iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

トランプ

タクティクス・マジック

トランプのカードを使って能力値をアップし戦闘を行う、簡易型の RPG (ロールプレイングゲーム)。
それが「タクティクス・マジック ~ 戦術カードバトル ~」です。

トランプのカードを使った RPG として有名なのは、何と言っても「ソード&ポーカー(1)」と「ソード&ポーカー2」ですが、このゲームもそれに良く似た雰囲気がありますね。
しかしソード&ポーカーがパズルのような戦闘だったのに対し、このゲームは攻撃力や防御力などの能力値をカードによって変化させ、その数値差でダメージを与え合うという内容で、一般的なカードゲームに近いシステムとなっています。

タクティクス・マジック

マップ画面で敵を選択すると戦闘開始、すぐにカードバトルに移ります。
簡易的なフィールドマップや敵キャラクターのデザインは、「ソード&ポーカー」に似せた感じですね。

戦闘は 攻撃・防御・命中・回避・速さ・魔法 の6つの能力値に、カードを交互に付加して行います。
例えば、攻撃が 5 で、10 のカードを付加すると、攻撃は 15 になります。
相手の防御が 5 だと、与えるダメージは 15-5 で 10 となります。
つまり、最初に何のカードが配られるかは運次第ですが、カードを付加した後の戦闘結果の計算に、ランダム性は一切ありません
「計算によって完全に結果を予測できる」ので、常に結果を算出しながら、どこに何のカードを置いていくかを考えていく形になります。

相手の回避より命中が高くないと、攻撃はヒットしません。
また、相手の回避の2倍以上の命中があると「攻撃」の値が2倍になるクリティカルヒットになります。
「速さ」は高い方が先に攻撃し、さらに先攻側は攻撃と命中が +5 されます。

戦闘は双方がカードを置き終わったらスタートします
つまり、手札のカードが残っている限り、何枚カードを付加しても構いません。
しかし手札はメインのカードと予備のカードに分かれており、メインのカードは毎ターン全て補充されますが、予備カードは1ターンに1枚しか補充されません。
ここぞという時に予備カードがないと困るので、カードの使い方、残し方、弱いカードの処分なども重要になりますね。

タクティクス・マジック

カードを何枚付加できるかは、「タクティクス(戦術)」にもよります。
タクティクスは言わゆる「装備」で、例えば「ファイター」なら攻撃や命中に高い補正が付き、攻撃に付加できるカードの枚数が多くなります。
また、「攻撃にクローバーのカードを付加すると +10」のような追加効果も加えられます。
しかしファイターのタクティクスは、回避にはマイナス修正が付きます。

さらに使える魔法の種類もタクティクスによって異なります
ファイターなら攻撃力 +40、ハンターなら命中 +40 などの魔法(特技)を持っていて、相手より魔法の数値が高ければ発動し、戦闘を有利にすることが出来ます。

タクティクスは5つまで装備でき、ターン毎に順番に出てきます
よってタクティクスが出てくる順番、いわゆる「デッキ構成」も重要になります。
例えば、「最初に回避をアップするタクティクスを置いて、攻撃型はその後に配置する」、「魔法の数値を強化するタクティクスの後で、魔法が強いタクティクスを使う」と言った具合です。

タクティクスは戦闘勝利後に得られ、例えば「テントー」という敵を倒すとテントーのタクティクスを得られる可能性があります。

タクティクス・マジック

さらに「場のカード」というものがあり、このカードと同じマークは数値+1、同じ数字は数値が2倍になります。
言わばそのターンの(麻雀で言うところの)「ドラ」みたいなものですね。

カードは交互に出すので、後に出した方が有利になります。
相手もこちらの数値を上回るようにカードを付加してくるので、うまく順番を調整したり、強いカードを後に残すなどの戦略も必要になります。

RPG なので敵を倒せば経験値が貯まり、レベルが上がってキャラクターは強くなっていきます
様々な要素が加わっている、なかなか戦略性の高いカードゲームで、慣れるとかなり面白いですね。
グラフィックや演出には物足りなさがありますが、ゲームバランスやシステムはかなり練り込まれている印象です。

ただ、常に計算しながら進めていくゲームであるため、じっくり考えながらプレイする必要があります。
よって気楽にプレイ出来る感じのゲームではなく、疲れている時にはちょっと辛いかもしれません。
1回の戦闘にかかる時間も長めで、サクサク進むという感じのゲームではないので注意して下さい。

ソード&ポーカー」と比べると、タクティクス・マジックの方が戦略性は上ですが、ゲームのテンポはソード&ポーカーの方がいいでしょうね。
「運の要素」(カード運で決まってしまうケース)はタクティクスマジックの方が少ないと言えます。
ボリュームはソード&ポーカーの方が多いですね。

総評としては、なかなか楽しめるアプリだと思います。
価格は 350 円、やや高めですが、RPG やカードゲームが好きな方なら十分に楽しめる内容です。
ソード&ポーカーにハマった方なら、こちらも楽しめると思いますよ。

タクティクス・マジック(iTunes が起動します)

SPEED CLUSTER

トランプの「スピード」と落ちものパズルが融合した、ショートパズルゲーム。
それが「SPEED CLUSTER」です。

このゲーム、以前にご紹介した「Card Drop」というゲームに非常によく似ているのですが・・・
どうやら制作したのは同じメーカーで、Card Drop の改良版と言える内容の様ですね。

メーカーは「ウルクスヘブン」という日本のメーカーで、Flash や携帯電話のゲームを主に開発しているところのようです。
新興のゲームメーカーとして台頭している「アルヴィオン」というメーカーの子会社になります。

このゲームが公開されたためか Card Drop の方は公開が停止されています。
しかしウルクスヘブンが運営する無料の Flash ゲームサイト「GamePure」で、「スピードクラスター2」という名前で Card Drop が配信されていますので、興味のある方は試してみてもいいかも。

SPEED CLUSTER

ルールはトランプの「スピード」とほぼ同じです
上からカードが落ちてくるので、そのカードの数字より1つ大きいか小さい数の手札を重ねていきます。
トランプのスピードと同じく A と K は続いています。 ジョーカーに相当する「フリーカード」が出る場合もあります。

画面下にはタイマーがあって徐々に減っていき、なくなるとゲームオーバーになりますが、プレイヤーがカードを出すとしばらくタイマーは止まります。
つまりカードを出し続けている間はゲームオーバーにはなりません。

落ちてくるカードをタップすると下に落とす事ができ、また別のカードが落ちてくるので、出せるカードがない時はすぐにチェンジするのがコツです。
カードが下まで落ちると重なっているカードの枚数に応じてタイマーが回復します。
よってタイマーがなくなりそうな時も、カードを素早く落として回復させる必要があります。

このゲームの最大のポイントは、落ちてくるカードに手札を重ねると、そのカードが上に押し戻されることでしょう。
そのためカードを重ね続けていれば、下まで落ちることなく延々と画面内に留まり、重ね続ける事が出来ます。
これによって Combo が発生し、得点も増え続けていきます。

手札にはカードを連続で重ねられる数字が補充される事が多いので、素早くバシバシと重ねていくことが出来ます。
加えて「カードを出していればタイマーは止まる」というルールなので、運と実力さえあれば 100 combo 以上繋げることも可能です。
このコンボシステムのおかげで、以前の Card Drop よりさらに面白くなっていますね。

BGM もかなり良く、クールな雰囲気も iPhone / iPod touch に非常にマッチしています。

SPEED CLUSTER

やや残念なのは、せっかくハイスコアを狙うのが楽しいゲームなのに、オンラインランキングがない事と、数分で「ゲームクリア」になっていきなり終わってしまうこと。

このゲームは Level 10 に到達するとゲームクリアとなり終了します。
(レベルは背景を流れる文字や線の数で解ります)
Level 10 まで2~3分ぐらいで到達するので、本当に短時間でゲームクリアになります。

これは携帯機器である事と、ダラダラ続けるよりもコンボを狙って欲しいという意図があるのでしょうが、「さぁ、これから」というところでいきなり中断させられてしまうので、是非ここはエンドレスモードか、もうちょっと長いモードも用意して欲しいところです。
この「オンラインランキング」と「エンドレスモード」の要望は、iTunes のレビューでも出まくっていますね。

※現在はアップデートで Game Center に対応し、オンラインランキングに対応しています。

しかし解りやすいルールとクールなグラフィック&サウンドの、秀作と言えるアプリです。
価格も 115 円と安く、万人にオススメ出来るゲームです。
タッチパネルも生かされているし、気軽にどこでも楽しめる iPhone / iPod touch にピッタリのアプリですね。

SPEED CLUSTER(iTunes が起動します)

学校で大富豪HD

iPhone / iPod touch のトランプの「大富豪」アプリで代表的なものと言えば・・・
大定番と言える「大富豪しよっ!」と、以前ご紹介した「戦国大富豪」、
そして今回取り上げる「学校で大富豪」だと思います。

この「学校で大富豪」は以前からあったアプリですが、前に大富豪のアプリを取り上げた時には紹介しませんでした。
理由は、あまりにもクオリティーが低くて紹介する気にさえならなかったから。

しかし先日、「大富豪のアプリでオススメなものを教えて」という質問を貰って、改めて試してみたら・・・
アップデートで改善されていて、以前よりかなり良くなっていました。
と言う訳で今回ご紹介しようと思います。

なお、名前に HD と付いていますが、iPhone / iPad 両対応アプリであり、元々は iPhone / iPod touch 用です。

学校で大富豪HD

ゲームはトランプの「大富豪」です。
それ以外の何者でもないのですが・・・ 特徴は萌えキャラな女の子が6人いる事と、成績によって「好感度」が上がっていくこと

ただし好感度は負けると下がることもあり、単純にプレイヤーの順位より下のキャラは好感度が上がり、上のキャラは好感度が下がります。
だからうまく勝てないと好感度が上がるどころか、上下を繰り返したり、下がり続ける事もあります。

コンピューターの AI は結構強めで、何も考えずに出して勝てるような事はありません。
大富豪は出された上位カードの数を把握しておく事や、「あがり」までの道筋を立てることが戦略の基本となりますが、そういったものを知らずにやっている人だと全く勝てない可能性もあるレベルですね。
キャラクターごとに手筋の「性格」があるかどうかは・・・ ちょっと解りませんでした。(たぶんないと思います)

ゲーム展開は「高速モード」を「あり」にしておくと、非常にスムーズにサクサクと進行します。
初期の頃は速度が遅くてテンポが悪かったのですが、現在はこの高速モードのおかげで改善されています。

ルール設定は 2010/9 現在、16 種類の ON/OFF が可能
ただし解説がないのでどういうルールなのかよく解らないものもあり、この辺りはちょっと難点でしょうか。

女の子の好感度が上がると衣装などが替わるらしいのですが・・・ 好感度は 10 や 20 じゃダメなようで、AI が結構強いこともあって、そこまで上げるのは結構大変そうです。
その分、やり応えはあると言えますが・・・ iTunes のレビューを見ると、「勝てねぇ!」という不満を漏らしている人も多いようですね。

私的には、相応に手強い相手の方が面白いと思うのですが、でも勝ちまくれるのも爽快感に繋がるだろうし、カードゲームが苦手な方もいるだろうし・・・
この辺りのバランスは難しいところです・・・

学校で大富豪HD

今年の7月始めに見た時は、ゲームのテンポが悪く、演出もほとんどなく、ルール設定も少なく、キャラはずっと1枚絵のまんまで変化なしという、単に「萌えキャラだけで売ろうとしているダメダメなアプリ」に見えました。
だから取り上げる気さえ起きなかったのですが、アップデートによる改善が続いているようで、現在は十分にトランプアプリとして楽しめるものになっています。
これなら今後にも期待ができそうです。

とは言え、クオリティーの面で言うと「大富豪しよっ!」の方がかなり上であり、こちらもアップデートでますます良くなっているため、決してそれに匹敵できるほどのアプリではありません。
ただ、完全に更新が止まっている「戦国大富豪」には匹敵するクオリティーになっていると思います。

価格が 230 円と安めで、テンポ良く短時間で気楽に遊べるので、今ならトランプアプリが欲しい方には悪くないアプリです。
まあ、通勤通学時や外出中にコレやるのは恥ずかしい気もしますが・・・ ^^;

学校で大富豪HD(iTunes が起動します)
 

戦国大富豪

昨日に続き、今日もトランプの「大富豪」のアプリを取り上げようと思います。
戦国武将が登場する賑やかな大富豪、「戦国大富豪」です。

iPhone / iPod touch のトランプアプリの中では秀作と言っても良いアプリですね。

sengokudaihugou

武将同士のセリフのかけ合いが面白い大富豪です。
解る人にしか解りませんが、各武将のセリフは相応に歴史に沿ったものになっており、互いに呼び合う場合は信長は秀吉を「サル」、秀吉は信長を「おやかた様」と呼び、武田信玄は信長を「うつけ」と言い、信長が信玄に「山奥に帰れ」とやり返すなど、相応に歴史を反映しているセリフが表示されます。

まあ個人的には、女謙信はともかく、伊達政宗のあの性格やセリフは納得できないのですが・・・
歴史関係なしに見ても、各キャラクターのセリフが出まくるのは見ていて面白いですね。

ゲームもサクサクとスピーディーに進み、操作性も良く、プレイ中にストレスを感じることはありません。
キャラクターの表情も豊富で演出も悪くなく、出せないカードが暗くなるなどの配慮もあります。
カードゲームアプリとしての完成度は悪くありません。
軽快で和風な BGM も良いですね。

また各キャラクターの AI もそれなりに強く、残りのカードを考慮した出し方をしてきます。
AI の強さの点では「大富豪しよっ!」より上だと思います。
キャラクターごとのカードの出し方もハッキリしていますね。

ゲームモードも「フリー対戦」の他に、決まった対戦数でのスコアを競う「スコアアタック」と、1位か2位をどれだけ続けられるかを競う「連勝記録」があり、それぞれで条件を満たすことで「家紋」を集められるという「やり込み要素」も用意されています。
こうした目標があるのが、このアプリの良い点でしょう


難点は、まずトランプのグラフィックがショボイこと。
どのカードも数字とマークだけ。
マークの数が違わないのはもちろん、J Q K に柄もない。
数字の見やすさを重視したのかも知れませんが、他のカードゲームのアプリはちゃんと柄があって見やすい絵になっているのですから、どうしても見劣りするのは否めません・・・

また、メインとなる「連勝記録」と「スコアアタック」でルールの変更が出来ないのも難点の1つ。
トランプはローカルルールが多く、みんな「慣れ親しんだルール」があると思いますが、それを設定できないのですから、どうしても違和感を感じてしまいます。

ルールが変更できないのはランキングの公平性や各モードに合わせたルールのためだと思うのですが、私も「チョンボ」や「スペ3返し」と言ったルールがない環境で育ったので、知らないルールがあるのはどうしても違和感がありますね。

また、これはこのゲームが悪い訳ではないのですが・・・
iPhone / iPod touch の大富豪は「大富豪しよっ!」が定番で、その完成度が非常に高いために、どうしてもそれと比較して劣る点が目に付いてしまいます。
iTunes のレビューを見ても、「他のアプリと比較して○○だから」という意見が見られ、ここは損をしている点だと思います・・・

ルールの設定も 9 項目しかなく、「連番」は常にありで、「8切り」と「11バック」は複数出しでは無効など、変更できない項目もあります
まあこれはルール設定が 30 種類もある「大富豪しよっ!」が非常に多いだけで、こちらが少ないという訳ではないと思うのですが・・・
それでも、どうしても融通の利かなさを感じてしまいますね。

また、これはやや余談に近いのですが・・・
iTunes のレビューには「バグって進まなくなった」とか「BGMがOFFに出来ない」と言ったものが、ずっと上位掲載されています。
でもこれらのレビューは1年ほど前の古いもので、現在は BGM はアプリ起動時に ON/OFF 出来ますし、バグも(少なくとも私がやった限りでは)発生していません。
このアプリの場合、なぜかこうした古いレビューがいつまでも上位表示されているので、その点で損をしている印象もあります。


総評としては「戦国大富豪」、決して悪くないアプリだと思います。
完成度は相応に高いですし、ゲームのテンポも良く、操作性・サウンドもいいので、楽しく遊ぶことが出来ます

大富豪しよっ!」とどっちがいいかと言われると、やっぱり「大富豪しよっ!」の方が上なのですが・・・
でもこちらは価格が値下がりしており、現在は 115 円!
コストパフォーマンスを考えると、かなりお買い得だと言えると思います。

トランプのアプリを色々やってみたいと思っている方には、オススメ出来るアプリですね。

戦国大富豪(iTunes が起動します)
 

大富豪しよっ!

トランプの大富豪。 その一言で説明できる内容。
しかしあらゆる配慮やニーズに応えている、デザイン面での完璧さを感じるアプリ。
それが「大富豪しよっ!」です。

iPhone / iPod touch のアプリとしては定番と言って良く、常にランキングの上位にありますね。

定番カードゲームは iPhone AC に「まとめ紹介ページ」を作る予定だったのですが、意外に秀作と言えるものが少なく、中心にする予定だった UNO もイマイチで、ソリティアシティは別に解説ページを作ってしまったので、こちらでご紹介しようと思います。

大富豪しよっ!

ゲーム自体は、トランプの普通の「大富豪」です。
しかし優れた操作性、出せないカードを区別しやすい視認性の良さ、テンポの良いゲーム進行など、カードゲームアプリとして非常に優れています。
効果音や BGM も良く、音声のアナウンスもあり、カードが見やすくて演出も良く、Resume(中断からの再開)などにも対応していて、技術的に高レベルですね。

そして何よりキャラクターグラフィックを、女性に人気が出そうな「カワイイ動物系キャラクター」、男性に人気が出そうな「美少女系キャラクター」、人に見られても恥ずかしくない「シンプルグラフィック」の3種類から選べます。
何というか、あらゆる「ニーズ」に応えています。

キャラクターグラフィックはゲーム中でも変更可能で、さらにキャラクターごとにカードの出し方に性格があります。

加えてルール設定がハンパじゃなく豊富で、なんと 30 種類以上のルールを ON/OFF できます。
聞いたことのないようなローカルルールもあり、どの地域の大富豪にも対応できる作りになっています。
これだけのルールに対応できる AI も地味に凄いですね。

大富豪しよっ!

特定のラウンドで終了するということはなく、延々とゲームを繰り返す内容ですが、非常にテンポが良くサクサク進むので、特に目的がなくてもずっと遊んでしまうほどの気持ちよさがあります。
一応、順位の記録が付けられており、10 連勝ごとに表彰グラフィックも表示されるので、連勝記録を重ねていくことが目標と言えるでしょうか。

意外にトランプやカードゲームのアプリで完成度の高いものは少ないのですが、そんな中でこの出来栄えは突出しています。
作ったのは聞いたことのないメーカーですが、相応の経験を積んでいるプログラマーやデザイナーがいるのでしょうね。

唯一の難点は 350 円と、iPhone / iPod touch のトランプアプリとしてはやや割高な事。
でも、この価格でも納得できる完成度で、私的には値段分の価値は十分あると思います。
2ラウンドしかプレイ出来ず、設定項目も少なめですが、無料体験版も用意されています。

アップデートも続いているようなので、おそらく今後も長く iPhone の「定番アプリ」で居続けることになるでしょう。

大富豪しよっ!(iTunes が起動します)
大富豪しよっ! Lite(iTunes が起動します)
 

UNO

現在、iPhone AC にはカードゲームのページを追加していこうと思っています。
で、その目玉の1つとして考えていたのが、iPhone / iPod touch アプリの世界的な定番と言え、テレビ CM でも使用されていた・・・
今回取り上げる「UNO」です。

※UNO のアプリの初期版は 2008 年、まだ iPhone が登場したばかりの頃に発売されたものです。
この記事はその当時のものをベースに書いていましたが、2011年8月に大幅リニューアルされました。
よって記事にはリニューアル後の記述を含めて改定・追記しています。

※2013年の5月に新しいアプリ UNO & Friends が発売され、オンライン機能はそちらに移行しました。
この記事はそれに合わせて再修正しています。

uno

実は私は「UNO」のルールを、このアプリをやるまで知らなかったのですが・・・
トランプの「ページワン」とほぼ同じなんですね。
元々トランプのページワンを、もっと解りやすくしようとして作られたのが「UNO」だったそうです。

UNO には赤・青・黄・緑の4色に分かれた1~9のカードと特殊カードがあります。
ゲーム開始時に各プレイヤーに7枚のカードが配られ、順番に1枚ずつ場に出していきます。
出せるカードは場にあるカードと同じ色か、同じ数字のものです。

特殊カードには「逆回りにする」「カードを好きな色に変える」「次の人に2枚カードを取らせる」「4枚取らせて色も変える」「次の人をパスする」といったものがあり、出せばその効果が発生します。
残りのカードが1枚になった人は「ウノ」と宣言し、次の番でそれが出せればあがりです。

ページワンのルールと違うのは、「4枚取らせて色も変えるカード」は、場の色のカードを持っていない時しか出せず、持っているのに出して次の人がそれを指摘(チャレンジ、挑戦と宣言)し、その通りだった場合は出した人が山札からカードを4枚取らなければならないというルールがあることです。
他にも細かい違いはありますが、ページワン自体がローカルルールの多いゲームなので、ここでは省略します。

この「UNO」のアプリの最大の特徴は、オンライン・オフライン双方の多人数プレイに対応していることでしょう。
登録ページでユーザー登録を行っておくと、世界中のプレイヤーとオンラインで対戦ができます。
世界規模で販売されているアプリですからユーザーも多いです。

※さらに 2011 年のアップデートによって対戦ロビーやレベル、アイテムなども追加され、最大6人プレイも可能になりました。 オンラインプレイの時は背景も変更できます。
ルームはプレイヤーのレベルに合わせたものが複数用意されています。

※ 2013 年にオンライン対戦用の UNO & Friends というアプリが公開されたため、オンライン対戦自体はまだ可能ですが、多くのプレイヤーは新アプリに移行しています。

また、ローカルでも UNO がインストールされている iPhone / iPod touch が複数あれば通信対戦が可能。
さらに1台の本体を順番に手渡す形での対戦プレイにも対応しています。

uno3

ただ、対戦モードは非常に良いのですが、1でプレイする分にはイマイチ感も否めません

1人用の「トーナメントモード」は稼いだポイントでアイコンなどを入手できるのですが、ほぼ普通に「UNO」を繰り返すのみであり、対戦結果もシンプルに文字で表示されるのみで、ビジュアル面での演出に乏しいです。

また、こういったゲームはローカルルールが多いのが特徴ですが、設定できるルールはあまり多くありません。
私はページワンは同じ数字のカードをまとめて出せるルールでやっていたので、それが出来ない点でどうしても違和感を感じてしまいます・・・

※2011年のアップデートにより設定できるルールは増えました。 ページワンはローカルルールが多いので、まだ十分とは言えませんが。 また1人用のトーナメントモードは固定ルールであり、ルール設定を行う事は出来ません。
ルールについては以下の通りです。

・ペナルティ:2枚取らせる・4枚取らせるカードを出された時、自分がそのカードを持っている時にそれを出して、次の人にペナルティを移せるルール。取らせる枚数は累積していく。
・ドロータイプ:山札からカードを引いた時、それが出せるカードである場合、すぐに出せるかどうか。
・強制ルール:出せるカードがある時に絶対出さないといけないルール。
・UNO 7-0:場に 0 が出たら全員が次の人と手札交換、7 が出たら任意の人と手札を交換するルール。
・ジャンプ:まったく同じカードなら順番に関わらず出せるルール。

そして何より、シンプルに UNO(ページワン)をやるだけのアプリに 600 円と言うのは、いくらなんでも高いだろ、ってのが本音です
もっとキビキビ動き、テンポよくプレイ可能で、やっていて楽しめる要素や演出などもあれば高くても良いと思うのですが・・・ そこまでの完成度じゃない気がします。

※アップデートにより以前より動作は滑らかになりました。 また、価格はセールが続いていて 85 円で販売されています。 アップデート後は 85 円が定価だと思って良さそうです。

発売されたのが 2008 年で、まだ iPhone のアプリがそろっていなかった頃なので、その当時のレベルとして考えるとこの内容も納得できます。
しかし今となっては他のカードアプリと比較して、完成度で劣る印象を受けるのは否めません。
シンプルでオシャレなグラフィックは良いと思うんですけどね。

あと、このアプリは無料体験版もあるのですが、これがなんと「時間制」で、時間が来ると勝負の途中だろうが何だろうが無理やり中断させられて広告の画面になります
これはさすがにヒドイ。 iTunes のレビューでも批判続出。
私も「せめて1度ぐらいは最後までやらせろ」と言いたくなりました。

私的には、価格も含めて考えると、あまりオススメ出来ないアプリです。
※前述した通り、現在は安くなっています。
ただ UNO をやるうえで特別に不足している部分がある訳ではないので、オンライン対戦も可能ですし、UNO が好きな方には悪くはないのかな・・・ とも思います。

UNO(iTunes が起動します)
UNO & Friends (オンライン対戦専用版)

ハインズ・スピード

キャラクターが喋りまくるフルボイスのトランプの「スピード」ゲーム
それがこの「ハインズ・スピード(Hine's SPEED)」です。

基本的には子供向けのアニメのノリなのですが・・・
激しく強引なストーリー、「ベタ」なキャラクター、やたら色っぽいボイスなど、色々な意味でツッコミどころが満載です
これはたぶん、あえてそういうのを狙ってるんでしょうね。

ハインズ・スピード

突然「スピード帝国」と言うのが現れ、トランプのスピードで世界が征服されてしまい、スピードに負けると人がカードになってしまう世界にされてしまいます。

・・・もうこの時点で、どこをどうツッこんでいいのか困ります。

そんな中、スピードが三度の飯より好きな小学生が、世界を救うために立ち上がります。
立ちはだかるトランプ帝国の将軍は、小学校のクラスメイトとか、担任の先生とか。

・・・いくら子供向けでも、今時こんなベタなストーリーあり得ないぞ・・・w

ゲームは場に出されたカードより1つ上か下の手持ちのカードを、素早く出していくゲーム。
要するにトランプのスピードですね。
操作性は非常に良く、カードも大きいのでプレイもしやすいです。

そしてゲーム中は、キャラがやたら喋りまくります
優勢だと余裕のセリフ、劣勢だと焦ったセリフを話し、カード運が良い時もそれをコメント、ギリギリで出せなかった時は悔しがり、ギリギリで出せた時は挑発してきたりします。

そしてセリフの雰囲気もある意味「ベタ」で、「ライバルの同級生」や「やたら色っぽい先生」などが、「いかにも」な話し方で喋りまくります。 聞いてて笑えますw
コンフィグ(設定)画面でも、設定を変えるごとに違うセリフを主人公が喋る徹底ぶり。

キャラクターは全部で4人しかいないため、ステージも4つのみ。
集中してやるとあっという間に終わってしまい、ボリュームの点で物足りないのが難点です。
3人目と4人目はさすがに手強いので、何度もやらないとクリア出来ませんが、これで価格が 350 円と言うのはさすがに割高に感じてしまいますね・・・
※現在は定価 85 円に値下がりしているようです。

しかしアプリ自体の完成度は高く、演出やインターフェイス、BGM なども良い出来で、全体的にレベルは高いです。

オススメかどうかは微妙ですが、アニメ系が嫌いでない人なら楽しめると思います。
なお、iPhone / iPod touch 1つで他の人と対戦をすることも可能です。

1人目とだけ対戦出来る無料体験版もあるので、まずそちらで試してみるのがいいですね。
完成度の高さは解ると思います。
※本体値下げに伴い、無料体験版は削除された模様です。

ハインズ・スピード(iTunes が起動します)

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