思います。

アメイジング・スパイダーマン2 (iTunes が起動します)


以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

Grand Theft Auto: San Andreas

広大な町を自由に散策できる「オープンワールド」のゲームであり、強盗や殺人など何でもやりたい放題できてしまう「クライムゲーム」(犯罪ゲーム)の代名詞でもある「Grand Theft Auto」(グランド・セフト・オート)シリーズ。 通称「GTA」。
道徳的に問題のあるゲームですが、その自由度の高さで世界的に人気のあるシリーズです。

スマホではすでに「Grand Theft Auto 3」や「Grand Theft Auto: Vice City」が発売されていますが、先日さらにシリーズ作が公開されました。
Grand Theft Auto: San Andreas」です。

オリジナルは 2004 年に公開されていますが、日本で発売され始めたのは 2007 年になってから。
日本での発売が遅れた理由は、その非道徳的な表現がアメリカで問題となり、司法を巻き込んだ大きな騒動に発展したからで、そのため PS2 で発売された日本版には様々な規制が加えられました。

しかし今回発売された iOS 版は、日本版 GTA:SA で規制されていた「人を殺すとお金が出る」「倒れた人への追撃」「イベントでの麻薬の表現」などがそのまま残っているため、基本的に海外版と同じだと思われます

いずれにせよ、暴力表現や犯罪行為の強いゲームなので、子供に見せられるようなゲームではありません
この点にはご注意下さい。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA

主人公は故郷に帰ってきた黒人ギャング。 舞台は 1992 年のアメリカ西海岸です。
彼が不在の間にファミリーの所属するギャング組織は麻薬と抗争によって弱体化しており、それを復活させるために奔走することになります。

ただ、オープンワールドのゲームなので、本編そっちのけで好きなことをやって構いません
その辺の人をぶん殴って金品を奪うことも、車を強奪して乗り回すことも、商店で銃を乱射しまくることも自由です。

ただし犯罪行為を行った場合、警察に追いかけられる事になり、それでも罪を重ねていると「手配レベル」が上がって大量のパトカーに追われ、そのうちヘリや特殊部隊まで現れる事になります。
まあ警察に追われながらハチャメチャな銃撃戦やカーチェイスをするのも、このゲームの醍醐味ではありますが。

また、今回はギャング同士の抗争は大目に見られているようで、他のギャングのメンバーを撃ち殺したり、車で轢いたりしても、手配レベルは(流れ弾が市民に当たったりしない限り)上がりません。
向こうから発砲してくることも多く、従来より戦闘が起こりやすくなっています。

ゲームの進め方は前より解りやすくなっていて、メインミッションの発生場所は自宅の近く。
少なくとも序盤は、依頼人があちこちにいたりすることはありません。

警察に捕まったりライフがなくなって倒れたりしても、若干($100)のワイロや治療費で放免となります。
ただしメインミッション中にやられた場合はチェックポイントからの再開となります。
中盤からのミッションにはかなり難しいものもあり、リトライを繰り返さないといけない場合もありますね。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※町には複数のギャング団がいて、シマ(縄張り)を争っています。
画像は別のギャング団同士がたまたま遭遇して銃撃戦を始め、援軍もやってきて、さらにそれに巻き込まれた車が止まって渋滞を引き起こしつつある状態。
ここにさらにパトカーが来たりすると大カオス状態になります。 そしてそういうケースがこのゲームでは珍しくありません。


Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※主人公が何もしてなくても、パトカーやヘリが犯人を追ってたり、どこかで銃撃戦が起きたりしています。
車を盗んだり通行人を殴っても、すぐ手配レベルが上がることはありませんが、警官の近くで犯罪行為をしたり、パトカーにぶつかったりすると現行犯ですぐ手配されます。
手配レベルが高くなると逃げ続けても減らないので、車に乗って塗装屋に入るか、一旦家に戻りましょう。
家に戻ってセーブすると時間が経過し、手配がなくなり、ダメージも回復します。


そして今作の特筆すべき点は、大幅に向上したオープンワールドならではの自由度

まず、町が広い。マジで広い
前作の時点で凄く広大だったのに、その5倍の広さを持つという今回のフィールドは、散策するだけで何時間かかるのか解らないレベル。
ユニークな地形や建物、壁画なども多く、迷子になっているだけでも楽しめます。

さらに利用できるショップが増えました
前作までは町が広い反面、利用できる施設は少しだけでしたが、今回は飲食店、洋服店、バー、トレーニングジム、理髪店、車両改造屋など店が豊富で、ジムでは実際にトレーニングして筋力をアップでき、服を購入すれば自宅で着替えられます。

サブミッションも豊富にあり、タクシーや救急車で人を運ぶおなじみのものや、公道レース、侵入窃盗、パトカーで凶悪犯を追いかけるものなどもあります。
メインミッションもフォークリフトで荷物を運ぶとか、音ゲーの如くダンスするとか、バラエティーに富んでいます
ガールフレンドとのデートや教習所での試験、他ギャングとの縄張り争い、カジノでのギャンブルなどもあり、とにかくやれる事がたくさんあります。

加えて細かいステータスやスキルが用意されており、自転車で走っていれば自転車スキルが上がって転け辛くなり、ピストルやマシンガンを撃っていれば照準が拡大します。
食べれば体脂肪が増えて太りますが、走っていれば痩せ、さらにスタミナも上がります。

「オープンワールド」の本領発揮といったところで、延々と遊べるゲームになってますね。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※車でダンス、フォークリフトで荷物運び、走り屋とレース、ジムでトレーニング。 他にもバスケとかカジノとか、色んなものがてんこ盛り。
本編も電車をバイクで追いかけるとか、屋敷に忍び込んでお宝をこっそり持ち出すとか、単なる「お使い」ではないミッションが豊富に用意されています。


Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※ハンバーガーショップで彼女とデートして好感度アップ。 もう何のゲームなんだか。
イベントシーンの人物の動きは相変わらず細かく、身振り手振りがリアルです。
ただ映画をリスペクトしていた前作 GTA:VC と比べると、カメラワークや動きが映画演出っぽくない。
今回は全体的に、アメリカの連続テレビドラマという雰囲気ですね。


9年前のゲームなので、さすがに今見ると 3D グラフィックのレベルは見劣りしますが、画面の解像度が増しているため、オリジナルより綺麗になっています。
iPhone 5 以上なら光と影の表現もリアルになり、車体への景色の写り込みも行われます

旧機種だと影が省略され、色ものっぺりした感じになるようですが、動作速度は iPhone 4S や iPad 2 でも快適なようですね。(iPhone 4 以下はプレイ出来るレベルではない模様)

難点は、これは前々作からなのですが、iPhone でプレイすると文字がかなり小さいこと
アルファベット表記以外はあまり考慮されていないようで、iPhone だと説明文などはギリギリ読めるといったレベル。
全体マップは見やすいものに一新されてますが、アイコンの説明は相変わらず小さいです。
iPad なら問題ないので、出来れば iPad でのプレイをお勧めします

まあ文字がはみ出たり、文字化けしている訳ではないし、日本語化されているだけでも喜ぶべきでしょうか。
翻訳は問題なく、これまで同様、ギャングらしい口調の自然な文章になっています。
道徳的なものを考慮したのか、ポン引きの訳が「人材派遣」になってたりしますが。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※車体のボンネットとガラスの写り込みに注目。 これはオリジナルにはなかった模様。
車体のダメージ表現は相変わらず細かく、ちゃんとぶつかったところが壊れます。


Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※マップ画面。 今回はすごく広いので、上記に写っているのはほんの一角。
色分けされているのは各ギャング団のシマを表していて、ゲームが進むとこのシマの争奪戦を行う事になります。 もちろん相手から攻め込まれることもあり。


価格は 700 円。 このクオリティーとボリュームなら、むしろ安いぐらいでしょう。
本当、ボリュームという点では圧倒的であり、遊び尽くそうと思ったら何十時間かかるのか予想が付きません。
寄り道要素てんこ盛りのゲームですが、本編だけでも相当な量です。

私はオープンワールドのゲームは、そこで様々なことが出来るようになっていないとその意味がないと思っていますが、これだけ各要素が豊富だと文句なしですね。
戦闘中心のゲームではないので、FPS や格闘ゲームと比べると戦闘部分は簡易的ですが、前よりも多人数での撃ち合いが発生しやすく、そこから大事故に発展する場合も多いので、予想しない出来事が起こる面白さもあります。

まあクライムゲームなので、ここでオススメとは言えません。
日本のゲームほど解りやすい訳ではないし、かなりヘビーなゲームですから、それほどゲームをやらない人には重すぎるでしょう。
「良くも悪くも最高クラスの洋ゲー」と言えるでしょうか。

Grand Theft Auto: San Andreas (iTunes が起動します)

ギャングスター ベガス

ゲームロフトの GTA」こと、「ギャングスター」シリーズ。
広い街を自由に散策し、銃を乱射したり車を盗んで暴走したりなど、好きな勝手なことができるオープンワールドの「クライムゲーム」(犯罪ゲーム)です。 その最新作が先日ついに発売されました。
ギャングスター ベガス」です。

今回の舞台は「ラスベガス」の街。
主人公はギャングに雇われていた格闘家でしたが、負けるはずの八百長試合に勝ってしまったため、ギャングに追われることになります。
今までのような極悪非道な殺し屋と違い、若干まともな経歴ですが、元ギャングだけあって非道っぷりは相変わらずです。

このシリーズは 2009 年の発売以降、1年ごとに新作が登場していましたが、今回はより長い開発期間をかけていたようで、2011年末に発売された「ギャングスターRIO」以来、1年半ぶりの新作となります。
ハードウェアの進化に伴って、町並みの美しさはさらにパワーアップしています

GTA(Grand Theft Auto、グランド・セフト・オート)を模倣したシリーズと言えますが、今回はちょっと方向性を変えてきています。
同じクライムゲームではありますが、GTA が優れている部分をあえて追っていない印象です。
本家 GTA の「Grand Theft Auto: Vice City」がすでに人気になっているため、同じスタイルで張り合おうとはしていない感じですね。

ギャングスター ベガス Gangstar Vegas

ギャングや有力者から仕事を請け負い、それをこなしていくことでストーリーが進行します。
仕事と言ってもガジノ強盗や邪魔者の誘拐、殺人、車泥棒や爆破工作まで、依頼されるのは犯罪行為ばかりで、相変わらずの非道っぷり
ただ今回の主人公はギャングに命を狙われて逃げている立場であり、一応どの仕事もやむを得ずやらされているような物語になっています。

ストーリーはこの手のクライムゲームとしては解りやすく、先が見たくなる面白いものになっています。
ゲームロフトですからメッセージは全て日本語化されていて、翻訳におかしいところもありません。
他のクライムゲームより難易度は低めで、1つのミッションは短めですが、そのぶんゲームはサクサク進みます
依頼の数はかなり豊富で、「ミッションが短いからボリュームがない」みたいなことはありません。

もちろん「オープンワールド」のゲームですから、ミッションを無視して自由に散策し、好きなことをしても構いません。
ラスベガスを模した町並みは観光地だけあってユニークな建物が多く、マリーナや郊外の岩場、美しいアーケードやビル街などがあり、展望台やカジノ、庭園や噴水などもあって、見どころは多いです
カジノではスロットマシンやブラックジャックも楽しめます。

ただ今作は GTA とは違い、車で暴走したり、銃を乱射するなどの好き勝手できる点は、あまり重視されていない印象です。
人を撃ちまくっていると警察がやって来ますが、その規模は大したものではなく、追われている状態もすぐに解消されます。

しかしこのゲームはマップ画面で自由に「サブミッション」を選択でき、その中には「銃で人を撃ちまくれ」「車で人を轢きまくれ」といったハチャメチャな犯罪行為も含まれています。
つまり「銃を乱射したいんだったらこちらでどうぞ」みたいな形になっている訳ですね。
やること自体は町中での銃乱射や車暴走とほとんど変わらないし、こちらの方が成果に応じて報酬や名声を獲得できます。

カーレースやボートレース、銀行強盗などのまともな(?)ミッションも存在し、レースは所有しているマシンで出場するため、良いマシンをゲットすることにちゃんと攻略的な意味も備わっています

ギャングスター ベガス Gangstar Vegas
※銃撃戦では物陰に隠れることも可能。 ただ難易度は高くなく、薬や防具も豊富に買えるので、それなりの武器さえあれば、ガンガン突っ込んで行っても構いません。
格闘ゲームや FPS ではないので、そんなに戦闘が作り込まれている訳ではありませんが、この点はクライムゲームに共通して言えることですね。


ギャングスター ベガス Gangstar Vegas
※ゲームが進めばセスナやヘリで空を飛ぶこともできます。
見ての通り町並みはとてもユニーク。 ラスベガスらしく「街全体が観光地」って感じですね。


ギャングスター ベガス Gangstar Vegas
※街の各地に豊富に用意されたサブミッション。 オレンジは戦闘系、青緑はレース系で、ストーリーが進むと更に増えていきます。
物件の購入も可能で、買うとその場所にワープできるようになり、一定時間ごとに収入も得られます。
メインミッションにもこの画面から簡単に移動でき、ミッション中はミニマップに目的地への移動ルートが表示されます。


町並みは本当に美しいのですが、GTA と比べると細部の作り込みには甘い点が見られます。
人の動きや反応にもあまりバリエーションがありませんし、車の動きもややリアル感に欠けます。
車や人の数も少なめです。

車の破壊表現も乏しく、GTA のような部位破壊は存在せず、綺麗な状態とダメージを受けている状態の2通りしかありません
ストーリーシーンの人の動きもゲーム的な感じで、GTA のような細かいしぐさはなく、さらに口パクがないのでかなり不自然です。

GTA : VC はこれらの部分が非常に作り込まれていたため、その部分での勝負はあえて避けたのでしょう。
こちらは遊びやすい難易度と、パッと見の美しさ、豊富なサブミッションと装備、レベルアップによる成長要素などを優先している形です。

最近のゲームロフトはソーシャルゲームのような課金要素やプレイ制限を無理やり導入し、非常に遊びにくくなっているゲームが多いのですが、今作は意外にも課金必須の武器や乗り物はなく、課金前提の難易度にもなっていません。
サブミッションで割と容易にお金も稼げます。

お金やスキルポイントを課金で買うことも出来るのですが、ちゃんと買い切りゲームらしい、テンポの良い成長とアイテム集めを行えるゲームです。 GTA よりカジュアルな内容と言えますね。

ギャングスター ベガス Gangstar Vegas
※ストーリーシーンは結構派手な場面が多く、キャラクターの顔の書き込みも細かいのですが、やはり GTA:VC を見た後だと、動きの滑らかさやリアルさなどでは見劣りします。
しかし会話は全編フルボイス(英語)で、物語はなかなか良いですね。


ギャングスター ベガス Gangstar Vegas
※武器や衣装は豊富に用意されていて、レベルアップによるスキル獲得要素もあります。
「コネ」で手配時間が短くなったり、「ワイロ」で警察に追われにくくなったりするユニークなスキルも存在します。
また倒した敵が武器や乗り物を落とす場合があり、同じ武器を集めて強化する要素もあるので、意外とアイテム集めも楽しかったりします。
ストーリーやリアルさを重視した GTA とは違い、ゲームらしい楽しさを重視している形です。


価格は 600 円。 前述したように「買い切りゲーム」であり、「本体無料+アイテム課金」ではありません。
追加課金しなくても普通に遊べる内容で、「課金しないと進行困難」「回復するのに待ち時間が必要」「強力な武器は課金アイテム」みたいなソーシャル的な残念要素はありませんのでご安心下さい

iTunes の評価は分かれ気味で、確かにこのゲームに GTA 的な楽しみを期待すると、ガッカリになると思います。
今作はそっち方面に向かっていないので、GTA の優れた部分を GTA を基準に評価したら、当然こちらの評価は下がるでしょう。
しかし今作は GTA のパクりではなく「ギャングスター」として作られていて、そう考えると良い方向に進化していると思います
少なくとも私はかなり楽しめていますね。

iTunes には操作性に対する酷評もあり、確かに徒歩の方向転換には難があります。
車の操作についての批判もありますが、これはブレーキでスリップしやすい GTA の挙動に近づけている感じで、良し悪しいったところでしょうか。

難点としては、起動時に画面が止まったまましばらく動かなくなったり、ゲーム中に不意にフリーズすることがあるなどの、不安定な点
これだけのグラフィックのゲームなので、さすがに負荷が高いようですね・・・
プレイ前には本体再起動を行っておいた方が無難です。

全体としては、十分にオススメできるゲームです
一般のユーザーには、マニアックな GTA:VC よりも、こちらの方が勧められる気がします。
まあ「クライムゲーム」ですから、いずれにせよ子供とかにはやらせられませんが。

ただ、オススメではあるんだけど、ゲームロフトのゲームですから・・・
どうせそのうちセールされるだろうから、それを待った方が利口なのかなぁ・・・

ギャングスター ベガス (iTunes が起動します)

Ravensword: Shadowlands

一言で言うと「洋ゲー」。
洋ゲー的なリアルさ、洋ゲー的な自由度、洋ゲー的な解りにくさ、洋ゲー的な高難度を持つ、3D の広いフィールドを冒険する「オープンワールド」の新作 RPG が登場しています。
Ravensword: Shadowlands」です。

このゲームは 2009 年に登場した iPhone 初期の 3D RPG「Ravensword: The Fallen King」の続編で、そのため RavenSword 2 と呼ばれる事もあります。
開発したのは同じオープンワールド型の 3D RPG「Aralon」を開発した Crescent Moon Games。
同社の iOS 用のリアル 3D RPG としては3作目ですね。

開発中の頃からその美しいグラフィックが話題になっていたゲームで、大きな期待を寄せられていました。
実際、オープンワールドの RPG としての完成度はかなり高いのですが、前述したように日本のゲームとは大きく異なるゲームバランスとシステムで、しかも全編英語ですから、日本人にはかなり敷居の高いゲームでもあります。

Ravensword: Shadowlands Ravensword2

画面左下をスライドして移動、右側をスライドで周囲を見回し、ボタンで攻撃やジャンプを行います。
基本的には町の人と話してクエストを請け負って、それを達成していく形で進行しますが、オープンワールド型のゲームとしてはクエストは少なめで、ストーリーとは直接関係ないサブクエストは数える程しかありません。

ただ、フィールドの隅に宝箱があったり、ストーリーとは無関係な洞窟があったりして、それらの場所で強力な装備が見つかることもあるので、各地を散策する楽しみはあります。

洋ゲーの RPG らしく初期の主人公は激弱で、イノシシに数回小突かれたり、ネズミに何度かかじられるだけでアッサリ昇天します。
日本の RPG みたいに「ひのきのぼう」一本でスライムを倒しまくり、簡単にレベルをあげられるような、生やさしいゲームではありません。

しかしそれだけに成長した時の強さを実感できますし、イノシシや鹿を狩って、皮や肉を取って町で売り、新しい装備を買ってパワーアップするという、サバイバル的な面白さと RPG らしい育成の楽しさがあります

能力はレベルアップ+スキル制で、敵を倒してレベルが上がるとステータスポイントが貰えると同時に、スキルの上限が増えます。
スキルには「剣の熟練度」「防御の熟練度」「魔法の熟練度」などがあって、剣で戦うと剣の熟練度が、弓で戦うと弓の熟練度が上がります。
防御の熟練度は攻撃されることで上がります。

レベルアップで上がるのはスキル上限値のみなので、例えば斧を1回も使ったことがない場合、レベル 20 になっても斧の熟練度は1からで、当然熟練が上がるまでは弱いです。
また、これらとは別にジャンプ力や移動力、自然回復力などの補助スキルを上げられる「タレント」と呼ばれるポイントがあります。

Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※ゲーム開始直後は門のすぐ側にいる大ネズミさえ超強敵!
最初はスペランカー並に弱いので、切ったらすぐバックジャンプで逃げるといった感じのヒット&アウェイで慎重に戦いましょう。
左上のバックパックボタンを押して「MENU」のタブを選ぶと SAVE のボタンがあります。 最初は小まめにセーブした方が無難です。
敵を倒したら、相手が横たわって緑色の光が出るまで待ってから、その光の部分にカーソルを合わせてタップすると戦利品を得られます。


Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※画面右上の視点変更ボタンを押しっぱなしにすると、主人公は Hiding(隠れる)を実行します。
これも使っているうちにスキルが上がり、徐々にうまくなっていきます。
隠れていても近づくと見つかりますが、弓を持っていれば少し離れた位置から潜んだまま矢を撃ち、すぐ逃げてしまう動物を狩ることができます。
最初は東の森でイノシシを狩って、肉と革を売って生計を立てましょう。 肉はそのまま持っていれば食料になります。 上手に焼かなくても食べられます。


クエストでどうすれば良いのかは、左上のバックパックボタンを押し、メニュー画面で「QUEST」を押せば確認する事ができます。
英文なので日本人だと理解し辛いのですが、基本的には「○○で○○と話す」「○○の奧で宝物を取ってくる」がほとんどなので、それほど複雑なものはありません。

また、上部中央にある方向表示をタップするとエリアマップが表示され、洞窟や建物、お店などにはラベルが付いています。 これを見ながら動けば迷子になる心配はありません。

加えて、バックパックボタンを押して「MAP」を選べば全体マップが表示され、ここで地名をタップすると、行ったことがあるエリアに(戦闘中などでなければ)瞬間移動できます
移動に関しては、かなり親切な設計になっていると言えますね。

フィールドは中心にある Aven の町と、東西南北の4つのエリアに分かれています。
順番としては、東の森、北の原野と雪原、南の密林と渓谷、西の荒野と谷の順で攻略していきます。

Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※マップ画面。 行ったことがある地名が自動的に追加されていき、以後タップで瞬時に移動出来るようになります。
ゲーム開始後は最初にいる建物で人と話し、装備を一式貰ったら、まずは東の森に行き、そこにある小屋を目指しましょう。
その後、トロルの洞窟を抜けて水を汲み、小屋の魔術師に届けたら、Aven の町の北部エリアにある塔に行き、そこにいるアークメイジ様から今後の方針を聞きます。
以後は、北、南、西と「レイブンストーン」を探す旅に出ます。


Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※東エリアの奧にあるゴブリンの遺跡。 ここは序盤の絶好の稼ぎポイント。
マップを使った瞬間移動で町とゴブリンの遺跡を往復し、ゴブリンを倒して経験値を貯めつつ、戦利品の「盾」を売り払ってお金を稼ぎましょう。
レベルは手強い敵と戦うより、倒しやすい敵を倒しまくっていた方が良く上がります。


Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※北の雪山はジャイアントの土地になっています。 しかし巨人は動きが遅いので意外と戦いやすいです。
白クマなども出ますが、攻撃がオーバーアクションなので、うまくバックジャンプで避ければノーダメージで倒せます。
大きな敵の戦利品をうまく回収できない時は、ジャンプでその敵の上に乗ってみましょう。
なお、攻撃ボタンを押しっぱなしにするとガードしますが、攻撃力が高い相手だとガードしてもダメージを受けるし、エネルギーを消費するし、重量級の相手だとガードしても吹っ飛ばされます。
中型以下の動物が相手の時ぐらいしか、ガードは有効ではありません・・・


Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※南の渓谷を怪鳥に乗って快調に飛ぶシーン。 ただ、この渓谷はちょっと解り辛いです。
南のエリアの奧にあるジャングルを抜け、渓谷に入ったら、崖の上をすぐ右に向かいましょう。 冒険者がいて怪鳥を呼ぶ角笛をくれます。
渓谷に入ってすぐ下に降りてしまうと、冒険者はどれだけ探しても見つかりません。
渓谷では怪鳥に乗って、大きな鳥の巣でタマゴを5つ取って冒険者に渡します。


Ravensword: Shadowlands Ravensword2
※入ると即死の毒の泉。 ここも解り辛いのでちょっと攻略を。
「風のルーン」を装備して、石をターゲットして魔法ボタンを押しっぱなしにしてから、スティックを手前に引くと・・・
ここでの操作ミスは死に直結するので、少し進んではセーブするのが無難です。
ボスもかなり手強いですが、石像の後ろに隠れると・・・


いつもならここでは、ゲームの特徴と長所を解説した後で難点を述べていますが、このゲームの場合は解りにくいとか、難しいとか、英語とか、日本人にとっては洋ゲー特有の難点がてんこ盛りなので、それらをいちいち挙げていられません。

しかもバグが結構多く、サブクエストが進まなくなるとか、入れないはずの砦に壁をすり抜けて入れるとか、ジャンプ連打で崖を登ってトンでもない所に行けてそのままハマるとか、ヘンな部分が所々にあります。

ただ、これらのバグは自由度の高い「オープンワールド」のゲームだからこそですし、「マップを使って瞬間移動」があるのでハマっても致命的な問題にはなりません

ゲームが進み、キャラが強くなって難易度の高さを克服できるようになり、システムも理解できてくると、その自由度と美しく広い世界を旅する楽しさによって、ゲームはかなり面白くなって来ます。
この辺りの「敷居はやたら高いけど、ハマるとすごく楽しい」という部分も、いかにも洋ゲーらしいですね。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 600 円。 これだけの内容なら、十分に価格に見合った価値があります。
オープンワールドの 3D RPG としては、現時点で iOS 最高クラスのアプリと言って良いでしょう。

ただ、完全にヘビーゲーマー向けの内容ですから、普段ゲームをやらない方だとウサギ1匹倒せないまま、イノシシに小突かれて挫折しかねません。
人によっては町から出る前に英文を見てあきらめるかも・・・?
評価できる人には最高の、評価できない人には最低のゲームでしょうね。

よってかなり人を選びますが、個人的にはオススメしたいアプリです。
洋ゲーの経験が無くても、モンハンとか、MMORPG(FFXI 等)とか、その手のゲームが好きな人なら、何とかなるかな?

Ravensword: Shadowlands (iTunes が起動します)

Grand Theft Auto: Vice City

自由に動き回れる「オープンワールド」の町の中で、手段を選ばず何でもやる主人公が殺人・強盗・車泥棒などを繰り返す、「クライムゲーム」(犯罪ゲーム)のシリーズ「Grand Theft Auto」(グランド・セフト・オート)。 通称「GTA」。
日本では「有害図書」に指定されたこともあるゲームで、iOS ではすでにその3作目「Grand Theft Auto 3」が発売されていましたが、さらにその続編が移植されました。
Grand Theft Auto: Vice City」です。

オリジナルは 2002 年に発売されたもので、そのためグラフィックの古さは否めないのですが、前作 GTA3 と比べると大幅にパワーアップしています
また、iOS 版の GTA3 はインターフェイスがスマホに最適化されていなかったり、表現に規制が入っていたりなど、色々と問題が多かったのですが、それらも改善されています。

犯罪行為がピックアップされがちな作品ですが、私的には今作のポイントはストーリーシーンだと思います。
その映画的な表現は見応えがありますね。
とは言え、かなり残酷なゲームなので、あまり人に勧められるような内容ではないのですが・・・

Grand Theft Auto: Vice City

基本的には町の有力者から依頼を受けて、その任務(ミッション)を遂行するのを繰り返す形となります。
ただ、今回は謎の集団に「ブツとカネ」を奪われ、それを追い続けるというオープニングから続く大まかなストーリーがあります
よって漠然とギャングからの依頼を繰り返していた前作よりも、物語が解りやすくなっていますね。

自由に散策できる「オープンワールド」のゲームなので、ミッションを無視して好きなことをしても構いません
前述したように「クライムゲーム」(犯罪ゲーム)なので、通行人にいきなり殴りかかったり、ショッピングモールで銃を乱射したり、トラックで歩行者をひき殺してそのままナイフを振り回したり、好きなことが出来ます。

ただし犯罪行為をすると「手配レベル」が上がり、警官に追われて逮捕されるハメになります
それでも犯罪を繰り返していると、パトカーで追跡され、警官に銃撃され、ヘリも飛んで来て、スワットまで降下してきて、大変なことになります。
ただ犯罪行為の無茶っぷりもさることながら、警官に追われたときのハチャメチャぶりもこのゲームの醍醐味でしょうか。

ミッションにも「無能な部下を始末しろ」「婦人を事故に見せかけて殺せ」など酷いものがあり、見た目の残酷さだけでなく、行為の残酷さも強いゲームです
なお、日本語の iOS 版 GTA3 には「表現規制」があり、一部の暴力表現や攻撃がなくなっていましたが、この規制は今作にはありません。
よって打撃武器での「追い打ち」も普通に行えます。

逮捕されたりライフがなくなると「警察行き」や「病院送り」になりますが、若干($100)のワイロや治療費で何事もなかったかのように放免されます。
よってペナルティーはありますが、基本的にはやりたい放題できるゲームですね。
ただしそのため、例えゲームでもそういう行為が嫌な人には全く向きません。 特に子供にはやらせられないですね。

逮捕や病院送りになると、ミッション進行中の場合は失敗になってしまいます。
失敗してもリトライ可能ですが、途中で絶対に警察に追われるミッションもあり、1発クリアは困難なものも存在します。
ただ、難易度は全体的に GTA3 より落とされていて、クリア手順も解りやすくなっています

Grand Theft Auto: Vice City
※好き放題やってると大量の武装警官に囲まれフルボッコに!
でもこれだけムチャクチャやってもワイロで即釈放という・・・ 恐るべきバイスシティ。
ただし武器の多くは没収されるので、普通に進めるなら無茶しないように。
なお「手配レベル」は人を少し殴ったり車を盗む程度では増えませんが、近くに警官がいたら「現行犯」です。


Grand Theft Auto: Vice City
※血を流してダウンしている敵の護衛にゴルフショットで追い打ち。
ライフルでヘッドショットすると頭がなくなるとか、結構残酷な表現もあるので注意。
ただ、クライムゲームなのに表現規制があった iOS 版の前作はかなり批判されたので、それよりは良いのかも。


そして今作の大きな特徴であり長所は、作り込みがより細かくなったことでしょう。

街灯や信号が壊れ、ガラスが割れるなど、様々な場所に「破壊表現」があり、特に車の破壊表現は凄いです
前面部がダメージを受けると車体が凹み、バンパーが曲がり、ボンネットが開き、最後にフロントガラスも割れるなど、段階的に破損していきます。
こうした段階的な破壊が前部のドア、後部のドア、車体後部などの部位別に行われます

そして車が事故ったり人が倒れたりしたら回りの人が一斉に逃げていき、その後にやじうまが集まってくるなど、通行人もリアルな動きを見せます
道ばたで出会った人と談笑や挨拶をしたり、タクシーやバス亭に並んだりもします。
また人の服装や種類は地域によって異なり、ビーチ付近では水着の人が多くなります。

個人的に特筆したいのはミッションの合間に入るストーリーシーンで、登場人物の身振りや手振り、カメラワークなどが非常に映画的なこと
会話をする時にただ突っ立って話す人はほとんどおらず、リアルなモーションを交えて話します。
そのため昨今のゲームとしてはグラフィックのレベルは低く、キャラクターのモデリングも粗いのですが、動きは生き生きしています。

このゲームを作った Rockstar Games は「マックス・ペイン」という、とても映画的で細部まで作り込まれたガンアクションゲームを発売していますが、それを彷彿とさせる演出が見られます。
だから個人的にはこのゲームは「クライムゲーム」と言うよりも、「マックス・ペインのような映画的アクションがオープンワールド化したもの」という印象を受けています。

Grand Theft Auto: Vice City
※ストーリーシーンのキャラクターの仕草が非常に細かく、とにかく良く動く。
静止画や文章では伝わりにくいのですが、本当に '80 年代の古いギャング映画のような演出が続きます。
ボイスの口調も良く、翻訳もそれらしい文章になっています。


Grand Theft Auto: Vice City
※裁判の陪審員の車をハンマーでボコボコにして脅し、無理やり無罪にさせるというヒドいミッション。
バンパーが取れてますが、このように各所に「部位破壊」が存在し、ちゃんと殴った場所に応じて壊れます。
車の種類も多く、ダメージ表現が細かく作られています。


Grand Theft Auto: Vice City
※これは道を走っているのではなく、とある駐車場付きのビルの誘導路をバイクで上っているシーン。
建物というか、マップ全体の作り込みはかなりのもので、地下駐車場や地下街、立体のショッピングモールやゴルフ場など、見どころが多い町並みです。
裏路地も1つ1つ作られていて、各所にアイテムなども隠されています。


難点は、まず文字表示。 ストーリーシーンのセリフ表示やマップ画面の地名表示などが iPhone / iPod touch では小さすぎて非常に見辛いです
これは前作の時からそうだったのですが、全く改善されていません。
おそらくアルファベット以外の環境を考慮してないのでしょうね・・・ iPad ならマシなのですが・・・

一方、ゲーム中やメインメニューに表示される文字は大きいのですが、iPad で見ると非常に粗いです
小さい文字よりは見やすいですが、ドットがガクガクで野暮ったさが否めません。

ただ、前作の欠点だったマップ画面については、目立つ紫色でやたら大きな「現在地」と書かれた矢印が追加されていて、「これで文句ねぇだろ!」的に現在位置が解りやすくなっています
目的地のドット表示も大きくなっていて、バックもノッペリした黒一色だったのが透過表示になり、かなり改善されています。

もう1つの大きな難点は、やはりグラフィックでしょうね。 昨今のゲームと比べると激しく見劣りします。
前作よりは大幅にパワーアップしているのですが、FPS 系のグラフィックはこの1年ですごい勢いで進化したので、やはりまだ厳しいですね。
前述したように映画的な細かい演出を見れば、このグラフィックや野暮ったい文字も、古いギャング映画的な雰囲気が出ていて悪くはないのですが・・・

あと、戦闘に関しては、やはり格闘アクションや FPS には劣ります
ここはオープンワールドのゲームなので仕方がないところでしょうか。

ただ、このゲームのカーチェイスは非常に良いです
高速でブレーキを踏むとすぐにスリップして車体が流れてしまうため、操作は簡単ではないのですが、これが破壊演出とオープンワールドならではの不意の事故、さらに派手な車の動きと合わさって、他にはない独特なカーチェイスが楽しめます。

Grand Theft Auto: Vice City
※今回のマップ画面。 文字表示が小さいのが相変わらず難点ですが、現在地と目的地が解りやすくなったので、活用しやすいマップになりました。
メインストーリーは序盤はL、その後は C と書かれたポイントに向かって依頼を受けることで進行します。
カセットテープのアイコンはセーブポイント(アジト)ですが、これはお金を貯めて物件を購入することで増やすことが出来ます。
iCloud セーブに対応していて、同じ iTunes アカウントなら簡単にデータを共用できます。


Grand Theft Auto: Vice City
※最初は運転が難しいですが、慣れるとこの操作感はなかなか楽しいです。
カーチェイスのシーンは結構多く、ハデにぶつけて吹っ飛ばせるのが良いのですが、かなり逃げられやすいので、どうしても失敗してしまう場合は逃げられる前に速攻で押さえる方法を考えた方が良いかも。
なお、ボタンのサイズと位置はトップメニューのオプションにある「操作方法」で変更できます。


価格は 450 円。 内容とボリュームを考えるとかなりお得だと思います。
前作はグラフィックやインターフェイスがあまりに厳しく、私的には ギャングスター RIO の方が良いと感じたのですが、今作はこちらの方が楽しめますね。

クライムゲームですから好き放題やる遊び方をしている方が多いと思いますが、私的には映画的な演出とストーリーの面白さのおかげで、ミッションを進行させる方を楽しんでいます。
やり込み要素もかなり豊富なようなので、相当遊び続けられるゲームでしょう。

まあ、前述したように犯罪行為や残酷な表現が多いので、オススメとは言いません。
ただオープンワールドの定番である GTA の真価を iOS でも体験できるアプリであることは確かです。

Grand Theft Auto: Vice City (iTunes 起動、iPhone / iPad 両方です)


なお、サイズの大きなアプリなので、インストール後は本体を再起動した方が無難です。
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

ダークナイト ライジング

日本でもおなじみのアメリカン・コミックのヒーロー「バットマン」。
最近のバットマンはやや大人向けのダークでシリアスな雰囲気があり、他のヒーローものとは一線を画していますが、そこがまた人気の要因となっています。
そんなシリアスなバットマンを描いた最新映画「ダークナイト ライジング」が7月末から公開されていますが、その映画の「公認ゲーム」をゲームロフトが開発しました。
名前は映画のタイトルと同じ「ダークナイト ライジング」です。

3D グラフィックで描かれた広い街を飛び回りながら事件を解決し、ストーリーを進めていくという内容で、「オープンワールドの格闘アドベンチャー」と言えますね。
よって同様のゲーム性を持ち、同じアメコミヒーローが主人公で、さらに映画のタイアップゲームと言う点まで同じである「アメイジング・スパイダーマン」とスタイルがよく似ています。

ただ、アメイジング・スパイダーマンが「スパイダーマンになって飛び回ること」を重視していて、戦闘シーンは簡易的だったのに対し、ダークナイト ライジングは戦闘シーンも良く出来ていて、さらに「敵に見つからないように奇襲する」ということも可能になっています
ゲーム性の面では明らかにこちらの方が上で、そして何よりグラフィックのクオリティーが凄い!
スマートフォンのオープンワールドのゲームとしては、かつてないレベルのグラフィックですね。

ダークナイト ライジング

広い 3D のフィールドを移動して「メインミッション」のある場所に向かい、敵との戦闘などを行ってミッションを達成することでストーリーが進んで行きます。
中心となる舞台は「ゴッサムシティ」と呼ばれる夜の街なのですが、映画のストーリーに沿ってゲームが進むため、街以外の場所が舞台になるステージも多くあります

街の中を自由に動ける「オープンワールド」のゲームですが、住民を殴ったりとか、好きな乗り物に乗ったりとか、お店に入ったとか、そういうことは出来ません。
ですからギャングスターGTA のような自由度のあるゲームではないので悪しからず。
ただ、街の各エリアを開放するサブミッションや、突発的な戦闘、警官を援護するミニクエストなどは用意されています。

全体として渋いダークな雰囲気が重視されていて、活動するシーンはほとんど屋内か夜間です。
スパイダーマンのような明るさはありませんが、この点はバットマンらしくて良いですね。

移動は走ること以外に、「グラップネルガン」と呼ばれるワイヤーで任意の場所に飛び移るアクションと、「グライディング」と呼ばれる滑空飛行が可能です。
ワイヤーはかなり遠くまで届き、ビルの屋上に一気に飛び移ったり出来ます。
スパイダーマンのようなターザンジャンプは出来ませんが、かなり自由に街を飛び回ることができますね

ダークナイト ライジング
※ワイヤー(グラップネルガン)でビルの上階までひとっ飛び!
ワイヤーは戦闘にも活用でき、使用制限もないので多用できます。
ワイヤーの飛距離はアップグレードで伸ばせるので、優先的に上げていきましょう。


ダークナイト ライジング
※こちらは滑空中の様子。 滑空なので徐々に高度は落ちていきますが、たまに羽ばたいて上昇します。
バットマンは超人ではないので、高所から落下するとダメージを受けます。 よって高いところから落ちる時は、着地前にジャンプボタンで少し滑空して、落下速度を落としてやる必要があります。
滑空をやめると真下に落ちるので、着地地点を確認し辛いのが難点ですね。


戦闘の方法は Spider-man : Total Mayhemアメイジング・スパイダーマン に似ています。
攻撃ボタンを連打すると自動的に敵に近づき、様々な連続技を半自動でバシバシ繰り出してくれます。
また、攻撃を受けそうな時は「カウンター」のボタンが現れ、これを押すと自動的に組み手や当て身などの反撃技が発動し、カッコ良く回避を行ってくれます。

敵が少ない時は攻撃ボタンを連打しているだけで良いので非常にお手軽ですが、このゲームは技の種類がかなり豊富なため、見応えのある戦闘が展開され、壁に叩きつけるなど周囲の地形を利用した技が出ることもあります。
バットマンは超人や特殊能力者ではなく、「ハイテクグッズを持った格闘タイツ男」なので、戦闘シーンの技はそんなに特殊なものや派手なものはありません。
しかしその分、リアルな組み手が展開されるので、これはこれでシブ格好いいです
アメイジング・スパイダーマン のような「戦闘シーンの簡素さ」はありません。

ただしバットマンは前述したように超人でなく普通の人なので、耐久力はそんなになく、銃で数発撃たれたらあっさりやられてしまいます。
攻撃を受けないようにしていればダメージは短時間で回復していきますが、攻撃力もそんなに高い訳ではないので、多数の敵に囲まれるとなかなか倒しきることが出来ません。

しかしバットマンは敵に気付かれていない時、真上から飛びかかったり後ろから接近したりすると、1撃で敵を倒せる「サイレントアタック」を繰り出すことが出来ます。
また、ワイヤー(グラップネルガン)を使って屋根やビルの上に敵を引きずり込み、1体ずつ殴り倒していくことも可能です。

このゲームは真正面から敵に突っ込んで「オレツエー」する無双ゲームではなく、メタルギアの如く奇襲や闇討ちで敵を1体ずつ葬っていくスタイルです。
戦い方を考えながら戦略的に進んで行くことが大切で、オープンワールドのゲームとしては珍しいタイプですね。

ダークナイト ライジング
※背後から飛びかかるバットマン。 正々堂々と戦うヒーローではないです。
相手より下にいると敵に気付かれやすく、スナイパーからの狙撃も受けやすいのですが、相手より上にいれば気付かれにくく、奇襲もしやすくなります。
よって基本的に出来るだけ高いところに昇り、そこから下にいる敵を処理していくのが攻略となります。


ダークナイト ライジング
※ ワイヤーで階下の敵を引っ張り上げているシーン。
敵に囲まれると回避を優先する必要がありますが、反撃技は見た目ほど威力はないので、どうしても敵を倒すのが遅くなります。
一方、こんな風に上の方に陣取って、敵を一人ずつ引っ張り上げて殴れば素早く倒していくことができます。
イベントで多数の敵と戦闘することになっても、一旦ワイヤーで離脱し、有利な戦い方をするのを心がけた方が良いですね。


そして最大の魅力は、使用する機種にもよりますが、非常に美しいグラフィックでしょう。
iPhone 4S や iPad 3 なら街には雨が降り、水に濡れた道路には光が反射し、綺麗な光源が周囲を照らします。 バットマンの質感もかなりのものです。
もちろん表示は新 iPad の大画面 Retina に対応しています。
また、建物も遠くまで細かく表現されており、明らかに アメイジング・スパイダーマン を越える景色となっています。

ただし旧機種だと雨やライティング効果がカットされ、遠景のテクスチャ(表面の絵)の画質も落とされます。
以下は同じ景色を新 iPad と iPhone 4 で見た時の画像です。

ダークナイト ライジング

iPhone 4 や 3GS、iPod touch では雨は降りません。 よって塗れた地面のライティング効果もありません。
建物のテクスチャ、遠景の細かさも落とされており、光源も小さくなっています。
また、通行人や一般の車は大幅に減ります。

ただ、それでも iPhone 4 のグラフィックとしては非常にレベルは高く、決して悪い画質ではありません。
どちらかと言うと、やや動作がコマ送り気味になる(フレームレートが低くなる)場合が多い方が気になります。
でも、iPhone 4 でも十分遊べるレベルではあります。

しかし問題は、この高画質・高負荷なグラフィックのために・・・ ゲームの動作が不安定になりやすいこと。
現時点(2012/8)のこのゲームは、「バグる」「ラグる」「オチる」の三重苦が発症する場合があります。

ゲームを進めていると急に動作がガクガクになり、まともにプレイできないほど動きが遅くなる場合があります。
この時はポーズメニューを表示し、再度ゲームに戻れば治るのですが、一度発症し始めると連続で起こる場合があり、最悪アプリが落ちてしまいます
こうなるとアプリを再起動しても治らず、本体の再起動が必要になってしまいます。

さらに目標地点に到達してもイベントが発生しないとか、目的を達成しても先に進まないとか、そもそも目標地点が表示されないなどの、ゲーム進行が止まってしまうバグも度々起こります
この症状もアプリの再起動やチェックポイントからのリスタートをしても治らず、本体を再起動する必要があり、最悪そのミッションを最初からやり直さないといけない場合もあります。

明らかにメモリ不足が起こって動作に悪影響を及ぼしている印象ですが、メモリが 1GB ある iPad 3rd でもこの状態ですから、メモリが少ない iPod touch や iPhone 3GS はかなり心配な気がします。
iTunes でも「落ちる」「バグる」という意見が多発していて、「さもあらん」と言ったところ。

加えて、例えばイベントで倉庫の敵を倒すのが目的となる時に、先に倉庫の敵を倒しているとイベントが進まなくなる、みたいなバグも起こります。(この時はミッションやりなおし)

映画の公開に間に合わせるため、デバッグや調整を十分に行えなかったのでしょうか?
今後のアップデートで改善されるとは思いますが、ちょっと現時点(2012/8)では未完成な印象も拭えませんね。

もう1つの難点は、バットマンのパワーアップに資金が必要となるものが多いのですが、その資金の入手量が少なく、課金しないと無理な強化が多いこと。
加えてバットラング(ブーメラン)などの投てき武器も使い捨てで、課金しないとあまり使えません。
課金が必須と言う程ではなく、無課金でも問題なく進行できるバランスなのですが、もうちょっと追加課金なしでも利用しやすいパワーアップやアイテムが欲しかったところですね。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 600 円と、iPhone のアプリとしてはやや高め。
しかし全体のクオリティーやボリュームは、十分に価格以上のものがあります。
挙動が不安定な部分もありますが、個人的には好きなゲームです。

映画に準じたストーリーも面白く、渋くてカッコいいバットマンの魅力と、ちょっとダークな雰囲気は十分表現されています。
正面からボコボコ殴り合うより、1体ずつ片付けていく方が有利な戦闘スタイルは好みが分かれると思いますが、私的には好きですね。
ただ最新機種でない方には、ちょっとオススメし辛いのも本音です。
Android 版も発売されていますが、これがまともな画質でまともに動く機種って(現時点では)かなり少ないでしょうね・・・

とりあえずオープンワールド系のゲームが好きな方にはオススメできます。
ただし映画を見る前にやるとネタバレになりそうなので、映画を見る予定の人は、見てからプレイした方が良いかも。

ダークナイト ライジング (iTunes が起動します)


【 おまけ画像 】
ダークナイト ライジング バルブ
※地下からの脱出シーンで、2つ目のバルブを閉めに行くためのルート。
木箱を飛び移って行くのですが、ちょっと解りにくいです。 画像を参考にして下さい。

 iPhone AC

 ブログトップへ

iPhone AC
本家サイトはこちらです
http://iphoneac.com/

最新コメント

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

livedoor プロフ
ご意見・ご連絡は ezw01271@nifty.com まで
ブログ方針は こちら を。
Google