それがこの「Barrel Defender」です。
内容としては「スペースインベーダー」と「ギャラガ」と「キング&バルーン」を足して3で割って、パワーアップを付けたような感じですね。
って、レトロゲームを知らない方には、全然解らない例えですが・・・
敵が次々とやってきて、画面にある四角い「バレル」を持ち去ろうとしますので、取られないようにどんどん撃ち落としていきます。
ひたすら迎撃を続ける「クイックゲーム」と、ステージクリア型の「Wave ゲーム」があり、バレルを全部失うか、攻撃を受けてライフが0になるとゲームオーバーです。
「バレル」は画面の下部に並んでいて上の方に持ち去られていきますが、完全に持って行かれる前に敵を倒せば奪還することが出来ます。
ただし奪還したバレルは落下してくるので、それをキャッチしないと地面に落ちて壊れてしまいます。
すべてのバレルを失うとライフが残っていてもゲームオーバーです。
Wave ゲームの場合は中央部にバレルがあるステージもあり、横方向に持ち去られたりします。
画面は「線画」のグラフィック(Vector)と、大きくてカラフルな「ドット」のグラフィック(Solid)を選択可能ですが、どちらを選んでもレトロ風な見た目ですね。
しかし敵の攻撃は結構激しく、さらに自機の攻撃もパワーアップによって連射や貫通が可能になり、最終的には結構ハデで激しい戦いが繰り広げられます。
そのためゲーム展開も、まさに新旧融合と言った感じです。
パワーアップすれば気持ち良く敵を倒していくことが可能で、難易度のバランスも良い秀作ゲームです。
ただ、敵の攻撃を受けてライフが減っても「バシューン」という音が鳴るだけで、画面上では何の効果も出ないので、音を消していたり小さくしていると、ダメージを受けたかどうかよく解りません。
そのため外出中にプレイし辛く、この点は携帯ゲームとしては欠点と言えますね。
iTunes の評価が思いのほか低いのは、他にも「線画が味気なくて地味」「パワーアップしないうちは攻撃が単発で爽快感がない」などの点がマイナスになっているのだと思います・・・
確かに「初見」だとイマイチに感じるゲームです。
でも、しばらくやってみると面白さが解ってきますし、グラフィックも「Solid」にすれば結構綺麗で、地味さもなくなります。
私的にはもっと評価されても良いゲームだと思います。
価格も安いし、Lite 版もあるし、Openfeint にも対応しました。
私としては、シューティングが嫌いでなければ結構オススメしたいアプリです。
・Barrel Defender(iTunes が起動します)
・Barrel Defender Lite(iTunes が起動します)
(余談)
本当は今日はシューティングゲームの本命かつ老舗のメーカー「ケイブ」の iPhone / iPod touch 参入アプリ第一弾「エスプガルーダ2」を記事にしたかったのですが・・・
iPhone 3G は未対応(3GS のみ)、おまけに土壇場で「iPod touch も非対応です」となってしまったので、プレイすることが出来ませんでした。
プレイ出来るのは「iPhone 3GS だけ」です。
うーん、これってさすがにどうかと・・・
iPod touch(新型)に非対応というのは単なるミスだと思うので、近日中に対応してくれるとは思うのですが・・・
と言う訳で、「エスプガルーダ2」は対応している本体が限られているので、購入を考えておられる方はお気を付け下さい。