本家 iPhone AC で 2018 年の3月にレビューしたゲームアプリのリストです。
本家側にも 月別のレビューリスト があるのですが、まだブログしか見られていない方も多いようなので、こちらでもリストを掲載しておこうと思います。

また、その月にレビューした中でもっとも良いと思ったアプリを「GOTM(Game of the Month)」として讃えたいと思います。
選出は私の独断なのでご容赦下さい。

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2018/3 GOTMEvoland 2
960 円。アクション RPG
evoland2
様々なゲームのパロディーを詰め込んだアクション大作。
1作目はゲームの進化を表現していたが、今作は各時代のゲーム・システム・グラフィックを混ぜ込んだオリジナルストーリーの RPG になっている。
かなりのボリュームがあり、様々なシーンが次々と飛び出す作品で、特にゲームファンにお勧め。
レビュー下部に解り辛いシーンのヒント集を掲載。

ぼくとネコ
無料・ソシャゲ型。横スクロール RTS のソーシャルゲーム
ぼくとネコ
にゃんこ大戦争や Mr シリーズの開発者がポノスから独立して作ったメーカーの、新たな横スクロール RTS。
にゃんこ大戦争の続編的な作品で、相変わらずキャラクターはふざけているが、矢と魔法弾が飛び交う多対多戦闘の楽しさは健在。個人的にかなりハマっている作品。
なお、メーカー曰く「にゃんこ大戦争とは別作品で、何ら関係はありません」。

マリーのアトリエ Plus ~ザールブルグの錬金術士~
1200 円。アトリエ系 SLG
マリーのアトリエ
アトリエシリーズの初代。素材を拾ってきてアイテムを作成し、納品してお金を稼ぐ経営+RPG。
工房で働く女の子の日常生活を描いた作品で、1997 年に発売されたゲームの復刻版。
サクサク進むテンポの良さと、自由度の高さがウリで、手軽に遊べる内容はスマホにマッチしている。

TEKKEN(鉄拳)
無料・欧米型ソシャゲ。格闘ゲーム
TEKKEN
ナムコの 3D 対戦格闘ゲームを、ヨーロッパのメーカーがソーシャルゲームにしたもの。
「MARVEL オールスターバトル」のような簡易化された格闘ゲームで、ソシャゲではあるが、ちゃんと移動・ガード・攻撃・回避などが必要な1対1の格闘アクションになっている。
クオリティはかなり高いが、ソシャゲ的な演出が強く、その強烈な「ソシャゲ感」に耐えられるかどうかで評価が分かれる。

シュートラテジー
120 円。シューティング
シュートラテジー
百人勇者 や GUN SPIRITS で知られる UUE さんの新作。
シューティングだが主人公が強くなく、画面に配置する仲間の方が主力となる。
短いステージを繰り返してお金を稼ぎ、キャラをどんどん強くしていける「パワーアップが楽しい系」。
テンポの良いゲームで、独特なドットキャラがユニーク。

Bring You Home
360 円。インタラクティブ謎解きアート
Bring You Home
絵の一部を入れ替えて、アニメーションの結果を変えるインタラクティブアート(参加型芸術)。
正解のパターンを探すゲームだが、失敗パターンの1つ1つに細かいアニメが用意されていて、それを見るのも楽しみの1つ。
クリアまで2時間ほどのゲームだが、丁寧に作り込まれた作品。

StarONE : Origins
無料・アイテム課金型。クリッカー系
StarONE Origins
宇宙が舞台のタップタイタンの派生作。ただ、攻撃は自動で行われる。
連打すると資金の入手量が増えるが、あまり稼がなくてもよい時は放置でも進められるラクなシステム。
元レベルファイブのクリエイターの作品で、クリッカーとしてのクオリティは高い。

ヴァルキリープロファイル
2200 円。RPG
ヴァルキリープロファイル
来たるべきラグナロクに備え、死せる勇者を神の戦士にすべく活動する、北欧神話を元にした RPG。
1999 年に発売された有名タイトルの復刻で、スマホ版は 2006 年に発売された PSP 版がベース。
ファンからの熱い支持を受けているが、用語やシステムが解り辛く、取っ付きやすいゲームではない。
レビューには初心者向けの解説を含めています。

The Bonfire: Forsaken Lands
480 円。サバイバルゲーム
The Bonfire Forsaken Lands
A Dark Room のオマージュ作。木を集め、家を建て、少しずつ村を広げていく簡易開発ゲーム。
野獣を撃退するための守備兵なども必要で、最終的には巨人の復活を目指す。
日本語がメチャクチャだったが、ゲームキャストさんによって修正された。

√Letter ルートレター
1400 円。アドベンチャー
ルートレター
消息を絶った 15 年前の文通相手を探すため、島根県の名所を巡りながら過去の事件を捜査する角川のミステリーアドベンチャー。
ノベルゲームではなく、コマンド選択式の古風なアドベンチャーゲーム。
シナリオ自体は良いが、主人公が礼儀知らずのゲスの極みで、文芸的な雰囲気は乏しい。

Roll For It!
250 円。ダイスゲーム
Roll For It
サイコロを転がして得点を稼いでいく、簡単ルールのドイツゲーム。
3D グラフィックで表現されたサイコロの質感がリアル。
ルールは「コンプガチャをダイスゲーム化したもの」であり、その確率の恐怖が解るゲーム。