iPhone AC 番外レポート

iPhone AC でまだ取り上げていないアプリの感想などを表記しています。

その他

Slayer Pinball Rocks HD

デスメタル・ロック・ピンボール!
The Deep」や「Jungle Style」などの iPhone 定番ピンボールでおなじみの「OOO Gameprom」が開発した、新しいピンボールアプリ。
それがこの「Slayer Pinball Rocks HD」です。

名前に HD が付いている事から解るように iPad に対応していますが、iPhone / iPod touch でも普通に遊べます

発売元が「Sony Music Entertainment」になってたので、「えぇ? ソニーが iPhone アプリ発売!?」とか思ったのですが、このアプリはアメリカのヘビメタロックバンド「Slayer」をテーマにしていて、その Slayer がソニーミュージックの所属なので、アプリの販売元も Sony Music になっているようです。

slayer

ヘビメタ・ロックバンド「Slayer」はバイオレンスや恐怖などをテーマにした「デスメタル」に近いバンドで、そのためこのアプリも非常に毒々しい猟奇的なデザインになっています。
一方でレーンがギターになっていたり、派手なライトアップが行われたり、歓声やシャウトが聞こえるなど、ロックをテーマにしている事が良くわかる演出も盛り込まれています。

ピンボールとしては、いかにも「Gameprom らしい」ピンボールですね。
DeepJungle Style と同じくボールに合わせて画面がスクロール&拡大縮小するため迫力があり、ボールの動きも不自然さがなく、非常に滑らかです。
立体的なしかけや閉じられた特殊エリアが設けられている点も、良い意味で「毎度おなじみ」といった感じです。

ただ、今までとちょっと違うのは・・・ こんなに毒々しいデザインなのに、意外と難易度が低めなこと。
Jungle Style が難しかったので、難易度を改めたのでしょうか?

フリッパーがかなり高く上がるのでボールをホールドしやすく、狙った場所に撃ち込みやすくなっています。
レーン(通路)にも通しやすく、全体的にプレイしやすいです。
またアウトレーン(フリッパーの外側にある入るとアウトになる通路)に落ちても、フリッパーを上げてタイミング良く揺らすことで、非常に容易に復帰させることが出来ます

slayer2

アウトレーンから「揺らし」で復帰するのは OOO Gameprom のピンボールの必須テクニックですが、これがすごーくやりやすいので、ハッキリ言ってアウトレーンでアウトにならない
普通に真ん中から落ちてもボールがアウトレーンの方に転がっていけば、揺らして復帰できます。
「マルチボール」も一度そのモードになると、ボールを落としても何度か自動で補充してくれるため、長時間持続します。

高速で玉が撃ち出されるしかけが多いため、何もかも初心者向けという訳ではありませんが、明らかに今までの作品より難易度は低めですね。
その一方で、プレイヤーのテクニックが反映されやすいレイアウトになっている印象です。


やはり OOO Gameprom のピンボールは質が高く、オススメできるアプリですね。

実は現時点(6/23)では、プレイ後のネーム登録で進まなくなる(修正されました)、起動時にバグる場合があるなど、ちょっとおかしい部分も見受けられるのですが、アップデートで修正されると思うし、現在セール(350円)が行われているので早めに取り上げました。
(定価は 600 円のようです。 Gameprom のピンボールとしては高めですが・・・)

ちょっとヘビメタ独特の猟奇的なデザインが好き嫌いあると思いますが、完成度は高いです。
iPad に対応しているのも、持っている人には嬉しい点でしょう。

Slayer Pinball Rocks HD(iTunes が起動します)
 

eBoy FixPix

これはゲームなのか何なのか・・・
iPhone / iPod touch を傾けて、ズレている絵を正常な形に修正するポップアート系ショートゲーム
それがこの「eBoy FixPix」です。

ポップで独特なドットグラフィックをデザインしたのは、「Beat It!」のデザインを手がけた所と同じようですね。

非常に iPhone / iPod らしいゲームで、今後 Apple の広告などにも使われそうなアプリです。

fixpix

絵の中の様々なパーツが iPhone / iPod touch 本体の傾きによって動きます。
動く速さはパーツごとに異なり、それらを正常な位置に移動させるとクリアとなります。
ステージによっては絵が千切りや輪切りのようになっている事もありますが、「本体を傾けて正常な位置を探す」という内容は変わりません。

早いときは1ステージがほんの数秒で終わりますが、ステージ数は 100 もあり、しかも毎回違うグラフィックが表示されます!
おかげでテンポ良くプレイ出来るうえに、やってて飽きません
センスあるポップアートは見ていて楽しく、ルールも解りやすいので、誰にでもオススメ出来るアプリです。

ゲーム内容を文章で説明するのは難しいので・・・ 実際にやってみるのをお勧めします。
メーカー公式サイトで Flash で動く体験版が公開されているので、試してみたい方はパソコンから以下のサイトにアクセスしてみて下さい。
http://www.eboyfixpix.com/index_jp.html


前述したように早いときは数秒でクリア出来るので、集中してやるとあっという間に 100 ステージ終わってしまいます。
それほど長く楽しめないのが難点でしょうか。
でも、これだけ多彩なグラフィックが用意されていると、ボリュームが少ないという印象は受けませんね。
人によっては物足りないと思うかもしれませんが、私的にはこの「サクサク感」も良いところだと思います。

価格は 230 円で、遊べる時間を考えると高いかどうか微妙なところですが、私的にはオススメしたいアプリです。
非常に iPhone / iPod らしい、シンプルながら異彩を放っているアプリなので、一見の価値はあると思います。

eBoy FixPix(iTunes が起動します)
 

Apple Design Awards 2010 (iPhone アプリ編)

先日の記事に続き、iPhone 4 や次期 iPhone OS(iOS 4)が発表された米アップルの発表会「WWDC 2010」の中で行われた、アップルが選出した優秀アプリの表彰「Apple Design Awards 2010(ADA2010)」の受賞アプリをご紹介します。

今回は iPhone 用アプリケーション部門
iPhone 用となっていますが、iPod touch でもほぼ動くし、iPad でも動作可能です。


20 Minute Meals - Jamie Oliver (iTunes が起動します)

これはイギリスやアメリカで活躍する料理人「ジェイミー・オリバー」さんが監修した料理レシピアプリです。
デザインがハイセンスなだけでなく、実技シーンをストリーミングによる動画で見ることも出来る、全体的に優れたアプリです。
ただし英語が解らない人には活用できません。

料理レシピアプリとしてみるとレシピが 60 しかないのに 900 円もするので、日本で公開されいてる「ココロとカラダのバランスレシピ」の方がいいですね。

ただ、こうした辞典的なソフトが受賞したのは、なんとなく頷けます。


Articles(iTunes が起動します)

これは Wikipedia リーダーです。
入力した情報の Wikipedia のページを表示し、個別に「お気に入り」に分類することが出来ます。
日本語にフル対応なのも嬉しいところです。

Articles

ただ、Wikipedia リーダーには他にも「Wikipanion(iTunes起動)」など複数のものがあり、また Wikipedia は標準のブラウザ(Safari)で見ても iPhone に最適化した見やすいレイアウトで表示してくれます。
しかもこれらなら無料で利用できます。

Articles は 350 円するので、それだけの価値が見いだせるかどうかがポイントになる訳ですが・・・
確かにシンプルにまとまった表示は見やすく、冒頭の注意事項などもカットできるので、機能的にも優れています。
ただ、たまにしか iPhone で Wikipedia を利用しない人だと、Safari で十分かなぁ、というのも本音ですね。

Articles の最大の特徴は、GPS で現在地を探知して周辺マップを表示し、名所などにはピンが立ち、それをタップすることで詳細を Wikipedia でチェックできる機能がある事でしょう。

でも Wikipedia のページに位置情報がないと表示されないためか、意外にピンが立つ場所は(少なくとも日本では)あまりありません。
超有名な名所と駅ぐらいですね。
私は田舎に住んでいるので、これを使っても駅以外、ピンはどこにも立ちません。

これは観光用のアプリなのかなぁ、と思います。
例えば京都や東京に旅行に行き、行った先でこの機能を使うと、周辺の名所の所在地と、その詳細を確認する事が出来ます。
この場合は確かに便利だと思います。
でももうちょっとピンが立つ場所が増えないと、実用性に乏しいかな、と思いますね・・・


Brushes(iTunes が起動します)

お絵かきソフトです。
iPhone のお絵かきソフトはたくさんありますが、表彰されるだけあってこれが一番使いやすいのではないでしょうか。
各種のブラシがそろっており、色やサイズや透明度なども変更しやすく、絵の拡大縮小もスムーズで、レイヤーにも対応。
スポイトは大きな円が出て選択個所と選択色が見やすくなっています。
アンドゥ(一手戻る)も、かなりの手順を戻す事が可能です。
とにかく操作性が良いです。

レイヤー(アニメのセル画のようなもの)は最大4枚まで配置可能で、保存されている写真や画像をレイヤーとして使う事も出来ます。

Brushes

こんな風にカメラで撮った画像の上にラクガキとかも出来ますね。
写真の上に置いたレイヤーにラクガキすれば、ミスって消しても元の写真はそのままです。
レイヤー全体に透過をかける事も可能です。

iTunes で紹介されているような綺麗な絵を書くのは相当大変な気がするけど・・・
多機能かつ操作性の良い「写真ラクガキアプリ」という使い方もできます
もちろん画像はアルバムに保存してメールなどに使用出来ます。
価格は 600 円と高めですが、機能を考えると妥当かなと思いますね。


Doodle Jump (解説/攻略ページへ)

このアプリはおなじみですね。 ショートゲームの世界的大定番です。
シンプルなルールですが思わずハマってしまうゲームです。

doodlejump

詳しくは攻略ページをご覧下さい。
ADA2010 はメディアや一般向けの選考が行われているので、それと販売数を考えると、やはりこのゲームが選ばれる事になるでしょうか。


Real Racing (iTunes が起動します)

非常にリアルなレーシングゲーム
システムや演出などは明らかに PS2 や PSP の「グランツーリスモ」を意識している印象です。
非常に綺麗でリアルな風景が iPhone 3G でも(ややひっかかる場合があるものの)とても滑らかに動きます

realracing

私的には、初めてグランツーリスモを見た時と同じぐらいの衝撃を受けました。
ゲーム性については、自動でスピード調整してくれる点が特徴的です。
レース中にコースが表示されないのが私的に気に入らないのですが・・・ 詳しくは後日改めてレビューしようと思います。

「レーシングゲーム」というジャンルのおかげで、万人向けではないのですが、そのグラフィックが選考の理由でしょうか。
「見栄え」という面ではピカイチのアプリでしょうからね。


以上が、「Apple Design Awards 2010」の受賞アプリです。
ざっと見てわかる通り、文書リーダー/教育/実用/ゲームのアプリがバランス良く選出されていて、内容はもちろん、使いやすさと見た目の良さも重視されています。
ただ、全体的に納得できる受賞ではあるものの、「ややマスメディア向けかなー」という印象も受けますね。
意外性のある選出はありませんでした。

でも受賞アプリはどれも非常に優秀な、定番と言えるアプリであることは間違いありませんね。
  

Apple Design Awards 2010 (iPad アプリ編)

iPhone 4 と次期 iPhone OS(iOS 4)が発表され、各メディアで話題になっていた米アップルの開発者向け発表会「WWDC 2010」。
この WWDC 2010 では、アップルが技術・アイデア・デザインなどを総合的に評価して選出した優秀アプリの発表「Apple Design Awards 2010(ADA2010)」の表彰式も行われました。

そこで今回は、その ADA2010 に選ばれたアプリをご紹介していきたいと思います。

ただ先に言っておきますが、その中には日本非対応のものや、今さら紹介するまでもないメジャーなものも含まれているので、全部が有益だったり新情報だったりする訳ではありませんのでご了承下さい。

何というか、iPad と iPhone の機能をアピールするためのアプリが選ばれている印象です。

まずは、iPad アプリケーション部門から。
でも全部 iPhone 版も存在しています。


Financial Times iPad Edition (iTunes が起動します) icon

これはイギリスの新聞でアメリカ版も存在する「フィナンシャルタイムズ紙」が読めるというもの。
もちろん英語なので日本人が読んでもほとんど解りません
日本で言うところの「産経新聞」に相当するものと言えるでしょうか。

まあ、次世代の活字媒体を目指している iPad としては、「いかにも」な選出と言えますね。


Flight Control HD (iTunes が起動します) icon

まいどおなじみ(?) Flight Control の iPad 対応版
詳細はすでに攻略ページで解説しているのでそちらをご覧下さい。
iPad 版は画面が大きいため、飛行場が2つある新マップなども追加されています。
まあドロー系ゲーム(指で線を引いてプレイするタッチパネルに最適化したゲーム)としては定番なので、選出されるのも納得です。


Pinball HD(iTunes が起動します) icon

これは iPhone 定番のピンボール「The DEEP」と「Jungle Style」と「Wild West」の3つが iPad 用にリファインされて3つセットで販売されているアプリです。
画面が大きくなり、台の表示も一部変更されていますが、ゲーム自体は iPhone 版と同様です。
これもある意味「おなじみのアプリ」であり、納得の受賞と言えます。
ピンボールだとゲームとして解りやすいというのもありますしね。


Star Walk (iTunes が起動します) icon

夜空の星空を映すと、そこに星座を表示してくれるアプリ。
月の満ち欠けや天体に関する様々な情報も表示される、星が好きな人にはたまらないソフトです。
これは iPhone 版(iTunes が起動)も以前から高評価を得ています。

ただ、このアプリのウリの「現在地から眺めた星空の星座を表示する機能」は iPhone 3GS のコンパス機能と GPS が必要なため、iPhone 3GS ユーザーでないと活用できません。
私は iPhone は 3G しか持っていないので、残念ながら対象外・・・
たぶん GPS が使えない iPad の Wi-Fi 版でもフル活用は出来ないんじゃないかと思いますが・・・ iPad にはコンパスはあるようだけど・・・

まあ、こうした学術系アプリが受賞したのは納得ではあります。


TabToolkit(iTunes が起動します) icon

ギターの楽譜(Tab譜)表示用のソフト。 様々な楽曲の譜面をダウンロードして表示できます。
iPad だと画面が大きいのでさらに便利なようで、数多くの楽譜をデータベース的に保存しておけるので非常に有用なようです。
もちろんギターをやっている人でないと意味がないので、私にはよく解らないのですが・・・
以前から iPhone や iPad の広告などで紹介されていたアプリですね。


時間がないので、iPhone アプリ編はまた明日ご紹介します。
 

Coin Dozer

ゲームセンターでよく見かける古典的なコインを落としゲーム
それが iPhone / iPod touch アプリになりました!
それがこの「Coin Dozer」です。

シンプルですが無料で楽しむことができ、思わずハマってしまう楽しさがあります。
私も最近、毎日1度はこのゲームをプレイしていました。

旧バージョンにはバグがあり、条件を満たすとコインがいくらでも増える問題がありました。
(特殊コインを取った時のボーナスが、全コインに適用されるバグがあった)
それが修正された後、旧バージョンをやっていた人から「コインが増えなくなった! フザケルナ!」という意見が続発、そのため iTunes のレビューが荒れまくっていますが・・・

今からやる人はそんなの関係ないし、コインがいくらでも増えた状態は本来のバランスではありません。
今の状態でも十分面白いアプリだと思います。

coindozer

画面上部をタップするとコインを落とせます。
数枚のコインをまとめて落とす事も可能です。
落としたコインは前後している壁に押され、それにより場にあるコインが手前に押し出されます。
手前の穴に落ちたコインは自分のものになります。
誰もが1度はゲーセンで見たことがあるでしょう。

たくさんのコインをまとめて落とすと「スペシャルコイン」が出現、それをゲットすると大量のコインが投下されたり、巨大コインが落ちてきたり、左右のガーターゾーンに一定時間壁が出来るなどの効果が生じます。
たまに「ヨーヨー」や「ぬいぐるみ」などが落ちてきて、それを集める事でゲームが有利になる特典を得られるという楽しみもあります。

コインは1枚1枚「物理シミュレート」されていて、意外に高い技術が使われています。
ただそのために、多数のコインがまとめて動くとやや重くなります

コインは時間で補充されます
プレイ中は30秒で1枚、ゲームをしていない時は1時間で5枚ずつ蓄積され、最大 40~50 枚貯まります。
使い切ったら、続きはまた明日(もしくは数時間後)という感じですね。
この点は賛否あると思いますが、ハマり過ぎないので悪くないと思います。
どうしても続きがしたい人は・・・ 邪道ですが、iPhone の日付をいじると・・・

シンプルながら非常にハマり度の高いゲームです。
ゲームセンターのコイン落としが、何十年経っても現役で稼働している理由が解りますね。


前述したように iTunes のレビューには「アップデートでコインが貯まらなくなった! 最悪だ!」と叫んでいる意見が多くあります。
でも、いくらでもコインが貯まるんだったらもうゲームとは言えない訳だし、バグでそうなっていたのだから修正されるのは当然で、私は今の状態が正常で、かつ十分に面白い内容だと思います。

ただ、バグでコインが増えまくる状態は「がんばってアイテムを溜めて、その末にやってくる状態」だったため、それはある意味「パチスロのフィーバー状態」だった訳で、そういうのがあるというのもゲームの面白さであった事は確かでしょう。

アップデートで怒っている人は「フィーバーが終わって怒っている人」のように私には見えます。
フィーバー中は確かに楽しいので、それが終わったら気に入らないのは当たり前ではありますが・・・ でも、「ずっとフィーバー」でどこまで楽しいのかも疑問で、この辺りは難しいところです。
ただ、「何かのタイミングでコインがドーンと増える演出」も欲しいのは確かですね。


ともかく、「Coin Dozer」は私的にはオススメです。 何より無料ですし。
iTunes のレビューが荒れていますが、これから始める人には関係ない意見ばかりなので、内容の是非は自分でプレイして判断するのをオススメします。

アップデートも割と頻繁で、先日のアップデートではコインの動作の改善や、アプリを落とした時に配置がリセットされていた問題などが修正されました。

私的には、有料でも良いからもっとパワーアップしたコイン落としゲームもプレイしたいなぁ、なんて思います。

Coin Dozer(iTunes が起動します)
 

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