iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

カワイイ系

虫姫さまBUGPANIC

怒首領蜂 大復活 や エスプガルーダII など、携帯アプリの域を超えた高クオリティーシューティングを連発しまくっているケイブの iPhone / iPod touch アプリ第三弾が発売されました。
虫姫さま BUG PANIC」です。

例によって「iPhone 3GS 以上、及び第3世代以降の iPod touch 専用」という制約が付いているのですが・・・
その分、普通の市販ゲームソフト並の内容ですね。
普通に PSP 用のソフトとしてお店で売っていてもおかしくないクオリティーです。

元々はイベント用に作られて限定配布された「幻のアプリ」だったのですが、それが再開発され製品版として公開されました。
ちなみに「虫姫さま」は 2004 年にゲームセンターで登場した縦スクロールのシューティングゲームで、私もかなりプレイしていたのですが・・・
「虫姫さま BUG PANIC」はそれとはまったく別の、全方向スクロールシューティングです。

bugpanic

タイプとしては「ダンジョン探索型・全方向スクロール・シューティングゲーム」です。
既存のゲームで言うと Solomon's Keep スタイルと言えるでしょうか。
迷路のようなフィールドを敵を倒しながら進んでいきます。
通路を進むためには敵を全滅させたり、指定の敵を倒さなければならないシーンが多いため、敵をスルーして進むことは出来ません。
メインとなる「アドベンチャー」モードの他に、minigore のようなサバイバルシューティングとなる「スコアアタック」モードも付属されています。

既存の全方向スクロールシューティングと違うのは、これが「弾幕シューティング」であることですね。
敵の攻撃はかなり激しく、体当たりの攻撃が多い他のゲームとは一線を画しています。

また、こちらの攻撃は弾を撃つのではありません。
画面左下のスティックで自機を操作しますが、画面右下のスティックでは「照準」を動かします。
この照準を敵に合わせるとその敵が「ロックオン」され、その状態でスティックから指を離すと爆弾(サクレツの実)が投げられます。

爆弾は着弾すると爆発、さらに倒された敵も爆発し、それによって多くの敵を「誘爆」でまとめて倒すことが可能です。
爆弾を貯めてから投げると爆発が大きくなり、より多くの敵を巻き込みやすくなります。

弾を撃ちまくるタイプではないので他のゲームに比べると「爽快感」という点ではやや劣るのですが、ロックオンは同時に3つまで可能で、誘爆でまとめて敵を倒せたりするため、意外と「敵を倒しまくる」というシューティングの形は出来ています。
また、敵を誘爆させると金塊が大量に出現、近づくと自動的に吸い込まれ、さらに弾を撃っている敵を倒すとその敵の弾が全部得点アイテムに変わるという「ケイブらしさ」もありますね。
連続で敵を倒すことで倍率が上がっていく「コンボ」もあります。

以下は Youtube のゲーム公式トレーラーです。



また、以下はケイブの方による操作解説等の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=D9p-Y9tj7sw


操作にはスティック位置が決まっている「固定」、タップした場所にスティックが現れる「任意」、タップした場所にスティックが現れ指の動きに合わせて動く「任意補正」の3つがあり、オプションで変更できます。
どのスタイルでも操作性は悪くなく、かなり研究して作られているのが伺えるのですが・・・

ただこの操作性が、このゲームの「ネック」でもあります・・・
前述したように「タップ位置にスティックが現れ、指の動きに合わせて補正してくれる」というシステムのため、つまり「タップだけでは自機が動かない」のです。
指を置いた後、さらにズラさないと動けません。

このような操作は最近の全方向スクロールシューティングでは一般的なもので、タッチパネルで快適な操作を実現している仕組みでもあります。
しかし弾幕シューティングというのは弾の間を抜けるため、精密な自機の動きが必要になります。
具体的には、方向キーやスティックを「チョン」と押して少しだけ動き、位置を調整する事が必要になる訳ですが、それが難しいのです。

この辺りの「全方向スクロールシューティングと『弾幕』の相性の悪さ」は Critical Wave でも少し感じたのですが、このゲームは「弾幕シューティング」ですからなおさら感じますね。
加えて、Meteor BlitzCritical Wave なら敵の攻撃が激しくても一方向に逃げ続ければ離脱できた訳ですが、虫姫さまBUGPUNIC は周囲に壁や障害物があるため狭い範囲で弾幕をかわさなければなりません
それなのに精密な回避が難しいので・・・ かなり難しいです。

敵弾を消すボムのような爆弾もあるのですが、これを使用するには長時間「貯め」を行わなければならず、つまり「緊急回避ボム」としては全く使えないため、「ピンチの時にボムでなんとかする」という攻略が出来ない事も難しさに拍車をかけています。

bugpanic2

これらの影響のため、後半ステージの難易度はかなり高いです。
同じステージで何度も死ぬと残機が増えていくという親切設計になっているのですが、その残機の増加にも限度があるようなので、シューティングが苦手な人だと中盤からは辛いでしょう。
私も(まだ始めたばかりですが)、終盤で詰まってしまいました。
オールクリアの難易度は怒首領蜂エスプより上だと思います。

よって、萌えキャラが出てくる「ホノボノ系」な見た目ですが、シューティングが苦手な人や、普段ゲームをやらない方にはオススメできないアプリですね。
(まあ弾幕シューティングである時点で初心者向けではない訳ですが・・・)
弾避けは普通の縦シューの倍ぐらい難しいです。

さらに、ザコが小さくて突然出てくる上に、出てくる時の前兆の表示が短いため、「いつの間にかザコにぶつかってた」という突発の死も多発しがちです。
画面下に攻撃のバーグラフが表示されているおかげで、全方向シューティングなのに画面下から来る敵や弾を認識し辛い問題もあります。
(しかも後半は画面下から大型の敵が頻繁に出てくる)


とまあ、色々と問題を述べてみた訳ですが・・・
それでもゲームとしてのクオリティーは圧倒的です
グラフィック、サウンド、演出や内容などどれを取っても一流のシューティングですね。
一風変わった内容ですが、意外にちゃんと「ケイブシュー」しているのが良いところ。

サバイバルシューティングとなる「スコアアタック」も面白く、短時間で遊べる上にボスが複数でてきたりして派手な展開が楽しめます。
敵がどんどん出てくるおかげでコンボも多く繋がるので、このスコアアタックの方がゲームシステムにマッチしている気もします。

価格は現在はセール中(450 円)。 定価は 600 円のようですが、怒首領蜂やエスプガルーダよりは安めですね。
普通に市販ゲームソフト並みの内容なので、それを考えるとこの価格はお得だと思います。
シューティングが好きな人なら間違いなく「買い」でしょう。

ただし iPhone 3GS か 4、第3世代以降 iPod touch でしか動かない(インストール出来ない)点にはご注意下さい。

虫姫さま BUG PANIC(iTunes が起動します)

学校で大富豪HD

iPhone / iPod touch のトランプの「大富豪」アプリで代表的なものと言えば・・・
大定番と言える「大富豪しよっ!」と、以前ご紹介した「戦国大富豪」、
そして今回取り上げる「学校で大富豪」だと思います。

この「学校で大富豪」は以前からあったアプリですが、前に大富豪のアプリを取り上げた時には紹介しませんでした。
理由は、あまりにもクオリティーが低くて紹介する気にさえならなかったから。

しかし先日、「大富豪のアプリでオススメなものを教えて」という質問を貰って、改めて試してみたら・・・
アップデートで改善されていて、以前よりかなり良くなっていました。
と言う訳で今回ご紹介しようと思います。

なお、名前に HD と付いていますが、iPhone / iPad 両対応アプリであり、元々は iPhone / iPod touch 用です。

学校で大富豪HD

ゲームはトランプの「大富豪」です。
それ以外の何者でもないのですが・・・ 特徴は萌えキャラな女の子が6人いる事と、成績によって「好感度」が上がっていくこと

ただし好感度は負けると下がることもあり、単純にプレイヤーの順位より下のキャラは好感度が上がり、上のキャラは好感度が下がります。
だからうまく勝てないと好感度が上がるどころか、上下を繰り返したり、下がり続ける事もあります。

コンピューターの AI は結構強めで、何も考えずに出して勝てるような事はありません。
大富豪は出された上位カードの数を把握しておく事や、「あがり」までの道筋を立てることが戦略の基本となりますが、そういったものを知らずにやっている人だと全く勝てない可能性もあるレベルですね。
キャラクターごとに手筋の「性格」があるかどうかは・・・ ちょっと解りませんでした。(たぶんないと思います)

ゲーム展開は「高速モード」を「あり」にしておくと、非常にスムーズにサクサクと進行します。
初期の頃は速度が遅くてテンポが悪かったのですが、現在はこの高速モードのおかげで改善されています。

ルール設定は 2010/9 現在、16 種類の ON/OFF が可能
ただし解説がないのでどういうルールなのかよく解らないものもあり、この辺りはちょっと難点でしょうか。

女の子の好感度が上がると衣装などが替わるらしいのですが・・・ 好感度は 10 や 20 じゃダメなようで、AI が結構強いこともあって、そこまで上げるのは結構大変そうです。
その分、やり応えはあると言えますが・・・ iTunes のレビューを見ると、「勝てねぇ!」という不満を漏らしている人も多いようですね。

私的には、相応に手強い相手の方が面白いと思うのですが、でも勝ちまくれるのも爽快感に繋がるだろうし、カードゲームが苦手な方もいるだろうし・・・
この辺りのバランスは難しいところです・・・

学校で大富豪HD

今年の7月始めに見た時は、ゲームのテンポが悪く、演出もほとんどなく、ルール設定も少なく、キャラはずっと1枚絵のまんまで変化なしという、単に「萌えキャラだけで売ろうとしているダメダメなアプリ」に見えました。
だから取り上げる気さえ起きなかったのですが、アップデートによる改善が続いているようで、現在は十分にトランプアプリとして楽しめるものになっています。
これなら今後にも期待ができそうです。

とは言え、クオリティーの面で言うと「大富豪しよっ!」の方がかなり上であり、こちらもアップデートでますます良くなっているため、決してそれに匹敵できるほどのアプリではありません。
ただ、完全に更新が止まっている「戦国大富豪」には匹敵するクオリティーになっていると思います。

価格が 230 円と安めで、テンポ良く短時間で気楽に遊べるので、今ならトランプアプリが欲しい方には悪くないアプリです。
まあ、通勤通学時や外出中にコレやるのは恥ずかしい気もしますが・・・ ^^;

学校で大富豪HD(iTunes が起動します)
 

育成ゲーム MEGU

※このレビューは公開当初のものです。
現在の「育成ゲーム MEGU.」は運営・開発会社 FEYNMAN の親会社マーズがグリーにより買収されたため、グリーの影響により課金型ゲームに変わり、ゲーム性が大幅に変化。ユーザーからの批判が高まっています。
現状は iTunes のレビュー を参考にして下さい。

携帯電話のアプリでおなじみのものと言えば・・・
「たまごっち」系の育成ゲームですね。

先日、いかにも「日本の携帯電話アプリ」と言った感じの育成ゲームが無料で公開されました。
それがこの「育成ゲーム MEGU」です。

やっぱり iPhone / iPod touch にもこういうゲームは欲しいところですよね。

megu

正体不明のゆるきゃら「MEGU」に名前を付けて、お世話をして育てます。
お世話は汚れを落とす「お風呂」と、ゴミを取り除く「お掃除」、後は「ごはんをあげる」の3つ。
お風呂やお掃除は指でなでて行います。

MEGU をなでていると、MEGU が喜んで「信頼」や「交流ポイント」が増えていきます。
ただしなですぎると「ウザがられて」信頼が若干下がります。
MEGU に出来るアクションは他に、タップで叩く事と、指定の場所をダブルタップしてそこに呼ぶ寄せるのみ。
出来ることは正直少ないですが・・・ まあ、たまごっち系のゲームはこんなものでしょう。

交流ポイントが一定量貯まると「レベル」が上がります
レベルが上がることでお金が貰え、購入できるごはんやアイテム、部屋などが増えていきます。
お金はレベルアップ以外にも1日1回貰えますが、なくなったらごはんが買えなくなるので無駄使いは出来ません。
ちゃんと計画的に使って行けば、そうそう金欠にはならないはず。

長時間お世話していないと「おなか」が減っていき、おなかが 0 になると「健康」が下がっていきます。
健康が 0 になると・・・ MEGU は倒れてしまいます
こうなるとエリクサーという薬を使わないと復活しないのですが、エリクサーは有料アイテムなので、課金が必要になりますね・・・
ただ、レベルアップで何個かは貰えます。
エリクサーは使用時に(ゲーム内の)お金も貰えます。

おなかと健康が MAX でも丸1日~2日ほどほったらかしにすると倒れてしまいます。 これが長いか短いかは微妙ですが・・・
私的にはこんなもんじゃないかと思います。
携帯機器ですし、お世話は1分足らずで終わるのですから
ただ、夜にお世話をして、朝起きて見たらもう「おなか」は 0 だったりするので、もうちょっと余裕があってもよかったかも。

MEGU の状態のチェックは iPhone 内の日時と、サーバーにアクセスしてのデータ記録/呼出を併用しているようです。
よって本体の日付をいじってインチキしようとしてもダメです。

MEGU は1日1回「充電」をすることができ、充電が貯まると「進化」します。
進化によって見た目が変化していき、特定条件で突然変異などが発生する事もあるようです。
充電はゲーム中に iPhone / iPod touch 本体に充電をする事で行われます。

megu3

MEGU には「体重」や「ストレス」、「生きがい」や「充実感」などのパラメーターもあります。
体重はおなかが減ってないのにカロリーの高い「ごはん」をあげると増えるようで、進化の形態に関係している模様・・・
「充実感」はなかなか上がりませんが、掃除やお風呂などのお世話を長く続けていけば、少しずつ上がっていくようです。

育成ポイント(?)によるランキングもあるようですが、ツイッター登録しないとポイント計算自体がされないようです・・・
私はツイッターやってないので問題外でした。


ゲームとして面白いかどうかですが・・・
この手のたまごっち系の育成ゲームとしては、バランス良く出来ていると思います。

通常のお世話は「お掃除」と「お風呂」の2つをやって、おなかが増えるまで「ごはん」をあげたら、後はウザがられない程度になでて終わりです。
そんなに出来ることはありません。
しかし継続してお世話をする事を考えると、このぐらいの方が良いと思います。
これ以上色々あると、何度もやるのは面倒になるでしょうね。
ただ、コミュニケーション手段が現時点では「なでる」しかないので、ここはもうちょっと増やして欲しいとは思いますが。

iTunes のレビューを見ると「健康が 0 になったら課金アイテムのエリクサーを使わないと復活させられない」という点が批判されているようですが、そもそも「たまごっち系」のゲームなのですから、本来は「健康 0 = ご臨終」です。
有料でも死んだものを復活させられるのですから、そこはむしろ復活手段があって感謝するべきところでしょう。
新しく飼い直すのはタダで出来ますしね。

※現在はかなり放置してもダウンしなくなっています。

お金がある程度限られているので、無駄遣いするとなくなってしまい、お金が無くなると「ごはん」が買えなくなるため、こうなると有料のエリクサーを使うしかなくなる点にも文句が出ていますが・・・
私がやった限りでは、ヘンな無駄遣いをしない限り、お金には割と余裕があるように思います。
よほど無計画に使わない限り大丈夫だとは思いますが・・・
ただ、ゲーム自体が「ゆるゆる」な内容ですから、「計画性」というものが必要になる時点でマイナスなのかも・・・?
「ゲーム」として見れば、ある程度シビアな方が良いとは思いますが・・・


と言う訳で「育成ゲーム MEGU」、なんと言っても無料ですから、試してみて損はないと思います。
続けてやっていれば相応に楽しめるゲームだと思いますし、無料アプリとしては十分に高いクオリティーだと思います。

まだ出来ることが多い訳ではないのですが、アップデートを待ちながら、プレイヤー自身も「ゆるゆる」な気持ちでやるのが良いと思います。

育成ゲーム MEGU(iTunes が起動します)
 

Chicken Battle

かわいいヒヨコが道の左右から出てきて戦い合う「一本道RTS」(ラインウォー)の簡易シミュレーションゲーム。
それがこの「Chicken Battle」です。

見た目がほのぼの系で、難易度も高くないため、この手のシミュレーションゲームとしては遊びやすいアプリですね。
開発したのは台湾のメーカーだと思われます。

Chicken Battle

フィールド上に3本のラインがあり、任意のラインにヒヨコの兵士を出す事が出来ます。
出したヒヨコはライン上をまっすぐ直進し続け、敵に出会うと自動で戦います。
ラインの一番奥まで到達すると敵の拠点(と言うか納屋)に攻撃を加えることができ、敵の納屋の耐久力を 0 にすると勝利です。
ルールとしてはラインが3本あること以外は、一般的な「一本道RTS」のシステムだと言えます。

ただ、出す事でラインの一番手前でザクザクと土を耕し、お金を入手できるユニットがある点は、他のゲームと違うところです。
Plants vs. Zonbies のような、一本道タワーディフェンスのシステムが一部取り入れられていると言えますね。

ゲーム開始直後は使えるユニットは少なめですが、ステージが進むごとにどんどん増えていき、普通の兵士、高速型、耐久型、遠距離攻撃、速度低下などバラエティーに富んだユニットが使えるようになります。
ステージをクリアすることでポイントが増え、それでユニットをパワーアップさせられる成長要素もあります。

Chicken Battle

ステージは5つで、それぞれが複数の面で構成されており、例えばステージ3だと 3-10 まであります。
途中で負けたり中断したりすると 3-1 からになりますが、ユニットのレベルや稼いだポイントはそのままなので、繰り返していればどんどん強くなっていき、いずれはクリア出来るようになっています。

ゲームの攻略としては、複数の兵士をまとめて出して、2対1や3対1の状況で戦えるようにする事ですね。
弓兵ユニットを使って序盤は迎撃に徹するのも有効です。
納屋を殴り始めた兵士はそのまま納屋しか殴らなくなるので、ピンチの時はこちらの納屋までおびき寄せてから迎撃の兵士を出しましょう。

ラインウォーの中ではかなり遊びやすいゲームです。 キャラがヒヨコなので取っ付きやすいですしね。
価格も 115 円とかなり安く、無料体験版も用意されています。
値段以上のボリュームがある、オススメ出来るアプリですよ。

Chicken Battle (iTunes が起動します)
Chicken Battle Lite (iTunes が起動します)
 

大富豪しよっ!

トランプの大富豪。 その一言で説明できる内容。
しかしあらゆる配慮やニーズに応えている、ゲームデザイン面での完璧さを感じるアプリ。
それがこの「大富豪しよっ!」です。

iPhone / iPod touch のアプリとしては定番と言って良く、常にランキングの上位にありますね。

本当は定番カードゲームは iPhone AC に「まとめ紹介ページ」を作る予定だったのですが、意外に秀作と言えるものが少なく、中心にする予定だった UNO もイマイチで、ソリティアシティは別に解説ページを作ってしまったので、とりあえずこちらでご紹介しようと思います。

大富豪しよっ!

ゲーム自体は、トランプの普通の「大富豪」です。
しかし優れた操作性、出せないカードを区別しやすい視認性の良さ、テンポの良いゲーム進行など、カードゲームアプリとして非常に優れています。
効果音や BGM も良く、音声のアナウンスもあり、カードが見やすくて演出も良く、Resume(中断からの再開)などにも対応していて、技術的にも高レベルですね。

そして何よりキャラクターグラフィックを、女性に人気が出そうな「カワイイ動物系キャラクター」、男性に人気が出そうな「美少女系キャラクター」、人に見られても恥ずかしくない「シンプルグラフィック」の3種類から選べます。
何というか、あらゆる「ニーズ」に応えていますね。 ^^;

キャラクターグラフィックをゲーム中に変更することも可能で、さらに数種類のキャラクターごとにカードの出し方に性格があります。

加えてルール設定がハンパじゃなく豊富で、なんと 30 種類以上のルールを ON / OFF で変更できます。
聞いたことのないようなローカルルールまであって、どんな大富豪にも対応できる作りになっています。
これだけのルールに対応できる AI も地味に凄いですね。

大富豪しよっ!

特定のラウンドで終了するというようなものはなく、延々とゲームを繰り返す内容ですが、非常にテンポが良くサクサク進むので、特に目的がなくてもずっと遊んでしまうほどの気持ちよさがあります。
一応 順位の記録が付けられており、10 連勝ごとに表彰グラフィックが表示されるので、連勝記録を重ねていくことが目標と言えるでしょうか。

とにかく、様々な面での「デザイン」や「配慮」が完璧です。
トランプのアプリだからここまで出来たんだ、と言うのもあるかもしれませんが、意外にトランプやカードゲームのアプリで完成度の高いものは少なく、色々試した中でもこの出来栄えは突出しています
作ったのは聞いたことのないメーカーなのですが、相応の経験を積んでいるプログラマーやデザイナーがいるのでしょうね。


唯一の難点は 350 円と、iPhone / iPod touch のトランプアプリとしてはやや割高な事。
でも、この価格でも納得できる完成度で、私的には値段分の価値は十分あると思います。
2ラウンドしかプレイ出来ず設定項目も少なめですが、無料体験版も用意されています。

アップデートも続いているようなので、おそらく今後も長く iPhone の「定番アプリ」で居続けることになるでしょう。

大富豪しよっ!(iTunes が起動します)
大富豪しよっ! Lite(iTunes が起動します)
 

ハインズ・スピード

キャラクターが喋りまくるフルボイスのトランプの「スピード」ゲーム
それがこの「ハインズ・スピード(Hine's SPEED)」です。

基本的には子供向けのアニメのノリなのですが・・・
激しく強引なストーリー、「ベタ」なキャラクター、やたら色っぽいボイスなど、色々な意味でツッコミどころが満載です
これはたぶん、あえてそういうのを狙ってるんでしょうね。

ハインズ・スピード

突然「スピード帝国」と言うのが現れ、トランプのスピードで世界が征服されてしまい、スピードに負けると人がカードになってしまう世界にされてしまいます。

・・・もうこの時点で、どこをどうツッこんでいいのか困ります。

そんな中、スピードが三度の飯より好きな小学生が、世界を救うために立ち上がります。
立ちはだかるトランプ帝国の将軍は、小学校のクラスメイトとか、担任の先生とか。

・・・いくら子供向けでも、今時こんなベタなストーリーあり得ないぞ・・・w

ゲームは場に出されたカードより1つ上か下の手持ちのカードを、素早く出していくゲーム。
要するにトランプのスピードですね。
操作性は非常に良く、カードも大きいのでプレイもしやすいです。

そしてゲーム中は、キャラがやたら喋りまくります
優勢だと余裕のセリフ、劣勢だと焦ったセリフを話し、カード運が良い時もそれをコメント、ギリギリで出せなかった時は悔しがり、ギリギリで出せた時は挑発してきたりします。

そしてセリフの雰囲気もある意味「ベタ」で、「ライバルの同級生」や「やたら色っぽい先生」などが、「いかにも」な話し方で喋りまくります。 聞いてて笑えますw
コンフィグ(設定)画面でも、設定を変えるごとに違うセリフを主人公が喋る徹底ぶり。

キャラクターは全部で4人しかいないため、ステージも4つのみ。
集中してやるとあっという間に終わってしまい、ボリュームの点で物足りないのが難点です。
3人目と4人目はさすがに手強いので、何度もやらないとクリア出来ませんが、これで価格が 350 円と言うのはさすがに割高に感じてしまいますね・・・
※現在は定価 85 円に値下がりしているようです。

しかしアプリ自体の完成度は高く、演出やインターフェイス、BGM なども良い出来で、全体的にレベルは高いです。

オススメかどうかは微妙ですが、アニメ系が嫌いでない人なら楽しめると思います。
なお、iPhone / iPod touch 1つで他の人と対戦をすることも可能です。

1人目とだけ対戦出来る無料体験版もあるので、まずそちらで試してみるのがいいですね。
完成度の高さは解ると思います。
※本体値下げに伴い、無料体験版は削除された模様です。

ハインズ・スピード(iTunes が起動します)

newtonica2

「飯野賢治」さんという方をご存じでしょうか?
かつて「Dの食卓」というゲームで世界的に評価され、一流のゲームクリエイターとして時代の英雄的な扱いをされたものの、その風貌や言動などから批判も多かった方です。

その方が、元スクウェアのゲーム開発者である西健一さんという方とタッグを組んで作った、色々な意味で特徴的なゲーム・・・
それがこの「newtonica2」です。

newtonica2

パズルゲームなのですが、システムは非常にシンプルです。

画面は宇宙空間のようですが、水面の上のようになっていて、そこにアヒル(のおもちゃ)と顔の付いたボールが浮かんでいます。
白と黒のチェック模様の球体をタップすると「波紋」が広がり、それによってアヒルやボールが押されて動きます。
アヒルを水色の渦のような場所に移動させればステージクリアとなります。

ボールには動くものや固定されたもの、当たったものを弾き飛ばすものなどがあり、それらをうまく使ってアヒルをゴールに運ぶのですが・・・
「波紋」を出すチェック模様の球体は、1度しか使う事が出来ません。

つまり、波紋を出す球体が2個のステージでは、プレイヤーが出来るのは波紋を2回出す事のみ。
2回タップしたらもう終わりです。 それでアヒルがゴールに到達すればクリア、ダメならやり直し。
ものすごくシンプルですね。

こんなのでパズルゲームとして成り立つのか? と思うかもしれませんが、後半ステージはかなり難しく、どこからどの順番で、どのタイミングで波紋を出すか、かなり悩みます。
極限までシンプルなのに、かなり難易度が高いという、その点で特徴的なゲームです。
(一応、なかなかクリアできないでいるとヒントが表示される機能もあります)

また、全体的に「ハイセンス」なのも特徴
ユニークなフォントとシンプルだけどセンスのあるグラフィックが、iPhone / iPod touch に非常にマッチしています

newtonica22

ただ、あまりにシンプルでハイセンス過ぎて・・・ 「やる人を選ぶ内容」である気もしますね。
良くも悪くも 飯野賢治 氏と 西健一 氏という、芸術家肌の2人が作った「芸術的作品」という感じがします。
そしてその芸術は、高尚な芸術であって大衆芸術ではない。

好きな人はすごく好きだろうけど、好きじゃない人は全く評価しない。
そんなゲームだと思います。

でも「一般ウケしない」という訳ではなく、むしろこのシンプルでハイセンスなゲーム内容は、普段ゲームをやらない人にこそマッチするのではないでしょうか。
解りやすくて、センスが良くて、頭を使うので、「ゲームなんて・・・」と思っている人にこそやって欲しいアプリです。

ただ「パズルゲーム」として見た場合、ものすごくシビアなタイミングが要求されるステージがあり(それこそ 0.0 何秒ぐらいのタイミング差)、解法が解っていればクリアできるという訳ではない点が、パズルとしてはどうかなとも思います。(ひたすらタイミング勝負をする必要がある
まあ、このゲームシステムだとある程度シビアなステージがないと簡単すぎる気もしますが。

無料体験版があるので、まずはそちらをやってみるのをオススメします。
人を選ぶゲームだと思うので、無料版で自分に合っているかどうか試してみた方がいいですね。
製品版でも 115 円と安いし、ステージも 36 あって長時間遊べるので、私的には好みのゲームです。

newtonica2 resort」というバージョンもありますが、これは「追加ステージ集」という感じです。 内容はほぼ同じ。
難易度はオリジナルの newtonica2 より高いので、オリジナルの方をクリアして、さらに挑戦したい人向けだと言えますね。

newtonica2(iTunes が起動します)
newtonica2 lite(無料版、iTunes が起動します)
newtonica2 resort(iTunes が起動します)

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