各地の古代遺跡などを探検しながら、宇宙の謎を紐解くという秘宝を探す「3D フリークライミング」のアドベンチャーゲーム。
それが「シャドーガーディアン」です。
このゲームを一言で言うと「ゲームロフトのアンチャーテッド」なのですが・・・
「アンチャーテッド」というゲームは PS3 でしか発売されていないアメリカのゲームなので、国内の知名度は低く、知らない方も多いでしょうね。
しかし欧米では非常に有名なゲームで、数々のゲーム賞を受賞したという近年のヒット作の1つです。
壁や崖、屋根の上など、一見移動出来そうにない場所を「フリークライミング」のようによじ登っていき、建物や遺跡に潜入してお宝を探す内容で、B級映画のようなストーリーと連発されるピンチシーン、そして FPS のような銃撃戦があるゲームです。
似たジャンルのゲームに、今では映画の方が有名になった「トゥームレイダー」がありますが、その流れのゲームの1つと言えます。
まず最初に言っておくべき事として・・・ このゲームは iPhone 4 か 3GS、及び第三世代 iPod touch 以降にのみ対応しています。
iPhone 3G などの旧機種ではプレイ出来ないので注意して下さい。
(iPad は専用版の HD が用意されています)
ゲームロフトのゲームは基本的に「旧機種を切り捨てない方針」でした。
しかしこのゲームはゲームロフト初の「新機種専用アプリ」となっていて、そのためグラフィックの質は大きく向上しています。
その画面の綺麗さは、上の画像を見てもよく解ると思います。
正直、Infinity Blade や RAGE HD、Real Racing 2 などの最新のハイクオリティーグラフィックのゲームと比較すると、やや角張った形状が目立つグラフィックで、それらに匹敵する程ではないのですが、しかし旧機種を切り捨てただけあってゲームロフトの中では間違いなく最高のグラフィックです。
ステージに何ヶ所かは「うぉぉ、こりゃ凄い」「これは綺麗だ」と思うグラフィックの場面が用意されていて、「俺たちだって本気になればこのぐらい出来るんだ!」というゲームロフトのアピールなのかもしれません。
旧機種の切り捨ては、iPhone 3G や数年前の iPod touch を使っている人は残念に思うと思いますが、しかしそこがボトルネック(足かせ)になっていた事も確かです。
そろそろこういった、「フラグシップ」「技術アピール」的なゲームが出てくる時代なのかもしれませんね。
ゲーム内容は、「3D グラフィックのフリークライミング型アドベンチャーゲーム」と言えます。
それに、たまに FPS 的な銃撃戦が付いている、という感じです。
勘違いしてはいけないのは、このゲームはその「銃撃戦」の部分はメインではないと言う事。
複数の銃を装備していて、銃弾もあって、遮蔽物に身を隠しながら撃ち合える FPS 的なシーンは確かに存在します。
iTunes のスクリーンショットでも銃撃戦のシーンが最初に掲載されています。
でも、このゲームはあくまで遺跡の探索がメインで、言わば「3D の謎解き(と言うかルート探し)アクション」のような感じです。
銃撃戦の事だけを考えると、モダンコンバット2 や ブラザーインアームズ2 をやった方が良いので、その点は注意して下さい。
前述したように「フリークライミング」のようなシーンが多く、壁や柱をよじ登る場面が多くあります。
どうやって目的地に到達するか、いかにそのルートを探すか、その辺りがゲームのメインになっていると言えますね。
元となった「アンチャーテッド」もそう言うゲームと言えます。
ただ、これを良い点と言うべきか悪い点と言うべきかは難しいところなのですが、このゲームはどんな場所をよじ登っている場合でも、絶対に「落ちて死ぬ」という事はありません。
ジャンプで失敗したり、行きすぎて足を滑らせたり、手をかけそこなって落ちると言う事はなく、つまり「決められたルートをなぞって行けば自然と誰でも登っていける」ようになっています。
そのため、どんな場面を登っている場合でも「スリル感」のようなものがありません。
これが「アンチャーテッド」だと、タイミングが悪かったりジャンプが遅れたりすると落ちて死ぬ場合があったので、スリル感もあったのですが・・・
とは言え、iPhone / iPod touch のゲームであることを考えると、あまりシビアな操作が要求される場面が出てくるのも問題です。
だからタッチパネルでの操作のことを考えると、これでも良いのかなぁ、とも思ったりして・・・ ここは難しいところですね。
クライミングシーンで残念なのは、アンチャーテッドは「足場が傾く」とか「持っていた棒が曲がる」とか「上から物が落ちてくる」とか、様々な「ピンチ」が連発されて、それがアクションと演出の面白さになっていたのですが、シャドーガーディアンは「手や足をかけている部分が崩れ落ちる」という場面ばかりが繰り返される事。
つまり「ピンチ」のバリエーションが少ない。
だからずっとやってると、「ああ、ここで崩れるんだろうな」というのがなんとなく解ってきます。
この辺もスリル感を損なっている部分と言えますね。
銃撃戦のシーンは、物陰に隠れて戦えるのは良いのですが、普通に撃っても敵に全然当たりません。
撃ったポイントが照準からズレるし、射程も非常に狭くなります。
エイム(狙撃)モードにすれば狙った場所に撃てるようになるので、エイムと通常状態の切り替えが重要なのですが、これが解りにくい。
普通の FPS と同じ感覚でやってると、「照準を敵に合わせて撃ってるのに全然当たらない」という事になるので注意して下さい。
新機種用なのに iPhone 4 のジャイロに非対応なのも残念な点と言えますね。
ストーリーは、ゲームロフトのゲームの中では解りやすい方でしょうか。
「捕まった主人公の回想シーン」という形で各ステージが進むため、最終的にどうなるのか、先が見たくなる展開にはなってますね。
「誰でもクリア出来る、非常にプレイしやすい携帯用のアンチャーテッド」という感じで、その意味では「非常にゲームロフトらしいアレンジのゲーム」と言えそうです。(ただ、ボスは相応に手強いです)
この手のアドベンチャーゲームでこんなにプレイしやすいゲームは他にないので、そこを「遊びやすい」と取るか、「物足りない」と取るかで評価が分かれると思いますが、私的には悪くないゲームだと思います。
映画を見ているような感じで楽しむのが良いゲームですね。
価格は 800 円と割高ですが、これだけのグラフィックとクオリティーですから、値段分の価値はあると思います。
ボリュームもかなりあり、1ステージの長さもかなり長めです。
(30分以上かかるステージも多いです)
注目なのは、ゲームロフトが新機種専用のゲームも出してきたと言う事でしょう。
Unreal Engine の Epic Games や、FPS の老舗 id Software などが新機種用のハイクオリティーなアプリを出してきましたから、FPS のもう一つの大手 Ubisoft (ゲームロフトの親会社)も、うかうかしてはいられないと言ったところでしょうか。
来年の iPhone / iPod touch での各社の競走が楽しみなところです。
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。
・シャドーガーディアン(iTunes が起動します)
・シャドーガーディアン HD(iPad 専用版です)
ゲームロフト
一言で言ってしまうと、ゲームロフト製・携帯用「ディアブロ2」。
ゲームロフトが iPhone / iPod touch 向けに開発し人気となったアクション RPG 「Dark Quest」の続編が公開されました。
「Dark Quest 2」です。
広いフィールドやダンジョンを探索しながら、次々と出てくる敵を剣や魔法などで攻撃しつつ、キャラクターを育成してストーリーを進めていくゲームですね。
パソコンで大ヒットした「Diablo(ディアブロ)」がベースになっているようで、Diablo はネットワークを通じたマルチプレイがメインと言えましたが、この Dark Quest 2 でもネットワークプレイが可能になっています。
でもこのゲームはどちらかと言うと、1人でプレイする方がメインだと思います。
画面左下のスティックで主人公を移動させ、画面右下の攻撃ボタンで敵を攻撃します。
ディアブロを模したような「タップ移動」もありますが・・・ スティックの方が動きやすいですね。
主人公には戦士・ローグ(盗賊)・メイジ(魔術師)の3タイプがあり、メイジか弓を装備した場合は飛び道具での攻撃になります。
攻撃は自動的に近くの敵を狙ってくれるようになっていて、さらにボタン押しっぱなしで連続で攻撃し続けてくれます。
よって戦闘は非常にお手軽に行えます。
経験値が貯まってレベルアップすれば「アクションスキル」という特殊技の習得も可能で、MP を消費して広範囲の敵を攻撃したり、敵を麻痺状態にさせたりすることが出来ます。
敵を倒したり宝箱を開けたりすると装備を得ることができますが、装備には様々な「追加効果」が付いているものがあり、レアアイテムになると3つや4つの効果が付いている事もあります。
どんな効果が付いているかはランダムなので、理想のアイテムを探すのが大きな楽しみと言えますね。
この辺は「ディアブロ」のシステムを踏襲していると言えます。
装備は左右の手、頭、体、手、足、アクセサリ2つと、装備できる場所が多いため、多用な装備を身につけることが出来ます。
装備によってキャラクターの外観もどんどん変わっていき、この「装備による見た目の変化」もゲームのウリの1つです。
ゲームの難易度は、かなり簡単です。
前述したように攻撃は「ボタン押しっぱなし」で良く、攻撃方向も敵がいる方に自動的に補正してくれるため、ピンチになった時に薬を使うぐらいで構いません。
一応「アクションスキル」を使った方が戦闘はラクになるのですが、装備やレベルが十分ならあまりは必要なく、スキルポイントをパッシブスキル(常時作用する効果)に振り分けた場合、ますますお手軽な状態に。
飛び道具を使うキャラだと強敵に対しては「ヒット&アウェイ」を行った方が良く、また敵の攻撃を動いてかわす必要もあるのですが、基本的にザコはボタン押しっぱなしで片づくので、お手軽すぎて物足りなさもありますね。
とは言え、元となった「ディアブロ」もそんなにテクニックが必要だったかと言われると、そうでもなかった気がしますし、こんな感じで「お手軽にどんどん敵を倒せて探索を進められる」方が誰でも楽しめますから、これで良いのかもしれません。
少なくとも難しすぎて進むのが辛いゲームよりは。
マップは「自動マッピング」でいつでも見ることが出来ますが、画面に常に表示されている訳ではないので、いちいちメニューから確認しないといけないのがやや面倒です。
このマップには「これから行くべき場所」も表示されていますが、目的地が他のマップだと画面には表示されず、クエストで次の目的地が指示される場合も「場所の名前」しか言わないので、「どの方向に行けば良いか解らない」と言うケースが多いのも難点でしょうか。
ただ、色々と探索していればいずれは行き着くので、探索がメインのゲームであることを考えると、これはこれでもいいのかな?
Diablo 2 もそんな感じでしたしね。
難点は、これはディアブロと比較しての話になりますが・・・
ハード性能の影響もあるから仕方ないとは思いますが、ディアブロよりも一度に出てくる敵の数が少なく、戦闘に派手さが無いこと。
ディアブロは大量の敵が一斉に襲いかかってきて、それを主人公が次々倒していく、言わば「無双状態」な展開が醍醐味だったと思うのですが、このゲームは一度に襲いかかってくる敵は多くても3~4体なので、そんなに派手な展開にはなりません。
ゲーム展開で言えばこのゲームより、むしろシューティングゲームの Solomon's Keep の方がディアブロらしいですね。
また、ディアブロは特殊な効果が付いているアイテムには、それを示す「名前」がアイテムに付いていました。
(Diablo を知らない方には、Defender Chronicles と同じ、と言えば解るでしょうか)
例えば力(Power)と素早さ(Dexterity)が上がる剣なら「Power Sword of Dexterity」とか言う名前になっていて、アイテムを拾ったらすぐにその効果を名前で判別できた訳ですが、このゲームは名前に変化が無く、特殊効果が付いている数が色で示されているだけなので、拾ったらいちいち装備画面を開いてアイテムを確認しないと、追加効果の内容を知る事が出来ません。
これはディアブロ系のアイテムのゲームとしては、非常に不便ですね・・・
後はやっぱり、かなり簡単なことが、良し悪しだと言えるでしょうか。
もうちょっと難しい方が「良いアイテムを探そう」という気にもなるのですが・・・
まあ携帯機器のゲームですから、あまりゲームをしない方も多いので、それを考慮しているのかもしれないけど。
以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。
名前が「Dungeon Hunter 2」になっていますが、これは海外でのこのゲームの名称です。
と言う訳で「Dark Quest 2」、まあ一言で言うと「劣化ディアブロ2」なんですが・・・
でも携帯機器としては十分にハイレベルなゲームだと思います。
ゲームロフトなので日本語にも完全対応、iPhone 3G や第二世代 iPod touch などの旧機種でも動作します。
旧機種対応としてはグラフィックのクオリティーも高いですね。
(ただし旧機種はマルチプレイは動作対象外なのでご注意下さい)
「上から見た視点のアクションRPG」という非常に解りやすく、遊びやすいジャンルのゲームなので、難易度が高くない事と相まって、お勧めしやすいゲームではあります。
しかし逆にゲームマニアの方は物足りなさを感じるかもしれません。
また、「ライトユーザー向け」と言うには、ちょっと装備やステータスなどの部分が解り辛いかな・・・
価格は 800 円と割高です。
ゲームロフトなのでセール待ちをする手もありますね。
まあ私はこの手のゲームは散々やって来てるので、そのぶん評価が辛口かもしれません。
この手のゲームをあまりした事がない方には良いアプリだと思います。
なお、ゲームの内容とは直接関係ありませんが、紙芝居風のオープニングムービーは非常に良い雰囲気が出ているので、購入した人は必見です。
・Dark Quest 2(iTunes が起動します)
・Dark Quest 2 HD(iPad 専用です)
英会話スクールではありません。
その NOVA の続編が先日登場しました。
「N.O.V.A. 2 - Near Orbit Vanguard Alliance」です。
1作目が出たのは今年の4月。
その時に「携帯機器とは思えないグラフィックだ!」と評判になった訳ですが、それから約8ヶ月でもう続編が登場し、グラフィックもさらに綺麗になっていて、しかし最近の大作ラッシュの中ではこれでも並レベル(?)だという・・・
いやはや、技術の進歩は早いものです。
ちなみに N.O.V.A. は XBOX で大ヒットした SF 系 FPS 「HALO」を元にしているようで、言わば「ゲームロフト版 HALO」なんて言われてたりします。
「大ヒットゲームを携帯機器で高クオリティーに再現する」というのがゲームロフトの手法の1つのようですね。
ゲームは SF である点以外は、一般的な FPS (ガンシューティング)と言えます。
FPS は撃ちまくって敵を倒しまくる「スポーツ系 FPS」と、実戦をリアルに再現した「リアル系 FPS」の2つに大別されますが、このゲームはその中間と言えます。
主人公はパワードスーツに身を包んだ、言わば「超人的な存在」で、正面から撃ち合って敵を倒しまくることが可能、搭乗可能な巨大ロボットなども登場します。
しかし銃には弾数があり、リロードも頻繁に必要で、手榴弾にも弾数があるなど、この点はリアルなスタイルとなっています。
ゲームとしての特徴は、あまり隠れる必要が無いことでしょうか。
リアル系の FPS だと物陰に身を隠し、攻撃を受けないようにしながら撃ち合う必要がありますが、このゲームは敵の攻撃の弾速が遅く、こちらが歩いていれば滅多に当たりません。
撃たれてから動いても、素早く反応できれば十分かわせるぐらいです。
さらに耐久力(このゲームではシールド)も他の FPS より多く、回復も早いため、ダメージを受けながら撃ち合っても敵を倒しながら進む事が出来ます。
もしやられてもセーブポイントがかなり多く、あまり戻されないので、サクサクと進むことが出来ます。
全体的に「初心者向けの FPS」ですね。
一方で、敵の兵士の動きは意外とリアルです。
近くに遮蔽物があったらサッと隠れ、そこから少しだけ身を出して撃ってきたり、転がりながら飛び出して撃った後、再び転がって身を隠すなど、割と実戦ぽい動きをします。
側面に回り込んでくる事も多く、「非リアル系」のゲームであるにも関わらず、敵兵士の AI は一番リアルな気がしますね。
ステージ構成もバラエティーに富んでいて、ジープに乗って走るステージや、二足歩行ロボットに乗って戦うステージが登場。
中には自動で敵を攻撃するマシンガンをフィールド上に設置し、攻めてくる敵を迎撃するというタワーディフェンスのようなステージもあります。
iPhone 4 のジャイロスコープに対応しているため、iPhone 4 なら非常に操作性が良く、本体を動かした方に向きを変えることが出来ます。
もちろん通常のタッチ操作でも操作性は悪くありません。
グラフィックに関しては、非常に綺麗ではあるのですが・・・
ただ、iPhone 3G などの「旧機種」にも対応したゲームなので、やはり新機種(3GS 以降)のみを対象にしたゲームと比べると、ポリゴン(3D グラフィックの1つの面)が大きく、全体的に角張っているのは否めません。
これらと比べるべきではないと思いますが、最近発売された Infinity Blade や Rage HD、Real Racing 2 と比較すると、見劣りするのは否めませんね。
しかしそれでも Retina ディスプレイに対応した綺麗なグラフィックになっており、「旧機種にも対応したゲームとしては、間違いなく最高レベルのグラフィック」とは言えます。
これは iPhone 3G や iPod touch 第二世代の人には嬉しいのではないでしょうか。
また、ゲームロフトのアプリにありがちだった「質感の無さ」「NPC キャラの動きのショボさ」も、このゲームではあまり感じません。
以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。
全体的には FPS としては初心者向けですが、内容もボリュームも十分だと言えます。
ただ、正面からバンバン撃ち合ったり、歩いていれば敵弾をかわせるという展開は、FPS にリアルさを求めている人だと今ひとつに感じるかもしれません。
SF 系の設定もアメリカではウケるのですが、日本ではそれ程でもないでしょうしね。
私的には「ミリタリーもの」の方が好きなので、NOVA のゲーム性や、完全に架空の SF な設定は今ひとつに感じましたが・・・ この点は人それぞれだと思います。
価格は 800 円と割高。
内容はそれだけのものは備わっていますが、今月は話題作や技術大作がもっとリーズナブルな価格で数多く登場しているため、それらと比較して考えると、高く感じてしまうのは否めません。
私的にはセール待ちの方が良い気がするかな・・・
・N.O.V.A. 2 (iTunes が起動します)
iPhone / iPod touch で秀作ゲームを出し続けるゲームロフトが、遂に「ファイナルファンタジー」を作ってしまいました!
自称 JRPG の「インフィニット レガシー」です。
このゲーム、前述したように「ゲームロフトのファイナルファンタジー」と揶揄されていた訳ですが、やってみて解りました。
本当に FF を研究し、それに似たものをがんばって作ろうとした、まさに「FF もどき」なのです。
「ファイナルファンタジー Loft」ですね。
フィールド上を移動し、人と会話して情報を集めながら、ダンジョンなどで敵と戦いストーリーを進めていく、おなじみの「RPG」です。
設定やグラフィックはいかにも FF 風で、近代文明とファンタジーが融合したようなお決まりの世界観ですね。
フィールド上では敵の姿が見えていて、これに接すると戦闘になります。
よってうまく逃げれば戦闘を回避して進むことも可能です。
ただ敵も近づくと追いかけて来るので、狭い場所での回避は困難ですが。
戦闘は「ターン制」ですが、キャラクターが行動可能になるまでの時間を表すタイムバーがあり、これが最大になってからキャラクターは動き始めます。
俗言う FF の「アクティブタイムバトル(ATB)」ですね。
キャラクターは非常によく動き、敵も味方も FF っぽい感じに攻撃やダメージを受けた時のモーションを取ります。
動きはけっこう多彩です。
また、このゲームのオリジナル仕様として、コマンドは3つまで先行して「予約入力」しておくことが出来ます。
さらに主人公の「アストリアン」以外は(初期設定では)自動行動で、「攻撃優先」「回復優先」などの命令を出せるものの、基本的には AI で勝手に行動します。
ただ、これらの特有のバトルシステムはあまり有効に機能しているとは言えません・・・
各キャラクターのモーションの時間が結構長い(と言うか、次のモーションに移るまで間がある)ので、その間に行動時間のバーは一杯になり、ほぼ単なる「順番通りの行動」になるため、あまり ATB の意味がありません。
AI の自動行動も攻撃がバラつくため1体の敵に攻撃を集中させることが出来ず、敵が1体なのに全体攻撃魔法を連発したり、一度盗んだ相手に「盗む」(シーフ)を意味なく続けたり、毒が効かないボスにポイズン連発したりなど、ちょっとおバカな点が目に付きます。
回復は割としっかり行ってくれますが、オプションで AI をオフ(全キャラ操作を ON)にした方がよっぽどラクに戦えますね。
まあ、オフに出来るのは良い点とは言えるでしょうか。
コマンドの予約も、予約した命令をキャンセルできないので「攻撃予約を入れた後にピンチになって、回復したいけど取り消しがないから回復出来ない」という事が起こるため、予約せずにコマンドを入力した方が良いです。
これらのシステムを活用しなくても普通に戦えるので問題はないのですが、逆に言うとこのゲーム特有の戦闘システムは使わない方がいいと言えます。
一方、フィールド上での固有システムは非常に便利です。
ダンジョンではいつでも「マップ」を表示する事ができ、そこには目的地も明記されていて、さらにフィールド画面では目的地への道順を矢印で示してくれるという親切設計。
これによって迷うことなく探索が行えます。
装備のシステムは FF を模したものになっています。
武器や防具には「ヴァーシュピース」という宝石のようなものをはめるスロットがあって、ここに付けたピースの効果を得ることができます。
これは FFVII の「マテリア」が元と言えますね。
敵キャラクターも FF で見たような敵が多く、そもそも主人公パーティーも大剣を背負ったイケメン、調子の良い武闘派野郎、魔術師系のお嬢様、元気な妹、二丁拳銃のクールガイという、どこかで見たような「おなじみの皆さん」です。
各所でちゃんと「お約束」を踏襲している作りになっています。
ただ、色々と難点と言える部分も目に付きます。
まずは「戦闘が長い」こと。
前述したように行動時のモーションが長めなのに加え、敵の耐久力がかなり高く、なかなか倒せません。
ザコ戦でも戦闘に時間がかかります。
ゲームがある程度進むと強力な武器や全体攻撃魔法、カウンターなどの特殊効果が手に入るため、相応に早く敵を倒せるようになるのですが、序盤は戦闘が「しんどい」ですね。
ダンジョンでの戦闘回数はそんなに多くないため、全体にかかる時間はそれ程でもないのですがのですが、ややテンポの悪さは感じます。
また、セーブできる場所が限られているのも問題。
町やダンジョンの特定の場所にある「セーブポイント」でセーブするという、いかにも FF っぽいシステムなのですが、しかしこれは iPhone のアプリ。
急に中断しなければならなくなる事もあるし、マルチタスクがあるとは言えメモリ不足などで本体再起動が必要になる事もあります。
そして何より、急にアプリが落ちる可能性もあります。
私もイベントシーンに入るところでゲームが止まってしまい、うんともすんとも言わなくなったので仕方なくアプリを再起動。
するとセーブしたところからやり直しになり、かなり前まで戻されて凹んだことがあります。
iPhone 版の FF だって1も2もいつでもセーブが可能なのですから、そこは配慮して欲しかったところです。
他にも、ボタンの反応が今ひとつな場面がある、主人公の顔が濃すぎる、全機種対応のためかフィールド上の人物モデルがショボイ、イベントシーンの動きにゲームロフトに良くある「質感の無さ」を感じる、などの点も気になります。
まあ全機種対応なのについては、素晴らしい事でもあると思いますけどね。
と言う訳で「インフィニット レガシー」、ぶっちゃけて言うと「劣化ファイナルファンタジーVII~X」な訳ですが、それでもちゃんと FF している RPG だと言えます。
所々に「洋ゲー」と思える部分もありますが、JRPG と自称しているのは伊達ではなく、本当にファイナルファンタジー風の面白さを iPhone / iPod touch で楽しむ事が出来ます。
これはポイント高いのではないでしょうか。
ボリュームもかなりあるようで、「大作」と言って良い内容ですね。
価格は 800 円ですが、値段以上のクオリティーとボリュームはあります。
ボリュームがあるぶん時間のかかるゲームなので、気軽に出来るアプリではありませんが、じっくりプレイ出来る RPG がやりたい人にはオススメです。
・インフィニット レガシー(iTunes が起動します)
最後になってしまいましたが、以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。
それが「Star Battalion」です。
「フライトシューティング」とはエースコンバットや H.A.W.X のような、リアルなフライト(飛行機)シミュレーターにシューティングゲームの要素が加わったものですが、このゲームは宇宙戦争が舞台であり、「リアルさ」のようなものはありません。
しかし良い形でリアルさがなくなっていて、フライトシューティングにある操作の難しさがなく、非常にプレイしやすいゲームに仕上がっています。
敢えて既存のゲームで例えると、「スターフォックス+エースコンバット」といった感じでしょうか。
ゲームロフトなので完全に日本語にも対応しています。
操作は iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、反応が良くキビキビと動き、妙な慣性も働かないため、初期のエースコンバットのような操作し辛さはなく、非常に快適に動かせます。
この手のフライトシューティングとしては操作性はかなり良い方ですね。
画面を横にスライドすると横方向にローリング。 これは回避だけでなく横への水平移動にも使えます。
画面を縦にスライドすると素早く機体を捻って後ろに反転するため、敵を通り過ぎた後の「切り返し」も簡単に行えます。
これらのおかげで、ゲームは非常にやりやすいです。
攻撃はレーザーガン(いわゆる機銃)と、ロックオンミサイル。
ただし攻撃方法はやや変わっていて、ロックオンミサイルは「敵を捕らえてロックオンしてから撃つ」のではなく、ボタンを押しっぱなしにする事で前方の敵を「自動的にロックオン」し、ボタンを離すと発射します。
つまり、敵をロックオンするまで正面に捕らえる、といった手順はありません。
レーザーガンも敵を前方に捕らえると自動的に照準が敵に張り付き、ロックしてくれます。
ただ、レーザーガンは敵をロックできる範囲が正面ではなく、ちょっと上にズレていて、この点がやや解りにくいですね。
また、敵が回避行動をとっているとなかなか当たりません。
ただ、このゲームはどちらかと言うとミサイルよりレーザーガンでの戦闘がメインで、この点はちょっと他のゲームとは変わっていると言えます。
ストーリーは前述したように「スターウォーズ風」です。
帝国に立ち向かうレジスタンスが自分たちですね。
ゲーム中には頻繁に通信が入り、ストーリーを盛り上げてくれます。
ストーリーに合わせて登場する機体も頻繁に変わり、機体によってはミサイルが放物線を描いて飛んでいくグレネード風になっていたりします。
途中でやられてもチェックポイントから再開可能、チェックポイントはかなり細かく設定されているため、やられても大きく戻されることはありません。
以下は Youtube にアップされているゲームの公式トレーラーです。
とにかくこの手の 3D シューティングとしては、かなりプレイしやすいゲームと言えますね。
あえて難点を言うと、「どこに行けばいいのか解らない」という場合があることでしょうか。
大抵は目標となるターゲットの方向が矢印で示されていて、そちらに向かって飛んでいけばいいのですが、中には迷路のようになっているステージがあって、この時は出口の方向が矢印で示されないため、どっちに行けばいいのか、どこが正解のルートなのか解りにくいことがあります。
でも大半のステージは解りにくい場面はなく、1ステージにかかる時間も 10~15 分前後で、ちょうどいいぐらいです。
ステージ数も多くボリュームもかなりあり、結構「大作」と言ってもいいでしょうね。
iPhone 4 の高画質や Game Center にも対応しています。
価格は 800 円と高めですが、それだけのクオリティーを持つアプリでもあります。 内容を考えると高いと言うことはないでしょう。
まあゲームロフトのゲームなので、セール狙いの人も多いかもしれませんね。
いずれにせよ、オススメできるゲームです。
「フライトシューティング」と言えばリアル系がほとんどでしたが、こういうプレイしやすさを重視したゲームも悪くないですね。
・Star Battalion(iTunes が起動します)
それが「スプリンターセル」シリーズです。
その最新作が iPhone / iPod touch 版になって登場しました。
「Splinter Cell Conviction」(スプリンターセル・コンヴィクション)です。
アップデートに伴いセールも行われています。
オリジナル版を開発したのは 3D ガンシューティングの老舗にしてゲームロフトの親会社「Ubisoft」。
iPhone / iPod touch 版の開発と販売はもちろんゲームロフトで、日本語化もされています。
ゲーム内容は、主人公を後方から見た第三者視点(TPS)の FPS (First Person shooter、一人称シューティング)です。
左下の仮想スティックで移動、右下のボタンで射撃という操作で、FPS としては一般的な操作方法と言えますね。
遮蔽物や壁に隠れるボタンがあり、「敵の攻撃から身を隠す体勢」を取れるため、ゲーム的には「モダンコンバット」より、「ブラザーインアームズ」に近いと言えます。
しかしこのゲームは基本的に、「撃ち合って敵を倒す」のが目的ではなく、「敵に見つからないように隠れながら目的地に向かう」という形で進行し、これが最大の特徴でもあります。
敵には「視界」があり、その範囲に入らない限り敵には見つかりません。
敵に見つかっていない状態なら、敵が攻撃してくる事も追いかけて来る事もありません。
後ろからこっそり近づいて音を立てずに倒すことも可能です。
さらにこのゲームは暗いところにいると敵に見つからないため、暗所なら身を隠さなくても発見されません。
ライトを撃って破壊し、暗くして進むというシーンもあります。
パイプや窓にぶら下がって敵に見つからないように進む場面も多く、まさに「潜入アクション」と言った内容ですね。
敵に発見された場合も面白いシステムになっていて、すぐに主人公がその場から離れて身を隠すと、元いた位置に「残像」が表示されます。
敵はこの「最初にこちらを見つけた位置」に向かって動くため、これを逆用して敵を倒したり、その場を切り抜けたりする事も可能です。
戦闘では複数の敵がいる時にまとめて照準が現れ、一瞬で複数の敵を倒せるアクションが発生する事もあります。
また、敵に見つかっていない状態で「ヘッドショット」をすると、音を立てずに敵を即死させることが出来ます。
「潜入がメイン」というのが面白く、私的には普通の FPS よりも好みですね。
こういう表現の仕方もアレですが・・・ iPhone / iPod touch ではメタルギアよりも、こちらの方が「メタルギアっぽい」です。
残念な点は、まず「ストーリーがよく解らない」。
このゲームは「トムクランシー」という作家が監修した軍事的なストーリーが描かれるのですが、ステージごとの展開が「ぶつ切り」で、繋がりがよく理解できません。
元々このゲームの物語の背景はステージ中の敵の会話やデモシーンなどで語られていたようですが、iPhone / iPod touch 版はカットされたステージやデモがあるため、どういう展開や背景になっているのかセリフを読んでも理解しづらいのです。
(オープニングのデモも英語&字幕なしだし)
ステージ4と5はいきなり何の前触れもなく中東で戦闘が繰り広げられるのですが、実はここは主人公の「回想シーン」です。
でもこれが「回想シーン」であることさえも、オリジナル版のストーリーを知らないと解らないほど。
とにかく全体の話が見え辛いです。
同じトムクランシーのゲームである iPhone 版「H.A.W.X」もやや解り辛かったのですが、ちょっとトムクランシーのゲームはストーリーが濃密すぎて、携帯用に簡易化するには重すぎるかなぁ、という気もしますね。
また、「潜入が面白いゲーム」なのに、ステージ4と5は普通に敵とバンバン撃ち合う、「ごく普通の FPS」になっています。
これはこれで完成度は高いのですが・・・
でも普通の撃ち合いだったらモダンコンバットとか他のゲームでも出来るので、ここはステルスアクションのステージだけで構成して欲しかったのが本音ですね。
また、これは iPhone 4 だけに関係する話なので、4 を持っていない人には恐縮なのですが・・・
やっぱり「ジャイロセンサー操作」に対応していないのは残念です。
正直、モダンコンバット2やブラザーインアームズ2の「ジャイロセンサー」を一度体験してしまうと、もう iPhone / iPod touch の FPS はジャイロセンサーじゃないと操作し辛くて仕方ありません・・・
これはアップデートで対応してくれると思いますが、今の時点では iPhone 4 をお持ちの方には、「ジャイロに対応するまで待った方が・・・」と思ってしまいますね。(セール中だとそうも言ってられないけど)
なお、アップデートで Retina ディスプレイには対応しました。
総評として、iPhone / iPod touch の FPS としては私的には好みで、楽しめたアプリだと思います。
グラフィックも綺麗で動作も滑らか。 内容もバッチリ「潜入アクション」しています。
あくまで1人用のゲームで、モダンコンバット2のようにマルチプレイがあったりする訳ではありませんが、FPS やメタルギアが好きな方なら間違いなく楽しめるでしょう。
モダンコンバットやブラザーインアームズほど「解りにくい場面」もありませんしね。
iTunes にはステージ数やボリュームが少ないという意見がありますが、私的にはステージ数も1ステージの長さも(iPhone / iPod touch としては)十分だと思います。
価格は当初 1200 円でしたが、800 円に値下がりしていました。
そして現在は期間限定で 115 円セールとなっています。
内容的には 800 円でも悪くないクオリティーだと言えますね。
しかし何というか、「メタルギアよりメタルギアらしい」って言うのは、一抹の悲しさもあったりなかったり・・・
(私は iPhone のメタルギアも嫌いじゃないけど・・・)
・Splinter Cell Conviction(iTunes が起動します)
・Splinter Cell Conviction HD(iPad 専用版です)
クライム(Crime)とは「犯罪」の事で、町中を自由に散策し、あらゆる犯罪が出来てしまうという自由度の高い、しかし道徳的には問題のあるゲームの事です。
暴行・窃盗・強盗・殺人などが自由に出来てしまう「GTA(グランド・セフト・オート)」というゲームが特に有名です。
そんなクライムゲームをモバイル用のゲームにしたのがゲームロフトの「ギャングスター」シリーズです。
そのギャングスターの iPhone / iPod touch 第二弾が、今回ご紹介する「ギャングスター:Miami Vindication」です。
舞台はアメリカのリゾート地「マイアミ」。
平気で窃盗や殺人を繰り返せる主人公が、さらわれた弟を助けるため町中でギャングやマフィア、さらには警察と抗争します。
ゲームは基本的には、「ミッション」を繰り返すことで進行します。
ミッションは「指定の場所まで行け」「指定の車を盗め」「警察から逃げろ」「相手車両を尾行しろ」など非常に豊富。
合間にはストーリーシーンも挿入され、ミッションの数も75以上とかなりの数。
1つのミッションを 10 分ぐらいで終わらせても最後まで十数時間以上かかるという、かなり大ボリュームのゲームとなっています。
でもこのゲームの醍醐味は、そんなお決まりのミッションをこなしていく事ではなく、犯罪でもなんでも自由に行えてしまうことでしょう。
その辺の通行人をバットで殴りお金を奪うことも、運転手をぶっ飛ばして車を強奪することも、通行人に車で突っ込んでひき殺すことも、町中で銃を乱射して無差別殺人することも出来てしまいます。
まあそんなことをしていると「指名手配」されて多数の警官に追われ、ボコボコにされてしまいます。
だから実際には「何でもやり放題」という訳ではないのですが、「やろうと思えば出来る」というところがこのゲームの特徴でしょう。
様々な乗り物に乗れるのも大きな特徴で、車やバイクはもちろん、ボートやヘリまで登場。 それらで「レース」を行うシーンもあります。
町はかなり広く、作り込まれていて、昼夜の移り代わりもあります。
色々なところにお金やアイテムが落ちていたりするので、広い町を適当に散策してみるのも悪くありません。
ただ、個人的には・・・ 言われているほど面白いとは思わなかったですね。
確かに「何でも出来る自由度」は良いと思いますし、歩きだけでなく様々な乗り物を操縦して広い町を自由に動けるのも素晴らしい点です。
ただ「ゲーム」として見ると、戦闘シーンや銃撃シーンがそんなに作り込まれている訳ではないし、キャラクターの造形や動きもそれなりで、「何でも出来るけど、1つ1つのレベルは低い」という印象を受けてしまいます。
キャラクターの動きにもゲームロフト特有の質感の無さを感じます。
もちろん「総合的に評価すれば」完成度は高いんですが・・・
また、このゲームは「好き放題やってしまう」のが面白いゲームなのだと思いますが、私は一般人を襲っても別に面白いとは思わないので・・・
iTunes の評価は非常に良いのですが、価格を考えてもこのアプリは「こうしたジャンルが好きな人」しかやっていないと思うので、それで高評価なのかなと思います。
道徳的にもゲーム的にも、あまり一般向けではないと思いますね。
でも iPhone / iPod touch アプリであることを考えると凄いゲームだと思います。
豪邸のプールで泳いだり、階段を上ってモノレール駅に行き線路の上を歩いたり、やろうと思ったら手榴弾でその辺の車を爆破しまくったりも出来る、かなり作り込まれたゲームです。
グラフィックはやや荒い気もしますが、iPhone 3G でも動作可能で、旧機種対応としては最高レベルの 3D グラフィックでしょう。
ただ、かなり大容量のゲームなので、iPhone 3G でプレイする場合は事前に本体を再起動した方がいいでしょう。
価格は 800 円。 それだけのボリュームと内容は十分にあります。
iTunes の評価を見ても解るように、好きな人には総じて高評価のアプリです。
・ギャングスター:Miami Vindication(iTunes が起動します)
・ギャングスター:Miami Vindication HD(iPad 専用です)