iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

タワーディフェンス

Anomaly Defenders

「逆タワーディフェンス」として話題になり、Apple からの表彰も受けた、攻撃車両の隊列を操って敵の防衛線を突破するゲーム Anomaly シリーズ
それがタワーを設置して敵を撃退する「普通のタワーディフェンス」になって帰ってきました
Anomaly Defenders」です。

「逆タワーディフェンスなのがウリだったのに、普通のタワーディフェンスになったんじゃ、特徴がなくなってるじゃん」と思った方もいると思いますが・・・
ハッキリ言って、その通りですね

ただ、タワーディフェンスとしてはトップクラスに美しいグラフィックで、敵がタワーをバンバン攻撃してくる点に Anomaly らしさが残っています。
目新しいゲームではなくなりましたが、タワーディフェンスとしてのクオリティは高いですね。
定価は 500 円で、今回はプレイヤーがエイリアン側となり、進攻してくる人間側の兵器を撃退します。

Anomaly Defenders

「ルート固定型」のタワーディフェンスです。
分かれ道もありますが、敵は基本的に道の上を進行し、その周囲にタワー(防御兵器)を置いて迎撃します。
タワーを置ける場所も候補地が決められています

タワーは近付いてきた敵を自動で攻撃し、撃破すると資源を入手できます。
その資源を使って新たなタワーを設置したり、アップグレードして強化することが出来ます。

また敵を撃破すると光る球体が現れ、タップで回収すると「エネルギー」を入手できます。
これはタワーの回復や一時的な強化、特殊攻撃などに使用します
敵は近くのタワーを攻撃してくるので、エネルギーを使ってシールドや回復などを発動させ、タワーをサポートしなければなりません。

道の終点にあるシャトルを最後まで守りきればステージクリア。
難易度、シャトルの残り耐久力、残ったエネルギーを元にスコアが付けられ、それに応じた分の「テクノロジーポイント」を得られます。
新しいタワーやアップグレード、エネルギーを使った特殊効果などは、このテクノロジーポイントを使って習得していきます。

Anomaly Defenders
※白い球体がエネルギー。 ほっとくと消えるので忘れずに回収しましょう。
左上の緑のオーラに包まれているタワーは回復中。
回復スキルを強化することで近くのタワーにも効果を及ぼすことが出来ます。


Anomaly Defenders
※テクノロジーツリー。 大きく3つのルートがあり、上が売却価格やクリティカル率を上げる基本系、右が新タワーとアップグレードの追加、左は回復やシールドなどのアクティブスキル系。
習得したテクノロジーは同額で売却可能なので、ポイントは常に使い切って構いません。


タワーディフェンスとしての大きな特徴は3つ。
1つは前述したように、敵がこちらのタワーを攻撃して来ること
油断するとすぐやられてしまうので、倍速にすることも可能ですが、慎重にプレイした方が良いですね。

2つ目は敵がシールドを張ること
前々作 Anomaly Warzone Earth や前作 Anomaly 2 には、周囲の味方にシールドを張って攻撃を防ぐユニットが存在しました。
今回はそれが敵として出現し、先にシールドをはがさないとダメージを与えられなくなります。
さらに継続して攻撃し続けないとシールドが復活してしまいます。

シールド発生ユニットを優先して狙うタワー(Predator)もあるのですが、普通の敵への攻撃力と耐久力は低いため、その配置が重要になります。

3つ目は資源を採掘する「ハーベスター」の存在
マップ内にはいくつか資源採掘場があり、これを設置すると資源(資金)が自動的に増えていきます。
ただし埋蔵量には限りがあり、掘り尽くすと収入はなくなります。

ただ、ハーベスターの重要な点は、その採掘ではありません。
敵が分かれ道に差しかかった時、通常はシャトルへの最短ルートを通るのですが、ハーベスターがある時はその破壊を優先します。
つまりハーベスターを使って敵の移動ルートを変えることができます

守りやすい場所や迂回ルートに敵を誘導できれば有利に戦えるため、ハーベスターの位置を考えて防衛することが大切ですね。
ハーベスターは耐久力が半減すると防御形態になり、ダメージを受けなくなるのですが、防御中は採掘も誘導効果もなくなるので、小まめな回復が必要です。
資源を掘り尽くしても敵を誘導する効果は残ります。

Anomaly Defenders
※ハーベスターに釣られた敵が直進せず、わき道に逸れてる図。
ハーベスターの有無で敵がどのように動くかを考慮しましょう。
採掘が完全に終わったハーベスターを売却すると、再設置できなくなります。
おとりに使うものは売らないように。


難点というか、好き嫌いがあると思うのは、敵がタワーを攻撃して来ることですね。
しかも結構激しく

攻撃を受けるタワーディフェンスは他にも Sentinel 4OTTTD などがあり、最近は珍しくありません。
ただ、タワーディフェンスはいかに効率的な防衛線を構築していくかが楽しみの中心であり、そこに回復やらアクティブスキルやらが加わり、さらに敵の攻撃で予定が狂ったりすると、煩わしくなる人も多いです

実際、Sentinel 4 はタワーが攻撃を受けることに「忙し過ぎる」という批判があり、アップデートで簡単に回復できるよう修正されました。

このゲームは無駄のない回復とアクティブスキルの使用がゲームのポイントになっていて、それが Anomaly らしさにもなっています
だからそれを否定したら他のタワーディフェンスと変わらなくなってしまうのですが、「めんどくさいTD」と思う人もいるかもしれませんね。

Anomaly Defenders
※タワーに使える特殊効果一覧。 基本は回復の「REPAIR」。
SHIELD はダメージを半減するのでうまく使えばエネルギーを節約できます。
攻撃力を上げる RAGE はエネルギーの消費が多いので多用は厳禁。
EM PULSE は相手の攻撃を封じ、シールドにダメージを与えますが、効果範囲は狭め。


細密なグラフィックは本当に美しく、定価 500 円の価値はあると思います。
タワーディフェンス(TD)のファンなら押さえておくべきアプリでしょう。

普通の TD になりましたが、話題の「逆 TD」も派生作を除き3作目なので、そろそろマンネリ化して来そうです。
このゲームは「普通になること」が変化だったという事でしょうか。

まあ、やり慣れているシステムの方が、無難に遊べるのは確かですね。

Anomaly Defenders(iTunes が起動します)

Sentinel 4: Dark Star

フィールドランナーズBloons TDプラント vs ゾンビ ほどの人気ではないものの、iPhone 初期から親しまれてきた秀作のタワーディフェンスシリーズ「Sentinel」。
その最新作が先日公開されました。
Sentinel 4: Dark Star」です。

緻密なグラフィックと SF な設定が特徴のタワーディフェンス(TD)で、1作目は火星、2作目は地球、3作目はエイリアンの母星を舞台としていましたが、今回は異次元から現れた謎の惑星「ダークスター」が舞台です。
この星には知的生命体がいて人間に襲いかかって来ますが、途中からその生命体と共に、ダークスターを占拠したエイリアンと戦います。

内容としては「正当進化」と言え、3作目までと基本システムは変わらないのですが、敵がタワーを攻撃してくるようになっており、道の上に配置できる戦闘ロボやトラップなども加えられていて、追加された部分も多いですね。

Sentinel 4: Dark Star

ルート固定型のタワーディフェンスです。
敵は道に沿って進行し、プレイヤーは道の周囲にタワー(砲台)を配置して、これを迎撃します。
タワーの設置やアップグレードには資金が必要で、敵を倒すことで得られます。

Sentinel(センチネル)シリーズの特徴は、ルート上の何ヶ所かに「バリケード」があること
これは敵の進攻を防ぐ壁となり、この周囲で迎撃することで効率良く戦うことが出来ます。

しかしバリケードは敵の攻撃で痛んでいき、耐久力がなくなると突破されます。
こうなるとプレイヤーは後方のバリケードに新しい防衛線を築かなければなりません。
徐々に後退していく戦い方になるのが、他のタワーディフェンスにはない特徴です。

バリケードを無視して最初から後方で戦っても良いのですが、マップ内に工場や回復拠点などが設置されていて、バリケードで敵を食い止め、それらの施設を守った方が有利になる場合も多いです。
基本、バリケードは活用した方が良い形にステージは作られていて、出来るだけ残した方がスコアも高くなります。

Sentinel 4: Dark Star
※バリケードの前で戦闘中。 しかしすでに壁が凹んでて、結構ピンチ。
突破されたらすぐポーズボタンを押し、対策を練ること。
後方に拠点を移す場合、資金がない時は既存のタワーを売ることも考えましょう。


他に「母船からの支援攻撃」「ドローン(無人機)によるサポート」もあり、Sentinel 3 で登場した「指揮官ロボット」も存在します。

今作には資金とは別に「母船のエネルギー」と「基地のエネルギー」があり、時間と共に貯まっていきます。
母船のエネルギーは支援ミサイルや回復ビームなどの発動に使用でき、ピンチの時には頼りになります。

基地のエネルギーは今回から初登場で、ドローンの射出と一部の特殊攻撃に使います。
以前はドローンはお金で買っていたのですが、今回からお金を使わずに出せるようになりました
ドローンには攻撃用と回復用があり、回復ドローンは資源を収集させて資金稼ぎに使うことも出来ます。

指揮官ロボットはバリケードや基地の前に陣取り、敵の進攻を阻む戦闘ロボで、経験値の蓄積でレベルアップし、成長していきます
今回はステージが進むと新しいロボも登場します。

なお、このゲームには利子ボーナス(Interest)があります。
Wave クリア時に所持金に応じて若干お金が増えるので、クリア前の無駄遣いは控えた方が良いですね。
そんなに大きな額ではありませんが、塵も積もれば何とやらです。

Sentinel 4: Dark Star
※基地をタップするとドローンに関する命令を出せます。
まずはジェネレーターを作ってエネルギー増加速度を上げましょう。 回復ドローンの作成にはエネルギーが5つ必要です。
下にあるのは回復ドローンへの命令で、ピンチの時以外は資源採集でお金を稼いでおいた方が良いです。


Sentinel 4: Dark Star
※ゲームが進むと利用できる2体目のロボット。 と言うか、友好的な異星人の巨神兵「ハイペリオン」。
倒した敵からエネルギーを吸い取り、母船のエネルギーに変換する特技を持つため、最初のロボットより便利です。
スターを貯めておき、入手後に経験値に変換して一気にレベルを上げて使うのがお勧め。


今作からの新仕様で大きいのは、なんと言っても敵がタワーを攻撃して来ること。
最前線にあるタワーはそのままではやられてしまいます。
やられても残骸を回収すれば資金は幾分か戻って来ますが、全額ではありません。
また、今回は経験値が貯まってタワーが徐々に強くなっていきますが、破壊されれば当然リセットされます。

HP はアップグレードを行えば回復します。
回復ドローンや母船の回復ビームも、今回はバリケードだけでなくタワーを回復させられるので、有用性が高まりました。
周囲を強化するタワーも、今回は同時にシールドを張るようになっています。
おとりのタワーなども使いつつ、出来るだけ主力のタワーを残すのが攻略のカギになります。

道の上に戦闘ロボットを置けるのも今回の特徴で、ステージによっては味方の異星人が配置されている場合もあります。
敵が来ると足止めしてくれるので便利ですが、攻撃力は高くないので、タワーとの連係が必要です。

また今作はステージをクリアすると、経験値と共に「クレジット」と「スター」を得られ、クレジットを使ってタワーや補助効果の強化を行えます
最初は母船のエネルギーの最大値が低く、基地エネルギーを増やすジェネレーターも1つしか作れません。 回復ドローンも2機まで。
強化すればジェネレーターやドローンの数を増やせるので、タワーだけでなく補助効果のアップも大切ですね。

「スター」はいわゆる課金通貨ですが、ゲームの進行でも相応に手に入ります。
これはコンティニューに使える他、プレイを有利にする使い捨ての効果を購入でき、資金や経験値に変換することもできます
今のところスターでないと手に入らない武器などはありません。

Sentinel 4: Dark Star
※回復ビームの使用時には照準が現れ、その場所に効果が発揮されます。
回復ビームはタワー、バリケード、基地、全部回復でき、効果時間も長いので、状況によってはミサイルよりも有効です。


Sentinel 4: Dark Star
※タワーのパワーアップ画面。 上げたい項目はたくさんありますが、クレジットの入手量はそこまで多くないので、何を優先するか悩みどころ。
クレジットとスターは、まだ未クリアのステージ&難易度でクリアすれば多めに手に入ります。


他にも大サイズのタワーや、新兵器などが増えています。
グラフィックも以前にも増して綺麗で、演出もハデになりました。
ゲームスピードも3倍速まで調整可能で、そつのない完成度は相変わらずです

価格は 500 円。 内容を考えると妥当なところでしょうか。
センチネルは他のタワーディフェンスと比べると特徴に乏しく、やや地味な印象がありましたが、さすがにもう4作目。 かなり独自の進化を遂げています
なにより最近はタワーディフェンスが減っているので、こうした秀作 TD が出てくれるのは嬉しいですね。

今回はより長く楽しめる内容になっており、TD 好きには文句なくオススメです。

Sentinel 4: Dark Star(iTunes が起動します)

OTTTD

決してスプラッタな訳ではないのですが、飛び散る肉片でフィールドがグチョグチョになる汚らしいタワーディフェンスが登場しています。
OTTTD」です。

なんだかあんまりな書き出しですが、ゲーム自体は面白いです
最近やった TD(タワーディフェンス)の中では一番ハマっています。
でも、この汚部屋を彷彿とさせる汚らしさはなんだろう・・・
まさに「汚TD」。

敵は謎のサカナ軍団で、タイトルの「OTTTD」はサカナクションのロゴの如く魚を模しているのだと思いますが、もう最初の「O」が「汚」にしか思えない。
ちなみに開発したのはオーストラリアのメーカーです。

OTTTD

敵が道に沿って攻めてくる「ルート固定型」のタワーディフェンス(TD)です。
えぇ、道はすぐゴミで見えなくなるんですけどね。

タワー(迎撃兵器)を配置できる場所は予め決められていますが、このゲームはそれとは別に3人の「ヒーロー」を出撃させることができ、このヒーローは道の上も含め、好きな場所に移動させられます。

ヒーローは近くの敵を攻撃するのはもちろん、強化や特殊攻撃など様々な「スキル」を使用できます。
またこのゲームは敵がこちらのタワーを攻撃して来るのですが、その修理もヒーローで行います。(資金でも修理可能)

タワーとヒーローを併用して戦うという点は Kingdom Rush Frontiers に似ていますが、Kingdom Rush Frontiers のヒーローはあくまで補助的な存在だったのに対し、このゲームはむしろヒーローが主役です。

タワーは連射の効くマシンガン、単発のキャノン、敵を遅くするスロー、範囲攻撃のミサイルの4つで、TD に良くある組み合わせですが、それぞれのタワーを2つの異なるタイプに改修できます
例えばマシンガンは、射程の長いスナイパー型か、無人攻撃機を飛ばすドローン型に変化させられます。
よって改修前・改修後を含めると、タワーは合計 12 種類です。

戦闘シーンはなかなか派手で、倍速がないのが少し気になりますが、3D グラフィックのフィールドで激しいバトルが展開されます。
動きや演出、サウンドなども良く、クオリティーは高いですね

OTTTD
※タワーはゲームの進行に合わせて1つずつ登場するので、最初から全部使える訳ではありません。
別のタイプに改修すると特性が全く変わってしまうので、単純な強化とは思わないようにしましょう。 むしろ「建て替え」です。
レベルの高いタワーを改修しても、改修後は Lv1 になってしまうので、改修するなら建ててすぐ行いましょう。


OTTTD
※こんな巨大ボスが登場するステージも。
徐々に敵は強くなりますが、前のステージを再プレイしてお金や経験値を稼ぐことが出来るので、行き詰まることはないでしょう。
またどのステージも、クリアするだけならそんなに難しくはありません。


このゲームのポイントとなる「ヒーロー」は(2014/5 時点で)7人登場し、修理を得意とするエンジニアや耐久力のあるアサルト、射程の長いスナイパーなどがいて、それぞれ異なる特徴とスキルを持ちます。

スキルには常時発動の「パッシブスキル」と任意使用の「アクティブスキル」があり、アクティブスキルはそれぞれのキャラに4つずつ用意されていて、そのうち2つを装備できます。

「地雷を設置する」「クローンを作り出す」といったユニークなものもあって、7人が4つずつアクティブスキルを持っているということは、合計で 28 種類
どれを使うか悩みどころですね。

ステージをクリアすれば資金も得られ、これでヒーローの武器も購入できます
武器が変われば攻撃力だけでなく、射程やダメージ範囲なども変化します。

上位武器の購入には資金に加えて、課金通貨である「ジェム」も必要なのですが、これは各ステージを最高評価でクリアしても入手できます
最高評価と言ってもそこまで難しくはないので、今のところ課金しなくても十分なジェムを集めることが可能です。(むしろ余る)

OTTTD
※どのヒーローを使っていくかはゲームのポイント。
後に出たキャラの方が強いとは限りませんが、初期キャラの武器を買い換えて、それを後で使わなくなったら損なので、誰の装備を買うかはよく考えましょう。


OTTTD
※スキルリスト。 青はパッシブ、黄色はアクティブ。
スキルポイントを使い、下のものから順に習得していきます。
そのキャラの役割を考え、それに合ったものから上げていくのが基本ですね。


ゲーム自体は十分に面白く、私も夢中でやっていました。
ただ、個人的にどうしても気になるのが・・・ 敵を倒した時に飛び散る破片・肉片。

血が飛び散るような表現はなく、破片の中にハンバーガーとか寿司とかが混ざってたりするので、そんなにグロいという感じではありませんが、もうほんと「汚らしい」
大量の破片が飛び散るうえに、それが消滅しないので、敵を倒し続けていると地面が見えないぐらいに破片と肉片で画面が埋め尽くされ、グチャグチャになっていきます

この極端な表現もゲームのウリなのだと思いますが・・・
ここまで来ると私はちょっと、生理的にイヤ。

このゲームの開発中の画像を見た時から「汚いゲームだなぁ」と思っていて、「でもリリース版ではマシになるだろう」と思っていたのですが、そのままでしたね。
まあ、やっているうちに多少は慣れてきますが・・・

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 300 円。 クオリティーを考えると安いぐらいだと思います。
タワーディフェンスのファンならプレイしておくべきゲームでしょう。

現時点(2014/5)では全 20 ステージで、1ステージはそんなに長くないので、集中してやると割と早くクリア出来ると思いますが、まだ導入されていない装備などもあり、今後の拡張は期待できそうです。

グチョグチョなのはともかく、お勧めできるゲームではありますね。
しかし欧米のゲームってこういう表現好きだよなぁ・・・ ディアブロとかも結構いろいろ飛び散ってたし・・・

OTTTD(iTunes が起動します)

TowerMadness 2

エイリアンが牧場の羊をキャトルミューティレーション・・・ ではなく人海戦術でさらいに来る、3D グラフィックの自由配置型タワーディフェンス「TowerMadness」。
FieldrunnersgeoDefense と並ぶ iPhone 初期からある人気 TD の1つですが、その続編が約4年半の時を経て登場しました。
TowerMadness 2」です。

いやー、まさかこのゲームの続編が今になって出るとは思わなかった・・・
TowerMadness は公開当初の完成度がイマイチで、私的な評価は低かったのですが、アップデートが非常に意欲的で月日が経つごとに良くなっていき、人気も増していったゲームです。
今作は前作の雰囲気を残しつつ、グラフィックは大幅にパワーアップ、さらに TD 初心者でも楽しめるような内容に改修されました。

それでもゲーム中の BGM がなく、見た目も Fieldrunners 2Kingdom Rush などの定番 TD と比べると見劣りするため、相変わらずB級感は漂います。
でも、このゲームはそこも良さでしょうし、自由配置型ならではの戦略の広さは相変わらずですね。

TowerMadness 2

ゲームが始まるとミステリーサークルに UFO が飛んで来て、大量のエイリアンが羊を目指して行進して来るので、ミサイルやらプラズマ砲やらの兵器を設置して迎撃します。

なぜ多大な犠牲を払ってまで羊を狙うのか、セーターが欲しいならユニクロにでも行けばいいんじゃないのか、色々突っ込みどころが満載なのですが、そこは触れにない方針でお願いします。
単なる牧場主が危険極まりない兵器を設置しまくっている件については、友好的なエイリアンからの提供を受けているという理由が付きましたが。

前述したように「自由配置型」のタワーディフェンス(TD)であり、フィールドの好きな場所にタワー(迎撃兵器)を置くことが出来ます。
敵の進行ルートはそれに応じて変化するため、タワーの配置によって相手の動きをコントロールすることが可能で、それを利用した様々な迎撃方法が考えられます。

ただ、今作には敵のルートが決まっていて、それを塞ぐことが出来ない「ルート固定型」のステージも存在します
つまり自由配置型と固定型の混合になっており、その点は Fieldrunnes 2 と同じですね。

タワーはステージの進行に合わせて新しいものが登場し、範囲攻撃の迫撃砲や、単体攻撃のプラズマ砲、連射するスタンガンなど、一般的なタワーディフェンスにあるものは一通りそろっています。
ゲーム進行を倍速にすることも可能です。

エイリアンが牧場に到達してしまうと羊が1匹さらわれ、10 匹の羊が全ていなくなるとゲームオーバー。
クリアすると残っている羊の数に応じて、強化資金となる「ウール」が手に入ります。

ただ、今回は赤いバンダナを巻いたムキムキの武闘派な羊「ボー」がいて、牧場にエイリアンが到達しても一度だけ追い返してくれます
難易度も(通常モードなら)前より簡単になっており、前作は割と上級者向けだったのですが、今回は誰でも楽しめる難易度になってますね。

TowerMadness 2
※敵の進行ルートは線で示されており、タワーを配置するとどのように変化するかも視覚的に確認できます。
こうした自由配置型のタワーディフェンスはプログラムが難しく、ゲームバランスも取り辛いので数が少ないのですが、やはり面白さや奥深さは高いですね。


TowerMadness 2
※3D グラフィックで描かれているため、こんな風にズームすることも可能です。
周囲は見辛くなりますが、他の TD にはないダイナミックな視点で戦闘を見られます。


ステージクリア後は入手したウールを使い、新しいタワーやアップグレードをアンロックすることが出来ます。
逆に言うと、ウールで購入しないとタワーのアップグレードは行えません。
タワーは最初は4つしか装備できませんが、この装備スロットもウールで購入します。

やや難点なのはこのタワー購入費で、iTunes の解説文には「課金購入が必須となる状況は発生しない」と書かれていますが、無課金でのウール入手量は装備スロットを増やすには十分ではありません

スロットを増やさない場合、タワーは4つしか装備できず、それでも普通にゲームを進めるには問題ないのですが、しかし色々なタワーを使って戦いたい場合はスロット枠を課金で買うか、ウール入手量を倍にする課金をしないと辛いですね。

前作はステージごとのオンラインランキング機能があり、上位者のリプレイを見ることも出来たのですが、今回のランキングは Game Center のみとなっており、リプレイの閲覧もできません。
ただ、リプレイやクリア画面の保存を行うことはでき、それを Youtube や Facebook、Twitter などにアップする機能は用意されています。

ランキングはクリアタイムで競う形になっており、時間は 1/10 秒まで記録され、少しでもタイムを縮められるようタワーの配置やアップグレードの予約を行えるようになっています。

また、敵がひっきりなしに進攻してくる「侵略モード」というものがあり、これを ON にするとかなり高難度になりますが、進行が早くなるためタイムを短縮できます。

クリア評価は★4までありますが、通常モードでは★3までで、★4を取るには侵略モードでパーフェクトクリアしなければなりません。
しかし後半ステージを侵略モードでパーフェクトクリアするのはかなり難しく、TowerMadness らしい歯応えがありますね

TowerMadness 2
※ステージ開始前のタワー準備画面。 5つ目の枠をアンロックするには 25000 ウール必要・・・ これは無課金ではかなり大変です。
下にいる赤いハチマキの羊が「ボー」。 敵が牧場に入ってくるとエイリアンを追いかけて蹴散らし、さらにそのまま敵 UFO に乗り込んで墜落させます。 羊おそるべし。


TowerMadness 2
※砂漠ステージではタワーがオーバーヒートし、凍土ステージでは凍り付きます。
オーバーヒートは補助タワーで防げますが、凍った場合はプレイヤーがタップして割らなければなりません。
倍速にすると頻繁に凍り付くため、その度にタップで割るのが面倒・・・


価格は 500 円。 やや強気な値段ですが、人気タワーディフェンスの続編であり、そつなくまとまっていて、数少ない自由配置型 TD の定番でもあるので、ファンなら見逃せないアプリでしょう。
※いきなり 300 円に値下げされました。 早すぎる・・・

ただしゲームを快適に進めるには 300 円の「ウール倍増」の課金を行っておきたいところです。
装備スロットの追加は 100 円です。

ステージは現時点(2014/1)で4エリア×10、合計 40 ステージ
相応のボリュームですがタワーの種類はそれほど多い訳ではなく、本領発揮はこれからと言ったところでしょうか。
冒頭でも述べたように TowerMadness は意欲的なアップデートでファンを増やし、引き付け続けたというのがあるので、このゲームも今後の展開に期待したいところです。

TowerMadness 2 (iTunes が起動します)

Castle Doombad

お姫様をさらった魔王がダンジョンに様々なしかけを作り、やってくるヒーローを撃退する、悪者が主人公の風変わりなタワーディフェンスが登場しています。
Castle Doombad」です。

「罠をしかけてヒーローを撃退するゲーム」と言うと、テクモの「刻命館」や「影牢」、EA の「ダンジョンキーパー」などを思い浮かべる人もいると思いますが、このゲームはそういうヒーローをトラップに誘導するものではなく、一定のルートで突き進む敵部隊を自動攻撃のしかけで撃退するものです。

直進型のタワーディフェンスであり、内容としては プラント vs. ゾンビ の敵が、塔やダンジョンの形に添って進むものと思えば良いでしょう。

販売はアメリカの動画 / ゲーム配信サイト adult swim、開発は Grumpyface Studios というメーカーで、この組み合わせは Bring Me Sandwiches!! と同じです。

Castle Doombad

ダンジョンの奥にお姫様が入ったカプセルがあり、一定時間ごとに悲鳴をあげ、それによって Scream(叫び)ポイントが貯まっていきます。
このポイントを使って塔の中に槍ぶすまや矢の発射機、酸を垂らす罠などを設置し、どんどんやってくる騎士達を撃退します。
プラント vs. ゾンビ のヒマワリのような、ポイントを生み出す装置も存在します。

騎士は最短距離で姫の元へと進んでいきますが、トラップに対する反応は敵によって異なり、一般兵は素通りし、重騎士は砲台や装置を破壊しようとし、ニンジャは天井に張り付いて槍を回避します。
よって騎士には槍、ニンジャには矢など、敵によって有効になるトラップが異なります。

ステージをクリアすると成果に応じてコインが得られ、それでトラップをパワーアップさせたり、新しいトラップをアンロックすることが出来ます。

トラップは「オートトラップ」「モンスター」「マニュアルトラップ」の3つに分かれており、モンスターは戦闘でやられてしまいますが、すでにトラップを敷き詰めている場所にも配置できる利点があります。
マニュアルトラップは自分で使うタイミングを計る必要がありますが、強力なものが多いですね。
その数は合計 23 種類とかなり豊富で、装備できる数には限りがありますが、装備スロットもコインで増やすことが出来ます。

これとは別に、ミサイルを乱射したり、姫の入ったカプセルにシールドを張ったりできる、使い捨てのお助けアイテムが存在します。

Castle Doombad
※トラップの購入&パワーアップ画面。 まずは新トラップをアンロックするより、よく使うトラップを強化していきましょう。
モンスターも1つ強化しておかないと後で困ります。 モンスターの2匹目は自爆攻撃、3匹目は回復役なので、メインとなるのは1匹目です。
罠のうち、冷気で敵を遅らせる扇風機と、敵の装備を取り上げる触手は、戦略的に使えるのでオススメです。


Castle Doombad
※使い捨てアイテムのミサイルで敵を爆撃! これらのお助けアイテムはドクロのオーブで購入します。
ドクロのオーブは提示される条件を達成することで得られますが、たまに敵がアイテム自体を落とすこともあります。


このゲームの特徴的なルールは3つ。
まず、敵の攻撃が一段落すると、次の攻撃が始まる前にダンジョンが拡張されること。
マップがだんだん広がっていきます。

もう1つの特徴は、ダンジョンの途中から敵が進攻してくる場合があること。
塔の2階や3階にはしごをかけ、そこから敵がなだれ込んできたり、地下の奥深くにトンネルを掘ってそこから敵が出て来たりします。

この場合、入口付近に設置したトラップには意味が無くなるので、出来るだけ奧から置いていく必要があります。
ダンジョンが拡張されても、その拡張した階にいきなり敵が来る事もあるため、マップが広がっても有利とは限りません。

さらにもう1つの特徴は、姫の場所に到達されても、敵は姫を担いで脱出しようとすること
完全に逃げられない限り負けにはなりません。

ただし姫がカプセルから出されると、定期的に増える悲鳴ポイントを得られなくなるため、ポイントを増やす装置が十分に置かれていないとジリ貧になります。
さらに姫を担いでいる敵を倒しても、姫はその場に座り込み、そこに敵が来るとまたすぐ奪還されます。

姫の元に到達されずにクリアすると「王冠」が貰え、上位のエリアや上級ステージをアンロックするにはこれを集める必要があります。

ただ、ゲームの難易度はそんなに高くありません
プラント vs. ゾンビと同じぐらいの難易度で、タワーディフェンスに慣れている人ならサクサク進めますね。
お助けアイテムも強力で、初心者から上級者まで楽しめるようになっています。

以下は Youtube で公開されているプレイ動画です。



価格は 300 円。 クオリティーを考えると、値段以上の価値があると思います。
コインやお助けアイテムを課金で買うことも出来ますが、必須ではありません。

若干残念だったのは、クリア後のボーナスモードである「エンドレス」が、エンドレスとは名ばかりの既存ステージを繰り返しプレイするものだったこと。
でもあくまでおまけモードの話だし、ステージ数は 3x15 で全 45 ステージあるので、相応のボリュームです。
これと言った明確な欠点はありません。

悪側が主人公という点で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ゲームはなかなかの秀作です
タワーディフェンスが好きな人にはオススメですね。

Castle Doombad (iTunes が起動します)

【お知らせ】iPhone おすすめゲームアプリ タワーディフェンス編 公開

本家の iPhone AC で公開中の、ジャンル別・厳選おすすめゲーム紹介ページ。
新たに「タワーディフェンス編」を追加しました。

タワーディフェンス(TD)は iPhone アプリによってメジャーになったジャンルであり、スマホやタブレットに最適なゲームのスタイルの1つですね。
一時のブームは過ぎましたが、それでも秀作が数多く出続けている人気ジャンルです。

今回は 10 作品を選出しました。
メジャーなタワーディフェンスを一通り含めたので、意外性のないラインナップではありますが、定番と言える TD はこれを見れば簡単に把握できると思います。

iPhone おすすめゲームアプリ タワーディフェンス編

なお、巷では RTS とタワーディフェンスの区分けがごっちゃになっている感じも見受けられますが、この点はあまり意識していません。
一本道 RTS とタワーディフェンスはスマホからメジャーになった新しいスタイルのゲームなので、ジャンル分けが曖昧になるのも仕方のないところ。
一本道型の RTS は呼び名も一様ではありませんしね。

今回も選出したアプリとその理由、及び候補にしたけど除外した「次点」のアプリとその理由を以下に掲載いたします。
評価は私の独断と偏見なので、その点はご了承下さい。

【 選出作品 】

Fieldrunners / Fieldrunners 2 (選出)
近年のタワーディフェンスの流行は、Fieldrunners の大ヒットと、数々のゲーム賞の受賞、それに伴うメディア露出によって始まりました。
タワーディフェンスを語る上で絶対に欠かせない作品。
今は続編の Fieldrunners 2 が出ているので、こっちの方がオススメ。

geoDefense / geoDefense Swarm (選出)
印象的なワイヤーフレームのグラフィックと花火大会のような演出、高いハマリ性によってユーザーを引き付けたタワーディフェンスの名作。
今となってはちょっと古く見えるけど、でもやっぱり面白いです。

エレメンタルモンスターTD (選出)
日本人向けのシステム&設定で、初心者向けの TD としてオススメ。 でも難易度は結構高く、やり応えがあります。
パズドラの山本プロデューサーが、ガンホー移籍前にハドソンで作った作品です。

Bloons TD シリーズ(選出)
シリーズ作がたくさんあるのでまとめて紹介。 Flash 版も含めると、ユーザー人口はタワーディフェンスの中で最多でしょうね。
オンライン対戦用のアプリも登場し、その勢いは止まりません。

Kingdom Rush Frontiers (選出)
南米発の人気タワーディフェンス。 キャラがちっこいので当初は iPad 版しか公開されていませんでしたが、現在は iPhone でも楽しめます。 でもやっぱり iPad 推奨。
とにかく丁寧に作り込まれた作品で、作り手のこだわりを感じます。

The Creeps! (選出)
ここまでの選出作と比べると若干ランクが落ちるかもしれないけど、それでも遊びやすくて秀作のタワーディフェンス。
難易度が適度で見た目も可愛らしい(?)ので、女性や初心者にもオススメですね。

Sentinel シリーズ(選出)
これも他の選出作と比べると若干ランクが落ちるかもしれないけど、しかしスマホ定番のタワーディフェンスであることは間違いありません。
SF でリアルなグラフィックは Creeps! とは正反対に、完全に男性向けですね。

プラント vs. ゾンビ / Plants vs. Zombies 2 (選出)
2011 年から 2012 年にかけて世界的に大ヒットした作品で、当然の選出。
今や Angry Birds や Fruit Ninja と並び称される、スマホゲームの代表格ですね。

大戦絵巻シリーズ (選出)
選出するかどうか悩んだのですが、「インパクト」という点では突出しているし、当初の欠点も改善されていて長く楽しめるので、選出に含めました。
絵巻物のようなグラフィックと琵琶の弾き語りの BGM は衝撃的です。

Block Fortress (選出)
マインクラフトな開発シーン+ FPS の戦闘シーン+タワーディフェンスという、どのジャンルにすれば良いのか悩む作品。 結局タワーディフェンスのページに含めました。
密かに私の 2013 年のベストゲームです。

【 次点の作品 】

Defender Chronicles / Defender Chronicles II
真横視点の RPG タワーディフェンス。 私がこれを選出したなかったのを意外に思う人もいるかもしれない・・・
実際、2009 年に私が一番ハマっていたスマホゲームはコレです。
しかし同じステージを繰り返して経験値とお金を稼ぐ内容は、今となっては古い印象・・・
Defender Chronicles II は経験値とお金を稼げる致命的バグが発覚し、いきなりバランスが崩壊したのが残念。 でも 2 は今ならオススメではあるかな。

クリスタルディフェンダーズ
スクエニが公開したファイナルファンタジーの世界感を持つ TD。 パズドラとのコラボで一躍有名に。
元はガラケーで公開していた最初期の商用タワーディフェンスの1つ。
PS3 や XBOX360、Wii などでも配信されています。

タワーディフェンス:LOST EARTH HD
Com2uS が「タワーディフェンス」の商標を取って、そのまま「タワーディフェンス」の名で発売した TD。
ルート固定のオーソドックスなタワーディフェンスで、他の TD 経験者には物足りませんが、これから TD を始める人の入門用としては最適。

Space Bandits
Fieldrunners のような自由配置型のタワーディフェンスで、オンライン対戦モードもありました。
完成度の高い TD で、選出してもおかしくないクオリティーでしたが、難易度の高さが普及を妨げてしまい、メジャーに成りきれないうちに Fieldrunners 2 に敗れてしまった印象。

Jelly Defense
タワーディフェンス好きの間で密かに(?)高く評価されている東欧発の TD。
ちょっと独特な見た目と難易度の高さのため、ヒット作にはならなかったのですが、玄人好みのゲームですね。

7cities TD
タワーが経験値を貯めてレベルアップしていく異色の TD。 iPhone 初期の作品の1つ。
タワーが際限なく強くなっていき、それが面白さと独特な戦略に繋がっているのですが、キャンペーンモードだと強くなる前に終わってしまうため、成長を実感しにくかったのが残念。 個人的にはすごく好き。

NINJA TD
iPhone 初期のタワーディフェンスの1つ。 グラフィックのクオリティーが高い作品でした。
タワー(忍者)が5種類しかなく、戦略の幅は狭いのですが、そのぶん初心者でも遊びやすい TD です。

TowerMadness
これも iPhone 初期のタワーディフェンスの1つ。 3D グラフィックが特徴な、ユーザー評価の高い作品。
今となってはグラフィックは見劣りしますが、数少ない自由配置型の TD ですね。

Pew Pew Land / Pew Pew Land II
テンポの良く遊べるルート固定型のタワーディフェンス。 geoDefense っぽいゲームシステムで、難易度が適度で遊びやすい作品。
ただ II は課金要素が強くなったのが残念。 今となってはやや見劣りするかな・・・

CarrotFantasy
中国製の The Creeps!。 ただ Creeps にはない新タイプのタワーなどが加わっていて、楽しめる作品。
クオリティ自体は選出しても良いレベルですが、やはりオリジナルの方を選ぶべきだろうし、今は中国のアプリを選出するのはちょっとコワイ・・・

三国TD - 蜀伝
三国志をテーマにした TD。 見た目はやや地味ですが、タワーが武将になっていて、装備アイテムや特技もあるなど、三国志を知っている人なら楽しめる作品です。
ちなみに「魏伝」もあったのですが、なぜか非公開になりました。

Tiny Heroes
ダンジョンの主となり、訪れる勇者ご一行をトラップで撃退する変わり種の TD。
楽しめる作品ですが、見た目やサウンドがチープで、クオリティ的に見劣りするのが難点。

Tiny Defense
プラント vs. ゾンビを真横にしたような作品。 下の段は地表で、上の段は空。 だから上の方には飛行ユニットしか配置できません。
動きがあまり滑らかでないのが難点ですが、楽しめる作品です。

Space Station: Frontier
四方八方から敵が進攻してくるタワーディフェンスで、どちらかと言うと RTS に近いゲーム性。
資源採掘やエネルギーの補給といった要素があり、システムは難しいのですが、個人的にはかなり好きな作品です。

TapDefense
もう古すぎるため、オススメではないのですが・・・ そもそも iPhone AC というサイトを作ったきっかけは、このゲームの攻略ページを作りたいと思ったのが最初でした。
iPhone で最初のタワーディフェンスであり、当時は爆発的にヒット、このジャンルのパイオニアとなった作品です。

Plants vs. Zombies 2

遊びやすいゲーム性と難易度、次々と登場する新しいしかけ、ポップなデザインのキャラクター、高レベルな演出とサウンドを持つ、世界的な大ヒット作「Plants vs. Zombies」(プラント vs. ゾンビ)
スマホでゲームをしている人なら、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?

その世界的ヒット作に、待望の続編が登場しました。
Plants vs. Zombies™ 2」です。

敵が防衛ユニットを壊しながらひたすら直進してくる、ちょっと変わった直進型のタワーディフェンスです。
セガの「百鬼大戦絵巻」や「チェインクロニクル」などの元になったシステムですね。

F2P(本体無料の課金型ゲーム)になったので ダーククエストReal Racing 3 のようにゲーム性が劣化するのではないかとか、一般的なタワーディフェンスになって全然違う内容になるのではないかなど、色々な噂や心配が飛び交っていたゲームですが、フタを開けてみれば従来通りの内容で、課金も無理に必要ない、良い意味で前作と同じように楽しめるものになっています。
いわば「正統続編」ですね。

前作は日本語版もありましたが、今作は現時点(2013/8)でまだ日本語版は公開されていないのでご注意下さい。

Plants vs Zombies 2

フィールドが縦5列に分かれていて、出現したゾンビがその列をまっすぐ進んできます
途中に障害物がある場合、それを破壊して突き進みます。
プレイヤーは SUN(サン)と呼ばれるポイントを使ってフィールド上に植物を配置し、ゾンビを撃退します。

植物には弾を飛ばすエンドウ豆や、砲弾を投げるキャベツ、地雷となるポテトなどがあり、さらに SUN を生み出すヒマワリや、ゾンビの進行を長時間阻むナッツなど、補助的な役割のものも存在します。
これらを駆使して全てのゾンビを退治すればステージクリアです。

難易度は低めで、誰でも楽しめるものになっています
その一方で、ゲームが進むと次から次へと新しい植物が登場し、ユニークな特技を持つゾンビもどんどん出現、新しいしかけや特殊なイベントステージも現れ、飽きの来ない展開が続きます

ルールも非常に解りやすく、序盤のチュートリアルも丁寧なので、英語版ではありますが、プレイ方法で悩むことはないでしょう。
見た目もポップで、ゾンビが出るゲームですが気持ち悪さはありません。
子供から大人まで、さらにライトユーザーからヘビーゲーマーまで、幅広く楽しめる内容と言えます

Plants vs Zombies 2
※まずはヒマワリを配置して SUN の産出量を増やしましょう。 そしてゾンビが出た列にエンドウ豆を置いて、さらに盾役のナッツで守りを固める。 これが基本です。
慣れてきたら序盤のゾンビは地雷ポテトで撃退し、ヒマワリの設置を優先しましょう。


Plants vs Zombies 2
※前作にも登場したこの2人。(1人と1台?) なんと今回、車がしゃべります。
そして舞台はなぜか古代エジプトへ・・・


前作との違いですが、まず植物を一時的にパワーアップさせる「シード」が出現するようになりました
これを与えた植物は、例えば弾を撃つエンドウ豆なら超連射を行い、砲弾を投げるキャベツなら一度に敵全員を攻撃、ヒマワリに使えば大量の SUN を生み出します。
シードはいくつかストックできるので、いつ使うかもポイントになりますね。

また今回は集めたコインで、ゾンビを直接攻撃できる効果を発動させられるようになっています。
ただ、前述したように難易度が低く、無理にこのモードを使わなくてもクリア出来るので、慣れている人ならコインは貯まりまくることになるでしょう。

※難易度はアップデート後、当初より上がっています。
ただ慣れている人なら、アイテムが無理に必要なレベルではありません。


今回はコインはショップでは使えません。
前作はコインで特殊な植物や、「装備スロット+1」などの恒久的なパワーアップを買うことが出来ましたが、今回はこれらのパワーアップはマップ画面で特定の場所に行くことで入手するようになっています

マップ画面も今回から追加されたもので、ここで次に挑戦するステージを選びます。
また複数のルートがあり、「」を鍵で開くことで、アイテムがある場所や特殊ステージに向かうことが出来ます。
鍵はゲーム中にゾンビがランダムで落とします。


※アップデートでルートは一本道になりました。
よってステージをクリアしていけば、パワーアップは必ず入手出来るようになっています。
また「鍵」と「扉」はなくなり、鍵を集めなくても先に進めるようになっています。


Plants vs Zombies 2
※シードを使ってエンドウ豆をパワーアップさせ、豆を超連射しているところ。
このシードのおかげで、ゲームの難易度はさらに下がりました。
追加課金型のゲームになりましたが、無課金でも全く問題ない難度ですね。
なお、このステージはトロッコをつまんで上下に動かすことができ、その上にある植物を移動させられます。


Plants vs Zombies 2
※(このマップはアップデート前のものです)

本体無料のアプリになったので、当然のように課金要素があります。
今作の課金は「課金用植物の購入」「恒久的なパワーアップの購入」「扉を(鍵を使わずに)開く」「次のエリアに進むゲートを開く」の3つ。
コインも課金購入できますが、前述したように慣れている人ならコインは余るので、購入する必要はありません。

課金用植物と恒久的なパワーアップの購入は、課金通貨で買うのではなく、直接現金で買います。
ただ、恒久的なパワーアップのいくつかはマップ上でも獲得できます。
課金植物は現金購入するしかありませんが、前述したようにゲームの進行に合わせて新しい植物がどんどん登場するので、必須なものではありません

次のエリアに進むゲート(スターゲート)は、クリア評価の「★」を集めるか、課金しないと開きません。
この★はステージを再度プレイして、「★の獲得条件」を満たすことで手に入ります

ただ、この★集めが必要な点が、今作の気になる部分と言えます
メインステージを再度プレイすると言うことは、同じステージを何度も繰り返す訳であり、「テンポ良くゲームが進み、新しいステージになるたびに新しい植物とゾンビが登場する」という PvZ の楽しさが損なわれています。
前作では全く感じなかった「作業感」を感じてしまいますね


加えて★の獲得条件は、当然ながら現時点では英語で表記されています。
このため
前作は英語が読めなくても問題なかったのですが、今作は若干の英語力がないと、この条件で困ることになります

※★を集める要素はアップデートで削除されました。
現在は全ステージをクリアすれば(もしくは課金すれば)、無条件で次のワールドに進めるようになっています。


Plants vs Zombies 2
※★の獲得条件の一例。 画像の場合だと「植物を1つも壊されない」「SUN の使用量を 1250 以下に抑える」「敵に突破されない」になります。
他に、以下のような条件が出る場合があります。
・Never have more than 14 plants (植物を 14 以上置かない)
・Don't spend any sun for 30 seconds (30秒間 SUN を使わない)
・Defeat 12 Zombies in 15 seconds (12秒以内にゾンビを15体倒す)
・Don't plant on Dave's mold colonies (小さなスライムの場所に何も入れない)
・Don't let the zombies trample the flowers (花のラインを超えさせない)
また、地雷系の植物が禁止されている場合もあるので注意。


Plants vs Zombies 2
※課金用の植物。 前作でおなじみだったものがあるので、欲しくなるところですが、無理に必要ではありません。
それに正直、植物1つの値段としては、ちょっと高いですね・・・


全体としては、本当に良い意味で「前作のまま」です。
グラフィックやキャラクターの動きはより細かくなっていますが、遊びやすい難易度、ゆったりとした展開と BGM、ユニークな演出など、すべてが「PvZ らしい」です。

課金の必要性も全く感じず、正直これだけ知名度があるゲームで、難易度も低いのだから、フリーミアムにしたら返って収益は下がるんじゃないか? と思うほどですね。

今回も世界的な定番アプリになることは確実でしょう
間違いなくオススメで、スマホやタブレットを持っているなら、一度は試しておくべきアプリだと思います。

Plants vs. Zombies™ 2 (iTunes が起動します)

 iPhone AC

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