iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

戦略/戦術SLG

Battle Fleet 2

本格的な海戦を楽しめる、太平洋戦争を舞台にしたターン制の戦術シミュレーションゲームが登場しています。「Battle Fleet 2: WW2 in the Pacific」です。

※アップデートで大西洋の戦いが追加されたため、アプリ名が Battle Fleet 2: WW2 Naval Strategy に変わっています。

船の向きと速度、砲撃方向と距離を細かく設定しながら戦う、海戦らしい独特のシステムを持つ作品で、一般的なターン制 SLG とは大きく違う内容になっています。
3D グラフィックで表現されたリアルな軍艦が撃ち合うシーンも見どころですね。

日米の双方でプレイ可能で、メッセージは英語のみですが、ゲーム中のボイスにはまともな発音の日本語も使われています。
ただし、このアプリは現時点で iPad 専用ですのでご注意下さい。

Battle Fleet 2

まずは戦略マップが表示され、ここで敵のいるエリアに軍艦を移動させると戦闘シーンになります。

戦略マップといっても、そんなに深い戦略性がある訳ではありません。
出来ることは移動と建造ぐらいで、あくまで海戦がメインですね。

軍艦の名前はランダムで付けられていて、船ごとの細かい能力値がある訳ではありません。
ただ、赤城や飛龍、金剛や榛名など、史実で活躍した軍艦の名前が使用されており、空母に長門と付いているようなヘンなこともないので、相応にリアリティはあります。
駆逐艦より小さい海防艦(フリゲート)と呼ばれる艦種も存在します。

海戦シーンでは、各艦が順番に行動を行います。
MOVE を選択すると進行方向を示す矢印と、速度を設定するメーターが現れ、これで移動指示を出します。
移動先を指定するのではなく、進路と速度を設定する訳ですから、移動後の正確な位置は実行してみないと解りません。

もし艦隊が密集している場合、ヘタに動くと衝突する危険もあります。
実際に軍艦の衝突事故は多数起きていますが、その辺の難しさも再現されていますね。

FIRE! を選ぶと砲撃を行います。
これも実行する砲塔を選択した後、砲撃する方位と距離を指定します。
しかし距離は目算で測るしかないので、実際にどこに撃ち込まれるかは撃ってみないと解りません。

ただ、砲撃は砲塔ごとに行え、砲によっては複数回の射撃が可能です。
まず副砲で撃って着弾地点を見て距離を測り、それから主砲で撃つといった着弾観測が可能で、重要な攻略法になっています。

軍艦は 3D グラフィックで表現され、実際に「立体」として処理されています。
よって若干弾が飛びすぎても、出っぱっている艦橋に当たったりするので、少し長めの距離で撃った方が当たりやすいですね。
陸上の沿岸砲台を撃つ際は、山の上にあることを加味して撃たなければなりません。

空母の場合、艦載機を飛ばせます。
正確に狙いを付けられるので使いやすいのですが、相手の対空射撃で追い返される場合があります。
魚雷を搭載している船もあり、当たれば強力ですが、射角と射程が少ないので使いやすいとは言えません。

Battle Fleet 2
※射撃時には距離 2000 を示すラインが表示されるので、これを目安にしましょう。
難易度が低ければ 1500 と 3000 にラインが引かれます。
沿岸砲台は距離 +200 ぐらいで撃つのが目安ですが、結構当てにくいので、空母があるなら爆撃した方がいいかも。
魚雷は水平に飛んでいくので、弾を落とす位置を考慮しなくても構いません。
ただし射程距離に達すると勝手に爆発するので、外れた魚雷が 10 キロ先の戦艦にぶち当たるとかいう事はありません。


Battle Fleet 2
※空爆はまず攻撃の「中心点」を設定し、それから飛行機が飛んでいく方向を指定します。
空襲時にはその方向に沿って爆弾を連続で落とします。
ただ投下位置が結構バラ付くので、連続ヒットすることもあれば、当たらずに終わることも。
空港や空母の場合、航空隊を防空用にスタンバイさせることが可能で、そこに爆撃に行くと反撃を食らいます。


戦闘に勝利すればそのエリアを占領でき、戦果に応じて★(資金)も得られます。
★が貯まれば港のあるエリアで船の建造を行うことができ、任意の艦種を作れます。
建造に時間はかからず、瞬時に完成します。
なお、修理も港のあるエリアで行います。

建造する場合、船の武装を好きなように設定できます。
装備できる砲には制限があり、搭載できる一番大きな砲を積むのが基本ですが、対空砲を多くして空爆に強くしたり、魚雷を満載して重雷装巡洋艦を作ることもできます。

最終的に全てのエリアを占領すれば勝利。
1つのエリアにいくらでも軍艦を配置できるため、戦力を集中して敵を各個撃破していけば、そのまま押し切れてしまいます。
(ただし現在は軍艦が多過ぎる状態で戦闘するとバグる問題があります。 1エリア 20 隻以下にしておいた方が無難です)

戦闘が独特なため、最初は戸惑うと思いますが、戦略シミュレーションとしての難易度はそんなに高くありません。
ENSIGN(少尉)、LIEUTENANT(大尉)、CAPTAIN(艦長 / 大佐)の難易度がありますが、いきなり CAPTAIN でやっても良いレベルですね。

難点は、戦闘にかなり時間がかかること。
移動や砲撃1回ごとに方位と距離を設定するため、進行ペースは遅めです。
船の数にもよりますが、1回 30 分はかかりますね。
じっくり構えてやるゲームと言えるでしょう。

Battle Fleet 2
※ 建造画面。 搭載スペースの数と位置は船によって異なります。
駆逐艦や巡洋艦の船首に魚雷を付けて突撃するのも面白いですが、基本的には砲を搭載しましょう。
対空砲も欲しいところですが、敵の空爆は対空力の低い船を狙って来ます。


Battle Fleet 2
※戦闘中にステータス画面を表示すると、横から見たシーンが表示されます。
武装以外は同じ艦種なら同じ見た目ですが・・・ やはり 3D だとカッコイイですね。
画像の船は副砲が燃えていますが、ダメージ個所によって設備に被害が出ます。
舵が壊れると曲がらなくなり、直進するのみになってしまいます。


価格は 1000 円。 追加課金はありません。

やや取っ付き辛いシステムですが、太平洋戦争の「海戦」をテーマにしたシミュレーションとしては、「それらしさ」は一番だと思います。
それでいて、解りやすいルールにまとめられていますね。
戦闘が長いので手軽とは言えませんが。

潜水艦が欲しいとか、もっとシナリオや装備が欲しいとか、欲を言うとキリがありませんが、「ストラテジーゲーム」が好きな人なら、十分に楽しめるゲームです。

※現在はアップデートで潜水艦や、1から軍備を整えていくモードが追加されています。

・Battle Fleet 2: WW2 Naval Strategy(iTunes 起動、iPad 専用)

Desert Fox: The Battle of El Alamein

先月 26 日、注目の戦車戦ゲーム「World of Tanks Blitz」が発売されましたが・・・
同日、戦車戦を扱ったウォーボードゲームも発売されていました。

第二次世界大戦の北アフリカで行われた、砂漠の狐・ドイツアフリカ軍団 VS 砂漠の鼠・イギリス機甲師団の戦闘「エルアラメインの戦い」をテーマにしたアプリ。
「Desert Fox: The Battle of El Alamein」です。

この作品は iOS で展開されているウォーゲームシリーズ「Crisis in Command」の3作目で、1作目の Battle of the Bulge(バルジの戦い)、2作目の Drive on Moscow(モスクワ侵攻戦)と共通のシステムを持っています。
かなり玄人向けの設定やルール、難易度を持つ本格派のウォーシミュレーションなので、万人向けではないのですが、好きな人にはたまらない内容ですね。

前作までは最初は iPad 版のみで、iPhone にはアップデートで対応していたのですが、今回は最初から iPhone / iPad の双方に対応しています。
ボードゲームのアプリとしては、グラフィックやサウンドなどのクオリティーも高いです。

Desert Fox The Battle of El Alamein

舞台となっている「エルアラメインの戦い」について簡単に説明すると・・・
時期的には第二次世界大戦の中期にあたります。

大戦初期のドイツの無双ぶりを見たイタリアは、「よーし、パパもやっちゃうぞー」とギリシャやエジプトに進軍、ヘタリアぶりを発揮して各方面で負けまくります。
イタリアに泣き付かれたドイツは、そのままでは地中海方面を連合軍に押さえられてしまうため、仕方なく援軍を派遣。
こうしてはるばる北アフリカに赴いたのが、「砂漠の狐」ことロンメル将軍の率いるドイツアフリカ軍団、通称 DAK です。

ドイツアフリカ軍団はイタリアと共にイギリス植民地の皆さんを撃退しますが、イギリスも部隊を派遣して反撃を開始、そのためドイツ軍は一旦後退します。
そして翌年、イギリスの補給線が伸びきった所で進攻を再開、イギリス軍を撃破して遂にエジプト前面の「エルアラメイン」まで迫りますが、ここでイギリスの司令官モントゴメリー将軍が登場、地雷を使って防衛陣地を構築します。

進撃によって今度はドイツの補給線が延びきっており、本国から遠く離れているため増援も乏しく、連戦の疲弊もあってドイツ軍はボロボロ。
それでも夜襲で地雷原を突破しようとしますが、砲撃と空爆でフルボッコにされ、迂回するための燃料も届かず、ドイツ軍は多大な被害を受けて敗退。
ロンメル将軍も持病でリタイアし、こうしてドイツアフリカ軍団の活躍は終わりを告げました。

今回はこの流れが、そのままボード上で再現されます。
つまり普通にやると、それでなくてもボロボロの状態でスタートするドイツ軍は地雷原でボコボコにされ、戦車は慢性的な補給不足に陥り、たまに補給できても空爆で妨害され、次々やってくるイギリスの援軍に押し込まれる事になります。

Desert Fox The Battle of El Alamein
※オープニングのワンシーン。 豊富な解説と写真で当時の布陣が再現されます。
解説文は英語ですが、いかにも「ウォーゲーム」って感じでいいですね。


Desert Fox The Battle of El Alamein
※ブリーフィング画面。 エジプト方面に装甲車と戦車を6部隊突破させると勝利になりますが、かなり難しい。
とりあえず勝利点を稼いでの勝利を目指しましょう。
戦闘中にブリーフィング画面を開くと、ノイズのかかった当時のラジオ放送や軍歌が聞こえます。 これがすごく雰囲気あって良いです。


前振りが長くなりましたが、ゲームはターン制の戦略シミュレーションです。
ただし1ターンにすべての部隊を動かせる訳ではなく、指定した1つのエリアにいる部隊のみ動かすことができます。
1つのエリアにユニットは3つまで配置可能です。

移動を終えるとそのユニットは行動終了になり、「時間」が経過して相手のターンになります。
これを繰り返しますが、行動終了になったユニットは日没して次の日になるまで移動できません。

敵と味方が同じエリアに入ると戦闘になります。
ただしこのシリーズは、他のゲームのように部隊がやられまくる事はありません。
余程の戦力差がないとダメージは1か2程度。
しかもそのダメージは耐久力がある部隊が受け持つため、そうそう壊滅しません。

よって戦局はなかなか動きませんが、その動かない状況をいかに打破していくか、数少ない隙を突いていくかが、このシリーズのポイントと言えますね。

勝敗は VP(勝利点)で決まり、特定のエリアを占領するか、敵を撃破すると増えていきます。
逆に部隊が壊滅すると勝利点が減るため、1つの部隊の生死が勝敗に大きく影響します。
勝利点はドイツ軍にのみ存在し、イギリス軍の場合はドイツの勝利点をマイナスにすることで勝利となります。

Desert Fox The Battle of El Alamein
※インターフェイスの詳細。 左上のボタンでキャンセル、右上のボタンで決定。
ちょっと見辛いですが、部隊の横に付いている小さな赤いマークは補給不足を表します。
部隊章が付いているのはエリートユニットで、戦闘に補正を与えます。


Desert Fox The Battle of El Alamein
※戦闘シーン。 両軍がバンバン撃ち合い、ヒットするとコマに穴が空きます。
基本的に防御側有利なので、不用意に突っ込まないように。
戦闘開始前に結果予想が表示されるので、それを参考にしましょう。


そして今作の特徴ですが、前述したドイツアフリカ軍団の状況を再現する、様々なルールが加えられています。

まず、このシリーズは孤立した場所にいる部隊は補給を受けられず、移動や戦闘にペナルティが付くのですが、ドイツ軍は支配地がマップの端まで繋がっていても、補給できるかどうかは運次第になっています。
道がある場所は補給できる確率が高いのですが、窪地などは低くなります。
さらにイギリス軍は毎日最初のターンに「空爆」を行え、任意の場所にいるドイツ軍を一定確率で補給不足にすることが出来ます。

さらにドイツ軍は、最初から部隊が大きなダメージを受けています。
毎日最初のターンに修理や回復を行えますが、1ポイントか2ポイントだけで、運が悪いとゼロ。
ドイツアフリカ軍団の補給不足を痛感せずにはいられません。

そして重要なルールが「地雷」。
敵の地雷が埋まっている場所で戦闘をするとペナルティが付きます。
地形を盾代わりに出来る窪地や丘に地雷も埋まっていたら、突破は非常に困難。
こんなところに突っ込んだら史実通り壊滅ですね。

ただ、地雷はこちらも設置できるので、うまく活用すれば有利に戦えます。
また地雷は歩兵(もしくは自動車化歩兵か偵察車両)で撤去でき、いかに相手の地雷原をなくしていくかが攻略のポイントになります。

そして今作のもっとも特徴的なルールが、週ごとに行う再編(Refit)と攻勢(Offensive)の選択。
週がゲーム内の何日で構成されているかは展開によって変わり、週の終わりにこの選択が提示されます。

再編(Refit)を選ぶと、次の週は休息します。
多めの回復を行え、補給物資を獲得でき、その週に到着する援軍が現れ、部隊の位置も変えられます。
さらに支配地には地雷を設置できます。
ただしそれは敵も同じ。 よって再編ばかりしていると、相手の守りもどんどん強固になっていきます。

攻勢(Offensive)は普通にゲームを進行します。
ただしこれを実行するには(ドイツ軍は)5つの補給物資が必要です。
補給物資は補給不足のユニットを回復させるのにも使えますが、無駄使いすると攻勢に出られなくなりますね。
また得られる補給物資の量はランダムで、足りなくなったら再編するしかありません。
攻勢を選んだ側は、その日の最初に「夜襲」を行うことも可能です。

全体として、守りやすく攻めにくいルールです。
これまでのシリーズも守る側が有利だったのですが、エルアラメインはイギリスが防戦で勝利した戦いなので、尚更そうなってますね。
ただ、今回はドイツも無理に攻勢に出なくても勝てる勝利条件になっています。
むしろイギリスの方が、後半攻勢に出ないといけないルールです。

シナリオはショートシナリオの「Ruweisat Ridge」と「Second Alamein」、メインシナリオの「El Alamein Campaign」の3つがありますが、ショートシナリオは短時間で終わる反面、パズル的な攻略が必要で運にも左右されるため、難易度は高いです。
ここではいきなりメインシナリオの El Alamein Campaign をプレイするのをお勧めします。
ちなみに1つの本体を交互に使う対戦(Face to Face)や、オンライン対戦も可能になっています。

Desert Fox The Battle of El Alamein
※定期的にやってくる命令書。 ドイツ軍だとロンメル閣下のサインが入ります。
Offensive を選ぶには補給物資が5つ必要ですが、入手量はそれより少ないので、ずっと攻勢を続けるのは不可能。
いつ休んでいつ攻めるかも今回のポイントですね。


Desert Fox The Battle of El Alamein
※夜襲シーン。 後半になるとイギリスも仕掛けてきます。
朝の移動と合わせて2回連続で動けるので、部隊の再配置に使うことも出来ます。


価格は 1000 円。 iOS のアプリとしては安くありません。
ただ本格的なウォーシミュレーションで、チープさは全くないので、ファンなら納得できる値段ではあります。

かなりヘビーでマニアックなゲームですが、絶滅しかけのウォーゲームというジャンルを、スマホ&タブレットで非常に高いクオリティーで維持してくれているシリーズであり、この手が好きな人には見逃せないアプリですね。

まったく万人向けではありませんが、これを見て「面白そう」と思えるタイプの人にはオススメです。

・Desert Fox: The Battle of El Alamein(iTunes が起動します)


【 ちょこっと攻略 : ゲームルール補足 】

●攻撃補正

・基本攻撃命中率は戦車 40 %、歩兵や装甲車は 30 %。
・高射砲(Flak)は 40 %、ただし防御時しか対地射撃は当たらない。
・攻撃は耐久力の分だけ実行する。(耐久力3なら3回攻撃)

□攻撃側
・補給不足だと兵科に関わらず基本命中率が 20 %になる。
・攻撃側に補給不足でないエリート戦車がいると +10 %。
・防御側に戦車か高射砲があると -10 %。
・防御側に耐久力が半分以上あるエリート歩兵がいると -10 %。
・ドイツ軍は補給不足でない戦車と歩兵が両方あると諸兵科連合効果で +10 %。
・イギリス軍の諸兵科連合効果は11週目まで適用されない。

□防御側
・窪地は1、丘は2のダメージを地形が肩代わりする。
・補給不足の戦車と高射砲は -10 %。
・自軍の地雷原があると +10 %。
・攻撃側に戦車がいると -10 %。
・夜襲を受けていると -10 %。

□攻撃/防御双方
・敵軍の地雷原があると1つあたり -10 %。
・14週目までイギリス軍は El Alamein 周辺だと砲撃支援を受けられ +10 %。
・15週目以降は場所に関わらず、イギリス軍は夜襲と最初の戦闘で砲撃支援を受けられる。

●地雷ルール

・地雷がある場所では戦闘に修正が付く。
・敵軍の地雷があると撤去するまで支配地にできない。
・地雷は歩兵、自動車化歩兵、偵察車両で撤去を試みることができる。
・撤去成功率は1ユニットあたり、ドイツ軍 30 %、イギリス軍 35 %。
・敵がいない場合、撤去成功率 +20 %。

●空爆と高射砲ルール

・イギリス軍は朝に航空支援により、指定したエリアのドイツ軍ユニットを補給不足の状態に出来る。
・成功率は1ユニットあたり、最初は 50 %、10周目(9月)からは 60 %、15周目(10月)からは 70 %。
・ドイツの高射砲(Flak)があるエリアと、そこに隣接しているエリアは、高射砲の耐久力1あたり成功率 -10 %。
・成功率の最低値は 20 %。

●補給/攻勢ルールとイニシアチブ

・今回は2週間で一区切りになっている。
・週の終わりに、まずイギリス軍が再編(Refit)か攻勢(Offensive)かを選択する。
・ここで攻勢(Offensive)が選ばれたら普通に戦闘が進行する。 イギリス軍が先行となり夜襲も行える。
・イギリス軍が再編(Refit)を選んだら、今度はドイツ軍が再編か攻勢かを選ぶ。
・ドイツ軍が攻勢を選んだら、ドイツ軍の夜襲と先行で戦闘が進行する。 ただし補給物資が5つ必要。
・ドイツも再編(Refit)を選んだ場合は「再編フェイズ」となり、両軍が補充、再配置、地雷設置を行う。

・週の2日目以降、イギリス軍が最初のターンに攻撃を行わなかった場合、その日でその週は終了となる。
・その日の終わりで次の週になる時は、左上の Day の表示が赤くなる。
・2日目以降、最初のターンにイギリス軍が攻撃を行った場合、翌日も戦闘が継続する。 ただし夜襲はなくなる。

・イギリス軍のユニットは再編フェイズになると耐久力の最大値が上がる。 どのユニットが上がるかはランダム。
・孤立したエリアは再編フェイズに敵軍のものになる。 ただし地雷がある場合は別。
・再編フェイズになると、敵地に進攻中の部隊は強制帰還となる。
・再配置できる数は、強制帰還になったユニットがいるとその分だけ減る。
・再編フェイズに戦場に到着したばかりの援軍は、再配置できる数を消費せずに移動させられる。

●その他のルール

・双方とも何も動かさずにパスした場合、その日は終了となる。
・夜襲は歩兵と自動車化歩兵しか行えない。
・夜襲の後は普通の自軍のターンになるので、つまり連続でターンが回ってくる。
・壊滅した部隊は最大耐久力が減り、耐久値が1の状態で、後で援軍として再登場する。
・ただし最大耐久力が1の状態で壊滅した場合は完全に消失する。
・11週目以降、ドイツ軍は1日ごとに勝利点1を得られる。
・15週目以降、ドイツ軍は1日ごとに勝利点2を得られる。
・22週目終了時、勝利点 10 以上でドイツの勝利、-10 以下でイギリスの勝利。

Civilization Revolution 2

※ iPhone AC の Civilization Revolution の攻略ページを2にも対応させています。
http://iphoneac.com/civilization.html

人類 5000 年の歴史を再現した壮大な戦略/開発シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」シリーズ。
その中毒性は「麻薬ゲーム」と言われる程で、世界でもっとも評価されているゲームの1つとして知られています。
そんなシヴィライゼーションを家庭用ゲーム機向けに簡略化したものが「Civilization Revolution」です。
iOS でも 2010 年に発売され、多くのプレイヤーを虜にしてきました。

その Civilization Revolution(シヴィライゼーション レボリューション)に、「スマホ / タブレット専用の」続編が登場し、大きな注目を受けています。
「Civilization Revolution 2」です。

iOS 版の Civilization Revolution は DS 版をベースにしていたので、グラフィックがスマホのゲームとしてはショボかったのですが、それを PS3 / XBOX 版の 3D グラフィックに変更しています。

ゲーム自体はあまり変わっていないので、PS3 版をプレイしていた私としては「2というより、単なる PS3 版の移植」にしか見えないのも本音ですが、iOS 版しかプレイ経験がなかった人にとっては見違えるほどのグラフィックの進歩なので、ファンなら乗り換え必須でしょう。

元々完成されたゲームなので、あまりヘンにイジってゲームが壊れるのも問題ですしね。
なお、Android 版の開発も行われていますが、現時点では発売日は未定です。

Civilization Revolution 2

ゲームの基本システムは、ターン制の戦術シミュレーションです。
フィールドは四角いマスで区切られていて、ユニット(コマ)を動かして周辺を探索し、敵がいれば戦闘を行い、全て動かし終えたら次の人のターンに移ります。

ただ、このゲームはマップ上に「都市」を築くことが出来ます。
都市は周辺のマスから食料や資源、交易力などを得ることができ、ユニットは都市で資源を使って生産しなければなりません。
地形はゲームごとにランダム生成されるので、世界がどんな姿をしているのかは、探索によって明らかにしなければなりません。

都市は食料が貯まることで人口が増加し、発展していきます。
海からは交易力も得られ、研究かゴールドに変換することができ、研究力を蓄積することで「青銅器」や「騎乗」「陶器」などの新技術を発見することが出来ます。

青銅器を発見すれば防御に強い「弓兵」を、騎乗を発見すれば移動に優れる「騎兵」を作れるようになり、ユニットが強くなっていきます。
陶器を発見すれば都市に穀物庫を建設でき、平原から得られる食料が増します。

ゆくゆくは「航海術」や「内燃機関」「飛行機」なども発明され、文明はどんどん近代化し、より豊かになり、より遠くへと勢力を広げることが出来るでしょう。

しかし人類の歴史は戦いの歴史。
探索を進めていけば、いずれ他の文明と遭遇することになります。
平和的に付き合えば技術交換を行うことも出来ますが、相手がずっと友好的とは限りませんし、土地には限りがあります。
豊かな土地が競合する地域にあれば、戦争は免れません。
十分な軍事力を用意できれば、相手の都市を征服して領土を広げる事も出来るでしょう。

ゲームの最終目標は複数用意されています。
技術研究を進めて宇宙移民を達成する「科学勝利」、他の文明をすべて征服する「制覇勝利」、さらに「経済勝利」や「文化勝利」もあります。
様々なプレイスタイルで勝利を目指せるのが、このゲームの魅力の1つですね。

Civilization Revolution 2
※エジプトのクレオパトラと遭遇。 とりあえず平和な関係を結んでおきましょう。
ただし指導者には性格があり、好戦的なチンギスハンやサラディンだといきなり宣戦布告してくるので注意。
今作の新しい指導者はアメリカの「ケネディ」とイギリスの「チャーチル」ですが、両方とも条件を満たさないと使用できません。


Civilization Revolution 2
※攻撃前の戦力表示。 同じユニットを3体集めると「軍団」を作れ、戦力が3倍になるので、それにしてから攻め込むのが基本。
でも「戦士」とかで都市を落とすのは困難なので、出来れば「カタパルト」か「騎士」以上の軍団を作って攻勢に出たいですね。


そして今作 Civilization Revolution 2 が、前作と異なっている点ですが・・・
まずはグラフィック。前述したように PS3 / XBOX 版準拠のものになっています。
戦闘シーンも、マップが拡大してシームレスに 3D の兵士達が殴り合う場面に移ります。

他には・・・ ないかも。

いやホント、良くも悪くもグラフィック改善版なので、基本システムは前の通りです。
技術や文化遺産などが少し増えていますが、ゲームを大きく変えるようなものではありません。
ですから手前味噌ですが、攻略を知りたい方は iPhone AC の シヴィライゼーション レボリューション 攻略 をご覧下さい。
ほぼそのまま使えます。

ただしインターフェイスは変化していて、慣れるまで使い辛さを感じますね。
マップ上のユニットの選択は「押しっぱなし」になっていて、タップしただけだと現在選択中のユニットの移動先指定になってしまいます。
都市画面で開発済みの建物をチェックする時はピンチ操作を行うのですが、ボタンで切り替えられる方が良かった気がします。

都市の交易力を研究にするかゴールドにするか切り替えるボタンも、前作は画面下の解りやすい位置にあったのですが、今作は左上の小さなボタンになっていて、どこで切り替えるのかしばらく悩みました。
ゴールドを使ってユニットや建物を買う「緊急生産」のボタンもかなり小さく、解りにくくなっています。

難易度は前より落とされているようで、「酋長」「国王」「天帝」などの5段階から選べるのですが、酋長は前にも増して簡単です。 マップも小さく、敵も少なく、手軽に終わります。
「国王」でも最初から戦士ユニットが1体用意されていて、マップも狭め。
より短時間で終われるよう調整しているのが伺えますね。
「今回は1プレイが1時間ほどで終わる」というコメントがあったようですが、それは酋長でやった場合の話でしょう。

一方「皇帝」や「天帝」の場合は、前とあまり変わりません。もちろん1時間では終わりません。
マップのサイズや敵の数も前作と同じぐらいになります。
前作に慣れている方は、いきなり「皇帝」か「天帝」でプレイした方が楽しめるでしょう。

細かい部分には調整が加えられているようです。
例えばスパイや潜水艦などのステルスユニットは、前作はコンピューターには見えていて、全然ステルスじゃなかったのですが、今回はちゃんと見えなくなっています。
船に付属している民兵で敵都市の様子を確認できたのも修正されています。

また文化遺産や古代遺産を見つけると、一枚絵が表示されるようになりました。
こういう演出があると、より「歴史ロマン」を感じられて良いですね。
他に達成すると報酬を貰える中間目標や、防壁のある都市で反撃を受けずに攻撃できる「砲撃」が加えられています。

Civilization Revolution 2
※都市画面。 生産している資源の量は上部に書かれています。
ピンチイン操作で建築物と偉人のリストが表示されますが、解りにくいので何とかして欲しい。
またゴールドと研究の切り替えは左上、青い矢印の部分にあります。 前作も解りにくかったけど、ボタンは大きかった。 今回はボタンまで小さいので気付かずにプレイする人も多そう。
さらに緊急生産ボタンは右上に小さく表示。 これは最初全く気付かなくて、今作は緊急生産がなくなったのかとさえ思った。
しかもこのボタン、資金が足りない時は出て来ないので、余計にその存在が解りにくい。


Civilization Revolution 2
※今回良いと思ったのは、この文化遺産などを見つけた時に出る絵と解説。
こういうのがあると世界感が深まりますね。 出来れば偉人にも用意して欲しかった。


Civilization Revolution 2
※テクノロジーツリー。 ここは前とあまり変わらないのですが・・・
ユニットや文化遺産の「陳腐化」(特定の技術の発見により時代遅れになる)が解りにくいのが難点。
文化遺産の陳腐化はゲーム内ヘルプの「シヴィロペディア」で調べられますが、翻訳がおかしくて「陳腐化技術」が「文化遺産テクノロジー」になっている。 意味が合ってない・・・


今作の大きな変更点は、「シナリオ」と「ライブイベント」かもしれません。
シナリオは「最初から技術を持っている」「戦闘禁止で科学勝利を目指す」などの一定の条件でプレイするもので、マップはやはりランダムですが、様々なシチュエーションで遊べます。

私的には実際の地球のマップで遊んでみたかったのですが、残念ながらそういうものはありません。
ただ、定期的にシナリオが配信される「ライブイベント」があり、「アメリカ独立戦争」のシナリオなどが配信されていて、これはマップが実際のアメリカ大陸になっています。
こちらの方に今後面白そうなものが出てくるかもしれません。

価格は 1500 円。 iOS アプリとしては高め。
でも PS3 / XBOX 版の移植と考えれば、1500 円というのは安いというか、ベスト版価格です。

シヴィライゼーションは私もあまりにハマり過ぎて、一時「禁酒」「禁煙」ならぬ「禁シヴィ」をしなければならなかった程です。 特にやばかったのは1と4。
レボリューションはやや簡易化されているとはいえ、人類の歴史を辿る壮大なゲーム性とハマリ性は維持されています。
「これを人に勧める奴は人でなしだ!」と言われるゲームですが、スマホで本格的なゲームをプレイしたいなら、手に入れておくべきアプリでしょう。

・Civilization Revolution 2(iTunes が起動します)

・攻略ページ:Civilization Revolution 1 / 2 攻略

Great Little War Game 2

私がスマホ&タブレット最高の戦術シミュレーションだと思っているゲーム「Great Big War Game」。
その Great Big War Game を手軽にアレンジしたアプリが登場しました。
「Great Little War Game 2」です。

元々 Great Big War Game は、スマホ用の戦術シミュレーション「Great Little War Game」を拡張したものです。
今回はその Great Big War Game を再び初心者向けに縮小したような感じで、よって Great Big War Game をやり込んだ私としては物足りなさがあるのですが、これから始める方にはピッタリだと言えますね。

Great Big War Game は結構時間のかかるゲームだったので、マップが小さくなり、もっと短時間でサクサク進められる今作の方が、スマホには合っていそうです。

Great Little War Game 2

大戦略やファミコンウォーズの様な、ターン制の戦術シミュレーションゲームです。
六角形のマス(ヘックス)で区切られた戦場に、兵士や戦車などのユニット(コマ)が配置されていて、1ターンに全ての味方ユニットを動かすことが出来ます。
これを自分と相手が交互に繰り返します。

ただ、このゲームは一般的な大戦略型のゲームとは違う独自ルールも多く、例えば攻撃後の移動が可能で、移動力の範囲内で「移動 → 攻撃 → 移動」という動かし方ができます。
また「高さ」や「射界」の概念もあり、ちょっと複雑なルールです。
その辺もあって、今回の初心者向けバージョンの作成に繋がったのかもしれません。

このゲームの主なルールを箇条書きにすると以下のような感じです。

・ユニットは耐久力制。
・ZOC(敵に接すると移動できなくなるルール)はない。
・味方ユニットでも通り抜けられない。
・飛行ユニットと陸上ユニットは同じマスに混在可能。
・移動力が残っていれば、攻撃後の再移動が可能。
・移動力が残っていれば、ユニットの再選択・再移動も可能。
・射界がある。 曲射ユニット以外は障害物越しの攻撃は不可。
・高さがある。 高所にいるユニットは射程が伸びる。
・施設も攻撃可能。 施設の耐久力がなくなると破壊される。
・占領はエンジニアを使って行うが、実行後にエンジニアは消える。
・耐久力がない施設で生産をすると作ったユニットの耐久力も低い。
・施設の生産場所にユニットを置いておくと耐久力が回復する。
・生産直後のユニットでもすぐに行動可能。
・輸送車から降りたユニットも降車直後から行動可能。
・敵の生産場所を塞げない。(そこにユニットを置くと消えてしまう)

基本は Great Big War Game と同じですね。
ただし、前作とは以下の点で違いがあります。

・索敵ルールがなくなった。だから索敵ユニットはない。
・燃料と弾薬がなくなった。だから補給や墜落もない。
・兵舎や工場などを1発で占領可能。(前作は2回必要)
・中立の油田を占領すると $100 入手。(エンジニア購入費が戻る)
・テクニシャン(技術兵)はいない。
・対人攻撃力の高い火炎放射戦車がある。

索敵と補給をカットしたのは、いかにも「初心者向け」って感じですね。
占領も容易に行えるようになっています。

全体のルールはここには書ききれないので、手前味噌ですが iPhone AC の Great Big War Game の攻略ページ をご覧下さい。

Great Little War Game 2
※ステージのクリア条件は大抵「敵の将軍を倒す」か「敵の司令部を破壊する」。
将軍を倒す場合はスナイパーの1発で片付きますが、司令部の場合は建物を何度も撃って耐久力を減らさなければなりません。 建物に強いバズーカ兵か戦車を送り込みましょう。
味方の将軍を一定ターン守る、というステージもあります。


Great Little War Game 2
※敵ユニットには普通に移動するものと、動かない固定砲台と化しているものの2種類があります。
これは長押しすると区別可能で、左の画像のように移動可能な場所を示す緑の枠と矢印が出てくる場合は動くユニット。
右の画像のように赤い枠しか出てこない場合は動かないユニットです。


そして今作の特徴と言える部分ですが、まず縦画面になりました。
さらにマップサイズが全体的に小さくなり、10~20分ぐらいでクリアできるステージが多いです。
いかにも「スマホ用」って感じですね。

横画面の方が見やすい場合も多いので、縦画面オンリーなのは良し悪しですが、外出先でも手軽に遊べることを強調したいのかもしれません。

また、ステージをクリアしたり、ステージ内にあるアイテムを取ることで「★」が貯まり、これでユニットのパワーアップやアンロックを行うことが出来ます。
「★を使ってパワーアップ」というのは前作からあったのですが、アンロックは今回からで、逆に言うと今作は★を使ってアンロックしないと新ユニットが登場しません。

私は Great Big War Game と同じように、ゲームの進行で徐々に新ユニットが出てくるのかと思っていたので、しばらくアンロックに気付きませんでした。
前作のプレイヤーの方はご注意を。

そしてゲームの難易度が全体的に落とされています。
前作もそれほど難しいという訳ではありませんでしたが、今回はもっと低めですね。
複雑なゲームなので、このぐらいの方が入門用としては良いと思います。

マップの作りも、「特定のユニットや攻略法を使えばラクにクリアできる」という感じになっている事が多く、プレイヤーに作戦を意識させようとしているのが伺えます。

気になるのは、これは前作の時からだったのですが、ユニットの能力や相性を把握し辛いこと。
ユニットをタップしても能力に関する表示がなく、生産画面に「大雑把な」表記が付いているだけ。
攻撃力などの詳細を知りたい方は Great Big War Game ユニットデータ一覧 で確認して下さい。
正直、このページを作らなければならなかったというのが、このシリーズの難点でしょうか。

Great Little War Game 2
※左は生産画面。 ステータスはこの画面の下部に小さく書いてある。
でも重要な表記なんだからユニット選択したら出てくるようにして欲しい。
右はユニットのアンロック&強化画面。 前作では課金ユニットだった Medic(衛生兵)も普通に使えるようになっています。


Great Little War Game 2
※司令官のタコ踊りが相変わらずムカツク。
右はステージ選択画面。 航空ユニットを使えるのはステージ 21 からなので、それまではアンロックする必要はありません。


価格は 300 円。 クオリティーとボリュームを考えると、安いぐらいだと思います。

まあ Great Big War Game の「焼き直し」と言ってしまえばその通りで、だから前作のプレイヤーが今作もやる価値があるかどうかは微妙ですが、私はまたプレイしたいと思っていたので、こうして新しいステージを攻略していけるのは嬉しいですね。

シリーズ未経験で戦術 SLG が嫌いでない人には、ぜひ試して欲しいゲームです。
そしてこのゲームに慣れたら、ぜひ Great Big War Game の方もチャレンジして欲しいですね。

・Great Little War Game 2(iTunes が起動します)

Panzer Tactics HD

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線をテーマにした、完成度の高いターン制の戦術シミュレーションゲームが登場しています。
「Panzer Tactics HD」です。

2008 年にニンテンドー DS で発売され、ヨーロッパで高い評価を受けた「Panzer Tactics DS」の強化版のようで、パソコンやスマホの画面に合わせてグラフィックを大幅に強化し、ステージマップなども一新、天候の追加などシステムの改修も行った、事実上の続編のようです。

キャンペーンシナリオがあり、ユニットを次のステージに持ち越せるなど「アドバンスド大戦略」シリーズに似たシステムを持っていて、一方で輸送や補給のルールは簡略化されており、遊びやすくアレンジされています。

まあ題材的にも内容的にもヘビーなゲームであり、万人向けとは言えないのですが、秀作の戦術 SLG であることは間違いありません。
ただし(今の時点では)iPad 専用アプリなのでご注意下さい。

Panzer Tactics HD

ドイツ軍、ソ連軍、アメリカ軍のシナリオがありますが、最初にプレイ出来るのはドイツ軍のみです。
マップは六角形のマス(ヘックス)で区切られており、1ターンに全てのユニットを1回ずつ動かせます。
大戦略やファミコンウォーズのような、日本でもおなじみのスタイルのターン制シミュレーションゲームですね。

このゲームの主なルールを箇条書きにすると以下のようになります。

・1ユニットは 10 機で構成されている。
・ZOC(敵に接すると移動が妨害されるルール)がある。
・索敵ルールがある。索敵範囲外は見えないし攻撃できない。
・陸上ユニットと航空ユニットが同じマスに存在できる。
・航空ユニットの爆撃は真下(同じマス)に対して行う。
・天候が雨や雪だと航空ユニットは戦闘できない。
・遠距離攻撃ユニットでも移動後の攻撃が可能。
・遠距離攻撃ユニットの射程内で敵が攻撃を行うと援護射撃が発生。
・都市や工場は歩兵でなくても占領できる。
・輸送は「輸送車」「輸送機」などに一時的に変形して行う。
・陸上ユニットは(敵に接してなければ)どこでも補給と回復が可能。
・航空ユニットは空港上でのみ補給と回復が可能。
・補給や回復を行うとそのターンは行動できない。
・航空ユニットに燃料はない。(だから墜落はない)
・資金に相当するものは「名声ポイント」になっている。
・名声は町の占領やターン経過の他に、敵の撃破でも増加する。
・キャンペーンではクリア後に自軍所属ユニットを持ち越せる。
・名声ポイントでユニットの生産や将軍の雇用を行える。

同じマスに陸上ユニットと航空ユニットが混在できるため、陸を優先した表示にするか空を優先した表示にするかの切り替えボタンがあります。

名前は「Panzer Tactics」ですが、ちゃんと航空ユニットも存在します。
ただ爆撃は真下にしか行えず、そのため1ターンに1部隊からしか空爆を受けないので、他の大戦略系ほど爆撃は強くありません。
とは言え、やはり空陸の連係が勝利のカギを握りますが。

特徴的なルールは、なんと言っても「陸上ユニットはどこでも補給&補充が可能」という点でしょう。
しかも一度補充すれば、どんなにボロボロな部隊でも全快します。
このため本格的な戦術シミュレーションゲームではありますが、難易度はそこまで高くありません。
ただ強力な野砲に撃たれると歩兵なんかは1発で消し飛んだりするので、ガンガン突っ込んでも問題ないような生易しいゲームでもありませんが。

もう1つ特徴的なのは輸送。 歩兵や野砲は輸送車などに「変形」して長距離を移動できます。
これ自体は最近の大戦略系にはよくあるのですが、このゲームは変形直後から移動できます。
そのため歩兵や野砲が遅くなく、むしろ歩兵は飛行場で輸送機に変形でき、パラシュート兵ならどこでも降下できるので、機動力はすごく高い。
歩兵でなくても拠点を占領できるので、この辺で歩兵の存在価値を出しているようですね。
攻撃力も意外に低くありません。 防御力はないですが。

Panzer Tactics HD
※ユニットを指でなぞると矢印が付き、それが移動ルートになります。よって迂回も可能。
左上にある4つのボタンの右下は、空と陸の表示切り替えボタンです。
これを知らないと「航空機がどっかいった!」「爆撃できねぇ!」となるので注意。


Panzer Tactics HD
※基本コマンドはこんな感じ。補給や補充は敵が近いと行えません。
輸送ボタンは海岸なら輸送船、空港なら輸送機も出てきます。
敵に接している時は「キャンセル」「攻撃」「空陸の表示切り替え」のボタンが表示されます。


ステージをクリアすると、最初のステージの生き残りユニットは「自軍」(プレイヤー部隊、コアユニット)に編入されます。

そして2つ目のステージからは、自軍のユニットを戦場に「派遣」することが出来ます。
初期配置の部隊も別にいるので、それに加えて自軍のユニットも出撃させられる形ですね。
自軍ユニットは生き残っていればずっと使うことが可能で、ユニットごとに経験値もあるので、キャンペーンを通して部隊を育てていく楽しみもあります。

またステージクリアや敵の撃破、占領した町からの収入として「名声ポイント」を得られ、これを消費して部隊の生産(ゲーム的には援軍要請)を行えます。
欧陸戦争 のように、ポイントで将軍を雇用してユニットに付加する事も可能です。
将軍の雇用に必要なポイントはかなり高いので、最初はなかなか入手できませんが、欧陸戦争のように課金通貨で買う訳ではないので、ちゃんとゲームのプレイで得た報酬で雇えます。

1つのキャンペーンは全11ステージで構成されており、1ステージが1時間ほどかかるので、ボリュームは相応にありますね。
ドイツのキャンペーンはポーランドからスタートし、北欧(ヴェーゼル演習)、ベルギー(アルデンヌ)、フランス(ダンケルク)、ギリシャ(クレタ島)と進んで行きます。
要するに史実にちなんだステージが用意されています。

Panzer Tactics HD
※情報表示の解説。 ステータスは割と一般的な大戦略のスタイルになっていて、奇抜なスキルとか解りにくい能力はありません。

Panzer Tactics HD
※ドイツ軍の作戦画面。クリアターンが早ければ評価の★が多くなります。
自軍ユニットの総数はゲームの進行により増えていきます。


難点は、インターフェイスが解りにくいこと。 文字やウィンドウも小さすぎる。

画面左上に各種の情報を表示する HQ ボタンと、空陸切り替えボタン、オプションボタン、セーブ/ロードボタンがあるのですが、空陸の表示切り替えボタンは多用するのにかなり小さい。
しかも iPad だとそれが左上にあるのは正直不便。

さらに HQ ボタンからはユニットの生産や派遣、勝利条件の確認、天気予報の表示などを行えるのですが、どのウィンドウもことごとく小さい。
最初は「iPhone 用のレイアウトにしているから小さいのかな?」と思ったのですが、iPhone には未対応。

このゲームはパソコン版(Steam 版)も同時発売されているので、おそらく PC 版そのまんまのレイアウトなのだと思いますが、だからこそ iPad ではちょっと見辛いのが本音です。

また、ユニットは指でなぞって動かすのですが、そのせいで「画面をスクロールしようとしてなぞったら、その下にユニットがあり、勝手に移動し始めた」ということがたまに起こってしまいます。
指がズレてそれが移動ルートに反映されてしまったり、事前にマップを縮小しておかないと目的地までなぞれないこともありますね。
まあ移動ミスが起こってもすぐキャンセル出来るので、大きな問題にはなっていませんが・・・

Panzer Tactics HD
※HQ ボタンで表示されるメニューの解説。
実際にはもっと表示が小さくて見にくいです。 このぐらい大きく表示されてればねぇ・・・


価格は 900 円。 iPad アプリとしては高めですが、PC 版と同時発売で価格も同じなので、アプリの価格と言うより「ゲームソフトの値段」と考えた方が良いのでしょうね。
ケロブラスター や FTL もそうですが、今後こうした PC 版と平行販売で同程度の価格のソフトは増えると思われます。

本体だけではドイツキャンペーンしかプレイ出来ず、ソ連とアメリカのキャンペーンをプレイするにはさらに 700 円の課金が必要になりますが・・・
グラフィックや演出、サウンドやボリュームなど、一連のクオリティーはこの手の戦術シミュレーションゲームとしては上位クラスです。

私的には、ようやく Great Big War Game と 欧陸戦争/将軍の栄光 シリーズ以外で、納得できるクオリティーの大戦略型 SLG が出てきたな、という印象です。
かなりマニアックなジャンルではありますが、ミリタリーなシミュレーションが好きな方にはお勧めです。

・Panzer Tactics HD (iTunes 起動、iPad 専用)

マーセナリーズサーガ3

一言で言うと「ガラケーのタクティクスオウガ」。
北方の軍事大国が部族間紛争の絶えない南部に傀儡政権を設立し、それに抵抗する「解放軍」が各地で暴動を起こす中、大国に雇われた傭兵部隊が各地を転戦する物語。
それが「マーセナリーズサーガ3」です。

ガラケーからの移植であるため、演出やグラフィックは物足りず、スマホのレベルではありません。
しかしガラケー時代から評価の高かったゲーム内容やシナリオの面白さは本物で、パッと見のチープさに慣れてしまえば、十分に楽しめるゲームです。

シリーズ3作目であり、2作目の登場人物も出てくるのですが、ストーリー的には独立しているため、2をやっていなくても問題なく遊べます。
開発は RIDEON JAPAN(ライドオンジャパン)というメーカーで、不思議の国の冒険酒場 を作ったところでもあります。

マーセナリーズサーガ3

ターン制の戦術シミュレーション RPG です。
フィールドは高低差がある立体的な地形になっていて、高所からの攻撃の方が有利になります。
さらにユニットには「向き」があり、敵の側面や背後から攻撃した方が命中率と威力が上がります。

「タクティクスオウガ」や「ファイナルファンタジータクティクス」のような玄人向けのシステムであり、やや複雑な反面、奥深い戦略性を持ちますね。

ただ素早さによって行動順が決まるシステムではなく、敵と味方が交互に行動するシンプルなターン制であり、高度による射程の増減や魔法の詠唱時間などもないため、前述した2つのゲームよりは、悪く言えば簡略化、良く言えば解りやすくなっています。
難易度もユニットに死亡(ロスト)がないなど、やや簡単になっていますね。

一方、このゲームにしかない要素もあり、そのうちの2つが包囲効果と支援効果。
味方に接していると能力に上昇修正が付き、包囲した敵には下方修正が付きます。
また攻撃や回復を行うと「ヘイト」(敵対心)が上昇し、敵に狙われやすくなります。
このヘイト値は常に表示されていて、ヘイトを大きく上昇させて敵を引き付ける「挑発」といったスキルも存在します。

操作はガラケー的な方向キーと、タップして移動先を指定するタッチ操作を選べます。
スマホだとタッチ操作の方が良さそうですが、このゲームはカーソルでユニットや移動先を選択できる方向キーの方がプレイしやすいですね。
それはスマホ版のファイナルファンタジータクティクスをプレイしていた人なら解るはず・・・

ただ、ユニットが密集しているとカーソルの位置が解りにくく、方向キーのすぐ下に「戻る」ボタンがあって誤タップしやすいなど、操作については快適と言うほどではありません。
まだ改良の余地がある気がします。

マーセナリーズサーガ3
※画面はピンチ操作でズームイン/ズームアウト可能。 方向キー操作とタッチ操作は左右にあるボタンでいつでも切り替えられます。
視点の回転はなく、回転させなくても全体が見渡せるようなマップになっています。
職業の1つ「シーフ」は隠しアイテムを見つけたり、宝箱を回収するのが仕事。 普段は戦闘よりも探索をメインにしましょう。


マーセナリーズサーガ3
※会話シーン。 結構ひどいセリフがポンポン出てくる。
さすがは「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」を踏襲したゲームです。


冒頭で少し述べたように、タクティクスオウガ系おなじみの国家や民族が関わるヘビーなストーリーも特徴の1つでしょう。
主人公は金で雇われている「傭兵」であり、しかも大国の指示で解放軍と戦う「王国の犬」と蔑まされている部隊。
ややアンチヒーローな主人公ですが、解放軍も手段を選ばない連中であり、おまけに上の方では権力争いが起こっていて、その辺のドロドロした展開も魅力ですね。

戦闘が終わるとストーリーシーンの後、編成画面になります。
各キャラクターは戦闘によって経験値が貯まってレベルアップし、レベルが一定以上になると「クラスチェンジ」を行えます。
さらにスキルポイントとゴールドも得られ、職業に応じたスキルの習得と強化、装備やアイテムの購入を行えます。
キャラクターのカスタマイズ要素は豊富です。

ストーリーバトルの他にお金や経験値を稼げるフリーバトルがあり、戦いが辛くなってもここでキャラを鍛えることが出来ます。

やや気になったのは、課金用の武器や転職チケットがあることですが、なくても十分に戦っていく事が可能ですし、これらの入手に必要な「トレードチケット」がステージ内で見つかる場合もあります。
課金をしなくてもゲームは普通に進めていくことが出来るでしょう。
ただ、課金額はそんなに高くないので、長く楽しむなら多少は出しても良いかも・・・

マーセナリーズサーガ3
※編成画面と転職画面。 仲間はストーリーの進行でのみ増えていきます。
転職にはスキルポイントが必要ですが、正確にはスキルポイントを使って行うのはその職業の「アンロック」であり、一度解除した職業へは自由に転職できます。


マーセナリーズサーガ3
※やられたキャラを回復させるには「ソウルストーン」が必要。 ただし結構高いです。
ソウルストーンがなくてやられたキャラが消滅しても、そのままロストする訳ではなく、戦いが終われば復帰します。
ただしクリア後に得られるスキルポイントを入手できません。
右はスキル強化画面。 スキルを強化すると消費 MP も増えるので注意。


定価は不明ですが、前作が 600 円だったので、今作も同じぐらいだと思われます。
ただ、このガラケー的な見た目でもし 600 円だと、カイロソフトのようにネームバリューがある訳ではないので、ちょっと辛いでしょうね・・・
しかし現在(2014/5)は発売記念セールで 100 円になっているし、不思議の国の冒険酒場 も頻繁なセールが行われているので、その辺りを加味した定価かもしれません。

難点は、やはりガラケーそのままの見た目・動き・演出でしょう。
「ガラケーで頑張ってタクティクスオウガを作ろう」としているのはひしひしと感じ取れ、そしてそれは成功している印象ですが、でもやっぱりこれはスマホアプリ。
スーファミやプレステでファミコンのゲームをやってもショボく感じるのと同じように、見劣り感は否めません。
ただ、ファミコンのゲームでも面白い物は面白い訳で、そう感じるまで耐えられるかどうかでしょうね。

スマホアプリとしては手放しでお勧めは出来ませんが、個人的には好きなゲームで、秀作だと思います。
進めば進むほど、さらにその先が見たくなるシナリオとゲーム性ですね。

・マーセナリーズサーガ3(iTunes が起動します)

METAL SLUG DEFENSE

あの横スクロールアクションの名作「メタルスラッグ」が、なんとディフェンスゲーム(一本道 RTS)になりました。
「METAL SLUG DEFENSE」です。

最初にこのゲームの開発情報を見た時、「あー、どうせ『にゃんこ大戦争』に便乗して作った、グラフィックだけ流用した簡易的なゲームなんだろうな~」と思って、全く期待していませんでした。
むしろ SNK プレイモアの公式だと知ってガッカリしました。
しかし実際に公開されたものをやってみると・・・ 意外に良く出来てる。

一本道型の RTS としてオーソドックスながらもしっかり作られており、演出やサウンドも良く、そして何より「メタスラらしさ」がちゃんとある。
本家のメタルスラッグシリーズの様々なシーンがディフェンスゲームにアレンジされており、これなら原作のファンも納得でしょう。

METAL SLUG DEFENSE

フィールドの左右の端に敵と味方の基地があり、資金を使って兵士を出撃させます。
資金(AP)は時間の経過で徐々に貯まっていき、出撃させた兵士はひたすら前進し続け、敵が射程に入ると自動で戦います。

基本操作は収入アップボタンか出撃ボタンを押すのみで、ゲームとしてはシンプルですが、どのタイミングでどのユニットを出撃させるかが重要になります。
例えば、最初は最低限の兵士で守りながら収入アップを優先し、それから兵士を連続で送り込んで敵を押し返し、強敵が出てきたら少し資金を貯めて強い兵器や多くの兵士をまとめて出す、といった具合ですね。
この辺りの基本は「にゃんこ大戦争」などの他の一本道 RTS と変わりません。

ただ、このゲームには他にはない重要なシステムがあります。
それは出撃させた兵士が一定時間後に光り出し、その時にタップすると「特殊攻撃」を出すというもの。

一般兵なら手榴弾を投げ、シリーズの主人公である「マルコ」ならヘビーマシンガンを連射し、「ターマ」ならショットガンを放ちます。
待ち時間はそんなに長くなく、数秒から十秒程度で使用可能になります。
そしてこのゲームは、この特殊攻撃の使い方が攻略の鍵を握ります。

例えば、このゲームは序盤から敵が強く、一般兵しか使えないステージ3で早くも敵戦車が攻めて来ます。
ただ兵士を出しているだけは絶対に勝てず、手榴弾がうまく当たるタイミングで兵士をタップして、的確に手榴弾を当てて撃破しなければなりません。

ステージが進めば本家メタスラシリーズに登場した様々な兵器が登場し、各ユニットの特殊攻撃を駆使しないと突破は困難になります。
このため難易度やシステムは他のゲームより難しめですが、しかしゲーム性は高く、メタスラらしい様々な武器が飛び交う戦闘を楽しめます。

METAL SLUG DEFENSE
※最初のエリアのボスが原作同様にレーザー発射!
こんな派手な攻撃してくる一本道 RTS ってそうそうないので「えぇー!」と思います。
特殊攻撃を駆使して戦いましょう。 まずは手榴弾を当てるコツを掴むことが重要。


METAL SLUG DEFENSE
※本家メタスラの電車が突っ込んで来るシーンも再現。 ユニットが増えれば戦いもハデに。
この手のゲームは「収入アップ→反撃」が基本ですが、このゲームは早くから敵が攻めてくるので、迎撃しながら収入アップも行う展開になりがちです。


ステージをクリアすると MSP と呼ばれるポイントが貰え、これを使ってユニットの強化や、「耐久力アップ」「資金増加速度アップ」などの基地の強化を行えます。

新ユニットは1つのエリアをクリアするごとに追加されていきます。
最初は一般兵と防御用の土嚢しかなく、一方で様々な課金用ユニットが用意されているので、課金しないとユニットを増やせないように思えますが、ゲームの進行に合わせて「マルコ」「ターマ」「エリ」といった主人公ユニットが無課金でも加わっていきます。

各ステージは本家のメタルスラッグシリーズを再現しており、もちろんボスも登場。
原作に沿った強力な攻撃を繰り出してくるので、オリジナルを知っていれば思わずニヤリとしてしまいますね。

流用と言えばそれまでですが、オリジナルそのままの緻密な書き込みの背景と、兵士や兵器のユニークなアクション、豊富なボイスやサウンドはそのままで、冒頭でも述べましたが本当に「メタスラらしさ」は十分です。

METAL SLUG DEFENSE
※ヤドカリなボス登場。 どんどん足場を破壊していくので急いで倒さないといけない。
一本道 RTS の多くは兵士が使い捨てですが、メタスラも死にゲーだったので、主人公がやられまくっててもしっくり来ますね・・・w


METAL SLUG DEFENSE
※ピラミッドステージやゾンビステージももちろんあります。
ゾンビはかなり耐久力が高いですが、メタスラアタックで一掃できるのを覚えておきましょう。
メタスラアタックはいわゆる「にゃんこ砲」ですが、普通にユニットとして戦ってくれるメタスラもちゃんと登場します。


本体無料のアイテム課金制・スタミナ制のゲームで、プレイするごとに「出撃ポイント」が減り、なくなるとしばらく遊べなくなります。
ただ、最初からポイントは多めにあり、この手のゲームとしては待ち時間に対するプレイ時間は長めですね。
課金ユニットも必須ではなく、無課金のままでも問題なく遊べます。

初期の兵士が少な過ぎるのはやや気になりましたが、それ以外に難点はありません。
高めの難易度も、メタスラをやっていたゲーマーにはむしろ合っているのではないでしょうか。
そしてファンとしてはメタスラらしい展開で、質の良い一本道 RTS を楽しめるのは、とても嬉しいですね。
出撃ポイントなしでプレイ出来るオンライン対戦も用意されています。

良い意味で予想を裏切られた作品です。 どっかの熱血硬派な残念 TD とは違います。
メタスラは海外でも人気が高い(むしろ海外の方が人気が高い)ので、もしかすると世界的なヒットになるかもしれませんね。

・METAL SLUG DEFENSE(iTunes が起動します)

(参考)
 METAL SLUG (1)、METAL SLUG 2 / X、METAL SLUG 3 レビュー

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