iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

シューティング

1942 -FIRST STRIKE-

カプコンのアーケードゲーム初期の名作シューティング「1942」。
それは 1943 や 1941 などシリーズ化され、カプコンの定番シリーズとなっていました。

そして先日、その 19○○ シリーズの iPhone / iPod touch アプリが登場しました。
1942 -FIRST STRIKE-」です。

いや、正確には・・・ 「以前から販売されていました」。
実はこのアプリ、欧米では半年ほど前から公開されていたのです。
日本で公開されていなかったのは、これがカプコンのヨーロッパ支社で作られたものだからのようで、つまり日本のカプコン本社はノータッチの模様です。

先に言ってしまいます。
このアプリは日本で言うところの「1942 シリーズ」ではありません。
海外開発のため本家の 1942 らしさはほとんどなく、ゲーム内容は完全に「向こうで作られたゲーム」です。
海外の別メーカーで作られたオリジナルのシューティング」だと思った方が良いでしょう。

1942 -FIRST STRIKE-

オーソドックスなスタイルの縦スクロールシューティングです。
自機は耐久力制+残機制で、ボムもあり。
武器は通常弾(パワーアップで貫通弾)、機銃弾、拡散弾(3WAY、4WAY)が用意されていますが、パワーアップは2段階しかなく、そんなに強化されません。
この点は初代 1942 や 1943 らしいとは言えます。

自機は 19○○ シリーズのメイン機「P-38 ライトニング」の他に、イギリスの名機「モスキート」、日本の幻の戦闘機「震電」の3機。
各機体は移動速度や攻撃力・防御力が異なりますが、能力はステージ開始前に所持資金でパワーアップできるため、最終的にはどの機体も同じような能力になります。 初期能力と見た目が違うだけですね。

操作は指の少し上に自機が移動するタイプですが、自機の速度には上限があるため、指を動かしたのと同じ速さでは動きません。
指を後から追従してくるような動きになるため、ややゆったりとした慣性が働いているような動きになり、最近のシューティングに慣れていると違和感を感じます。
指の上に位置するという性質上、画面の最下部にも行けませんし、「やや古い iPhone のシューティング」という感じの操作と言えますね。

私的には、それほど悪い操作性ではないと思います。
しかし画面下からも敵が出てくることが多い上に、その敵が指で隠れて見えない事が多く、海外製の縦シューにありがちな「イマイチ配慮がない内容」であるとは言えます・・・

以下は海外サイト The GameTrail による、Youtube で公開されたゲームトレーラーです。



基本的には「普通の縦シュー」で、あまり特筆する点はありません。
そんなに悪い点はありませんが、良いと思う点もありません。
背景はそれなりに綺麗ですが、演出はもの足りず、戦車や軍船を倒しても残骸なしで消えてしまいます。 敵の種類も少なめです。
これが登場したのが2年前なら、定番シューティングになり得たでしょう。
そんな感じの内容ですね。

今となっては「佳作」に過ぎず、海外での評判も芳しくありませんでした
ただ、海外版は「操作性が悪い、当たり判定デカ過ぎ」など散々な言われようだったのですが、私がやった限りではこれらの問題点は感じなかったので、日本発売の前に日本向けに調整が行われているかもしれません。

しかし 1942 シリーズらしさは背景や舞台設定だけで、カプコンの 19○○ の名を冠しているシューティングとしてみるとガッカリする事になります。
海外製のオリジナルシューティングとしてみると・・・ まあまあと言ったところでしょうか。

ステージ開始前にちょっとした 3D ムービーがでたり、ボス前に登場演出などが入ったりするのですが、ゲーム自体の演出がアレなので、そっちに力を入れるんならゲームをもうちょっと・・・ とか思ってしまいます。

1942 -FIRST STRIKE-


価格は 350 円ですが、今となってはこの値段でこのクオリティーでは高く感じてしまいますね。
「ケイブシュー」とまで行かなくても、AirAttack や Super Laser のような秀作シューティングが 115 円で売られているのですから、どうしても割高に思ってしまいます・・・

言われているほど悪くないと思いますが、「1942 の名を冠したカプコンのアプリ」である事が、酷評や期待外れに繋がったのもありそうです。
どうもカプコンは、日本で作ったものと、アメリカやヨーロッパの支社で作ったものの差が大きいように感じます。
この辺はセガもそうなのですが、海外支社製のものは日本の本社の物とは別の、「外注版」や「別メーカー版」だと考えた方が無難でしょうね。

1942 -FIRST STRIKE-(iTunes が起動します)

Mortal Skies & ArcadeGuardian

いやぁ、久々に「クソゲー」らしいクソゲーをやりました・・・
先に言っておきますが、今日のレビューは「購入したら後悔します」という警告の意味を込めての記事ですのでご了承を。

見た目が面白そうで、各所で紹介もされているため、欲しいと思った方もいると思われますが、実際には全くオススメ出来ない2つのアプリ
Mortal Skies」 と 「ArcadeGuardian」 です。

この2つは同じメーカー(個人作成?)のゲームで・・・
音楽、自機の攻撃、クリア後のリザルト画面など、多くの部分が使い回されています。
よってここでは合わせて解説いたします。

まずは「Mortal Skies」の方から。

MortalSkies

グラフィックの解像度がかなり細かい、綺麗な見た目のシューティング
正式名は「Mortal Skies - Modern War Air Combat Shooter」です。
見た目が SkySmash 1918 に似ているので関連があるのかと思いましたが、全然別物でした。

自機が耐久力制+残機制で、敵編隊を倒すとアイテムやパワーアップが出る一般的なシューティングですが、パワーアップはステージごとにリセットされます。
アイテムはダブルタップで使用し、支援機が出たり一定時間無敵になるなどの効果があります。

書き込みが細かく、演出も悪くありません。
見た目「だけ」なら高レベルと言えます。
iPhone / iPod touch のアプリはスクリーンショット(画像)で判断される場合が多いので、これだと見た目で売上げを伸ばすことは出来そうですが・・・

当たり判定、ゲームバランス、ゲーム展開、その全てがダメです。
まず当たり判定。 自機が大きいのに羽根の先に弾がかすっただけでも被弾したことになります。
よって回避しているつもりでも当たる事が連発。

そしてゲームバランス。 初期状態が弱すぎて敵の耐久力も高いため、ぜんぜん敵編隊を倒せません。
しかし敵編隊を倒さないとパワーアップが出現しないため、ますます敵を倒せずハマります。
よって、最初の敵編隊を「体当たりで無理やり倒し」、パワーアップする必要があります。 なんだこのバランスは・・・
難易度設定を一番低くすれば若干マシになりますが、それでも最初は「体当たり」するのが一番の攻略です。

最後にゲーム展開
背景グラフィックなどが綺麗で「おおっ」と思いますが、最初から最後までずっとこんな感じでほとんど変化なし
敵の種類も少なく、最後の方はボスも使い回し。 単調過ぎます。
前述したように難易度を低くしないとやってられませんが、難易度を低くするとあっさり終わります。 しかも変わり映えしない展開のまま・・・

と言う訳で、まったくオススメできない内容でした。
価格は 115 円なので安いのですが、やってみたくてしょうがない人にしかオススメできません。


次いで、「ArcadeGuardian Pro」。
他のバージョンもありますが、それらは自機が1種類しかありません。
価格は同じなので Pro が一番良いようです。

ArcadeGuardian

見た目からして「レトロ風シューティング」ですが・・・
iPhone / iPod touch の「レトロ風グラフィック」のゲームの多くは、見た目や基本システムはレトロだけど、演出や動きなどのプログラム部分は最新のものになっていて、言わば「新旧融合」なゲームになっていることが多いです。

しかしこのゲームは単に「古いだけ」って感じ
しかもその古さは「ファミコン初期のゲーム」という感じのかなりの古さ。
演出の何もかもがショボイのです。 歩兵とかを倒しても「パッ」と消えます。
戦闘機と同じ大きさの歩兵が弾を撃ってくるとか、世界観もメチャクチャ。

さらに難易度や当たり判定(加えて自機の攻撃や音楽など)は「Mortal Skies」と同様なため、そもそもゲームシステム自体が残念な感じ

Mortal Skies はまだ見栄えがしたけど、こっちはそれさえもない。
価格は 115 円なので安いのですが、やってみたくてしょうがない人でもオススメできません。


どちらも、「縦スクロールシューティングの事をよく解っていない人が作った」という感じです。
シューティングゲームはスクリーンショットだけでは、面白いかどうか判別しにくいのが難点ですね・・・

Mortal Skies(iTunes が起動します)
Mortal Skies Lite(無料体験版です)

虫姫さまBUGPANIC

怒首領蜂 大復活 や エスプガルーダII など、携帯アプリの域を超えた高クオリティーシューティングを連発しまくっているケイブの iPhone / iPod touch アプリ第三弾が発売されました。
虫姫さま BUG PANIC」です。

例によって「iPhone 3GS 以上、及び第3世代以降の iPod touch 専用」という制約が付いているのですが・・・
その分、普通の市販ゲームソフト並の内容ですね。
普通に PSP 用のソフトとしてお店で売っていてもおかしくないクオリティーです。

元々はイベント用に作られて限定配布された「幻のアプリ」だったのですが、それが再開発され製品版として公開されました。
ちなみに「虫姫さま」は 2004 年にゲームセンターで登場した縦スクロールのシューティングゲームで、私もかなりプレイしていたのですが・・・
「虫姫さま BUG PANIC」はそれとはまったく別の、全方向スクロールシューティングです。

bugpanic

タイプとしては「ダンジョン探索型・全方向スクロール・シューティングゲーム」です。
既存のゲームで言うと Solomon's Keep スタイルと言えるでしょうか。
迷路のようなフィールドを敵を倒しながら進んでいきます。
通路を進むためには敵を全滅させたり、指定の敵を倒さなければならないシーンが多いため、敵をスルーして進むことは出来ません。
メインとなる「アドベンチャー」モードの他に、minigore のようなサバイバルシューティングとなる「スコアアタック」モードも付属されています。

既存の全方向スクロールシューティングと違うのは、これが「弾幕シューティング」であることですね。
敵の攻撃はかなり激しく、体当たりの攻撃が多い他のゲームとは一線を画しています。

また、こちらの攻撃は弾を撃つのではありません。
画面左下のスティックで自機を操作しますが、画面右下のスティックでは「照準」を動かします。
この照準を敵に合わせるとその敵が「ロックオン」され、その状態でスティックから指を離すと爆弾(サクレツの実)が投げられます。

爆弾は着弾すると爆発、さらに倒された敵も爆発し、それによって多くの敵を「誘爆」でまとめて倒すことが可能です。
爆弾を貯めてから投げると爆発が大きくなり、より多くの敵を巻き込みやすくなります。

弾を撃ちまくるタイプではないので他のゲームに比べると「爽快感」という点ではやや劣るのですが、ロックオンは同時に3つまで可能で、誘爆でまとめて敵を倒せたりするため、意外と「敵を倒しまくる」というシューティングの形は出来ています。
また、敵を誘爆させると金塊が大量に出現、近づくと自動的に吸い込まれ、さらに弾を撃っている敵を倒すとその敵の弾が全部得点アイテムに変わるという「ケイブらしさ」もありますね。
連続で敵を倒すことで倍率が上がっていく「コンボ」もあります。

以下は Youtube のゲーム公式トレーラーです。



また、以下はケイブの方による操作解説等の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=D9p-Y9tj7sw


操作にはスティック位置が決まっている「固定」、タップした場所にスティックが現れる「任意」、タップした場所にスティックが現れ指の動きに合わせて動く「任意補正」の3つがあり、オプションで変更できます。
どのスタイルでも操作性は悪くなく、かなり研究して作られているのが伺えるのですが・・・

ただこの操作性が、このゲームの「ネック」でもあります・・・
前述したように「タップ位置にスティックが現れ、指の動きに合わせて補正してくれる」というシステムのため、つまり「タップだけでは自機が動かない」のです。
指を置いた後、さらにズラさないと動けません。

このような操作は最近の全方向スクロールシューティングでは一般的なもので、タッチパネルで快適な操作を実現している仕組みでもあります。
しかし弾幕シューティングというのは弾の間を抜けるため、精密な自機の動きが必要になります。
具体的には、方向キーやスティックを「チョン」と押して少しだけ動き、位置を調整する事が必要になる訳ですが、それが難しいのです。

この辺りの「全方向スクロールシューティングと『弾幕』の相性の悪さ」は Critical Wave でも少し感じたのですが、このゲームは「弾幕シューティング」ですからなおさら感じますね。
加えて、Meteor BlitzCritical Wave なら敵の攻撃が激しくても一方向に逃げ続ければ離脱できた訳ですが、虫姫さまBUGPUNIC は周囲に壁や障害物があるため狭い範囲で弾幕をかわさなければなりません
それなのに精密な回避が難しいので・・・ かなり難しいです。

敵弾を消すボムのような爆弾もあるのですが、これを使用するには長時間「貯め」を行わなければならず、つまり「緊急回避ボム」としては全く使えないため、「ピンチの時にボムでなんとかする」という攻略が出来ない事も難しさに拍車をかけています。

bugpanic2

これらの影響のため、後半ステージの難易度はかなり高いです。
同じステージで何度も死ぬと残機が増えていくという親切設計になっているのですが、その残機の増加にも限度があるようなので、シューティングが苦手な人だと中盤からは辛いでしょう。
私も(まだ始めたばかりですが)、終盤で詰まってしまいました。
オールクリアの難易度は怒首領蜂エスプより上だと思います。

よって、萌えキャラが出てくる「ホノボノ系」な見た目ですが、シューティングが苦手な人や、普段ゲームをやらない方にはオススメできないアプリですね。
(まあ弾幕シューティングである時点で初心者向けではない訳ですが・・・)
弾避けは普通の縦シューの倍ぐらい難しいです。

さらに、ザコが小さくて突然出てくる上に、出てくる時の前兆の表示が短いため、「いつの間にかザコにぶつかってた」という突発の死も多発しがちです。
画面下に攻撃のバーグラフが表示されているおかげで、全方向シューティングなのに画面下から来る敵や弾を認識し辛い問題もあります。
(しかも後半は画面下から大型の敵が頻繁に出てくる)


とまあ、色々と問題を述べてみた訳ですが・・・
それでもゲームとしてのクオリティーは圧倒的です
グラフィック、サウンド、演出や内容などどれを取っても一流のシューティングですね。
一風変わった内容ですが、意外にちゃんと「ケイブシュー」しているのが良いところ。

サバイバルシューティングとなる「スコアアタック」も面白く、短時間で遊べる上にボスが複数でてきたりして派手な展開が楽しめます。
敵がどんどん出てくるおかげでコンボも多く繋がるので、このスコアアタックの方がゲームシステムにマッチしている気もします。

価格は現在はセール中(450 円)。 定価は 600 円のようですが、怒首領蜂やエスプガルーダよりは安めですね。
普通に市販ゲームソフト並みの内容なので、それを考えるとこの価格はお得だと思います。
シューティングが好きな人なら間違いなく「買い」でしょう。

ただし iPhone 3GS か 4、第3世代以降 iPod touch でしか動かない(インストール出来ない)点にはご注意下さい。

虫姫さま BUG PANIC(iTunes が起動します)

Astrowings

自称「正統スペース・シューティングゲーム」。
韓国のメーカーで作られたオーソドックスな縦スクロールシューティングが、この「Astrowings」です。

iTunes の評価が高めで、内容も無難そうだったので試してみたのですが・・・ こりゃちょっと「やられた」かも・・・
まあ、詳しくは後述します・・・

astrowings

耐久力制でステージクリア型の、一般的な「縦シュー」です。
指の動きに合わせて自機が移動するタイプで、指を置く位置や動かす位置は画面内のどこでも構いません。

ただし指を画面から離して画面下にある情報表示部分をタップした場合、「武器の変更」や「アイテムの使用」になるため自機は動きませんので注意して下さい。
この問題があるため操作性はやや難点もあると言えます。

自機は4つの武器を持っていて、画面右下の武器アイコンをタップすると変更出来ます。
武器は多数の弾を撃つマシンガン、敵をサーチするプラズマ、威力が高いレーザー、前方に連射するウェーブの4つです。

縦スクロールシューティングですが「敵を全滅させると次の敵が出る」という形になっている場面が多いため、敵を避けて進むことは出来ません。
ステージ中には中ボスも多く登場し、最後にボスが出現、倒すとクリアとなります。
弾幕シューティングと一般的なシューティングの中間的な感じで、弾の量は多めですね。
ハッキリ言って難易度は高いです。

敵を倒すことでお金を貯めることができ、ステージ開始前にパワーアップを購入することが出来ます
使い捨てアイテムの購入も可能で、ボムや敵弾のスピードダウンなどがあります。
ただし道中で死んだ場合、入手出来る資金は 1/10 となってしまいます。

以下は Youtube にアップされている公式トレーラーです。



しかしこのゲーム、もっとも大切な部分が出来ていません・・・
「ゲームバランス」がおかしいのです。

実はこのゲームは1面が異様に難しいです。
最初だからパワーアップがないので自機が弱く、それなのに敵の攻撃が激しくて、おまけにボスが異常に硬い。
ハッキリ言って普段シューティングゲームをやらない人や、シューティングが苦手な人だと、イージーの1面さえ突破できないでしょう。

私は最初「ノーマル」で始めたため、敵の攻撃、自機の低耐久、ボスの硬さを見て、「なんだこのゲームは!」と思いました。
おまけに死ぬと資金が 1/10 になり、それでは武器なんてまともに買えないため、多くの人が「ゲーム開始直後にハマる」と思います。
ある意味、最悪です。

さらに1面クリアするか、何度もやり直してお金を貯めて、メイン武器を Lv2 にした途端・・・ 急に簡単になります。
武器のレベルアップが凄く極端で、特にマシンガンは Lv2 や Lv3 にすると突然異様に強くなります
ゲームバランス、メチャクチャです。

最初がすごく弱いだけに、パワーアップした時の強さや爽快感を実感する事が出来ると言うのもあるのですが・・・
お世辞にもまともなバランスとは言えませんね。

お金が貯まり辛いので、武器も一点集中でパワーアップした方が良く、武器が4つ用意されている利点もあまりありません。
クリア済みのステージでお金を稼ぐ事は可能なのですが、1面が突破できない状況だと意味がありません。

astrowings2

後半ステージも難易度が高く、イージーでプレイしても終盤になるとかなり難しくなります。
シューティングに自身がある人でもイージー以外でプレイするのはオススメできません。

あと、ちょっと気になるのは「ヘンな日本語」でしょうか。
がんばって日本語化してくれているのは嬉しいのですが、ややおかしいところが目に付きますね。
(そして証拠もなくこう言うのも何ですが・・・ iTunes のレビューにも、同じような日本語がおかしい高評価レビューが連発されていて・・・)


と、色々と気になる点は多いのですが、それでも縦シューとしては相応に遊べるアプリです。
イージーでやって1面クリアが出来て、メイン武器さえ強化すれば、後は普通に楽しめるので、シューティング好きなら悪くはないと思います。

価格は 230 円で、内容を考えると相応の値段かなと思いますね。
iPhone のシューティングは最近急激にレベルアップしており、「ケイブシュー」(怒首領蜂エスプなど)や定番の縦シューに比べるとさすがに劣りますが、ゲームバランス以外の点は「正統派」と言えるだけの内容にはなっています。

シューティングゲームが好きな人「だけ」に、そこそこオススメです。

Astrowings(iTunes が起動します)

Space Miner Blast

宇宙で鉱石を集めて換金し、それを元手に宇宙船をパワーアップさせていく人気の全方向スクロールシューティングゲーム「Space Miner」。
それに外伝版(?)と言えるアプリが登場しました。
Space Miner Blast」です。

以前から Youtube などでトレーラーが公開されていて話題になっていたのですが、実際には続編ではなく、今流行りのサバイバル・シューティングにアレンジされた「ショートバージョン」といった内容でした。

Space Miner Blast

画面左下のスティックで自機の方向を変え、画面右下のボタンで射撃とエンジンの噴射を行います。
全方向シューティングですが2スティック操作ではなく、さらにスティックを入力しても自機はその方向を向くだけで、推進はしません
推進ボタンを押して初めて自機は向いている方向に進んでいきますが、無重力空間であるため常に慣性が働いており、他のゲームよりコントロールは難しめです。
でも、この慣性のある動きが Space Miner の大きなゲーム性の1つと言えますね。

操作性を問題視する人もいて、確かに射撃ボタンと推進ボタンが近すぎて誤操作しやすい問題があるのですが、オプション設定でショットを「オート」に出来るので、そうしておけば射撃ボタンを使う必要が無くなり、ボタンの誤操作に関しては解決します。
(これはオリジナルの Space Miner の頃からそうです)

宇宙空間にはたくさんの隕石が漂っていて、これを破壊すると「鉱石」が出現します。
これは近づくだけで吸い込むことができ、スコアが増えます。
鉱石は連続で吸い込むことで「コンボボーナス」が付いていき、取るほどに蓄積されていきます。
よっていかに連続で吸い込んでコンボを繋げていくかが、ハイスコア狙いのポイントとなりますね。

隕石を全て破壊すれば Wave クリア。 敵は全滅させる必要ありません。
隕石や敵、敵弾に当たるとダメージを受け、シールドがなくなるとゲームオーバーです。
スコアが一定に達するごとに「パワーアップ」をする事ができ、攻撃力や防御力、コンボ倍率などを上げていくことが出来ます。

以下は Youtube のオフィシャルトレーラーです。



しかしこのゲーム、色々と気になる点も多くあります・・・

まずは料金形態。 アプリは「無料」です。
しかも無料の状態でゲームはほぼすべて遊べます。

「それなら一番いいじゃん」と思うかもしれませんが・・・
課金していない状態だと、タイトル画面やパワーアップ画面などで「デカデカと」広告が表示されます
広告が出るアプリは他にもたくさんありますが、このサイズとレイアウトはいかにも「広告のため」って感じでちょっと違和感が・・・

Space Miner Blast

タイトル上部のスクロールバーや、メニューの「$」ボタンでも課金に関する説明がされていて、なにかもう必死すぎ。

しかも広告が表示されるだけなら良いのですが、アプリ起動時やゲーム中の広告が出るシーンで、ゲームが10秒ほど「停止する」のです

海外のダウンロードサービスなどで、「ダウンロード開始まであと○○秒」「会員になれば待ち時間なしでダウンロード出来ます」みたいなのを見たことがある方は多いと思います。
それと同じような手法が取られているのです。
正直、これを見た時は「おいおい、こんなものアプリにまで持ってくるなよ」と言いたくなりましたね・・・

Space Miner Blast

無論、企業はソフトウェア開発で利益を出さなければ次がありません。
時間も費用もかかるのですから儲けを考えるのは当たり前のことで、さらにメーカーが儲かれば次回作の開発やアプリのクオリティーアップが望めるのですから、ユーザーにとってもそれは嬉しい事です。

しかし、あまりにも「稼ぎたい。凄く稼ぎたい」ってのが表面に出過ぎていると、さすがに引きますよね・・・
このアプリにはそんな印象を持ってしまいます・・・

ただ、課金は機体1つ 115 円。 3つの課金機体を全部アンロックする「Blast Pack」というものもありこちらは 230 円
(どれでも良いので機体を購入すると、1機だけ買うか Blast Pack にするかの選択が表示されます)
購入すれば「待機時間」と「広告表示」はなくなるので、そんなに高額な訳ではありません。
アプリのクオリティーを考えても、115 円や 230 円なら高いという程ではありませんね。

だから「無料で体験させてくれて、課金で広告を非表示に出来る」と考えれば、親切なアプリだと言えるのですが・・・
でもなぁ・・・ だからこそ、こんな必死なスタイルにしなくても、と思うような・・・
とにかく「課金しないとゲームがしばらく止まる」って手法は、普及しないことを願うのみですね。


オススメかどうかで言うと、無料であることを考えると悪くないアプリだと思います。
しかし人気作「Space Miner」の2作目であることを考えると、明らかにインパクトが薄い。 前作のファンはむしろガッカリするかもしれません。

課金機体も武器は初期機体とほぼ同じで、ボムが1発多い程度です。
防御力や移動力に差があるのかもしれませんが、体感できるようなものではありませんでした。
正直、まだオリジナルの Space Miner をやった事がない人は、これに課金するんだったら、そのお金でオリジナルの Space Miner (Space Ore Bust) を買った方がいいでしょうね。

無料アプリとしてはクオリティーは高いです。
ただ個人的には、色々と残念だったかな・・・

Space Miner Blast(iTunes が起動します)

Star Battalion

スターウォーズ風のストーリーを持つ、ゲームロフトのフライトシューティングゲーム
それが「Star Battalion」です。

「フライトシューティング」とはエースコンバットH.A.W.X のような、リアルなフライト(飛行機)シミュレーターにシューティングゲームの要素が加わったものですが、このゲームは宇宙戦争が舞台であり、「リアルさ」のようなものはありません。

しかし良い形でリアルさがなくなっていて、フライトシューティングにある操作の難しさがなく、非常にプレイしやすいゲームに仕上がっています。
敢えて既存のゲームで例えると、「スターフォックス+エースコンバット」といった感じでしょうか。
ゲームロフトなので完全に日本語にも対応しています。

Star Battalion

操作は iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、反応が良くキビキビと動き、妙な慣性も働かないため、初期のエースコンバットのような操作し辛さはなく、非常に快適に動かせます。
この手のフライトシューティングとしては操作性はかなり良い方ですね。

画面を横にスライドすると横方向にローリング。 これは回避だけでなく横への水平移動にも使えます。
画面を縦にスライドすると素早く機体を捻って後ろに反転するため、敵を通り過ぎた後の「切り返し」も簡単に行えます
これらのおかげで、ゲームは非常にやりやすいです。

攻撃はレーザーガン(いわゆる機銃)と、ロックオンミサイル。
ただし攻撃方法はやや変わっていて、ロックオンミサイルは「敵を捕らえてロックオンしてから撃つ」のではなく、ボタンを押しっぱなしにする事で前方の敵を「自動的にロックオン」し、ボタンを離すと発射します。
つまり、敵をロックオンするまで正面に捕らえる、といった手順はありません。

レーザーガンも敵を前方に捕らえると自動的に照準が敵に張り付き、ロックしてくれます。
ただ、レーザーガンは敵をロックできる範囲が正面ではなく、ちょっと上にズレていて、この点がやや解りにくいですね。
また、敵が回避行動をとっているとなかなか当たりません。

ただ、このゲームはどちらかと言うとミサイルよりレーザーガンでの戦闘がメインで、この点はちょっと他のゲームとは変わっていると言えます。

Star Battalion

ストーリーは前述したように「スターウォーズ風」です。
帝国に立ち向かうレジスタンスが自分たちですね。
ゲーム中には頻繁に通信が入り、ストーリーを盛り上げてくれます。

ストーリーに合わせて登場する機体も頻繁に変わり、機体によってはミサイルが放物線を描いて飛んでいくグレネード風になっていたりします。
途中でやられてもチェックポイントから再開可能、チェックポイントはかなり細かく設定されているため、やられても大きく戻されることはありません。

以下は Youtube にアップされているゲームの公式トレーラーです。



とにかくこの手の 3D シューティングとしては、かなりプレイしやすいゲームと言えますね。

あえて難点を言うと、「どこに行けばいいのか解らない」という場合があることでしょうか。
大抵は目標となるターゲットの方向が矢印で示されていて、そちらに向かって飛んでいけばいいのですが、中には迷路のようになっているステージがあって、この時は出口の方向が矢印で示されないため、どっちに行けばいいのか、どこが正解のルートなのか解りにくいことがあります。

でも大半のステージは解りにくい場面はなく、1ステージにかかる時間も 10~15 分前後で、ちょうどいいぐらいです。
ステージ数も多くボリュームもかなりあり、結構「大作」と言ってもいいでしょうね。
iPhone 4 の高画質や Game Center にも対応しています。


価格は 800 円と高めですが、それだけのクオリティーを持つアプリでもあります。 内容を考えると高いと言うことはないでしょう。
まあゲームロフトのゲームなので、セール狙いの人も多いかもしれませんね。
いずれにせよ、オススメできるゲームです

「フライトシューティング」と言えばリアル系がほとんどでしたが、こういうプレイしやすさを重視したゲームも悪くないですね。

Star Battalion(iTunes が起動します)

Phoenix

敵の出現パターンや攻撃パターン、自機のパワーアップなど多くの要素がプレイごとに変わる、ランダム要素の強い縦スクロールシューティングゲーム
それが「Phoenix」です。

「縦シュー」ですが短時間で終わる、最近 iPhone で流行りの「サバイバルシューティング」に近い内容と言えますね。
開発したのは「Firi Games」というオランダのメーカーで、Fee ree さんという方が代表の小さな開発スタジオ(もしくは個人作成)のようです。

phoenix

ドラッグで自機が移動、ショットは自動で連射され、ボタンはありません
次々出て来る敵を倒し続けるというシンプルな内容ですが、ゲームバランスと操作性が良く、ゲームもスピーディーに展開し、思わず繰り返してしまう楽しさとテンポの良さがありますね。

俗に言う「弾幕シューティング」で、敵の攻撃はかなり激しく、画面が敵弾で埋め尽くされる事も多いのですが、自機は耐久力制で多少の被弾ではやられません。
加えて敵の「砲台」を破壊すると回復アイテムがバラまかれるため、まとめて被弾しない限りやられません。

敵を倒すとアイテムが出てくるのですが、何が出るかはランダム
パワーアップの場合、メインショットがパワーアップしたり、誘導ミサイルやウェーブが付いたりするのですが、それもランダム。
どの敵が出るかもランダムで、さらに敵に付いている1つ1つの砲台の攻撃方法も毎回ランダムです。
よってプレイごとに違う展開になるのが面白いところですね。

と言っても序盤からいきなり難しかったりする事はなく、敵の攻撃レベルに沿った弾の多さになるため、最初のうちは簡単で、徐々に難しくなっていくという基本の形は出来ています。
敵の出現パターンも強敵ばかりが続くような事はなく、基本的に強敵の合間に回復アイテムをばらまく敵が入るようになっているので、強敵を何度か切り抜ければ回復して耐えられる形になっています
この辺りの調整がうまく出来ている点が、やっていて楽しめる要因と言えるでしょう。

弾幕は「ケイブ系」と言え、放射状にバラまかれる弾や、間を抜けて行くための道が明確に作られている連なった弾などが多いです。
これに自機狙いのやや弾速が早い弾が組み合わさっている感じでしょうか。
砲台を破壊すると、その砲台が撃っていた弾が全て得点アイテムに変って、自動的に自機に吸い込まれる点も「ケイブっぽい」と言えますね。

Phoenix

とは言え、シューティングとして荒い点や難点も目立ちます。
まず自機の「当たり判定」が弾幕シューティングの割にはかなり大きい
このため最近のシューティングに慣れていると、「避けているつもりなのに当たってしまう」という状況が多発します。

しかも当たり判定が自機の中央ではなく前方にあるため、最初はやや解り辛い。
当たり判定の位置は「Instructions」で説明されているため、プレイ前に必ず見ておきましょう。
当たり判定が前方にあるのは、指の真下に当たり判定が来ないようにしているためだと思われ、これはこれで良い事だと思うのですが、出来ればゲーム中に当たり判定の位置が判る演出が欲しかった所です。

また、最近のゲームは「当たり判定の位置=自機の位置」であるため、例えば画面の右端に行く時は当たり判定の位置が画面右端まで動くのが普通なのですが、このゲームは「自機の見た目の右端」が画面の端に達したところで止まってしまいます
このため、「もっと画面端まで行けそうなのに行けなくて被弾してしまった」という事も慣れないうちは良く起こります。

ダメージの蓄積は自機から噴き出ている炎で確認出来ますが、自機の後方が指で隠れているためそれが確認し辛いのも難点でしょうか。


しかし高い耐久力と頻繁に出て来る回復アイテムのおかげで、被弾しまくっても持ち直したり出来るのがこのゲームの良いところ。
Game Center やオンラインランキングにも対応していて、地域別のランキングなどもチェック可能です。
難易度や敵の攻撃レベルが高いほどスコア効率も良くなって行くため、ハイスコア争いも楽しいゲームですね。

価格も 115 円と安く、購入しやすい値段です。
「弾幕シューティング」なので楽しめるかどうかは人によると思いますが、個人的にはかなり気にいっている、シューティング好きの方にはぜひオススメしたいアプリですね。

Phoenix HD (iTunes が起動します)

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