iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

ゲーム

プロ野球TOUCH2010

コナミが販売しているプロ野球アプリは2種類あります。
1つはおなじみの「パワプロ」、もう1つはリアルなグラフィックがウリの「プロ野球スピリッツ」シリーズです。 通称「プロスピ」。

パワプロはデフォルメ系、プロスピはリアル系なので見た目は全く異なりますが、どちらも作っているのはコナミの野球ゲーム開発チーム「パワプロ プロダクション」です。

そしてその パワプロ プロダクション が新たに公開したのが・・・
新しい iPhone 用野球アプリ「プロ野球TOUCH2010」です!

ただこのアプリ、私はてっきり「プロ野球スピリッツ」の移植版かと思ったのですが・・・ 全然違ってました。
名前にも「スピリッツ」は入っていませんし、別物と言えますね。

puroyakyu20101

まず、「静止画で見た」グラフィックは凄いです。
上の画像のように、まるでプロ野球中継を見ているかのようなリアルなグラフィックで、思わず iTunes でこのスクリーンショットを見て「購入ボタン」を押してしまった人は多いのではないでしょうか?

しかもちゃんと選手ごとにバッターボックスでの構えが違う
実際のその選手の画像をそのまま取り込んで表示しているようで、非常にリアルな絵が表示されます。

でも・・・ 実はグラフィックが凄いのは、このバッターボックスの静止画だけ。
このゲーム、3D グラフィックが一切なく、全部「実際の映像の写真を切り貼りしたような画像」なのです。

だからボールを打って球場のシーンになると、選手の動きがパラパラマンガみたいにカクカク。
まるでスーパーファミコン時代の野球ゲームのような動きで、お世辞にも滑らかとは言えません。

puroyakyu20102

バッターボックスがリアルなだけに、余計に球場の画面になると「残念な感じ」が漂います・・・

ちょっと前にサッカーアプリを一通り試した時、どのサッカーアプリも選手は 3D グラフィックで表現されていて、それが滑らかに動いていました。
それを見た後だけに、余計にこの旧世代な動きにはガッカリです。

ただ、選手の動きが非常にリアルだった X2 FOOT BALL 2010 とか、コナミの ウイニングイレブン とかは iPhone 3GS 以降でないとまともに動かないので、やはり全ての iPhone / iPod touch で動くことを優先すると、これも仕方がないのかも知れません・・・

でも、リアルサッカー 2010FIFA World Cup など iPhone 3G でも快適に 3D の選手が動いていたアプリも存在します。
それを考えると、やっぱり技術力やコンセプトの問題の気もしてきますね・・・

ちなみにコナミがプレステ2・プレステ3で出している野球ゲーム「プロ野球スピリッツ」は選手が 3D でリアルに表現されていて、それが最大のウリとなっています。
よってこのゲームは最初に述べたように、「プロ野球スピリッツとは別物」と言えます。


ゲーム内容については、「初心者向け」になっていると言えますね。
バッティングは自動的にミートカーソルがボールに合う「ロックオン」方式で、打つタイミングで画面をタップするだけで OK です。
(大きく曲がる変化球だとカーソルが間に合わないことも)
さらにタイミングが悪かった時に「早い!」「遅い!」と表示して教えてくれる親切設計
加えて強振やバントの切り替えはボタンで行い、そのボタンに「強振」「バント」と文字で書いてあるので、見てすぐに解ります。

投球は球種を選んだ後、投げる場所のカーソルをスライドして動かす方法で、これはパワプロとほとんど変わりません。
ただ、こちらも全体的に解りやすくなっています。

走塁や守備は最初は全てオートですが、マニュアルに変更することも可能で、操作は全てパワプロと同じものにすることも出来ます。

ゲームシステムで違う点は、バッターごとに「得意なコース」(画面に赤く表示される)がある事と、ピッチャーのコントロールがパワプロほど精密じゃない(要求した場所から結構ズレる)事でしょうか。
この辺りは、よりリアルになっていると言えます。


ゲームモードは通常の対戦と、ペナントレースモードの2つ。
しかしペナントレースモードには「パワプロ公式版2010」にあった「高速試合」はなく、単に「試合をする」と「スキップ」の2つしかありません。
好きな選手を集めてチームを作るドリームチーム機能は用意されています。
パワプロとの違いをもう1つの述べると、「パワプロは縦画面」「プロ野球TOUCHは横画面」というのが大きな点でしょうか。

実況については、リアルに良く喋ってくれます
iPhone 版でこれだけ実況してくれれば十分で、ゲームに臨場感が与えられています。
まあこれについてはパワプロも良く喋っていたので、どちらも甲乙付けがたいと言ったところですね。


全体としては・・・ この「プロ野球TOUCH」は、普段ゲームをやらないプロ野球ファン向けなのではないかと思います。

iPhone は携帯電話であり、ゲーム機ではありません。
当然、普段ゲームをやらない方も多くいる訳で、そんな方はキャラクターがかわいくデフォルメされたパワプロには、違和感を感じる方も多いでしょう。

プロ野球TOUCH はそう言う人向けに発売されたプロ野球アプリなのではないかと思います。
操作が初心者向けになっているのも、それがコンセプトなら納得が出来ます。

ただゲーマーの視点で見ると、キャラクターのカクカクな動きはリアル系グラフィックだと余計に違和感を感じるし、演出も乏しく思えます。
パワプロのゲーム的な演出があった方が、やっていて楽しく感じますね。


だからどちらが良いかは、もう好みの問題なんだと思います。
とりあえず、普段ゲームをやらないプロ野球ファン向けの「プロ野球TOUCH」と、ゲーマー向けの野球アプリである「パワプロ公式版2010」の双方をコナミが用意してくれたことは、野球ゲームファンは喜ぶべきではないでしょうか。

価格は 800 円と、正直安くはありませんが・・・
実名のチーム・選手が写真付きで登場することと、NPB(プロ野球連盟)へのライセンス料などを考えると、このぐらいの価格になるのも仕方ないかな、という気はします。

ちなみに私はゲーマーですから、これよりパワプロの方が好きですね。
でも本音を言うと、プロ野球TOUCH や パワプロ公式版 よりも・・・ 「パワプロクンTOUCH」(サクセスモード)をやりたいな・・・

プロ野球TOUCH2010(iTunes が起動します)
 

ゲーム発展国++

面白いゲームを作るゲーム」。
社員を雇って教育と研究を行いつつ、ゲーム開発を続けながら経験を積み、大ヒット作の発売を目指すゲーム会社の経営シミュレーション
それがこの「ゲーム発展国++」です。

このシリーズは元々パソコンのゲーム(ゲーム発展途上国)で、パソコン版は開発メーカー「カイロソフト」の公式サイトで無料ダウンロード可能です。
また携帯アプリ版も登場しており、iPhone / iPod touch 版はその携帯アプリ版の移植となっています。
この携帯アプリ版はパソコン版の移植ではなく、続編という形です。

しかし、画面を見れば解る通り・・・
携帯アプリの「ベタ移植」であり、iPhone / iPod touch に適応した画面とはお世辞にも言えません。
スマホとしては明らかに「時代遅れ」なレイアウトは、大きな欠点と言えますね・・・


※現在はアップデートによりグラフィックが強化され、画面のレイアウトも大きく変化しています。
このレビューはあくまで初期版のものなのでご了承下さい。


ゲーム発展国

やる事は割とシンプルです。
社員を雇った後、「ハード」「ジャンル」「内容」「開発方針」の4つを選択し、あとはほぼ「見てるだけ」でゲームが完成します。

しかし決して簡単な訳ではなく、新しいハードでゲームを発売するにはライセンス契約料などが必要で、資金繰りを考える必要があるし、ゲームのジャンルと内容の組み合わせで売れ行きが左右されます。
また、ジャンルごとに「経験レベル」があるので、どれから開発していくか(経験を積んでいくか)も重要になります。
開発方針も「速度重視」や「研究重視」などがあり、状況に合わせて選ぶ必要があります。

開発中は社員がちょこまか動きながら、面白さ・独創性・グラフィック・サウンドの4つに分かれた「開発ポイント」を蓄積させていきます。
たまに社員が燃えてポイントが一気に上がったり、他の社員と相談し合ったりして、開発中のシーンは眺めているだけでも面白いですね

開発の進行に合わせて「企画担当」「原画担当」「作曲担当」を選択しますが、社員の能力値はもちろん、それぞれに得意なジャンルもあり、隠しパラメーターとして社員同士の相性や成長力まであるようで、様々な能力が完成度に大きく影響します

仕事で得られる開発ポイントやお金を使って社員を教育したり、レベルアップさせることも可能で、役職の「転職」も可能。
複数の職を最大レベルまで上げれば上位職に転職できるなど、育成要素もあります。

突発イベントや定期イベントも豊富で、新ハードの登場や社屋の拡大などもあり、長時間やっても飽きない展開になっていますね。

ゲーム発展国
※この画像は古いバージョンです。

ゲームは「経験と運」の要素が強く、パワプロのサクセスモードのようなバランスと言えます。
どのジャンル・内容・社員の組み合わせが良いのかは試してみないと解らず、突発イベントを上手く活用するには経験が必要で、運の要素もある一方で、慣れれば慣れるほど成果が上がっていくゲームになっています。

また、ゲームのハードやジャンル・内容の組み合わせは実際のゲームの歴史に沿っているので、普段からゲームが好きの人の方がプレイしやすくなります。
例えば、ファミコンやゲームボーイは大ヒットし、セガのハードは衰退しやすく、「アドベンチャー+ミステリー」、「RPG+ファンタジー」、「アクションRPG+狩り」は相性が良い、などがゲームに詳しい人なら何となく解りますからね。

ただ、ゲームは面白いのですが、大きな欠点であり興ざめなのは・・・ 画面下の十字キー
「一般携帯アプリのベタ移植です」と公言しているようなもので、今までこんなレイアウトのゲームは散々叩かれて来たのですが、「まだこんなものが出てくるのか」と思ってしまいます。

※現在はアップデートにより、十字キーは OFF が標準設定です。
(画面下のボタンを押せば表示させることもできます)

携帯アプリのグラフィックをそのまま流用するため、画面下のスペースを埋めるものが必要だったのは解るのですが、必要性のない十字キーを置くぐらいなら、もっと別の情報やデータを表示して欲しいところです。

※当初は十字キーを OFF にしてもゲーム画面は小さいままだったのですが、現在はアップデートでスクリーンいっぱいまでゲーム画面が表示されるようになっています。
よって表示の難点は解消されています。


でも、十字キーについては残念ですがゲーム自体は面白いです。
パソコン版や携帯アプリでヒットを続けてきたのもうなずける内容で、私も思わず何時間もやり込んでしまいました。
経営シミュレーションゲームとしては、シンプルにとても良くまとまっています。
グラフィックや演出は「一般携帯アプリレベル」に過ぎませんが、この内容ならそこは大きな欠点になりませんね。

ゲーム後半はちょっとマンネリ化してくるので、期間は 20 年ですが、この半分か 2/3 ぐらいでも良かったんじゃないかとも思います。
でも繰り返し遊べる内容で、相応にボリュームもあります。

価格は 450 円で、Docomo の携帯アプリ版は月 315 円の有料サイトの1コンテンツなので、それを考えるとこのぐらいかな、と思います。

ゲームファンや経営/開発型シミュレーションが好きな方にはオススメできますが、テーマがゲーマー向けと言えるので、ゲームをあまりやらない方にはちょっとマニアック過ぎるかも・・・?
でもとても遊びやすく、携帯に向いた内容です。

ゲーム発展国++(iTunes が起動します)

Hadoken Fighter (波動拳ファイター)

波動拳」を撃ち合って相手を倒す、シンプルな対戦型ショートゲーム。
それが「Hadoken Fighter(波動拳ファイター)」です。

名前が直球でインパクトがあるので、iTunes のランキングでも上位にあるのですが・・・
自分が思っていたのとは全然違ってました。
なんだか「コレジャナイロボ」を貰ってしまったような印象ですね・・・

hadouken

「波動拳ファイター」という名前ですから、皆さん「ストIIの波動拳を撃ち合って戦うんだ」と考えると思います。 自分もそう思ってました。
ところが実際にやってみると、「画面を連打してパワーを貯め、画面を横にスライドして弾(もしくはビーム)を撃ち、相手を画面端まで押すゲーム」でした。

つまり、一番重要になるのはコマンド入力ではなく、連打によるパワー貯め。 単なる「連打勝負」なのです。

駆け引きのようなものはあまりなく、連打してパワーを貯めてから波動拳を撃っていれば、連打が早ければ連勝し続けられます
そもそも「波動拳」と言ってるのにコマンドが 下・右下・右 じゃなく、単に画面を横にスライドするだけですから、その時点で「コレジャナイ」感が爆発。

起動時のかけ声などは勇ましいのですが、グラフィックも内容もシンプルで、正直「無料アプリレベルだろう」ってのが本音ですね。

「波動拳」の名前で売れている印象ですが、「ストIIの波動拳の撃ち合い」とは全く違うものです。
それをイメージしている人は買うとガッカリなのでご注意下さい
違う内容でもゲームが面白ければ良いのですが、私的にはこれで有料ではお勧め出来ませんね。

まあ 115 円なのでそんなに高い訳ではないし、Bluetooth を使った対戦モードもあるので、多人数でやればそれなりに面白いかも知れません。
連打がそんなに早くない人の方が、楽しめるかもしれませんね。

Hadoken Fighter(波動拳ファイター)(iTunes が起動します)
 

Slayer Pinball Rocks HD

デスメタル・ロック・ピンボール!
The Deep」や「Jungle Style」などの iPhone 定番ピンボールでおなじみの「OOO Gameprom」が開発した、新しいピンボールアプリ。
それがこの「Slayer Pinball Rocks HD」です。

名前に HD が付いている事から解るように iPad に対応していますが、iPhone / iPod touch でも普通に遊べます

発売元が「Sony Music Entertainment」になってたので、「えぇ? ソニーが iPhone アプリ発売!?」とか思ったのですが、このアプリはアメリカのヘビメタロックバンド「Slayer」をテーマにしていて、その Slayer がソニーミュージックの所属なので、アプリの販売元も Sony Music になっているようです。

slayer

ヘビメタ・ロックバンド「Slayer」はバイオレンスや恐怖などをテーマにした「デスメタル」に近いバンドで、そのためこのアプリも非常に毒々しい猟奇的なデザインになっています。
一方でレーンがギターになっていたり、派手なライトアップが行われたり、歓声やシャウトが聞こえるなど、ロックをテーマにしている事が良くわかる演出も盛り込まれています。

ピンボールとしては、いかにも「Gameprom らしい」ピンボールですね。
DeepJungle Style と同じくボールに合わせて画面がスクロール&拡大縮小するため迫力があり、ボールの動きも不自然さがなく、非常に滑らかです。
立体的なしかけや閉じられた特殊エリアが設けられている点も、良い意味で「毎度おなじみ」といった感じです。

ただ、今までとちょっと違うのは・・・ こんなに毒々しいデザインなのに、意外と難易度が低めなこと。
Jungle Style が難しかったので、難易度を改めたのでしょうか?

フリッパーがかなり高く上がるのでボールをホールドしやすく、狙った場所に撃ち込みやすくなっています。
レーン(通路)にも通しやすく、全体的にプレイしやすいです。
またアウトレーン(フリッパーの外側にある入るとアウトになる通路)に落ちても、フリッパーを上げてタイミング良く揺らすことで、非常に容易に復帰させることが出来ます

slayer2

アウトレーンから「揺らし」で復帰するのは OOO Gameprom のピンボールの必須テクニックですが、これがすごーくやりやすいので、ハッキリ言ってアウトレーンでアウトにならない
普通に真ん中から落ちてもボールがアウトレーンの方に転がっていけば、揺らして復帰できます。
「マルチボール」も一度そのモードになると、ボールを落としても何度か自動で補充してくれるため、長時間持続します。

高速で玉が撃ち出されるしかけが多いため、何もかも初心者向けという訳ではありませんが、明らかに今までの作品より難易度は低めですね。
その一方で、プレイヤーのテクニックが反映されやすいレイアウトになっている印象です。


やはり OOO Gameprom のピンボールは質が高く、オススメできるアプリですね。

実は現時点(6/23)では、プレイ後のネーム登録で進まなくなる(修正されました)、起動時にバグる場合があるなど、ちょっとおかしい部分も見受けられるのですが、アップデートで修正されると思うし、現在セール(350円)が行われているので早めに取り上げました。
(定価は 600 円のようです。 Gameprom のピンボールとしては高めですが・・・)

ちょっとヘビメタ独特の猟奇的なデザインが好き嫌いあると思いますが、完成度は高いです。
iPad に対応しているのも、持っている人には嬉しい点でしょう。

Slayer Pinball Rocks HD(iTunes が起動します)
 

Super Laser : The Alien Fighter

王道的な「縦スクロールシューティングゲーム」を目指して開発された、新登場のシューティングアプリ。
それがこの「Super Laser」です。

開発を iPhone / iPod touch の定番シューティング「iFighter」を作ったチームが担当しており、1面だけプレイ出来る無料体験版を先行公開して高評価だったことから、前評判の高かったアプリです。

「RAIDEN(雷電)」や「1942」のような名作シューティングを目指したと述べられており、王道的な縦シューをさらに追求したような作りになっています。

Super Laser The Alien Fighter

タッチ操作で自機を動かし、敵を倒しながら進んで行くオーソドックスな縦スクロールシューティングです。
(コントロール方法はオプションで切り替えられます)

パワーアップは前方広範囲に連射するマシンガン、横方向に弾を多く撃つ「X」、直線上に強力な攻撃を行うレーザーがあり、パワーアップアイテムを取ることで切り替えられ、同じパワーアップを連続で取ると強力になっていきます。

また、2種類の自機と4つの「オプション(正式名は ORBITER)」があり、自機によってオプションは自機の周囲に固定されるか、自機を追尾して(つまりグラディウス風に)動きます。
オプションは攻撃はしませんが、敵弾を防ぐシールドのような役目があり、さらにオプション装備中は自機の前方に照準が出て、それに敵を合わせると数秒後にオプションからレーザーが発射されます。
オプションが4つの状態で1体の敵を4度ロックオンすると、強力なレーザーを撃つことも出来ます。
このレーザーシステムは「レイストーム」を模したような感じですね。

また、オプションを「ボム」として射出することもでき、使用するとオプションは2つ消費されますが、アイテムを取り続けることでオプションをストックしていくことが出来ます。
オプションアイテムは結構たくさん出るので、ボムは割と多用しても OK ですね。
自機は耐久力+残機制で、被弾してもすぐにはやられませんが、地形や固い敵にぶつかった場合は即死します。


シューティングとしてはオーソドックス、かつ良く出来ていて、iFighter では問題があった操作性も非常に良好です。
タッチ操作だと自機は指のやや上に移動しますが、画面の最下部にスコアなどが表示されている部分があって、ここが良い「指置き場」になるため、画面の最下部に自機を位置させても指が邪魔になりません

Super Laser The Alien Fighter

iFighter の頃から定評のあったグラフィックの細かさも相変わらずで、地球から離脱するシーンや敵の本拠地に向かうシーンなども背景に流れ、それらでストーリーが作られています。

ゲームも非常にやりやすく、難易度も3段階用意されていて、iFighter のように後ろから高速な敵が急に出てくる事もなくなっています。
バランスの調整もうまく取られている印象ですね。

やや気になるのは、突然飛んでくるレーザー攻撃や、ボスの体当たり攻撃など、事前に知っていないと回避できない「初見殺し」の攻撃が多いこと。
そのため予め攻略が解っていないと、どうしてもボスでは死んでしまいますね。
まあ、こうした攻撃はよく見ると「前兆」があるし、一度喰らえば回避方法は解るので、この辺もある意味「昔の王道シューティングらしい」と言えるかもしれません・・・?


全体としてかなりハイレベルで、新しい「iPhone / iPod touch の定番シューティング」が登場したな、という印象です。

ただ1つだけ非常に残念なのは、iPhone 3G だとやや動作が引っかかる場面が多いこと。
iPhone 3G だと自機の動きや全体の動作がカクカクする場合が多く、そのため操作性も落ちます

iPhone 3G と iPod touch 第三世代(3GS相当)の双方でプレイしてみたのですが、iPhone 3G でも普通にプレイは出来るけど、一度 3GS の環境でやると、もう 3G ではやりたくなくなりますね。

まだまだ 3G の人は多いので、ここは勿体ないところですが、でも iPhone 4 も登場するご時世だから、徐々に 3G は淘汰されていくことになるんでしょうか・・・?

ともあれ、今後の定番になり得るシューティングです。
シューティングが嫌いでなければ、オススメ出来るアプリですよ!
出来れば 3GS 以上でのプレイを薦めます。

Super Laser: The Alien Fighter(iTunes が起動します)
Super Laser: Lite(iTunes が起動します)
 

Poker Smash

ポーカーを使ったスライドパズルが、この「Poker Smash」です。
下からどんどんせり上がって来るトランプのカードを横に動かし、縦か横の一列でポーカーの役を作ればカードが消えるパズルゲームです。

元は XBOX のダウンロード用ソフトだったようで、iPhone / iPod touch 版はその移植と言えますね。
XBOX 版は相応に人気があったようです。

pokersmash

下から 10、J、Q、K、A のトランプのカードがせり上がって来ます。
1~9 のカードは存在しないため、そのぶん役はそろいやすくなっています。
カードは横に動かせますが、上下には動かせません。
カードを動かして「スリーカード」以上のトランプの役を作ればスコアが入りカードが消え、連鎖になれば得点に倍率がかかります。
カード消滅中にも別のカードを動かす事が可能です。

カードは横にいくらでもスライドさせられますが、上下には動かせません。
ただ、下に何もない場所に移動させるとカードは下に落下します
また「爆弾」を使用してカードを1枚消すことができ、この時は上にあるカードが落ちてきます。 ただし爆弾には限りがあります。

たまに画面左に特定の役が表示され、それを時間内にそろえるとボーナスが加算されます。
通常時のスコアの増加は少なめなので、このボーナスをうまくゲットしていかないとなかなか点は高くなりません。
カードが画面上部までせり上がってしまうとゲームオーバーです。


そして、ゲームが面白いかどうかですが・・・
個人的な感想としては、「普通」。

そんなに難しく考えなくても良く、プレイしやすくて、初心者の方でも遊びやすいゲームです。
エレキギターが特徴的なロック系の BGM も良く、カードが光り花火が上がる演出も綺麗です。
だから悪くはないのですが、ただやってて「すごい!」とか「気持ちいい!」と思うようなところもなく、全体的に「普通」
操作性も悪いという程ではありませんが、カードの動きがあまりスムーズとは言えず、この点も「普通」
パズルとしても大連鎖が起こるようなものではなく、普通の連鎖が普通程度に起こるような、普通な内容です。

まあ、良くある普通のスライドパズルの1つかなぁ、という印象ですね。
もうちょっとカードの動きが良く、サクサク消していけるゲーム展開なら、もっと楽しめる気がするんですが・・・
現在はカードを動かす時に少し引っかかるような感じがあるので、ここはアップデートで改善して欲しいところです。

価格は 230 円で、普通です。 普通程度にオススメいたします。

Poker Smash(iTunes が起動します)
 
 
【追記】
カードの動きが悪いのは iPhone 3G だったからのようです。
iPod touch 第三世代(3GS 相当)で試したところ、カードの動きはスムーズでした。
でもそんなに重くなるようなグラフィックやゲーム性ではないと思うので、旧機種への対応が不十分という事でしょうか・・・?
3GS か最新 iPod touch なら操作性の問題はないようです。

 

ワニワニパニック

一言で言うと「もぐら叩き」。
穴から出てくるワニをハンマーで次々と叩く、ゲームセンターのエレメカ(大型遊技マシン)の「ワニワニパニック」が、iPhone / iPod touch になっています。
その名も「ワニワニパニック」! そのまんま。

ワニワニパニックが最初に登場したのは今から 20 年以上前で、古典的なエレメカなのですが、近年になっても新型が登場しているぐらいメジャーな存在です。
「ハンマーで次々ぶっ叩く」と言うのは、解りやすくて普遍的な楽しさがありますからね。

iPhone / iPod touch はタッチパネルなので、相性も良いと言えます。

waniwanipanic

穴からワニが次々出てくるので、どんどん叩きます。
穴の手前にはドクロマークの書かれたラインがあり、ワニがそこまで来るとかじられた事になり残りタイムが減ります。
タイムは時間経過によっても減っていき、0 になるとゲーム終了。
叩いたワニの数を競います。

シンプルゆえに思わずハマってしまうゲームです。
空いた時間に気軽に出来るゲームでもありますね。

ゲームモードは4種類あり、「やさしいワニ」「いじわるワニ」「ワニワニサバイバル」「ワニワニチャレンジ」があります。
やさしいワニ」と「いじわるワニ」はオリジナルを模した通常モード。
ワニワニサバイバル」はタイマーがライフになっていて、時間経過では減少しないため、かじられない限り延々とプレイ出来ます。

このゲームのメインモードと言えるのは、「ワニワニチャレンジ」です。
ここでは穴が通常の2倍になっていて、ワニの出現場所もランダムではなく決められた特殊なパターン、さらにミスらずに叩いていく事でコンボボーナスが入り、得点の倍率が上がっていきます。
よってスコアの計算方法は通常とは異なります。

他のモードが「オリジナルを再現したモード」なのに対し、チャレンジはまさに「ゲーム用」として調整されていると言えます。
でもゲーム自体は1~2分ほどで終わるようになっているので、そんなに長時間かかるものではありません。

waniwanipanic2

ただ、このゲームは「ランキング」が残念な仕様なんですよね・・・
いかにもスコアを競うのが楽しいゲームなのに、通常の「やさしいワニ」「いじわるワニ」「ワニワニサバイバル」はローカルのハイスコアのみしか記録されず、オンラインランキングとかに対応していません
この内容で、どうしてこの点を軽視しているのか疑問です。

加えて、「ワニワニチャレンジ」はオンライン対応なのですが、「Facebook で競うモード」になっているため、オンラインでハイスコアを記録するには Facebook 登録が必須
しかし本名で登録するのが基本で、実社会でのコミュニケーションの補助として作られている Facebook は日本ではまったく一般的ではなく、それでしかハイスコアを競えないので、とても日本の状況にマッチしているとは思えない。
おまけに Facebook に記録しても「Facebook のフレンド同士でのランキング表示」になるため、ワールドランキングとかは存在しない
Facebook のフレンドが身近にたくさんいるのであれば、楽しめるとは思いますが・・・ そんな人少ないですよね。

チャレンジモードはプレイ前に Facebook ログインを求める表示が出るため、これが本来はメインなのに、チャレンジモードをやっていない人も多いようです。
その傾向は iTunes のレビューを見ても見受けられます。
(ゲーム内容が通常とは違いますと注釈を付けておけば、もうちょっと解りやすかったと思うのですが・・・)

前々から iPhone / iPod touch のナムコのアプリには、「ゲーム自体はちゃんと作られているけど、肝心なところが抜けている。 操作性やマーケティングや機種対応などを含め、iPhone の状況をリサーチして反映しているとは思えない」という印象がありましたが、このワニワニパニックもその傾向があり、「またか」という気持ちが拭えません・・・
私的にはナムコにはがんばって欲しいんですけどね・・・ いわゆる「ナムコ黄金時代」を知る人間なので。

【後日追記】
※その後のアップデートで Game Center に対応、現在はオンラインランキングや実績なども利用することが出来るようになっています。


ただランキングはともかく、ゲーム自体は楽しくて、操作性も良く、面白いアプリです。
シンプルなショートゲームですが、グラフィックが綺麗でサウンドも良いので、チープな印象はありません。 ワニの表情も豊富でいいですね。
価格も 230 円で、内容を考えると妥当だと思います。
私的にはオススメ出来るアプリですよ。

ワニワニパニック(iTunes が起動します)
 

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