iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

RPG

B10 Memories Never Last / B100S

自動進行のハック&スラッシュ。
敵を倒してレベルを上げ、アイテムを集めて強化する、育成メインの RPG をオートバトルにしたゲームが公開されています。
「B10 Memories Never Last」です。

「B100S」というゲームの後継と言え、様々な特殊効果の付いたアイテムを合成し、自分の望む装備を自由に作り出せるのが大きな特徴。
DeckDeDungeon や DeckDeFantasy を開発した方の新作で、個人作成のアプリのため見た目はそれなりですが、手軽に遊べる一方で、しっかりやり込める内容となっています。

今回は B10 に加え、前作の B100S も少し紹介しておきたいと思います。
どちらもアプリは無料、課金もありませんが、広告は存在します。

まずは「B100S」の方から。

B100S

プレイヤーがやることは、アイテムの合成と装備、そしてダンジョンの何階を目指すかの指定のみ。
ダンジョンに出発したら後は自動なので、言わば「放置しない放置系ゲーム」みたいな感じです。
戦闘速度は自由に変えられ、かなり高速で進行させることも可能です。

ダンジョンと言ってもただ敵と戦うだけ。
迷宮のような絵が描かれていますが、実際にダンジョンを歩いていくことはなく、背景は単なる壁紙。
敵を倒すごとに1階進んだことになります。

指定の階を突破すると状況に関わらず帰還、アイテムとゴールドを持ち帰れます。
いらないアイテムは分解して「インゴット」に変換可能。
そしてこのゴールドとインゴットを使って、アイテムの合成を行えます。

アイテムには様々な特殊効果が付いています。
例えば「ロングソード」なら ダメージ+10、「ブレストプレート」なら アーマー +10、回避 -10。
そしてこの2つを合成すると・・・ これらの特性が全部合わさります。
つまり ダメージ+10 で アーマー +10 で 回避 -10 のロングソードになります。
ここにさらに HP が回復する薬草を加えたら、その効果も付いてしまいます。

武器だろうが防具だろうが薬だろうがお構いなし。 なんでかんでも合体可能。
追加できる特殊効果の数には上限があり、同じ特殊効果を加えた場合は上昇値が鈍くなったりしますが、自由に望みの効果のアイテムを作り出すことが出来ます。

このゲームはダンジョンから出ると主人公のレベルは1に戻るため、「装備の強さ=キャラの強さ」。
言わば、強さを超自由にカスタマイズできる RPG とも言えますね。

ただこのゲームの厳しい点は、やられるとその場に装備をすべて落としてしまうこと。
ダンジョンの深層で死んだら回収するのは困難。
再び同じクラスの装備を作り上げ、その場まで到達しないといけませんが、途中でまた死ぬと完全に失われてしまいます・・・
合成を繰り返して作った強力な装備が消えたら、やる気も一気に消沈。

まあ、だからこそどこまで進むかを慎重に決める必要があり、そこにチキンレースのような緊張感が生まれているのですが・・・ やられると辛いですね。
なお、クリア後のやり込みをプレイできなくなりますが、装備を失わないイージーモードも一応用意されています。

・B100S -Auto Dungeon RPG-(iPhone 版、iTunes 起動)

・B100S(Android 版、Google Play へ移動)


そして新作である「B10 Memories Never Last」について。

B10

ゲームの基本の流れは B100S を踏襲しています。
出発時に目指す階層を決め、その後のバトルは自動進行、アイテムは種類を問わず自由に合成でき、それによってプレイヤーの強さや特性が決まります。

戦闘を高速化するクロックアップのボタンもあり、進行スピードも調整可能、サクサク遊べます。
ただ、今作は進行スピードを上げると敵の出現ペースが早まり、急ぎすぎると袋叩きに遭うので、対処可能なスピードで進む必要があります。

今作が B100S と大きく違うのは、死んでも装備を失わないこと。
今回の主人公は不死であり、死ぬとそこで探索は中断しますが、装備やアイテムはすべて持ち帰れます。
上がったレベルもそのままで、よって継続的なプレイで確実に強くなっていきます。

そして今作のポイントは、武器に「実行できる行動」が付いていること。
物理攻撃、魔法攻撃、召喚、ヒール といった行動が付加されていて、これは合成では変わりません。
そして物理攻撃の武器を持っていれば通常攻撃で、魔法攻撃の杖を持っていれば魔法攻撃で戦います。
武器の中には複数の行動を行えるものや、左手用の武器も存在し、これらを使えば多重攻撃も可能です。

もちろん前作同様、装備には合成で多くの特殊効果を付加できます。
ただ今作には装備ごとの「固有効果」もあり、これは通常、合成で移すことは出来ません。
実行できる行動と固有効果により、ベースにする装備をどれにするか、プレイスタイルに合わせて選択する必要がありますね。

合成に必要な宝石はアイテムの売却により得られ、ゴールドは廃止されました。
他に、ゲームの進行に合わせて勇者自身がスキルを習得できる要素や、ちょっとしたストーリーも加えられています。

B10
※装備箇所は 右手、左手、鎧、補助1、補助2 の5つ。
武器には両手持ち(TWO HAND)のものがあり、これを使うと左手には何も装備できません。
一方、武器でも DEF HAND の特性があると左手に装備可能。
合成はアイテムをダブルタップして行います。


B10
※合成は例によって、武器+鎧とか、杖+靴とか、どんな組合わせでも OK。
ただしオレンジ色で書かれた「固有効果」は、合成では移植できません。
同じ効果を合成した場合、効果によって数値が増える場合と、変わらない場合があります。
ダメージやアーマーなどは大抵増えますが、連撃率や状態異常の付与率などは増えません。
結果画面をよく見て、ちゃんと合成の効果が出ているかどうか確認しましょう。


一方、今作の難点は・・・ 非常に解りにくくなっていること。
ここまでに述べた様々なシステムは、ゲーム内ではほとんど説明されません。
前作をやっていることが前提のような作りで、そのため今作から始めた人だと合成周りのシステムはサッパリ解らないでしょう。

町に行くと「鍛冶屋」と「酒場」がありますが、鍛冶屋で行えるのは宝石の両替だけ。
酒場では特性の抽出や削除を行えますが、普通の人は鍛冶屋で武器の売買や鍛錬を行えると思うでしょうし、酒場も特性の抽出を見たら、これを利用して合成や強化を行うんだと思うでしょう。 どちらも違います。

まあ解りにくいってのは、解ってしまえば問題なくなるので、この記事を読んだ人ならあまり気にせずプレイできると思いますが、B100S を経験していて大まかな流れを知っていた私でも、最初はぜんぜん勝手が解りませんでした。
インターフェイスは正直、お世辞にも良いとは言えません。

B10
※鍛冶屋や酒場はホントにまぎらわしい。 鍛冶屋は単なる両替所。
酒場は普段は利用する必要ありませんが、「アイテムから1つの効果を抽出」は移植したい効果と邪魔な効果がある場合に、移植したい効果だけを取り出すのに使えます。
ただしどの効果が取り出されるかはランダム。


B10
※スキルの習得は「スフィア盤」のような方式で、必要な「メモリー」はダンジョンの階層を突破することで貰えます。
今作はちゃんと主人公自身も強くなっていきます。


アイテムに付加できる効果は、固有効果1つ+追加効果8つ。
攻撃も防御も回避も上げられるスーパーアーマーとか、回復と経験アップとドロップ率アップとクリティカルアップを全部行える究極のシールドとかを自由に作れるゲームです。

RPG プレイヤーの夢のシステムと言え、ある意味インディーズゲームならではと言えますね。
それでいてしっかりバランスが取られていて、そう簡単な訳ではありません。
「ハクスラ」をより楽しめるシステムと言えるでしょうか。

見た目はやや簡素ですが、手軽に遊べて長く楽しめる、オススメしたいアプリです。

・B10 Memories Never Last(iPhone 版、iTunes 起動)

・B10 Memories Never Last(Android 版、Google Play へ移動)

あおぞら飛行隊

今年に入って、ほぼ隔週ペースで iOS アプリを出しているカイロソフト。
今月も新たなアプリを公開しています。
様々な航空機で飛行隊を編成し、未開地の探険や討伐任務を行う戦闘機 RPG。
「あおぞら飛行隊」です。

ガラケー版は 2014 年、Android 版は 2015 年に公開された、割と最近の作品です。
そして今作は他のカイロソフトのゲームとは違い、開発シーンがありません。
戦闘も自動進行ではなく、カードを使ったバトルになっています。

カイロソフトらしい味付けのある内容ですが、スマホゲームによくあるシステムと、ガチャ・スタミナ・課金通貨のある「ソーシャルゲーム」になっていて、良くも悪くも「今風」ですね。
よってアプリ本体は無料ですが、当然課金があります。

先に全体の感想を言うと、今作はコアなカイロファン向けではなく、ソシャゲ世代のプレイヤーに向けたカイロゲームという感じです。

あおぞら飛行隊

主人公と弟子、傭兵の3人で「飛行隊」を組み、探険やミッションを行います。
飛行隊ですから、それぞれが搭乗する飛行機も必要。
戦闘力はパイロットの能力と、飛行機の能力、さらに武装や装備の能力によって決まり、言わば「戦闘機版メタルマックス」といった感じですね。

最初は飛行機乗りやスタッフの集まる海辺のバーで、ミッションを受けたり、アイテムの購入などを行います。
ここは「紅の豚」のジーナの店を模しているようです。

前述したようにこのゲームに開発シーンは存在せず、バーのシーンは単なるメニュー画面。
探険やミッションに出発すると、スゴロクのようなマスが描かれたクエストマップに移行します。

探検中には5枚のカードが引かれ、これで移動や戦闘を行います。
カードには数字が書かれていて、3のカードを出せば3マス移動できます。
ミサイルやハート、ドクロなどのマークも書かれていますが、これらは移動時には関係しません。
カードは使ってもすぐに補充されます。

最初は多くのマスが雲で隠されており、その場所に行かないと何があるのか確認できません。
マスにはトラブルが発生するもの、宝箱があるもの、補給を行えるものなどがあり、実際に何が起こるのか、宝箱の鍵を開けられるかはサイコロを振って決めます。

移動中、敵に遭遇すると戦闘シーンに移行。
戦闘はコマンド入力型で、味方の順番が回ってきたらカードを出して攻撃。
ミサイルのカードなら通常攻撃、光のカードならスキルの使用を行え、カードの数字は命中率に影響します。
飛行機には機銃やミサイル、ロケット砲など複数の武器を搭載でき、攻撃時に選択可能。
ハートのカードを出せば回復を行えます。

戦闘機は空に、攻撃機は地上に強いと言った相性があり、さらに全体攻撃武器や状態異常を与えるスキル、武器の属性や弾数なども存在しますが、全体としてはカードで攻撃するコマンドバトルなので、割と一般的な RPG の戦闘ですね。

勝利すると経験値を得られ、移動シーンに戻ります。 ボスを倒せばクエストクリア。
移動は一方通行ではなく、行ったり来たり出来るので、宝箱が開くまで何度も同じマスに止まることも出来るのですが、飛行機の燃料が尽きると機動力が減少、制限ターンをオーバーすると強制帰還となります。

あおぞら飛行隊
※出撃メンバーは主人公・弟子・傭兵の3人が普通ですが、最初は弟子は雇えないので傭兵2人になります。
また、弟子は2人以上作っても1人しか連れて行けません。
雲を全部消してからクリアするとボーナスを貰えるので、出来るだけ探索してからクリアしたいところですが、早めにクリアするとゴールド報酬が多くなります。


あおぞら飛行隊
※左はカメラ撮影のシーン。 写真を撮っておくとその敵の命中率とアイテムドロップ率がアップするので、余裕が出来たらカメラをいっぱい買って持っていきましょう。
戦闘中、同じマークのカードを連続で出すとオーラが増え、同じ数字のカードを連続で出すと効果がアップします。
もし墜落すると機体の最大耐久力が減るので注意。


クエストをクリアすればお金とアイテム、さらに「マイルストーン」を得られます。
パイロットはお金を使って「訓練」するとステータスを上げられ、マイルストーンを使った「スキル習得」で職業に応じた様々な特技を覚えられます。
他に「合成」によって、機体や装備のレベルも上げられます。

ただ、このゲームはカイロソフトのゲームには珍しく「開発シーン」や「仕事シーン」がないので、実行するとすぐ結果が表示され、そして実行していない時には何も変化がありません。

カイロソフトのゲームはちびキャラがちょこまかと活動し、それを眺めるのも楽しみですが、そうしたものはこのゲームにはありません。
よって施設の配置はもちろん、活動によって徐々にお金やポイントが貯まっていくとか、そういったものもなし。
本当に「普通のゲーム」ですね。

一応「レンタル基地」というものがあり、ここに格納庫や倉庫、工房などを建設できるのですが、開発と言うよりも部屋を増やすだけと言った感じ。
また、完成には「実時間の経過」が必要です。

戦闘機や武装もパーツを付属してカスタマイズ出来ますが、やはり待ち時間が必要。
キャラが働いて完成度を上げていくと言ったものではない、単なる待ち時間で、課金通貨を使えば短縮できるのですが・・・
海外の悪しき伝統「パワーアップ待ち時間」をカイロが導入するのか・・・ とも思ってしまいます。

課金通貨は他に、スタミナの回復や課金ガチャに使用します。
レアな戦闘機や武器、パーツなどは、やはり課金ガチャでないと入手困難。
ゲームの進行で「設計図」を得られ、課金ガチャをしなくても新機体や装備は得られるので、課金必須という訳ではないのですが、まあ「ソーシャルゲーム相応」の課金要素がありますね。

あおぞら飛行隊
※主人公や弟子は訓練やスキル習得が可能。 傭兵はダメ。 弟子は他プレイヤーへの助っ人キャラにもなります。
職業はレベルが 10 や 30 になった際に転職可能。 転職することで新しいスキルを習得できます。
基本的にアタッカー(パイロット系)、サポーター(レンジャーなど)、回復役(メカニックなど)の3タイプに分れるので、どういうチーム編成にするか考えて転職しましょう。
スキルの習得率はレベルアップで上がっていきます。


あおぞら飛行隊
※機体は設計図で増やせますが、ゲームが進むと登場するチンパン博士にテクノロジー研究を依頼することでも増えていきます。 ただしバナナが必要。
また、研究や建設、機体のカスタマイズには実時間の経過が必要で、例によって待ち時間はどんどん伸びていきます・・・
属性は一見わかりにくいですが、火 → 風 → 土 → 雷 → 水 → 火 という関係になっています。
武器に属性を付加するのは工房の「パーツ改良」で行います。 例えば機銃に「火の石」を使えば火属性の機銃になります。


全体として「ソーシャルゲームっぽいカイロゲーム」ではなく、「カイロっぽいソーシャルゲーム」という印象です。
動き回るキャラや自動進行というカイロらしい部分はなく、合成で強化してカードで移動とバトルを行う、オーソドックスなスマホゲームですね。

もちろんカイロらしいドットキャラ、ほのぼのした雰囲気、豊富なカスタマイズ性などにはカイロらしさがあり、ソシャゲ型になったおかげで長期的な育成を楽しめる内容にもなっています。
これなら開発ゲームや、他のカイロゲームが好きじゃなかった方でも楽しめるかもしれません。
これはこれで、レパートリーを広げるという意味ではアリだろうと思います。

ただ、開発ゲームとしてのカイロアプリが好きな私としては・・・ ちょっと違うというのも本音。
ぶっちゃけ、こういうゲームはスマホにはゴマンとあるので、別にカイロでやらなくても・・・ とも思ってしまいますね。

ともあれ本体は無料で、課金圧力はそんなに高くないので、試してみて損はないでしょう。
本当に良くも悪くも、他とは違うカイロアプリです。

・あおぞら飛行隊(iPhone 版、iTunes 起動)

・あおぞら飛行隊(Android 版、Google Play へ移動)

Titan Quest HD

古代世界のディアブロ。
古代ギリシャの戦士が神話時代のスパルタやエジプトを巡る、ディアブロやトーチライトと並び称される「ディアブロ型ハック&スラッシュ」のアクション RPG がスマホ&タブレットに移植されました。
「Titan Quest」です。

オリジナルは 2006 年にパソコンのソフトとして発売されており、フル 3D の美しいグラフィックとディアブロらしい派手な戦闘を iPhone / iPad でも遜色なく堪能することが出来ます。
移植を担当したのはフランスの DotEmu で、同社の移植は肝心なところが欠けていることも多いのですが、今作のクオリティーはかなり高いです。

私はオリジナルは未プレイなので比較することは出来ないのですが、近年の PC 用ヒット作の移植だけあって、ボリュームやグラフィックはスマホのレベルを超えてますね。
XCOM のような、フルサイズ・フルスペックの PC ゲームをそのまま移植した作品です。

ただしそのため、対応ハードの条件は厳しく、iPhone 5s 以降、iPad Air / mini 2 以降、iPod touch 第6世代が対象。 iPhone 5 や iPad 3 / 4 は対象外。
実際、iPad Air(CPU は 5s 相当)でのプレイだとコマ送り気味になる場面が散見され、快適にプレイできるギリギリの範囲といった印象を受けます。

価格は 960 円。 このレベルのゲームとしては、むしろ安いと言っても良いでしょう。
もちろん買い切りゲームなので、広告・課金・スタミナ等は一切ありません。
ただし拡張パック(Immortal Throne)は盛り込まれていません。

Titan Quest

Titan Quest

ディアブロの追従作と言えるので、ゲーム性はディアブロシリーズのまんまです。
見下ろし型のアクション RPG で、3D グラフィックですが、プレイ感は 2D(平面)。
画面左のスティックで移動し、右にあるボタンで攻撃。
攻撃は半オートで、押しっぱなしで連打でき、自動で近くの敵を狙ってくれます。

ディアブロ系の戦闘の特徴は「無双」。
大量の敵が一斉に襲いかかって来て、それをバッタバッタとなぎ倒す、スピーディーで爽快感のある戦闘が繰り広げられます。
と言っても、袋叩きに遭っているままだとさすがにやられてしまうので、あまりに敵が多い時は、逃げるかスキルを使って対処する必要があります。

減った HP はポーションを使って回復し、ピンチの時はオートで飲んでくれます。
ポーションの入手量は多く、店でも安く買えるので、基本的にはガブ飲みしながら戦うスタイルで、欧米らしいゴリ押し系。
ただ使ってすぐ回復するタイプではなく、徐々に回復していく形なので、HP が少なすぎる時は一旦離脱しないと危険です。

ディアブロと言えばランダムドロップのアイテム集め。 もちろんこのゲームでも健在です。
敵を倒していると様々な装備を落とし、多種多様な付加効果の付いたマジックアイテムも出現。
運が良ければ強力なレアアイテム、固有装備のエピックアイテムが手に入ることもあり、装備探しも大きな楽しみですね。
たまに敵が「チャーム」や「レリック」と呼ばれる欠片を落とすこともあり、これを装備に付加して強化することも出来ます。

Titan Quest
※画面をピンチ操作すればズームイン / ズームアウトが可能。
細かく描かれたグラフィックをアップで眺めることも出来ます。


Titan Quest
※アイテムは種類ごとに大きさが違います。 このシステムはいかにもディアブロ系。
武器は2種類装備でき、ボタンで切り替えられるので、遠距離用と近距離用にして使い分けるのが基本でしょうか。
メインストーリーが進行するとバッグが手に入り、アイテム所持数が増加します。


Titan Quest
※アイテムは白がノーマル、黄色はマジック付き、緑はレアマジック、青は固有装備。
オプションで白アイテムは非表示に出来ます。
スティックの右下にある青いボタンを押すとポータル(ワープゲート)が開き、町に戻れます。
ポータルでまた戻ってくることも出来るので、アイテムを持ち切れなくなったら売却してきましょう。


主人公のレベルが2になると「マスタリー」と呼ばれる特性を選択できます。
戦士系の Warfare、盾戦士の Defender、弓と槍の使い手 Hunter、火の魔術師 Earth、狼を呼び出す Nature などがあり、それぞれが固有のスキルを習得可能。

そしてレベルが8になると2つ目のマスタリーを選択可能になり、この2つの組合わせでビルド(職業)が決まります。
マスタリーは8つあるので、ビルドは計28。
どの組合わせが強いのか、どういう戦い方をするのか、その辺を考えるのもゲームの面白さですね。
加えてマスタリーごとに 20 のスキルがあり、どれを優先するかも重要です。

世界観はギリシャ神話やエジプト神話などをベースとしていて、実在した都市を模した町があり、ハクスラでありながらストーリーも重視されているのが特徴です。
メッセージが英語、しかもかなり長文が出て来るので、日本人にはストーリーは解り辛いのですが、見た目の雰囲気や演出でなんとなく物語は伝わって来ます。

また、マップは広大ながらも通るルートはほぼ決まっていて、道に沿って進んでいけばゲームは自然に進行するので、悪く言えば一本道ですが、英語が読めなくても進め方で迷うことはないでしょう。

フィールドは非常に美しく、素朴な雰囲気の町並み、こかげのリアルな森、水の表現が見事な川や海岸などがあり、昼夜の変化もあります。
物理シミュレートも細かく、破片がリアルに転がり、坂道で倒れた敵の死体はゴロゴロと転がり落ちていきます。
そのグラフィックは iOS のゲームとしては間違いなくトップレベルですね。

ただ、私が iPad Air でプレイしていたからかもしれませんが・・・
高負荷なグラフィックによる不安定さが難点です。

まず、妙な引っかかりというか、操作し辛さを感じます。
たまに思うように移動できなかったり、攻撃できないことが。
また攻撃が半オートなのが災いし、あさっての敵を狙って思わぬ方向に走っていくことも。
操作性が悪いと言うより、たまに不自然になる、という感じでしょうか。

そして何より、たまに落ちる。
経験値やアイテムなど、最低限の情報は定期的にセーブされているようで、落ちたら全部パーという訳ではないのですが、再開時に復活ポイントまで戻されてしまうため、元の場所まで行くのが面倒。
倒した敵やマップの踏破状況なども落ちると戻ってしまいます。
メモリの問題で落ちている訳ではないようなので、本体再起動しても特に変化なし。

ただ、iPhone 6 Plus でプレイしてみると、明らかに iPad Air の時より操作がスムーズでした。
よってやはり、iPad Air や iPhone 5s では「ギリギリ」なのでしょうね。
決して遊べない訳ではなく、普通に楽しめるレベルなのですが・・・ 今の時点ではこれらの機種では、やや不安定なのは否めません。
そろそろ 2013 年世代(Apple A7)では足りない時代が来たということでしょうか。

(ちなみに iPhone 5s、iPad Air 1、iPad mini 2 / 3 は A7。 iPhone 5、5c、iPad 4 は A6。 iPhone 4S、iPad 2 / 3、iPad mini 1、iPod touch 第5世代は A5 です)

Titan Quest
※習得する特性はゲームが進めば2つ選べます。 ただし後で変更はできません。
戦士系は二刀流が可能に。 近接系と魔法系を取って使い分ける手も。
召喚魔法は盾戦士以外、どれも持っていますが、自然魔法は召喚数が多めです。


Titan Quest
※スキルツリー。 これは Hunting(弓&槍使い)のもの。
スキルポイントはレベルアップごとに3つ貰えますが、逆に言うと3つしか貰えないので、全部を上げていくことはできません。
左下のメーター(基本スキル)を上げるとステータスが増えます。
10 年前のゲームなので、スキルの詳細はネットで検索すれば調べられるはず。


Titan Quest
※港町のワンシーン。 船や石畳などの書き込みの細かさが目を引き、陰影のリアルさと水の表現がそれらを際立たせます。
その分、高いグラフィック処理能力が必要な訳ですが・・・


スマホ用のゲームではなく、パソコンのフルプライス用のゲームで、そして「ソシャゲ時代の前に作られたゲーム」なので、課金なしでガッツリ遊べる内容です。
出先でちょっと遊ぶというのには向きませんが、やり込めるヘビーなゲームをしたい方にはお勧めです。
言うなれば「脂の乗った PC 洋ゲー」ですね。

PC ゲームと言っても無双アクション RPG なので、ゲーム自体は難しくありません。
敵を片っ端からボコりながら進んでいけば良いので、誰でも遊べます。

職業は一度決めると変えられませんが、そのぶん数度のプレイで色々な職業を試してみる遊び方も出来ます。
クリア後に選べる難易度も3種類用意されていて、やり込みも想定されたシステムですね。
長くしっかり楽しめる、オススメの本格派ゲームです。

・Titan Quest(iPhone 版、iTunes 起動)

・Titan Quest(Android 版、Google Play へ)

※Youtube 公式 PV

心鎧リコレクト

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主人公を弾き飛ばし、ブロックで構成されたモンスターをバラバラに壊していく、爽快感のあるアクション RPG が公開されています。
「心鎧リコレクト」です。

テンポ良く楽しめるサクサク感のある RPG で、モンスターにぶつかってダメージを与えるのではなく、「モンスターを崩していく」という戦闘がユニーク。
演出なども良く、思わずプレイし続けてしまう秀作ゲームですね。

アプリ本体は無料で、課金はありません。
スタミナやガチャなどもなく、タダで好きなだけ遊べるゲームです。
ただしバナー広告と任意の動画広告があります。

心鎧リコレクト

マップは四角いマスで区切られていて、未踏破の場所に踏み込むと戦闘になります。
戦闘シーンでは画面をフリックすると、その方向に主人公がダッシュ。
モンスターにぶつかって攻撃を行います。

モンスターは小さなブロックで構成されていて、当たるとその周辺のブロックがはじけ飛びます。
これを繰り返してモンスターのブロックを全部バラバラにすれば勝利。
よってブロックがまだ残っているところに当たらなければなりません。
攻撃力は与えるダメージではなく、一度の激突で吹っ飛ばせるブロックの数になります。

モンスターも一定時間ごとに、赤く光ったり、弾を撃ったり、炎やレーザーを出すなどの攻撃を行います。
触れるとこちらがダメージを受けますが、こちらはブロックではないので、普通に HP が減少します。
主人公を飛ばすとしばらく惰性で跳ね回りますが、画面を押しっぱなしにすると急停止するので、それで敵の攻撃を回避できます。

アクション性のある戦闘ですが、難易度は高くありません。
ターン制ではないので、どんどんフリックしてガンガン飛ばし、連続でぶつかって破壊しまくれば OK。
ストレスなく、サクサク戦えるバトルですね。

破壊した敵のブロックは、お金になる黄色ブロックや回復する水色ブロックなどに変化し、回収することが出来ます。
チャージが貯まる紫ブロックを集めてから必殺技ボタンを押すと、無敵状態で画面を跳ね回る攻撃を繰り出すことも可能。

戦闘に勝利すると 剣・鎧・兜 の経験値を得られ、これが最大になるとステータスがアップします。
主人公自身にレベルはなく、ステータスは装備の経験値 MAX ボーナスと、各所にあるショップで強化アイテムを買うことで上がっていきます。
装備の経験値が上限に達したら、別の装備に変えないとステータスは増やせません。

心鎧リコレクト
※ブロックを全部削らないとモンスターを倒せないので、残りのブロックが少なくなったらちゃんと狙わないとダメ。
残ったブロックは拡大表示されるので、どこにあるか解らないということはありません。
画面を押したまま指をスライドすると正確に狙いを付けられます。
右は必殺技の「バースト」を発動したところ。 チャージは割とすぐ貯まるので惜しまずに使いましょう。
やや解りにくいのですが、チャージ量は装備の下にある線が表わしています。


戦闘に勝利すると、そのマスが解放された状態になります。
解放したマスは敵が出現しなくなり、自由に通行できます。
マップ上のマスをどんどん解放していき、世界を探索していく展開は 浮遊大陸バトリクス に似ていますね。

マップ上には家や商店、町、遺跡など様々なものがあります。
ところどころにイベントが発生するマスもあり、そこに行くと会話シーンの後に「ココロ」を入手。
これを集めないと通行できない場所があるため、イベントを探しながらマップを進んでいくことになります。

町では稼いだお金で装備を購入できます。
装備を多く集めないと、装備の経験値 MAX ボーナスを得られないので、武器や防具は強くなるための素材としても必要になります。

武器には貫通攻撃や魔法弾、速度アップなどの様々な「武器スキル」が付いていて、タップで発動可能。
MP を消費しますが、赤いブロックを回収すれば回復するので、どんどん使っていきましょう。

心鎧リコレクト
※経験値は使っている装備に入るシステム。 各装備で2回(そのジャンルの上限解放をしていれば3回)まで経験値 MAX ボーナスを得られます。
右は武器スキルの1つ「レーザー」を使って攻撃しているシーン。 スキルはやはり杖の方が強いです。


心鎧リコレクト
※基本ステータスは各地の商店で「素材」を買うことでも上がります。
値段は序盤の商店の方が安いので、お金が貯まったら先に見かけたお店のアイテムから買い占めていきましょう。
右はお供のネコウモリ・・・? 主人公は「さまようよろい」で、その中に住み付いています。


とにかく軽快に遊べるアクション RPG で、戦闘に爽快感があり、バトルの時間も短く、マップを踏破していく楽しみがあって、育成のテンポも良いです。
ストーリーはマップを探索していれば自然に進んでいくので、進行で悩むことはありません。

装備の強化上限を解放するためには「黒水晶」というものを破壊する必要があり、しかしこれを壊すには周辺のマスを全て踏破する必要があって、これだけちょっと面倒。
ただ、ムリに解放しなくても進行できますし、他に気になった点はありません。
任意動画広告も頻繁に出る訳ではなく、また毎回見ないと進めないバランスでもありません。

個人作成のゲームとしては、かなり完成度が高い作品だと思います。
これで無料、課金もなしですから、まずは試してみるのをオススメします。

・心鎧リコレクト(iPhone 版、iTunes 起動)

・心鎧リコレクト(Android 版、Google Play へ移動)

Kerohiro the Flag Bearer

カエルの世界の勇者ご一行が、一列で移動しながら敵と戦う行列アクション RPG が公開されています。
「Kerohiro the Flag Bearer」です。 名前がローマ字。

2013 年に勇者が行列を作って敵と戦う「Nimble Quest」というアプリが公開されて人気になりましたが、それにストーリーを加えたような内容ですね。
Nimble Quest よりクオリティは劣りますが、長期的な育成・攻略要素があり、長く楽しめるゲームになっています。

アプリ本体は無料、ただしスタミナや強制全画面広告があります。
ただ広告は 120 円の課金で非表示にすることができます。

Kerohiro the Flag Bearer

最初は旗を掲げた主人公のカエル1匹でスタート。
ステージが始まると自動で歩き始め、画面をフリックして進行方向を変えます。

敵を前方に捉えると、自動で剣を振って攻撃を行います。
ただし敵も射程内にこちらを捉えると攻撃して来るので、相手の背後や側面に回り込み、攻撃されないよう接近する必要があります。

敵を全滅させればステージクリア。 一旦マップ画面に戻ります。
メインクエストならストーリーが進み、新しい仲間も登場。
遠距離攻撃できる弓兵カエル、斧で斬り込む木こりカエル、前方の敵を一閃する剣士カエルなどが現れ、どんどん戦力アップしていきます。

仲間が増えると主人公一行は行列を作って移動します。
ただ、俗に言うスネークゲーム(ヘビゲーム)ではなく、敵や味方、障害物にぶつかってもミスにはなりません。
反転も可能で、動きもそんなに速くなく、この辺は Nimble Quest ほどシビアではありません。

とは言え、簡単という訳でもありません。 むしろ序盤から割と難しい。
不用意に敵の集団に近付くとすぐ連続攻撃を食らって死んでしまうため、慎重に接近する必要がありますが、相手が急に振り返ってきたり、多数の敵に囲まれることもあり、油断するとあっさり全滅します。

負けてもペナルティはなく、獲得した経験値やお金も持って帰れるのですが、スタミナは減少するため、すぐに負けるぐらいなら勝てるステージを繰り返し、経験値とお金を貯めた方が良いですね。

Kerohiro the Flag Bearer
※敵の背後から近付いてバシュッと一閃! でも言うほど簡単じゃない。
敵が多い場所に突っ込むとまず死ぬので、孤立している敵を狙って1グループずつ叩いていくのが基本。
右はステージマップ。 中央の2つのステージはスタミナ消費がないので、序盤はここを繰り返して鍛えましょう。


ゲームが進むと強化アイテムを入手でき、鍛冶屋も利用できるようになります。
お金はパーティーの人数を増やすのと、鍛冶屋でキャラを強化するのに使用します。
レベルアップでも強くなるので、進めない時は地道な育成も必要ですね。

ストーリーシーンには様々なカエルキャラが現れ、意外と本格的な物語が展開されます。
ただ、メッセージが英語なので内容は理解しづらいです。
ゲーム自体は英語が読めなくても問題ありませんが。

難点は前述したように、強制広告とスタミナがあること。
無料アプリだし広告は課金で解除できるので、それはともかくとして、スタミナが少ない印象。
最大5で、苦戦しているとあっという間に尽きてしまいます。
最大スタミナを増やす課金もあるので、それを前提としているのかもしれません・・・

ただ、スタミナなしで訓練できるステージがあり、中盤からは多くの戦闘を行えるダンジョンも登場するので、これらを併用して鍛えていけば、スタミナの少なさはある程度カバーできます。

もう1つ気になったのは、パーティーメンバーが5人以上になると画面がズームアウトすること。
広範囲を見渡せるようになりますが、キャラが小さくなってちょっと味気ない・・・
自分でズームレベルを選べれば良かったのですが・・・

Kerohiro the Flag Bearer
※左はストーリーシーン。 お姫様カエルや神官カエルなど、可愛らしいドットキャラが登場。
右は鍛冶屋。 酒場で情報を得た後、山の麓のステージをクリアすると利用できるようになります。


Kerohiro the Flag Bearer
※ゲージが貯まると先頭のキャラが必殺技を発動させます。 初期カエルの必殺技はスピードアップ。
右は編成画面。 パーティーの人数をお金で増やせば、全員参戦させることが可能です。


課金は前述したように広告解除が 120 円。 最大スタミナ +3 は 240 円。
広告解除&スタミナ +5 は 360 円です。
無課金でも進めないことはありませんが、この辺の値段のゲームだと思っておいた方が良いかも。
ガチャのようなものは無いのでご安心を。

個人作成のゲームで、さすがに Nimble Quest と比べると見劣りしますが、個人アプリらしい素朴な良さがあるゲームです。
ストーリーのボリュームも相応にあり、味方キャラも豊富。
後半まで進めばかなりの行列になる模様。

ともあれ試すのはタダなので、まずはやってみるのをお勧めします。
私的には、Nimble Quest が好きだったので、それと似た RPG をまた遊べるというのが嬉しいですね。

・Kerohiro the Flag Bearer(iPhone 版、iTunes 起動)

・Kerohiro the Flag Bearer(Android 版、Google Play へ移動)

※Youtube 公式 PV

いきなりダンジョン

左右移動と攻撃のみのシンプルな操作ながら、主人公を強化して先に進んでいくのが楽しい、2D のアクション RPG が公開されています。
「いきなりダンジョン」です。

開発したのは韓国の2人組の小サークルで、確かにこの「メイプルストーリー」や「アラド戦記」的な横スクロールの 2D アクションは韓国ゲームらしいですね。
序盤は簡単すぎて楽しいとは思えなかったのですが、先に進むと左右から挟み撃ちされる状況をいかに切り抜けるかというアクション性が強くなり、可愛らしいキャラクターやストーリーもあって面白くなってきます。

価格は無料、スタミナやガチャはありませんが、課金要素はあります。
強制ではありませんが、収入を増やす任意動画広告があり、これを活用しないとお金がなかなか貯まらないため、結果的に動画広告を見る機会が多めなのが良し悪し。
メッセージは全て日本語化されていて、翻訳におかしな点はありません。

いきなりダンジョン

いきなりダンジョン

借金を払うため家を売ろうとしていた主人公の前にいきなりダンジョンが。
魔法剣士の修行をしていた主人公は剣を片手に、それに挑んでいきます。

ダンジョンと言っても森や雪原などの広い場所で、分かれ道や出口はありません。
真横視点の 2D のアクションゲームで、フィールドの両端から出て来る敵を片っ端から倒し、全滅させればステージクリアです。

操作は左右移動のボタンと、剣攻撃・魔法攻撃の4ボタン。ジャンプはありません。
魔法ボタンを押しっぱなしにするとショットが自動で連射され、これが攻撃のメイン。

敵を倒すとコインと一緒に黄色いオーブを落とし、これを集めてゲージが貯まってから剣を振ると強力な衝撃波を放てます。
剣は当面、ピンチの時にこの衝撃波を出すためのものですね。
ただ剣攻撃自体も威力は高く、射程は短いですが複数の敵にダメージを与えられるため、敵が強くなってくると活用することもあります。

当面は非常に簡単で、ゆっくり迫ってくるスライムにショットを撃っていれば良いので、シンプルすぎて面白いとは思えないでしょう。
しかしステージが進むと敵が硬くなり、スピードの速い敵や、高耐久の敵も登場。
こうなるとフィールドの中央で戦っているだけでは両側から挟まれてやられてしまうので、どちらか一方を集中攻撃して退路を確保したり、スピードの速い敵がいる方から片付けるなど、相応の攻略が必要になります。

中盤からはジャンプする敵やトラップの針なども登場するため、より戦い方が重要になります。
主人公の耐久力が低めで、ちょっと攻撃を食らうとすぐピンチになるため、そこからの難易度はむしろ高め。
ボス戦もあり、ちゃんとアクションゲームしている内容です。

いきなりダンジョン3
※こんな風に挟まれるとピンチになる。 こうならないよう積極的に立ち回りましょう。
ヤバくなったら剣を振り、敵を押し退けながらあきらめずに退路を確保すること。
ちなみにこのサボテンはジャンプしますが、その時に下を抜けられます。


いきなりダンジョン4
※マシンに乗ったモグラのボス。 上からミサイルを落としてきますが、落下地点には照準が出るのですばやく逃げ場所を判断しましょう。
体当たりは最後尾に行けば食らいません。


ステージをクリアできれば集めたコインを持ち帰れ、それでレベルアップしたり装備を購入し、主人公を強化できます。
装備を変更すればちゃんと見た目にも反映されます。
スキル(剣の衝撃波と魔法弾)の強化も可能で、特に衝撃波は強化すると射程が伸び、見た目もハデに。
そのパワーアップがゲームの面白さのポイントと言えますね。

ただ、強化に必要なコインはどんどん増えていきます。
もちろん収入も増えていくのですが、途中からはクリア後に動画広告を見ないと、稼ぐのは辛くなります。

1ステージにかかる時間は3分ほどですが、動画広告を見るとその時に得た収入が2倍に。
1日5回まで利用できるボーナスの動画広告もあります。
これらを活用すればテンポの良い強化を行えますが、死んだ時に1度だけ復活できる広告もあって、それも含めると広告ばかり見せられている印象も受けます・・・

まあ、広告があるからアプリが無料なんだし、広告がなかったら今度は課金しないと辛いという話になるので、一概に文句は言えないのですが・・・

いきなりダンジョン5
※強化はまずレベルアップを優先し、レベルアップに必要な費用が高騰してきたら装備を買い換え、合間にスキルを強化していきましょう。
装備は順番に買っていく必要はないので、お金があるなら一気に上位のものを選びたいところ。
なお、動画広告は1人が1日に利用できる回数に制限があります。 これはアプリの仕様ではなく広告側の仕様です。


いきなりダンジョン6
※ダンジョンで ょぅし"ょ 発見。 ストーリーはこの子を中心に展開し、会話時には選択もあり。
ゲームシーンのキャラはドット絵ですが、キャラの立ち絵は高精細です。


全体としては、個人作成に近いアクション RPG としてはかなりクオリティの高い作品だと思います。
没頭して遊べるゲームで、スタミナがないので延々とやってしまいますね。
たまに出て来るストーリーシーンもアクセントになっています。

中盤から難しくなって来て、やられてしまうと何も持ち帰れないのが辛いところですが、クリア出来るステージで稼ぎ、着実に強化しながら進めれば、アクションが苦手な人でも大丈夫でしょう。

シンプルなルールの 2D アクションなので、人を選ばず勧められるゲームです。

・いきなりダンジョン(iPhone 版、iTunes 起動)

・いきなりダンジョン(Android 版、Google Play へ移動)

※Youtube 公式 PV

Mystic Castle

テキストベース(文字のみ)のシンプルな開発シーンと、シビアなルールの RPG 探索シーンが組み合わさった、簡素ながらハマれるコマンド選択型のサバイバルゲームが公開されています。
「Mystic Castle」です。

このゲームは、以前ご紹介した ダークドラゴン(A Dark Dragon) の模倣作です。
ダークドラゴンは A Dark Room というテキストゲームのリメイク版でしたから、これらの作品は「Dark Room 系」と言っても良いでしょう。

正直、ゲームシステムがダークドラゴンとほぼ同じなのに、グラフィックが大幅に見劣りするため、ダークドラゴンの経験者だと劣化版の印象を強く感じます。
ただ、ダークドラゴンよりもゲームの進行が早く、探索もラクに展開するため、高難度だった A Dark Room やダークドラゴンよりも手軽に楽しむことができます。
キャラクターの転職などもあり、こちらにはこちらの良さがありますね。

価格は 120 円。 買い切りゲームなのでスタミナや広告はありません。
ただ課金通貨があって、それと引き替えにアイテムや特典、追加ステージなどを買う要素があります。

開発は中国の Locojoy というメーカーですが、名前が「Locojoy-TW」になっているので台湾支社だと思われます。
ちなみに同じコマンド制のサバイバルゲーム「Buried Town」も、Locojoy のアプリです。

Mystic Castle

何もない古城に辿り付いたところからゲームスタート。
最初にできるのは「錬金」のボタンを押すだけ。 押すごとにコインが1枚ずつ増えていきます。

コインを得ると「建設」のボタンで倉庫を作れるようになります。
絵がないので文字で「倉庫」と出るだけですが、これにより「採集」のボタンを使えるようになり、石と木材を集められます。
物資が集まると今度は 住宅、農場、商店 などを建設でき、住宅の建設で城の人口が増加。
農場を建設すれば人々を農民にして、「小麦」を得られるようになります。
住民の生産は自動で、時間の経過により自然と小麦が貯まっていきます。

以後も物資を集めて、施設を建設するのを繰り返していきます。
商店を作れば足りない物資をコインで調達でき、製粉所を作れば住民を「パン職人」にしてパンを生産可能。
馬屋を作ることで「製造」のボタンが追加され、皮と麦で馬を得ることもできます。

この辺の建設の流れは ダークドラゴン と変わりません。
ただ、ダークドラゴンはバッドイベントが発生しやすく(防ぐ方法もあるが気付きにくい)、建設もスローペースでしたが、こちらはどんどん進みます。
見た目はダークドラゴンより簡素ですが、短時間で冒険の開始に必要な「居酒屋」「訓練所」の建設までたどり着けるでしょう。

Mystic Castle
※開発画面はこんな風に文字とボタンだけ。 イベントも文字のみ。
後発なんだからもうちょっと演出があっても・・・ とも思いますが、一応古いテキストゲームの雰囲気を出しているのでしょうか?


居酒屋で冒険者を雇用し、パンを持たせたら、いよいよ冒険に出発することができます。
冒険シーンではフィールド上をタップで1マスずつ移動していきます。
最初に見える範囲は少なく、どこに何があるかは探索して明らかにしなければなりません。

この冒険シーンの見た目も簡素で、ダークドラゴンと比べるとますます見劣りしますが・・・
そこは慣れるしかないですね。

一方、このゲームは冒険中も町では生産活動が行われていて、そこはダークドラゴンより良い点です。
またオフライン中でも1時間(180回分)は生産を行ってくれます。

ダークドラゴンと同様、フィールドを移動するごとに食料(パン)が減っていきます。
なくなると数マス歩いただけで餓死するので、最初は遠出は厳禁。 慎重に行動しなければなりません。

建物に入るか、移動中に敵に遭遇すると戦闘になります。
戦闘シーンでは「パンチ」などの行動ボタンを押して敵を攻撃しますが、このゲームは「オート」も可能。
オートだとゲージが貯まり次第攻撃を繰り返してくれるので、プレイヤーはピンチの時にパンを使って回復するぐらいで OK です。

とは言え、初期の冒険者はヨワヨワ。 油断すればすぐに死んでしまいます・・・
もし死んでしまった時は、どうすれば良いか・・・?
きれいさっぱり忘れましょう。

このゲームの冒険者に経験値やレベルはありません。 よって初期の冒険者に「育成」は必要ありません。
しかも雇用に必要なコインはたった3枚。 その命はわずかタップ3回分。
死んだキャラクターは墓地に送られますが、すぐ埋葬してしまい、新たに雇ってガンガン死地に送り込み、決死の冒険を繰り返して貰いましょう。 

Mystic Castle
※左がフィールドの移動シーン。 見てのようにノッペリと言うか、マークしかありません。 もうちょっと装飾があっても・・・
右は戦闘シーン。 モノトーンの顔のアップで、目だけ光っているのが雰囲気あって良いです。
死んでも序盤は気にしないように。 とある偉い人は言いました。 365日、24時間、 死ぬまで働けと。


冒険により伐採場や採石場、鉄鋼脈を解放できれば、町に施設を建設し、住民を伐採者や鉱夫にして木や石、鉄などを産出できます。
これらが手に入ると鍛冶屋や布屋も建設可能になり、アイテム所持量を増やす袋、パーティーメンバーを増やす馬車などを製造可能に。 これにより冒険やバトルがラクになります。

そしてこのゲームの大きな特徴が、装備の製造によってキャラクターを「クラスチェンジ」できること。
最初はみんな「アドベンチャー」ですが、鎧や武器を用意することで HP や攻撃力に勝る「ウォリアー」、攻撃を連打できる「シーフ」、魔法を使う「ウィッチ」などに転職できます。
キャラクターはダークドラゴンの武器に相当しますが、回復魔法を使う「プリースト」なども存在。
上位の装備を作れれば上のクラスに昇格することもできます。

クラスチェンジによる戦力アップは段違いで、強くなったのを実感できます。
フィールドのイベントで得られる特殊キャラもいて、好きな編成で戦えるのがこのゲームの面白さですね。

ただ、上位の職業になると、死んでしまった時に復活させなければなりません。
前述したようにレベルや経験値はありませんが、再びアイテムをそろえて転職させるのは手間だからです。
復活には「福音」と呼ばれる素材が必要で、これを生産しておかなければなりません。

Mystic Castle
※転職がこのゲームのポイント。 武器や鎧は装備ではなく、転職用素材。
アドベンチャーはウォーリアやウィッチなど5つの職業になれますが、ウォーリアやウィッチはさらに2つの職業に枝分かれします。
死んだキャラを復活させる福音は、最初のステージにある女神像を解放すれば町でコインから生産可能です。


冒頭でも述べましたが、ダークドラゴン と同じシステムなのに見た目が劣るため、ダークドラゴン経験者には初見は辛いです。 私も1度は見限りました。
ただ、少し進むと遊びやすさが解り、ダークドラゴン経験者だと「サクサク感」さえ感じることでしょう。
A Dark Room / ダークドラゴンには初期のパソコンゲームのような難しさがあり、そこが1つの長所やノスタルジーではありましたが、サクサク進めるのもやっぱり良いですね。

ダークドラゴン未経験者だと見劣り感を受けることはないので、こういうものとして普通に楽しめると思います。
それでも見た目の簡素さは否めませんが、こちらの方が入門向けと言えるので、ここで慣れてダークドラゴンに挑むというのも良いかも。

今後、Dark Room 系が1つのジャンルとして確立していくのでしょうか?
比較的プログラムが難しくなく、応用が利くシステムだと思うので、他にも色々と出て来るかもしれませんね。

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