iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

RTS

国破れて山河あり

スクエニが発売した簡易型のリアルタイムシミュレーションゲームです。
スクエニならではのキャラクターグラフィックと大河的ストーリーが魅力。

ゲームのルールは、「拠点と拠点が道で繋がっている Galcon という感じですが、オリジナルルールによって Galcon とは異なるものに仕上がっています。

kuniyaburete

ゲームはリアルタイムに進行し、プレイヤーは任意のタイミングで兵士を他の城に出撃させていきます。
敵や中立の城に攻め込んで勝利すれば城を占領、城を占領していくと徐々に兵士の補充量が上がっていきます。

Galcon はリアルタイムに各惑星の戦力が増えていましたが、こちらは一定時間ごとに指定した拠点のみ、拠点数に応じた戦力が増えるというルールになっています。
また、拠点は道で繋がっていて、その道に沿って進攻する必要があります。

それ意外は Galcon のルールをほぼ踏襲していて、道の上で敵と味方の兵士がぶつかっても戦闘にならない点も似ています。

Galcon と同じく展開はスピーディー、それでいて兵力の補充と進攻・占領という戦術シミュレーションゲームの基本が出来ており、簡易的ながらも戦略性があって楽しめます。
スクエニだからか iTunes の評価は辛口のものが多いですが、私的にはゲーム自体は非常に面白かったと思います。


・・・が、あまりにも本編が短すぎる!
国と国が争う大河的ストーリーが展開されるかと思いきや、1ステージにかかる時間が短いこともあって、あっという間に終わってしまう
何度かゲームオーバーになりながらプレイしていましたが、全ステージクリアまで2時間かかりませんでした。

これで 800 円では、確かに批判は出てしまうでしょうね。
スクエニで 800 円なら、みんなもっとボリュームを期待すると思いますから。
私としてもゲームが凄く面白かっただけに、「もっとやりたかったのに・・・」という印象が強いです。

そもそも Galcon というゲームは「短時間で決着が付く対戦型のゲーム」ですから、それをベースにした場合、相応にステージ数を用意しないとプレイ時間は短くなってしまいます。
また、このタイプのゲームはやはり対人戦が面白いものなので、CPU 戦だけだと飽きられるのも早いでしょう。

このゲームデザインと価格だと「携帯ゲームだからこのぐらいで」みたいな考えはダメだった気がするかな。
一応、クリア後も各マップを個別にプレイして勲章を得られるモードがありますが、スコアやランキングがある訳じゃないので、「やり込み要素」と言える程のものではありません。

でも、このゲームはラストで続編を匂わせる終わり方をしているので、「導入編」みたいな考えもあったのでしょうか・・・?

もしもっとボリュームがあって、ネット対戦が出来る続編が出てくれるのであれば、私的には期待したいですね。

国破れて山河あり(iTunes が起動します)
国破れて山河あり Lite(iTunes が起動します)

Avatar of War

iPhone AC ではポリシーとして、次の3つのアプリは扱いません
エロ系」「残酷系」「2ch 系」です。

このうち残酷系は、「ホラー」として作られている物は除きます。
残虐表現が酷い場合は扱わないと思いますが、例えば「バイオハザード」なんかは最初からホラーですから扱っています。
逆に可愛いキャラクターが血を吹き出して倒れるような「悪趣味」なものは、個人的に嫌いなこともあって却下です。

でも、今回ここでご紹介する「Avatar of War」は・・・
そういう「かわいいキャラクターが血飛沫をあげて下半身だけになって倒れる」ゲームなんですよねぇ・・・
だから本来は扱わない部類なのですが・・・ 困ったことに、ゲームが「すごく面白い」のです。 おまけに安い。

avatarofwar

内容は以前にご紹介した「ギャングストリートウォーズ」のような、一本道の両端から両陣営が兵士を繰りだして戦い合う「一本道 RTS」です。
「ラインウォー」とも言われるようですね。

兵士は半自動で行動し、敵が近づくと勝手に戦いますが、このゲームでは司令官がいて前進や後退などの命令を出すことが可能です。
命令はタッチパネルの上を「>」を書くようになぞると前進、「<」を書くようになぞると後退、しばらく押しっぱなしにすると停止という iPhone / iPod touch の機能に沿ったものになっています。
まあそのぶん、反応が鈍かったり、命令を出してから認識されるまでが長かったりと、あまり操作しやすいとは言えませんけどね

ゲームのポイントとなっているのが「チャージ(突撃)」や「集中射撃」などの命令もあること。
これを使い、停止して守りを固めつつ弓兵で射撃して敵を撃破、敵の守りが薄くなったところで突撃して一気に城を攻め、攻め切れなさそうな時は後退して再び軍勢を再編する、といった戦術を立てることが出来ます。
単に双方が前進し続けるだけのゲームとは違うのが特徴で、資金を使って兵士をレベルアップさせ強くしていくなどの要素もあります。

ただ、敵を倒した時に「ビチャッ」という音がして血が噴き出し、その場に下半身だけが倒れるという残酷な演出があり、どうもこれが好きになれません。
まあもっと残酷な表現のあるゲームはゴマンとあるし、抑えられている方だとは思うのですが、でも不要だよなぁ、この表現

ゲームは面白いからいずれ iPhone AC で攻略記事を作ることもあるかもしれませんが・・・ うーん、考えどころです。

とりあえず、こういう表現があっても構わないという方には、面白いしアプリの完成度も高いし価格も安いしで、かなりオススメです。
アップデートで兵士が死ぬ時の表現の ON/OFF が出来るようにならないかなぁ・・・

Avatar of War(iTunes が起動します)

ギャングストリートウォーズ

当ブログの1回目にして、「iPhone AC に記事を書く程じゃないかなー」シリーズの最初のアプリは、これにしようと思います。
マフィアが戦い合うというリアルタイムのシミュレーションゲーム
ギャングストリートウォーズ」です。

ギャングストリートウォーズ

グラフィックが綺麗で、雰囲気のあるアメコミ調の絵も GOOD!
ゲームは一本道の左右の端にマフィアのアジトがあって、敵のアジトからは敵マフィアがどんどん出てきます。
こちらも資金を使ってマフィアをどんどん雇い、送り込んでいきます。
マフィアはぶつかると勝手に戦闘。
マフィアの種類ごとに「接近戦に強い」「射程が長い」「範囲攻撃が可能」といった特徴があり、状況に合わせて先頭のユニットをタップでつまんで入れ替えたりしながら戦います。

で、最初は面白かったのですが・・・ しばらくやっていると、すぐに「底」が見えてしまいました。 単調なのです。
マフィアを雇いつつ、ダメージを受けたユニットを後方に戻す、というのをひたすら繰り返す感じ。
それに道が一本道ですから、押し込んだら押し返される事はまずありません。

さらにお金を使ってユニットをレベルアップさせられますが、レベルアップの上限がすごく高いので、一点集中でレベルを上げて、そのユニットだけを使った方がゲームがラクになる状態
ユニットが4種類しかないのに、使うユニットを2つぐらいに絞った方が良いので、戦略性が薄すぎます。
レベルアップもほんの少しずつしか強くならないので、パワーアップしている感じが薄い。

ちょっと捻れば面白くなりそうだったので、アップデートに期待して待っていたのですが、3ヶ月以上も音沙汰がないので、その望みもなさそうですね。

ただ 115 円になってるし、無料版もあるので、「ちょっと試してみる」のは悪くないでしょう。

って、ああ、いきなりネガティブだこのブログ・・・ ごめんなさい。<(_ _)>

・ギャングストリートウォーズ(公開終了)
・ギャングストリートウォーズ Free(公開終了)

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