iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

定番

Independent Games Festival Mobile 賞

今回は特定のアプリの紹介ではなく・・・
最近このブログで良く取り上げている「IGF Mobile 賞」と言うものが何なのか、そしてどんなアプリがノミネートされていたのかをご紹介しておこうと思います。

ちなみに先日公開した iPhone AC定番ショートゲーム・ページ4のアプリも全て、この IGF Mobile 賞の選考作品を取り上げています。

「IGF」とは「インデペンデント・ゲームズ・フェスティバル」の略で、インデペンデントとは「フリー」とか「独立した」という意味
つまり大手のゲームメーカーではなく、個人や小さなグループ、フリーのプログラマーや学生、アマチュアなどによって作られた、言わば「インディーズ」のゲームを評価する表彰式です。

そして「IGF Mobile 賞」は、その IGF の中で「携帯機器用」「モバイル用」に作られたゲームに送られる賞です。

この IGF は近年、急にその性質が変わって来ました。
ゲーム業界が不況に陥って、大手メーカーから優秀な開発者やプログラマーなどが独立、小さな会社や小グループに分散するケースが多発したからです。
つまり、「元大手メーカーの開発者」が「インディーズ」とされている中に入り込んで来ている訳ですね。

加えて iPhone / iPod touch の登場によって、個人や小グループが簡単に iTunes を通してアプリを公開・販売できるシステムが作られ世界的に普及したため、一気にモバイルアプリの数とレベルが急増
IGF Mobile 賞は数年前まで DS とか PSP のゲームが多かったのですが、最近はもう iPhone 一色になりつつあります。

今回 IGF Mobile 賞にノミネートされた作品の中には Chillingo など大手メーカーと言える会社から販売されているものも含まれていますが、これは大手メーカー側はあくまで「販売とプロモーション」を行っているだけで、開発しているのは小さなメーカー。
最近のゲーム業界は国内外問わずこんなケースが増えているので、販売元だけでなく、開発したのがどこなのかにも注目する必要があります。


さて、そんな 2010 年度の IGF Mobile 賞で最終選考にノミネートされた iPhone / iPod touch のアプリは以下のものです。

Drop 7
・Guerrilla Bob
Hook Champ
Lilt Line
Mini Squadron
・SCVNGR
Spider
Stair Dismount
Tumbledrop
・Zombie Pizza

リンクはこのブログ内の記事か iPhone AC での解説ページに移動します。
大半は紹介済みですね。
Guerrilla Bob はまだプレイしていませんが、近日中にレビュー予定。
SCVNGR は内容がサッパリ解らないのでパス。
Zombie Pizza も気持ち悪い系なのでパス。

また、上記に選ばれなかった中から、Apple が「特別賞」のようなものに選んだ作品(言わば佳作)が以下のアプリです。

・Aera
Ancient Frog
Doodle Jump
Earth Dragon
・iBlast Moki
Mind Wall
Minigore
Pocket God

ほとんど「定番」と言えるものが多いですね。
アプリの販売実績なども加味して選ばれていると思われます。
Aera だけやったことがないので後日試してみる予定。
iBlast Moki は iPhone AC のパズルページに後日含めます。

そして、最終ノミネートの中で各賞を受賞した作品と、大賞に選ばれた作品は、以下のものになりました。

・技術賞 Stair Dismount
・音楽賞 Lilt Line
・大賞 Spider : The Secret of Bryce Manor

と言う訳で、IGF Mobile 2010 年度の大賞作品は Spider となりました。

実際には他に「芸術賞」と「ゲームデザイン賞」も選ばれているのですが、芸術賞は「Sword & Sworcery EP」というまだ「未完成」な作品。
未完成品が受賞ってどうよ? って感じなのですが、こういうケースもアリみたいです。
「ゲームデザイン賞」は Nintendo DS のゲーム(Glow Artisan)でした。

Spider は実際、こういう表彰式で「いかにも大賞を受賞しそうな作品」だと思います。
ノミネートされた作品はレベルの高いものや、何かの「見どころ」があるアプリが多いので、アプリ選びの際には参考になりますね。

と言う訳で、また何かのゲーム関連の表彰式があったら取り上げていく予定なので、どうかお楽しみに!


PS ・ 今日はエイプリルフールなので何かしたかったけど、何も準備してなかったしネタも思いつかず、結局なにも出来ませんでした・・・
来年は何かしたいと思います。

 

Ragdoll Blaster 2

世界的大ヒット作、人形を大砲から撃ちだして的にぶつける「物理シミュレーションパズル」の傑作 Ragdoll Blaster に続編が登場しました!
その名も「Ragdoll Blaster 2」。

前作は手書き風の素朴なグラフィックでしたが、今作は質感のあるリアルなデザインとなっています。
しかし前作同様、作品全体に漂っていた「シュールな雰囲気」はそのままです。

ragdollblaster2

ゲーム内容は良い意味で、ほとんど変わっていません
画面をタップすると、その場所に応じた方向と強さで大砲から人形が発射されます。
人形は重力と物理法則に従って飛んでいき、ブロックなどがあるとそれを押したり崩したりする事が出来ます。
人形の一部が的に触れるとステージクリア。 ゲームオーバーはなく、回転した矢印のボタンで最初からリトライ出来ます。

滑る氷の床やブロック、発射場所が切り替わる別の大砲、人形が吹き上がる扇風機、当たると爆発する爆弾など、様々な仕掛けが追加されていますが、プレイ方法は「人形を発射する方向をタップするだけ」の非常にシンプルなものなので、こうした追加のシステムがあってもそんなに複雑になったり、難しくなったりしている訳ではありません

ピタゴラ系ゲームの世界的ヒット作 ENIGMO の続編 ENIGMO2 は、システムやアイテムが追加されたためにゲームが複雑化し、シンプルさがなくなって難易度も上昇、前作ほどヒットしませんでした。

しかし Ragdoll Blaster 2 は基本のプレイスタイルはシンプルなままで大きく変えていないので、前作のやりやすさはそのままでグレードアップしています。

ゲームバランスも相変わらずで、なかなか頭を使うステージがある一方で、ゲーム自体はサクサクと快適に進みます

今作には背景が宇宙の「無重力ステージ」もあり、ここでは人形がフワフワとした動きになり、これも1つのアクセントになっていますね。


グラフィックはシックで質感のあるものに変更されました。
デザインセンスの良い綺麗なものになりましたが、前作の「らくがき風グラフィック」の素朴な感じはなくなったので、その点で賛否両論があるようですね。
個人的にはどちらも好きで、2の方も良いと思います。

2の方がいかにも「人形」という感じになったので、見た目がちょっと残酷なのも軽減されていると思います。


Ragdoll Blaster は日本でも大ヒット・高評価となりましたが、なぜか Ragdoll Blaster 2 は(現時点では)あまりヒットしていません。
しかし欧米では大ヒットしていて評価も非常に高く、すでに定番アプリと言っても良いようです。

完成度は非常に高いので、iPhone AC でも後日パズルの紹介ページに追加しようかなと思っています。
前作が好きだった方は、今作も同じように楽しめるはず。
オススメ出来るアプリの1つですね。

Ragdoll Blaster 2(iTunes が起動します)
Ragdoll Blaster 2 Lite(iTunes が起動します)
 

FINAL FANTASY II

遂に iPhone / iPod touch に上陸した「ファイナルファンタジー」!
その FF シリーズの第2作目がこの「FINAL FANTASY II」です。

新たに描き直されたグラフィックと美しいサウンド、調整されたゲームバランス、新追加されたダンジョンなど、「リメイク」「移植作」としては非の打ち所がないクオリティーです!

FINAL FANTASY の1と比べると、ストーリー重視でありながら、非常に特徴的なシステムが数多く導入された「異色作」と言えます。

ff21

とにかくこの FF II は、色々な意味で特徴的です。

レベルや経験値がない、武器や魔法を使うほど扱いに慣れていく熟練度システム、行動に応じて増加するステータス、装備や魔法の自由度の高さ、などなど・・・
しかしあまりに異色すぎて、賛否両論あるのも確かです

例えばこのゲームはダメージを受けて HP が減ると、戦闘後に最大 HP や体力が上がりやすくなります。
これは一件、理に適っているように見えますが、ダメージを受けないとなかなか HP が上がらない事も意味し、さらに「自分で自分を殴ってダメージを受け HP を上げる」という行為も可能にしています

魔法も使えば使うほど威力が上がっていくシステム。
でもこれは逆に言うと、使わなければいつまで経っても弱いままです
だから強い魔法を使うには、無駄と承知で何度も魔法を使い続ける「修行」をしなければならない訳です。

ff22

でも、かつては物議を醸し出したこうした熟練度制・スキル制も、最近流行している「オンラインゲーム」では、非常に一般的なシステムです。
それを考えると、ファイナルファンタジー2は「時代を先取りしていた」とも言えますね。
時代を先行「し過ぎていた」のかもしれないけど。


ただ、iPhone / iPod touch 版の FINAL FANTASY II はかなりゲームバランスが修正されていて、遊びやすくなっています
無理に修行しなくても大丈夫だし、魔法のスキルレベルも上がりやすくなっていて、それほど苦労しなくても強くすることが出来ますね。

グラフィックやサウンドは、同時に発売された iPhone 版 FINAL FANTASY(1) のものとほぼ同じ。
クオリティーは非常に高く、アレンジされた BGM も良い感じです

FINAL FANTASY(1) はモンスターの遭遇率がかなり高かったのですが、FINAL FANTASY II はそうでもありません
なので両方やってみた感じでは、ゲームシステムが特徴的であるにも関わらず、FINAL FANTASY II の方が遊びやすい印象です。
(ただしゲーム序盤に余計な所に行こうとするとハマってしまうトラップも・・・)

わりと早い段階で「追加ダンジョン」に挑むことも出来るのですが、本編そっちのけになるほどのボリュームで、それでなくても長編ストーリーのゲームなのに、やり込み度も上がっています。

圧倒的なボリュームと完成度で、価格は 1000 円と iPhone / iPod touch のアプリとしては高めですが、それ以上の価値は十分にあります。
そもそも 5000 円で発売されていた PSP 版と同等なのですから、むしろ格安でしょう。
RPG が嫌いでなければ、間違いなくオススメ出来るアプリです!


最後に、あまりに特徴的なシステムなので、迷っている人もいると思われますので、すこし序盤のアドバイスを載せておこうと思います。

【 ちょこっと攻略 】

開始直後に余計な場所に行ってしまうと、やたら強力な敵に遭遇した挙げ句、戻ることも出来なくなってハマる危険があります。 始まったら下記の画像のルートで街に向かって下さい。
ff23
魔法は対象選択時、「なにもない場所から」敵や味方に向かってドラッグすると、「全体」を対象に出来ます。
・同じ魔法を何度も使っていると熟練度が上がって強力になります。 このゲームに「ファイラ」や「ファイガ」はありません。 ファイアの熟練度が上がったものが、それに相当します。
・装備の自由度はかなり高いです。 「武器と盾」が基本ですが、二刀流とか両手に盾とかも可能です。 iPhone / iPod touch 版はゲームバランスがそんなにシビアじゃないので、好みで選んでもいいでしょう。
iPhone / iPod touch 版にステータスの低下はありません
魔法を使っても力や体力や下がるという事はないので、魔法メインのキャラはどんどん使っていきましょう。
・MP はミンウというキャラクターが仲間になった後で、「アンチ」という MP にダメージを与える魔法を味方に使えばラクに増やせます
・ただし宿屋で MP の回復させる価格は高いので、上げた後は所持金に注意しましょう。
・追加ダンジョン「秘紋の迷宮」は、光に話しかけた後で「いいえ」と答えると地上に戻ることが出来ます。

FINAL FANTASY II (iTunes が起動します)
 

(ちょっと追記)
FINAL FANTASY のアプリはすでに世界公開されていて、特にアメリカの iTunes の評価が凄いことになってると聞いたので、ちょっと見に行ってみました。 すると・・・

ffrate
ホントに凄かった。 この★5の投票率はなんだ・・・
良いものは良いとハッキリ認める国民性なんでしょうか?

ヨーロッパはまだ投票数が少なかったのであまり参考になりませんが、やはり★5が多いですね。 ただ FFII は評価が分かれています。
フランスやイタリアなどはドイツと似ています。

でも、欧米って日本型の RPG は 「J-RPG」 と呼称して、嫌ってるんじゃなかったっけ?
にも関わらずこの評価は何だろう?
欧米で J-RPG が嫌われてるってのは、一部のサイトが過剰にそう喧伝しているだけで、実際にはそうでもないんだろうか・・・?

FINAL FANTASY

雑誌や情報サイトなどの各メディアでも取り上げられていた通り・・・
ついにあの「ファイナルファンタジー」のiPhone / iPod touch に移植されました!!
目立った RPG のなかった iPhone / iPod においては、ようやく登場した「大本命」です。

初代の「ファイナルファンタジー」は家庭用ゲーム機はもちろん、携帯ゲーム機や携帯電話など、数多くの機種に移植されています。
そしてその移植の度にゲームバランスやゲームシステムの調整、グラフィックの書き直しやサウンドのリニューアルが行われています。

iPhone / iPod touch 版は GBA 版で修正されたゲームシステムと、PSP 版で描き直されたグラフィック&サウンドを持っており、さらに GBA 版と PSP 版で導入された「追加ダンジョン」も両方加えられています。

つまり、現時点のファイナルファンタジー1&2の「最終形」であり、「決定版」と言えますね。

finalfantasy12

とりあえず FINAL FANTASY (1) からプレイしているので、こちらから取り上げます。

グラフィックは PSP 版をベースにしているだけあって、完全に「今風」です。 「古さ」はまったく感じません。
書き込まれた美しい背景に加え、ダンジョンには霞もかかっています。

finalfantasy13

またサウンドが素晴らしく、すべて「アレンジバージョン」になっており、例えば街の BGM はアコースティックギターとフルートで演奏された感じになっています。


ゲームの方は、良くも悪くも「昔のファイナルファンタジー」らしいもの。
ゲームバランスはややマイルドになっているのですが、モンスターの遭遇率が高く、1マス歩いただけですぐ敵が出る事もあり、なかなか進まずヤキモキする事も多いです。

ダンジョンから出る魔法も後半にならないと覚えられないので、なかなか進まない上に中盤まではダンジョンの深部から歩いて戻る必要があり、この辺は今の RPG と比べると、ちょっとしんどくなる部分とは言えますね・・・

操作性は、十字キーの操作はそれほど違和感ありません。
戦闘時に「剣ボタンをタップ」→「敵をタップ」という操作を繰り返す必要があるので、「敵のタップだけで攻撃できるようにしてくれ」という意見が多く出ているようですが、それほど操作性が悪いという訳ではないですね。

完成度は十分に高く、ランダム生成のダンジョンを楽しめる「ソウル・オブ・カオス」、数多くの特殊ダンジョンに挑める「時の迷宮」も追加されていて、やり込みも十分。
もちろん本編だけでも相当のボリュームがありますから、これ1本でかなり長時間遊び倒すことが出来るでしょう。

1000 円という価格が iPhone / iPod touch のアプリとしては高額なので、その点で iTunes のレビューでは批判も出ていますが、これだけの完成度とボリュームのソフトが 1000 円というのはむしろ安いと思います。
っていうか、これが 1000 円で文句が出るんだったら、どういうものなら納得するんだ、と思ってしまいます。


これまでのスクウェアのアプリには微妙なものもありましたが・・・
この「ファイナルファンタジー」は、名前負けしない素晴らしいクオリティーだと言えますよ。
RPG が好きな人なら文句なくオススメ出来ます!

なお、最後に1つアドバイス。 セーブは小まめにしておきましょう!
全滅したらゲームオーバーになりますし(ドラクエみたいに街に戻るという事はない)、何かの拍子に iPhone が不安定になったり、バッテリー切れになる可能性もあります。
(アプリが落ちたり電話がかかってきても再開できるのですが、1度不安定になった後、再開が働かなかった事がある。 念のため、インストール後の本体再起動はしておいた方がいいかも)
なお、iPhone / iPod touch 版はセーブはどこでも可能です。

FINAL FANTASY(iTunes が起動します)
 
(追記:フシギナ ジュモン は逆から読みます。今は知らない人が多そうなので念のため)

太鼓の達人

ナムコの出した定番の音楽ゲームの一つ「太鼓の達人」。
元はアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)で、実物サイズの太鼓とバチ(叩く棒)が置いてあったという、ゲームというよりは「大型遊技マシン」に近かったものです。

太鼓を叩いて演奏するというシンプルな内容が受けて大ヒット、様々な家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機に移植されました。
それがついに iPhone / iPod touch にも登場しています!

taikonotatuzin

主に歌謡曲(J-POP や アニメソングなど)を中心とした曲に合わせて、タイコを叩きます。
画面に表示されたリズムに合わせて叩いていけばゲージが増えていき、ミスするとゲージが減少。
曲の終了時にゲージが一定以上あればステージクリアとなります。

叩く場所は2ヶ所、太鼓の中央の「ドン」と、隅っこの「カッ」しかなく、非常にシンプルなシステムと言えますが、このシンプルさがウケたゲームと言えますね。
二本の指で同時に叩く大きな「ドン」「カッ」もありますが、これも「二本で叩けばボーナス点」という扱いになっており、一本で叩いてもミスにならないという初心者向けの設計になっています。


このゲームの初代は 2001 年頃に登場したのですが、当時は音楽ゲームの高度化が進み、ビートマニアやポップンミュージック、DDR などのそれまで定番だった音楽ゲームが難しくなりすぎていました。
もはや一般ユーザーが付いていけるものではなくなっていたのですが、そこに「解りやすくて簡単な、誰でも楽しめる音楽ゲーム」として登場したのが、この「太鼓の達人」でした。

だから選曲もビートマニアや DDR のようなダンスミュージックやテクノ系ではなく、その当時の人気曲や、子供でも知っているアニメミュージック、よく知られたクラシック曲のアレンジなどになっており、あくまで「万人向け」「一般向け」として作られています。
ビーマニシリーズ(コナミの音楽ゲーム)に対するアンチテーゼのような存在とも言えますね。


「太鼓の達人」は非常に携帯機器向けのゲームでもあります
先日の DDR の記事でも述べましたが「ビートマニア」のようなキーを押すたびに違う音の鳴るゲームは、その音をすべて個別に用意しておかなければなりません。
それは1曲あたりのファイルサイズの増大を招きます。

しかし太鼓の達人は音が「ドン」と「カッ」しかないので、曲のデータ以外にサウンド用のファイルが必要ありません。
それでいてちゃんとプレイヤーのアクションに合わせて「ドン」と音が鳴るので、どんな機器でも再現しやすく、それでいてプレイしていて楽しいシステムになっていると言えます。
iPhone はタッチパネルだから画面に表示されたタイコを直接叩けるので、なおさら向いています。


iPhone / iPod touch 版はアプリの完成度も高く、快適にプレイする事ができ、各種の難易度ややり込み要素なども用意されています。
ゲーム自体は非常に良くできています!

ただ・・・ 今回販売開始された「太鼓の達人 -人気曲ぱっく-」は 600 円するのに曲が5曲しかなく、音楽ゲームとしてはあまりにも少ないです。

450 円で 20 曲以上、隠し曲まで用意されている DDR S と比べると、どう考えてもボリューム不足で、iTunes のレビューでもその不満が続出しまくっています。
たった5曲じゃこういう意見が続発するというのは解りきっていたと思うのですが・・・
うーん、甘く見たんでしょうかね・・・

ただ、「太鼓の達人」は J-POP などをそのまま使っているので、当然 JASRAC にライセンス料を支払わなくてはなりません。
ここが「曲数のわりに値段が割高」という点に響いているのかもしれません・・・

とは言えゲーム自体はすごく良いし、今後アップデートで曲も増やされると思うので、やはり今後定番になり得る音楽ゲームアプリだと思います。
私的にももちろんオススメです。

しかし現時点では5曲のみ、ライセンス料の関係でどの曲がいくらで販売されるかにも不安があるので、今後の追加曲とその価格を見てから購入を判断する、という方が良いかもしれません・・・

太鼓の達人 -人気曲ぱっく- (iTunes が起動します)
 
 
【後日追記】
太鼓の達人は、初期バージョンへの「追加曲」は行われませんでした。
他の曲が入ったものが別アプリとして公開され、さらに曲のダウンロード購入が可能な「太鼓の達人プラス」が改めて公開されています。
現在ダウンロードするならこの「プラス」がオススメですが、楽曲購入価格は5曲600円のままなので、やはり相応に高額であることは否めません・・・

太鼓の達人プラス (本体無料+追加課金型です)

DanceDanceRevolution S

iPhone AC ではまだ「音楽ゲーム」を取り扱っていませんでした。
でも決して音楽ゲームが嫌いな訳ではなく・・・ むしろかなりやっていた、好きなゲームジャンルの一つです。

と言う訳で今回は、iPhone / iPod touch の音ゲーの大定番。
DDR」こと「DanceDanceRevolution S」をご紹介します。

ddr

ダンスミュージックに合わせて上下左右の矢印が流れてくるので、その方向のボタンをタイミング良くタップします。
タイミングは目で見るのではなく、リズムに合わせることが重要
たまに連続で押す矢印や、押しっぱなしにしなければならない矢印も出てきます。

アプリ全体の完成度が高く、グラフィックが綺麗で演出も素晴らしく、もちろんサウンドもすごく良いです。
iPhone / iPod touch の音楽ゲームとしては間違いなくトップクラスであり、まさに「定番」でしょう。
iPhone は音楽プレイヤーである「iPod」でもありますから、音楽ゲームとの相性も最高です。

ただ、これは個人的な話になりますが、指でやる DDR ってちょっと違和感があるんですよね・・・

私はかつて、かなりの「DDRer(DDRプレイヤー)」でした。
一番ハマってた時は毎日ゲーセンに通い、連日のようにプレイしていて、家でも PS 版 DDR のエンドレスモードを4時間ぶっ通しでやったりしていました。
おかげで体重も1ヶ月で 5Kg 以上痩せ(でもやめたら元に戻った・・・)、太ももの筋肉も短期間に激増、しゃがむと違和感を感じるほどになりました。

だから私にとって DDR というものは、「足でやるもの」なのです。
指でチマチマやるものじゃない・・・

iPhone / iPod touch 版には本体を振ってプレイする「シェイクモード」が用意されていて、体を使ったプレイをしてもらおうという工夫が見られるのですが、本体を振っていると画面が見えない・・・
あまり気持ちよくプレイ出来るとは言えません。

ただ、携帯機器で「音楽ゲーム」を再現するのであれば、ビートマニアより DDR の方が向いているのも確かです。
ビートマニアは特定のタイミングでキーを押す事で、その場面に合わせた音が鳴るようになっています。
しかしこの場合、各場面に合わせた「音」を全部用意しておかなければなりません。
これはファイルサイズを増大させ、携帯機器には負担になり、曲の追加にも時間がかかります。

でも DDR は特定の場面でステップしても、画面に「PERFECT」とか「GREAT」とか出るだけです。 音は鳴りません。
ダイレクト感は減りますが、この方がプログラムやファイルサイズで負担が軽く、携帯機器で再現しやすいです。
また単純に、キーがたくさんあるビートマニアやポップンミュージックより、上下左右の DDR の方が携帯で遊びやすいというのもありそうです。

iPhone / iPod touch 版の DDR アプリは、現在3種類が用意されています。
1つはメインバージョンである「DanceDanceRevolution S」。
1つはその無料体験版である「DanceDanceRevolution S Lite」。
最後に曲の課金購入が可能な「DanceDanceRevolution S+」。

ここでオススメするのはメインバージョンの「S」です。
450 円で 20 曲以上が収録されており、ゲームが進むと登場する「隠し曲」も含まれ、各種のゲームモードや難易度もそろっています。
ボリュームも十分と言えますね。

S Lite」は無料体験版で収録曲は1曲のみ。
通常モードとトレーニングモードがプレイ可能です。
1曲しかないからすぐ終わりますが、音ゲーの経験がない人はこれでまず試してみるのがいいでしょう。

S+」は追加課金バージョンですが、価格的には微妙です・・・
本体は 230 円なのですが、3曲しか入っていません
課金による楽曲の追加購入に対応しているのですが、3曲パックで 230 円、5曲パックは 350 円、1曲バラ売りだと 115 円。
つまり、メインの「S」は 450 円で 20 曲以上楽しめるのに、こちらは 460 円でも6曲しかない訳で、20 曲以上そろえようとすると 1610 円以上、30 曲だと 2300 円。
かなり高いです・・・

そのぶん過去の DDR の名曲がそろっているので、昔ながらの DDR ファンには嬉しいのですが、アーティストの曲はライセンスの問題があるのか含まれていません。
(butterfly や Dub-I-Dub など)

※現在はアーティストの曲も追加されている模様です。

PS とか Wii のパッケージ版のことを考えると、これでも安いのかな・・・
でも携帯アプリなんだから、さすがに高い気が・・・
ちなみに 25 パック発売されていて全部買うと 70 曲以上になりますが、総額 6000 円を越えます。

とりあえずここでは、メインバージョンである「DanceDanceRevolution S」をオススメします。
iPhone / iPod touch の世界的な「定番アプリ」の1つと言って良いでしょう。

DanceDanceRevolution S(メイン版、iTunes 起動)
・DanceDanceRevolution S Lite(配信終了)
DanceDanceRevolution S+(追加課金版、iTunes 起動)

Rolando

iPhone / iPod touch の大定番ゲーム!
iPhone AC にもいずれ攻略ページを作ろうと思っていたゲームです。

スーパーマリオのような横スクロールアクションと、iPhone / iPod touch を傾けて操作する「転がしゲーム」の特徴を合わせ持つ、世界的な定番アプリがこの「Rolando」です!

rolando

丸いキャラクターを iPhone / iPod touch を傾けて転がし、画面を上にフリックするとジャンプ、ゴールに向かってステージを進んでいくゲームです。

マップ内には様々な「しかけ」が満載で、押すと運べるブロック、ドラッグで動かせる扉、タップで作動するスイッチ、引いて離すと反発するバネなど、数え切れないほどの種類があります。
そのどれもがタッチパネルを有効に使う形で動作します

丸いキャラクター「ローランドー」は複数登場する場合が多く、タップで操作できるキャラクターを切り替えられ、複数のキャラクターを駆使しなければ進めない「しかけ」もあります。
操作中ではないローランドーは動かないので、1つ1つ個別に動かしていけるのがポイントですね。
最終的には、規定数のローランドーをゴールさせなければクリアとはなりません。

iPhone / iPod touch の機能をフル活用したゲームと言え、グラフィックやゲームシステム、さらにゲームバランスも素晴らしく、頭を使う場面も多いので子供から大人まで楽しめます。
間違いなく iPhone の大定番アプリであり、世界トップクラスの評価をされているゲームです。


ただ、これは個人的な話でもあるのですが・・・
実はこの「Rolando」というゲーム、ソニーがPSPで発売していた「ロコロコ(LocoRoco)」というゲームに酷似してるんですよね。
グラフィックや基本ゲームシステムは、もうほとんど「そのまんま」です。

Locoroco2

で、私はこのゲームをやる少し前に・・・ PSP の LocoRoco 2 をかなりプレイしていたのです。
だから iPhone / iPod touch で Rolando をやった時、素晴らしいゲームだとは思いつつも、「これロコロコのコピーじゃん」という思いがあって、さらにロコロコを十分やった後だった事もあり、その時はあまりプレイしなかったのです・・・
iPhone AC ですぐ取り上げなかったのもこの辺が理由です・・・

実際には、Rolando は「複数のキャラクターを入れ替えて攻略する」「本体を傾けて操作する」「タッチパネルを利用した仕掛けが多数存在する」「パズル要素が高い」などの点でロコロコとはゲーム性がかなり異なるのですが、最初にプレイしたタイミングが悪かったですね。


でも、Rolando は iPhone / iPod touch のゲームとしては本当に完成度の高い良いゲームですよ。
現在は「2」が発売された影響で、「1」は 350 円に値下がりしており、無料体験版も用意されています。
アップデートも頻繁で、2の発売前にはプレイヤーを飽きさせないよう定期的に新ステージが追加されていました。
こういったメーカーの姿勢にも好感が持てます。

グラフィックがホノボノ系で綺麗、アクション性と頭を使うパズル性もうまくマッチしていて、子供向けとしてもかなりオススメです。
iPhone / iPod touch を持っているなら、1度はやっておくべきではないでしょうか。

Rolando(iTunes が起動します)
Rolando Lite(iTunes が起動します)

(一応、こちらも追記)

Rolando 2: ゴールデンオーキッドを探せ(iTunes が起動します)
Rolando 2 - Chapter 1(2の無料版です。iTunes が起動します)

PSP用 LocoRoco ベスト版
PSP用 LocoRoco 2

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