iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

レース

Real Racing 2

昨年の夏に登場し、圧倒的なグラフィックとリアルな表現でプレイヤーから絶賛され、優秀ゲームの表彰で「技術賞」なども受賞したレースゲーム「Real Racing」。
その続編が早くも登場しました! 「Real Racing 2」です。

開発は Flight Control の開発元としても知られるオーストラリアのメーカー「Firemint」。
前評判の高かったゲームですが、見事にその期待に応える内容となっています。

Real Racing 2

とにかくグラフィックの質が凄い!
非常に綺麗なグラフィックが滑らかに表示され、前作の Real Racing も凄かったですが、ますますそれに磨きがかかっています。
もちろん iPad や Retina ディスプレイの高解像度に対応しているため、これらの本体ならさらに美しくなります。
車体の光の映り込みなども表現されています。

ゲームも非常にプレイしやすく、車が安定しやすい「ステアリングアシスト」や、コーナーの手前で自動でブレーキをかけてくれる「ブレーキアシスト」があるため、初心者の方やレースゲームが苦手な方でもスムーズに車を動かす事ができます。
決してマニア向けのゲームではなく、誰でもレースゲームを楽しむ事が出来るアプリですね。
一方で、ブレーキアシストがあっても「自分で減速せずに急カーブを曲がれる」という程ではないので、ちゃんとプレイヤーの操作も必要な程良いバランスとなっています。

これらのアシストは ON/OFF が可能で、ブレーキアシストはその効き具合も調整できるため、上級者ならブレーキアシストを抑えてスピードを優先する事も可能です。
操作は初期設定では TILT 操作(本体の傾きで操作)ですが、仮想ハンドルやタッチでの操作に変更することも可能です。
TILT の感度も前作より調整されている印象で、前より挙動が安定している気がします。

難易度も EASY・MED・HARD の3種類があって、腕前に合わせて選ぶことが出来ます。
アシスト機能が強力なおかげで EASY は結構簡単なので、レースゲームに慣れている方は MED 以上がお勧めですね。

レース場のグラフィックも、前作はやや閑散とした印象を受けたのですが、今回は遠くに見える雪山や遊園地、空を飛ぶ気球やヘリなどもあって、非常に綺麗な風景が描かれています。
また、今回は昼だけでなく夕方・夜のレースもあります。
前作はカーブなどで「角張った部分」が目立ったのですが、それらも以前より滑らかになりました。

そしてもっとも大きな変化は、レースで賞金を稼ぎ、そのお金で車を買い換えて行くことが出来るようになった事でしょう。
前作はレース前に使う車を選ぶ形になっていて、「車を集める」という要素はなく、メーカーもフォルクスワーゲンのものしか選べなかったのですが、今回は BMW やフォード、日産などの9メーカーの車が用意されており、購入した車の強化も可能です。

なお、車には性能を表す数値があって、レースごとに参加できる性能値の範囲が決められています。
よってランクの低いレースにハイグレードカーで出場、とかは出来ません。
必然的に色々な車に乗り換えていかないと、全レースには参加できないことになりますね。

Real Racing 2

レース中の車の挙動は完全な「リアル系」で、例えばタイヤを横滑りさせると大きく減速します。
よってドリフトしまくるような走行はなく、コーナーの手前できっちり減速する事が大切になります。
走りに派手さはありませんが、このリアルさもこのゲームの良い点と言えるでしょう。

レースにおける前作との大きな変更点は、先のコースや前後のライバルの位置が表示される簡易的な「ミニマップ」が付いたこと。
私はレースゲームに状況を一目で確認出来る「コースマップ」は必須だと思っていて、それがなかったため前作の評価は今ひとつでした。

しかし今作は、ミニとは言えマップが付きました。
これで次のカーブの強さと方向、すぐ後のライバルの位置が確認出来るようになっています。
私的にはこれのおかげで、「ようやく遊べるレースゲームになったな」と感じています。

また、今作は「車体ダメージ」が導入されており、他の車にぶつかるとバンパーがガタ付いて、最後には取れてしまうようになりました。
この点は海外のレースゲームらしいと言えますが・・・ (なぜか欧米ではレースゲームの車体ダメージをやたら重要視する)

ただ、ちょっとかすっただけでバンパーがすぐ曲がったり、ポロっと取れたりするので、妙に違和感が。
「テープで止めてるのかよ、そのバンパー」と言いたくなります。
ここは逆にリアルさを損なっているような気がする部分ですね・・・
まあ、個人的には「おバカ」っぽくて好きなんですが、でもたぶん大多数の人はこのゲームに「おバカ」は求めてないです。

Real Racing 2

私は前作の「Real Racing」は、周囲の評価は高かったものの、個人的には今ひとつで、あまりプレイしませんでした。
理由は前述した通り、「コース図がなかった事」と、「賞金を集めて車を買う」という楽しみがなかったため。
前作はある意味「ストイックなレースゲーム」で、そこが好きだった方もおられるようですが、私は好みではなかったですね。

しかし今回は私が前作で不満に思っていた点が、全て改善されています。
なんとなく前作がプロローグ版で、今作が本編、みたいな感じもしますね。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



このゲームは自動マッチングのオンライン対戦にも対応しています。
ただ、オンライン対戦は他プレイヤーの車の動きが非常に不自然で、しかも抜いたり抜かれたりしてないのに順位が変動するなど、同期の調整が不完全な印象です。

※2011年に入ってのアップデートで改善されました。
現在は他プレイヤーの動きも自然になっています。

また、オンライン対戦をしてもその戦績や実績などは記録されないようで、賞金が貰えたりもしないので、私的にはこの部分はあまり楽しめませんでした。
この点は今後の調整次第と言ったところでしょうか。

ただ、自動マッチングなので気楽に出来るのは良いところ
ちゃんと乗っている車の性能に合わせたマッチングが行われます。


価格が 1200 円と高額なのが、難点と言えるでしょうか・・・
ただ、それだけのハイクオリティーのゲームなので、決して高い価格ではないと思います。
※2011年8月以後は 450 円で販売されているようです。

レースゲームや前作が好きだった方はもちろん、「レースゲームをやってみたいけど、あまり得意じゃないし・・・」と思っている方にも勧められますね。

私的には、予想以上の完成度でした。
iPhone / iPod touch のレースゲームは、やはり Real Racing シリーズが大本命ですね。

Real Racing 2(iTunes が起動します)

Reckless Racing

美しく書き込まれたコースを上空から見下ろした、ドリフトしまくりなオフロード・カーレースゲーム
それが「Reckless Racing」です。

こうした空から見下ろした感じのレースゲームは昔は良くあったのですが、最近はあまり見かけませんね。
しかしゲームとしては解りやすくて面白いタイプだと思います。
また、このアプリは非常に細かく書き込まれたグラフィックと物理シミュレートされた動きによって、昔ながらのゲームシステムでありながら、むしろ新鮮さを感じる内容に仕上がっています

発売元は EA(エレクトロニック・アーツ)、開発元はスウェーデンの Pixelbite という新興メーカー。
このメーカーの創設者は iPhone / iPod touch 初期のレースゲームの名作「Fastlane Street Racing」を作った方のようです。
そのためか、レースゲーム中心の開発を行っているようですね。

Reckless Racing

まず目に付くのがグラフィックの細かさ。
非常に美しく書き込まれた風景、タイヤの跡が付き砂ぼこりが舞うリアルな演出など、上空から見た形のレースゲームとしては「最高クラス」と言って良いグラフィックではないでしょうか。

さらに車の挙動なども「物理シミュレーション型レース」と言っても良いぐらいリアルで、画像では 2D に見えますが実際の画面は 3D で表現されており、看板やコーンにぶつかるとそれもリアルに吹っ飛んでいきます。

オフロードレースなので車はドリフトしまくりで、常に横滑りしながらコーナーを抜けていく感じです。
さらにコースにはジャンプ台とか崖とか池とか、いかにもデンジャラスなものが各所にあって、転倒するわ谷底に落ちるわ池にハマるわのハデな展開が繰り広げられます。
しかし走行不能になっても短時間で復帰でき、しかも「イャーホォゥ!」とか言う歓声が上がります。
いわゆる「事故る(事故らせる)のも楽しいゲーム」ですね。

Reckless Racing

1レースは1~2分で終わるため、1回のプレイはかなり短いゲームです。
「ショートゲーム」と言っても良いでしょう。
しかし難易度は ブロンズ・シルバー・ゴールド の3種類が用意されていて、ゴールドはかなり手強いので、思わず勝つまで繰り返してしまう楽しさとテンポの良さがあります。

コースは全部で5コース。 逆走コースもあるので合計 10 コース。
ただ、基本コースが5つというのはちょっと少ないかな、というのも本音です。

オンラインランキングに対応していて、レース終了後にすぐ現在の順位が表示されるため、上位ランキングを目指すのが最終的な楽しみ方になるでしょうか。
気軽にオンライン対戦が出来る「マルチプレイ」もあるので、そちらで遊ぶのも楽しいのですが、現在のところマルチプレイでのレートや戦績はないようです。
なお、大きなコースで指定の場所まで荷物を運ぶのを繰り返す「デリバリーモード」も用意されています。

車は全部で6種類。 特に説明はありませんが、車の挙動は少し違うようで、例えば小型ジープは小回りが効き、トレーラーは車体が重いためかなり流されます。

このゲームは iPad 版も用意されています。
そして iPad 版には iPhone / iPod touch 版にはない、3つのコース(逆走を含めると6つ)が追加されています。

※現在は iPhone 専用版が廃止され、iPhone / iPad 両用の「Reckless Racing HD」のみとなっています。

Reckless Racing HD

海岸のショッピングモールや工事現場、夜の倉庫など、iPad 用コースはちょっと変わったものが多いですね。
難易度は総じて高めです。

価格は iPhone / iPod touch 版が 350 円、iPad 版が 600 円です。

※現在は両用版が 120 円になっています。

1プレイが短時間で終わるショートゲームではありますが、クオリティーを考えると決して高くはなく、むしろ割安なぐらいではないでしょうか。

気軽に短時間で遊べて、技術・グラフィックのレベルも高い、秀作のゲームだと思います。
今後のアップデート次第では定番アプリになり得るのではないでしょうか。

Reckless Racing HD(両用版です)

Stick Stunt Biker

Doodle グラフィック(ラクガキ風の絵)と、ミスった時のリアルな事故り方が特徴の、モトクロスバイクのショートゲーム。
それが「Stick Stunt Biker」です。

他のアプリを例にして内容を言うと、「チャリ走Moto X Mayhem」という感じですね。
日本での知名度はイマイチですが、海外ではかなり人気になっているアプリで、制作したのはオーストリアの方のようです。

Stick Stunt Biker

画面をタップしてアクセル、離すとブレーキ、iPhone / iPod touch を傾けてバイクのバランスを取ります。

バイクの動きには駆動輪や加速・重力のシミュレートが働いており、バランスを取るのはかなり難しいです。
よってコケまくることになると思いますが、コケるとバイクがバラバラになり、タイヤや人が物理シミュレートによって「リアルに(?)」吹っ飛んでいきます。
このミスった時の「コケっぷり」を見るのも面白いゲームで、この点は Moto X Mayhem に似ていると言えますね。

このゲームのもう1つの特徴は、ハイスコアや前回のプレイの「ゴースト」が表示され、それと「疑似レース」が出来ること。
このゴーストのおかげでタイムを短縮してやろうという気になれますし、ハイスコアより遅いペースなのか早いペースなのかも一目で解ります。

Stick Stunt Biker

コースはアップデートで増えていて、2010年9月末時点で 12 コース。
ただ、そのうちの半分以上は非常に難解です。

短時間で終わり、何度もリプレイできるゲームなので、ある程度は難しい方が良いと思いますが、★1~★5までの難度のうち、★3の時点で「完全にコースを暗記していないとクリア不可能」なレベル。
★4になると「何十回もしないと乗り越えられない障害が連続して出現する」レベルで、★5になると「限りなくクリア困難」です。

そのためせっかくゴーストやオンラインランキングがあって、レースやタイムアタックが楽しめるシステムなのに、大半のステージはクリアを目指すのに手一杯で、タイムとかを考える余裕はありません。
ミスしたら毎回最初からなのも、この高難度に拍車をかけています。

難しいステージも用意されていた方が長続きするとは思いますが、もうちょっと簡単で、タイムアタックなどを楽しめるコースも増やして欲しい気もしますね・・・


とは言え、短時間で気軽に楽しめるアプリです
過去にはハイスコアやゴーストが記録されない問題、本体によって起動できないトラブルなども発生していましたが、アップデートで改善されました。
将来的にはバイクのカスタマイズが出来るようになる予定のようです。

難点は価格が 230 円と、見た目と内容を考えると割高に思える事でしょうか。
決して高すぎる価格ではありませんが、230 円でこれを買うなら、115 円の Moto X Mayhem の方がいいかなぁ・・・

ただ現在はセールで 115 円になっています。
115 円の時なら割とオススメ出来るアプリだと思います。
1コースだけしかプレイ出来ませんが、無料体験版も公開されています。

Stick Stunt Biker(iTunes が起動します)

Asphalt 5

レースゲームには主に、「グランツーリスモ」に代表されるようなコースを周回するリアル系・サーキット系のものと、一本道をひた走る「アウトラン」や「スリルドライブ」のようなアクション系・ドライブ系のものに分かれます。
しかしそんな2つの中間的性質を持つ、非常に特徴的なレースゲームが登場しています。
それが今回取り上げる「Asphalt 5」です。

開発・販売は iPhone / iPod touch アプリの大手メーカー「ゲームロフト」。
他のゲームロフトのアプリと同じく完全日本語化されていて、プレイ方法などで悩む事はありません。

グラフィックも綺麗で、iPhone 3G でも十分快適に動作し、iPhone 4 なら Retina ディスプレイによる高解像度とジャイロスコープ(より精密に本体の傾きを検知できる機能)にも対応しています。

Asphalt 5

ゲームはコースを周回するタイプのレーシングゲームなのですが・・・
特徴的なのは、そのゲーム展開。 ほとんどブレーキが必要ないのです!
と言っても「オートブレーキ」な訳でもなく、コーナーが全体的に緩やかで、高速なまま曲がり切れてしまうのです。

加えてコースを周回するタイプなのに「公道レース」なので、一般の車も走ってるし、反対車線を走ってると正面衝突の危険もあります。
さらにパトカーが追って来たりして、派手なカーチェイスが繰り広げられます。

またコース上にはアイテムが転がっていて、これを取ることでお金が増えたり「ニトロ」がチャージされます。
ニトロは使用することで一時的に加速でき、このゲームはかなり連発可能です。
よってますますゲーム展開はハデになります。
コースの中には「わき道」や「近道」も用意されていて、看板をぶち破って進むとか、滝の中を直進とか、とんでもないショートカットも用意されています。

つまり「コース周回型のレースなのに一般道が舞台のアクション型のレースゲーム」という、ちょっと珍しい内容。
ステージも普通のレースのステージもあれば、パトカーに捕まらないよう逃げるステージ、自分が警察になって他の車をクラッシュさせるステージなど、アクション性が高いものが用意されています。

ステージをクリアすることでお金が貰え、それで車の購入やパワーアップを行う事が出来ますが、プレイヤー自身の「レベル」もあって、そのレベルが高くならないと上位の車は購入できません。
車やチューンナップ、ステージやコースは、ゲーム進行とプレイヤーのレベルによって徐々にアンロックされていく仕組みです。

車はちゃんと実際の車種が実名で登場します
その数はかなり多く、どんどん新しいものに乗り替えていくことが出来るので、その点もゲームの楽しさと言えますね。

Asphalt 5

ちゃんとコース全図も表示されているので、次にどちらに曲がるのかも解りやすいし、ライバルやゴールまでの位置関係も一目で解ります。

レースゲームとしてはかなり大雑把と言えますが、ライバルは結構手強いし、パトカーや対向車も来るので、ブレーキの必要がほとんどなくてもゲームは結構忙しく、それがまたアクションレースとしての楽しさになっています。
私的には、ゲーム全体に微妙に漂っている「おバカ」っぷりも気に入っています。
ムービーシーンが入る場合もあり、演出にも力が入れられていますね。


色々な意味で、「こういうレースゲームの作り方もあるんだ」と、ちょっと感心させられた内容です。
スピード調整がほとんど必要ないので非常に操作しやすく、誰でも楽しむ事ができる、割と万人にお勧めできるゲームですね。

価格は 600 円で、内容を考えると相応の値段だと言えるでしょう。
ゲームロフトなのでセールをしていることも多いです。
オススメできるアプリの1つで、個人的にも好きなゲームですね

・Asphalt 5(公開終了)

Real Racing

ハンパじゃなくグラフィックが綺麗な、iPhone / iPod touch としては最高レベルのビジュアルを持つレースゲームが登場しています。 「Real Racing」です。

様々な表彰を受けたレースゲームで、確かにその画面を見ると「リアルレーシング」の名は伊達ではないと思いますね。

開発したのは Firemint というオーストラリアのメーカーで、ここはあの大ヒットアプリ「Flight Control」を開発したところでもあります。
立て続けにヒット作を出している訳ですが、Flight Control と Real Racing ってあまりにも内容が違うので、ギャップが凄いですね。

Real Racing

とにかく画像が美しく、しかも滑らかです。
驚くべきはこのクオリティーの画質で iPhone 3G でも遜色なく遊べることで、私も最初は 3G でプレイしていたのですが、全く違和感はありませんでした。
iPhone 4 や iPad なら高解像度の画面に対応していて、ますます綺麗なグラフィックになります。
海外の表彰で「技術賞」などを受けたのも頷けますね。

ゲームシステムは良い意味で「普通のレースゲーム」と言えます。
iPhone / iPod touch を傾けて操作する方法と、画面をタップして操作する方法の2通りが選べ、どちらも操作性は悪くありません。
傾けて操作する方は反応が敏感すぎて、慣れないとフラフラしてしまいますが、細かいハンドリングも出来るのでこれはこれで良いと思います。
タップ操作ではクイックなハンドリングが出来ないので、基本は傾けての操作でしょう。

ブレーキは先日紹介した Need for Speed Shift にもあった「オートブレーキ」が採用されていますが、このゲームの面白いところはオートブレーキの効き具合をプレイごとに調整できることで、強く効かせれば安全運転だけど周回が遅くなり、軽く効かせれば自分でブレーキを調整しないといけないけど早く走れます。
自分の腕前に合わせてプレイできますね。

レース開始前には参戦する大会を選択します。
1つの大会は数レースで構成されていて、1位になればドライバーズポイントが貰え、全戦やって総合トップになればクリア、上のグレードのレースや別の大会に参戦できるようになります。

登場する車は残念ながら、実際の車種ではありません
このゲームはフォルクスワーゲンと提携していて、そのため同社の車をモデルにしたものなら実名で多数登場するのですが、他のメーカーの実車は登場しません
名前は「2 Door 1.8 litre」などの車のタイプの表すものになっています。

Real Racing

賞金を稼ぐとか、車の購入やパワーアップと言った要素はなく、単にレースごとに選択できる車を選ぶだけです。
レースの成績によって使えるものが増えていきますが・・・ この辺はあっさりしたシステムですね。
どちらかと言うとグランツーリスモではなく、リッジレーサータイプのゲームなのかなと思います。

レースゲームとして非常に良くできていて、グラフィックと技術力は本当に凄いのですが・・・
個人的にどうしても気に入らないのが、レース中にコースマップが表示されないこと。

なぜだか知りませんが、海外の iPhone / iPod touch のレースゲームはなぜかこの「レース中のコースマップの表示」を軽視するんですよね・・・
この Real Racing も、iPhone 初のリアル系レースゲームとして話題になった Fastlane Street Racing も、先日ご紹介した Need for Speed Shift も、なぜかレース中のコース全図の表示を行っていません。

でもコースの表示は、「次はどっちに曲がるのか」「カーブの強さがどのぐらいか」「どういうルートを取ればいいのか」「どこまで走っててゴールまでどれぐらいなのか」「ライバルとの位置はどうなのか」などが一目で解る重要な情報源で、レースゲームとしてはあるのが当たり前だと思っています。
なぜそれを海外のレースゲームの多くがことごとく軽視しているのか、本当に疑問です。

表示される看板を見ればどっちに曲がればいいかは解りますが、看板がないカーブもあるし、カーブの強さなどは解りません。
よってゲームとしてはまず、「コースを覚えること」が第一になります。

ただ、コースマップの問題があるとは言え・・・
グラフィックのリアルさは特筆できるし、難易度のバランスも良く、スピード感も十分にあり、レースとしての「追って追われて」の展開も楽しめます。
総合的に非常に優れているレースゲームです。

なにより iPhone 3G でもこの高クオリティーのグラフィックを楽しめるので、3G でレースゲームがやりたいと思っている人には特にオススメですね。

価格は 600 円で、内容を考えると高くはないと思います。
iPad 版は 1200 円なので、さすがに高いですが・・・ でも大画面でこの高クオリティーのゲームを楽しめるのであれば、高すぎることはないかな。
無料版も用意されているので、まずはそちらでどんなグラフィックか体験してみるのもいいでしょう。

・Real Racing(公開終了)
・Real Racing GTI(公開終了)
・Real Racing HD(公開終了)

Need for Speed Shift

海外では非常にメジャーなレーシングゲーム「Need for Speed」シリーズ。
その最初の iPhone / iPod touch 移植版は先日紹介した Need for Speed Undercover なのですが、これはサーキットを周回するリアルレーシングではなく、一本道を走ってライバルにぶつかって破壊するというアクション性の強いものでした。

そのため、改めて本来のサーキットを周回するタイプの Need for Speed が登場します。
それが「Need for Speed Shift」です。

iPhone / iPod touch のレースゲームとしては定番の1つですね。

Need for Speed Shift

このゲームは他のレースゲームにはない特徴的なシステムが多くあります。
1つは「ステアアシスト」「オートブレーキ」などの機能があり、非常にプレイしやすくなっていること。

カーブの手前に来ると自動的にブレーキがかかり、曲がりやすいスピードに減速してくれます。
よってプレイヤーはスピードを気にせずハンドル操作だけに集中すれば良く、非常にラクにドライビングできるようになっています。

さらに道路上に理想の「コースライン」が表示されています
これに沿って走るようにすればコースアウトせずに走れるし、次にどっちに曲がり、そのためにどっちに寄っていればいいのかも早くから解ります。
コースラインに沿って走ることでポイントも上がっていくため、この上を走ることがゲーム性の1つにもなっています。

つまり誰でも楽しめるレースゲームになっていて、普段この手のゲームをしない人でも十分に遊べるシステムが作られています。
操作は iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、やっていて違和感を感じることはありません。

コースは4種類ですがステージ数は多く、普通のレース、タイムトライアル、最下位が脱落していくサバイバルレースなど数多くの種類があり、順位や成績、レース中の走行結果に応じてポイントが貯まり、それによってドライバーズランクが上がって上位のレースが出現するという要素もあります。

登場する車は全て実車がモデル
レースで稼いだお金で購入でき、パワーアップも可能、さらにビジュアル(塗装やホイール、エアロパーツなど)の変更も可能です。

Need for Speed Shift

ただ、アシスト機能があまりにも便利すぎて、レースゲームに慣れている人だと物足りなさもあるかもしれません・・・

ブレーキなんてニトロで加速しすぎた時と、ハンドリングが遅くて外にはみ出そうな時ぐらいしか使わず、基本的にノーブレーキでハンドリングだけしていればいいうえに、理想のラインも表示されているのですから、1位になれば後は「線の上をなぞるだけ」の展開になりがちです。

また、ゲーム的に「スタート直後にニトロで加速して追い抜く」のが攻略なのですが、それをしてしまうと「追い上げる楽しさ」もなくなります。
(1対1のレースだと相手も開始直後にニトロを使ったりしますが)

アシスト機能は「オフ」にすることも可能で、「オートブレーキ」と「ステアアシスト」をオフにすると普通のレーシングゲームと同じようにプレイする事も出来るのですが、これをしたからと言ってプレイヤーに有利な特典はないので、単に先に進むのが難しくなるだけに。
お金を稼げないと新しい車を買うことも出来ないので、ここはちょっと厳しいところですね・・・

理想のラインが表示される機能については、このゲームには「コースの全体マップ」が表示されていないので、これがないと次にどちらに曲がればいいのか解らないので必須と言えます。
ただ、やはり全体マップは欲しかったところ。 ミニマップがあるのでまだマシですが・・・
また、理想ラインの表示は面白いシステムだとは思いますが、「その上を走るとポイントが貰える」(逆に言うとその上を走らないとポイントがない)ってのはいらなかったかも。

総合してみて、オススメかどうかと言うと・・・
普段あまりレースゲームをしない人や、レースゲームが得意でない人で、本格的なレースゲームをやってみたいと思っている人にはオススメ出来ます。

ここまで「初心者でもリアルなレースを手軽に楽しめる」というのは特筆すべき点です。
iPhone / iPod touch には普段ゲームをあまりやらない人も多いので、その点を考えているのかもしれません。
ちゃんと賞金やドライバーズポイントがあって、ゲームとして楽しめるのも良いところ。

しかし、普段良くゲームをやっている人だと・・・ アシストとニトロが強力すぎて、物足りなさを感じそうです。
アシストはオフにも出来ますが、オフにしてゲームをやるなら私的にはもっとダイナミックに走ることが出来る「リッジレーサー」の方が楽しいと思います。
スピード感もリッジレーサーと比べると、やや劣るかなと思いますね。

価格は 800 円とかなり高め。
ただ、価格に見合っているだけの内容とボリュームではあります。
前回の記事でも述べましたが、「Need for Speed Undercover」とはゲーム性が全く異なるのでご注意下さい。

・Need for Speed Shift(公開終了)
・Need for Speed Shift FREE(公開終了)

Need for Speed Undercover

日本での知名度は低いのですが、海外では非常にメジャーなレーシングゲームシリーズ。
それが「Need for Speed」です。

臨場感のある 3D グラフィックと、リアルさに劣るけどプレイしやすさを重視した楽しみやすい操作感で、欧米を中心に大人気となっていた EA 傘下のカナダのメーカーのゲームです。
その Need for Speed シリーズの iPhone / iPod touch 初移植となったゲーム。
それが「Need for Speed Undercover」です。

先に言っておきますが、このゲームはサーキットを周回するゲームではありません。
解る人にしか解らない説明ですが・・・ 「アウトラン」や「スリルドライブ」のような公道の一本道をひた走るタイプのドライビングゲームであり、ゲーム性としてはカーチェイスがメインの「チェイスH.Q.」というゲームによく似ています。

nfsu

主人公は警察の潜入捜査官。
盗品輸送や車泥棒、運び屋などの犯罪を繰り返す組織に入り込み、そのメンバーとなって危険な仕事をこなしつつ調査を進め、最終的にはその組織を壊滅に追い込みます。

各ステージごとに「ゴールまで逃走しろ」「ターゲットにぶつかって破壊しろ」「ライバルとのレースに勝て」などのミッションが出てきます。
公道を走るので当然他の車もいるし、車線の左側を走っていると対向車に正面衝突してしまう場合もあります。
ただ、きついカーブはあまりなく、ブレーキングが必要になる場面はあまりありません。
純粋に他の車を避けながら走ることに集中すればよく、レースゲームと言うよりはアクションゲームと言った感じですね。
ハンドルは iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、キビキビと動くので操作しにくさは感じません。

ステージの目的によっては自分の車や敵の車に耐久度がありします。
自分に耐久度がある時は出来るだけダメージを避けながら逃走し、敵に耐久度がある時は何度もぶつかって破壊します。
一時的に加速する「ニトロ」をうまく使うのもコツで、この辺のゲームのイメージはまさに「チェイスHQ」ですね。
パトカーに追われるステージでは減速してしまうと逮捕メーターが上がっていき、一杯になるとゲームオーバーになってしまいます。

ステージをクリアすることで実写ムービーシーンが流れ、ストーリーが語られます。
この実写ムービーシーン、なんと日本語のアフレコがされています。
他機種版の流用だとは思いますが、さすが EA、企業力を感じずにはいられません。

ステージクリアで報酬も貰え、それによって新しい車の購入やパワーアップも可能です。
この車もすべて実車がモデル、デザインのカスタマイズなども可能です。

nfsu2

難しいドライビングテクニックが必要なゲームではなく、一昔前の誰でも出来るレーシングゲームに、ストーリーと新車購入の要素を加えた感じです。
ですからレースゲームが苦手な人でも楽しむ事ができ、難易度のバランスも良い感じで、意外と万人にオススメ出来ます。

前述したようにレースと言うよりはアクションゲームなので、本格的なカーレースがやりたい人には向きませんが、でもレース系が好きな方なら、これはこれで楽しめるはずです。

価格は現在は 600 円。 当初は 1200 円でしたが値下がりしました。
600 円なら内容を考えると、十分に値段分の価値があるアプリだと思います。
私的にもかなり好きなゲームで、オススメ出来るアプリですね。

なお、後日取り上げるつもりですが、先に言っておきますと・・・
Need for Speed Shift」は、コレとは全く別のゲームになのでご注意下さい。

・Need for Speed Undercover(公開終了)

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