iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

クラクラ系

Fieldrunners Attack! - 名作 TD シリーズの新作はクラクラ系に

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「タワーディフェンス」というゲームジャンルが世に広まるきっかけとなった、iPhone 初期の名作 Fieldrunners(フィールドランナーズ)。
しかし 2012 年に Fieldrunners 2 が発売されて以後、関連作は登場していませんでした。
そのフィールドランナーズの新作が、今月ついに公開されました! ・・・クラクラ系で。
Fieldrunners Attack!」です。

先に言っておきます。 フィールドランナーズ は TD(タワーディフェンス)の名作ですが、このゲームに TD 要素は皆無です。 正直、ガッカリしたぐらいに。
ただ、クラクラ(クラッシュ・オブ・クラン)系としては、近年発売されたものの中では一番高クオリティーですね。
ちゃんと町の開発要素と、その町に兵器や防壁を配置し、守りを固める要素があります。

残念ながら現時点では通信が不安定で、公開当初はまともにプレイできませんでした。
22日にアップデートが行われ、幾分かマシになったのですが、クリスマス&年末年始なのも影響しているのか、相変わらずサーバーの調子は良くありません。
ただ、アップデート後は一応遊べるようにはなっているので、ご紹介しておこうと思います。

アプリ価格は無料。 もちろん課金あり、スタミナあり、ガチャもあり。
ただ、無課金でも遊べるようにはなっています。

Fieldrunners Attack

Fieldrunners Attack 2続きを読む

ドミネーションズ -文明創造 - (DomiNations)

あのシド・メイヤーと共に「Civilization II」や「アルファ ケンタウリ」を開発、その後に文明の発展をテーマにした RTS「Rise of Nations」を作り出し、さらに「Age of Empire III」の開発にも携わった、海外で知られたゲームデザイナー「ブライアン・レイノルズ」氏。

その彼が韓国ネクソンの運営による、文明の発展をテーマにしたスマホゲームを開発しています。
ドミネーションズ -文明創造 - (DomiNations)」です。

ゲームがメーカーではなくデザイナー単位で注目される海外では、彼の作品と言うことで大きな期待を寄せられていたタイトルです。
内容は「クラッシュ・オブ・クラン」の亜種でオリジナリティは感じられないのですが、棍棒で殴りかかる原始時代から飛行機で空を飛ぶ近代まで発展する「人類の歴史」をテーマにしたゲーム展開には、氏のゲームらしさを感じることが出来ます。

ただ、先に言ってしまいますが、このゲームは・・・ このタイプとしてはクオリティが低いです
他の人気クラクラ系と比べると技術的なレベルで見劣りし、クラッシュオブクラン のような動きの滑らかさはなく、リトルノア のようなグラフィックの緻密さもなく、ましてや Age of Empires: Castle Siege と比べたら石器時代と中世ぐらいの差があります。

ゲームデザインには面白い部分が多いのですが・・・ 後発でこれでは厳しいのが本音ですね。
クラクラ系のソーシャルゲームなのでアプリ本体は無料ですが、課金や待ち時間は当然あります。

ドミネーションズ DomiNations

ドミネーションズ DomiNations

ゲーム内容は クラッシュ・オブ・クラン です。
村作りの農園ゲームに、他プレイヤーの村への襲撃と、襲撃された時の防衛設備を加えたものですね。

以上、基本説明おわり。

ただ、このゲームにはオリジナルな要素も多いです。

まず、建物の建設や改良には大工に相当する「住民」が必要ですが、建物によって必要人数が異なります
町の人が6人なら、2人で建てるものなら3つ、3人で建てるものなら2つを同時に建設することが出来ます。
町の人は文明を発展させて「家」を増やすことで増加するので、必ずしも課金通貨は必要ありません。

また「採集」や「狩り」の要素があります
果樹や金鉱に町の人を向かわせると資源を調達でき、町の周囲をうろついている動物を狩れば食料や毛皮を得られます。
町の周囲で狩りが行われている様子には、他のクラクラ系にない雰囲気がありますね。

時代は最初は「黎明の時代」から始まり、町の中心をアップグレードすることで「石器時代」「青銅器時代」「鉄器時代」「古典時代」と発展していきます。 もちろん建物の見た目も変化します。
鉄器時代から「文明」を選択できるようになり、イギリス・フランス・ローマなどに加え、日本・中国・韓国も選択できます。

それぞれに文明特性があり、さらに町の外見も変わります。
農場が西欧ならぶどう畑、アジアなら水田になるなど、ハッキリした違いがあるのが良いですね。

ドミネーションズ DomiNations
※鹿狩りの様子。 革を得られる事もあり、売って換金したり、傭兵を雇う際の交易品として活用できます。
建設範囲は町の周囲の森を伐採して広げ、その際に遺跡や野良の傭兵などが見つかることもあります。


ドミネーションズ DomiNations
※文明の選択。 日本は防御向きの特性。 城が射撃可能なのは防衛戦で強いですが、武士はあまり強くないです。
韓国のゲームだからか、やはり韓国の特性が強力ですね。


戦闘は他のクラクラ系と大差ありません
町の外周から兵士を出撃させ、出した兵士は自動で行動します。
細かい指示は出せません。

ただ、このゲームは一定時間ごとに目標の指定を行えます
実行するとターゲットに向かって全軍がダッシュ、一斉攻撃を行います。

しかしこの戦闘シーンが一番の難点・・・ というか、見劣りする点。
まず、動きが大雑把。 滑らかさはなく、演出も物足りず、キャラのモーションも少ないです。
サウンドもチープで、昔のゲームの復刻版をやっているような印象です。

しかも AI がイマイチで、歩兵に強い弓兵が、接近してくる敵歩兵を無視して建物を撃ち続け、そのまま棍棒で殴り倒されたりします。
そういうのを出撃のタイミングなどでコントロールするのがクラクラ系のゲーム性ではありますが、それにしてもおバカ過ぎる
ターゲットの指定である程度はカバー出来ますが、むしろ「このおバカさをターゲット指定で誤魔化してるんじゃないのか?」とか思ってしまいます。

全体的にスーパーファミコンのレベルで、もはやレトロゲームをやっている感覚。
「文明をテーマにしたクラクラ系」という点で Age of Empires: Castle Siege とかぶっていますが、私は AoE:CS を継続してプレイしていたため、その直後にこっちをやったら・・・ もう劣化感がヒドい。

ソロプレイのゲームモードがあり、文化遺産の建設や戦闘時に使える特殊コマンドの研究など、他のクラクラ系よりも出来ることは多いのですが、プレイヤーの中で技術的なクオリティの低さをシステムの魅力でカバーできるかが、楽しめるかどうかのポイントになりそうです。

ドミネーションズ DomiNations
※戦闘シーンは静止画だと綺麗ですが、動いているところを見るとチープ感が漂う。
ジャンルが全然違うけど、韓国 NHN がケイブシューを模倣しようとして模倣しきれず、「及んでいない」感が強かった「虫姫さま 究極バトル」を思い出します・・・


ドミネーションズ DomiNations
※1人用の攻略マップ。 こうしたソロプレイ用のステージがちゃんと用意されているのは良いですね。
最初はペルシャ、次はエジプトを舞台としていて、ちゃんと歴史をテーマにしたマップになっています。


5日ほどプレイしていますが、まだ「古典時代」に入ったところ。
近代で登場するライフル兵や大砲、飛行船や戦闘機を見てみたいので、私的にはプレイし続けていますが、建設にかかる時間が長くなって来ているし、ここから中世や啓蒙の時代を抜けて近代に至るのは、まだまだ先の話になりそう。
「その先を見てみたい」という欲求が強くないと、長く続けるのは厳しいクラクラという感じですね。

海外ではデザイナーの期待感から、かなりのプレイヤーがいたようですが、今はどうなのかな・・・
ただ進化の先に大きな変化があり、それが楽しみというのは、ゲームを続けるモチベーションにはなります。

あまり期待せず、攻めて攻められてを楽しむのではなく、ノンビリ町作りをするゲームだと思って遊ぶのなら、悪くないかもしれません。

ドミネーションズ -文明創造 - (DomiNations)(iTunes が起動します)

Age of Empires: Castle Siege

RTS(リアルタイムの戦術シミュレーション)を世界的に広めるきっかけとなった、パソコンの大名作「Age of Empire」、通称「AoE」。
その AoE をテーマにした・・・ クラッシュ・オブ・クランの亜種が登場しました。
Age of Empires: Castle Siege」です。

改めて言います。「クラッシュ・オブ・クランの亜種」です。
AoE は RTS の金字塔ですが、このゲームは純粋な RTS ではありません。
クラクラも「村開発ゲーム+RTS」ではありますが、AoE とは似ても似つかないものなので、当然のように各方面から「こんなの AoE じゃねぇ!」コールが続発中。

ただ、最初から「数あるクラクラクローンの1つ」として見た場合・・・ 間違いなく上位ではあります。
私的には、現段階のクラクラ系の中ではベストな気がしますね

なお「Age of Empire」は、日本の Klab がマイクロソフトとライセンス契約を結び、その名を冠したゲームを開発しています。
しかしこのアプリはそれとは全く別の、カナダのメーカーの作品ですので、混同しないようご注意下さい。
ちなみに Klab AoE は発表からもう2年経ちますが・・・ 音沙汰なくなりましたね・・・

Age of Empires: Castle Siege

Age of Empires: Castle Siege

ゲーム内容は、クラッシュ・オブ・クラン です。

以 上 。

もうちょっと補足すると・・・

城下町の開発シーンはほぼクラクラなのですが、最初から同時に建設を行える数(大工の数)が4つあり、これを課金で増やす要素がありません。
クラクラ系は大工を増やすのが最初の課金要素ですが、そこを無課金にしているのは特徴的です。

ただ、割と早い段階で施設完成までの待ち時間が数時間、十数時間に達します。
そのため4つあっても足りなさ気味で、しかも課金で増やせないので、開発はややスローペースですね。
課金の有無で差が付きにくいのは良いですが。

また、他プレイヤーに襲われるのを防ぐシールド(このゲームでは平和条約)も、課金では購入できません。
他のクラクラ系の課金ポイントから、あえて課金を廃している印象です。
課金通貨は主に完成を早めたり、足りない物資を補うのに使用されます。

グラフィックはかなり良く、AoE らしい中世の城塞という雰囲気があります
プレイ開始時にフランク王国やブリトン、ビザンツ帝国やサラセンなどの文明を選択、それに合わせた城が築かれていき、固有のユニットや英雄も存在します

城のレベルアップは「時代の進化」という扱いになっていて、大学で生産力を底上げする研究を行えるなど、「AoE っぽさ」はふんだんに盛り込まれていますね。

Age of Empires: Castle Siege
※まずは城作り。 物資はやはりタップで回収します。
壁の曲がり角に塔を置くと、くっついて見た目が良くなります。 防衛的には壁の内側に置いた方が良いのですが。
物資を奪われないよう、貯蔵庫も壁の中に配置したいですね。


Age of Empires: Castle Siege
※戦闘で勝利すると他国の「小旗」を得られ、それを集めることで他国の英雄も雇用することが出来ます。
旗は研究にも使用するので、開発を進めていくためにもガンガン攻めることが必要です。


戦闘シーンでは、1つのユニットが数人の兵士の部隊になっています。
よって複数のユニットを配置すると、数十人の兵士がワラワラ出てきて、ワラワラ戦います

クラクラ系としての大きな特徴は、部隊の移動ルートと攻撃目標を指示できること。
部隊をドラッグすることで矢印がひかれ、それに沿って移動していきます。
よってピンポイントで相手の弱点や防御施設を狙うことが出来ます。

ただし、ゲームが簡単な訳ではありません。 むしろクラクラ系としては明らかに難しい
塔は防御力のある歩兵で攻撃に耐えながら石弩兵で狙わないと大きな被害が出るし、投石台は城壁を越えられる「はしご兵」で狙わないと非常に危険です。
防御側の兵士が迎撃に来るため、これも引きつけるか槍兵で対抗するかして撃退しなければなりません。
壁の上からも弓兵が矢を撃って来たりします。

移動ルートの設定が可能な分、防御側の対抗策も多く用意されている印象で、そのためクラクラと同じように兵士をばらまいて見ているだけでは、明らかに下位の相手しか崩せません。

各兵種の使い方を学べる、史実の戦いを元にした「歴史決戦」というステージがあるのですが、これもチュートリアル的な存在でありながら結構難しい。

一応「Age of Empire」の名を冠していますし、相応にゲーマー向けのバランスなのかもしれません
戦法が解ってくると、指示が出せるぶん他のクラクラ系より出来ることが多いので、このタイプとしてはゲーム性は高い方です

戦闘中の兵士の動きは本家のクラクラほど滑らかではありませんが、大勢の兵士が城を包囲している様子はいかにも AoE で、建物が煙を上げ、火を噴き、崩壊していく様子はリアルです。
演出はキャラクターの動きより、建物の壊れっぷりに力を入れている感じですね。

Age of Empires: Castle Siege
※こんな風に移動ルートを指示できます。 目標まで直線で結び、間に壁がある場合、その壁に遮られてしまうので注意して下さい。
一旦部隊を後退させる、迂回して貯蔵庫を狙う、といったことも可能です。


Age of Empires: Castle Siege
※はしごをかけて壁を越えていくはしご兵。 投石台が登場してからは、このはしご兵で投石台の破壊を狙い、それから主力部隊を出していくのが定石。
ただし防御兵がいる場合は先におびき寄せた方が良いかも。
「この兵器にはこの兵士」といったアンチユニットが明確で、単なる力押しでは厳しいです。


Age of Empires: Castle Siege
※「歴史決戦」の画面。 史実を元にしたステージがあるのは AoE らしいですね。
決められた兵士で、その特性をうまく使って強固な城を落とさないといけない、パズル的なステージです。


とりあえずクラクラ系として、目立った難点は見当たりません。
たまに起動にやたら時間がかかることがありますが、アプリをタスクから消して起動し直せば普通にログイン出来ます。
1人用のモードである「歴史決戦」が 10 ステージしかないので、ソロプレイは考慮されていませんが、まあクラクラ系は攻めて攻められてが醍醐味でしょう。

iTunes のレビュー評価は真っ二つで、海外でも「こんなの AoE じゃねぇ派」と「クラクラとして良いんじゃない派」に分かれていますが、まさにその状況が表わす通りのアプリです

もうちょっと進行ペースが早ければ、とも思いますが、ノンビリやるには良いでしょう。
私自身は「AoE っぽい味付けのクラクラ系」として楽しめています。
決して AoE ではありませんが、新しいクラクラをやりたい人には勧められますね。

Age of Empires: Castle Siege(iTunes が起動します)

 

リトルノア

有名クリエイターが開発に参加している、和製の クラッシュ・オブ・クラン と言えるアプリが注目を浴びています。
リトル ノア」です。

「伝説のオウガバトル」や「ファイナルファンタジータクティクス」などのキャラクターデザインを行った吉田明彦さんと、「タクティクスオウガ」や FF12 などのサウンドを担当していた崎元仁さんが参加しているという事で、期待されていたゲームですね。
開発は BlazeGames というメーカーで、サイバーエージェント系の会社です。
吉田明彦さんも現在は Cygames の子会社の役員を務められています。

ゲームの基本部分は完全にクラッシュオブクランであり、それ以上でもそれ以下でもない感じ
よってオリジナリティーはありません。
ただ、そこに「レイドバトル」と「4人協力戦」のマルチプレイシステム、そして吉田さんが描かれた可愛らしくて淡い色彩のキャラクターが加わっています。

いわゆる「クラクラ系」は世界中で乱発されていて、その多くは本家の劣化版に過ぎないのですが、このゲームの動きやグラフィックは本家にも劣りません。
それでいて日本人が見ても違和感のないグラフィックのため、人気が出るのは頷けますね。
ただマルチプレイのシステムは、ゲームの問題点にも繋がっていますが・・・

リトル ノア

リトル ノア

基本部分は前述したように「クラッシュ・オブ・クラン」のままなので、ご存じの方が多いと思いますし、詳細は省きます。
村作りの農園ゲームに、他プレイヤーの村への襲撃と、襲撃された時の防衛用設備を加えたものですね。

ただこのゲームは、少なくとも序盤は襲撃と防衛がメインになっていません。
なぜならボスと戦う「レイドバトル」を行って勝利しないと、ユニット(兵士)の入手と強化を行えないから。

クラッシュオブクランは施設の拡張によってユニットを増やしていったため、それに必要な物資を得るために、襲撃を行うことが重要になっていました。
同時に、得た物資を守るための防衛施設も大切だった訳です。

しかしこのゲームは「レイドバトル」でユニットを強化するため、村の拡張とユニットの強化は分離されています
部隊を強くするにはレイドバトルを繰り返す必要があり、強力なレイドボスを呼ぶにはソロプレイ用のマップも攻略していかなければなりません。
それらにスタミナを使うため、部隊強化に繋がらない他プレイヤーの村への襲撃は、当面は行う人がほとんどいないのです。

そのレイドバトルは、最大 30 人のプレイヤーと協力して巨大ボスの HP を減らして行くものです。
他プレイヤーのユニットが出てくる訳ではなく、あくまで自分のユニットのみでボスと戦うのですが、ボスの残り HP には他のプレイヤーが減らした分もリアルタイムに反映されます。
また、攻撃力アップなどのスキルが使用されると、参加中の全プレイヤーに影響します。

クラクラ系なのでプレイヤーが行うのはユニットの出撃のみで、戦闘は自動ですが、ボス戦では「誘導」が可能です。
指定した場所に全ユニットを向かわせることができ、連続使用は出来ませんが、これを上手く使えばボスの弱点を攻めたり、相手の攻撃を回避することが出来ます。

ボスに勝利すると与えたダメージのランキングが表示され、上位ほど報酬が良くなります。
得られるユニットの種類はかなり豊富ですが、レアや SR のユニットは強力なボスを倒し、さらに運が良くないと手に入りません。
ここはまあ、ソーシャルゲームらしいと言えますが、しかしガチャではないのは大きなポイントでしょう。
ユニットのレベルアップは合成で行い、同じユニットを合成することで兵士数を増やすことが出来ます。

なお、レイドバトルが始まる際にログイン中の他のプレイヤーに救援要請が出されますが、これに応じて参加した人はスタミナを消費しません
結構頻繁に呼ばれるので、スタミナ消費なしで延々とレイドバトルを繰り返すことも可能です。

リトル ノア
※ボスは巨人型、オオカミ型、サソリ型がいて、それぞれ行動パターンが異なります。
攻撃の前に準備動作があるので、それに反応して素早く回避行動を取らせることが重要。


リトル ノア
※ソロ用のクエストマップ。 こちらを進めないと自分で上位のボスを呼ぶことは出来ません。
マナやゴールドが多く貰えるステージもあるので、タンクや金庫の拡張を行っておきましょう。

ゲームのもう1つの特徴は「ノア」と呼ばれるキャラクターがいること。
いわゆるヒーローで、高い HP と攻撃力を持ちます。
そして戦闘で経験値を得られ、レベルアップし、新しいスキルを覚えていきます
最初は剣士型ですが、村の拡張によって魔術師型などに変えることも可能です。

最近のクラクラ系はヒーローの存在自体は珍しくないのですが、そのデザインも注目でしょうか。
独特な絵柄と色使いで可愛らしく描かれていて、ゲーム公開前から話題になっていましたね。
案内役も兼ねていて、ボイスで挨拶し、村の画面をうろついているので、ゲームに華を添えています。
世界観も一風変わっていて、村は巨大な「方舟」になっています

グラフィックの書き込みも細かく、多くの兵士が村の中を動き回っていてます。
本家のクラクラの動きや演出が優れていたため、追従作のクラクラ系の多くが本家より見劣りし、新たに出て来ては爆死するのを繰り返して来ましたが、このクオリティならそう簡単に終わることはないでしょう。

ゲームバランスも本家とはやや異なり、例えば接近してくる敵にめっぽう強い「範囲砲台」は、射程と耐久力がすごく低いため弓矢には弱いなど、得手不得手をはっきりさせている印象です。

また、戦闘が終わると兵士数が即座に回復し、資源も消費しないのも特徴です。
時間とスタミナがある限り連戦し続けることが出来るので、ありがたい仕様ですね。
ただしヒーローであるノアの HP は、回復に時間の経過が必要です。

リトル ノア
※方舟全景。 錬金術師は皆、方舟を自分の領土としているらしい。
草の生えた外壁がラピュタっぽくて良いですね。

リトル ノア
※ノアちゃんのイラスト。 ヒーローは彼女だけなので、他の村を襲撃すればノア vs ノアになります。
見てすぐ「タクティクスオウガや FFT の人の絵だな」と解るのが、ある意味凄いです。


難点と言えるのは、同じようなレイドバトルを延々と繰り返さなければならないこと。

前述したように部隊を強くするにはレイドバトルを行う必要がありますが、ボスの種類は現時点(2015/3)で3種類しかありません。
同じ敵と、同じユニットで、同じような戦いをひたすら繰り返す訳で、さすがにこれでは飽きる。

他プレイヤーの村を襲撃したり、ソロクエストを進める時には毎回異なる村を攻めることになりますが、前述したように他の村を攻めても物資しか得られません。
もちろん物資も必要なのですが、スタミナを消費するため、どうしてもレイドバトルをやってる時間の方が長い。

また、このようなシステムだからか、こちらも攻められることが少ない
ゲームが進めば変わって来るとは思いますが、明らかにクラクラと比べると「攻めない・攻められない」ゲームなので、本来のクラクラ系の攻めて守ってリプレイ見て、という楽しみが乏しいです。
まあクラクラは世界的なゲームなので、プレイ人口が違うのもあるとは思いますが・・・

ともかく、今のままではやや単調な印象なので、ボス戦と襲撃のスタミナは別にするとか、町でボスと戦えるとか、戦闘中や開発中にランダムなイベントが起こるとか、何かの工夫が欲しいところです。

また、4人で1つの村を攻めるマルチプレイ「COOP」もありますが、これはゲームを立ち上げた人がルーム ID を他の人に直接伝えて、参加して貰う形式です。
つまりこのゲームをプレイしている知人がいるか、ギルドメンバーに頼まないとプレイ出来ません。
COOP でもユニットは得られるようですが、ソロプレイヤーだと遊べませんね・・・

リトル ノア
※他プレイヤーの村を襲撃中。 マナとゴールドを稼ぐには襲撃が一番。
ただ、今作はレイドバトルもあるし、ソロも進めないとだし、おまけに襲撃に必要なスタミナ消費は前述の2つより多い。
これでは襲撃や防衛が減っても仕方がない・・・


リトル ノア
※ユニットも可愛らしく描かれています。 欧米的なキャラよりしっくり来ますね。

全体としては、期待されたクオリティが備わっているゲームだと思います。
今はまだ、落ちやすい、戦闘時のタップの反応が良くないなど、気になる点もありますが、徐々に改善されていくと思われます。
レイドボスが少ないのも、アップデートで増えることを期待したいですね。

日本的な絵で、日本的な協力プレイのあるクラクラなので、これからこの系統をやるなら、日本人はこちらの方が楽しめるかなと思います。

リトル ノア(iTunes が起動します)


以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。


ソシャゲまとめ斬り 2014 夏・三日目(モンスト、ブレイク、てんめが、PSO2es)

夏の人気ソーシャルゲームまとめ斬り特集。
本日は第三回になります。
第一回は こちら、第二回 は こちら です。

今回も昨今注目されている作品を、4つまとめてご紹介いたします。
人気作と言うよりも、話題作・注目作と言えるものが多めでしょうか。

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モンスターストライク

2014年を代表するソーシャルゲームを今の時点で挙げるとすれば、この「モンスト」でしょう。
瀕死のミクシィを再生させた大ヒットアプリです。

商用メディアの露出が非常に多かったので、うちでは扱うのを後回しにしたのですが、プレイした瞬間に「あー、こりゃクオリティ高いわ」と実感したゲームです。
ミクシィが広告を出しまくっていたのは、自信もあったからなのでしょうね。

モンスターストライク

おはじき型のソーシャルゲームで、味方モンスターのコマを敵にぶつけてダメージを与えます。
ただ「おはじき」と言っても、ぶつけた相手のコマは動きません。 自分のコマのみ跳ね返ります。
おはじきよりも「敵ブロックを破壊していくゲーム」と表現した方が良いかもしれません。

味方のコマ同士をぶつけると、ぶつけられた味方が派手な「スキル」を発動させ、範囲内の敵に大きなダメージを与えられます。
よってスキルを当てられる位置にコマを置くのも重要な攻略になります。

このゲームの最大のポイントは、コマのヒット時やスキル発動時の派手な演出でしょう
過剰なほどの、しかしテンポを損なわない演出がバシバシ連発されるため、やっていて爽快感があります
ボスを倒せばコインがバラまかれるなど、「ゲームの楽しませ方」を熟知した作りになっている印象ですね。
サウンドやグラフィックのクオリティーも高いです。

また、このゲームのヒット要因は「マルチプレイ」にもあるようで、Bluetooth 接続による4人協力プレイが可能です。
学校などで友達同士のプレイが盛り上がり、自然とユーザーが増える傾向にあるようです。
普通の回線を使って iPhone と Android で協力プレイする事も可能です。

ただ個人的に気になったのが、やたらこの「4人プレイ」「協力プレイ」を推してくること。
私のような協力プレイが出来る環境にない人間にとっては、推される度に「じゃあ俺はこのゲームを楽しめないのかよ」という気分になってきます。
公開当初にプレイした時は、ここまでマルチプレイ推しじゃなかった気がするんですが・・・

しかしソロでも十分に面白い、完成度の高いアプリです。

iTunes リンク:モンスターストライク
Google Play リンク:モンスターストライク


激突!ブレイク学園

スマホでは「テトリスモンスター」の開発元として有名になった、エイティングの新作アプリ。
内容が「おはじき型ソーシャルゲーム」なので、モンストのフォロワーと言えますが、やってみたら結構違いますね。

ぶつけた相手が跳ね飛び、それを他の敵にぶつけてダメージを与える事が可能で、おはじきと言うよりは「ビリヤード」です
グラフィックも 3D で、雰囲気も大幅に異なります。

激突!ブレイク学園

キャラをはじいて敵にぶつけるゲームですが、モンストやジョジョが「弾いたキャラのみ敵を攻撃できる」のに対し、このゲームはぶつけて跳ね飛ばした相手に「攻撃権」のようなものが移ります
動くのは常に一体で、例えば野球部をバスケ部にぶつけると、野球部は止まってバスケ部が吹っ飛び、バスケ部が美術部の敵に当たると、ダメージが入ると同時に今度は美術部が吹っ飛びます。

そして壁に反射させたり、連鎖でぶつけることによってボーナスが入り、うまく背後を狙うことでダメージも増加します。
味方に当てた場合、当てた側のスキルが当てられた側に対して発動し、回復や攻撃力アップなどの効果が発生します。

キャラやフィールドが 3D で表現されているため、大ダメージが入った時にはダイナミックに視点が変わり、演出がハデで連鎖の爽快感もあるなど、クオリティーは高いですね。
またボイスが豊富で、各キャラが様々なセリフを喋ります。

キャラが跳ね飛びまくるので、ショット後の位置を予測し辛く、戦略性の点ではモンストに劣りますが、思わぬ飛び方をして大連鎖になる偶然性の面白さがあります。
本編では1クエストごとにストーリーシーンが入り、その突拍子もない世界観も魅力ですね。
まだ発売された直後なのでヒットするかどうかは解りませんが、ポテンシャルは十分な作品です。

※初期の育成バランスが厳しくて初動でコケてしまったようです。 現在は修正されていますが・・・

※このゲームは 2016年9月28日 にサービス終了しました。

iTunes リンク:激突!ブレイク学園(終了)
Google Play リンク:激突!ブレイク学園(終了)
参考レビュー:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ


天と大地と女神の魔法

「消滅都市」で一躍有名になったグリーの子会社 Wright Flyer Studios の新作。
Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)のフォロワーで、最近よくある「クラクラ系」ですが、オリジナルの要素も多く、そこいらのコピー品とは違いますね。

しかし動きや演出の滑らかさなど、技術的なところで本家に劣るので、クラクラ経験者がやったら初見で離脱しそうです。
オリジナル要素を楽しめるところまで進められれば・・・ といったところですね。

天と大地と女神の魔法

基本システムは「クラッシュ・オブ・クラン」なので、その説明はここでは省略します。
ご存じない方はクラッシュオブクランのレビューをご覧下さい。

このゲームのオリジナルな点は、まずはストーリーがあること。
消滅都市もストーリー重視のソシャゲでしたが、この辺は Wright Flyer Studios の特徴なのかもしれません。
サウンドも重視されていて、クロノトリガーの作曲者の方が参加しています。

そしてストーリーに沿った様々なキャラクター(ロード)がいて、戦闘に参加してくれます。
クラクラと違い、序盤から戦士系のヒーローを仲間にでき、以後も僧侶や魔術師など多様なキャラが加わります。
ロードは資源でレベルアップさせられるのはもちろん、必殺技を出したり、スキルを習得したり、アイテムを装備することが出来ます。

もう1つの特徴は、2つ目のエリアから最大4人で協力して攻め込む「マルチプレイステージ」が登場すること。
これはユニオン(クラン)に加盟していなくても、自動マッチングで参加できます。
やはり1人で攻めるより、味方と一緒に攻めた方が戦闘を見るのも楽しいですね。
人が集まらないと始められない、少人数では苦戦する、といった難点もありますが。

問題は冒頭で述べたように、本家クラクラと比べると動きの滑らかさや細かさなどで劣ること。
ちょっと解り辛い表現ですが、本家の経験者にとっては、秒間 60 フレームのゲームをやった後に、秒間 20 フレームのゲームをやるような感覚です。
慣れてしまえば気にならないし、オリジナルを知らなければ十分なクオリティなのですが、後発で先発より劣っている以上、先発の経験者にとっては見劣りします。

しかし全体としてはクラクラよりも楽しめる要素が増えていて、長く遊べるゲームだと思います。
本家を除く「クラクラ系」の中では、かなり良い方の作品ではないでしょうか。

※このゲームは 2015年2月9日 にサービス終了しました。

iTunes リンク:天と大地と女神の魔法(終了)
Google Play リンク:てんめが-天と大地と女神の魔法(終了)
参考レビュー:Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)
参考レビュー:消滅都市


ファンタシースターオンライン2 es

家庭用ゲーム機初の本格的なオンラインゲームにして、数々の不祥事とトラブルに彩られた SEGA を体現するゲーム「PSO」。
その特性は PSO2 になっても変わらず、インストールしたパソコンの HDD データを消すなど、身を削りながら「笑い」を追求し続けています。

そんな PSO2 から派生したスマホ用のアクションソーシャルゲームが公開されていますが、当然のようにセガのパッシブスキルが発動し、笑いの神の F5 アタックで先日まで運営停止に追い込まれていました。
おそらく多くの方が「まさか」ではなく「またか」と思ったことでしょう。

そんな PSO2es ですが先日ようやく復旧し、再び遊べるようになっています。

ファンタシースターオンライン2 es

内容は「簡易的になったモンハン DH」という感じです。
画面をタップして攻撃し、敵が攻撃してくるタイミングで左右にフリックして回避します。
上下フリックで接近したり、距離を取ることも可能です。

PSO2 は数人のプレイヤーで戦闘を行えましたが、このゲームは1人だけです。
他プレイヤーのキャラを助っ人として連れて行けますが、自動で戦ってくれることはなく、呼び出しボタンを押すと敵にダメージが入るという単なる特殊技のようなものです。

武器は剣・銃・杖の3つに大別でき、さらに銃の中にも機銃系や大砲系、弓系などがあって、種類は豊富です。
ただゲームの性質上、接近戦を行う剣よりも、遠距離で戦える銃の方が大幅に有利です。
回避タイミングが解り辛く、しかも一撃で大ダメージを受けるため、近づくのはとにかく危険。

一方、銃だと離れて撃ってればそれだけで終わるので、あまりにもバランスに差があり過ぎます
杖は魔法系スキルが強くなりますが、MP に相当するポイントが殴るか殴られるかしないと貯まらないため、やっぱり不利ですね。

演出やグラフィックはスマホのゲームとしてはハイレベルですが、内容が簡易的すぎて、サクサク進められるけど、アクションゲームとして物足りないのは否めません。
遠距離攻撃がなくなり、ザコがもっと多くなり、無双のように敵を蹴散らしまくれれば、きっと楽しいだろうな、という感じです。 今はそういうものではないってことですね。
遠くから少数の敵を銃で撃ち、倒れたら次に進むというのを繰り返す形です。

このゲームは本家 PSO2 とのデータ連動が可能で、こちらで稼いだ経験値やアイテムを PSO2 側に転送できます。
PSO2 の経験値を PSO2es に反映させることも可能で、イベント情報を受け取る事もできます。
やはり基本的には PSO2 の補助アプリと思った方が良いでしょうね。
PSO2 プレイヤーにとってはマストアイテムでしょう。

アクションの動きは良いので、今後の調整次第では化けるかも?
Bluetooth 等でマルチプレイ出来れば面白くなりそうですが、だったら PSO2 やれって話になるか・・・
でもモンハンも本家が出てきた時代だし・・・


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 ソシャゲまとめ斬り 2014 夏 四日目 に続く。

Boom Beach

Clash of Clans(クラッシュ オブ クラン)Hay Day(ヘイ・デイ)の世界的大ヒットにより、一躍スマホアプリのトップメーカーに躍り出たフィンランドのメーカー Supercell
日本ではソフトバンク&ガンホーに買収されたことでも話題になりましたが、その Supercell の新作が満を持して正式公開されました。
Boom Beach」です。

ゲーム内容は Clash of Clans の亜種です
武器がマシンガンやライフルなどの近代兵器になっていて、集落のある島がたくさん点在しており、その島々の争奪戦を繰り広げます。

ただ、意外なことにこのゲームは Clash of Clans の拡張版ではなく・・・
むしろ手軽に遊べるようにアレンジした、縮小版でした
「クラクラは難しい」「ちょっと重い」という人を取り込むのが狙いなのでしょうか・・・?

Boom Beach

ゲームの基本的な流れは Clash of Clans(クラッシュ オブ クラン)と変わりません
島に「住居」と「木こり小屋」を建てると、時間の経過により「資金」と「木材」を回収できるようになります。
資金と木材を保持できる量は「金庫」と「木材倉庫」を建設し、拡張することによって増加します。
資金は主に兵士の雇用や研究、海域の探索に、木材は施設の建設に使います。

島には司令部と港もあって、ガンボート(砲撃船)上陸艇が用意されています。
上陸艇には兵士を雇用して配備でき、海域マップから敵のいる島に攻め込むことができます。

ただクラッシュオブクランとは異なり、自由に他のプレイヤーの島に攻め込むことはできません
他の島々は最初 Blackguard(ブラックガード)と呼ばれるコンピューターの軍勢に制圧されていて、まずはここを攻略していくことになります。

戦闘はクラッシュオブクランと同じく、出撃させる兵士を選び、海岸にある出撃地点をタップするだけ。
あとは兵士が自動で進軍し、敵の建物を攻撃していきます。 もちろん敵も砲台や防御塔などで反撃してきます。
司令部を破壊すれば、他の建物が残っていてもその時点で勝利です。

戦闘中にはガンボートからの支援砲撃も可能で、キャノン砲、発煙弾、回復キットなどがあり、キャノン砲は敵にダメージを与え、回復キットは周囲の兵士をしばらく回復させます。

クラッシュオブクランとの違いであり、戦略の重要なポイントになるのが「発煙弾」です。
これを撃ち込むと兵士はその場所に向かい、そこにある施設を優先して攻撃します。
つまりこれを使って兵士に指示を出すことが可能です
守りの薄い方に迂回させたり、地雷原を回避する事も可能で、敵の配置によってはその裏をかくことも出来ますね。

ただしガンボートからの砲撃にはエネルギーが必要で、使える回数には限りがあります。
エネルギーは敵施設を破壊すると増えるので、時にはそれを考慮した作戦を立てる必要もあるでしょう。

もう1つクラッシュオブクランと違うのは、生き残った兵士がそのまま帰還すること
つまり兵士の消耗が少なければ、すぐ連戦することが出来ます。
被害を抑えるための戦略が、より重要になっていますね。

Boom Beach
※上陸作戦開始! 砂浜に次々と上陸艇が突入します。
上陸前なら敵施設をタップすることでレベルや耐久力、射程などを確認できるので、それを見ながら作戦を立てましょう。


Boom Beach
※兵士には一般兵タイプと傭兵タイプがいます。 傭兵タイプは人数が少なく、攻撃力に劣りますが、耐久力があって損耗しにくいので、やられなければ連戦できるこのゲームでは便利。
先に傭兵を前に出して盾役にするのも有効です。


戦闘に勝利すると、その島の原住民の集落が復活し、時間の経過に応じて収入を得られるようになります。
また資源の島もあり、ここを占拠していると木材などを入手できます。

本拠地の島にレーダーを作ると遠方の海域に探索に行けるようになり、さらに新しい島を発見できます。
これを繰り返して支配地を広げ、収入を増やしていくのがゲームの当面の目標ですね。

ただ、ログアウト中に敵軍の反撃で島が奪還される場合があります。
さらにある程度ゲームが進むと、新たに見つかった島や奪還された島が、他のプレイヤーの島になっていることがあります
他のプレイヤーへの攻撃は、これらの島に攻め込んだ時に発生します。

この状態になると、自分が他のプレイヤーに攻め込まれることもあります
クラッシュオブクランと同じく、負けたら資金と資源の一部を奪われるため、島に防衛用の砲台を設置して守りを固めておく必要がありますね。

他プレイヤーからの攻撃はログアウト中に行われるため、リアルタイムで襲撃を受ける訳ではありません。
ただ、後でどんな戦いだったのかムービーで確認することが可能です。
この辺もクラクラと同様です。

Boom Beach
※海域マップ。 徐々に地形が判明していく楽しさがあります。
島を奪われたり他プレイヤーに攻撃された場合は、ここで報告を確認できます。
防衛に成功したり、負けても相手に大きなダメージを与えている場合、課金通貨のジェムを獲得できます。


Boom Beach
※回復キットで兵士を回復させている様子。 クラクラの魔法に似てますね。
ただ、同じ砲弾を繰り返し使うと必要なエネルギーが上がっていくので、回復ばかり、キャノンばかりなのも無駄があります。
なお、画像のように建物が密集している場合、その中間にキャノンを撃ち込むと複数の建物にダメージを与えられます。


クラッシュオブクラン経験者にとっては、目新しい内容ではありません。
ただ、グラフィックが綺麗でキャラクターの動きや演出も細かく、クオリティーの高さを感じる完成度で、一目でそこいらのクラクラのバッタもんとは違うのを感じます

ただしクラッシュオブクランにあったクラン(同盟・ギルド)はなく、そのためチャット・掲示板や、仲間からの支援もありません。
その分1人プレイが拡張されたような内容になっていて、クランメインからソロメインに変化した印象があります。

また「城壁」がなく、四角い建物を並べていくだけなので、城壁によって重厚で見栄えのする要塞を作れたクラッシュオブクランと比べると、見た目が地味です。
ただ、これも壁を作るのが面倒だった人のために、システムをシンプルにして遊びやすくした結果かもしれません。

自由に他のプレイヤーを攻撃できないため、対人戦を行う機会が減っていますが、これもフルボッコにされまくる人や、対人戦を遠慮しがちな人のための救済でしょうか?
対戦相手が強制的に選ばれるシステムなので、資源の多い人や勝てそうな人を捜して、何度もリロードを繰り返す手間が省けているのは良いですね。

Boom Beach
※上位プレイヤーの配置。 ただ見ての通り、単に四角い建物が並んでいるだけ・・・
最終的にはみんなこんな感じになるようで、開発 SLG としては面白味に欠けます。
なお、このゲームは11月からカナダで先行公開されていたため、すでに高レベルになっているプレイヤーも存在します。
特に別アカウントを作ってプレイしていた中国人が多いようです。


Boom Beach
※発煙弾を利用した迂回作戦の一例。 前面に砲台を固めている人には有効です。
あなたの砦、裏口は大丈夫・・・?


アプリ本体は無料。 もちろん課金はありますが、当面は無課金でも問題なく進められます。

クラッシュオブクランは快適にプレイするため、同時建設数を増やす「大工小屋」を課金して建てたいところでしたが、こちらは同時建設数は(少なくとも当面は)1のままです。
よってそこに課金は必要ありません。

同時に複数の建物を建てられないため、ゲームの進行は遅めですが、課金通貨のジェムを使って建設時間を省略可能で、最初に持っているジェムの量に余裕があり、さらにゲームの進行でかなり頻繁に手に入るため、クラクラ以上に課金の必要性は低いですね。

クラクラと同じく、建設 SLG と RTS の良いとこ取りをしたゲームで、今回は探索と占領の面白さもあり、さすが Supercell と言ったところです。
ただ前述したようにクラクラの拡張ではなく、やや縮小してソロ重視に方向性を変えた内容なので、クラクラの経験者には物足りないかも

クラクラがちょっとヘビーだと思った方や、似たタイプの別のゲームをやりたいと思っている方にはオススメできます。
ゲーム的にも課金的にも軽いので、クラクラなどの待ち時間にやるのにも良いかもしれませんね。

Boom Beach(iTunes が起動します)

Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)

本日からいくつか、海外で人気の「基本無料+課金型」のゲームを紹介したいと思います。
基本無料と言っても、日本のソーシャルゲームのような湯水の如くお金が必要になるものではなく、無料や微課金でも十分に楽しめるものばかりです。

どういった基本無料+課金型のアプリが海外では人気なのか、それが解れば日本の「ポチポチゲー」や「ガチャゲー」がなぜ欧米では伸びないのか、それも解ってくると思います。

と言う訳で本日は、箱庭型の村開発ゲームに RTS(リアルタイムの戦術シミュレーション)の要素を加えた、ちょっと変わった開発ゲームをご紹介します。
Clash of Clans」(クラッシュ・オブ・クラン)です。

このゲームは先日、ガンホーの パズドラ(パズル&ドラゴンズ) とコラボしたことで大きな話題になっています。
まさかこんな形でこのゲームが話題になるとは思わなかったのですが・・・
このゲームは欧米では非常に人気があり、基本無料のアプリなので先日の 世界各国のアプリランキング では取り上げなかったのですが、多くの国で無料アプリランキングのベスト3に入っていました
欧米ではまさにパズドラクラスの人気作です。

パズドラとコラボすることで、パズドラはパッとしない欧米での評価を高め、Clash of Clans はまだ低い日本での知名度を高めたいという狙いがあるのでしょうね。

Clash of Clans

ゲームは村開発シーン戦闘シーンに分かれています。

村開発は、Zynga 系と言うか、農園系と言うか・・・ そんな感じのものです。
作りたい建物を好きな場所に設置すると、必要な時間の経過後に完成します。
収入を得られる建物の場合は、しばらく時間が経過した後にタップすることで物資を回収できます。
海外に良くあるタイプの開発ゲームですね。

ただしこのゲームは、あくまで戦闘が中心にあり、開発は戦闘のための下準備です
そのためか開発ゲームとしては施設の種類は少なく、かなりシンプルに作られています。

物資にはお金(Gold)薬(Elixir、エリクサー)の2種類がありますが、生産施設はお金を回収できる金鉱(Gold Mine)と、薬を回収できる精製機(Elixir Collector)の2つしかありません。
お金の所持上限を増やす金庫(Gold Storage)と、薬の所持上限を増やすフラスコ(Elixir Storage)もありますが、生産に関わる施設はこの4つですね。

まずはこれらを建てて収入を増やすことが必要ですが、施設には建てられる数の上限があります。
しかし施設はアップグレードすることで効果を高めることができ、どちらかと言うとこのゲームはアップグレードが開発のメインです
ただし施設のレベルにも上限があり、施設レベルや設置数を増やすには街の中心となる「タウンホール」をアップグレードさせなければなりません。

建設やアップグレードは、建築家(Builder)の数しか行えません。
建築家は Builder's Hut という建物を作ると増えるのですが、この建物は課金通貨の「エメラルド」を使わないと建てられません
最初は2人しかいないので、同時に行える作業は2つまで。
もしそれ以上の作業を同時に行いたい場合は、課金によって Builder's Hut を増やさなければなりません。

Clash of Clans
※初期の村の様子。 メインとなる施設はここにあるものでほぼ全部。
とりあえず金庫&金鉱、薬の収集施設&貯蔵施設を作れるだけ作って、お金と薬が貯まり次第アップグレードさせておきましょう。
金鉱や兵舎などは薬で、それ以外はお金で建設やアップグレードを行います。


そして肝心の戦闘ですが、まずは兵舎(Barracks)で兵士の生産を行う必要があります。
兵士の生産は薬(Elixir)を使って行いますが、(序盤の兵士は)生産にかかる費用はそれほど高くなく、1人あたり 20 秒ほどで次々と作られていきます。

生産された兵士はアーミーキャンプという広場に集まり、最初は広場に待機できるのは 20 人。
十分な兵士が貯まったら画面左下の「Attack!」のボタンを押すことで、いつでも進攻に向かえます。

攻撃先はゴブリンの集落を攻め落としていく Single Player と、他プレイヤーの集落に攻め込む Multi Player があります
このゲームの醍醐味は他プレイヤーの集落を攻めることだと思いますが、普通に1人用のステージクリア型ゲームとして楽しむ事もできます。

戦闘は集落の外側をタップして兵士を出撃させるだけ。
出撃した兵士は自動で攻撃を行い、集落を破壊し、設備や貯蔵庫からお金や薬を収奪し、破壊の限りを尽くします。
ただし大砲ややぐらなどの防衛兵器が迎撃して来るため、まず防衛兵器を先に狙うのが定石です

村の破壊状況に応じて戦闘評価が付けられ、★1つ以上なら勝利、建物を全て破壊すれば★3つの完全勝利、★1つに満たないうちに全滅するか撤退ボタンを押すと敗北です。
出撃した兵士は生死に関わらず消費されます。

Clash of Clans
※他プレイヤーの集落で破壊の限りを尽くし中。 勝利すればお金と薬、名声を得られます。
まとまった物資を得られるので、兵士を生産しながらでも戦闘を繰り返した方が収入は増えます。
最初はシングルプレイで、ゴブリンの集落を相手に戦闘のコツを掴みましょう。


最初のうちはテキトーに大砲に向かって突っ込んでいくだけで勝てるので、何の問題もありません。
そもそも最初は、近くの施設に突っ込んで行くだけの戦士しか作れません。

しかし1人用の中盤以降のステージや、相応に慣れたプレイヤーの集落は、防壁で守られ、強力な迫撃砲などが設置され、大砲は攻撃し辛い場所に置かれていることでしょう。
こういった城砦に単に突っ込んで行くだけでは当然負けてしまいます。

しかし兵舎をアップグレードすれば、壁越しに攻撃できる弓兵、兵器を優先して狙う巨人、自爆して壁を吹っ飛ばす骸骨兵などを作ることができます。

開始前に集落の弱点を見極め、どこにどの順番で、どういうタイミングで兵士を出撃させるかが、ゲームの重要なポイントになってきます。

もちろん兵士が足りないと勝てないので、辛くなってきたらアーミーキャンプをアップグレードして、待機できる兵士を増やす必要もあります。
アーミーキャンプをアップグレードするにはまとまった量の物資が必要なので、貯蔵庫も拡張しなければなりません。
貯蔵庫の数やレベルを増やせない時は、タウンホールのアップグレードも考えなければなりません。
こうして、他の集落への攻撃と村作りは進んでいきます。

Clash of Clans
※外壁を骸骨兵で崩し、巨人を進撃させ、大砲を破壊し、家畜の安寧な街を襲撃する。
壁が薄いなら弓兵で狙うのも有効です。 迫撃砲は範囲攻撃なので、1ヶ所にまとまっていると危険ですが、間近は撃てません。
守りが固そうな場合は若干のお金を払って他の村にチェンジできます。
左上に収奪できるお金と薬が書かれているので、どうせなら物資が多い村を狙いたいですね。


相手に攻め込めるのですから、当然こちらも攻められます。
攻められるとその様子が戦闘ログに記録され、いつでもリプレイを確認することが出来ます

戦闘中は一時的にログインできなくなり、破壊された建物はその後にログインするまで壊れたままです。
ただ、ログインするとすぐに復旧作業が行われ、ものの数秒で元通りになるので、壊されても自分で直していく必要はありません。
施設に貯まっていたお金や薬は相手に収奪されてしまいますが、貯蔵庫にある分は一部しか取られないようです。
また、破壊状況に応じて「シールド」による保護が発生し、十数時間は他プレイヤーの攻撃を受けません

とは言え、どうせなら負けたくないものです。
防壁で守り、兵器を配備し、アップグレードで強化しておくことで、そう簡単に落とされない村作りができます。
防衛に成功すれば名声が得られますし、当然収奪も受けません。

壁や建物は自由に配置できるので、どんな風に配置して、どうやって守るか、それを考えるのもこのゲームの面白さと言えます。

Clash of Clans
※これはこちらが攻め込まれているシーンのリプレイ。 再生速度の調整も可能です。
このゲームは攻めるのも楽しいですが、攻められるのも楽しいゲームです。
せっかく壁や防衛兵器を配置したのなら、それがどう機能しているか見たいですからね。
やられた状況に応じて保護時間(シールド)が付きますが、これはこちらが攻め込むと解除されます。
倒した敵の墓はタップすると薬に変換されます。


難点は、前述したように開発ゲームとしては非常にシンプルで、施設の数も少ないので、純粋な村作りゲームをやりたい人には向かないこと。
このゲームはあくまで戦闘がメインなので、開発部分はあえて簡略化しているようです。

また、開発のペースはかなりスローです。
初期の建物は数十秒で完成しますが、それは本当に最初だけ。
すぐに建設やアップグレードに数時間、数十時間の経過が必要になり、おまけに同時に作業できる数に制限がありますから、なかなか拡張できません。

そして RTS として楽しくなるのはある程度村が発展して、兵士の種類が増えてからなので、ちょっと序盤が退屈で、その時間が長い印象がありますね。
日本だともっと速いテンポで進む RTS や開発ゲームが多いので、楽しくなる前に飽きてしまう人も出てくる気がします。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格はすでに述べたように、アプリ本体は無料で、 追加課金ありの形式です。
課金は最低 450 円からとやや高めで、同時に行える作業を1つ増やす(合計3つにする)には、その 450 円の課金がほぼ必要になります。
増やしておかないとゲームが辛いので、私的には「450 円のゲームです」と言ってしまいたいですね。
ちなみに2つ増やす(合計4つにする)には、さらに 850 円分の課金通貨が必要になります。

ただ、それ以外には課金は必要ありません。
課金通貨で作業をすぐに終わらせることは出来ますが、それは必須ではないし、課金アイテムのようなものも存在しません。
「ガチャで強力な兵士をゲット」みたいなものもないので、日本のソーシャルゲームよりも低額で遊べます

スマーフビレッジ 的な村開発システムや RTS 的な対戦モードは、色々な意味で「いかにも海外でウケそうなゲーム」と言えます。
日本においては、ややゲーマー向けの内容と言えそうで、いわゆる「ソーシャルゲームユーザー」にはウケなさそうですが、パズドラのプレイヤーは相応にゲームを楽しむユーザー層でしょうから、今回のコラボでどうなるか興味深いですね。

ルールが解り、相応に村が発展すれば、楽しめるゲームです。
興味のある方は、とりあえずやってみるのをオススメいたします。

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