iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

音楽ゲーム

lilt line

強制スクロールのイライラ棒+音楽ゲーム」と言った感じの、シンプルだけどちょっと変わったスタイルのゲーム。
それがこの「lilt line」です。
「lilt」とは「陽気なリズム」という意味ですね。

2010 年度のインディーズ・モバイルゲーム(個人や小グループにより作られた携帯用のゲーム)の優秀作品に送られる賞で、最終選考に残ったアプリの1つです。

liltline

見ての通りグラフィックはとてもシンプル
ルールも単純で、iPhone / iPod touch を傾けて線(ライン)の先端を上下させ、画面が横にスクロールし続ける中で、道(色の付いている範囲)からはみ出ないように動かします。

BGM に合わせて白い縦のバーも流れてくるので、そのバーの中にラインの先端が入った時に、タイミングよく画面をタップする必要もあります。

スコアは減点制になっていて、道からはみ出て壁にぶつかったり、白いバーと重なったタイミングで画面をタップできないとスコアが減少。
スコアが 0 になるとゲームオーバー、ゴールすれば残っているスコアがそのまま得点となり、次のステージに進めます。


最初に述べたように、これは「音楽ゲーム」です
画面をタップするタイミングを示す「白いバー」は BGM のリズムに合わせて出てきます。
道(色の付いた範囲)も曲に合わせた形になっていて、曲調によって拡大/縮小したり、折れ曲がったりします。
壁にぶつからずに進み続けるという点はレースゲームに似ていますが、ゲームはまさに「音楽ゲーム」そのものです。

そしてその「音楽」(BGM)がすごくいい
テクノやアンビエント系の曲が多めですが、クラブミュージックやエスニック風なものもあり、全体的にコナミの音楽ゲーム「ビートマニア」に出てくるような曲ばかりです。
ステージごとに曲は異なり、画面はとてもシンプルですが、BGM は作り込まれています。


iTunes で画面だけ見るとシンプルすぎるために「なんだコレ?」って思いますが、プレイするとノリの良いリズムとそれにマッチしたゲーム性で、「なるほど、これは賞の候補にノミネートされるだけあるな」と思えます。

この画面で価格が 350 円なので、ちょっと手を出しにくいアプリだと思いますし、もうちょっとボリュームが欲しいな、というのも本音ですが・・・

ビートマニアなどの音楽ゲームが好きな方には、オススメ出来るアプリですよ。

lilt line(iTunes が起動します)
 

Beat It!

「音楽ゲーム」かと思ったら、音楽のゲームではあったけど、ビートマニアとか DDR とはぜんぜん違ってた。
そんな音楽ゲームがこの「Beat It!」です。

ドラムのリズムを聴いて、そのリズム通りの譜面を完成させると言った内容ですね。
海外では評価が高いようで、iPhone / iPod touch らしいゲームではあります。

beatit

お手本となる「リズム」を聞いて、ドラムやシンバルなどが鳴っているタイミングの個所に、四角いマークを付けていきます。
すべて正解すればステージクリア、徐々にリズムは賑やかで難しいものになっていき、ある程度ステージをクリアすると次のワールドに進みます。

シンプルなゲーム内容で、「音を聴き分ける聴力」が重要になります
普通のスピーカーで聴いてもタムとスネアドラムとかが同時に鳴ってると(少なくとも私の耳では)ほとんど判別できないので、プレイ時にはイヤホンは必須です。
ステージが進むとシンセサイザーの音とかも混じってきます。
リズムゲームだけあって音は綺麗ですね

また、背景がドットで描かれたファンキーな感じの絵柄(?)で、ユニークな雰囲気が醸し出されているのも特徴です。


でも、「音をよ~く聴きながら、少しずつ答えを探していく」という感じのゲームであり、リズムにノッてプレイ出来るというような内容ではありませんでした・・・
正直、DDR太鼓の達人のような、「叩くと音がする」「特定のタイミングで叩く」というゲームの方が、曲にノッてプレイ出来るので、やっていて楽しいのが本音です。

音楽ゲームではあるけど、「リズムゲーム」じゃないですねぇ。
絶対音感訓練ソフトのドラム版」って感じでしょうか・・・


私的には、それほど楽しいとは思いませんでした
価格も 350 円と内容を考えると割高なので、正直あまりオススメしません。
ただ、ドラムや音楽をやっている人などの、「音の聴き分け」を必要としている人には、その練習になるとは思います。
一応無料版が公開されているので、気になる方はそちらから試してみるのが良いかな。

Beat It!(iTunes が起動します)
Beat It! Free(iTunes が起動します)

 

Ninja Honda Karate

あのサウンドクリエイター Dj nagureo さんの会社「YuDo」で開発された 8bit サウンドの音楽ゲーム。
それがこの「Ninja Honda Karate」です。 略して「NHK」。

アイコンにも「NHK」って書かれていますが・・・ NHK って違いますよね。
忍者ハットリ君の略ですよね。

8bit のサウンドというのは、「昔のファミコンのピコピコ音」だと思えばいいでしょう。
グラフィックもいかにも昔のファミコン風です。

nhk

ゲームとしては、パイプから流れてくるボールを出てきた瞬間にタップする、というものです。
ボールが出てくるタイミングはリズムに合わせているので、BGM のリズムに乗ってタップする必要があります。

ゲームとしてはかなりシンプルですが、ステージが進むとパイプが複数になったり、取ってはいけない毒キノコや爆弾なども出るようになります。


このゲームはその 8bit サウンドと 8bit でシュールで意味不明なグラフィックセンスに、プレイヤーがマッチできるかどうかでしょう。
このセンスとサウンドを「好きだ!」と思える人は楽しめるだろうけど、そうでもない人だと全然楽しめないと思います・・・
よって万人ウケするアプリではないですね。

「音ゲー」として見た場合、正直言ってイマイチだと思います。
まずステージが(本体のみだと)5つ用意されていて、それぞれにステージ 1-1 からステージ 1-5 まであるのですが、1-1 から 1-5 まで全部同じ曲。
つまり 25 面あるけど、曲は5曲しかない。
「曲は5つで難易度が5種類」と言った方がいいでしょうか・・・ さすがに少ないです。
1ステージ 115 円の追加課金で 12 ステージまで購入することも出来ますが・・・ うーん、微妙。

また、曲は有名クラシックの音楽が 8bit サウンドにアレンジされたもの。
あまり「ノレる」という感じではなく、坦々としているアレンジで、ビートマニアの dj nagureo らしさ、みたいなものは全くありません。
この選曲・アレンジも正直イマイチだなぁ・・・


ダンスミュージックをそのままの音源・ボーカルで聞ける音楽ゲームが多い中、この 8bit サウンドのクラシック曲による音ゲーを「面白い」と感じられる人は、かなり限られている気がします。
ただ、好きな人には好きなゲームだと思うので、まったく「面白くない」とは言いません。 激しく人を選ぶでしょうけどね・・・
私的には、このシュールで楽しげなドットグラフィックは好きなんだけどな・・・

このアプリ、以前は価格 800 円でした。
800 円で5曲だった訳で、それだと絶対にオススメしませんでしたが、今は 350 円になっています。
でも 350 円でも私的には微妙です・・・
「8bit サウンドが大好きだ! 三度の飯より好きだ!」 と言う人にはいいかもしれませんが・・・

Ninja Honda Karate(iTunes が起動します)
 

太鼓の達人

ナムコの出した定番の音楽ゲームの一つ「太鼓の達人」。
元はアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)で、実物サイズの太鼓とバチ(叩く棒)が置いてあったという、ゲームというよりは「大型遊技マシン」に近かったものです。

太鼓を叩いて演奏するというシンプルな内容が受けて大ヒット、様々な家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機に移植されました。
それがついに iPhone / iPod touch にも登場しています!

taikonotatuzin

主に歌謡曲(J-POP や アニメソングなど)を中心とした曲に合わせて、タイコを叩きます。
画面に表示されたリズムに合わせて叩いていけばゲージが増えていき、ミスするとゲージが減少。
曲の終了時にゲージが一定以上あればステージクリアとなります。

叩く場所は2ヶ所、太鼓の中央の「ドン」と、隅っこの「カッ」しかなく、非常にシンプルなシステムと言えますが、このシンプルさがウケたゲームと言えますね。
二本の指で同時に叩く大きな「ドン」「カッ」もありますが、これも「二本で叩けばボーナス点」という扱いになっており、一本で叩いてもミスにならないという初心者向けの設計になっています。


このゲームの初代は 2001 年頃に登場したのですが、当時は音楽ゲームの高度化が進み、ビートマニアやポップンミュージック、DDR などのそれまで定番だった音楽ゲームが難しくなりすぎていました。
もはや一般ユーザーが付いていけるものではなくなっていたのですが、そこに「解りやすくて簡単な、誰でも楽しめる音楽ゲーム」として登場したのが、この「太鼓の達人」でした。

だから選曲もビートマニアや DDR のようなダンスミュージックやテクノ系ではなく、その当時の人気曲や、子供でも知っているアニメミュージック、よく知られたクラシック曲のアレンジなどになっており、あくまで「万人向け」「一般向け」として作られています。
ビーマニシリーズ(コナミの音楽ゲーム)に対するアンチテーゼのような存在とも言えますね。


「太鼓の達人」は非常に携帯機器向けのゲームでもあります
先日の DDR の記事でも述べましたが「ビートマニア」のようなキーを押すたびに違う音の鳴るゲームは、その音をすべて個別に用意しておかなければなりません。
それは1曲あたりのファイルサイズの増大を招きます。

しかし太鼓の達人は音が「ドン」と「カッ」しかないので、曲のデータ以外にサウンド用のファイルが必要ありません。
それでいてちゃんとプレイヤーのアクションに合わせて「ドン」と音が鳴るので、どんな機器でも再現しやすく、それでいてプレイしていて楽しいシステムになっていると言えます。
iPhone はタッチパネルだから画面に表示されたタイコを直接叩けるので、なおさら向いています。


iPhone / iPod touch 版はアプリの完成度も高く、快適にプレイする事ができ、各種の難易度ややり込み要素なども用意されています。
ゲーム自体は非常に良くできています!

ただ・・・ 今回販売開始された「太鼓の達人 -人気曲ぱっく-」は 600 円するのに曲が5曲しかなく、音楽ゲームとしてはあまりにも少ないです。

450 円で 20 曲以上、隠し曲まで用意されている DDR S と比べると、どう考えてもボリューム不足で、iTunes のレビューでもその不満が続出しまくっています。
たった5曲じゃこういう意見が続発するというのは解りきっていたと思うのですが・・・
うーん、甘く見たんでしょうかね・・・

ただ、「太鼓の達人」は J-POP などをそのまま使っているので、当然 JASRAC にライセンス料を支払わなくてはなりません。
ここが「曲数のわりに値段が割高」という点に響いているのかもしれません・・・

とは言えゲーム自体はすごく良いし、今後アップデートで曲も増やされると思うので、やはり今後定番になり得る音楽ゲームアプリだと思います。
私的にももちろんオススメです。

しかし現時点では5曲のみ、ライセンス料の関係でどの曲がいくらで販売されるかにも不安があるので、今後の追加曲とその価格を見てから購入を判断する、という方が良いかもしれません・・・

太鼓の達人 -人気曲ぱっく- (iTunes が起動します)
 
 
【後日追記】
太鼓の達人は、初期バージョンへの「追加曲」は行われませんでした。
他の曲が入ったものが別アプリとして公開され、さらに曲のダウンロード購入が可能な「太鼓の達人プラス」が改めて公開されています。
現在ダウンロードするならこの「プラス」がオススメですが、楽曲購入価格は5曲600円のままなので、やはり相応に高額であることは否めません・・・

太鼓の達人プラス (本体無料+追加課金型です)

DanceDanceRevolution S

iPhone AC ではまだ「音楽ゲーム」を取り扱っていませんでした。
でも決して音楽ゲームが嫌いな訳ではなく・・・ むしろかなりやっていた、好きなゲームジャンルの一つです。

と言う訳で今回は、iPhone / iPod touch の音ゲーの大定番。
DDR」こと「DanceDanceRevolution S」をご紹介します。

ddr

ダンスミュージックに合わせて上下左右の矢印が流れてくるので、その方向のボタンをタイミング良くタップします。
タイミングは目で見るのではなく、リズムに合わせることが重要
たまに連続で押す矢印や、押しっぱなしにしなければならない矢印も出てきます。

アプリ全体の完成度が高く、グラフィックが綺麗で演出も素晴らしく、もちろんサウンドもすごく良いです。
iPhone / iPod touch の音楽ゲームとしては間違いなくトップクラスであり、まさに「定番」でしょう。
iPhone は音楽プレイヤーである「iPod」でもありますから、音楽ゲームとの相性も最高です。

ただ、これは個人的な話になりますが、指でやる DDR ってちょっと違和感があるんですよね・・・

私はかつて、かなりの「DDRer(DDRプレイヤー)」でした。
一番ハマってた時は毎日ゲーセンに通い、連日のようにプレイしていて、家でも PS 版 DDR のエンドレスモードを4時間ぶっ通しでやったりしていました。
おかげで体重も1ヶ月で 5Kg 以上痩せ(でもやめたら元に戻った・・・)、太ももの筋肉も短期間に激増、しゃがむと違和感を感じるほどになりました。

だから私にとって DDR というものは、「足でやるもの」なのです。
指でチマチマやるものじゃない・・・

iPhone / iPod touch 版には本体を振ってプレイする「シェイクモード」が用意されていて、体を使ったプレイをしてもらおうという工夫が見られるのですが、本体を振っていると画面が見えない・・・
あまり気持ちよくプレイ出来るとは言えません。

ただ、携帯機器で「音楽ゲーム」を再現するのであれば、ビートマニアより DDR の方が向いているのも確かです。
ビートマニアは特定のタイミングでキーを押す事で、その場面に合わせた音が鳴るようになっています。
しかしこの場合、各場面に合わせた「音」を全部用意しておかなければなりません。
これはファイルサイズを増大させ、携帯機器には負担になり、曲の追加にも時間がかかります。

でも DDR は特定の場面でステップしても、画面に「PERFECT」とか「GREAT」とか出るだけです。 音は鳴りません。
ダイレクト感は減りますが、この方がプログラムやファイルサイズで負担が軽く、携帯機器で再現しやすいです。
また単純に、キーがたくさんあるビートマニアやポップンミュージックより、上下左右の DDR の方が携帯で遊びやすいというのもありそうです。

iPhone / iPod touch 版の DDR アプリは、現在3種類が用意されています。
1つはメインバージョンである「DanceDanceRevolution S」。
1つはその無料体験版である「DanceDanceRevolution S Lite」。
最後に曲の課金購入が可能な「DanceDanceRevolution S+」。

ここでオススメするのはメインバージョンの「S」です。
450 円で 20 曲以上が収録されており、ゲームが進むと登場する「隠し曲」も含まれ、各種のゲームモードや難易度もそろっています。
ボリュームも十分と言えますね。

S Lite」は無料体験版で収録曲は1曲のみ。
通常モードとトレーニングモードがプレイ可能です。
1曲しかないからすぐ終わりますが、音ゲーの経験がない人はこれでまず試してみるのがいいでしょう。

S+」は追加課金バージョンですが、価格的には微妙です・・・
本体は 230 円なのですが、3曲しか入っていません
課金による楽曲の追加購入に対応しているのですが、3曲パックで 230 円、5曲パックは 350 円、1曲バラ売りだと 115 円。
つまり、メインの「S」は 450 円で 20 曲以上楽しめるのに、こちらは 460 円でも6曲しかない訳で、20 曲以上そろえようとすると 1610 円以上、30 曲だと 2300 円。
かなり高いです・・・

そのぶん過去の DDR の名曲がそろっているので、昔ながらの DDR ファンには嬉しいのですが、アーティストの曲はライセンスの問題があるのか含まれていません。
(butterfly や Dub-I-Dub など)

※現在はアーティストの曲も追加されている模様です。

PS とか Wii のパッケージ版のことを考えると、これでも安いのかな・・・
でも携帯アプリなんだから、さすがに高い気が・・・
ちなみに 25 パック発売されていて全部買うと 70 曲以上になりますが、総額 6000 円を越えます。

とりあえずここでは、メインバージョンである「DanceDanceRevolution S」をオススメします。
iPhone / iPod touch の世界的な「定番アプリ」の1つと言って良いでしょう。

DanceDanceRevolution S(メイン版、iTunes 起動)
・DanceDanceRevolution S Lite(配信終了)
DanceDanceRevolution S+(追加課金版、iTunes 起動)

7th deadly beats

ナムコが作った iPhone / iPod touch オリジナルの「音ゲー(音楽ゲーム)」。
レースのような内容とアンビエントでテクノなサウンドが融合した、一風変わったゲームがこの「7th deadly beats」です。

音ゲーの定番「ビートマニア」シリーズで有名になったサウンドクリエイター dj nagureo 氏が起用されていることでも注目されていました。

この dj nagureo さんは iPhone / iPod touch のアプリをすでにいくつか手がけており、ヒット作となっている「Matrix Music Pad」や「8Bitone」などをプロデュースされています。(このリンクは iTunes が起動します)
(ただ、私は Matrix Music Pad や 8Bitone とかは、面白いとは思わなかったですが・・・)

7thdeadlybeats

指をスライドさせて自機を左右に動かし、前方から流れてくるブロックを取ると BGM に合わせたサウンドが流れ、さらに連続で取っていくと自機のスピードが上がります。

一定時間内にゴールするとボス戦となり、ボス戦では画面内に出てくるマークの順番とタイミングを覚え、それを再現することでダメージを与えられます。


が、ぶっちゃけ・・・ 大して面白いとは思いませんでした・・・
正直言って、「音楽ゲーム」としてはコンセプトが間違っている気がします。

楽器を演奏するのが楽しいのは、叩いたり、弾いたりする事で、それに合わせて音が鳴るからだと思います。
DDR(ダンスダンスレボリューション)なんかも、リズムに合わせてステップを踏むから面白い訳です。

しかしこのゲームは前方から流れてくるアイテムを取ることで音が鳴ります。
自機を操作してアイテムを取るということは、自機は早めにアイテムの前に移動しておかなくてはなりません。
つまり、曲に合わせてアイテムの位置に動いたのでは遅いのです。


よって、リズムに合わせて自機を動かすのではなく、リズムとは無関係に自機を先に動かして、アイテムを取ったらプレイヤーの操作とは関係なしに音が鳴る・・・ そんな感じです。
これでは面白くありません・・・

曲を意識しないようにしてアイテム回収に専念した方がうまく行きますが、そんな音ゲー、何か違う気がする。
皆さんも頭の中で考えてみて下さい。 叩くと音が鳴るゲームと、事前に叩くと後で音が鳴るゲームがあったら、どっちが楽しいか・・・

ボス戦も曲に合わせてマークをタップするというより、マークの出る順番を記憶する「瞬間記憶」のミニゲームになっていて、音ゲーという感じではありませんね。

私的には、「サウンドとゲームの融合」という題材は好きです。
それをうまく取り入れた「ルミネス」や「スペースインベーダー インフィニティジーン」なんかは素晴らしいと思います。
ただ、それは「ベースのゲームがしっかり出来ていて、その上にサウンドも加わっている」から良いのであって、7th deadly beats はどちらも中途半端な印象が拭えませんね・・・


とは言え、「ナムコ」とか「Dj nagureo」とかのネームバリューを気にせずに見た場合・・・ そこそこ楽しめるゲームだとは思います。
期待されていたほどの内容ではないというのが本音ですが、これがナムコでなかったら、それなりに評価されるのではないでしょうか。

私的には、350 円ではオススメ出来ませんね・・・
今後セールになって安くなってたら、試してみてもいいとは思うけど。

もしくは、操作に関するコンセプトがアップデートで改められれば・・・
例えば、アイテムを取ったら鳴るのではなく、アイテムの方向に動いた瞬間に鳴るとか・・・

7th deadly beats(iTunes が起動します)

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