iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

3Dシューティング

RAGE / RAGE HD

※iOS アップデートで動作不能になり、さらに日本のストアからも消滅していたのですが、2015 年に復帰した模様です。

欧米で大ヒットし、今では一般的なゲームジャンルとなった「FPS」(3D ガンシューティング)。
その老舗 id Software が開発した、期待の新作 FPS。
その iPhone 版が「RAGE」と「RAGE HD」です。

RAGE HD の方が、iPad の高解像度や iPhone4 / iPod touch 第四世代の Retina ディスプレイに対応した「高画質バージョン」となっています。
一方、単なる RAGE は低負荷で旧機種でも動作します。

FPS というゲームジャンルが広まったのは、id Software というアメリカのメーカーが「DOOM」というゲームを発売したのが大きなきっかけとなっています。
DOOM は次々と出てくるモンスターを銃で撃ちまくる 3D 視点のシューティングゲームで、その残虐性などが問題視されつつも、アメリカで空前の大ヒットとなりました。
その後、id Software は Quake という後継の FPS を開発、非リアル系の FPS の定番メーカーとなり、さらに DOOM や Quake で使われたシステムの提供も行っています。

その id Software が Quake の後継として開発している注目の FPS が RAGE なのですが・・・
何年もかけて開発しているにも関わらず、なかなか発売には至らず、現時点では 2011 年秋の予定となっているようです。

しかしその RAGE が iPhone / iPod touch のアプリとして登場!
当然のように欧米のゲームサイトでは話題沸騰、一躍注目作となりました。
おそらく本編の RAGE のプロローグ版の形だと思いますが・・・ さすが id Software と言えるだけのクオリティーとなっています。

rage

ゲームの内容は次々出てくるゾンビのような怪物(ミュータント)を銃でガンガン撃ちまくる、DOOM や Quake の流れを汲むガンシューティングとなっています。
ただ、血や肉片が飛び散るシーンが連発される残虐表現の強いゲームで、そのため万人にお勧めできるものではありません。 そう言うのが苦手な方はやらない方が無難です。

しかしこのゲームは荒廃した世界で放映されている「テレビ番組」という設定で、そのためオープニングやゴールは番組のスタジオ。
不気味なゾンビ(ミュータント)と戦う廃墟の中にも、撃つと賞金が貰える「的」や、場違いな「ドル袋」なんかがあったりして、戦闘中に MC の実況が入る事もあります。
バイオレンスだけどユーモラス」という雰囲気がありますね。

こうした「モンスターを撃ちまくるテレビ番組」という設定のゲームはアメリカには割とあって、その多くが人気作になっています。
映画「バトルランナー」の影響でしょうか?

このゲームでは主人公は自動で前進します
自分で移動する事はなく、プレイヤーがやるのは出てくる怪物に照準を合わせて撃ちまくるのみ。
ただ、ひっきりなしに敵が出てくるので、かなり忙しいゲームです。
アーケードで大ヒットしたセガの「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」によく似ています

銃は「ピストル」「マシンガン」「ショットガン」の3つを持っていて、画面左上のボタンをタップすることで切り替えられます。
銃には弾数があり、さらに何発か撃つと「リロード」も必要になります。
リロードは自動で行われますが、画面右上のリロードボタンを押しても任意に行う事ができます。
さらに任意のリロードの際に表示されるバーがベストのタイミングの時に再度ボタンを押すと、リロードが素早く行われて攻撃力も2倍になると言う特殊なシステムがあります。

そして大きな特徴は、左下に「回避ボタン」があること。
これを押すと主人公はサッと身をかわします。 敵が投げてくる石やブロックはこれで回避可能で、さらにタイミングが良ければ敵の殴り攻撃も避けることが出来ます。
この「回避と攻撃」をうまく使う事がゲームのポイントで、単に撃つだけではないのが特徴ですね。

RAGE

操作性は非常に良く、ドラッグで視点を変える TOUCH 操作と本体の傾きで照準を動かす TILT 操作があるのですが、どちらも違和感なくプレイ出来ます。
TILT でもこれだけプレイしやすいというのは特筆もので、かなり調整したんだろうなと言うのが伺えます。
残念なのは iPhone4 のジャイロに対応していないことですが、TILT の操作性が良いので、ジャイロ未対応なのが気にならない程ですね。

※アップデートでジャイロにも対応しました。

そしてグラフィックのレベルが凄く、緻密な書き込みのハイレベルなグラフィックが非常にスムーズに動きます
先日紹介した美麗グラフィックの Infinity Blade も凄かったですが、こちらもそれに負けていません。

このゲームの場合、動きが滑らかなのが一番の特徴なので、その凄さは画像ではよく伝わりません・・・
iTunes のスクリーンショットも、「なんでこんな面白くなさそうな画像ばっか掲載してるんだ?」と思います・・・
実際にはもっと綺麗で細かい画面が「ぬるぬる」動きます。

以下は海外の情報サイト Touch Arcade が Youtube で公開しているプレイ動画です。
このゲームは動画でないと、そのグラフィックの凄さが解りませんね。



難点は、ややボリュームがないことでしょうか。
クリアまで 10 分ほどのステージが、3ステージ分しかありません
だからイージーでやるとすぐに終わってしまいます。
難易度はイージー、ミディアム、ハード、ナイトメアの4段階が選べ、ハード以上だとかなり難しくなりますが、自分で目標を決めないと長く楽しめないかもしれません。

また、1プレイが短時間で終わるゲームにも関わらず、「いくらでも点を稼げる方法」があるため、ハイスコアを狙う気になれないのも大きな欠点です。
スコア周りの改善については、今後のアップデートに期待したいところでしょうか。

※アップデートで Game Center に対応、スコアシステムも改善されました。

最初に述べたようにこのアプリには2つのバージョンがあり、HD の方が高解像度対応です。
価格は RAGE が 115 円、RAGE HD が 230 円

HD 版でも 230 円ですから、話題性とクオリティーを考えると格安だと思います。
ボリュームを考えると妥当なところである気もしますが、グラフィックの作り込みを考えるとやはり安いですね。

残虐表現の強いカジュアル FPS なので、誰にでもオススメできるものではありません。
ただ、期待されていた通りのクオリティーを安価で体験できるアプリですから、こうしたゲームが嫌いでなければ、文句なくオススメです。

RAGE HD(iTunes が起動します)

Star Battalion

スターウォーズ風のストーリーを持つ、ゲームロフトのフライトシューティングゲーム
それが「Star Battalion」です。

「フライトシューティング」とはエースコンバットH.A.W.X のような、リアルなフライト(飛行機)シミュレーターにシューティングゲームの要素が加わったものですが、このゲームは宇宙戦争が舞台であり、「リアルさ」のようなものはありません。

しかし良い形でリアルさがなくなっていて、フライトシューティングにある操作の難しさがなく、非常にプレイしやすいゲームに仕上がっています。
敢えて既存のゲームで例えると、「スターフォックス+エースコンバット」といった感じでしょうか。
ゲームロフトなので完全に日本語にも対応しています。

Star Battalion

操作は iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、反応が良くキビキビと動き、妙な慣性も働かないため、初期のエースコンバットのような操作し辛さはなく、非常に快適に動かせます。
この手のフライトシューティングとしては操作性はかなり良い方ですね。

画面を横にスライドすると横方向にローリング。 これは回避だけでなく横への水平移動にも使えます。
画面を縦にスライドすると素早く機体を捻って後ろに反転するため、敵を通り過ぎた後の「切り返し」も簡単に行えます
これらのおかげで、ゲームは非常にやりやすいです。

攻撃はレーザーガン(いわゆる機銃)と、ロックオンミサイル。
ただし攻撃方法はやや変わっていて、ロックオンミサイルは「敵を捕らえてロックオンしてから撃つ」のではなく、ボタンを押しっぱなしにする事で前方の敵を「自動的にロックオン」し、ボタンを離すと発射します。
つまり、敵をロックオンするまで正面に捕らえる、といった手順はありません。

レーザーガンも敵を前方に捕らえると自動的に照準が敵に張り付き、ロックしてくれます。
ただ、レーザーガンは敵をロックできる範囲が正面ではなく、ちょっと上にズレていて、この点がやや解りにくいですね。
また、敵が回避行動をとっているとなかなか当たりません。

ただ、このゲームはどちらかと言うとミサイルよりレーザーガンでの戦闘がメインで、この点はちょっと他のゲームとは変わっていると言えます。

Star Battalion

ストーリーは前述したように「スターウォーズ風」です。
帝国に立ち向かうレジスタンスが自分たちですね。
ゲーム中には頻繁に通信が入り、ストーリーを盛り上げてくれます。

ストーリーに合わせて登場する機体も頻繁に変わり、機体によってはミサイルが放物線を描いて飛んでいくグレネード風になっていたりします。
途中でやられてもチェックポイントから再開可能、チェックポイントはかなり細かく設定されているため、やられても大きく戻されることはありません。

以下は Youtube にアップされているゲームの公式トレーラーです。



とにかくこの手の 3D シューティングとしては、かなりプレイしやすいゲームと言えますね。

あえて難点を言うと、「どこに行けばいいのか解らない」という場合があることでしょうか。
大抵は目標となるターゲットの方向が矢印で示されていて、そちらに向かって飛んでいけばいいのですが、中には迷路のようになっているステージがあって、この時は出口の方向が矢印で示されないため、どっちに行けばいいのか、どこが正解のルートなのか解りにくいことがあります。

でも大半のステージは解りにくい場面はなく、1ステージにかかる時間も 10~15 分前後で、ちょうどいいぐらいです。
ステージ数も多くボリュームもかなりあり、結構「大作」と言ってもいいでしょうね。
iPhone 4 の高画質や Game Center にも対応しています。


価格は 800 円と高めですが、それだけのクオリティーを持つアプリでもあります。 内容を考えると高いと言うことはないでしょう。
まあゲームロフトのゲームなので、セール狙いの人も多いかもしれませんね。
いずれにせよ、オススメできるゲームです

「フライトシューティング」と言えばリアル系がほとんどでしたが、こういうプレイしやすさを重視したゲームも悪くないですね。

Star Battalion(iTunes が起動します)

百鬼夜行(HyakkiYagyo)

初めてからずっと毎日更新していたこのブログ・・・
しかし昨日、ついに更新が途切れてしまいました
理由は「体調不良」とか「忙しかった」とかではなく、単に「すっかり忘れてた」。

でも今日からまた出来るだけ忘れないようにしますので、よろしくお願いします。<(_ _)>

で、今回ここでご紹介するのは縦スクロールのシューティングゲーム「百鬼夜行(Hyakki Yagyo)」です。

hyakkiyagyo

販売開始前にファミ通や appbank さんなどで何度も宣伝を行っていた、プロモーション活動が盛んだったゲームです。
グラフィックは純和風で、「大神」が好きだった私にはすごく好みな感じだったのですが・・・
ゲーム内容は、ちょっと残念な感じでした。

まずこのゲームは自機に「ダメージ」という概念がない。
敵を倒すと攻撃力が上がっていきますが、敵にぶつかると逆に攻撃力が減り、それによってボスや中ボスを時間内に「倒し辛くなる」。
そしてボスや中ボスを倒せなかった場合、逃がせる敵の数(Escape)が減っていき、それが 0 になるというゲームオーバーというシステムなのです。
自機自体が敵にやられる事はありません。

これはこの手のゲームが苦手な人でもプレイできるようにと考えられたもののようですが、あまりにも解りにくく、明らかに説明不足
しかも純和風のゲームなのにゲーム内に日本語説明がない

ザコは逃がしてもいいので、つまりザコはほとんど「倒して攻撃力を上げるための存在」。
後半ステージになると体当たりされることもあるのですが、敵が弾を撃たない(体当たりだけ)なのでザコにやられると言うことがなく、道中は緊張感に欠け、単調な展開です

また、画面を一時止めて敵に直接「丸印」を書いてダメージを与える「大神」の「筆しらべ」をリスペクトしたようなシステムがあるのですが、これでないと倒せない中ボスがいる。
しかしこの辺は何度かプレイしないと解らない点で、この辺も初心者向けの割には不親切です。

オリジナリティーを出そうとしたのは解るけど・・・ だったらもっとどういうシステムなのかを解説すべきですね。
「意味が解らないゲーム」ほど楽しめないものはないのですから

ちなみに BGM は和風の素晴らしいものですが・・・
「コレ、どっかで聞いたことあるなぁ」と思ったら、商用利用可のフリー素材の音楽ですね。
以下のサイトで公開されていますので、「BGM だけ聞きたい!」とか「iPod に入れたい」と思った方は以下のサイトをチェックしてみて下さい。
SHW:http://shw.in/

ここの「Akatsuki JAPAN」と「Enishi JAPAN」です。
寿司タワーディフェンスなんかでも使われていますね。他にも素晴らしい曲が多いです。


シューティングに関してはイマイチなものも iPhone AC で紹介しているので、本家側のページにも後日追記する予定です。
「ルールと攻略が解れば」それなりに遊べるゲームです。
強くオススメできるものではないですが、115 円と価格も安いですし。

なお、このゲームはタイトルに大きく「百鬼夜行」と表示され、一般にもそう紹介されているのに、iTunes の検索では「HyakkiYagyo」と英語で入力しないと表示されません
この辺は売上げにも大きく響くのでは・・・

プロモーションやグラフィックが派手、OpenFeint や Resume にも対応してるのに、ルール説明が不十分で日本語だと iTunes の検索で出てこないなど、何かいろいろ甘いというか、チグハグな気がするなぁ・・・

百鬼夜行(HyakkiYagyo)(iTunes が起動します)

TOP GUN

あの映画「TOP GUN」の版権を得て開発されたらしいドッグファイトのゲームです。
その名もまんま「TOP GUN」。
トムクルーズは出ないけど、あの軽快な曲はそのまま流れます!

topgun

が、やっててイマイチ面白くないって印象・・・

iTunes のレビューを見ると、どうやらこのゲームを「エースコンバット」や 「H.A.W.X」のような自由に旋回できるゲームと勘違いした人が多いようですね。
このゲームのスクロールは常に前に進むのみであり、一般的な 3D シューティングゲームです。 フライトシミュレーターではありません。
既存のゲームではセガの「アフターバーナー」によく似ています
だから、これをやって「前にしかスクロールしないから面白くない!」というのはお門違いでしょう。

でも、じゃあ「アフターバーナー型のゲームとして見て、面白いのか?」と言われると、それもちょっと・・・

ステージが長すぎるし、敵の攻撃も単調
また敵のミサイルの着弾位置が画面に四角いブロックで表示されるため、わかりやすくある反面、かわして攻撃するというよりも、「表示されるブロックの位置を避けるゲーム」という感じになっています。

また、これはゲームが悪い訳ではないのですが、ステージ途中で「クリア条件」が変化する場合があります。
しかしこれがたまに入ってくる通信メッセージに書かれているのみで、しかも英文
なので日本人だと、英語が読めなくてクリア条件が解らないまま、延々と飛ぶハメになりかねません。

人によっては、歌の声がぜんぜん違うとか、戦闘機が映画の F-14 トムキャット じゃなくて F-22 ラプター になってるのが気にくわないとか、そういう点も気になるようです。
確かに映画の題名のまま発売するのなら、映画を模して欲しいというのはありますよね。

ゲームが面白ければ、そういうのも許せるんだろうけど、これでは批判が出るだろうなぁ・・・

・TOP GUN(公開終了)

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