「パズルプリズム」や「Mr.AahH!!」など iPhone / iPod touch 向けの名作を次々と送り出している PONOS が公開した新作パズルゲーム。
それがこの「パズルコスモス」です。
シンプルでクールな見た目とテクノなサウンドが、いかにも「PONOS らしさ」を表していますね。
今回も「携帯機器」という点をよく考えたゲームデザインがなされています。
2×2のマスの中に配置されたキューブを、下に積まれているキューブの上で「転がし」、同色のキューブを4つ以上つなげれば消去されます。
積まれているブロックは徐々に上にせり上がっていき、画面上部のラインを越えてしまうとゲームオーバーです。
キューブは前述したように「転がして」回転させます。
テトリスやルミネスのようにボタンを押すとその場で回転するのではなく、右に1度回転させると、キューブ自体も1つ右に移動します。
つまり、移動と回転を兼ねている形になっています。
このために、自分の思った場所にキューブを置き辛いのがゲームのポイントで、この点がゲームのオリジナリティーになっている反面、プレイし辛さにも繋がっています。
※高い段差でもボタン連打すれば登れます。
パズルゲームというのは「思うように操作できて、それで解法を考える」のが楽しいのであって、このゲームのように「操作すること自体がパズルになっている」というのは賛否両論あると思います。
その傾向は iTunes のレビューにもすでに現れていますね。
慣れるまでは「やり辛さ」の印象の方が先に来てしまいます。
パズルとしてのもう1つの特徴は、CHAIN(連鎖)が、正確には連鎖ではなく、「連続ボーナス」である点でしょう。
4つ以上のキューブを繋げると光り輝いた後に消えるのですが、消えるまでしばらく時間があります。
この消えるまでの間に新しいキューブを消したり、消えかけのキューブにさらに同色を繋げることで CHAIN が続いていきます。
よって素早く消していけばどんどんチェインを繋げて行くことが出来ます。
この「CHAIN が連鎖というより連続」というのはパズルプリズムと同様で、そのシステムを踏襲していると言えますね。
チェイン中はゲームオーバーのラインを越えてもゲームオーバーになりませんので、チェインを繋げ続ける事でピンチを脱することも可能です。
また、たまに「フラッシュキューブ」という光るキューブが落ちてきて、これを消すと同色のキューブが全て消去されます。
ゲームモードは4種類用意されていて、通常の「STANDARD」、2分間のスコアを競う「TIME ATTACK」、せり上がって来るのが早いためチェインし続けないとすぐ終わってしまう「DEAD LINE」、フラッシュキューブがどんどん出てくる「FLASH RAIN」の4つがあります。
ただし上のモードをプレイするには下のモードで条件を満たさなければならず、その条件は相応に難しいので、慣れないうちはなかなか他のモードで遊ぶことは出来ないでしょう。
コツとしては、TIME ATTACK で詰まっている人は、序盤はキューブを消さずに意識的に連鎖が起こるような形でブロックを多めに積んで、それから CHAIN を開始して下さい。
そして、人にオススメ出来るかどうかですが・・・ うーん、微妙。
ゲームとしては、慣れれば面白さが徐々に解ってくるのですが、前述したように最初は取っ付き辛いのが難点で、面白さを理解できるようになるまで時間がかかります。
また、このタイプのゲームは他にも似たものがありますから、それらと比べると「これ買うんならルミネスとかの方が・・・」などと思ってしまうのもあります。
ただ、PONOS のゲームらしく、非常に携帯機器に向いたゲームデザインになっているのは良い点です。
そんなにダラダラ続くゲームではないのでちょっとした空き時間に遊べるし、片手で持ってプレイ出来るボタン配置になっているため、通勤・通学などの際にもプレイしやすい利点があります。
この辺りはこれまでのアプリで培ってきた点が生きているなと感じますね。
そして個人的に高評価したいのは・・・ BGM。
パズルプリズムなども BGM が良いと言われていましたが、私的には PONOS のアプリの中では今作が一番良いです。
BGM は4曲用意されており、おなじみのテクノ系サウンドですが、さらにちょっと癒し系の曲や、ボーカルがささやいているような曲などもあり、今までとは少し違います。
画面のスタイルを変化させる「スキン」も2つ用意されていて、どちらもハイセンスなグラフィックです。
こんなにセンスの良いグラフィックや BGM を複数用意できるなら、もうルミネスのように「スキン+BGM」の組み合わせをたくさん用意して、プレイ中にそれがチェンジされるようにし、ゲームに変化を付けて欲しいですね。
「それだとまんまルミネスじゃん」と言われそうですが、オリジナルのルミネスのアップデートが完全に止まっている以上、なんだかこっちに期待したくなります。
そして最後に価格ですが・・・ これが大きな難点。 450 円です。
この内容で 450 円は・・・ 正直、高いです。
取っ付き辛い内容でゲームもシンプル、それで 450 円じゃ、人にはオススメし辛いですね・・・
セールや値下げがあってからが狙い目、といったところでしょうか・・・
・パズルコスモス(iTunes が起動します)
クール系
古風なドットグラフィックと、ネオン色の新しいグラフィックが融合した、ちょっと変わったジャンプアクションゲーム。
それがこの「Pix'n Love Rush」です。
パッと見はスーパーマリオのようなジャンプアクションですが、次々と場面が変わりスクロール方向もその都度変化する、今までになかったタイプのゲームです。
言うなれば、ゲームボーイのスーパーマリオとメイドインワリオを足して2で割って、それを携帯向けのショートゲームにアレンジした形でしょうか。
画面左下の左右ボタンと、画面右下のジャンプボタン・ショットボタンで操作を行います。
こうしたジョイパッドタイプのゲームは操作しにくい場合が多いのですが、このゲームはボタンから指がかなり外れていても反応してくれるため操作性は良好で、やっていて操作しにくさを感じる事はありません。
「-」マークのコインをかわし、敵をショットで倒しながら、「+」マークのコインを集めていくのですが、場面が十秒~数十秒ぐらいの間隔で次々と変わっていきます。
固定画面あり、横スクロールあり、ジャンプで昇っていく縦スクロールありと、短い間隔で多彩なシーンが次々と現れます。
ミスせずに+マークのコインを取ったり敵を倒したりすると、画面右上の倍率メーターが上がっていき、一定量に達すると得点の倍率がアップ、同時に画面のグラフィックと BGM がチェンジし、全く違う雰囲気になります。
この次々とめまぐるしく変わるシーン&グラフィックが魅力と言えますね。
ゲームモードは「5min MODE」と「INFINITE MODE」の2つがあり、5min MODE は時間制限がある「5分限定モード」です。
ミスしなくても 300 秒でゲームクリアとなり、そこまでのスコアを競うもので、こちらがこのゲームのメインモードと言えます。
「INFINITE MODE」はミスしない限り延々と続くモードです。
難点は、一見シンプルなゲームなのに解りにくいルールが多いこと。
撃った弾はほぼ真上に放物線を描くように飛ぶのですが、この撃った弾に自分が当たってもダメージを受けます。
また、倒すべき敵と倒してはいけないキャラがいて、倒してはいけないキャラに弾が当たるとダメージになるのですが、この2つは見分けが付けにくいです。
さらにシーンの中には倒してはいけないキャラに敵が襲いかかる場面もあり、敵を倒して味方キャラを守らないとダメージになるのですが、この辺りの説明が全くありません。
操作に関してもジャンプせずに落下している時は空中でジャンプできるという仕様があり、これを知らないとミスが避けられない場面もあるのですが、非常に解りにくいです。
ショートゲームなのにシステムが解りにくいのは大きな問題なので、この辺は説明に含んでおくべきではなかったかと思います。
HOW TO PLAY の画面もあるのですが、「これを取って、これは取っちゃダメ」程度の簡単な説明しかありません・・・
しかしこの Pix'n Love Rush、やり方さえ把握できれば非常に楽しめるゲームです。
古いようで新しい新旧融合のグラフィックとゲーム性は、他にない独特でクールな雰囲気を感じる事が出来ます。
価格も 115 円とリーズナブルで、私的にも気に入っている、オススメ出来るアプリです。
・Pix'n Love Rush(iTunes が起動します)
・Pix'n Love Rush DX(後日発売された新バージョン。250 円)
それがこの「Helsing's Fire」です。
シンプルながら頭を使う内容と、遊びやすいゲームバランス、雰囲気の良い演出、そして 115 円という低価格により、登場後ずっとランキングの上位に位置しています。
販売は Clickgamer というイギリス中部のメーカーで、ここは様々な携帯電話やスマートフォンのアプリを扱ってきた、言わば「モバイルアプリの老舗」のようです。
iPhone では以前にご紹介した Parking Mania や Angry Birds などの開発に携わっており、他にも Modern Conflict や Assault Squadron など、数多くのゲーム販売にも関わっています。

トーチ(たいまつ)を動かし、その光で敵を照らした後、色の付いた「薬品」を使うと、同じ色の敵を倒すことが出来ます。
薬品を使える回数に限りがあるため、1回の使用で出来るだけ多くの敵を倒せるよう、敵をまとめて照らせる場所を探す必要があります。
もし別の色の薬品の攻撃を当ててしまうと、相手の耐久力が逆に増えてしまいます。
よって赤の攻撃を行うときは、赤い敵を光の中に入れつつ、青や緑の敵はうまく光から外さなければなりません。
光は障害物に遮られるため、これをうまく活用してトーチを置くポイントを見極める必要があります。
ゲームの進行に応じて「攻撃してはいけない民間人」「ダメージを与えると反撃してくる敵」、さらに「ボスキャラ」なども登場します。
素早く移動して敵の攻撃を回避するアクション要素もありますね。
そして特筆すべきは、その雰囲気でしょう。
英国紳士の教授とその助手という「お約束」のコンビのやり取りが、レトロ風で雰囲気の良いグラフィックで描かれます。
クリア時の演出や BGM などもそれらしさがありますね。
また、このゲームの主人公「ヘルシング博士」は紳士口調ながらかなりの毒舌で、それがまたいいキャラクターになっています。

パズルとしての難易度は高くありませんが、ステージは 90 と多めに用意されており、さらにクリア後もステージを次々クリアして行く「サバイバルモード」を楽しめます。
サバイバルモードはオンラインランキングにも対応。
そんなに時間のかかるゲームではなく、忙しい操作も必要ないので、外出中でも気軽に遊ぶことが出来るでしょう。
やや淡々としていますが、特に目立った欠点はありません。
価格も 115 円と安いので、内容的にも価格的にも手軽に試せるアプリです。
かなりオススメできるパズルゲームですね。
・Helsing's Fire(iTunes が起動します)
しかし優れたゲームバランスと操作性、デザイン性の高いグラフィックと演出で、単なるショートゲームに終わっていないアプリ。
それがこの「Tilt to Live」です。
なかなかハマり度の高いゲームで、面白さが解ると思わず長時間やってしまうスルメ系のゲームですね。

iPhone / iPod touch を傾けて「矢印」を操作します。
こうした傾きセンサーで操作するゲームは操作し辛いものが多いのですが、このゲームは比較的操作しやすく、割と思い通りに動かす事が出来ます。
この点はかなり調整しているのだろうなと感じます。
さすがに自由自在に、という程ではありませんが、このゲームの場合はその傾きセンサーによる微妙な操作感もゲーム性の1つになっている感じですね。
画面には次々と「赤い丸」が出てきて、自機を追いかけてきます。
これに当たらないようひたすら逃げ回るのですが、取ると赤い丸を撃退出来るアイテムも次々と出現します。
ただ逃げ回っているだけだといずれ追い詰められてしまうので、むしろ敵の間をかいくぐって積極的にアイテムを取りに行き、どんどん撃退して行く方が長時間生き残れます。
この「逃げ回るゲームだけど、むしろ積極的に反撃する方がいい」というゲーム性がうまくマッチしていて、ゲームの面白さに繋がっています。
連続で敵を倒していくと「コンボボーナス」が入り、ハイスコアも狙えるようになります。
赤い丸(敵)も単に自機を追いかけるだけでなく、合体して大きくなったり、矢印のような形になって飛んできたり、逃げ場を塞ぐように一列になって出現し直進してくるなど、その動きはバラエティーに富んでいます。
それに対する対処も考えないと、なかなか長時間逃げることは出来ません。
Agon というハイスコア登録システムに対応していて、Achivement(実績、特定条件を満たすことで得られるトロフィー)もあるのですが、このゲームの場合 Achivement を獲得していくことで、新しい「反撃アイテム」を手に入れることが出来ます。

おかげで積極的にアチーブメントを取りに行こうという気になれますね。
アイテムが増えるほどゲーム展開もラクになり、さらに高スコアが狙えるようになります。
ブラックホールとかの派手な攻撃アイテムもあるので、ゲーム展開も変わってきます。
ゲームモードは3つ、通常の Classic、最初から攻撃が激しい Code Red、残機制で横スクロールのゲームになる Gauntlet。
Gauntlet は言わば「イライラ棒」のような展開で、こちらもなかなか楽しむ事が出来ます。

あえて難点を言うと、「本体を傾けて赤い丸から逃げ回る」というシンプルで、ある意味「非常にありがちな内容」なので、ある程度やり込まないと面白さやゲームの良さが理解出来ない点でしょうか。
最初は攻撃アイテムの種類も少ないし、赤い丸に当たったら即ゲームオーバーで、操作も「傾きセンサー」というやや慣れが必要なものなので、早々に見切りを付けられやすい内容だと思います。
実際、私も最初にやったときは大して面白いとは感じませんでした。
やればやるほど面白くなるスルメ系ゲームですが、それを感じられるようになるまでやや時間がかかる、そんな印象はありますね。
でも Tilt to Live、シンプルながらハマってしまうゲームですよ。
クールなデザインと軽快な BGM で演出面でも優れていて、iPhone にもマッチしています。
価格も 230 円とお手頃なので、お得感もあります。
オススメ出来るアプリの1つですね。
・Tilt to Live(iTunes が起動します)
iPhone / iPod touch を傾けて、ズレている絵を正常な形に修正するポップアート系ショートゲーム。
それがこの「eBoy FixPix」です。
ポップで独特なドットグラフィックをデザインしたのは、「Beat It!」のデザインを手がけた所と同じようですね。
非常に iPhone / iPod らしいゲームで、今後 Apple の広告などにも使われそうなアプリです。

絵の中の様々なパーツが iPhone / iPod touch 本体の傾きによって動きます。
動く速さはパーツごとに異なり、それらを正常な位置に移動させるとクリアとなります。
ステージによっては絵が千切りや輪切りのようになっている事もありますが、「本体を傾けて正常な位置を探す」という内容は変わりません。
早いときは1ステージがほんの数秒で終わりますが、ステージ数は 100 もあり、しかも毎回違うグラフィックが表示されます!
おかげでテンポ良くプレイ出来るうえに、やってて飽きません。
センスあるポップアートは見ていて楽しく、ルールも解りやすいので、誰にでもオススメ出来るアプリです。
ゲーム内容を文章で説明するのは難しいので・・・ 実際にやってみるのをお勧めします。
メーカー公式サイトで Flash で動く体験版が公開されているので、試してみたい方はパソコンから以下のサイトにアクセスしてみて下さい。
http://www.eboyfixpix.com/index_jp.html
前述したように早いときは数秒でクリア出来るので、集中してやるとあっという間に 100 ステージ終わってしまいます。
それほど長く楽しめないのが難点でしょうか。
でも、これだけ多彩なグラフィックが用意されていると、ボリュームが少ないという印象は受けませんね。
人によっては物足りないと思うかもしれませんが、私的にはこの「サクサク感」も良いところだと思います。
価格は 230 円で、遊べる時間を考えると高いかどうか微妙なところですが、私的にはオススメしたいアプリです。
非常に iPhone / iPod らしい、シンプルながら異彩を放っているアプリなので、一見の価値はあると思います。
・eBoy FixPix(iTunes が起動します)
非常にシンプルな、しかし世界的には大定番のパズルアプリ。
それがこの「Fling!」です。
日本での知名度はそれほどでもないのですが、欧米やオーストラリアなどではランキングの上位を維持し続けており、世界的には iPhone / iPod touch アプリでトップクラスのダウンロード数を誇ります。
ステージが「自動生成」であり、遊ぶごとに異なる点も大きな特徴です。
毛玉のような丸いボールを指でスライドすると、その方向にまっすぐ転がっていきます。
そして別の毛玉にぶつけると、ぶつかった毛玉はそこで止まり、ぶつけられた毛玉は画面外まで転がっていきます。
ただし毛玉が隣り合っている状態の時は、双方とも隣の毛玉の方向に転がすことは出来ません。
毛玉を次々とぶつけて画面外に弾き飛ばしていき、最後に1つを残せばステージクリアとなります。
クリアすると画面上の「Puzzles Left」の数値が減っていき、これが 0 になると次のレベルに進めます。
どうしても解らない問題は Skip(パス)したり、画面右下のヒントボタンでヒントや回答を教えて貰えますが、この機能を使うとクリアしても Puzzles Left が増えてしまうため、何度も使っているといつまで経っても次のレベルに進めません。
とてもシンプルなルールながら、かなり頭を使うゲームです。
レベル5や6ぐらいから徐々に難しくなってきて、じっくり考えなければクリア出来ない問題も出て来ます。
しかしヒントの表示が出来るので、「どうしても解らなくてモヤモヤしたまま止めることになってしまう」という事はなく、その点では遊びやすいパズルゲームと言えます。
ホノボノした BGM とサウンド、綺麗なグラフィックで、シンプルながら見栄えも良いゲームですね。
このゲームの最大の特徴は、ステージが「自動生成」な事でしょう。
遊ぶ度に全く違うステージになります。
にも関わらず、レベルに応じた難易度のステージが毎回新しく生成され、高レベルになるとちょっとひねらないとクリア出来ないようなステージも登場します。
この「パズル自動生成エンジン」が非常に優れているのが、このゲームが世界的にヒットしている理由でしょう。
しかも自動生成でありながら、ヒントボタンでちゃんと回答の手順が表示される所がプログラム的に素晴らしいです。
時間無制限の Free Play の他に、タイマーとスコアがある Arcade モードもあり、Arcade のスコアはオンラインランキングにも対応しています。
毛玉の見た目がちょっと日本向けじゃない(?)のが、日本での知名度が低い理由かも知れませんが・・・
でも、世界的定番になるのが解る良質のパズルゲームです。
無料版もあるので、まずはそちらで試してみるのがオススメですね。
・Fling!(iTunes が起動します)
・Fling! FREE(iTunes が起動します)
今日取り上げるのは・・・ 名前が「...™」というゲーム。
もうこの時点で意味不明。 名前からして微妙な雰囲気が漂ってますね。
他に「.™」と「..™」というゲームもあって、それぞれ「デザイナーアプリ6部作」と銘打たれているアプリの1~3作目です。
どれも非常にシンプルなショートゲームで、開発したのは ustwo というイギリスのメーカー。
ここではこの .™ と ..™ の方も合わせて紹介したいと思います。
もう「デザイナーアプリ」と自称している時点で、良い意味でも、そして悪い意味でも「芸術的な作品」(忌憚なく言えば芸術かぶれ)の雰囲気が漂っていますが・・・
ともかく、この3つは同じような特徴を持っています。
とりあえず、この3つの中では相応に人気がある「...™」からご紹介いたします。
iPhone / iPod touch を左右に傾けると、1ヶ所に穴の空いた地層が左右に動きます。
地層は何層にも分かれていて、交互に逆方向に動きます。
(本体を左に傾けると、左に動く地層と、右に動く地層が交互に並んでいます)
地層の穴の空いている部分に白い玉を通し、どんどん下に落としていきます。
画面は徐々に上にスクロールしていき、白い玉が画面の一番上にあるトゲトゲの部分まで来てしまうとゲームオーバーです。
このゲーム、非常にシンプルでありながら、モノクロのグラフィックが印象的で、ゲームも解りやすく、センスの溢れるゲームであり、初めてみた時は「おおっ!」と思わせてくれるゲームです。
iPhone のクールさとマッチしていて、初見の印象は非常に良いですね。
しかしあまりにもシンプル過ぎて、追加的な要素が何1つないため、すぐに底が見え、短時間で飽きてしまいます。
「デザイン性を重視し、極限まで余計な物を削って、あえてシンプルに仕上げた」という感じではありますが、悪い意味で「デザインとセンスだけを優先した作品」であり、楽しませる要素が何もない感じ。
ゲームの基本部分は面白いと思うし、芸術性もないよりあった方がいいのですが・・・ それ「だけ」では長時間は遊べないですよね・・・
ただ、この ...™ はまだ相応に楽しめるアプリではあります。
前述したように初見の印象はクールで非常に良く、ゲームも解りやすいため、人に見せるアプリとしても悪くないと思います。
とは言え、このシンプルな内容で 230 円と言うのは、割高感は否めませんが。
そして、他の「.™」と「..™」はどうかというと・・・
左が .™ 、右が ..™ です。
「.™」は iPhone / iPod touch を傾けて白い玉を上下左右に転がし、赤い三角に当たらないよう、青い玉を取っていきます。
白い玉は徐々にしぼんでいきますが青い玉を取ると少し大きくなります。 赤い三角に当たると一気にしぼんでしまいます。
しぼんで白い玉が消えてしまうとゲームオーバー。
「..™」は 3D 視点のゲームで、奥から手前に青い玉と赤い三角が移動してきます。
iPhone / iPod touch を傾けて白い玉を左右に転がし、赤い三角に当たらないよう、青い玉を取っていきます。
白い玉は徐々にしぼんでいきますが青い玉を取ると少し大きくなります。 赤い三角に当たると一気にしぼんでしまいます。
しぼんで白い玉が消えてしまうとゲームオーバー。
ハッキリ言いましょう。 1分で飽きます。
ゲームの基本部分が極限までシンプル・・・ っていうか、単純すぎてゲーム性がなさすぎる。
ビジュアル的にも大したことが無く、このシンプルさが1つの作品なんだと思いますが、デザイナーアプリと言うよりは、デザイナーが自己満足しているアプリって感じです。
そして、どちらも 230 円。 忌憚なく言わせて貰いますが、この内容でこの価格はボッタクリに近いですね。
まあ、「デザイナーアプリ」と自称している時点で、何となく嫌な予感はしていたのですが・・・
無論、デザインは良いに越したことはないのですが、前衛芸術的なものは当人以外に理解できる人など限られている訳で、「これで1つの作品」とか言われても、「勝手に言ってろ」としか答えられません。
そんなアプリです。
と、なんだか毒舌全開な訳ですが、「...™」は 115 円だったら相応のアプリだった気はするかなぁ。
ショートゲームとして相応に遊べるし、地味にアップデートもされているので、気になる方は割高なのを承知の上で試してみてもいいかも。
.™ と ..™ は問題外ですね。
・...™(iTunes が起動します)
・.™(iTunes が起動します)
・..™(iTunes が起動します)
