iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

放置系

Pocket Trains

Tiny Tower が世界的な大ヒットとなり、その後も Nimble Quest や Pocket Planes などのヒット作を連発している、独特なドットキャラクターが印象的なメーカー NimbleBit が、新たに鉄道網を拡大していく簡易経営シミュレーションゲームを公開しました。
「Pocket Trains」です。

この作品は航空会社運営ゲーム Pocket Planes の鉄道版と言えます。
よってゲームの基本ルールは Pocket Planes と大きく変わらないのですが、Pocket Planes が少し複雑で、この手の簡易シミュレーションとしては解り辛さがあったためか、システムが簡易化されています。

慣れてしまえばどちらも大差なかったりしますが、スッキリまとめられた印象はありますね。

Pocket Trains

電車が停車している駅を選んで JOBS(仕事)のボタンを押すと、様々な貨車や貨物が、行き先・報酬と共にリストアップされます。
貨車を選んでマップで行き先を指定し、DEPART(出発)のボタンを押すと、列車が走っているシーンになり、しばらく後に到着して報酬が得られます。
基本的にはこの繰り返しです。

アプリを落としていても列車は走り続けているので、十分な時間が経っていれば、次回の起動時にはすでに目的地に到着しています。 いわゆる放置系ですね。

ただ、ゲーム序盤は駅間が短いヨーロッパが中心なので、列車は2~3分ほどで到着します。
列車を複数運行するようになれば次々と到着するので、ずっとゲームをプレイし続ける事も可能です。

ただし列車には燃料があって、それが尽きると走れなくなります。
燃料は駅でしばらく停車していれば徐々に回復していきますが、早く回復させたい時は BUX という課金通貨を使わなければなりません。

つまりここが課金要素の1つになっている訳ですが・・・
今作が Tiny Tower や Pocket Planes と違うのは、この BUX をどんどん入手できること。
輸送の報酬にはお金の他に BUX と CRATE(木箱)があるのですが、BUX が報酬の依頼は結構頻繁に出てきます。
優先してこなしていれば、課金通貨とは思えないほど普通に貯まっていきます。

CRATE(箱)を開けたり、到着を早めるのにも BUX は使用し、特に箱を開けるのは攻略上必須なので、無駄使いすることは出来ませんが、燃料に関しては当面 BUX で気兼ねなく補給できるレベルですね。

CRATE(木箱)を開けると、中から電車のパーツが1つ見つかります。
同じ電車のパーツを3つ集めると、その電車を組み立てて入手することが出来ます。
箱の中身はランダムですが、ガチャというほど電車の種類が多い訳ではありません。

ただ、プレイヤーのレベルが上がると新型の列車が出現するようになり、またイベントやレベルアップ、課金などでしか手に入らないレアなパーツが出る木箱も存在します。

Pocket Trains
※貨車の選択と行き先の指定画面。 最初の汽車は貨車を8つしか引っ張れないので注意。
画面下のメッセージ欄に、駅に保管している貨車の数、いま引っ張っている貨車の数と引っ張れる数、指定したルートの所要時間が表示されています。


Pocket Trains
※木箱を開けて電車パーツをゲット! でも木箱を開けるには 10 BUX 必要。
汽車ごとにスピードと燃料、引っ張れる貨車の数が違っていて、後に出てくる電車ほど高性能です。
パーツを集めた時に機関車(ENGINE)にするか燃料車(FUELCAR)にするかを選択でき、燃料車を作って機関車に連結すると最大燃料がアップしますが、燃料車だけでは走れないので注意。


お金が貯まったら、線路を購入して新しい都市に路線を延ばしていくことが出来ます。
新しい都市に行けるようになると、そこからさらに新しい線路が現れるので、これを繰り返して世界を広げていく楽しみがありますね。

ただし1つの線路に、1つの電車しか走らせることは出来ません。
例えば、パリからロンドンに行く線路を買って、そこに青の列車を走らせるようにすると、赤や緑の列車はその線路を利用できません。
線路の割り当ては任意に変更可能ですが、その際にお金がかかります。

よって、アムステルダムからパリまで緑の路線が通っていて、パリからロンドンまでは青い路線の場合に、アムステルダムからロンドンまで貨車を運びたい時は、緑の電車でパリまで運び、一旦その貨車をパリの YARD(貨車置き場)に置いて、それから青の電車でロンドンまで運ぶ必要があります。

貨車置き場は各駅に5つ用意されていますが、それ以上の貨車を置きたい場合は駅を BUX で拡張し、YARD を拡大しなければなりません。
ゲームが進んだら、どこかを YARD を増やしたターミナル駅にして、そこから各方面に路線を延ばしていった方が貨車の運搬を行いやすくなります。

Pocket Trains
※最初にプレイするヨーロッパ地域。 他の地域に行くにはかなり高額な資金が必要なので、まずはヨーロッパで十分な収益を得られるようにしましょう。
新しい路線を作る場合、線路の購入費、列車の設置費、路線の設定費がかかるので、結構なお金が必要です。
特に列車の設置費用は使用中の列車が増えるほど上がっていくので注意して下さい。


今回も相変わらず、延々と続けてしまう楽しさがあります。
ノンビリやることも、ずっと張り付いてプレイすることも、両方可能なのが良いですね。

ゲームシステムも Pocket Planes の時は、乗客と荷物の積載量が別々になっていて、航続距離などの制限があり、機体の入手もパーツと直接購入の2通りがあるなどルールが多かったのですが、その辺がシンプルにまとめられています。

ただ、その分だけゲームが簡易化された印象もあり、駅の外観も似たり寄ったりで、その土地らしさをあまり感じず、Pocket Planes の時にあったユーモアあふれる都市解説もなくなってしまいました。

貨車は種類が豊富で、カジノ車や食堂車などの他に、スシ車やヨーグルト車など訳の解らないものまであって、見ていて楽しいものになっています。

以下は Youtube で公開されている・・・ やたらハイテンションな公式トレーラーです。
これは何かのパロディーなんでしょうかね?



本体価格は無料。 フリーミアム(アイテム課金型)ですが、ソーシャルゲームほどお金はかかりません。
途中から資金が辛くなってくるので課金したくなって来ますが、湯水の如くお金が必要なゲームではないし、無課金でも進めていくことは十分可能です。

シンプルな内容なので、経営シミュレーションと言える程のものではありませんが、放置型の開発ゲームとしては相変わらずレベルの高い内容です。
農園系・村開発系のゲームが好きな方には、かなりオススメのアプリです。

・Pocket Trains (iTunes が起動します)

冒険者ギルド物語2

冒険に行く場所を選択したら、後は自動で探索や戦闘が進行する、放置型 RPG の人気作「冒険者ギルド物語」に続編が登場しています。
「冒険者ギルド物語2」です。

プレイヤーがやることはパーティーの編成と武器の装備、行き先の指定のみ。
しかしいつでも冒険の過程を確認することができ、レポートにはパーティーの戦いの様子が事細かに記載されています。
「たまごっち」や「なめこ栽培キット」のような自動進行型ゲームの RPG 版で、携帯に非常にマッチしたスタイルのアプリですね。

iPhone には「ゆけ!勇者」や「僕の魔界を救って!」などの放置型 RPG の人気作がありますが、このゲームがそれらと違うのはウィザードリィ風のキャラクターメイキングと、物語性のある世界感、転職や装備によるキャラクターのカスタマイズ、そして複数のパーティーを同時に派遣できるシステムです。
他の放置型 RPG よりも複雑な分、ゲーム性は高くなっており、よりゲーマー向けの内容だと言えます。

冒険者ギルド物語2

まずは冒険ギルドでキャラクターの登録(作成)を行わなければなりません。
「性別」を選択し、性別に応じて選択できる「種族」を選び、さらに肝心の「職業」を選択します。
このゲームはドワーフは男性のみ、エルフは女性のみといった、性別による種族制限があります。
職業は「戦士」や「盗賊」や「魔法使い」といったものですね。

種族や職業には能力値以外に、非常に豊富な「スキル」が付いています。
例えば人間には「経験値 1.5 倍」「取得資金 1.5 倍」「刀装備 1.3 倍」といったスキルがあり、エルフだと「自然好き」「博愛主義」「命中アップ」「攻撃回数アップ」「睡眠抵抗」「不死特攻」「全体回復」「呪文:キュア」「弓が得意」など数多くのスキルを持ちます。

これらに加えて、職業の「戦士」なら「防御 1.5 倍」「アイテム数+1」「攻撃威力 +15%」「レアアイテム 1.2 倍」「鎧の効果 1.3 倍」というスキルを持っていて、これらが作成されたキャラクターに全部付きます。
さらにその後「個性」を選択し、これによっても特定の攻撃に強くなるなどのスキルが付加されます。

加えて、最後に初期ステータスとステータスの増減傾向を決める2つ目の個性を選んで、ようやくキャラクターが完成します。
種族は 18 、職業は 14 用意されており、個性も十数種類あって、無数の組み合わせがありますね。

最初は資金がないため、上位の種族や職業は選べません。
よって人間の基本職のキャラを作ることになるため、そんなに最初から悩むことはありません。

ただゲームが解ってきて、キャラメイキングを本格的に行うようになると、かなりパーティー編成には悩む事になります。
そしてそれがこのゲームの楽しさでもありますね。

冒険者ギルド物語2
※男と女と性別不詳で、それぞれ選べる種族が違う点に注意。
各キャラクターは「転職」を1回可能で、転職すると前職の基本スキルを継承できるので、それも加味してキャラメイキングを行いましょう。
転職するとレベルだけでなく、HP とステータスも初期値に戻り、呪文も一旦忘れてしまいます(転職後にレベルが上がると再び覚えます)。 この辺はウィザードリィの転職とは違うので注意。
転職するキャラは条件を満たしたらさっさと転職して構わないでしょう。


冒険者ギルド物語2
※ちょっと解りにくいのですが、「別の適合者を探す」の部分が「個性2」の選択で、ここは自由に選ぶことはできず、ボタンを押すたびにランダムに変化します。
初期ステータスは種族の基本値をベースに、選んだ職業に必要なステータスが自動的に振り分けられ、残った分はランダムに加算されるようで、合計ボーナス値が高いほど雇用費も高くなります。
さらに「個性2」にも「騎士道」や「学者」などの種類があり、それにちなんだスキルとステータスの修正が加わります。
なお、能力の増減傾向が「減衰しやすい」でも、全く増えずに減り続ける訳ではありません。 「下がることもある」ぐらいに思っておけば良いでしょう。


キャラクターを作成してパーティーを編成したら、冒険に向かいます。
1つのパーティーは最大6人で、ギルドの規模が拡大すれば扱えるパーティーも増えます。
近距離武器を持っている場合は前列でないと威力が下がりますが、前列は敵の攻撃も受けやすいため、パーティー内での隊列も重要です。

冒険に出したら、もうやることはありません。
探検は自動で行われ、アプリを落としておいても自動で進行しますので、ずっと見ている必要はありません。
ただ、随時冒険の状況が報告されるので、好きな時に確認することができます。 帰ってくるまで結果は解らない、みたいなことはありません。
また帰還命令を出して、任意に中断することも可能です。

このゲームはストーリーも重視されていて、単なるアイテムや戦闘報告の他に、やや長文の物語が報告されることもあります。

1つの冒険をクリアすると次の冒険が出現しますが、複数の冒険が出現したり、新しい仲間が加わることもあります。
こうしたストーリーの進行で加わるキャラクターは名前を変更できず、職業やスキルも最初から決められていますが、総じて強力なスキルを持ちます。

このゲームのもう1つの特徴は、アイテムを複数装備できること。
しかも同じタイプのアイテムをたくさん持つ事が可能で、例えば剣ばかり5本持てば攻撃力は増大します。
ただ、同じものを3つ以上持つとペナルティーが付き、さらに「弓や刀は装備すると攻撃力が上がるが、攻撃回数は下がる」みたいな長所と短所があるため、組み合わせに悩むことになります。

アイテムの種類はかなり豊富で、冒険でレアアイテムが手に入ることもあります。
どの敵が何を落とすかはモンスター図鑑で確認でき、特定のレアアイテムを狙ってみるのもゲームの楽しみの1つですね。

冒険者ギルド物語2
※アイテムはたくさん装備できますが、当然職業やスキルに合わせたものを使わないと有効にはなりません。
剣やレイピアなどの近距離武器と弓などの遠距離武器を同時に持つと、双方のデメリットを受けてしまうので注意。
また武器のスキル効果は重複しないので注意して下さい。 例えば「追加ダメージ+8」のロイヤルレイピアを2つ装備しても追加ダメージは +8 のままです。 +8 のロイヤルレイピアと +7 のミスリルレイピアを両方持った場合は、追加ダメージは 8+7 になります。
右の画像はシナリオクリア後のストーリーシーン。 こういう物語性があるのは良いですね。


システムは複雑ですが、操作のレスポンスが良く、慣れればサクサクと進めることが出来るでしょう。

ただ Lv 10 あたりから急にレベルが上がらなくなってきて、割と地道な経験値稼ぎが必要になります。
1回の冒険にかかる時間は短めで、一括で再出撃できるボタンもあるのですが、サクサク進むのは序盤だけといった印象も拭えません。
まあ RPG ですから、地道にレベル上げをするのも楽しさだと思います。

放置型 RPG としてはやれることが多く、たくさんのキャラクターを同時に育てられる楽しみもあって、このタイプのゲームとしては一押しできるアプリですね。

アプリ本体は無料。 経験値やゴールドの入手倍率を増やす「アドオンポイント」を購入する課金もありますが、必須ではありません。
無課金でもアドオンポイントはいくつか持っており、使い捨てではないので、ゲーム開始時には忘れずに使用しておきましょう。

冒険にかかる時間を短縮したり、アイテムを失わずに緊急帰還できる課金などが 170 円~350 円で販売されていますが、これらもその都度お金が必要なものではなく、一度買うと永続的に効果があります。
広告を消す課金は 500 円と割高ですが、広告はボタンから離れた場所にあって、邪魔にはなりません。

見た目が地味でサウンドもありませんが、雰囲気が良く、ちゃんと RPG している一方で、方手間で楽しめる内容です。
場所を問わず、スマホで空き時間に遊べるゲームとしてオススメです。

・冒険者ギルド物語2 (iTunes が起動します)

おっさんたまご

ゆでたまごをむいたら、それは「おっさん」だった。
「いま、おっさんがじわじわ来ている!」という全く意味不明なコンセプトで作られた、たまごのおっさんを集める放置型ゲームが今年4月から公開されています。
「おっさんたまご」です。

このゲームは日本の著名なゲームクリエイターの一人「稲船敬二」さんが起業したメーカーで作られたものです。
稲船さんは「ロックマン」シリーズや「鬼武者」シリーズのプロデューサーとして知られる元カプコンの方で、他にもバイオハザード2やモンスターハンター3、ストリートファイター4など、そうそうたるゲームに携わってきた方です。

その方が 2010 年末にカプコンを退社し、新しいゲーム会社 comcept を設立。
さらに 2011 年末にはスマホゲームのメーカー DiNG も起業し、その comcept と DiNG で新しい iOS アプリの開発が行われた結果・・・
出来てしまったのが、なぜかコレです。

しかも意図的に「プロモーションをまったくかけずに」サービスするという、よく解らない公開スタイルを取っています。
テストケースだとは思うのですが、にしても一体どんな判断だったのでしょうか?
金をドブに捨てたかったんでしょうか?

世の中なにがどうナナメ上の方向に飛んでいくか解りません。

おっさんたまご

一言で言うと なめこ栽培キット のなめこが「おっさんたまご」になったものです。

鍋の中にタマゴを放り込み、一定時間が経つと茹であがります。
茹でられたタマゴをタップで取り出し、指でなぞって殻を剥くと様々な「おっさん」が登場。
このおっさんたまごをコレクションしていく内容です。
ゲームシステムには取り立てて特筆すべき事はありません。

タマゴには 15 分、30 分、1時間など、茹であがる時間が異なる数種類があり、早く茹であがるものは腐る時間も早くなります。
ただ、腐ったおっさんたまごも「裏鍋」のコレクションとして蓄えられていきます。

鍋には「昭和」や「青春」などの名前が付いていて、鍋ごとに現れるおっさんが異なります。
その鍋のおっさんの大半を集めると次の鍋が登場するという形で、この辺は「なめこ栽培キット デラックス」の「原木」と似ていますね。

なめこの栄養剤にあたる「塩」というアイテムがあり、例えば「あら塩」ならゆであがる時間が短縮され、「くさらずの塩」なら腐るまでの時間が長くなります。
茹であがったらお知らせが表示される「おしらせの塩」という変わり種もあります。

おっさんたまごを入手するごとにお金が手に入り、タマゴや塩はこれで補充します。
外観を変える「スキン」なども購入できますが、明確に設備と言えるものはありません。

おっさんたまご
※タマゴをなぞってパリパリ剥くのは結構気持ちがいいです。 なめこの収穫にあたる部分ですね。
タマゴにはそれぞれ解説文が付いていて、オッサンのしがない人生を垣間見ることができます。
右の画像はたまに出現する「レアたまご」の1つで、どう見てもモデルはあの人。
次の鍋を出現させるにはレアもいくつか集めないといけないので、レア出現率をアップさせる塩を併用したいところです。


おっさんたまご
※左はタマゴを産んでくれるニワトリ。 タマゴは個別に購入する事も出来ますが、ニワトリに産んで貰うと種類がランダムになる代わりに、塩がおまけで手に入ります。
貴重な塩が手に入ることもあるので、欲しいタマゴがない時以外はニワトリの方がお得。
茹で時間は何もない場所をタップすることで確認可能です。
あら塩は普通のものはゆで時間を 1/4 短縮、大盛りは 1/2 短縮します。


このアプリの特徴と言えるのは、このタイプのミニゲームとしては無駄に高いクオリティーでしょうか。
ゲームクリエイターが代表を務めるメーカーだけあって、演出やサウンドが良いです。

鍋はボコボコと泡立っていて、ゆでている時にはタマゴがグルグルと滑らかに回ります。
BGM や殻を剥いたときのおっさんの声なども良いですね。

一方、難点というか、「なめこ」と比較して劣っているように感じるのは、タマゴのゆで時間がきっちり決まっていること。

なめこは 30 分の「なめこフード」を使っても、必ずしも 30 分待つ必要はありませんでした。
急用で 20 分後にログインし、その後はログイン出来ないという状況になっても、20 分後に見たら 20 分ぶんのなめこが生えていて、それを収穫した後に4時間のなめこフードに変えるなど、自分の都合に合わせてプレイすることが出来ました。

なめこ のヒットはこの携帯電話にマッチした融通の利くシステムであったことも理由だと思うのですが、おっさんたまごは 30 分のたまごなら 30 分後にログインしないと収穫できません。
途中で何かやれることや確認できることもありません。
それがこの手のゲームでは一般的だし、半熟たまごで揚げるとか難しいとは思うのですが、なめこ系・放置系としては古く思えますね。

そして何よりアレなのは・・・ 「おっさんたまご」ってのはどうなんだ・・・

なめこなら、まあ「なめこ」ってのも結構意味不明だけど、見た目がかわいいし、キャラクターとして人気になるのは頷けます。
でも、「おっさん」ですよ? 「おっさんたまご」ですよ? ウケるのかそれ?
マジでこれでイケると思うのはどんな判断だ?

まあインパクトはあるし、ありがちな動物キャラとかじゃ話題性がないし、「サザエボン」とか「うんこさん」とか訳の解らないものがヒットする世の中ではあるのですが・・・ でも、これはどうなのかなぁ。
私の知らない世界ではこれが「キャーカワイー」ってなったりするのでしょうか・・・

おっさんたまご
※左は「設備」の画面ですが、設備と言うよりは課金要素。 一度にゆでられるタマゴを増やす火力強化は課金しないと利用できません。 腐ったタマゴをコレクションできる裏鍋も2つ目からは有料。
からむき爆弾は殻を一瞬で吹き飛ばせますが、指で殻を剥くのが良いゲームなのに・・・
右はゲームで貯めたお金で買える「壁紙」。 なにか独特なデザインのものがそろってます。


アプリ本体は無料。 課金要素はありますが必須ではありません。
広告はありますが iPhone アプリに絞った広告になっているし、そんなに邪魔になる配置ではありません。

とりあえずタダだし、この手のミニゲームとしてはデキが良いので、試してみるのをオススメします。
なんだかんだ言って、私も結構続けてたりします。

でも、稲船敬二さんに求められているものって、こういうものなのか・・・?

・おっさんたまご (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式の CM ムービーです。

ゲームクラブ

脈々と続くゲームハードの歴史を辿っていく、非常にシンプルながら、ゲーマーなら妙に引き付けられるアプリが登場しています。
「ゲームクラブ」です。

ゲーセンのような部屋にゲーム機を設置し、一定時間ごとに生み出されるお金を回収して、ハードの R&D(研究開発)を行います。
ゲーム内容はほぼこれだけ。

しかし進化の歴史を辿るかの如く、オシロスコープから始まって、パソコンとアーケードゲームに分岐し、テニスゲーム(PONG)を経て、ゲームウォッチから携帯ゲーム機に続き、さらに LSI ゲームや家庭用ゲーム機に進んでいく様子を見るのは、ゲーマーとして感慨深いものがあります。

ゲームクラブ

いわゆる「放置系ゲーム」で、お金を回収したらアプリは落としておいても構いません。
次に起動した時には、経過した時間に応じた分のお金を再び回収できます。

お金が貯まったら虫眼鏡のアイコンをタップして開発画面へ。
研究したいゲーム機をタップして、Develop(開発)のボタンを押すと、なぜか「倉庫番」のミニゲームが始まります。
矢印を十字ボタンで操作し、箱を押して所定の場所に移動させると開発成功となり、そのゲーム機が誕生します。

ゲーム機には「コイン集めの効率」(1分あたりのコインの蓄積量)と、「コインの容量」(最大貯蓄量)の2つのステータスがあり、新しいゲーム機を開発した後、部屋のゲームを新しいものに入れ替えることで、収入をアップさせることが出来ます。

ただし開発しただけではゲーム機は手に入らず、作った後に購入しないといけないので、上位のゲーム機に入れ替えていくのは結構大変ですね。

当然いきなり上位のゲーム機を開発することは出来ません。
進化系統図に従って下から順に作っていかなければならず、ゲーム機によっては複数の技術が条件になっている場合もあります。

ゲームクラブ
※左が開発時に行う「倉庫番」。 ミスっても右上の「Reset」ボタンを押せば最初からやり直せます。
制限時間はなく、リセットも何度でも行えるので、じっくり考えましょう。 慣れればそんなに難しくないはず。
ミニゲームをせずに開発を完了させるボタンもありますが、かなり割高です。
右は開発済みハードの購入画面。 携帯ゲームの方が割安になっているようです。


冒頭でも述べたように内容はシンプルで、出来ることはあまりありません。
また序盤のゲーム機は数分でコインが満タンになってしまうので、頻繁に起動して回収しなければならず、やや煩わしさもあります。

しかし進化系統図の先にどんなゲームやハードが設定されているのか、ゲーマーだと見たくてしょうがなくなるので、ついつい続けてしまいますね。

進化径路については、ゲーマー視点で見ると「おかしいだろそれ」と思う部分も多々あります。
ややネタバレになりますが、アーケードゲームの流れが スペースインベーダー → マリオブラザーズ → ストリートファイター になっていて、「パックマンがないのはどうなんだ」と思ったり、ファミコンの後がいきなりセガサターンで、「メガドラと PC エンジンはどこいった」とか思ってしまいます。

ただ、中国のメーカーのゲームだからか、視点が日本ではなく、どちらかと言うと欧米的なようで、日本では販売されていなかったゲーム機も含まれています。
前述の PC エンジンがないのも、欧米は長くアタリショック(ATARI というゲーム機がクソゲーを連発してアメリカのゲーム業界が壊滅した事件)を引きずっていたので、その頃に出たハードは知名度がないのかもしれません。

ゲームクラブ
※左は伝説の名機ファミコン。 開発技術は「大普及」。
このあと CD-ROM技術 を開発することでサターンに繋がり、そこから3つの次世代機に分岐します。
右は、任天堂の黒歴史の・・・ アレ。
★マークはアップデートの回数で、「コイン集めの効率」が少し上がりますが、費用対効果が悪いので、中盤以降はアップデートより新規開発を優先した方が良いです。


アプリは無料。 画面下に広告がありますが邪魔ではなく、追加課金もありません。
簡易的なゲームですが、気軽にダウンロードして手軽に遊べます。

とは言え、かなりのコアゲーマーでなければまったく興味がない内容でしょうから、人に勧められるものではありませんね。
このレビューを呼んで「やってみたい」と思った人以外は、全然楽しくないでしょう。
ゲーム的には面白いものではありませんから。

ただ、私のようなヘビーゲーマーにとっては、思わずやり込みたくなるアプリです。

※後日追記
このゲームは、通常画面は「星のカービィ3」から、音楽は「クロノトリガー」からの盗作だったようです。
記事はそのままにしていますが、アプリリンクは削除しました。
中国製のアプリはこういう事があるので、やはり気を抜けませんね・・・

Hay Day(ヘイ・デイ)

海外で人気の「基本無料+課金型」ゲームの特集、2回目。
今回はいわゆる「農園ゲーム」、作物を作って農場を拡大していく開発型ソーシャルゲームをご紹介したいと思います。
「Hay Day」です。

※現在は日本語化され、アプリ名も「ヘイ・デイ」になっています。

欧米各国で高い人気を保っているゲームで、特にヨーロッパの国々で無料アプリランキングの上位をキープし続けています。
世界的には大定番のアプリと言って良いでしょう。

開発したのは Supercell というフィンランドのメーカーで、先日ご紹介した Clash of Clans もこのメーカーの作品です。
少人数の新興メーカーですが、「ゲームを作るには規模は小さい方が良い」というポリシーを持っている会社で、家庭用ゲーム機での開発経験があるメンバーで構成された、少数精鋭のメーカーです。
発売した2作(Clash of Clans と Hay Day)がどちらも大ヒットしているため、一躍注目を浴びています。

Hay Day

いわゆる Zynga 型、スマーフビレッジ 型の農園ゲームです。
畑を設置し、作物を植えて、しばらく時間が経つと成長しているので、タップで刈り取って収穫物を得ます。
収穫したらまた作物を植えて・・・ この繰り返しですね。

収穫時には「鎌」をドラッグし、作物をなぞって刈り取ります。
その際には刈り取られた作物が飛んでいく演出があり、なめこ栽培キット のような気持ちよさがあります。

他のソーシャル農園ゲームと違うのは、「加工」の要素もあること。
例えば、麦とトウモロコシを収穫したら、それを製粉機で鳥のエサにしたり、パン焼き釜でパンやコーンブレッドにすることが出来ます。

農作物だけでなく畜産の要素もあり、鶏小屋でニワトリを飼ってタマゴを収穫したり、牛を飼って牛乳を採ることもできます。
ニワトリや牛も収穫後はエサを与える必要があり、農作物の「収穫 → 種まき」と要領は同じですが、エサは専用のものを用意する必要があります。

さらに収穫物はすぐ換金される訳ではなく、出荷が必要になります。
農場の掲示板に注文書が張り出されていて、そこに書かれているものを集めて出荷ボタンを押すことで、トラックに商品が積み込まれ、お金と経験値になります。

ソーシャルの農園ゲームと言うよりは、「牧場物語」などの農場経営ゲームをソーシャル化した感じですね。

Hay Day
※牛をなぞって牛乳を回収中。 この辺の「なぞって回収」はなめこ的で良いです。
農作物の場合、収穫後に同じ作物を苗として植える必要があるので、収穫物を全部使ってしまうと植える分がなくなるので注意して下さい。
ブタからは肉が取れますが、肉を取ってもブタはいなくなる訳ではなく、謎のダイエットマシン(?)で肉だけ吸い取って、ブタはそのまま残ります。


Hay Day
※こちらはエサを生産中。 チーズやベーコンなどの畜産関係の商品を作るには、農作物を収穫→それでエサを作成→家畜にエサをあげて肉や牛乳を収穫→その材料で商品を生産、という手順が必要です。
手間はかかりますが、そうしたものほど多くのお金と経験値を得られます。


作れるものは農場のレベルが上がることで徐々に増えていきます。
農作物の種類が増え、牛や豚、羊の放牧場を建てられるようになり、乳製品の工場やバーベキューグリルなどを使えるようになります。

施設の種類はかなり多く、さらにゲームを進める過程でノコギリや斧などが手に入り、これで周囲の森を切り開いて農地を拡大していくことも出来ます。

開発ゲームとして長期的に楽しめるものになっており、先日紹介した Clash of Clans が戦闘メインで施設の種類も最低限だったのとは対照的です。
同社の2つのゲームで、差別化を図っているのでしょうね。

収穫物や加工品はサイロや納屋に収められますが、保管数に上限があります。
この上限はクギやトンカチなどの工具を集めれば拡張できますが、なかなか手に入りません。
課金通貨である宝石を使えばすぐ手に入るので、これが課金要素と言えます。

ただ、やってみれば解りますが、このゲームはほとんど課金の必要がありません。
サイロや納屋が小さいとすぐ上限に達してしまいますが、加工や出荷をすれば数は減らせますし、最初の拡張は無課金でも行えます。
2度目の拡張は課金したくなりますが、必須という訳ではなく、170 円の課金で必要な宝石は調達できます。
3度目の拡張は当面必要ありません。

宝石は加工施設の拡張や時間の短縮などにも使えますが、ゲームの進行でも少しずつ増えますし、宝石でないと建てられない施設もごく一部の装飾品以外ありません。

Hay Day
※森を切り開いたり納屋を拡張するための工具は、収穫時にたまに得られますが、上の画像のような赤い箱(ミステリーボックス)の中からも得られます。
箱は敷地内のどこかに出現するので、たまに探してみましょう。 他プレイヤーの村で見つかる事もあります。
ただし、短時間に連続で開けようとすると宝石が必要になるのでご注意を。


Hay Day
※出荷用のトラックとお客さん。 注文書は破棄すれば一定時間で入れ替わるので、達成困難なものや数量が厳しいものは捨てた方が良いでしょう。
やって来たお客さんに収穫品を売ることでもお金と経験値は得られます。


このゲームは同じ「ソーシャルゲーム」でも、日本のものとはかなり違うのを感じます。

欧米では大定番、日本ではそれほどでもない スマーフビレッジ 型という時点でまず違いがある訳ですが、他にも加工と出荷、エサやりなどの要素があることが、極力シンプルにしようとしている日本のソーシャルゲームとは異なるように感じます。

ただボタンを押すだけで進んでいく「ポチポチゲー」が多く、農園ゲームも出来るだけ手間を省いている日本のものとは違い、こちらは若干の「作業」をあえて加えています。
そこまでゲーム性が高いものではありませんが、たとえソーシャルゲームでも、こうした手間やゲーム性を面倒と思わないユーザーが中心なのが伺えます。

また課金アピールが少なく、課金しなくても長期的に楽しめるものになっているのも特徴でしょう。
これは現在欧米でヒットしている「本体無料+課金型」のゲームに総じて言えます。

ただスマーフビレッジの頃は、海外のソーシャルゲームも結構な「課金ゲー」でした。
課金アピールが相応にあり、課金通貨でないと得られない施設や仕様もてんこ盛りでした。
しかしそれでは長期的に高い評価と売上は得られないという考えに、徐々に変わっていったのだと思われます。

日本でもガンホーが パズドラ や ケリ姫 で成功し、課金アピールを減らして長期運営によって収益をあげる「ポカポカ運営」を提唱してから流れが変わってきていますが、それ以前はグリーとモバゲーが課金アピールと射倖心を煽ることを最優先するよう指導し、それがセミナーなどでも提唱されていました。

海外ではそうしたものがなかったので、自然とポカポカ運営的なスタイルに変化していったのでしょうね。
Angry Birds が薄利多売で大成功していることも、欧米では影響していると思われます。
そんな市場でガチャ1回 300 円のゲームが流行るとか、とても思えないですよねぇ。

以下は Youtube で公開されているゲームチュートリアルの動画です。



価格はすでに述べたように、本体無料で、追加課金のある形式です。
課金はこの手のゲームとしてはやや安めの 170 円からで、ゲームの進行に必須となる課金はない印象。
よって手軽に遊べます。

やや難点なのは、他プレイヤーと商品を売買できる「売店」の要素があるのですが、あまり機能していないこと。
自分で作れるものは買ってもしょうがないし、貴重品は他の人にとっても貴重品ですからね。
また、Facebook との連携を求められますが、日本では Facebook は今イチなので活用し辛いです。
一応 Game Center のフレンドも訪問先にできるし、知人とのアイテム交換には使えると思いますが。

しょせんはソーシャルの農園ゲームですから、ゲーマーが楽しむようなアプリではありません。
しかし農園ゲームが嫌いでない人には、十分にオススメできるアプリです。

私的には、課金専用の施設がほとんどないというだけで、「お金を払わないと絶対手に入らないものがある」というストレスがないため、遊びやすく感じます。
「頑張れば最終的に全ての施設が整う」という、ゲームでは本来当たり前のゴールに、当たり前に向かっていくことが出来ますからね。

・Hay Day (iTunes が起動します)

王国の道具屋さん2 / 再建! ボロボロ神社

スマホには「ゆけ!勇者」を始めとする「放置型 RPG」がいくつか登場していますが、神さまを呼んで参拝客を増やし、ボロボロの神社を再建する「放置型経営シミュレーションゲーム」が登場しています。
「再建! ボロボロ神社」です。

このアプリは昨年公開された「王国の道具屋さん2」というゲームのシステムをそのまま踏襲しています。
内容に共通した部分が多いため、今回はこの2つを合わせて取り上げたいと思います。

どちらも「放置型ゲーム」であるため、やるべきことはあまりありません。
「たまごっち」のように最低限のお世話をしながら、少しずつ成長していく過程を楽しむものです。
ただ、そのような手軽なシステムだからこそ、スマホで遊ぶにはマッチしていると言えますね。

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双方とも、まずは「探索」に出かけて、アイテムの調達をしてこなければなりません。
と言っても難しいものではなく、行き先を選択したら、あとはほぼ自動です。
「ゆけ!勇者」のような放置型 RPG に近く、冒険の過程が表示されますが、終了まで時間はかかりません。

「王国の道具屋さん2」の場合は、出発前に傭兵を雇う必要がありますが、戦略や編成などを考えなければならないものではありません。
もし途中で負けて帰ることになっても、体力が残っていれば続きから再開できます。

「再建!ボロボロ神社」の場合は、戦闘自体がありません。
一本道をテクテク歩いて行くシーンがありますが、アイテムを拾い集めていくのみで、ゲームとしてはよりシンプルになっています。

探索に必要な体力は時間が経過しなければ回復しませんが、商品の販売などにも時間がかかるため、そんなに急いで探索を繰り返す必要はありません。

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※探索シーンのインターフェイスは「放置型 RPG」っぽいですが、待ち時間はなくサクサク進みます。
ここで消費する体力は、初期状態だと1分で1ポイント回復します。
道具屋さんの傭兵は、新しいダンジョンをクリアするごとに連れて行ける人数が増えていきます。


アイテムを取ってきたら、「王国の道具屋さん2」の場合はそれがそのまま「商品」になります。
お店の机に置いておけば、店に立ち寄ったお客さんが買ってくれて、それによって売上・所持金がアップし、売上が一定量になるとお店がレベルアップします。

「再建!ボロボロ神社」の場合は、取ってきたアイテムを素材にして「神さま」を召喚します。
この時のアイテムの組み合わせによって様々な神さまを呼び出すことができ、その数は 100 以上。
色々な神さまを見つけるのも、ボロボロ神社の楽しみと言えるでしょう。

神さまを呼べるアイテムの組み合わせは、冒険で手に入る「理の書」を見ればヒントが貰えます。
神さまを呼ぶと参拝客が訪れ、お賽銭を入れてくれます。
このお賽銭がそのまま収益となり、さらに神さまの経験値として蓄積され、一定量になると神さまと神社がレベルアップします。

「王国の道具屋さん2」の場合は商品を一定量売ると、「ボロボロ神社」の場合は神さまのレベルが最大(Lv5)になると、その商品や神さまに応じたボーナスを獲得できます。
ボーナスには集客アップや探索時のスタミナアップなどがあり、その効果は累積されていくため、より多くのボーナスを得ることが商店や神社の発展に繋がります。

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※ボロボロ神社は参拝客アップやお賽銭アップなど、欲しいボーナスの神さまを優先してレベルアップさせましょう。
また、上位の神さまはレベルアップが遅いので、まずはレアリティの低い神さまのボーナスから狙いましょう。
道具屋さんの場合は「じい」をタップしてお金を払うことで、商品を置く机を広げていくことが出来ます。
神社の場合は装飾品を設置したり、お賽銭箱を大きくしたり、同時に呼べる神さまの数を増やしたり出来ますが、これらはレベルがある程度上がらないと実行できません。


基本的には、商品を並べたり、神さまを召喚したら、あとはお客さんが来るのを待つだけです。
タップして呼び込みを行うことも出来ますが、無理に画面を見ている必要はなく、アプリを落としておいても構いません。
再び起動した時、経過した時間に応じて、商品が売れたりお賽銭が貯まっています。
「なめこ」などと同じですね。

「王国の道具屋さん2」の場合、アイテムがそのまま商品なので、定期的に補充や在庫の確保を行う必要がありますが、それでも商品を置いたら放置するの繰り返しで構いません。
「再建!ボロボロ神社」の場合は、その時に必要な神さまを呼ぶためのアイテムがあれば、それ以上のアイテムは要らないので、さらにやるべきことは少なめです。

ただ、繰り返し ON/OFF を繰り返す放置型のゲームは、あまりやるべきことが多いとだんだん面倒になってくるので、あえてシンプルにしているのでしょうね。

その時々にやれることは少ないですが、売上が伸びてレベルが上がるのに従い、新しい探索地点が増え、それによって新アイテムが登場し、それに伴うイベントの発生や新たな神さまの登場などが起こります。
ゲームの進展に従って収入もどんどん増えていき、ちゃんと経営 SLG らしい「発展させている」という感じがあって、思わずゲームを続けてしまいます。

ゲームはいつまでもダラダラ続くようなものではなく、プレイ時間にもよりますが、数日のプレイで目標を達成できるようになっています。
このぐらいの方が遊びやすくて良いと思います。

「再建!ボロボロ神社」には多数の神さまがいるので、やり込もうと思えばさらに続けられますし、ソーシャルゲームのように「課金しないとクリア困難」「お金を使わないと展開が遅すぎる」という事もありません。

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※左は大量に集まったお賽銭を指でなぞって一気に回収しているところ。
お賽銭が噴水のように吹き上がって回収されていくのは気持ちが良いです。
右はアイテムの組み合わせが違うと出てくる「ハズレの神」が、ごく希に突然変異する「黄金の神」。
この神さまはごく短時間で帰ってしまいますが、その間に投下されるお賽銭の量がものすごいので、出て来たらすぐに配置し、お札があるなら祭りを連発して、一気に荒稼ぎしましょう。


アプリ価格はどちらも無料。 課金要素はありますが、課金しなくてもゲームは問題なく進められます。
画面下には広告があり、その近くにボタンがあるため、若干「誤タップ狙い」な感じもありますが、そこまで煩わしくはないし、85 円の課金で消すことも出来ます。

スーパーファミコン風のグラフィックとサウンドも、人によっては古くさく感じるかも知れませんが、ホノボノとした感じで良いですね。
演出的には、やはり「道具屋さん2」より、1年後発である「ボロボロ神社」の方が優れています。

ちょっとヘンな表現ですが、「安心して遊べるゲーム」です。
個人作成のアプリのようですが、良い意味での個人作成らしさがありますね。
ガッツリ遊ぶものではありませんが、気楽に楽しむ放置型ゲームとして、オススメできるアプリです。

・王国の道具屋さん2 (iTunes が起動します)
・再建! ボロボロ神社 (iTunes が起動します)

スマホで発見!! たまごっち

これはゲームと言うより「玩具シミュレーター」であり、ゲームメインの当ブログで紹介するのは、ちょっと違う気もするのですが・・・
これだけヒットしていてランキングの上位に定着している以上、扱っておかないとダメかな・・・ とも思うので、今回取り上げておきたいと思います。

一時期、日本中で大ブームを巻き起こした仮想ペットのデジタルトイ「たまごっち」の公式再現アプリ。
「スマホで発見!! たまごっち」です。
(iTunes 登録名は たまごっち スマホで発見!!)

ゲームとして何かの追加がある訳ではなく、純粋に「オリジナルのたまごっちを再現したもの」です。
一応「スマホモード」という色つきのモードが用意されているのですが、それも当時の雰囲気を再現したものになっていて、出来ることは初代たまごっちと変わりません。
ただ、このアプリは「懐かしさ」を感じるためのものでしょうから、これはこれで良いのだと思います。

しかし先に言っておきますが、このアプリは現時点(2013/4)でバグが多いです。
このアプリは先にアメリカで公開され、日本での公開は1ヶ月半ほど遅れてからだったのですが、「その間に何やってたんだ」と思うぐらいバグります。
ただアプリを再起動すれば治るものが多いので、致命的な欠陥にはなっていませんが・・・
なお、アメリカでも 60 万ダウンロードを達成し、かなり人気になっていたようです。

ちなみに私は昔、友人にせがまれて「白いたまごっち」をネット等を駆使して探し回った事があります。
結局手に入りませんでしたが・・・

たまごっち

起動するとタマゴが現れ、しばらくすると「たまごっち」が誕生します。

プレイヤーが出来ることは「食事を与える」「電気を消す」「ゲームをする」「注射する」「トイレを流す」「状況チェック」「しつけをする」の7つ。
それぞれ画面の周囲にあるアイコンで選択します。

画面表示には当時のおもちゃを再現した「トイモード」と、たまごっちを大きく表示するカラーの「スマホモード」がありますが、内容自体は変わりません。

トイモードの場合は下にある3つのボタンで操作し、ボタンは左から「選択」「決定」「キャンセル」になっています。
これはオリジナルのたまごっちと同じ操作ですね。
スマホモードの場合はアイコンを直接タップして操作します。
こちらの方が「選択ボタンを何度も押してから決定」という手順を踏まなくて良いのでラクです。

ゲームとしては、そんなに出来る事がたくさんある訳ではありません。
おなかが減った時に「ごはん」をあげて、ごきげんが低い時は「おかし」をあげるか「げーむ」をします。
「げーむ」と言っても、トイモードの場合は左の2つのボタンで「あっち向いてほい」をするだけ。
スマホモードの場合はジャンケンになっていますが、どちらもゲーム性があるものではありません。

たまにウンチをするのでトイレボタンで流してあげて、ドクロマークが出たら病気なので治るまで注射します。
あとは夜になって寝たら「でんき」をオフにする。 これだけですね。

アプリからの通知をオンにしておくと、おなかが減ったり、不機嫌な時に呼び出しが表示されます。
たまに食事を拒否したり、用もないのに通知を出すことがありますが、そういう時は「しつけ」をすれば「しつけ度」が上がります。

たまごっち
※たまごっちと遊ぶ「げーむ」の画面。 トイモードの「あっち向いてほい」はキャンセルボタンを押すまで延々と続きます。
スマホモードのジャンケンは「ごきげんアップゲーム」なので、こちらは負けてあげないといけません。 あいこはこちらが負け扱いです。
そしてこの「げーむ」はダイエットにもなっています。


呼び出された時か、適当な時間に起動して、必要な作業をちょこっとやるだけのシンプルなものですね。
ゲーマーの私としては、この程度では物足りない事この上ないのですが、あまりやることが多いと面倒になるので、このシンプルさが良いのでしょう。

一応、育成要素が全くない訳ではなく、たまごっちはお世話の仕方によって数パターンの成長を遂げ、マメにお世話してあげればレアな姿になる場合もあります。
あまりひもじい思いをさせているようではダメなようですね。
また、ごきげんは「おかし」をあげれば手軽に上げられますが、おかしばかりあげているとだんだん太ってきます。
太ると病気になりやすくなるので、「げーむ」をしてダイエットさせなければなりません。

この辺りは全く気にしなくても育成可能なのですが、それだと同じような育ち方しかしないので、色々なタイプのたまごっちを見てみたいなら、小まめな世話やパターンを変えた育成などが必要になるようです。

またスマホモードは色が付いているため、各パターンの「色違い」も存在します。
色々なたまごっちを誕生させると「図鑑」に登録されていき、その数に応じて壁紙やトイモードの本体の種類が増えていきます。

たまごっち
※左は「にょろっち」。 これは育成がイマイチだった時のパターンで、呼び出された時しかゴハンをあげないような、テキトーなお世話をしているとなる場合が多いようです。
右は普通に育成しているとなることが多い「たらこっち」。 寝る時にフトンで寝るのが良いですね。
寝ると一切反応がなくなり、電気を消す以外はできなくなります。


たまごっち
※新しいたまごっちを発見すればトイモードの本体が増えていきます。
右はご臨終したシーン。 ご臨終したら「リセット」しないと新しい育成はできません。
リセットと言っても図鑑の記録はそのまま残るのでご安心を。


ただ現時点(2013/4)では前述したように、難点というか、バグっぽい点も多いです。

まず、トイレを流した時に画面が白くなって固まる場合があります。
しばらくすると治る場合が多いのですが、なかなか復帰しないこともあります。
また、たまごっちが別の姿に成長した後、画面全体にモザイクがかかってまともに表示されなくなる場合があります。

どちらの症状もアプリをタスクから消して再起動すれば治るので、致命的なものではないのですが、割と頻発する症状なので、こういうものを残したままにしているというのはデバッグ不足、実機テスト不足を感じますね。
まあ、実機テスト不足を感じるのはナムコのアプリでは良くある事なのですが・・・

あと気になるのは、iTunes のレビューで「5才か6才で何の問題もないのにいきなり死ぬ」という意見が続発していること。
実際、私も「おなか」や「ごきげん」に気を付けていたにも関わらず、6才で毎回死んでいます。
寝たので電気を消してもアプリを再起動したら夜中に起きてたり、やたら成長が早い場合があったりしたので、なにか動作に問題がある気はします。
もし6才でやたら死にまくる問題があるとしたら、かなり深刻なバグですね。(寝てる間に病気になってるような気が・・・)
「それがスマホ版の寿命です」と言われたらそれまでだけど。

また、呼び出しがかなり多いのも気になります。
オリジナルのたまごっちの呼び出し頻度はもう覚えていないのですが、このアプリは煩わしいほど頻繁に呼び出しがかかります。
もうちょっとゆるやかな反応でも良かった気はします・・・

以下は先行公開されていたアメリカ版「Tamagotchi L.i.f.e.」の公式トレーラーです。



価格は 350 円。
それなりの値段ですが、それでも売れまくっているところが「たまごっち」の知名度の高さを物語ってます。

あくまでこれはゲームではなく、デジタルトイの再現アプリです。
個人的にはたまごっちは、あのおもちゃでやってたから楽しいものだったと思うので、スマホのアプリでは違和感や物足りなさしか感じないのですが・・・
それでも懐かしさは十分なので、当時ハマっていた人なら、やはり嬉しいのではないでしょうか。

基本的にはオリジナルを知っている人のための「思い出アプリ」という印象です。
まあ、どちらかと言うと女性向けだろうし、ライトユーザー向けだろうし、私では評価し辛いなぁ・・・
ゲーマーがやって楽しむような部類のアプリではないですね。

・たまごっち スマホで発見!! (iTunes が起動します)

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