キャンデーに繋がっているロープを切り、ミニモンスターのところに落とすシンプルかつ新機軸の物理パズルゲーム。
それがこの「Cut the Rope」です。
販売は iPhone アプリのプロモーターの大手 Chillingo。
開発は ZeptoLab という小さなメーカーのようで、詳細は解らないのですが新興メーカーのようです。
iTunes のレビューは非常に高評価で、やってみるとそれも頷ける、とても遊びやすいパズルアプリです。
キャンデーにロープが繋がっていて、指でカットすると切ることができ、それによってキャンデーが「重力と物理法則」に従って動きます。
ロープをうまく切っていき、画面内に座っているミニモンスターのところにキャンデーを落とすとゲームクリアとなります。
言葉ではやや説明しづらいので、下の画像を参考にしてみて下さい。
ロープを切る事で丸いキャンデーの位置が変わっていくのが解ると思います。
一度やればすぐに解るルールです。
また、ステージ内には3つの「★」があり、これをキャンデーで取ってからクリアすることで「クリア評価」が上がります。
単にクリアするだけだと非常に簡単なので、この★を3つ集めてクリアする方法を考える方がパズルゲームとしては楽しめますね。
ステージが進むとロープだけでなく、当てるとキャンデーが昇っていく泡、風を送るブーブークッション、スライドして動かせる支点、ロープを巻き取れるハンドルなど、様々な仕掛けが登場します。
それらがステージの進行に合わせて順次出てくるため、マンネリ化しがちな展開にも変化が与えられています。
ステージはいくつかのエリアに分かれており、1つのエリアは 25 のステージで構成されています。
現在4エリア用意されているので、合計で 100 ステージ。
ただ難易度がそれほど高くなく、数秒で終わるステージも多いので、集中してやると意外と早くクリア出来てしまいます。
よってボリュームの点でやや低めなのが難点でしょうか・・・
ただ、気持ちよくサクサクとクリアしていけるし、あまり難しすぎるのも問題がありますから、これはこれで良いのではないかと思います。
私的には程よく頭を使う、誰でも楽しめる難易度ではないかと思います。
また、今後のアップデートでステージが追加されていく予定のようですね。
iPhone / iPod touch ではピタゴラ系パズルや物理破壊パズル、書いた絵が物質化するものやバランス系のゲームなど、数多くの秀作パズルゲームが登場しています。
しかしそれでもなお、このような新機軸の秀作パズルが新たに登場してくるのですから、ちょっと大げさですが「人間の想像力に限界はないんだな」と言うのを感じますね。
価格も 115 円と安く、見た目もかわいくてルールも解りやすい、万人にお勧めできるアプリです。
ステージクリアにかかる時間が短いので、ちょっとした空き時間に遊ぶことも可能です。
これで定期的なアップデートでステージが増えていけば、十分 iPhone の定番になり得るアプリだと思いますね。
・Cut the Rope(iTunes が起動します)
・Cut the Rope Lite(無料体験版です)
物理シミュレーション
「Dungeons and Coins」です。
以前ご紹介した Coin Dozer や Cookie Dozer が「昔ながらのコイン落とし」を再現したものだったのに対し、こちらはスロットやジャックポットが付いている「今風のコイン落としゲーム」です。
かわいいキャラクターが敵を倒しながらダンジョンを進んで行くという、RPG 風の舞台設定が付いています。

落としたコインが前後している壁により徐々に押し出されていき、手前の穴に落ちると取得できます。
サイドの穴に落ちた場合はロスト(消失)となり入手できません。
ゲームとしてはタップでコインを落とすだけのシンプルなものですね。
このゲームの大きな特徴は、手前中央にある穴にコインが落ちるとスロットが回り、絵がそろうとそれに応じた効果が生じること。
例えば薬や盾の絵がそろうとコインが投げ込まれ、剣の絵がそろうと奥の魔法使いが攻撃を行い、敵が倒されます。
敵を倒すと丸いオーブが投げ込まれ、これを手前の穴に落とすと複数のコインが落ちてきます。
ただ、丸いのですぐ転がっていくため、出来るだけ左右の穴に落とさないようにするのがゲームのポイントです。
敵を7体倒すとボスが登場!
ボス戦では双方に体力ゲージが表示され、剣のマークがそろうと相手にダメージ、何もそろわないとこちらがダメージを受けます。
ボス戦では薬のマークがそろうと体力回復になります。
しょせんはスロットなのでボスに勝てるかどうかは運任せなのですが、スロットのストックを最大まで貯めると、スロットのストック表示に赤いマークが付きます。
この赤いマークの時は必ずスロットの絵がそろうので、スロットのストックが減らないようにコインを落とし続け、赤いマークを並べておくことがボスに安定して勝つ攻略となります。
ボスを倒せれば「JACKPOT」の文字の1つをゲットでき、文字をそろえていくと最後に大ボスが登場。
これに勝利すると JACKPOT スロットを回すことができ、そこで★マークの宝物がそろうと「新しい魔法」を習得できます。
魔法の種類は何と 53 種類! 全部集めるのはかなり大変そうですが、そのぶん長く楽しめると言えますね。

純粋に「コイン落としゲーム」として見ると、コインの物理シミュレートがちょっとヘンで、かなり軽い感じの動きになっています。
やや不自然さがあり、さらに真横から見たような視点のため状態が把握し辛く、コインプッシャーとしては Coin Dozer や Cookie Dozer の方がリアルさがありますね。
しかし Dungeons and Coins は大量のコインがドカドカ落ちてくる場合があり、コインの動きが「軽い」ことと相まって、時には画面中にコインが飛び散る場合があります。
その様子はかなりハデで見ていて面白く、従来のコイン落としゲームにはない楽しさがあります。
逆に難点は、大ボスを倒してもなかなか魔法を習得できないこと。
ザコを7度倒し、その度に出てくるボスを6回倒し、さらにその後の大ボスに勝利しないとジャックポットスロットを回せませんが、そこで魔法がゲットできる絵がそろわないとまた最初からです。
最初の大ボス戦では必ず魔法が習得できるようですが、その後は運任せのようで、大ボスまで辿り着くのに相応に時間がかかりますから、それで何度やっても習得できないと徒労感が募ってきます・・・
※現在はアップデートにより、魔法の習得率が大幅に上昇しています。
また、中央下部のスロットを回す穴にコインを落としてもコインをゲットできないのはかなり不満で、おかしい仕様に思えます。
落としてコインがゲットできるのは、画面下部の左右の穴のみ。
ゲームを進めるためにはスロットを回さなければなりませんが、そのスロットを回してもコインが増えないというのはどうなんでしょうか・・・
おかげでコインは減る一方で、滅多に増える事がありません。
ただコインが減りまくる分、ゲームをしていない時にコインが増えるのは早く、次回起動時にゲームをしていなかった時間に応じて入手できるコインの量は最大 20 枚ですが、そこまで 15 分ほどで到達します。
つまり、「入手量と消費量が双方多いゲームバランス」のようです。
ただ、このシステムは iTunes のレビューを見ても解るように、ちょっと成功とは言えないかもしれません。
だってどんどんコインがなくなっているのを見ると、みんな不満に思いますからね・・・
もうちょっと消費量と入手量のバランスを取った方が良かった気はします。
現時点ではバグも多く、私は落ちたりした事は一度もないのですが、画面下部の広告を誤ってタップすると次回起動時にゲーム画面がおかしくなります。
広告自体もゲーム画面にかぶっているのでちょっと邪魔ですね。
また iPhone 4 の場合、ゲームがマルチタスクに残っている間は、ゲームをしていない間に得られるはずのコインが増加しません。
よって iPhone 4 でこのゲームをやり終えた時は、ホームボタンを二度押して、表示されるマルチタスクのリストの中からこのアプリを毎回削除しておく必要があります。
※現在はこのバグは修正されたようです。
と言う訳で、現時点では不満点やらバグやらもありますが・・・
しかしアプリ自体は無料です。 無料でここまで楽しめれば十分でしょう。
有料でのコイン購入もありますが、無理に買わなくてもプレイし続ける事は可能です。
無料でやらせて貰っておいて文句を言うのも何ですし、今後のアップデートも告知されています。
やはり「コイン落としゲーム」は、ハマれる楽しさがありますね。
・Dungeons and Coins(iTunes が起動します)
ゲームセンターに良くある「コイン落としゲーム」を iPhone / iPod touch 上で再現し、無料で公開され大人気となっていたアプリ 「Coin Dozer」。
その詳細は当ブログでも以前にご紹介しています。
その Coin Dozer のコインを「クッキー」にしたアプリが新たに公開されました。
その名も「Cookie Dozer」! そのまんまですね。
ただ、この Cookie Dozer の公開と入れ替わるようにして、Coin Dozer の方は公開されなくなりました・・・
ゲームはシンプルで、画面の上部をタップしてクッキーを落とすのみ。
それが前後している壁によって押し出されます。
数枚のクッキーをまとめて落とす事も可能です。
クッキーは1枚1枚「物理シミュレート」されていて、押し出されて手前の穴に落ちたクッキーは自分のものになります。
ゲーム内容としては、以前公開されていた Coin Dozer と全く変わりません。
たくさんのクッキーをまとめて落とすと、巨大クッキーを呼んだり左右の穴を塞ぐ防壁を立てたり出来る「スペシャルクッキー」が出現。
たまにケーキやドーナツが落ちてきて、それらを集める事でゲームが有利になる特典を得られるというシステムもあります。
この辺りも Coin Dozer のものをそのまま引き継いでいます。
ただ、ゲームバランスは Coin Dozer の時とは大幅に変わっていて、クッキーがコインよりかなり大きいため、手前に押し出されてくるスピードが早く、明らかに以前より長持ちします。
スペシャルコインやケーキの回収も前より早く行えるため、難易度はかなり下がっていて、展開も早くなっており、前よりより楽しめるゲームに調整されています。
あえて難点を言うと、クッキーやケーキがケバくてあんまり美味しそうじゃないところ・・・?
なお、クッキーはゲーム中は 30 秒で1枚補充され、ゲームをしていない時は 12 分で1枚(つまり1時間で5枚)増えていきます。
なくなったらまた後で、という感じですね。
最初に述べたように Coin Dozer が公開されなくなったので、今は Cookie Dozer しか利用できないのですが、私的にはこちらの方が楽しめるので、クッキーの方を使えば問題はないかなと思います。
どちらも無料のアプリです。
下部に表示される広告にはまだ Coin Dozer の宣伝も含まれているので、もしかすると Coin Dozer が利用できないのは日本のアカウントだけかもしれません・・・
Coin Dozer の難易度が上がった時に iTunes のレビューで、ボロボロに批判されまくったからでしょうか?
これを開発したチームが日本語レビュー読めるのかどうか疑問だけど、★マークは解るだろうし、アップデートの度に批判が繰り返されてましたし。
私的には、「無料でやらせて貰っといてボロクソに言いまくるのはどうよ?」とか思ったりするのですが、でも「無料ゲームだからこそレビューが荒れやすい」と言うのもあるんですよね・・・
これは iTunes に限らず、ハンゲームなどの無料のゲームサービスでもそうなのですが、どうしても無料だと低年齢の人や課金にネガティブな人、この手の知識に乏しい人も集まるため、いわゆる「おバカレビュー」や「的外れな批判」、「課金に対する文句」が出やすくなります。
もちろん単純に「無料だとユーザーが多くなるから」と言うのもあるのですが・・・ 全体的に「レベル」は下がりますね。
まあ実際に Coin Dozer が公開されていない理由は解らないし、単に公開設定をミスっているだけかもしれないのですが・・・
無料アプリのレビューや評価はその辺りを差し引いて見る必要はあるように思います。
話がズレましたが、Cookie Dozer、オススメの無料アプリですよ!
・Cookie Dozer(iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
※ケーキを集めたときの効果
・ドーナツ : スペシャルクッキーやケーキが出やすくなる
・カップケーキ : スペシャルクッキーを落とした時にクッキーを追加で入手
・パイ : 左右の壁の出ている時間が長くなる
・チョコレート : クッキーの増加速度が早くなる
ゴシック調アートのセンスあるグラフィックとネコの鳴き声がかわいい、独特な世界観のシンプルな物理シミュレーションパズル。
それがこの「Cat Physics」です。
難易度はそれ程高くなく、ちょっとしたショートゲーム・パズルと言った感じですが、気軽に楽しめる内容です。
黒と白のネコがいて、ボールを持っている方をタップするとシッポでボールを転がします。
画面には矢印の付いたアイコンがあり、ボールがそれに触れると矢印の方向に飛んでいきます。
矢印のアイコンはドラッグで動かす事が可能で、うまく配置してボールをもう一方のネコの場所まで転がせばクリアとなります。
パズルはそんなに難しくなく、サクサクとクリアして行くことが可能です。
歯車や波打つ床、動く矢印などもあるため、ボールを転がすタイミングが必要なステージもありますが、すぐにリトライ出来るため、何度でも簡単にやり直す事が可能です。
ステージによってはボールをぶつけると倒れる壁や回転するしかけなどがあり、それらは物理シミュレートによってリアルに動きます。
ネコがボールをキャッチした時やタップした時に「みゃおぅ」と鳴くのがいいですね。
ステージは全部で 50 。
難易度はそれほど高くないので、集中してやるとすぐにクリアしてしまうかもしれません。
でもこのゲームの場合、気持ちよくクリアしていけることもゲームデザインの1つだと思います。
センスの良さも魅力の1つでしょう。
価格は 115 円と安く、それを考えると価格以上のボリュームはあると思います。
この値段なら、私的にはオススメ出来るアプリですね。
・Cat Physics(iTunes が起動します)
「投射系物理パズルゲーム」 と言えばいいでしょうか・・・?
それがこの「Angry Birds」です。
このゲームは以前ご紹介した人気ゲーム「Crush the Castle」によく似ています。
しかしコミカルでユニークなキャラクター、楽しげなグラフィックと演出で、全く違う雰囲気のゲームに仕上がっています。
価格も値下がりし続けていて、現在は 115 円。
先に言ってしまいますが、このクオリティーと内容で 115 円というのはかなりお得ですね。

遠くからパチンコ(スリング)で鳥のキャラクターの「弾」を撃ち出し、緑色のブタのキャラクターを倒します。
ブタは木や石、氷の板で作られた建物の中にいることが多いので、まずは建物を崩さなければなりません。
鳥の弾を当てた建物は物理法則と重力のシミュレートによってリアルに崩れていくので、どこに当てればうまく崩せるのか、それを見極めるのがポイントになります。
指定の弾数以内でブタをすべて倒せればステージクリア、弾がなくなってもブタが残っているとミスになりますが、何度でもリトライ可能です。
Crush the Castle と違っている点は、ステージごとに使える弾(鳥)の種類が決まっていて、使う順番も決められている場合が多いこと。
さらに、弾の多くは画面をタップすることで、アクションを起こせる事です。
例えば、青い鳥は画面をタップすることで、任意のタイミングで3つに分裂させることが出来ます。
タップするとダッシュする鳥、爆発する鳥などもいて、そのタイミングがクリアのポイントになる場合が多いです。
また、敵(ブタ)の耐久力が高めで、硬い敵も登場すること、撃った弾の軌道が表示されて次に撃つ時の参考になることなども違う点と言えます。
全体的に完成度の高いゲームで、ルールも解りやすく、誰でも楽しめる内容です。
サクサク進むゲームで、1ステージが短いので気軽にプレイが出来ます。
集中してやると割と早く終わってしまうかもしれませんが、150 以上のステージがあるためボリュームも相応にあると言えますね。
最初に述べたように価格が 115 円と安いので、非常にお買い得なアプリです。
画面の大きい iPad 版も登場していますが、こちらは 600 円・・・ ちょっと高いですね・・・
でも、この値段でも納得できない事はない内容です。
※現在は iPhone 版 85 円、iPad 版 250 円です。
・Angry Birds(iTunes リンクや派生バージョンはこちらをご覧下さい)
それが iPhone / iPod touch アプリになりました!
それがこの「Coin Dozer」です。
シンプルですが無料で楽しむことができ、思わずハマってしまう楽しさがあります。
私も最近、毎日1度はこのゲームをプレイしていました。
旧バージョンにはバグがあり、条件を満たすとコインがいくらでも増える問題がありました。
(特殊コインを取った時のボーナスが、全コインに適用されるバグがあった)
それが修正された後、旧バージョンをやっていた人から「コインが増えなくなった! フザケルナ!」という意見が続発、そのため iTunes のレビューが荒れまくっていますが・・・
今からやる人はそんなの関係ないし、コインがいくらでも増えた状態は本来のバランスではありません。
今の状態でも十分面白いアプリだと思います。

画面上部をタップするとコインを落とせます。
数枚のコインをまとめて落とす事も可能です。
落としたコインは前後している壁に押され、それにより場にあるコインが手前に押し出されます。
手前の穴に落ちたコインは自分のものになります。
誰もが1度はゲーセンで見たことがあるでしょう。
たくさんのコインをまとめて落とすと「スペシャルコイン」が出現、それをゲットすると大量のコインが投下されたり、巨大コインが落ちてきたり、左右のガーターゾーンに一定時間壁が出来るなどの効果が生じます。
たまに「ヨーヨー」や「ぬいぐるみ」などが落ちてきて、それを集める事でゲームが有利になる特典を得られるという楽しみもあります。
コインは1枚1枚「物理シミュレート」されていて、意外に高い技術が使われています。
ただそのために、多数のコインがまとめて動くとやや重くなります。
コインは時間で補充されます。
プレイ中は30秒で1枚、ゲームをしていない時は1時間で5枚ずつ蓄積され、最大 40~50 枚貯まります。
使い切ったら、続きはまた明日(もしくは数時間後)という感じですね。
この点は賛否あると思いますが、ハマり過ぎないので悪くないと思います。
どうしても続きがしたい人は・・・ 邪道ですが、iPhone の日付をいじると・・・
シンプルながら非常にハマり度の高いゲームです。
ゲームセンターのコイン落としが、何十年経っても現役で稼働している理由が解りますね。
前述したように iTunes のレビューには「アップデートでコインが貯まらなくなった! 最悪だ!」と叫んでいる意見が多くあります。
でも、いくらでもコインが貯まるんだったらもうゲームとは言えない訳だし、バグでそうなっていたのだから修正されるのは当然で、私は今の状態が正常で、かつ十分に面白い内容だと思います。
ただ、バグでコインが増えまくる状態は「がんばってアイテムを溜めて、その末にやってくる状態」だったため、それはある意味「パチスロのフィーバー状態」だった訳で、そういうのがあるというのもゲームの面白さであった事は確かでしょう。
アップデートで怒っている人は「フィーバーが終わって怒っている人」のように私には見えます。
フィーバー中は確かに楽しいので、それが終わったら気に入らないのは当たり前ではありますが・・・ でも、「ずっとフィーバー」でどこまで楽しいのかも疑問で、この辺りは難しいところです。
ただ、「何かのタイミングでコインがドーンと増える演出」も欲しいのは確かですね。
ともかく、「Coin Dozer」は私的にはオススメです。 何より無料ですし。
iTunes のレビューが荒れていますが、これから始める人には関係ない意見ばかりなので、内容の是非は自分でプレイして判断するのをオススメします。
アップデートも割と頻繁で、先日のアップデートではコインの動作の改善や、アプリを落とした時に配置がリセットされていた問題などが修正されました。
私的には、有料でも良いからもっとパワーアップしたコイン落としゲームもプレイしたいなぁ、なんて思います。
・Coin Dozer(iTunes が起動します)
それがこの「Finger Physics」です。
完成度の高さに加えて、ステージ数も非常に多く、それでいて 115 円という格安。
無料体験版でも 60 以上のステージがプレイ出来るというお得なアプリで、高評価を受けているのも頷けるパズルです。

このゲームにはクリア条件が異なる数種類のステージがあります。
1つはブロックを順番に配置し、全部配置し終わった後に5秒間安定を保っていればクリアとなるステージ。
1つはブロックを出来るだけ高く配置していき、一定のライン以上の高さで5秒間の安定を保てばクリアとなるステージ。
もう1つはブロックをタップで消していき、画面上部にあるタマゴ型の球体をお皿の中に入れればクリアとなるステージです。
さらにこれらのクリア条件に加えて、重力の影響が少ない月面ステージ、軽いブロックは浮き重いブロックは沈む水中ステージ、くっつく磁石のブロック、ぶつかると爆発するボムブロックなど、様々なステージやブロックが登場します。

多くのステージやブロックが出てくるおかげで展開に変化が与えられていて、クリアしていく楽しみがありますね。
パズルとしての難易度はそれほど高くなく、すでに配置したブロックを後から動かす事も出来るので、割とサクサクとクリアして行くことが出来ます。
また、各レベルのステージを全部クリアしなくても、2/3 クリアすれば次のレベルに進めます。
よってパズルが苦手な方でも遊びやすいゲームです。
ただ、手強いパズルゲームがやりたい方にはやや物足りないかもしれません。
熟慮して解法を導き出していくタイプのパズルではないので、ステージクリアの達成感はちょっと低めでしょうか。
一応、各ステージに 金・銀・銅 のクリアランクがあって、金を狙ってクリアしようと思ったら相応に難易度は上がります。
1つのレベルに9のステージがあって、それが 21 レベルもあるのでステージ数は 189!
Doodle Jump の主人公が出てくるボーナスレベルと、メール登録すると追加されるボーナスレベルを加えると、ステージ数はなんと 200 を越えます。
それで価格が 115 円。 コストパフォーマンス良すぎですね。
アプリ内課金で追加できるレベルもあります。
無料版でも7レベルあるのでステージ数は 63。
これでも十分に遊べるので、まず無料版で試してみるのもオススメです。
操作性も良く、ホノボノ系のグラフィックも綺麗で、BGM も高水準です。
登場後、すぐに欧米で大ヒットしたのも頷けます。
あと、このアプリがこれだけのヒットになったのは、やはり低価格と十分なボリュームがある無料体験版のおかげだと思われます。
価格が安いとメーカーの利益は下がる訳ですが、iTunes のレビューや評価の★は安い方が甘くなりますし、良いゲームが安ければユーザーが増え、それによってネット上の口コミによってさらに評価が高まる好循環が生まれます。
やはりユーザーに「お得感」を与える事が、iTunes でのアプリ販売には必要だと思います。
以前、Smashed を「無料体験版でケチって失敗した例」として紹介しましたが、このゲームはその逆のパターンと言えそうです。
無論、いくら価格が安くても内容が伴っていないとヒットにはならない訳ですが・・・
と言う訳で Finger Physics、オススメ出来るアプリです。
どちらかと言うとパズル好きの人より、パズルをそれほどやらない方や、あまりゲームアプリをやらない人の方が楽しめるかもしれません。
1ステージにかかる時間が短くてステージ数が多いので、通勤時間などに少しずつ進めて行くゲームが欲しい方にもオススメです。
・Finger Physics: Finger Fun(iTunes が起動します)
・Finger Physics Free(iTunes が起動します)