iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

和風

i書道 (iShodo)

新年明けましておめでとうございます。
今年も一年、よろしくお願いいたします。

と言う訳で、お正月と言えば書き初め。
今回は iPhone / iPod touch の定番の一つと言ってもいい有名アプリ
i書道 (iShodo)」 をご紹介します。

iShodo2

見ての通り、iPhone / iPod touch のタッチパネルを使って「なんちゃって書道」が出来るアプリです。

実際に書道をやっている人が見ると気になる点もあるようですが、ちゃんと「ハネ」や「トメ」も作ることができ、かなりリアルに書道を行う事が出来ます。
ずっと書いていると墨が薄くなってくるのもいいですね。

画面右端をタップすると硯が出てきて、そこで墨を補充できます。
また左端をタップすると筆置きが出てきて、筆の太さを交換できます。
出来た書道はカメラに保存したり、ツィッターで投稿する事も可能です。


このアプリは純和風で日本製ではありますが、欧米で大ヒットしたアプリで、昨年の正月頃に登場してから欧米のアプリランキングでトップを独走していました。
タイトル画面に着物の女性が出てくるのも海外ウケしそうな感じです。

日本で書道というと「字」を書くものだという先入観があり、多少「水墨画」が思い浮かぶ程度ですが、海外では書道風の「お絵かきソフト」として使われている事が多いようで、この辺は文化の違いを感じます
向こうではもっと自由な使い方がされているようですね。
そう言う意味では先入観のない海外向けのアプリなのかもしれません。


基本的には字や絵を描くのみのアプリなので、350 円という価格も含めて考えるとオススメかどうかは難しいところですが、間違いなく iPhone / iPod touch の定番アプリの1つと言えます。

素人目には十分にリアルな「書道」なので、一見の価値のあるアプリではありますよ。

i書道 (iTunes が起動します)

Yoritsuki

年末年始の和風アプリ特集。
今日は日本旅館の庭園の四季を眺めるアプリ「Yoritsuki」をご紹介します。

yoritsuki

庭園を眺める・・・
ただそれだけなのですが、ハイレベルなグラフィックと自然美を感じるサウンドが風情を感じさせてくれます
春には桜の花びらが散り、秋には枯れ葉が、冬には雪が降ります。
夏の夜には蛍が飛んでいます。

一応、ドラッグでふすまの開け閉めをしたり、ダブルタップでふすまのタイプを変えたりする事が出来ますが、基本的には「ディスプレイ(表示・展示用)」のアプリであり、特別な要素はありません。

また、ディスプレイ用のアプリとして考えると、横向き表示のみなのは難点だと言えます。
標準のものも含め、iPhone のドックはほとんど縦置きですからね。
一応、時刻を表示して置き時計のように出来るクロックモードもありますが・・・

でも改めてになりますが、グラフィックとサウンドはホントに綺麗です。
このアプリを作られた HYBRIDWORKS という会社は、以前からこうした観賞用のソフトや FLASH、壁紙などを作られていた所のようですね。

観賞用のアプリで 200 円というのはちょっと高い気がしますし、もうちょっと何か出来る事があれば・・・ と思いますが、「風情」という点ではこれ以上のアプリはない、とも思います。

Yoritsuki(iTunes が起動します)
Yoritsuki for iPad(iTunes が起動します)

と言う訳で、今年の更新もこれで終了です。
今年一年、iPhone AC、並びに当ブログをご覧頂きありがとうございました。
また来年もがんばって更新していきますので、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

それでは良いお年を!

Koi Pond

いよいよ今年も終わりですね。 明日は大晦日です。
と言う訳で、この年末とお正月は、それに相応しい和風アプリをご紹介しようと思います。

今回ご紹介するのは 2008 年度に登場して世界中で大ヒット、その年に世界でもっともダウンロードされたアプリとも言われた iPhone / iPod touch の定番と言える癒し系アプリ。
Koi Pond」 です。

koipond

静止画では解らないのですが、ゆらゆらと揺らめく水面の表現が非常にリアルです。
画面を触ると本当に指でかき混ぜたかのように水が揺れ動き、コイが逃げていきます。
水をかき混ぜているだけでも楽しめますね

iPhone / iPod touch を振るとエサが撒かれ、コイが食べに来ます。
水面を揺らすとコイは逃げますが、ずっと指で画面をタッチしているとそのうち近づいて来て指をつつきます。
(本体が振動する)

自然音が非常にリアルなアプリで、鳥のさえずりや風の音、虫やカエルの声などが聞こえ、それらの ON/OFF も可能、雨を降らせることも出来ます。

基本的には「眺めて楽しむアプリ」なので、何か特別なことが出来る訳ではありません。
だから良いと思うかどうかは人によりますが、こういう「癒し系アプリ」も悪くありませんね。

このアプリはまずアメリカで大ヒットし、しばらくランキング1位を独走していました。
価格も 100 円と安く、環境アプリの中では一押しできる作品です。

Koi Pond(iTunes が起動します)

日本刀 KATANA

日本刀を振り回して人を斬れる!!
・・・気になれる「おバカ」アプリ。 それが「日本刀 KATANA」です。

以前にご紹介したスターウォーズのライトセーバーを振り回せるアプリ 「Lightsaber Unleashed」 の日本刀バージョンですね。

katana

iPhone を振ると「シュッ!」「キーン!」「ブァシュッ!」「ウグォアァァ!」みたいな音が鳴るというチャンバラごっこが出来るアプリです。

BGM が数種類用意されていて場を盛り上げてくれます。
ライトセーバーのように振りの強弱で音が変わると言う事がないのがやや残念ですが、振った時の音は結構多彩、反応も良くて連続で振ってもちゃんと連続で効果音が鳴ります

最後に「止める」を選ぶと結果が表示されるのですが、その時にお経が流れているのが笑えます。

実用性やゲーム性の全くない「おバカアプリ」で有料なので、オススメできるかどうかは人によりますが・・・
このデキなら、おバカが好きな人には 115 円の価値はあると思います。
人に見せてウケを狙うのにもいいかも。
私はおバカ好きなので、割と気に入ってます。

日本刀 KATANA(iTunes が起動します)

百鬼夜行(HyakkiYagyo)

初めてからずっと毎日更新していたこのブログ・・・
しかし昨日、ついに更新が途切れてしまいました
理由は「体調不良」とか「忙しかった」とかではなく、単に「すっかり忘れてた」。

でも今日からまた出来るだけ忘れないようにしますので、よろしくお願いします。<(_ _)>

で、今回ここでご紹介するのは縦スクロールのシューティングゲーム「百鬼夜行(Hyakki Yagyo)」です。

hyakkiyagyo

販売開始前にファミ通や appbank さんなどで何度も宣伝を行っていた、プロモーション活動が盛んだったゲームです。
グラフィックは純和風で、「大神」が好きだった私にはすごく好みな感じだったのですが・・・
ゲーム内容は、ちょっと残念な感じでした。

まずこのゲームは自機に「ダメージ」という概念がない。
敵を倒すと攻撃力が上がっていきますが、敵にぶつかると逆に攻撃力が減り、それによってボスや中ボスを時間内に「倒し辛くなる」。
そしてボスや中ボスを倒せなかった場合、逃がせる敵の数(Escape)が減っていき、それが 0 になるというゲームオーバーというシステムなのです。
自機自体が敵にやられる事はありません。

これはこの手のゲームが苦手な人でもプレイできるようにと考えられたもののようですが、あまりにも解りにくく、明らかに説明不足
しかも純和風のゲームなのにゲーム内に日本語説明がない

ザコは逃がしてもいいので、つまりザコはほとんど「倒して攻撃力を上げるための存在」。
後半ステージになると体当たりされることもあるのですが、敵が弾を撃たない(体当たりだけ)なのでザコにやられると言うことがなく、道中は緊張感に欠け、単調な展開です

また、画面を一時止めて敵に直接「丸印」を書いてダメージを与える「大神」の「筆しらべ」をリスペクトしたようなシステムがあるのですが、これでないと倒せない中ボスがいる。
しかしこの辺は何度かプレイしないと解らない点で、この辺も初心者向けの割には不親切です。

オリジナリティーを出そうとしたのは解るけど・・・ だったらもっとどういうシステムなのかを解説すべきですね。
「意味が解らないゲーム」ほど楽しめないものはないのですから

ちなみに BGM は和風の素晴らしいものですが・・・
「コレ、どっかで聞いたことあるなぁ」と思ったら、商用利用可のフリー素材の音楽ですね。
以下のサイトで公開されていますので、「BGM だけ聞きたい!」とか「iPod に入れたい」と思った方は以下のサイトをチェックしてみて下さい。
SHW:http://shw.in/

ここの「Akatsuki JAPAN」と「Enishi JAPAN」です。
寿司タワーディフェンスなんかでも使われていますね。他にも素晴らしい曲が多いです。


シューティングに関してはイマイチなものも iPhone AC で紹介しているので、本家側のページにも後日追記する予定です。
「ルールと攻略が解れば」それなりに遊べるゲームです。
強くオススメできるものではないですが、115 円と価格も安いですし。

なお、このゲームはタイトルに大きく「百鬼夜行」と表示され、一般にもそう紹介されているのに、iTunes の検索では「HyakkiYagyo」と英語で入力しないと表示されません
この辺は売上げにも大きく響くのでは・・・

プロモーションやグラフィックが派手、OpenFeint や Resume にも対応してるのに、ルール説明が不十分で日本語だと iTunes の検索で出てこないなど、何かいろいろ甘いというか、チグハグな気がするなぁ・・・

百鬼夜行(HyakkiYagyo)(iTunes が起動します)

華玉ドドンパ

俗に言う「落ちものパズル」。
まあ上から徐々に下がってくるので、落ちてくる訳じゃないですけどね。

ゲーム内容としては「マジカルドロップ」に良く似ているのですが、玉を直接ドラッグして動かすのが特徴のゲームです。
純和風な BGM と背景も特徴ですね。

kadamadodonpa

私的には嫌いなゲームではありません。
和風の背景や BGM がいいし、操作性の悪いマジカルドロップに比べるとボールを指で直接配置できるこちらの方が、iPhone の操作にも向いていますね。

ただ、背景以外に目立った変化がなく、連鎖しても下に猫がちょこっと出てくるだけなので、展開が単調なのが玉にキズ
テトリスのようなスピーディーさや解りやすさ、ぷよぷよのような展開の変化、ルミネスのような演出の良さなどがなく、ただ坦々と玉を消していくだけなのが残念なところ。
なので、正直「今ひとつ」と言った感はあるのですが・・・

でも、パズルゲームとしては悪くないと思います。
遊びやすいゲームなので、この手のパズルゲームが苦手な方でも大丈夫。
ヒマを潰すには悪くないゲームですね。

華玉ドドンパ(iTunes が起動します)
華玉ドドンパ LITE(iTunes が起動します)

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