iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

放置系

Wizardry Schema(ウィザードリィ スキーマ)

RPG の原点にして原典の1つ「Wizardry」(ウィザードリィ)。
ターン制バトルの 3D ダンジョン型 RPG で、そのタイプのゲームを形作った、偉大な名作です。
しかし続編が SF 化するなど迷走し、開発元も倒産、さらに版権問題が泥沼化し、日本で展開された復刻計画も満足な成果が出ず、「戦闘の監獄」という質の高いリメイクもありますが、今はソーシャルゲームのネタにされているに過ぎない状況です。

そんなウィザードリィが、今度は放置型のゲームになりました。
Wizardry Schemaウィザードリィ スキーマ)」です。

このゲーム、ぶっちゃけて言うと「冒険者ギルド物語」のウィザードリィ版です。
ゲームシステムに似通っているところが多く、参考にしていることは間違いありません。
冒険者ギルド物語は「ウィザードリィ風の世界感の放置型 RPG」でしたが、こちらは「ウィザードリィの放置型 RPG」ですね。
冒険者ギルド物語は人気作ですから、これだけ聞くと「面白そうだ!」と思った方も多いでしょう。

しかしこのゲーム、7月末にスタートしたのですが、もう難点てんこ盛り。
インターフェイスが最悪に使い辛く、やたら通信が多くてレスポンスも悪く、さらにバグってエラーが出る
真っ暗なダンジョンを一歩ずつ進んで行くウィザードリィの序盤の如く、プレイヤーは手探りでどこを押せばどうなるのか、劣悪なインターフェイスの使い方を探りながら、バグる度にリセットしなければなりませんでした。
完全なるβテスト状態。 まさに狂った試練場。

そして約一週間後、数々の不具合の修正のため、一ヶ月に及ぶサービス停止が発表されます。
まさに真の「放置型 RPG」。
私もこのままロストするんじゃないかと思っていたのですが・・・
9月8日、忘れた頃にサービスは再開されました。

Wizardry Schema ウィザードリィ スキーマ

前置きが長くなりましたが、ゲームは自動で冒険が進む放置型の RPG です。
プレイヤーが普段やることはダンジョンの選択と、方針(全滅するまで進むか、1人死んだら戻るかなど)を決めるだけ。
あとは放置しておけば勝手に冒険が進みます。 アプリを落としておいても構いません
帰ってくるまでやることはありませんが、戦闘の模様や宝箱の発見など、途中経過は逐次報告され、好きな時にチェックする事が出来ます。

このゲームはウィザードリィがベースなので、それを模した「キャラクターメイキング」と「パーティー編成」が存在します。
キャラクター作成時には種族・性別・アライメント(善 / 悪 / 中立)を選び、さらに遺伝特性と呼ばれる「異端児」「好奇心旺盛」「天然」などの性格を決定します。

その後、ステータスに振り分ける「ボーナスポイント」を決め、職業を選びます。
ボーナスポイントは何度でも「振り直し」できるので、高い数値が出るまで延々と振り直すのがウィザードリィの基本ですね。

ちゃんと Wiz らしさはありますが、遺伝特性には「物理攻撃力+10%、攻撃回数+1」などの様々な特性が付いており、さらに種族や職業にも「宝箱解除ランク+5、経験値2倍、行動優先+1」などの豊富な特性が付いています。
そうした特性の多さと、それを組み合わせる奥深さは「冒険者ギルド物語」を踏襲していて、どちらかと言うとその影響の方が強い印象です。

パーティーはオリジナルの Wiz 通り、前列3人・後列3人の6人で構成されていて、さらに他プレイヤーの助っ人も1人加えられます。
ただ必ず全員そろっている必要はなく、最初は事前に用意されたキャラ1人だけで冒険に向かいます。
キャラクターメイキングで作れる人数にも限りがあり、当面は少人数で進めていくことになりますね。

Wizardry Schema ウィザードリィ スキーマ
※一応ソーシャルゲームなので、ガチャで入手するキャラが存在します。
自分で作ったキャラに顔はありませんが、ガチャのキャラには顔とイラストが存在します。
ただ、復旧後は自分で作ったキャラにも顔を登録することが出来るようになりました。
能力はガチャキャラの方が強いですが、育成が進むと差はなくなって来ますね。


冒険は前述したように自動で進みますが、逐次報告が入るので、リアルタイム感はあります
冒険が終了すると報告が行われ、経験値とゴールド、アイテムが手に入りますが、アイテムのほとんどは「未確定」の状態で、ボルタック商店で「鑑定」を行わないと正体が判明しません。
この鑑定があるのは Wiz らしくて良いですね。

冒険の報告に出てくるイラストやモンスターのグラフィックも、ウィザードリィオンラインなどの過去作からの流用のようですが、雰囲気は十分にあります

もし冒険で全滅した場合は、別のパーティーで「死体の回収」に向かわなければなりません。
「全滅パーティー回収の書」というアイテムがあって、これで簡単に回収することも出来ますが、死者は寺院で蘇生させなければならず、もし失敗するとロスト(消滅)する危険もあります
実際、序盤は蘇生率が低く、私も2人ほどロストしているので、身の丈に合ったダンジョンに向かわせることが大切です。

辺境の村と王国にまつわるストーリーがあり、特定のダンジョンをクリアして「クエスト」を達成することで話が進んで行きます。
これにより新しいダンジョンも現れます。

ストーリーは相応に長文で、なかなか読み応えはあるのですが、内容は昨今のラノベ風で、あまりウィザードリィらしくはありません
語り口調はそれっぽいのですが、色恋沙汰とか、胸の大きさが云々とか、そういうのばっかりで、登場人物も個性が強すぎ、「そんな展開 Wiz にいらんだろ」とか思ってしまいます。
ただストーリーの進行に合わせて固有キャラが仲間になるし、物語がないよりはあった方が良いですけどね。

もう1つの特徴は村の開発があることで、訓練場を拡張すれば作れるキャラクター数が増え、酒場を拡張すれば持てるパーティーの数が増えます。
重要なのは、サムライやニンジャ、ロードなどの上位職は、開発を進めて特定の施設を作らないと作成・転職できないこと。

施設の開発には資金と建設資材が必要で、クエストや育成を進めつつ、開発に必要な物資も集めなければなりません。
建設資材は主にサブクエストと、曜日ダンジョンや時間限定ダンジョンなどで手に入ります。

Wizardry Schema ウィザードリィ スキーマ
※左の画像はメインメニュー。 「村の発展」がゲームのポイントになります。
クエストなどで建設資材を小まめに獲得していきましょう。
右はストーリーシーンの1つ。 文章はともかく、イラストはウィズ感が出ています。


全体としては、ウィザードリィらしさとやり応えがあり、育成とアイテム収集の楽しみもあります。
特に育成は、レベルが上がると習得できる「スキル」を転職後も維持できるので、「魔法と杖装備を覚えてから盗賊になろう」とか「僧侶で回復を覚えてから魔術師に変わろう」「戦士で防御アップを覚えてからロードにしよう」といった計画が立てられ、自由度は高いです。

ただ、その前に立ち塞がるのが、冒頭でも述べたインターフェイスとレスポンスの問題
1ヶ月に及ぶメンテによってレスポンスは若干マシになったのですが、インターフェイスは「どこを治してたんだよ」と思ってしまうぐらいに使い辛いままです

冒険のログをタップすると詳細が表示されますが、その度にログが一番上まで戻ってしまうし、バックボタンがありますが詳細を見た時点で働かなくなる。
クエストは一度ページ切り替えボタンを押さないと正常に表示されないし、アイテムの強化は誰がどれを身に着けているか解りにくいから実行しにくい。
所持品も分類が大雑把だし、非売却品の設定を行えないので管理し辛い。

※アップデートでクエスト表示は修正されています。 また非売品の設定は行えるようになりました。

とにかくユーザーのことを考えているとは思えないインターフェイスで、やる度に「何とかならないのかコレ」と思ってしまいます。
レスポンスも「当初よりマシになった」というレベルで、まだサクサクとは言い辛い
おまけにタップしても反応しなくなることがある。

「快適な操作」という根本的なところが出来ていないと、他の部分をいくら作り込んでも不満を感じる訳で、相変わらずβテスト感は拭えませんね・・・
ちなみにメッセージの誤字脱字も多く、スキルの一部も機能していません。

Wizardry Schema ウィザードリィ スキーマ
※左はメイン画面。 左上の矢印ボタンを押すとメニューが開くので、画面を変えられないと思ったら、メニューからこの画面に一旦戻りましょう。 もう一発でここに戻るボタンを付けて欲しい。
右は冒険ログ。 タップすると各項目の詳細を見れますが、スクロールが戻ってしまう。
「ログで探求する RPG」と銘打ってるのなら、ログの閲覧部分だけでもしっかり作っといて欲しい・・・


本体は無料ですが、課金は・・・ まだないです。(9/24時点)
RG」という課金通貨はあるのですが、この完成度では金は取れないと考えているのか、まだ課金購入は出来ません。
そのためガチャで手に入るユニークキャラや、課金用のお助けアイテムがあるのですが、今のところはクエストやログインボーナスで得られる少量の RG でしか利用できません。

※10 月に入って課金が導入されました。 無理に課金しなくても進めるバランスではあります。

とりあえずタダですし、ウィザードリィファンは試しても良いと思います。
ただ、こんな完成度ですから、過剰な期待は持たないように。
出来るだけ心のハードルを下げて始めましょう。

とは言え、私は結構長くやってたりするんですよね。
一応「ウィザードリィっぽい放置型 RPG」にはなってますし、長期的な育成は楽しく、休止から復帰した時は正直嬉しかったです。
ストーリーもなんだかんだ言いながら、先が見たいですし。

人に勧めはしませんが、放置型 RPG が好きで多少の不都合は許せる、それこそウィザードリィの理不尽さを広い心で許容できる人なら、相応に楽しめるかも?

Wizardry Schema(ウィザードリィ スキーマ)(iTunes が起動します)

Tiny Tower Vegas

様々なお店が入った高層ビルを建設していく、放置型のビル開発ゲーム「Tiny Tower」。
かなりシンプルなゲームですが、その手軽さがウケて世界中で大ヒット。
遂にはスターウォーズとコラボした「Star Wars: Tiny Death Star」も公開されました。

そんな Tiny Tower に、今度はラスベガスバージョンが登場しています。
Tiny Tower Vegas」です。

内容は良くも悪くも今まで通りで、あまり変わり映えしない反面、これまでと同じように楽しめます。
もちろんユニークなドットグラフィックも健在。

ただ、今回はカジノと娯楽のタワーなので、住居がホテルになっています。
課金通貨であった BUX(お札)もスロットマシンで一気に入手できるなど、ラスベガスらしい形に変更されていますね。

Tiny Tower Vegas

資金を使ってビルを増築し、出来たお店に店員を配置して、商品や娯楽を販売します。
施設は飲食店(緑)商店(紫)娯楽(オレンジ)カジノ(黄)、宿泊施設(白)の5つに分かれていて、店員にもそれぞれの分野に対する能力値があります。
対応する能力の高い店員がいるほど、仕入れ値が割引されます。

ただし建設しても、どの分野のどの施設が出来るかはランダムです。
今までは分野だけは選べましたが、今回はそれも選べません
ただ、偏らないように造られていくようです。

店員を配置したら、お店をタップして商品の仕入れを行います。
仕入れには時間がかかり、しばらく待たなければなりません。
カジノや娯楽などの形のない商品でも、他と同じように仕入れは必要です。

仕入れの完了後にお店をタップすると、開店してお客さんが入り、徐々に資金が増えていきます。
店員が3人いれば3つの商品を配置できるので、次の商品の準備も平行して行い、以後は繰り返しです。
放置系のゲームですから、仕入れや販売はアプリを落としている間も行われます

今までと大きく違うのは、宿泊施設(白)の扱い。
前作まではこれは「住居」で、ここに住んでいる人がお店の店員候補になりました。
しかし今回はホテルになっていて、訪れた人が一定時間後にまとまったお金を払ってくれる施設になっています。

では店員候補はどうやって確保するのかというと、1階のロビーに5人まで自動的に貯まっていくようになっています。
補充ペースは早いので、能力が気に入らない人は不採用にしてしまって構いません。
よって今回は「住宅になかなか人が入らず、従業員を得られない」ということはありません。
ただし雇用時に若干の契約金が必要です。

Tiny Tower Vegas
※宿泊施設はエレベーターで人を下ろさないと利用されません。 よって放置しているだけだと利益にならないので注意。
ただ BUX を使って人を呼ぶことは出来ます。
仕入れ価格の割引は、そのお店にいる店員の能力値の合計。 店員能力が 9 8 8 なら 25 %割引。
店員の望むお店に配置すると仕入量が2倍になるので、マッチした店舗があるなら能力よりそちらを優先しましょう。
また、お店のアップグレードも忘れずに。 仕入量が飛躍的にアップします。


ビルにはエレベーターが付いていて、これは手動で動かします
乗客を望む階に移動させると少量のお金が貰え、カジノで使える「チップ」が手に入ることもあります。
チップはたまに発生する人捜しなどのイベントでも貰えます。

カジノが開店していれば、このチップを使ってプレイヤー自身もギャンブルを行えます
ギャンブルにはスロットやポーカーなどがあり、当たればベットしたチップに応じた BUX(お札)を貰えます。

BUX は課金通貨であり、お店やエレベーターのアップグレード、仕入れの即時完了、装飾の購入などに使えます。
課金通貨と言ってもスロットで大当たりすればまとまった額が入りますので、前みたいにチビチビ増やしていくようなものではありません。
よって今回は仕入れの即時完了などは、割と頻繁に実行できますね。
明らかに BUX の価値が変わっています

やや難点なのは、日本語化されていないため、達成条件の解りにくいイベントがあることでしょうか。
人捜しや物探しなら見れば解るのですが、「特定のタイプの人を3人宿泊させる」「特定のカジノで数回勝負する」などは、英文をよく見ないと解りにくいです。
序盤はチュートリアルを兼ねた、「メニューの特定のボタンを押す」と言った条件もありますが、これもチュートリアルなのに返って解りにくい。

そんなに難しい英語ではないのですが、スターウォーズの時は日本語化されていたので、それと比べると理解し辛くなったのは否めませんね。

なお、動画広告を見るとチップが貰える宣伝ボタンが出てくるのも鬱陶しいですが、これはオプションで OFF に出来ます。

Tiny Tower Vegas
※カジノは最初はスロット、少しゲームが進めばポーカーが登場します。
BET の部分をタップするとかけるチップを増やせますが、最初は1枚ずつやった方が良いですね。
ポーカーは一攫千金を狙えますが、スロットの方が当たりやすいです。
右はイベント。 画像の物は「テキサス風の恰好の人を3人宿泊(CHECK)させる」。
イベントはどんどん出てくるので、難しい物は SKIP した方が良いかも。


価格は今回も無料。 課金はありますが必須ではありません。
スターウォーズ版 の時は課金アイテムや課金演出が多く、「無課金でも問題ありません」とは言い辛い内容だったのですが、今回はまた初代 Tiny Tower のような課金を気にせず楽しめるものに戻っています。
8階ぐらいから増築価格が飛躍的に上がるので、だんだん辛くはなってきますが。

相変わらず「開発シミュレーション」として見た場合、物足りなさは否めないのですが、でもこのシリーズは手軽で簡単な内容だからこそヒットしているので、これで良いのでしょうね。

放置系らしい、方手間で長期的に楽しめるゲームで、どちらかと言うとライトユーザーの方にお勧めです。

Tiny Tower Vegas (iTunes が起動します)

生きろ!マンボウ!

育成ゲームなのに、死ぬ。 死にまくる。
すぐ死ぬマンボウをめげずに大きく育てていく「死に育てゲー」が話題になっています。
生きろ!マンボウ!-3億匹の仲間はみな死んだ、放置系ドット育成ゲーム-」です。
名前長すぎ。

「3億匹の仲間は」とか書いてあるので、大量のマンボウが現れてどんどん間引かれていくのかと思ったのですが、そういうものではなく、ちゃんと1匹のマンボウを大事に育てていきます
でも死ぬ。

広告付きの無料育成ゲームなので、「どうせそこいらの無料アプリと同じ粗悪なネタゲーだろう」と思っていたのですが、意外としっかりと作られています
これなら話題になるのも頷けますね。

生きろ!マンボウ!

海の中をマンボウの稚魚が漂っていて、周囲にはプランクトンやクラゲなどの「エサ」が現れます。
エサをタップするとマンボウが食べ、体が大きくなり、体重が増えていきます。
ある程度大きくなると体が進化し、徐々にマンボウらしい姿になっていき、背景も変化します。

しかしエサを食べるだけではなかなか大きくなれません。
そして画面の下部には「ぼうけん」という悪魔の誘いのコマンドが

これをタップすると「体がかゆい」「ひなたぼっこ」など、およそ冒険らしくない、しかしマンボウには危険極まりないチャレンジが提示されます。
そして実行し、成功すれば体重が大きく増えますが、失敗すると・・・ 死にます。

じゃあ地道にエサを食べてれば死なずに済むのかと思いきや、たまにクラゲがビニール袋だったりして、喉に詰まって死にます。
もはやマンボウにとって、何もかもがデンジャラスです。

しかしご臨終しても、毎度おなじみの「強くてニューゲーム」のボタンが現れ、パワーアップした新しいマンボウが誕生します。
そして「新しい死に方」を発見する度に体重増加ボーナスが増え、体験した死因に対する耐性がアップし、さらに死亡時の体重に応じて MP(マンボウポイント)を得られます。

MP は新しい冒険やエサを登場させるのに使用でき、これによってゲームをどんどん有利にしていくことが出来ます。

生きろ!マンボウ!
※寄生虫を振り払うため、大空へ飛び出すマンボウ。 そして死ぬ。
自分のジャンプの落下で死ぬのは、スペランカー以降の虚弱キャラのお約束。
冒険には「ぼうけんポイント」が必要で、1時間に1回分しか回復しませんが、いくらでも冒険できたらゲームになりませんしね。


生きろ!マンボウ!
※そして死んだら強くなる。 死因は豊富に用意されていて、見つけるほどパワーアップ。
まさに俺の屍を越えてゆけ。


おもいっきりネタゲーですが、同じ冒険での死亡確率はどんどん減っていき、エサが原因の突発死も一度起こると二度と起きません。
新たな死因が見つかるほど次回以降の育成は目に見えてラクになるので、「死んでリトライ」を繰り返すゲームでありながらも「パワーアップの面白さ」を実感できます
ちゃんと「育成ゲーム」になっていて、死にゲーなのにマゾゲーではありません。

細かい部分もきちんと作られていて、エサをタップすればその場所に移動するし、体重が増えれば実際に大きくなるし、マンボウを押せばプニプニします。
こういうところをちゃんと作っているのは良いですね。
ドット風のデザインもユニークです。

難点は広告が目立つことで、下部に広告バナーがあるのはもちろん、メニューにも広告画面への移動ボタンがあり、他のアプリの宣伝ウィンドウも現れ、冒険前に「ひまつぶし」なる広告ボタンも出るなど、広告誘導の多さには「必死さ」を感じます
どうやら開発者も生きるのは大変なようですね。

生きろ!マンボウ!
※エサを食べてるだけで死ぬことも。 マンボウにとって日常はサバイバル。
右の画像は MP でアンロックしていける「エサ」のみなさん。 上位のものを入手すると明らかに育成は早くなります。
死んでリトライを繰り返すゲームなのに、育成ペースは実感できるほど速まっていく、この逆説的なバランスがなかなか絶妙。


アプリ本体は無料で、MP(マンボウポイント)を購入する課金はありますが、必須ではありません。

最初に見た時は死にまくる様子を見て笑うだけのアプリかと思いましたが、ちゃんとストレスなくゲームを進行できるバランスになっていて、テーマがおバカなのに作りはおバカではありませんでした
そのこと自体が良い意味でおバカです。

この手の無料ゲームとしては、「なめこ」以来の秀作かも
とりあえず話のタネに、やってみるのをオススメします。

生きろ!マンボウ!(以下略 (iTunes が起動します)

Infection

隕石の落下によって蔓延したウィルスにより、人類の多くが「魔人化」した未来。
ウィルス研究者の父とその子供2人がウィルスの治療薬を探す、B級感の漂う「放置型 RPG」が登場しています。
Infection」です。

放置型 RPG は「ゆけ!勇者」や「冒険者ギルド物語2」など、ヒット作がいくつか登場しているスマホにマッチしたジャンルですが、メーカーが開発した商用作品は「テンカトリガー」ぐらいしかめぼしいものがありません。
ゲームシステム的に、課金に繋げ辛いからでしょうね。

でも人気ジャンルであることは間違いなく、私も好きなので、メーカー製の新作が出ると聞いて少し注目していました。
メーカーも Techway という MMORPG(大規模多人数型オンライン RPG)の開発経験があるところです。

ただ、出来たものを見た感想としては・・・
ちょっと物足りないと言うか、冒頭で述べたように「B級感」があるのが本音ですね。

Infection

パーティーメンバーは父・息子・娘の3人。 キャラクターメイキングなどはありません。
探索に向かうダンジョンを選択し、しばらく経った後に確認すると、冒険が終わっていて報告を見ることが出来ます
冒険中にプレイヤーがやることはありません。

既存の放置型 RPG は冒険報告が箇条書きのようになっていて、ほぼ文字とアイコンのみで表現されていましたが、このゲームは普通の RPG のようなバトルシーンが表示されます
よって戦闘の経過を解りやすくチェックできます。

ただ、「時間経過後に冒険シーンを最初から再生する」(途中で確認した時もそこまで冒険を最初から再生する)といった形なので、「冒険の途中経過を報告書で見ることが出来る」という形式よりも「リアルタイム感」に欠けます。

これは実際に見てみないと解り辛いと思いますが、「待ち時間中に冒険が徐々に進行している」のではなく、「先に待ち時間を消費するスタミナ制」って感じです。
リアルタイム感があるのは放置型 RPG の良い点だと思うので、そこが乏しくなっているのは良し悪しですね。
課金通貨(結晶)を使うことで待ち時間なしで報告を見れてしまうのも、その印象に拍車をかけています。

冒険から無事に帰還すると、お金と経験値、装備のベースと様々な素材を得られます。
そしてメニューの「合成」でベース装備に素材を加え、新しい武器や防具を作り出せます。

完成品の能力は単純に、ベース装備の能力に素材の能力が足されたものです。
ただ素材は攻撃力や防御がアップするもの、属性が上がるものなど様々で、それらを最大4つまで含められるので、カスタマイズ性は高いですね。
「合成レベル」が高ければさらに能力を底上げでき、運が良ければ「スキル」も付加されます。
スキルの付加確率は課金通貨を使うことでアップさせられます。

ただ、装備は「武器」と「防具」の2種類だけで、それぞれ1つしか装備できないので、ゲームの進行に応じてどんどん入れ替えていくことになります
だから無理して課金した装備を作っても、少なくとも終盤までは、そんなに長く使う訳ではありません。
でもそのおかげで、課金必須という訳でもありませんね。

Infection
※材料には 鉱物・植物・液体・宝石・ウィルス の5種類があり、どのベース装備にどの種類を付けられるか決まっています。
宝石は入手量は少ないですが強力なので、最終的には宝石を付加できるものが強いですね。


「合成」で作るのはあくまで装備のみ。
キャラクターのレベルは戦闘によってアップさせていきます

あまった素材は売却するか、「研究室」で消費して研究レベルを上げるのに使えます。
研究レベルを上げることで、一定時間ごとにお金や素材が生み出されるようになります。
資金の足しになる程度ですが、二束三文で売るよりは良いでしょう。
研究が進めばボーナスとして課金通貨を得られ、たまにレア素材を回収できることもあります。

ゲームの進行に合わせ、半魔人となった娘の治療薬を探すための、ちょっとダークなストーリーが展開されます
ただ、常に暗い雰囲気で、グラフィックもスマホのゲームとしては劣り、むしろガラケーに近い感じ。
派手な演出などもなく、終始淡々としていて、あえてそういう雰囲気を狙っているのかもしれませんが、なにかパッとしない印象があるのは否めません。

キャラクターも歩いたり剣を振ったりするアクションはなく、立ち絵のまま前後に動くだけで、メーカー製のゲームならもうちょっと凝って欲しかったのが本音です。

Infection
※左は研究室の画面。 いわゆる「なめこ」のシステムですね。
右はダンジョン選択画面で、すでに文明は崩壊しており、終末的な雰囲気が漂います。
そんな暗い雰囲気なのに、演出も地味だから、全体的にパッとしない・・・


価格は 100 円。 ただ課金はあります。
この見た目だとちょっと手を出し辛いですが、ガチャはないし、ゲームの進行でもそれなりに課金通貨は得られるので、追加課金は必須ではありません。
レベルアップや素材集めに課金が関わる部分はなく、バランス的にはソシャゲではない普通のゲームです。

「スゲー!」「おもしれー!」って感じではないのですが、放置型 RPG としてちゃんと作られていて、方手間で楽しむには悪くないアプリです
最初はイマイチ感があるのですが、キャラクターの成長を実感でき、ストーリーもあるので、しばらくやってるとそのままずっと続けてしまいますね。

放置型 RPG らしい手軽さがあり、このジャンルの新作を求めている方には良いと思います。

Infection (iTunes が起動します)

クッキー系詰め合わせ(超ダメージ勇者、刺身工場、萌えるコンビニ、Pot of Legend)

2013 年に流行したゲームの中で、特に衝撃的だったのが「Cookie clicker」(クッキークリッカー)というゲームです。
ただ画面をクリックして、クッキーを増やすだけ。
まともなゲーム性など存在していないにも関わらず、世界中にクッキー中毒患者を量産しまくりました

そこにあるのは無限に行える生産体制の強化と、それによるクッキー生産数の超インフレ。
パワーアップが主体のゲームを極限まで煮詰めたような内容で、私も一時は秒間数億枚のクッキーを焼いていました。

そしてこういうヒット作が出ると、当然のように模倣作が雨後のタケノコのように出てくる訳で、それは iPhone アプリでも例外ではなかったのですが・・・
残念ながら悪質な劣化コピーが多く、さらに画面をタップしまくるという性質を悪用した、広告の誤タップを狙ったアプリも続発。
残念ながらこの系統のアプリを試すことは勧められない状況となっています

でも、そんな中でもまともに遊べるものはいくつかある訳で、今回はそうしたクッキークリッカー系のアプリをまとめてご紹介しようと思います。

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超ダメージ勇者

RPG 仕立てのクッキークリッカー系はいくつかあるのですが、その中で個人的に一番良いと思うのがこのアプリ。
モンスタをバシバシタップしてダメージを与え、コインを獲得し、そのコインで戦士や魔法使いなどの仲間を雇い、レベルを上げていきます。

超ダメージ勇者

このゲームはクッキー系の中では一番動きや演出が良く、仲間が増えれば次々と戦士がモンスターに飛びかかり、魔法が炸裂しまくります。
いかにも RPG の戦闘シーンっぽい様子で、モンスターも一定のダメージを受けるとちゃんと倒れ、次の敵が現れます。

難点は仲間が増えるまでは見た目がショボイこと。
30 人ぐらいになるとかなり派手な戦闘になりますが、5人ぐらいだとさすがに寂しい。
そしてこのゲームはクッキークリッカー系であるにも関わらず、パワーアップをなかなか行えないため、その寂しい期間が長く、インフレ感も乏しいです
クッキー系の一番大切な部分が欠けている感は否めません。
広告バナーのすぐ上にボタンが並んでいるので、誤タップしやすいのも難点でしょうか。

しかしそれでも、タップするだけの変化の乏しいゲームより、こうした動きのあるものの方が楽しめますから、この系統の中ではオススメできますね。

超ダメージ勇者(iTunes が起動します)

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刺身工場 ~刺身のうえにたんぽぽ(以下略

ネット上でたまにネタとして出てくる、刺身の上に「たんぽぽ」を置くだけのつまらない仕事。
それをクッキークリッカー系にしてしまった、ぐんまのやぼう でおなじみの Rucky Games さんのアプリです。
今回ご紹介するクッキー系の中では、一番「それっぽい」ゲームですね。

刺身工場

画面下の刺身をタップして「たんぽぽ」をひたすら置きつつ、「あるばいと」や「やすいきかい」などの施設を導入して収益を増やしていきます。
内容としてはそれだけで、良くも悪くも普通のクッキークリッカー
ただ、見た目がいかにも Rucky Games で、うごうごるーが的なラクガキ風の文字には味がありますね。

クッキー系のキモと言える「テンポの良いパワーアップ」と「激しいインフレ感」も良い感じで、最初は1円ずつの収入も、すぐに秒間1万円、秒間 100 万円などにぐんぐん伸びていきます。

良し悪しなのは、アプリを落としていても自然に収入が増えること
これのおかげで必死にたんぽぽを置かなくてもラクに稼げるのですが、しかし一定の収入を得られたらもう起動しなくても良く、1日ぐらい放置したら凄いことになってるので、それでいいのかというのもあります。

でも手軽に遊べるので、クッキー系がどんなものか試してみるのには最適ですね。

刺身工場(iTunes が起動します)

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萌えるコンビニを作ろう

萌え萌えな女の子2人が接客をしてくれる萌え系クッキークリッカー
あまりにも「あざとい」ので、私みたいな萌え耐性が低い人だと、いたたまれなくなって来るのですが・・・
ただ iPhone のクッキー系の中では、一番システム的に良く出来ている印象です。

萌えるコンビニを作ろう

画面をタップすると女の子が「萌え萌えキュン♪」とか、死ぬほどあざとい萌えボイスを出し、同時にお金が増えていきます。
クッキー系らしい「パワーアップの繰り返し」と「インフレ感」は十分で、パワーアップはコンビニの商品名になっており、収益が増えるスピードはかなりのものです。

またユニークなのは、アプリを落としていても収入を得られるのですが、その時間が最初は 30 分のみで、衣装を買うことで伸びていくというシステム。
さらにゲームを「リセット」する機能があり、それによって収益分の「リセットポイント」を得られ、それで次回以降のゲームを有利にするアイテムを購入でき、繰り返し楽しめるようになっています。

画面のやや中央寄りに広告バナーがあり、いかにも「押してくれ」と言わんばかりなのが気になりますが、クッキー系をより楽しめるシステムになっているので、萌え耐性のある方や、むしろ「萌えてないと死ぬ」という方にはオススメですね。
なお、同じシリーズの「萌えるメイド喫茶を作ろう」というゲームも公開されているのですが、そちらは衣装の入手が課金購入のみになっているのでお勧めしません。

萌えるコンビニを作ろう(iTunes が起動します)

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伝説の壷(Pot of Legend)

これはちょっと変わり種のクッキークリッカー系です。
部屋の中に現れる壷を壊し、コインを回収していく内容ですが、壷は自分ではなく画面の中を動き回るヒーロー達が壊します。

結構忙しい操作が必要なゲームで、放置しているだけではお金は貯まりません。
ヘンな表現ですが「クッキー系+なめこ型の回収+高速化」って感じでしょうか?

伝説の壷 Pot of Legend

画面を連打すると画面左上のバーが伸びていき、最大になると部屋のどこかに壷が現れます。
するとヒーローが自動でその場所に移動し、剣でバンバン叩いて破壊します。
壊れた壷からはコインがバラまかれ、指でなぞって回収する事が出来ます。

コインが貯まると上位の壷を出現させたり、壷の出現ペースをアップさせる事ができ、さらにヒーローを増やしたり、その攻撃力を高めることもできます。
ゲームが進めば壷が大量に出現し、それを多数のヒーローが片っ端から破壊、部屋がコインだらけになっていくため、タップと回収がかなり忙しくなります
他のクッキークリッカー系とは違い、集中してプレイするゲームですね。

このゲームは1兆ゴールドを稼ぐのが目標ですが、1時間足らずで達成できます
達成すると記念品(?)を1つゲットでき、後は繰り返し。
様々な記念品を集めていく要素はありますが、毎回同じことの繰り返しで、変化がないのが残念ですね。

ただ、これはこれでクッキー系としてはそれなりに楽しめるし、大量のコインを回収する爽快感もあるので、この系統が好きな方には勧められます。

伝説の壷 Pot of Legend(iTunes が起動します)

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(おまけ)Dungeon Clicker

ちょうど本日発売されたばかりなので、これも少し取り上げておきます。
非常にリアルなダンジョンとクッキークリッカーが組み合わさったゲームで、最初に見た時は「おぉ、すげー」と思いました。1分ぐらい。

Dungeon Clicker

でもダンジョンは同じ場所をひたすら行ったり来たりするだけ
やることはボタンを押すのみで、お金が貯まってレベルアップすると RPG っぽいアイテムの名前が出てきますが、施設とかを買う要素は特になし

たまに背景に宝箱や金貨袋が現れ、タップすると回収できますが、宝箱には鍵がかかっていて、鍵がない時に開けようとすると「鍵を 200 円で買ってね」という表示が。
これ見た時点でやる気がなくなりました。

クッキー系らしいパワーアップやインフレ感もない、単にボタンを連打するだけのものですね。

Dungeon Clicker(iTunes が起動します)

おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット

なめこ。 それは日本のスマホアプリが生んだマスコットキャラクターであり、ゆるキャラである。
誰がこの事態を予想したでしょうか? あまりにも斬新すぎてキノコ農家も真っ青です。

でも普通にお店の文房具コーナーなどで「なめこ」のキャラクター文具が売られているのを見ると、もうネタキャラやアプリキャラではない、一般のキャラクターとして定着したんだなぁと感じます。

そんな「なめこ」の新アプリが先日、満を持して登場しました。
おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット」です。

一応言っておきますが、「おさわり探偵」と「なめこ」というフレーズに非常にいかがわしいものを感じますが、極めて健全なアプリです。
むしろこのソシャゲ全盛時代においては、完全無料無課金のこのアプリは色々な意味でトップクラスに健全です

なお、今回はフード製造器のカスタマイズや豊富な栽培環境、様々な器具などが用意されており、1~2週間程度ではその全容は把握できそうにありません。
今回のレビューはあくまでファーストインプレッションだと思って下さい。

おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット

基本は今までと変わりません
「なめこフード」を選択し、しばらく経つとニョキニョキ生えてくる「なめこ」を収穫して楽しむというゲームです。

アプリを起動していなくても「なめこ」は時間の経過に応じて生えてくるため、ずっと点けっぱなしにしておく必要はありません。
時間のある時に再度起動すると「なめこ」が生えているので収穫する、それを繰り返す「放置型ゲーム」ですね。

このゲームが斬新だったのは「栽培が完了するまで○○分」と決まっている訳ではないこと
30 分のフードを使った場合でも、必ずしも 30 分待つ必要はなく、10 分後に起動したら 10 分ぶんのなめこが生えています。
そこで収穫しても良いし、そのまま待っても良いし、別のなめこフードに切り替えても構いません。
自分の好きなタイミングで介入できるのが、それまでの放置型ゲームにはない特徴でした。

今は「なめこ」のヒットにあやかった同じシステムのアプリがたくさん出ているので、このアプリだけの特徴ではなくなっていますが、そのハシリだったと言えますね。

なめこを収穫すると NP(なめこポイント)が得られ、それで設備をアップグレードして育成速度を早めたり、枯れにくくしたり出来ます。
また、たまに珍しい「レアなめこ」が生えてくる場合があり、その種類は非常に豊富。
それらのレアなめこが登録されていく「なめこ図鑑」も用意されており、そのコンプリートを目指すのがゲームの1つの目標と言えます。

ただしフードが切れるとせっかく生えたなめこが「枯れなめこ」になっていきます。
枯れなめこは 0 NP なので、短時間しか持たないフードの方が成長は早いのですが、長時間チェックできない時は長持ちするフードを選ぶ必要があります。

おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット
※左は収穫中の画面。 指でなぞると気持ち良くなめこが抜けていき、ダンボールに放り込まれていきます。
右は「なめこ図鑑」。 器具のアップグレードを繰り返し、様々なレアなめこが生える環境を整えていくのがゲームの過程になります。
なお、効果音がなくなった時はアプリをタスクから消し、改めて起動して下さい。 これは iPhone のアプリではよくある症状です。


そして今回の「NEO なめこ」の NEO な部分ですが・・・

まず、画像が Retina 対応になりました
高画質化され、文字通り「ぬるぬる」動きます。

さらに原木が2本になりました。
従来は1本の原木に最大 27 体のなめこが生えていたのですが、今回は 20 体のなめこが生える原木が2本になっています。
つまり1回で最大 40 体のなめこが生えます

そして新設備となる「フード製造器」が登場。
これは製造器本体、粉砕器、抽出機、混合機などの複数のパーツによって構成されており、使うパーツによって「生えやすいけど枯れやすい」「特定の色のなめこが生えやすい」などの特性を持ったフードを作れるようになります。

なめこにも「トゲなめこは青くてトゲがある」などの特性があって、それに合わせたフードを使うことで出現率をアップさせられます。
同じ種類のなめこをたくさん収穫することで、図鑑の表記も詳細になっていきます。

もう1つ攻略に重要なのは「素材」で、ネジや合金などがあり、NP だけでなくこれも集めないと器具やパーツをアップグレード出来なくなりました
パーツはなめこを収穫することで増えていきますが、なめこを入れる「ダンボール」に種類があり、どれを使うかで得られる素材が変わります。

栽培室の見た目を大きく変える「栽培テーマ」も導入されました。
Deluxe にあった原木の種類が廃止されたのですが、テーマはそれの派生版と言えます。

また細かい変更点として、「設備グレード」が復活しています。
これは「照明」「保温器」「加湿器」の基本設備を平均的に上げていくことでアップし、レアなめこが生えやすくなるというもので、Deluxe で廃止されていましたが戻されました。
また栽培テーマに合った器具を使うこともグレードに影響するようになっています。

おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット
※これが新登場のフード製造器。 なめこのフードはこんなサイバーなマシンで製造されていたのか・・・
パーツのアップグレードと組み替えも可能で、ちょっとシステムを複雑化させている模様。 それは吉と出るか凶と出るか?
右はアップグレードに必要な素材。 ダンボールに付いている収穫ゲージが上がっていくことで手に入ります。


さて、そんな「NEO なめこ」の特性を今回も調査してみました。
フードや設備の特性は今までと同じなのか? それとも変わっているのか?
結果は以下の通りです。

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2014/4/12 NEOなめこ栽培キット
『なめこ調査報告書』

なめこが原木一杯(40本)になるまでの所要時間を調査

なめこフード調査
調査環境:いつもの加湿器 Lv1、いつもの栽培室

・なめこフード 15min
 所要時間 24分34秒 1本あたり約 37 秒
・なめこフード 30min
 所要時間 32分58秒 1本あたり約 50 秒
・なめこフード 1h
 所要時間 67分55秒 1本あたり約 102 秒 ≒ 100 秒
・なめこフード 4h
 所要時間 77分18秒 1本あたり約 116 秒 ≒ 120 秒
・なめこフード 8h
 所要時間 112分40秒 1本あたり約 169 秒 ≒ 170 秒

[ 分析 ]
従来とは大きく違う、興味深い結果が出た。
従来のなめこは 15 分と 30 分のフードの成長時間にあまり差がなかったが、今回は明確に差が付いている。
スピード重視か枯れ防止かを、ログイン時間に合わせて使い分ける必要がありそうだ。
また 30 分と1時間のフードも、成長時間に2倍の差がある。
Deluxe の時は1時間のフードも速度重視と言えたが、今回はそうではない。
全体として、成長時間が均等に分布しているのが NEO なめこの特徴だ。

加湿器調査
調査環境:なめこフード 15min、いつもの栽培室

・いつもの加湿器 Lv1
 所要時間 24分34秒 1本あたり約 37 秒
・いつもの加湿器 Lv2
 所要時間 23分36秒 1本あたり約 35.5 秒
・いつもの加湿器 Lv3
 所要時間 22分38秒 1本あたり約 34 秒

[ 分析 ]

加湿器のレベルを上げるごとに、15 分のフードでの1本あたりの成長時間が 1.5 秒短縮されている。
全部生えそろうまでの時間だと 60 秒、ちょうど1分の短縮だ。
Deluxe の時は1レベルあたり2秒だったので、効果はさらに下がっているが・・・
今回は様々な設備やフードがあるので、ノーマル品の効果が下がるのは仕方ないところか。
1レベルでおよそ4%程度の短縮だと思えば良いだろう。

栄養剤調査
調査環境:なめこフード 15min、いつもの加湿器 Lv3

・栄養剤なし
 所要時間 22分38秒 1本あたり約 34 秒
・栄養剤あり
 所要時間 21分40秒 1本あたり約 32.5 秒

[ 分析 ]

従来の栄養剤は、育成速度を2倍にする効果があったのだが・・・
驚くべき事に、今作の栄養剤は(15 分のフードで)1本あたり 1.5 秒しか短縮されていなかった。
2倍どころか、20 %アップにも満たない。 約4%、加湿器1レベル分だ。
あまりにも効果が低かったので2回測定してみたが、結果は同じだった。

今回は様々な改良が出来るようなので、栄養剤も改良しないと目立った効果にはならないということだろうか?
入手しやすくなったというのもあるが、これほどまで低くなったのは意外だ。
薬漬けにされ過ぎて、なめこに耐性が出来てしまったのかもしれない。
不具合かもしれないが、少なくとも今は栄養剤を NP で買うのは無駄だと言えるだろう。

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という調査結果になりましたが・・・
でも、毎回言っていますが、このゲームはこんな小難しい攻略を考えるのではなく、ノホホンとプレイするのが良いゲームだと思います

おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット
※左は色々なサポートをしてくれる「じい」。 え? 里奈はどこかって? それって誰だっけ? オマケキャラ?
右はなめこ図鑑の「裏ページ」。 収穫数が増えると項目が追加されていきます。


冒頭でも述べたようにアプリは無料。 そして課金も一切ありません。
「なめこ」はそれをポリシーとしているようなので、今後も課金は加えられないでしょう。
小さなお子さんにも安心して遊ばせられます

「それで採算が取れるのか?」と心配になる方もいると思いますが、このゲームはメディアミックスやグッズ化などで収益をあげるビジネスモデルのようです。
黒字化は大変だったようですが、今はそれでやっていけているようですね。

普段まったくゲームをしない人でも、「なめこだけはやっている」という方は割と多いです。
今回もスマホ定番のアプリになることは間違いないでしょう

おさわり探偵 NEOなめこ栽培キット (iTunes が起動します)

Star Wars: Tiny Death Star

手軽に楽しめる放置型のビル開発ゲーム「Tiny Tower」。
非常にシンプルなゲームですが、そのシンプルさがウケて世界的な大ヒット作になり、クローンゲームも数多く登場しました。

そんな Tiny Tower が、なんとあの「スターウォーズ」とコラボ
デススターを建造するゲームになって帰ってきました。
Star Wars: Tiny Death Star」です。

ゲームシステムはオリジナルの Tiny Tower のまんまで、見た目と曲だけスターウォーズになっているという感じですが、やはりこの手の開発ゲームは見た目もすごく大事。
映画にちなんだお店が登場し、おなじみのキャラクターが現れ、スターウォーズのアレンジ BGM が流れると、より開発意欲が湧きますね。
そして日本人にとって何より嬉しいのは、日本語化されている事でしょう

開発は Pocket planesPocket TrainsNimble Quest など、ヒット作を連発しているアメリカのメーカー NimbleBit です。

Star Wars Tiny Death Star

資金を使ってデススターのフロアを増設し、そこに住居や飲食店、小売店などを建設していきます。
フロアの建設には数時間の経過が必要で、待ち時間はフロアが増えるほど多くなります。
完成まで待たなければなりませんが、その間はアプリを落としておいても構いません
次回起動時に必要な時間が経っていれば完成しているという、いわゆる「放置型」のシステムですね。

施設はまず「住居」が必要です。
住居を作ってそこに住民が入ると、その人は店舗の従業員候補となります

さらにお店を建設し、住民を従業員として配置すると、商品の「仕入れ」を行えるようになります。
この仕入れにも時間の経過が必要です。
仕入れが完了するとタップで販売を開始でき、お客さんがやってきて、少しずつ資金が増えていきます。
売り切れたら再び仕入れをし、この繰り返し。 お金が貯まったらフロアを増設して規模を拡大していきます。

従業員にはどの種類の店舗が得意なのかを示す能力値があり、これが高いほど仕事の完了にかかる時間が短縮されます。
住民は「夢の仕事」も持っていて、その職場で働かせると仕入量が2倍になるボーナスが付きますが、飲食店を作ってもそれが「カフェ」になるのか「バー」になるのかはランダムで、希望の職場が出来るとは限りません。

ゲーム中、来客がやってきてエレベーターに乗ります。
エレベーターはプレイヤーがボタンで昇降させることができ、来客を望む階に移動させるとチップが貰えます。
たまにショップの売れ行きが良くなる「セレブ」や、まとめ買いしてくれる「浪費家」などの VIP が登場する場合もあります。

ここまでの仕様は前作 Tiny Tower と同じです。
そして Tiny Tower 系のほとんどのゲームに共通しているシステムですね。

Star Wars Tiny Death Star
※左は住民の一覧画面。 住民を適した職場に割り当てるためには、十分な住民を確保しておく必要があります。 住居は多めに作っておきましょう。
右は住民のコメント画面。 日本語化されたので、ここの文章も日本語で読めるのが嬉しいですね。


今作 Tiny Death Star の見た目と BGM 以外の新要素ですが、まず地下階層が追加され、そこには「帝国」の施設を作れるようになっています。
これには通信室や会議室、尋問室などのデススターらしい施設があり、ここに VIP の「補給担当将校」を送ることで任務用のアイテムを作ることが出来ます。

ダースベイダーのいる司令室をタップすると任務に必要なアイテムが提示され、これをそろえることで報酬を受け取れます。
また皇帝から与えられる「ミッション」もあり、これを達成することでも報酬を貰えます。

さらにゲームが進むと、スターウォーズの固有キャラが登場する場合があります。
その数は徐々に増えていき、課金通貨(帝国ドル、BUX)を使ってアンロックすることも出来ます。

特定の店舗に特定の固有キャラを送るとイベントシーンも発生するようで、これを探すのも楽しみと言えますね。
ただ店舗と固有キャラはかなりの数なので、どこに誰を送ればいいのかは、映画に相当詳しくないと解らないとは思いますが・・・

Star Wars Tiny Death Star
※左は地下にある「帝国」の階層。 ダースベイダーのホログラムがある階が司令室で、ここをタップすると任務に必要なアイテムと報酬が表示されます。
右はイベントシーンの一部。 上のシーンは「尋問」に、下のシーンは「拘留フロア」にレイア姫を降ろすと発生します。
これらはまだ解りやすく、発生させやすいのですが・・・


一方、今回の難点ですが、前より課金要素が強くなりました
前作「Tiny Tower」の課金通貨専用アイテムはエレベーターの強化ぐらいだったのですが、今回は固有キャラや店舗のアンロックなども課金要素になっています。
もちろん作業時間の短縮などにも課金通貨が要求されます。

そして来客をエレベーターで目的の階に運んでも課金通貨(帝国ドル)を貰えることがなくなり、これによって課金通貨の入手量は減少。
スパイを探すミニイベントやフロアの増設で少しずつ増えてはいきますが、とてもエレベーターの強化を進めていけるような量ではありません。

固有キャラや店舗はゲームの進行によっても増えていきますが、固有キャラを増やすにはそのキャラを発見するミニイベントが起こる必要があり、ゲームを起動し続けていないと滅多に発生しません
放置系のゲームですが、放置ではキャラはほとんど増えませんね。

レイア姫だけは序盤にアンロック出来ますが、ルークやハン=ソロといった主要キャラは普通にやるといつ登場するのか見当が付かないレベル。
さらにヨーダや R2-D2 などのキャラを課金でアンロックしようとすると 1000 円分ぐらいの課金通貨が必要で、かなり高い。

ミッションのスキップや VIP の招聘など課金通貨を使う場面も増えていて、もう前作のような「高額課金のない良心的なフリーミアム」という印象はなくなりました。
もちろん無料アプリである以上、どこかで収益をあげないといけないのですが。

Star Wars Tiny Death Star
※左は皇帝からのミッション画面。 ただ、こうした画面の時に右下の「×」ボタンが働かなくなる場合があります。
この時はアプリを落としてタスクからも消し、アプリを再起動して下さい。
右は住民の配置を変えようとしたらベイダー卿が邪魔しに来た画面。
この画面が出ると住民の再配置を行えなくなります。 ベイダー卿の強権ぶりを表現しているのか、それとも単なる「大きなお世話システム」なのかは解りませんが、非常に不便です。


Star Wars Tiny Death Star
※左は固有キャラのアンロック画面。 ヨーダは 141 BUX ですが、150 BUX で 1000 円です。
課金しなくてもいずれは登場すると思いますが、スターウォーズのゲームで主要キャラがこんな風に高額でズラっと並んでると、課金ゲー感は拭えません。
右は固有キャラのプロフィール画面で、こういう解説文があるのはいいですね。


本体価格は無料。 課金要素はありますが、無課金でもゲームを進めていくことは出来ます。 バナー広告のようなものもありません。
ただし無課金だと、エレベーターの強化は1回であきらめた方が良いかも。

このメーカーのゲームは無課金でも問題なく進めて、しかししばらくプレイすると課金したくなってくる、でも青天井の課金ではない、そんなバランスのものが多かったのですが、今回は序盤から課金圧力を感じ、将来的な課金額も見えてこない印象があります

最大の長所であり短所なのは、スターウォーズコラボというところでしょうか。
スターウォーズのファンなら見逃せないアプリであり、スターウォーズを見たことない人だとサッパリ興味を持てないアプリでしょう
まあそれでも Tiny Tower だから、それ自体の面白さはあるけど。

個人的には、開発シミュレーションゲームはもっとあれこれ考えたい人なので、このシンプルなシステムは物足りないのが本音です。
それは前作の時から変わっていません。
でもこのゲームは、これで世界的な大ヒットになったんですよねぇ・・・

好みの違いというか、自分が楽しいと思うゲームの認識が、決して万人と共通している訳ではないことを痛感するアプリです。

Star Wars: Tiny Death Star (iTunes が起動します)

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