iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

ピンボール

Snowball!! - 雪山の斜面を模した、素朴な楽しさのピンボール

ios iphone ipadandroid

雪山を削って作ったような、素朴な外観のピンボールが登場しています。
Snowball!!」です。

派手なギミックはなく、リアルさを追求している訳でもありませんが、ピンボールのオーソドックスな面白さがあり、思わず繰り返してしまいます。
iPhone だと表示が小さいのは否めませんが、このちまちました見た目も良さの1つですね。

240 円の買い切りアプリで、課金・広告・スタミナ等はありません。
開発は Pixeljam というアメリカのメーカーで、スマホでは知られていませんが、インディーズゲームの老舗のようです。

Snowball!!
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PinOut! - ハイセンスでサイバーなエンドレスピンボール

ios iphone ipadandroid

ひたすら上へ上へとスクロールしていく、長い道を進んで行くかのようなピンボールが登場しています。
PinOut!」です。

Sprinkle IslandSmash Hitトラフィック・ジャム など、スマホのヒットゲームを連発してきた Mediocre AB の新作で、注目されていた作品です。
早くも iTunes ストアの「スタッフのおすすめ」にもなっていますね。

縦に長いピンボール台を時間が尽きる前にどんどん進んでいくタイムトライアル制のゲームで、ネオンライトが美しいグラフィックとボーカル入りの BGM が、サイバーでクールな雰囲気を漂わせています。

アプリ本体は無料。 ただし無料のままではコンティニューがなく、毎回1からスタートとなります。
コンティニューありのプレミアム版にする課金は 240 円。
スタミナや広告などはありません。

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Zen Pinball

iPhone や iPad の、いや、現在世界でもっともメジャーなコンピューターピンボール
それが「Zen Pinball」です。

iPhone 用のピンボールアプリとしてスタートしたゲームで、iOS アプリとしては最初期から存在するものの1つですが、現在は Android はもちろん、3DS 版や家庭用ゲーム機版にも進出しているピンボールゲームの代表格となっています。
ゲームを競技としてスポーツのレベルまで高めようという活動「e-Sports」にも進出していて、その大会も開かれています。

ただ、当サイトではまだ扱ったことがありませんでした。
なぜなら初期の iOS 用ピンボールとしては、Pinball HD シリーズ の方が優れていたから。
ズームイン / ズームアウトを駆使したダイナミックな演出があり、しかけも多彩な Pinball HD と比べると、演出に乏しい Zen Pinball は見劣り感が強かったのです。

しかし時は流れ・・・ 更新ペースの遅かった Pinball HD は、意欲的な更新を行う Zen Pinball に追い付かれていきます。
Zen Pinball の新台の追加ペースは非常に速く、スターウォーズやマーベルコミックともコラボ。
バージョンアップを繰り返すうちにグラフィックや演出も良くなっていき、Pinball HD も新台が追加されていますが、現在は Zen Pinball の方が主流と言って良いようですね。

アプリ本体は無料ですが、ピンボール台は課金で購入しなければなりません。
ただ「Sorcerer's Lair」という台だけは無料でも遊べます
無料とは言え、看板の台ですから、クオリティーや面白さは十分。
今回はこの Sorcerer's Lair を中心にレビューいたします。

Zen Pinball

「村の郊外にある荒れ果てた建物。 そこは邪悪な魔術師の住処になっているという。
2人の子供がその秘密を暴こうと、建物の中に忍び込んだが・・・」
という「おばけ屋敷探検」がテーマのピンボールです。

操作は画面左下をタップで左フリッパー、右下をタップで右フリッパーを操作します。
ピンボールなので、他に目立った操作はありません。

画面上部をフリックすると、その方向に台を「ゆらす」ことも出来るのですが、ティルト(ゆらし防止ペナルティ)が厳しく、連続でゆらすとすぐアウトになります。
また、画面上部をフリックというのは操作しやすいとは言えません。

ゆらしを使うなら、コントロール設定で「NUDGE METHOD」(ゆらす方法)を「Gyroscope & Touch Control」にして、本体を振って揺らせるようにした方が良いでしょう。
また、一度使ったら当分は使わないよう気を付けること。

Sorcerer's Lair は最初の台であるためか、難易度は低めです。
アウトレーン(両脇の入るとミスになる穴)には滅多に入らないし、中央の穴も小さめで、早く落ちた時にやり直させてくれる時間も長め、マルチボール(複数のボールでのプレイ)にもなりやすいです。
初心者でもハデなピンボールを楽しめるようになってますね。

とは言え、スペシャルボーナスやマルチボールの獲得には様々な手順を踏む必要があり、単純な訳ではありません。
ピンボールというゲームは基本部分はシンプルですが、ハイスコアを得るためには様々なしかけをクリアしていく必要があります。

チュートリアルやルールガイドはありますが、説明文は英語
その点で敷居が高いゲームであることも否めません。
まあ、何も考えずにテキトーにボールを弾いていても楽しめるゲームではあるのですが。

Zen Pinball
※左は画面が暗くなって幽霊が出て来るシーン。 他にも色々な演出があります。
右は最初にボールを打ち出すところ。 見てのように台は 3D で表現されています。


ボールの動きはコンピューターピンボールとしてはかなりリアルで、この点は Zen Pinball は当初から定評があります。
効果音にも臨場感があって良いですね。
一方で、高速で球が飛んでくる時には残像が出るなど、コンピューターゲームらしい演出もあります。

視点が変化する演出も加えられていて、ボールの位置に合わせて画面が動き、ズームも変わります。
Pinball HD ほどダイナミックに動く訳ではありませんが、全体の様子を把握できる範囲で動くので、プレイはしやすいですね。

ただ、ズームがひかえめなので、スマホでプレイする場合、表示がやや小さく感じるかもしれません。
見辛いという程ではありませんが、iPad の方がプレイはしやすい(狙いは付けやすい)です。

普通のピンボールなので、育成要素などはありません。
ただ、Game Center のフレンドとのランキングが表示され、ハイスコアが近くなると達成までのカウントダウンが現れるなど、高いスコアを狙いたくなる機能が盛り込まれています。

Zen Pinball
※左はミニゲームのシーンに移動したところ。 こういう場面の変化があるのはコンピューターピンボールらしい。
右はしかけの説明文ですが、まあ、英語ですね。
余談ですが、画面上部にいる魔術師がタオパイパイに見えてしまう。

他の台の価格は 120円 ~ 240円
ガチャ1回 300 円とか 400 円の時代である事を考えると、格安と言っても良いでしょう。
もちろん買い切りなのでスタミナはありません。 広告なども表示されません。

台のテーマはスターウォーズやマーベル、ウォーキングデッドやサウスパークなど、アメリカ文化に偏っていますが、オリジナルの台もあり、タダの Sorcerer's Lair だけでも当分は遊べると思います。

ちなみに Zen Pinball には「eSports Edition」というアプリもありますが、こちらは一定時間でのスコアを競うタイムトライアルになっています。
大会のレギュレーションに沿ったルールでプレイできるようですが、短時間で強制終了してしまうので、普通にピンボールを遊びたい人にとっては「うーん」という感じですね。
もちろん何十人も参加する大会で、それぞれ長時間プレイさせる訳にはいかないから、こういうルールなのは解るのですが・・・

ともあれしっかり楽しめる、オススメのピンボールアプリです。

Zen Pinball(iOS 版、iTunes 起動)

Zen Pinball(Android 版、Google Play へ移動)
Zen Pinball(Android / Kindle 版、Amazon へ移動)
Pinball FX2(Zen Pinball の Steam 版)


【 ちょこっと攻略:Sorcerer's Lair ギミック解説 】

Bonus 倍率
台の下半分、「G」「O」と書かれたところの横にある3つのターゲットを全部落とすと、ボーナスの倍率がアップします。
Zen Pinball 11

GHOST ランプ
サイドレーンにある「GHOST」のランプを全て点灯させると、アウトレーン(両端の入るとミスになるレーン)にストッパーが付きます。
文字の光っている位置はフリッパーの操作によって左右に動きます。
Zen Pinball 12

Whisper(少女の幽霊)
少女の幽霊が現れるホールです。入れると得点。
何度か入れていると幽霊が出たり入ったりするようになり、出ている時に入れるとランダムで様々なボーナスを得られます。
ちなみに中央の子供2人の後ろにいる、水色の幽霊が Whisper です。
Zen Pinball 13

ELUSION MASTERY COMBO(幻術師のコンボ)
バンパーの間のレーンを通し、一周してきたボールを右側面のフリッパーで打って Whisper の上のスロープ(坂道)を通すとボーナスを獲得。
これを5回行うとオブシダンストーンを得られ、さらに 10 回行うとエクストラボールのチャンスになります。
Zen Pinball 14

Cellar Modes(建物と地下室)
ここにある3つのターゲットを落とすと建物がせり上がってきます。
出てきた建物の右側にボールを入れることで様々なイベントが発生します。
左側にボールを入れると「STAIRWAY」の文字が1つずつ点灯していき、すべて点灯してさらにボールを通すとスペシャルボーナスを得られます。
Zen Pinball 15

Gates to the Void(魔法の門)
建物にボールを入れると発生するイベント、その1。
4つの青白い魔法のゲートが出現します。
Whisper の穴にボールを入れると、幽霊がボールにエネルギーを与えてくれます。
この状態で魔法のゲートにボールを当てると破壊でき、4つ全てを破壊するとボーナスとオブシダンストーンを獲得できます。
エネルギーのないボールをゲートに何度か入れてしまうと失敗になります。
zenpinballgate

Bones(ガイコツ兵士)
建物にボールを入れると発生するイベント、その2。
画面の左上に、ガイコツの兵士に追われる電光演出が現れます。
2ヶ所あるスピナー(回転板)を回すか、バンパーにボールを当てることでガイコツから逃げることができます。
無事に逃げ切るとオブシダンストーンとボーナスを獲得できます。
Zen Pinball 17

CRAZY GHOSTS(狂乱の幽霊)
建物にボールを入れると発生するイベント、その3。
6体の幽霊が一斉に現れます。
ボールを当てると倒すことができますが、一定時間で復活します。
時間内に幽霊を全滅させることができればオブシダンストーンを獲得できます。
Zen Pinball 18

ARACHNID ATTACK(蜘蛛の襲撃)
建物から地下室に入ると発生するシーン、その1。
5つのレーンに蜘蛛が現れるので、ボールを当てて撃退します。
すべて撃退して EXIT から出るとオブシダンストーンとボーナスを獲得できます。
Zen Pinball 19

CREEPY CELLAR(ぞっとする地下室)
建物から地下室に入ると発生するシーン、その2。
点滅する矢印のレーンを順番に通していくと最後に出口が現れるので、そこを通すとオブシダンストーンとボーナスを獲得できます。
Zen Pinball 20

BEHIND THE WALLS(壁の裏側)
建物から地下室に入ると発生するシーン、その3。
画面をタップすると歯車の回転方向やシーソーの向きが変わるので、それをうまく操ってボールを出口に運ぶと、オブシダンストーンを獲得できますが・・・
非常に解り辛く、タイミングもシビアで、何度も挑戦して慣れるしかありませんね・・・
Zen Pinball 21

FREAKY FOREST(おかしな森)
左右の外周のレーンを通すと、木のおばけが悶えます。
合計6回通すと木のおばけが動きだし、CITADEL と書かれたスロープを塞ぎます。
おばけにボールを3回当てて撃退するとボーナス&オブシダンストーンを獲得。
ただし短時間で終了するので急ぐ必要があります。
Zen Pinball 22

エクストラボール(1UP)
特定の条件を満たすと左上にエクストラボールのランプが点灯します。
気付きにくいのですが、画面左上にもフリッパーが1つあり、エクストラボールのチャンス時にこれでボールを弾いて魔術師の机の下のレーンを通すと、ボールが1つ増えます。
ここにボールを運ぶには「CITADEL」の道を通さなければなりません。
条件は次の通り:ボーナスを x10 にする、幻術師のコンボを10回達成、同じレーンを6回連続で通す、Whisper の穴に入った時にランダム。
Zen Pinball 23

TOWER「CITADEL」(砦の塔)
マルチボール、その1。
右のスロープ(坂道)を通すと、通すたびに「CITADEL」の文字が点灯していきます。
全て点灯させるとボール2つのマルチボールに突入。
マルチボール中は幽霊がレーンの間を移動し、そのレーンを通すとボーナスを獲得できます。
Zen Pinball 24

GARGOYLE CAGE(ガーゴイルの檻)
マルチボール、その2。
魔術師の左下に、檻の上に立つガーゴイルがいます。
魔術師の真下のレーンを通し、落ちてくるボールを右側面のフリッパーで弾いてガーゴイルの場所に飛ばすと、ボールが檻の中に入れられます。
3回入れるとボール3つのマルチボールに突入します。
マルチボール中は6つのレーンの前に「JACKPOT」ランプが灯り、通せばボーナス獲得。
全て通過させると左上に追加の JACKPOT ランプが出現、魔術師の裏のレーンを通すとスペシャル JACKPOT とオブシダンストーンを得られます。
Zen Pinball 26

SORCERER TOWER(魔術師の塔)
マルチボール、その3。
画面上部にいる魔術師の横の塔にボールを入れると回転します。
2度回転させて、さらにボールを入れると魔術師の元に運ばれます。
そのボールは魔術師が魔法で消してしまいますが、これを3回行うとボール3つのマルチボールに突入します。
マルチボール中はゴースト、おばけの木、モンスターが現れますが、赤い矢印のレーンを通すことで撃退できます。
全て撃退して魔術師の横の塔にボールを入れると、そのボールは消えてボーナス獲得。
3つのボールを全て入れるとスペシャルボーナス+オブシダンストーン獲得になります。
Zen Pinball 27

TOWER CRAWLER COMBO(タワー巡回コンボ)
建物を出現させた後、建物の左側(STAIRWAY)→ CITADEL のスロープ → 魔術師の塔 → 再び建物の左側 の順にボールを通すとボーナス+オブシダンストーン獲得します。

MIDNIGHT MADNESS(ファイナルミッション)
建物を通して発生する全てのイベントをプレイ後、再び建物にボールを入れるとスタート。
Whisper が穴から出て移動していくので、それにボールを当てて止めるとスペシャルボーナス。
その成否に関わらず、その後にボーナスマルチボールに入ります。
最後にオブシダンストーンの数に応じたボーナスを獲得できます。

INKS.

アート風のピンボール・・・ ではなく、ピンボールでアートを味わう、一風変わった芸術ゲームが公開されています。
INKS.」です。

基本はピンボールですが、ピンボール本来の面白さはあまりありません。
しかしボールを的に当てると絵の具がビチャッと飛び散り、ピンボール台がカラフルに染まっていきます。
正直、あまり綺麗ではなく、あくまで「art」であって「beautiful」ではないのですが、これはこれで抽象画や現代アート的な面白さがありますね。

開発したのはジオラマ(ペーパークラフト)のアドベンチャーゲーム「Lumino City」や「Lume」を開発したイギリスのメーカー State of Play。
価格は 240 円で、買い切りゲームですが、お助けアイテムや追加ステージを買う課金要素があります。
スタミナや広告はありません。

INKS

画面左側タップで左フリッパーが、右側タップで右フリッパーが動きます。
これでボールを弾き返すオーソドックスなピンボールですね。
非常にシンプルで、台ゆらしとか、特殊な操作はありません。

台の中には色の付いた壁があり、そこにボールを当てると絵の具がビャッと飛び散ります。
すべての色の付いた壁を壊し、絵の具をまき散らすと、中央に穴が開いてボールが吸い込まれ、ステージクリアとなります。

ボールを落とすとミスになりますが、すぐに次のボールが出てきます。
特に何かのペナルティはありません。
ただ、落とさずにクリアすることで金、1度落とすと銀、2度落とすと銅のクリアになります。
金のクリアを目指すのが一応目標となりますね。

でも一番の目標というか、ゲームの目的は、ビチャッと飛び散る絵の具によって、色彩豊かに染まっていくピンボール台を「見て」楽しむことでしょう。
勢いよくボールを当てれば絵の具が大きく飛び散りますし、色が重なった部分はリアルに混ざります。
絵の具が付いたボールが転がると、その軌跡にボールペンのような線が描かれ、それも見た目のアクセントになります。

INKS
※ボールの動きや当てた勢いがそのまま絵の具で表現されていきます。
描き終わったピンボール台は画像として保存され、ステージセレクト画面は作品一覧のように。


ステージが進めば、複数のフリッパーがあるステージや、ワープホール、スロープ(立体通路)などがあるピンボール台も登場します。

ただ、スペシャルボーナスを狙うとか、ボーナスシーンがあるとか、マルチボールになるとか、そういったピンボールらしいしかけは一切ありません。
シンプルなステージを1つ1つクリアして行くのみなので、私的には様々なしかけと共に「絵の具とびちりシステム」が含まれる、長く楽しめてスコアアタックが出来るピンボール台が1つあればなぁ、とか思うのですが・・・
そんな考えは「アート」ではないのでしょうね。

それにこのゲーム、絵の具の混ざり具合をリアルに計算しているためか、見た目からは想像できないほど負荷が高い模様。
iPhone 6 でも多くの絵の具をまとめて飛び散らせるとコマ送り気味になるので、iPhone 5s や 5 だと動作が重いかも。
これ以上、余計なものを追加できないというのもあるかもしれません。

課金通貨(クレジット)で買うお助けアイテムは、ボールの飛ぶ方向を確認できるものと、ボールが落ちるのを防ぐストッパーが現れるもの。
ただ、あまり難しいゲームではなく、記録を競うものでもないので、特に必要な訳ではありません。
全ステージで金クリアを目指す! とかいう場合は別ですが・・・

ボリュームは 24 ステージあるエリアが3つで、合計 72 ステージ
1ステージは長くないものの、相応の数と言えます。
また追加エリアを1つ 120 円で購入できます。(2016/5 時点で追加エリアは2つ)

INKS
※複数のフリッパーやスロープがあるステージ。
右の画像はお助けアイテムの飛ぶ方向の表示と、落下防止ストッパーを使用しています。


巷の意見を見ると「色が少ないし綺麗じゃない」「いや、これが味があるんだ」みたいな美術感的な意見で割れています。
それがまた、このゲームらしいと言えるでしょうか。

私的には、もうちょっと絵的なステージがあっても良かったと思うのですが・・・
(例えば、一通りの絵の具を飛び散らせると1つの絵になる、みたいな)
まあ、芸術のジャンルとしては「抽象画」になると思うので、そういったものはあえて避けているのかもしれませんね。

アート的な作品を求めている方や、ゴッホやラッセンより普通にピカソや岡本太郎が好きな方には、お勧めできるアプリです。

INKS.(iTunes が起動します)


※Youtube 公式 PV

ONE PIECE 麦わらピンボール マリンフォード頂上戦争(ONE PIECE モジャ!)

※このページで紹介しているアプリはすべて公開終了しています。

元は Docomo の i-mode で展開されていた、大人気マンガ「ワンピース」をテーマにしたアプリシリーズ「ONE PIECE モジャ!」。
モジャとは「モバイルジャック」の略だそうです。
その ONE PIECE モジャ! のスマートフォン展開が今年の6月より、ナムコバンダイゲームスの運営で開始されています。

ぶっちゃけ、ガラケーからの企画で、バンダイナムコで、キャラクターものと言う時点で、もう嫌な予感しかしない訳ですが、この企画のアプリの1つが現在 iTunes ランキングで上位になっています。
ONE PIECE 麦わらピンボール マリンフォード頂上戦争」です。

先に言ってしまいますが、ピンボールとしては大したものではありません
Pinball HDWar PinballCrystal Caliburn II などの既存のアプリと比べるとゲーム性が低く、ボールが見にくく、ズームもなく、これらの足元にも及びません。
(まあ Pinball HD と比べるのは酷だと思うけど)

ただ、キャラクターゲームとしては意外に良く出来ていて、アニメ風のカットイン演出はワンピースのファンでなくても「おおっ」と思えます
私的には、プレイ前のハードルが超低かったこともあって、「意外に悪くないな」という印象ですね。

ONE PIECE 麦わらピンボール マリンフォード頂上戦争

画面左側タップで左フリッパー、右側タップで右フリッパーを動かす、固定画面のピンボールです。

ギミック(しかけ)は少ないのですが、画面中央にスロットがあり、そろった絵柄によって原作のキャラクターにちなんだ様々な効果が発揮されます
例えば、1UP したり、マルチボール(たくさんのボールが一度に出現)したり、アウトレーン(入るとミスになる通路)にストッパーが付いたりなどですね。
ボールが巨大化するというユニークなものもあります。

画面内には敵のボスがいて、ボールを当てると HP が減っていきます
撃破すると画面の上部が開き、そこにボールを通すと上のステージに移動することが出来ます。

ステージは3つあり、上のステージでボールを落としても下のステージに移動するだけで、戻ることも簡単なので、上に行けるようになったらほとんどミスらなくなります。

ONE PIECE 麦わらピンボール マリンフォード頂上戦争
※しかけと言えるものは少ないが、「A」のホールにボールを入れると必ずスロットがそろう。
よって矢印の方向を狙うのが良いのだが、このゲームは狙った場所にボールを飛ばすのが難しく、一方でテキトーにやってても入ったりするので、攻略要素はあまりない。


3つ目のステージをクリアすると最後の敵である「赤犬」が登場し、1つ目のステージまで戻って「ファイナルステージ」になります。
ただしここのボスは倒せないし、一番下のステージなので落としたら即ミスだし、急に難易度が上がります
このシーンは終わることはなく、地道に点数を稼ぎ続けるステージになっています。

ボールの動きは意外に滑らかで、転がり方に不自然な感じは見られず、サウンドやゲームのテンポも良いです。
ちゃんとネイティブアプリ(スマホ専用アプリ)になっていて、スマホらしいクオリティーと言えますね。

しかしピンボールとしての難点は多々あり、まずボールが小さすぎます
既存のピンボールアプリの中ではボールのサイズはおそらく最小で、ズーム演出もないので iPhone / iPod touch では頻繁に見失います。

またフリッパーでボールを打ち出す時の方向が妙に上に偏っていて、ここには違和感があります。
ボールをホールドして(フリッパーで止めて)、狙いを付けて飛ばすのがピンボールの基本ですが、このゲームはホールドから狙うのがやたら難しいです
一方でゲームの難易度自体は低いので、プレイヤーのテクニックが反映されにくいゲームになっています。

さらに最終ステージまではテンポ良く進むのですが、最後は同じ場所で延々と点を稼ぐシーンになり、それでいてギミックが少ないので、急に退屈なゲームになります

「誰でも簡単に、短時間でラストまで到達でき、最後は難しくしてゲームを終わって貰う」みたいなデザインになっていて、おかげでピンボールらしいスコアアタックはあまり楽しめません。
ティルト(台揺らし)もありません

全体的にピンボールを知らない人間がデザインしている印象があり、そのゲーム性の浅さはピンボールをあまりプレイしない人が見ても、すぐに見透かせるレベルです。
まあこのゲームの場合、あえて浅くしているのだとは思いますが。

ONE PIECE 麦わらピンボール マリンフォード頂上戦争
※左は最終ステージ。 ハイスコアを目指すなら、ここだけは慎重にプレイする必要がある。 でもしかけが少なくて面白味に乏しい。
赤犬を下から狙う時は相手のパンチのタイミングに注意すること。
右はステージクリア時のカットイン演出で、この演出は見応えがあります。


価格は 170 円。 あくまでワンピースの「ファンアイテム」ですね。
ピンボールが好きな人が、ピンボールとしてのゲーム性を期待して買ったらガッカリする事になるので注意して下さい。

でも、こう言っては何ですが、ワンピース目当てで購入するピンボールをやったことがないライトユーザーに対しては、これぐらい手軽な方が良いのかなぁ、というのもあります。
原作のクライマックスシーンをサクッと楽しめるし、漫画の雰囲気をそのまま残している演出は良いので、ワンピースのファンアイテムとしては及第点ではないでしょうか。

ONE PIECE 麦わらピンボール マリンフォード頂上戦争 (iTunes が起動します)


さて、今回公開されたワンピースのアプリシリーズ「ONE PIECE モジャ!」は、ピンボールだけではありません。
大富豪とフリックアクションゲームも合わせて公開されているので、そちらも少し取り上げておきたいと思います。

ONE PIECE 海賊大富豪

ワンピースのキャラが登場する大富豪アプリ
ルールや対戦相手が異なる複数のステージが用意されていて、勝利条件を達成するとクリアになる形式です。

キャラクターが必殺技を持っているのが特徴で、発動させると相手をしばらく行動不能にしたり、強いカードを捨てさせるといった、大富豪らしからぬ効果が発揮されます。
必殺技の使用時にはカットインが表示され、画面が燃えるなどの派手な演出も現れます。
グラフィック面については良く出来てますね

ONE PIECE 海賊大富豪

しかし大富豪のアプリとしては、難点がてんこ盛りです。

手持ちのカードはスクロールさせないと全部確認できないし、ゲームの進行がやや遅く、出せるカードがなくても自動でパスしてくれないので、テンポも悪いです
ステージごとに一部のルールが異なっていますが、自由なルール設定はなく、階段や8切りなどの一般的なルール設定も出来ません

既存のスマホの大富豪アプリをちゃんとチェックしているのか? と思ってしまうような内容で、これを有料(170 円)で買うのはオススメできませんね。

ONE PIECE 海賊大富豪 (iTunes が起動します)


ONE PIECE 剣豪 ロロノア・ゾロ 歴戦の猛者達

画面に次々と現れる敵をなぞって斬る、スマホに良くあるフリックアクションゲーム
フリックの反応自体は悪くありません。
また音ゲーのような操作で必殺技を出すシーンや、ボスとのかけ合いがコミックのように表示されるボス戦もあります。

ONE PIECE 剣豪 ロロノア・ゾロ 歴戦の猛者達

が、ぶっちゃけ、やってることがあまり楽しくない
動きがリアルな訳でも、キャラのモーションが多い訳でもなく、単なるミニゲームに過ぎないという感じですね。
同じフリックアクションでも Fruit Ninja のような爽快感やゲーム性はありません。
表現し辛いのですが、全体的に「チープ」な印象です。

ゲームとしては 170 円でオススメしたくなるものではないですね。

ONE PIECE 剣豪 ロロノア・ゾロ 歴戦の猛者達 (iTunes が起動します)


今後も ONE PIECE モジャ! のアプリは登場すると思われます。
しかし現在のアプリを見る限りでは、キャラクターを前面に出すことに注力していて、ゲームとしては作り込まれていないといった感じですね。

ただグラフィックやサウンド、演出などの技術的なものは良いので、今後化ける可能性もあります。
「ゲームとしての」クオリティーを、今後スマホレベルまで引き上げられるかどうか、といったところでしょうか。

Pinball Crystal Caliburn II

パソコンでピンボールゲームを発売し続けている老舗のメーカー「リトルウイング」が、iOS 用に新しいピンボールアプリを開発し、ファンから大きな支持を受けています。
Pinball Crystal Caliburn II」です。

このゲームは今から 20 年近く前に Mac で発売されたピンボール「Crystal Caliburn」(クリスタルカリバーン)の続編のようで、iTunes レビューには当時のユーザーの賞賛意見が数多く書き込まれています。

ただ、私は元々 Mac ユーザーではありませんし、このゲームの事も知りませんでした。
そんな「思い出補正」がない私から見ると、このゲームは・・・ 悪くはないんだけど、正直そこまで絶賛される程かなぁ・・・ というのが本音ですね。
しかし秀作のピンボールアプリであることは確かです。

Pinball Crystal Caliburn II

「アーサー王物語」をベースにしたピンボールです。
全体のレイアウトはオーソドックスなスタイルで、フリッパーは1セットしかありません。
コンピューターゲームのピンボールではありますが、実機のような現実味のある、やや古めかしいデザインになっています。
地味な印象を受けますが、これは旧作の続編と言うことで、あえてそうしているのかもしれません。

ボールの動きは自然で、違和感は全くありません。 ここはさすが老舗のピンボールメーカーと言えますね。
ただしボールの動きは速く、全体的に坂が急で、ボールのコントロールも難しくなっています。 かなり素早いボールさばきが必要で、難易度は高いです。
また、ボールのホールド(フリッパーを上げっぱなしにしてボールの動きを止めるテクニック)がしにくく、無理にやろうとするとボールがすぐこぼれ落ちてしまいます。
この点もボールコントロールが難しい要因の1つですね。

しかけについてですが、それほど複雑ではありません。
左上と右上にスロープ(立体のレール)があり、常にここを狙うのが基本となります。
割と容易に「マルチボール」になるゲームで、多数のボールが飛び交う面白さを初心者の方でも楽しむ事が出来ます。
ボールがたくさん出ているとすぐに落ちてしまうのですが、一定時間の間はボールが次々と補充されるようになっているので、「せっかくマルチボールになったのにすぐに終わってしまった」という事もありません。
また、開始してすぐボールが落ちてしまった時は、自動的にリプレイさせてくれます。

Pinball Crystal Caliburn II
※左右にある B のターゲットのライトを全部灯して、左上の A のスロープ(アヴァロンの道)にボールを通すと様々なボーナスを獲得できます。
また、中央の E のターゲットを全部灯すと M のホール(賢者マーリンのホール)にボールを入れる事ができ、こちらも様々なボーナス(得点とか 1UP とか、しばらく落ちても復活するとか、いきなりマルチボールになるとか)をランダムで得られます。
ゲームの中心となるのは右上にあるお城(キャメロット城)で、C のランプが点いている時に入れると円卓の騎士が1人集まり、中央にある星座(騎士)ランプが1つ灯ります。 また、D のターゲットがまだ全部灯っていない場合はそれが1つ灯ります。
D のターゲットを全部灯して左右の端のレーンにボールを通すと、そのボールが「ホールド」されます。 ボールを3つホールドするとマルチボール開始です。
騎士を 12 人全て集め、マルチボールでない時に左上のスロープを通すと聖杯発見、その後、5秒以内に城にボールを入れると聖杯を持ち帰ることに成功し、スペシャルゲーム(ラストバトル)になります。


ピンボールとしての完成度は高いのですが、やって気になるのは右側のアウトレーン(フリッパーの外側にある、入るとアウトになる道)にやたら入りやすいこと。

1度目はシールド(キックバック)で復活させてくれますし、使ったシールドはすぐ横のレーン(リターンレーン)を通すことで再セットされるのですが、それでも非常に入りやすいため、ゲームは「アウトレーンに入るかどうか」、すなわち「運次第」で決まってしまいがちです。

「ゆらし」もありますが、それでどうこう出来るレベルではなく、ボールが全て次々とアウトレーンに入ってゲームオーバー、なんてことも「ザラに」あります。
間違いなく iPhone のピンボールの中で、一番アウトレーンにボールが行きやすい台です。

もう1つの難点は迫力不足なことでしょうか。
ちゃんとズームインのオプションがあり、これを ON にするとボールの周辺を拡大してくれるのですが、ズームは本当に、ただそれだけ。

例えば iPhone の定番ピンボールである OOO Gameprom の Pinball HD は、フリッパー周辺では広めのズーム、バンパー周辺では狭めで角度のあるズーム、ポイントとなるしかけでは大アップになるなど、ズームを演出として活用しています。
また、場面毎に異なるズームを使うことで、プレイしやすい形にもなっていました。

しかしこのゲームは単にボールを追いかけるだけなのでズームが演出になっておらず、しかも常にスクロールし続けるので、ボールの動きが激しいと見辛くなります。
簡単にズームを ON/OFF 出来るのは良いのですが、もうちょっとズームにメリハリが欲しかった気もしますね。

Pinball Crystal Caliburn II
※左の画像はアウトレーンにボールが落ちているシーン。
ほんとこのレーンにボールが入りやすい。 全部のミスがこのレーンが原因という事も普通にある。
右はちょっと解りにくいですが、聖杯を奪還し「ラストバトル」が始まっているところ。 ボーナスライトが全部点いて、自動復活とか倍率アップとか、その他モロモロのボーナスをまとめて手にした状態でマルチボールになります。


そして最大の問題は、このアプリが悪い訳ではないのですが・・・
すでに iPhone のピンボールアプリ市場は価格破壊を起こしている現実があること。

ぶっちゃけピンボールアプリのクオリティーとしては、前述の OOO Gameprom の Pinball HDWar Pinball が突出しています。
iPad のベストアプリ賞を受賞したこともあるフル 3D のグラフィックとクオリティーに加え、コンピューターゲームならではの派手なしかけとレイアウト、おまけにバラエティーに富んだ多数の台が用意されていて、それが無料とか 85 円とかの価格で売られている訳です。

この Crystal Caliburn II が悪い訳ではないのですが、Pinball HD と比べると 350 円というのは勧め辛いのが本音です・・・

しかしピンボールが OOO Gameprom のものばかりになるのも面白くないので、こうした他のピンボールも出て来て欲しいとは思います。
これから iPhone や iPad でピンボールをやろうという方には、やはり Pinball HD の方がオススメですが、Crystal Caliburn II はすでに他のピンボールをやり尽くしている方や、より本格的なピンボールをやってみたい人向けですね。

こちらはこちらでマルチボールの面白さがあり、難易度は高いですがスピーディーに展開します。
ピンボールが好きには良いアプリだと思います。

Pinball Crystal Caliburn II (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のプレイ動画です。

Slayer Pinball Rocks HD

デスメタル・ロック・ピンボール!
The Deep」や「Jungle Style」などの iPhone 定番ピンボールでおなじみの「OOO Gameprom」が開発した、新しいピンボールアプリ。
それがこの「Slayer Pinball Rocks HD」です。

名前に HD が付いている事から解るように iPad に対応していますが、iPhone / iPod touch でも普通に遊べます

発売元が「Sony Music Entertainment」になってたので、「えぇ? ソニーが iPhone アプリ発売!?」とか思ったのですが、このアプリはアメリカのヘビメタロックバンド「Slayer」をテーマにしていて、その Slayer がソニーミュージックの所属なので、アプリの販売元も Sony Music になっているようです。

slayer

ヘビメタ・ロックバンド「Slayer」はバイオレンスや恐怖などをテーマにした「デスメタル」に近いバンドで、そのためこのアプリも非常に毒々しい猟奇的なデザインになっています。
一方でレーンがギターになっていたり、派手なライトアップが行われたり、歓声やシャウトが聞こえるなど、ロックをテーマにしている事が良くわかる演出も盛り込まれています。

ピンボールとしては、いかにも「Gameprom らしい」ピンボールですね。
DeepJungle Style と同じくボールに合わせて画面がスクロール&拡大縮小するため迫力があり、ボールの動きも不自然さがなく、非常に滑らかです。
立体的なしかけや閉じられた特殊エリアが設けられている点も、良い意味で「毎度おなじみ」といった感じです。

ただ、今までとちょっと違うのは・・・ こんなに毒々しいデザインなのに、意外と難易度が低めなこと。
Jungle Style が難しかったので、難易度を改めたのでしょうか?

フリッパーがかなり高く上がるのでボールをホールドしやすく、狙った場所に撃ち込みやすくなっています。
レーン(通路)にも通しやすく、全体的にプレイしやすいです。
またアウトレーン(フリッパーの外側にある入るとアウトになる通路)に落ちても、フリッパーを上げてタイミング良く揺らすことで、非常に容易に復帰させることが出来ます

slayer2

アウトレーンから「揺らし」で復帰するのは OOO Gameprom のピンボールの必須テクニックですが、これがすごーくやりやすいので、ハッキリ言ってアウトレーンでアウトにならない
普通に真ん中から落ちてもボールがアウトレーンの方に転がっていけば、揺らして復帰できます。
「マルチボール」も一度そのモードになると、ボールを落としても何度か自動で補充してくれるため、長時間持続します。

高速で玉が撃ち出されるしかけが多いため、何もかも初心者向けという訳ではありませんが、明らかに今までの作品より難易度は低めですね。
その一方で、プレイヤーのテクニックが反映されやすいレイアウトになっている印象です。


やはり OOO Gameprom のピンボールは質が高く、オススメできるアプリですね。

実は現時点(6/23)では、プレイ後のネーム登録で進まなくなる(修正されました)、起動時にバグる場合があるなど、ちょっとおかしい部分も見受けられるのですが、アップデートで修正されると思うし、現在セール(350円)が行われているので早めに取り上げました。
(定価は 600 円のようです。 Gameprom のピンボールとしては高めですが・・・)

ちょっとヘビメタ独特の猟奇的なデザインが好き嫌いあると思いますが、完成度は高いです。
iPad に対応しているのも、持っている人には嬉しい点でしょう。

Slayer Pinball Rocks HD(iTunes が起動します)
 

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