iPhone AC 番外レポート

iPhone AC でまだ取り上げていないアプリの感想などを表記しています。

シューティング

StarCannon

ひたすら自機がパワーアップしていく縦スクロールのオーソドックスなシューティングゲーム。
それがこの「StarCannon」です。

ゲーム自体は「何の変哲もない縦シュー」なのですが、自機がひたすらパワーアップし続ける点が特徴のゲームです。

starcannon

シューティングゲームとしては、目を見張るような特徴はありません
操作性は悪くなく、プレイもしやすくて無難な出来なのですが、綺麗だけど一般的なグラフィック、悪くはないけど特徴のない敵キャラ、ごく普通のゲーム性など、全体的に「無難な内容」です。

敵編隊を全滅させると「×」マークのアイテムが出て、それを取ると倍率ゲージがアップ、任意のタイミングで倍率ボタンを押すとゲーム全体に一定時間スローがかかり、その間に敵を倒すとスコアに倍率がかかるという特色がありますが、あまり派手さはなく、特筆できるほどのシステムではありません。


しかし特徴的と言えるのは、武器が3種類あってアイテムを取るとどんどんパワーアップ。
そのパワーアップがなんと最大 18 段階!
最初は弱いのですがパワーアップが 10 段階あたりを越えるとかなり強くなり、敵を大量の弾でバリバリ倒せるようになって、爽快感が増してきます

ミスしてもパワーアップはそのままなので、際限なく強くなっていく楽しさがあります。
最初が弱いだけに、「強くなった」という気になれますね。
「やっぱりパワーアップって、シューティングの楽しさの1つだよなぁ」というのを実感させてくれます。


ただ、1ステージがやたら長く、そのためゲームのテンポが悪いです。
1ステージが 10 分ぐらいかかります・・・ えらく冗長
シューティングゲームとしてはパワーアップ以外には特筆する点がない、オーソドックスなものなので、十分なパワーアップをする前にやめてしまう方も多そうです。
これでは評価しない人も多いでしょうね・・・
ステージ3ぐらいまで行くと、パワーアップにより攻撃がかなり派手になってくるのですが・・・

難易度は「NORMAL」だと低めで、シューティングが苦手な人でも遊べると思います。
得意な人はいきなり「HARD」でやった方が良いかもしれません。

まあオーソドックスである分、一般的なシューティングの面白さはあります
パワーアップし続ければ中盤からは爽快に敵を倒せるようになりますし、後半ステージは敵も増えて手強くなってきます。
操作性も悪くないし、そして何より価格も安めです
(現在は 115 円になっていますが、今は 50% OFF のようなので、通常は 230 円だと思われます)

私的には、シューティングが嫌いでないなら、相応にオススメ出来るゲームです。
値段分は楽しめるアプリだと思いますよ。

StarCannon(iTunes が起動します)
 

Techno Trancer

シューティングの楽しさをシンプルに追求しようとした・・・
そんな感じの縦スクロールシューティングが、この「Techno Trancer」です。
1ゲームが短いので「ショートゲーム」と言ってもいいですね。

パーティクル(光の粒子)と線画で構成されたグラフィックは GeoDefenseORBITAL のようなイメージで、いかにも「狙っている」という感じがします。
でも美しいパーティクルで、綺麗なグラフィックであることは確かですね。

technotrancer

ゲームはとてもシンプルで、自動で弾を連射する自機を操作し、赤い敵弾をかわしながら、青い敵を倒し続けます。

敵を倒すと黄色い粒子がバラまかれ、これを回収すると得点が入ると共に画面上部のゲージが貯まっていきます。
最大まで達すると一定時間無敵になり、攻撃も強化され、さらに敵が大量の粒子をバラまくようになります。
この時は画面も強めに輝き、残像も生じて、かなりハデハデになります

また、面白いのは自機の周囲に円形のフィールドが張られていて、この中に入った敵弾は速度が遅くなります
これにより、急に撃たれた弾で突発的に死ぬことが少なく、弾を避けやすくなっています。
自機の当たり判定も小さめなので、かわす楽しさもありますね。
また、敵の動きはかなり高速ですが、敵自体にぶつかってもミスにはなりません。


しかし、このゲーム・・・ シューティングとしては致命的な欠点が。
妙に操作がし辛いのです。 というか、プレイし辛い。

操作は指をスライドさせて行い、画面のどこに指を置いても動かす事が可能です。
この操作方法は スペースインベーダー インフィニティジーン と同じで、決してこの操作方法自体が操作し辛さやプレイし辛さに繋がっている訳ではありません。

(初期設定だと)指を動かした速度の2倍の早さで自機が動きますが、これは慣れれば少しの指の動きで大きな移動ができるので、最初は違和感ありますが、慣れると操作しやすくなります。

それでも操作し辛い、プレイし辛いと感じるのは・・・ ゲームシステムと操作性の相性のせい。
このゲーム、敵が前だけでなく後ろからもかなり頻繁に出てくるのです。
さらにゲームの全体の動きが高速で、敵の出現ペースもかなり速い。

そのため、「画面のどこかに指を置いておかないと操作できない」が、「敵が前からも後ろからも次々と出て来て弾も撃つので、指を前に置いても後ろに置いても、画面を見るのに邪魔になる」のです。

文章では説明し辛いのですが、やってみればすぐに解ります。
どこに指を置いてても邪魔です。
通常、iPhone / iPod touch のシューティングは画面の下部、自機の下あたりに指を置いて操作すると思いますが、後ろから敵が来るうえに自機の上に指がかぶさりやすいので、そこに指を置くと一番邪魔
横の方に指を置いてると画面から指が出てしまいそうになり、頻繁に置き直しが必要になって余計に不便。
自機を画面中央付近に配置し、画面下に指を置いてプレイすると操作はしやすいのですが、下から撃たれた弾が指で隠れて見えず、やられてしまうパターンが続発。
結果的に画面の上部に指を置いてプレイするのが一番やりやすい感じです。
「それじゃあ今度は上が見えないじゃん」と言う事になりますが、このゲームの場合、それでも画面下側に指を置くよりマシです。
そういうゲーム性なのです。

こんな状態なので、iPhone / iPod touch のシューティングに悪い意味で良くある、「操作を常に気にしながらプレイしないといけないゲーム」になってしまっています。
これでは残念ながら、存分に楽しむことは出来ませんね・・・

※現在はアップデートにより、画面サイズを狭め、外周に「指置き場」を作れる機能が備わっています。 これにより指が邪魔になる問題は解消されています。


ただ、ゲーム自体は「シューティングを知っている人」が作っているんだろうな、というのが伺えます。

敵の色・弾の色・アイテムの色がハッキリと異なっているので判別しやすく、得点アイテムは近づくだけで吸い込む事ができ、自機の周辺の敵弾が遅くなるため突発的な弾では死ににくい。
これらは相応にシューティングゲームを知っている人でないと配慮できない点でしょう。

自機の当たり判定が小さく、先に進むほど得点が加速度的に上がっていき、無敵時にはハデな展開になるなど、最近流行りのシューティングのシステムをちゃんと取り入れている印象も受けます。

ただ、このプレイし辛さの問題はなぁ・・・
やっぱりゲームは快適に操作できてナンボだし、このゲームは1プレイが短い「ショートゲーム」であるだけに、操作面がダメだと余計にそこが悪く思えてしまいますね。
ポーズ(一時停止)がないのも不便な点ですが、この点はショートゲームだから最初から割り切ってるのかな?


オススメかどうかというと、正直微妙です。
価格は 230 円でそれほど高くありませんが、短時間で終わるゲームで敵の種類は少なく、パワーアップやボムなどもないので、ボリュームを考えるとこのぐらいか 115 円が妥当でしょう。

短時間でシューティングの楽しさを」というコンセプトは、確かに感じることが出来ます。
その点の楽しさは確かにありますし、慣れてくると上のスコアを目指したくなるので、ボリュームを期待せず「ちょっとした時に遊べるシューティングを」という気持ちで買うのであれば、悪くはないかなと思います。
操作性に違和感がある点は、事前に了承しておきましょう。

Techno Trancer(iTunes が起動します)

(あと、こんなこと証拠もなく言うのは何ですが… iTunes のレビューが妙に不自然です… 「神アプリ!」を連呼とか…)
 

CATACOMBS

西洋ファンタジー風のキャラクターが全方向スクロールのダンジョンに挑む、4人同時プレイが可能な往年の名作「ガントレット」。
そのガントレット似たダンジョン探索ゲームが、この「Catacombs」です。

戦士や弓使い、魔法使いなどのキャラクターがいますが、戦士も斧を投げて戦うので、ゲームとしては「全方向スクロールシューティングゲーム」と言えますね。

catacombs

左のスティックでキャラクターを動かし、右のスティックでショットを撃つ方向を指示します。
操作性は良好で、やっていて操作し辛さや違和感を感じることはありません。

ダンジョンの中を探索し、次々とやって来る敵を倒しながら、宝物を取って鍵を見つけ、扉を開き、階段を探して下へと降りていきます。
基本的なゲームシステムは、確かに「ガントレット」によく似ているのですが・・・


ぶっちゃけ、「単調」。

敵がそんなに多い訳ではなく、プレイヤーの体力も非常に多いのでピンチになる事も少なく、いくら進んでも画面は変わり映えせず、敵キャラの種類も少ないです。
ハッキリ言って、盛り上がりに欠けます。

かつての名作「ガントレット」は画面を埋め尽くすほどの大量の敵が出て来て、それを最大4人同時プレイで次々と倒し、切り抜けていくのが面白かったのですが・・・
このゲームは敵が少ないうえに、画面をスクロールさせれば追ってこなくなるので、少数の敵を1つ1つ倒していく地味な展開。
もちろん多人数同時プレイなんてものはありません。
難易度を上げても敵の攻撃力が上がるのみで、敵の数は増えません。

とにかくゲーム展開が淡々としていて変化に乏しく、途中で飽きます
ダンジョンは 24 階をクリアすることでコンプリートとなるのですが、10 階ぐらいですでに飽きてました。
で、そのまま最後まで何も変わり映えせず、終了した感じ・・・
ダンジョンの形も常に一定なので、他のキャラクターがいても改めて同じダンジョンをやろうという気にはなりませんね。

マップ画面があって、他にも入れそうなダンジョンがあるのですが、開発中なのか最初のダンジョンをクリアしても追加はなし。
1つ別のダンジョンがあるのですが、115 円で追加課金しなければ入れません。


単調なゲームで、あまりオススメ出来る内容ではありませんね。
確かに見た目は「ガントレット」らしいのですが・・・ この淡々としたゲーム展開は、ガントレットにはほど遠いなぁ・・・

ただ、価格はかなり安く 115 円です
内容と価格を考えると、決してコストパフォーマンスが悪い訳ではなく、価格相応は遊べるゲームです。
この価格なら、気になる方は試してみても良いのではないかと思います。

Catacombs(iTunes が起動します)
 

Blue Defense!

全方向スクロールシューティングの人気作「Blue Attack!」の流れを汲むシンプルなショートシューティング。
それがこの「Blue Defense!」です。

Attack! の次は Defense! という・・・ 解りやすいですね。^^;

グラフィックは Blue Attack! と同じく青と赤の線画で描かれた、独特なものとなっています。

Blue Defense!

青い星から弾が自動で連射され、発射方向を iPhone / iPod touch の「傾き」で動かす事が出来ます。
画面外からは赤色の敵が次々とやって来るので、それが星に着弾する前に撃ち落としていきます。

全て撃ち落とすと Wave(ステージ)クリア、青い星に着弾してしまうと星の「POPULATION(人口)」が減少し、0 になるとゲームオーバーです。
ダメージを受けずに敵を倒し続けると、得点の倍率がどんどん上がっていきます。


シンプルなゲームで、パワーアップなども一切ありません。
前作「Blue Attack!」は敵を倒すと得られる資金で装備やパワーアップを購入し、どんどん強くしていく「成長する楽しさ」があったのですが、今作は短時間で終わる1回のプレイを楽しむのみの、カジュアルな内容となっています。

しかし一度やったらすぐに理解できる解りやすいルールと、適度に難しくて何度もリトライしたくなる難易度がマッチしていて、前作とは別の楽しさがあるゲームですね。

全方向から敵がやって来るのを表現しているためか、iPhone / iPod touch を横向きに持ったり、逆向きに持ったりするステージがあり、さらにプレイ中は本体を大きく傾ける必要があるため、外出先などではちょっと恥ずかしくてプレイ出来ません。
傾きセンサーを有効活用しているとは言えますが・・・ 外でも遊べるようにプレイ方向が固定されたモードもあった方が良かったように思います。
ある意味、前作と同じ「全方向シューティング」ではありますね。^^;


ゲーム性があまりにも違うため、Blue Attack! が好きだった人が、Blue Defense! も好きになれるとは限りません。
ただ、ショートゲームのシューティングとしては十分に楽しめる作品だと思います。
価格は 230 円と、ショートゲームであることを考えるとやや高めな気もしますが、でも相応の値段でしょう。

人を選ぶかもしれませんが、私的にはオススメできるシューティングです。

Blue Defense!(iTunes が起動します)
 

STRIKERS 1945 PLUS

かつて存在したシューティングゲームの定番メーカー「彩京」。
その彩京が 1990 年代に開発したアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)が、この「STRIKERS 1945」シリーズです。

縦スクロールで高難度のシューティングゲームですが、テンポの良い展開とオーソドックスな内容がウケて、ヒットシリーズとなりました。

登場する戦闘機は第二次世界大戦で活躍した各国の名機(例えば日本だとゼロ戦)で、敵も実際に計画されていた未完成の兵器をベースとしていますが、敵のボスはダメージを与えるとロボットに変形し、後半ステージになると異星人のような敵が出てくるなど、SF 的なストーリーとなっています。

そのシリーズの後期の作品「STRIKERS 1945 PLUS」が、海外のメーカーにより iPhone / iPod touch に移植されています。

strikers1945

でも、正直言って操作性が・・・ かなり悪いです
画面を見てわかる通り、画面左下に「仮想パッド」があって、これで操作を行うのですが、ちょっとでもパッドから指がはずれるとすぐに自機が動かなくなってしまい、思うように操作できません

パッドの上に指を置きっぱなしにして操作することはほぼ無理で、動かす時に任意の方向を「ちょんちょん」とタップして、少しずつ自機を動かすような感じでプレイする必要があります
常に操作に気を付けないといけないので、お世辞にも「快適」とは言えませんね・・・
ショットはオートで、画面右下のボタンは特殊攻撃とボムに使用します。

この操作性で、被弾すると1発でやられてしまいますから、慣れてないうちはあっという間にゲームオーバーになってしまいます。
これでは評価が低いのも仕方がないでしょう。

ただ、ゲームの難易度自体は低めに調整されていて、ノーマルだと10回(ハードでも7回)もコンティニューが可能なので、実はオールクリアはそんなに難しくありません。
オリジナルの「STRIKERS 1945」シリーズは高難度で知られていましたが、iPhone / iPod touch 版はそれほどでもないですね。

また、彩京のシューティングゲームは俗に「彩京弾」と呼ばれる、パターンを事前に知っていないととても避けられないような「超高速弾」が飛んでくることで有名なのですが、このゲームにはそう言った「初見殺し」な弾もほとんど飛んできません
と言うのも、この「彩京弾」は海外では評判が悪かったのか、「STRIKERS 1945 PLUS」の海外版は弾速が全体的に遅くなっており、このアプリはその海外版の移植だからです。
だから「突然高速弾が飛んでくるゲーム」ではなく、「弾がバラまかれる弾幕シューティング」に近い内容となっていて、パターンを知っていないくても普通に避けることが可能です。
(それにコンティニュー回数が多いからボム連発で何とかなってしまう)

ゲーム自体は非常によく移植されていると思います。
原作の雰囲気がうまく再現されており、移植度や再現度自体は高いですね。
よほどボコボコやられない限りオールクリア出来るようになっていて、シューティングとして(操作性以外は)よく出来ているので、操作にある程度慣れてしまえば楽しめる内容にはなっています。


でも、シューティングゲームにとって操作性は「命」と言えるので、他が良くてもそこが悪いとやっぱり微妙な訳で、価格も 600 円と高いので、オススメかどうかと言われると「う~ん」って感じですね・・・

もし iPhone / iPod touch にジョイパッドが付けられれば、一気に良ゲームになるんだろうけどなぁ・・・ 今のタッチ操作ではちょっと・・・
STRIKERS 1945 が好きだった人で、操作性の問題を事前に了承しているのであれば、悪くはないかもしれませんが・・・

STRIKERS 1945 PLUS(iTunes が起動します)
 

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